仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.04.29
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カテゴリ: 仙台
バスの車内広告で、かたい信用やわらかい肉、と銘打った肉屋さんがあった。上手い文句だなと感心する。創業50年、仙台牛の店。米ヶ袋の「肉のいとう」さんだ。

広告にあるイラストマップで、あのバス通りの角のところだとわかる。たしかに昔からあった。

学生の時分によく通ったし、新聞配達もしていて霊屋橋寄りのGSやこの付近に毎朝立ち寄っていた。たぶん、肉屋さんの並び(GS側)が、あの頃はパンプキンだったのではないかと思うのだが、違うかも知れない。片平の大学正門前から降りて突き当たる場所だが、その手前の左側(今は美容室さんのようだ)だったようにも思う。

■関連する過去の記事(パンプキンと昔のコンビニ)
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■関連する過去の記事(コンビニ事情など)
東北のコンビニ事情 (2005年11月12日)
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震災とコンビニ (2011年4月17日)
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大手コンビニの店舗展開と東北 (2008年8月16日)

さて、あの頃の仙台の肉屋さんというと、思い出がある。

自転車で行ったのか友人の車だったか覚えていないが、河原町から広瀬橋たもとのガードをくぐって、仙台バイパスの方向へ出ようとすると、若林四丁目交差点より手前の若林小学校付近に、「肉のマルハチ」さんがある。道路向かいが「しまむら」だ。

つい先日、車でここを通ったときにも見たのだが、赤いテント地にはっきり「マルハチ」と書いていた。

今は道もゆったり開けているが、あの頃は、道も狭かったのか拡幅工事中だったような気がする。店も今のような堅牢な建物ではなくて、小振りの店構えで看板もさほどくっきりしていないような印象がある。そして、その手書き感のある看板にはこう書いてあった。「肉の ヌルハチ 」。なるほどジンギスカンの繋がりで、遙かなる蒙古と満州の歴史を連想させる気の利いたシャレだと得心しかかったのだが、でも「マルハチ」にも見えるし、どっちなのだろうか。そんな迷いがあったので、記憶に残っていたのだろう。今思えば、ヌルハチとジンギスカンを結びつけた自分の発想がおかしい。

私の経験史では、少なくとも30年数年は営業しておられることになるが、あの頃既に看板は古っぽかった(失礼)ので、こちらも50年の歴史を誇るのではないだろうか。広い構えの店舗からすると、外食のほか、卸しや配送なども手広く営業しておられるのだろう。

自分は進歩がないが、町の肉屋さんは、時代が変わり人が移っても、しっかりと仙台を支えているのです。





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最終更新日  2016.04.29 08:26:46
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