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2年前の世界---------!?
こちらの世界の時間では、既に葉風は死んでいる。
衝撃の事実に呆然となる葉風。
物語は動き出す。
誰がどう支配するか、この理が歪んだ世界を----------!!
いやぁ、 今回はやたらめったら自問自答の左門に笑った(>▽<)
なんだろなぁ、あの人のぐるぐるさ。
で、あまりに計算高い吉野と、それにまんまと乗せられる真広。
実に面白い性格が全面に出た回だったなぁと。
葉風の魔具ですら、時間を遡り、通信出来る相手を探していたと言い出す左門。
「バカな!!ありえん!!」
絶園の樹の復活に失敗したらどうなるか?
そのリスクを犯してでも、失敗しないような根回しをしたという左門。
だから2年の月日が必要だったのだと・・・。
確かに日本へ漂着するには早すぎる瓶詰めにした通信機。
やはり自分は死んでいるのか。
ここは2年前の世界と場所。
「生きていても死んでいる」
今の葉風はそんな幻のような人だという左門。
この島は時間の檻。
最早旅は終わったと宣言し、魔具を置いて立ち去れば安全を保障するという左門。
確かに自分たちに世界を背負うなど無理だった話。
真広はさっさと葉風を見限り、通信機を捨ててしまう。
そんな簡単に?
それでいいのか、真広。
だが、真広は左門に向かって最強の魔具を突きつけたのだ!!
それを発動させて絶園の樹を狂わせれば、世界は崩壊するのに!!
「おいおい、俺がいつ世界の事をきにかけたよ?
世界がどうにかなって困るのはお前らだけだろ」
そう、真広には世界など関係ないのだ。
彼の望みは、愛花を殺した犯人を見つけることだけ。
葉風が使えないなら左門に乗り換える。
それが真広の狙い。
さぁどうする。
「俺の指は軽いぜ」
真広の指が最強の魔具のトリガーにかかるのだった・・・。
はったりではない。
真広のことをそう分析する左門。
いやぁ、ぐるぐるしてる左門が可笑しいってば(^^;)
犯人捜しを命じる真広。
「犯人は鎖部一族の誰かだ」
葉風の魔法の探査結果なのだと。
そして、その犯人を真広の前に連れて来いというのが彼の要求。
その取引を承諾し、哲馬に犯人を調べさせる左門。
このやりとりを見て、自分には止めるすべも力もないけれど・・・数多の犠牲の上に成り立ったこの契約を悲劇だと感じる吉野。
そして、吉野は通信機を取り上げ、葉風に諦めていいのかと励ます。
葉風がそちらに戻れないと分かった時点で葉風の負けが確定したのだ。
今は策も浮かばないという葉風。
その時ハムレットの話を引用した葉風。
それは愛花がいつも言っていた話。
同じハムレットで、復讐の話なのに皆が幸せになる話があると言った愛花。
それは -------「テンペスト」
復讐、孤島の魔法使い。
何故か今の状況にワードが揃いすぎている。
「これは偶然!?」
これを悲劇にしない物語に出来るのか?
そして、それをするために吉野がここにいるのだと。
葉風をここにも戻すことが出来るというのか。
「これが僕に与えられた役だというのなら-----!!」
すると、吉野は突然真広に向かって閃光弾を発動し、最強の魔具を奪おうとしたのだ!!
わけのわからない展開に痺れを切らした左門は刀を抜きふたりに襲い掛かる。
何、この3つ巴の戦い!?
そして真広と左門が戦っている間に、葉風の骨の元へと向かっていた吉野。
彼は真広に告げる。
「僕らは何のためにここに来た」
それは理不尽に殺された女の子を救うため。
なのに同じように理不尽に殺された葉風を見捨てていいのか?
「復讐のためとは言え、お前はそんな悲劇の結末を許すのか!?」
それを仕方ないという真広。
もう死んでる人間をどうすることも出来ないだから。
すると真広は言う。
「それなら、復讐が出来て、葉風を救う手段があるっていうんなら、もう一度葉風さん側につく気はあるって事か」
何を言い出すのか、吉野!?
死人は生き返らない。
「でも、僕には2年前の空間にいるという葉風さんをここに生きて戻せると立証する準備がある」
なんと!!
だが、自分には犯人がじきにわかるのに葉風側に戻るメリットがないという真広。
「メリットはある。
真広、こちらの側につくというなら、お前に愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる」
そうきたかぁぁぁ(><)
なんと吉野はそんな取引したか。
話に乗れば教えてやるという吉野。
そして、葉風を戻すという立証が出来れば信じるという真広。
葉風をここに戻せたら教えると断言する吉野。
タイムリミットは、左門が犯人を連れてくるまで。
吉野の勝算は?
一方、たったひとり、戦いを続ける村夏。
そうか、はじまりの樹に供物として捧げることで、文明品を消すことが出来るというわけね。
攻撃魔法がない代わりに、消すという方法を使ったか。
これもまた面白い戦いじゃん。
だが、彼の前には今度は山本が立ちはだかる!!
「彼氏」
その言葉で状況がひっくり返った。
信じられないと、呆然と呟く葉風。
「じゃぁ、立証を始めるぞ----------」
吉野、一体どんなことをするつもりなんだか。
これはめちゃめちゃ続きが気になる(><)
焦る左門を見るに、きっと何か抜け穴めいたものがあるのは本当なんだろう。
これがどうなるのか楽しみな所。
でも、こんな展開って原作にはないんだよね?
強引に纏める方向なのかしら。
まずは吉野の立証に期待。
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