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2018.11.15

（産経に出典があったので）CSISの「ビヨンドパラレル」記事11/12／「宣告されていない北朝鮮：サッカンモールミサイル発射基地」

テーマ：海外ニュース全般(61)

カテゴリ：いろんなニュース。

元記事
https://beyondparallel.csis.org/undeclared-north-korea-sakkanmol-missile-operating-base/
↑
写真が沢山あるのでぜひ。

宣告されていない北朝鮮：サッカンモールミサイル発射基地
Joseph Bermudez 、 Victor Cha 、 Lisa Collins による 2018年11月12日

主な所見
Sakkanmolは、短距離弾道ミサイル（SRBM）のための宣言されていない運用ミサイル基地である。
これは、Beyond Parallel研究によって明らかにされた、未定の北朝鮮ミサイル運営基地である推定20のうち13のうちの1つである。 1
Sakkanmolは現在、SRBMを装備したユニットを収容しているが、より能力の高い中距離弾道ミサイル（MRBM）を容易に収容することができる。
基地は、非武装地帯（DMZ）とソウルに最も近く、最短の飛行時間を与えています。
北朝鮮の捜査衛星打ち上げ施設の廃止は、多くのメディアの関心を集めながら、これと未宣言の弾道ミサイル基地から米軍と韓国の軍事的脅威をあいまいにする。

Sakkanmolミサイル運用基地と隣接している未確認の軍事施設、2018年3月29日の概要。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

サッカンモールミサイル操業拠点
南朝鮮の首都であるDMZの北85km、ソウルの北西135kmに位置する北朝鮮の戦時帯に位置するSakkanmolミサイル基地（38.584698°126.107945°）である。 2時には「地下ミサイル貯蔵」施設と呼ばれることもあるが、すべての弾道ミサイルを担当する朝鮮人民軍戦略戦隊（KPA）単位。 3基盤は、黄海北部のP山、ソフン、ヨンタンの3つの郡が出会う地点近くに位置している。これらの郡の報告されたミサイル基地への参照を明確にすることは、実際にはSakkanmolミサイル運用基地を指していることを示している。これは、北東9.5kmのトゴルでのミサイル基地への参照にも当てはまる可能性があり、西方31kmのサリウォン地域で弾道ミサイルの報告があった場合も同様である。 4

2018年3月29日、Sakkanmol Missile Operating Baseに隣接する未確認の軍事施設の概要。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

Sakkanmol基地の第1段階建設は、KPAユニット583号（軍事建設局の表意指定官）の特殊なエンジニアを使用して、1991年から1993年の間に始まった。 5この建設の初期段階には、7つの地下施設の掘削とドライブスルーミサイル支援施設、少数の兵舎と支援構造の建設が含まれていた。第1段階は、1999年9月に「27台のスカッドミサイルが北大路のトゴール地域に配備され、ミサイル連隊が形成された」と報告され、部分的に完成した可能性が高い。

翌月の報道によると、華城6号機はサッカンモールなどの戦術的弾道ミサイルの拠点に配備予定だった。 7 1999年の他の報告によると、「北朝鮮はサッカンモルで地下発射台とトンネルを建てている」と述べている。しかし、商業衛星画像にはこれがあるという証拠はなく、地下の地下設備の誤った記述である可能性が高い。 8 2001年初め、ベースは90％が完了したと伝えられ、その最終的な完成は年末までに予想された。 9

2004年頃から、行政、兵舎、住宅、支援施設を持つ未確認の軍事施設の建設が、Sakkanmol基地につながる谷に沿って始まった。実際に基地に接近していれば、この地点を通過してSakkanmolに到達する必要があります。基地との関係を強く示唆しています。この関係は、もしあれば、確認されなければならない。 10

2010年から2011年の間に、Sakkanmolで、兵舎、車両の保守・保管施設、温室、そしていくつかの小さな建造物を基盤に加えた建設活動の第2段階が始まった。 2011年12月、金正恩（キム・ジョンウン）委員長に昇格した後、現実的な訓練と運転準備態勢の強化を強調し、KPA全体に広範な変更をもたらした。これらの変更は、すぐに2013年に戦略的ロケットコマンドを戦略軍に再編し、多くのミサイル基地で重要なインフラ整備をもたらした。 Sakkanmolでは、これらの開発が間違いなく訓練と運用の準備の改善をもたらしたが、わずかなインフラストラクチャーの変化しか観察されなかった。

その時以来の衛星画像は、すべてのタイプの遠隔KPA基地でよく見られるものと一致する基盤へのマイナーなインフラストラクチャー変更を引き続き示しています。 2018年11月現在、基地は北朝鮮の基準によって積極的に維持されています。

組織
約7.8km 2を含むサッカンモルミサイルの拠点は、龍頭川に沿って最初の東を走っていた小さな谷の上に続いて、そして小さな田舎の農業村のサンゴ洞を過ぎて南のサッカンモル（Sakkanmol）その名前）。基地に囲まれた地域の大部分は、空いている山と、その土地を支える小さな農業で構成されています。基地につながる谷の軍事施設や住宅地がそれに関連しているかどうかは不明である。もしそうであれば、基盤のサイズを約12.5km 2に増やすだろう。

Sakkanmol Missile Operating Baseの概要、2018年3月29日。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

基地は、機能的には、農業支援（施設全体に分散した数多くの温室を含む）、主な基地（本部、兵舎、ミサイル支援、車両整備、保管、および様々な小さな支援要素を含む）ミサイル支援施設。 11谷の東と南の枝の交差点に位置し、主な基地です。

Sakkanmol Missile Operating Baseの入退場、2018年3月29日のチェックポイント。（Copyright©2018 by DigitalGlobe）

基地の入り口の真横にある兵舎と住宅地。温室や農業活動の存在は、2018年3月29日のKPA基地の典型です。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

2018年3月29日、本部ビル、文化庁の管理およびサポートビルディング、その他のサポートおよび農業施設を示す本部およびサポートエリア。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

交差点の西にはすぐに兵舎、支援、農業施設があり、東には本部、文化ホール、兵舎、支援と農業支援構造、大きなパレードがあります。

2018年3月29日、基地内のいくつかのサポート施設の1つ。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

本部のすぐ南には、多くの兵舎と車両保守・保管施設（2018年3月29日）があります。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

地下には7つの地下施設（UGF）、兵舎、いくつかの小さな支援施設があります。 UGF（38.572350°126.116094°）は、谷の東側に約400〜500メートル離れた3つのグループに分かれています。それぞれの入り口は6〜7メートル幅で、2つの外側のドアで固定されています。

＃1と＃2の地下施設への入り口の眺め。入り口の前には、2018年3月29日の航空砲攻撃からの入り口を保護するための大きなバームがあります。（Copyright©2018 by DigitalGlobe）

各入り口の正面約13〜20メートルは、UGFを掘削する際に取り除かれた破片から作られた大きな岩と汚れの塊です。これらのバームは高さ約18-20メートル、長さ55-65メートルで、砲撃と空中攻撃からの入り口を保護することを目的としています。各グループ内の隣接するUGFトンネルが内部で接続されているかどうかは不確実であるため、車両（トランスポータ・イレーター・ランチャー（TEL）またはモバイル・エレクター・ランチャー（MEL））がそれらを通過できる。少なくとも、典型的なKPAの実践に従えば、内部で接続された小さなトンネルによってリンクされる可能性があります。出入口の大きさやKPAの実態、土壌の除去量は、これらのトンネルがTEL / MELユニット、リロード車両、その他の技術的車両、消耗品のすべてを簡単に収容できることを示しています。

＃3と＃4の地下施設とそれらの防護柵への入り口。ほとんど目に見えないのは、バームに隣接する2つの大きな護岸です。これらの護岸は、2018年3月29日の緊急事態でミサイル発射をサポートするのに十分な大きさです（Copyright©2018 by DigitalGlobe）。

UGF入り口＃3と＃4のすぐ外に2つの大きな護岸があります。これらの目的は不明です。しかし、緊急時のミサイル発射を支援するのに十分な大きさです。狭い木並みの谷にあるUGF入り口のため、春と夏には衛星画像では見えなくなり、秋には目に見え、冬には雪が降った後に見えます。

＃5地下施設、保護バーム、ドライブスルーミサイル支援施設への入り口と、2つのアースカバーされたシェルター。入り口とサポート施設、2018年3月29日の間には識別できないオブジェクトがあります。（Copyright©2018 by DigitalGlobe）

武装、燃料補給、保守作業に使用される基地のミサイル支援施設は、UGF入り口＃5のすぐ南の谷の上端に位置しています。これは約95m×10-15mのドライブスルー施設と、オープンベイで隔てられた2つの約25mの地面に覆われたシェルターで構成されています。これらの避難所の下にUGFへの入り口があるかどうかは不明ですが、これは珍しいことではありません。

1999年後半からの報告によると、Sakkanmolに拠点を置くミサイル部隊は、総計9-18台のTEL / MELs、本部、有機的な支援部隊で構成される3つの大隊からなる連隊または旅団規模の部隊である。 12 1999年10月の報道によると、KPAは、韓国との国境付近にあるTogol（Sakkanmol）に3つのミサイル大隊を配備しており、北朝鮮は北朝鮮の華北、チャガン、江原道に基地を建設している北朝鮮の平安郡の3つの大隊と約40のスカッドCで構成されている。

韓国の関係者による2006年6月の声明によると、「虎門（サクンモール）スカッド旅団を含む5つの発射基地が黄河区シンエにある」ということを再確認した。最近、2018年11月13日（KST）韓国の青瓦台は、「サクンモールのミサイル基地は、「スカッド」や「ノドン」のような短距離ミサイルのためのものだと言いたい」と述べた。

利用可能な衛星画像からのいくつかの観察結果は、

基地の建物のサイズ、数、およびレイアウトは、およそ旅団規模の他の既知のミサイル運用基地のものと同様である。
ミサイル旅団の装備を支えるのに十分な大きさのUGFへの7つの入り口の存在。
特殊なドライブスルー弾道ミサイル支援施設の存在。
カモフラージュされたタールの下で1つか2つのMAZ-543 TELと思われるものが、UGF入り口のいくつかの前にある衛星画像で時折識別されています。

＃6と＃7の地下施設と保護堤の入り口、2018年3月29日。（Copyright©2018 DigitalGlobe）

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