炬燵蜜柑倶楽部。

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2020.01.22
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カテゴリ: 80年代ポップス
そーいえばこれを忘れてた!
と思ってアフィ見たら、 ずいぶん安部恭弘のアルバムが再発されていたことにびっくら。
やっぱりそういう時代なんだなー。80年代AORを懐かしむ世代が買い込む時代!



​1 ジュリエット​
​2 Line Is Busy​
3 グッバイは甘いリズムにのせて
​4 Rainy Day Girl​
5 You Can Change
6 Music
​7 トパーズ色の月​
8 TIGHT UP
​9 彼の消息​

全曲好き!+その中でも好き!なのがこのアルバムなんだが、その一方で、結構個人的に毒であった時期もあったんだよなー。
発売が1984年。何だかんだで大学時代ずっと好きだった…… のが、まあ当時の憂鬱な部分にするっと入り込んでしまってだな! やばやばやば! という感じだった訳ですよ。

何がやば! だったかというと。
AORとかこの時代のポップスの怖いのは、結構情けなさとかさりげない怖さとか入れ込んでいることなんだよな。
基本的に「中の人」はだいたいふられているとか昔付き合ってた彼女とか、片思いとかそういうことが多くてだな。
その上でまだ優しい…… のか未練持ってるとか、見守ってるスタンス。正直このスタンスの男目線というのは気楽というか、しんどくないってのがありましたな。 シンクロする場合も!

で、怖い裏側が想像できるのは1.9.。
1.は彼氏とどうかなってしまった女性を案じてるんだけど「枕元に隠した薬瓶の中身はもう捨てたよ」だし、9.は伝聞だけど、それでも ある日突然失踪してしまった会社員のことを歌ってる んだよなー。
ある意味この曲、 最初の職場でどんづまりになった時に御守り的に聞いていた記憶があるぞ。「いざとなったら失踪しよう」ってな。
まあその後に「でも結局自分からは逃げられないな」という結論でぐるぐるしたんだけどね。
だからしばらく封印していた時期があった。
そういう怖さをこの優しい声とポップな曲に乗せて流してくれちゃうから怖いんだよ……

こっち系の人々はナイアガラ氏とはまた別の怖さがあるんだよー、ということで!





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最終更新日  2020.01.22 18:56:26
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