炬燵蜜柑倶楽部。

炬燵蜜柑倶楽部。

2020.04.09
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カテゴリ: 80年代ポップス
​おいおい、単にその中の一曲が聴きたかったから古いほうのバージョン仕入れたんだけど、 最近こんなん出てたんですかいびっくり。



1. GO INTO THE TV
2. THIS TIME
3. 7th AVE.
4. WITH
5. THE FLESH
6. ラベンダーの中で
7. 夏の午后
8. 6月・絵と君と
9. 水に眠る
10. 不安定な月
11. もう一度夜を止めて (request)

ここまでがオリジナルに入ってる曲ね。以下が今度の「アンソロジー」にボーナストラックで入ってるもの。

12. 愛がくれるもの -Bonus Tracks-
13. Somebody’s watching you ~誰かが君をみつめてる~ -Bonus Tracks-
14. THIS TIME (extended scratch mix) (英語ver.) -Bonus Tracks-
15. THE RIGHT BEAT -Bonus Tracks-
16. IF EVER YOU FALL (「もう一度夜を止めて」英語Ver.) -Bonus Tracks-
17. 愛がくれるもの ~instrumental~ -Bonus Tracks-

ただ! ワタシはあくまで10.が聞きたくて中古入手したので(笑)。11.は別のベストアルバムに入っていたので無茶苦茶何とやら、なんですが。

なので 10.の「不安定な月」についてだけ語る んですが(笑)。
有木林子氏
ウィキ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9C%A8%E6%9E%97%E5%AD%90
の歌詞がたまらん。

冒頭から

♬失われた故郷 傷ついた大地 果てしなく続く 草原に眠る戦士 風が残る

おいおいおい♬ときめく展開、と来まして、

♬どこに行くのだろう かばんに入れた1枚の写真 君の笑顔を閉じ込めて 駅へ向かう

「君」が何処にいるんだ!
少なくとも一緒ではない、ってことが判るわな。この物騒な雰囲気の中。

​♬景色が走る 時間が飛ぶ 遠い記憶が流れて 二度と ここには帰れない だろう あふれる涙に濡れて​

ここまでが故郷から何処かへ出ていった時のことだな。
二番がその後のことを歌っているとみた。

♬青くにじんだ夜 切り取られた白いつめのような月が 寒そうに浮かんでる 星も隠れている
​♬追われた日から いつも 月は 不安定に震えて  心の底に忍び寄ってくる 押さえきれない孤独​
​​
ここでタイトルの「不安定な月」の存在が出てきますね。
そしてサビメロディが後二回繰り返されると。

♬奪われた日をとり戻して 夢の中へと導く 近づいてくる君の足音 振り向くと目が覚めた
​♬景色が走る 時間が飛ぶ 遠い記憶が流れて 二度と 君には会えない だろう あふれる涙に濡れて​

二度目のこのサビはまた意味が重くなってきますね!

さてこの「アンソロジー」が出るおかげでライナーノートに崎谷氏のひとことが。
http://kenjirosakiya.net/special/realism/linernotes10.html

> 歌詞は亡命のようなストーリーですが、誰でもが経験する大切なものから離れる想い を歌っているつもりです。

亡命……
逃亡だとは思ったけど、彼はそう思って歌っていたのですな。いやまあ当時そう思っていたかは謎ですが。
ともかくこの曲のために買ったんですからね! ……安値中古ですが。





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最終更新日  2020.04.09 19:19:41
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