サメ映画 0
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1989 美女と野獣 [ブルーレイ]※ジャケット(オモテ面)【スタッフ】・製 作 ドン・ハーン・監 督 ゲイリー・トゥルースデイル カーク・ワイズ・製作総指揮 ハワード・アジュマン・脚 本 リンダ・ウールヴァートン【キャスト】・ベル……ペイジ・オハラ(伊藤恵里)・野獣……ロビー・ベンソン(山寺宏一)・ルミエール…ジェリー・オーバック (台詞:江原正士/歌:若江準威知)・ポット夫人…アンジェラ・ランズベリー (台詞:福田公子/歌:ポプラ)・チップ…ブラッドレイ・マイケル・ピアース (山口淳史)※ジャケット(ウラ面)【仕 様】・型 番 VWBP6078・製作年度 1991年・製 作 国 アメリカ・原 題 BEAUTY AND BEAST・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 森みさ/野崎文子・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 約 92分・サ イ ズ 1.78: 1 1920x1080p・音 声 1.DTS-HD マスター・オーディオ 7.1ch (ロスレス) 英 語 2.DTS-HD マスター・オーディオ 7.1ch (ロスレス) 日本語・字 幕 1.日本語 2.英 語・そ の 他 2層ディスク、COLOR、複製不能、 MPEG-4 AVC、dts-HD Master Audio 7.1ch、 A 日本市場向、 Blu-ray Disc、レンタル専用・映像特典 1.音声解説 2.シング・アロング・トラック(英語版) 3.音楽の魔法:アラン・メンケン、 ドン・ハーン&リチャード・クラフト が語る 4.未公開シーン その他※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ディズニー映画史上最高の ラブストーリーが、ブルーレイで登場!本ディスクには、3バージョンの本編が収録されている。1.スペシャル・エディション版・・・ミュージカル・シーン♪人間に戻りたい♪を収録したバージョン2.オリジナル劇場公開版…1991年に劇場公開されたバージョン3.ワーク・イン・プログレス版…1991年ニューヨーク映画祭で公開された絵コンテバーションブルーレイならではの内容だ。贅沢でいいなぁ。(苦笑)【感 想】「美しい色」近年のディズニーアニメの代表作。アニメ映画として、初めてオスカーの作品賞にノミネートされる快挙を為し遂げた。個人的にはディズニーは好きではないが、これはスゴイことだと思っている。映画が誕生して 100年、全く出自の違うアニメが、その年の映画を評価する最高峰の祭典で表彰の対象となったのだ。惜しくも受賞は逃したものの、評価された事実は変わらない。けれど、セルアニメは廃れ、いまや3D―CGアニメ全盛の時代になってしまった。『カールじいさんの空飛ぶ家』や『トイストーリー3』が作品賞にノミネートされはしたが、ピクサーの資産だという見方が正解だろう。ディズニーが永年に渡って作り続けて来たアニメ映画は、再び実写映画と張り合うために修練を重ねなければいけなくなってしまった。ウォルト・ディズニーの遺伝子を受け継いだアニメ映画が、いつか作品賞を受賞されることを願っている。(アカデミー賞の作品賞ともなれば、『絵文字の国のジーン』が受賞したラジー賞の最低作品賞とは、ワケが違う)ストーリーは、多少の違いはあっても、私たちがよく知る民話の『美女と野獣』である。なので、ここでは割愛。(笑)本作品が、他の『美女と野獣』と一線を画すのは、アニメであることとミュージカルであることだろう。充実した楽曲は、名匠アラン・メンケンによるもの。音楽と台詞、場面の転換など、監督さんの演出と相俟って、実に見事な仕上がりだと思う。間然としてスキがない。それに、台詞や歌詞の日本語へのコンバートも素晴らしい。歌も違和感が、ない。浅利慶太さんが携わっていたからかも知れない。そう言えば、劇団四季の舞台も思いのほか良かった。ただ、『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台を観た時も思ったことだが、映画に較べると、どうしても場面の密度で負けてしまう。アルプスの山々や美しい風景、荘厳な教会、立派なトラップ家の屋敷など、物語世界を支える背景が、劇団四季の舞台で見ることは出来なかった。それを補える歌唱力がキャストにあれば別だが、日本中のどこを探したってジュリー・アンドリュースに勝てる歌い手など、いない。(絶対勝てない) それは、四季の『美女と野獣』でも同じだった。だから、舞台装置が果たす役割りは大きい。金森馨さんが、四季の礎を築いて来たことは間違いない。でも、その知識やスキルやセンスが、現代に受け継がれていないような気がして、残念でならない。(溜息)ちなみに、本作品は、日本語吹替えに幻滅はなかった。それは素晴らしいことだと思う。そして、発色の美しい映像は、見事としか言いようがない。とりわけ赤が美しい。必見なので、是非ご覧下さい!【 ディズニー・アニメ 】『0841 アラジン [2-DISC SPECIAL EDITION]』『1334 アトランティス/失われた帝国』『1354 クリスマス・キャロル』『0884 トイ・ストーリー [ブルーレイ]』『0885 トイ・ストーリー2 [ブルーレイ]』『0886 トイ・ストーリー3 [ブルーレイ]』【 ディズニー映画 】『0779 ベッドタイム・ストーリー』『0194 トロン』『0422 魔法使いの弟子』『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』『0535 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』『0536 ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』【 ディズニーネイチャー 】『1615 ディズニーネイチャー サルの王国とその掟』【 ディズニー・オリジナル・ムービー 】『1854 キャンプ☆ロック [プレミアム・エディション』『1855 キャンプ☆ロック2/ファイナル・ジャム』『0978 ハイスクール・ミュージカル』『0979 ハイスクール・ミュージカル2』『0980 ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』『0981 ハイスクール・ミュージカル/ザ・コンサート・ライブ!』『0982 シャーペイのファビュラス・アドベンチャー [ブルーレイ]』『1368 ハンナ☆モンタナ ザ☆ムービー』【 劇団 四季 】『0512 ウエスト・サイド物語』『0511 サウンド・オブ・ミュージック』『0771 美女と野獣(クリストフ・ガンズ監督)』『0229 マンマ・ミーア!』『0513 オペラ座の怪人』
2020.09.13
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0771 美女と野獣※オモテ面【スタッフ】・監 督 クリストフ・ガンズ・脚 本 クリストフ・ガンズ サンドラ・ヴォ=アン・撮 影 クリストフ・ボーカルヌ・美 術 ティエリー・フラマン・衣 装 ピエール=イヴ・ゲロー・音 楽 ピエール・アデノ・クリーチャー・デザイン パトリック・タトポロス【キャスト】・野獣/王子:ヴァンサン・カッセル(山路和弘)・ベル:レア・セドゥ(渋谷はるか)・商人:アンドレ・デュソリエ(塾 一久)・プリンセス:イボンヌ・カッターフェルト(甲斐田裕子)・ペルデュカス:エドゥアルド・ノリエガ(斉藤次郎)・アストリッド:ミリアム・シャルラン(早川 舞)※ウラ面【仕 様】・型 番 ASBX-5899・製作年度 2014年・製 作 国 仏独合作・原 題 La Belle et La Bete・提 供 アミューズソフト ギャガ・発 元 アミューズソフト ギャガ・販 売 元 アミューズソフト ギャガ・価 格 ----・字幕翻訳 丸山垂穂・吹替翻訳 川又勝利・吹替演出 高橋 剛・日本公開日 2014年11月 1日・収 録 本編 約 113分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.日本語 吹替 2.0ch ステレオ ドルビーデジタル 2.フランス語 オリジナル 5.1chサラウンド ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語吹替用字幕 2.日本語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:野獣の秘密、ベルのあやまち。・ウラ面 :ベルが知ってしまった野獣の罪とは――? ラブストーリーの金字塔、待望の実写化! 囚われの身となったベルは、 恐ろしい野獣の、悲しい瞳に惹かれていく 彼が野獣になった本当の理由―― その秘密は“真実の愛”だけが、 解き明かす――野獣とベル、背景には城が描かれ、タイトルにはバラの花が一輪、絡んでいる。悪くないデザインだと思うが、なぜベルが伏し目がちなのだろう。彼女の闊達さや稚気が、野獣の心に響いてストーリーが展開したはずなのに、その辺が表現できていないと思う。それに“野獣の秘密”は分かるが、“ベルのあやまち”って、何だ?ウラ面は、いい雰囲気のイラストだ。階段の踊り場で振り返ったベル、野獣が一段づつ近づいて来ている。野獣がベルに惹かれて行く様子が端的に現れている。総じて、いい雰囲気のジャケットだ。※ディスク【感 想】「美しさと醜さ」映像と音楽と音効が美しい映画だった。セリフを排し、音楽と音効だけで観るのが良いかも知れない。時たま、サイレント映画のように字幕を入れたりして、それくらいで丁度いい、と思う。――昔むかし、或る商人がいました。 3人の息子、 3人の娘に恵まれ、幸せな生活を贈っていました。しかし、或る日のこと、商人の 3隻の船が嵐に遭い、積み荷ごと沈んでしまいます。船は、商人の全財産でした。屋敷や宝石も差し押さえられ、商人の家族は田舎で暮らすことになります。みんなが意気消沈する中、末娘のベルだけは、新しい生活に希望を見いだそうとしていました。……というのが、前段。ベッドで子供たちに“お話し”を語って聞かせる構図や、本の挿し絵が本編映像に変わって行く様子など、この手の作品としては常套手段で、表現そのものに目新しさは、ない。けれど、その一つひとつが丁寧で完成度が高く、すべてのシーン、すべてのカットでCGやVFXが用いられているのではないかと思うくらい手が込んでいる。見事だと思う。絵画のような美術的なセンスにも脱帽だ。――田舎に引っ越して 1ヶ月が経った頃、町に出た商人は、息子がいるであろう酒場に顔を出しました。しかし、それが間違いのもとだったのです。息子は悪い人たちから多額の借金をして追われていたのです。失意のうち帰路についた商人は吹雪に遭い、道に迷ってしまいます。もう駄目かと諦めかけた時、灯りを見つけます。それは、荒れ果てた敷地に建つ大きな城でした。バラに覆われた城の内部には食べ物も飲み物もありました。それに娘たちがお土産に願った品々まで揃っていたのです。ただ一つ、ベルが願った一輪のバラを除いて……。……というのが序盤。この後、商人はバラを盗み、“野獣”に見つかってしまう。そして、皆がよく知る『美女と野獣』のお話しへと、なだれ込んで行く。焦らず急がず、丁寧に撮りながら 2時間の枠内に収めた手腕は、さすがクリストフ・ガンズ監督である。『サイレントヒル』もそうだったが、独特な時間の流れと静けさは、クセになる。(もう少し作品を撮ってくれると嬉しいのだが…)もっとベルの心情に分け入っても良かったような気がする。何度観ても、ベルが野獣に言った言葉、「もう、あなたを愛してるわ」に合点がいかない。ベルは、野獣の素性を知って、一体どこを愛したのだろう。彼の何を愛したのだろう。不思議でならない。ベルを演じるのは、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ。決して美人ではない。けれど、ベルが持つ稚気と生命力を体現していて好ましかった。“野獣”には、『ドーベルマン』や『クリムゾン・リバー』のヴァンサン・カッセル。“野獣”の姿の時も、彼が演じたのだろうか。意図的なのか、可愛らしいデザインを採用している。いまの時代、もっと禍々しい姿にすることも出来たはずだ。そうしなかったのは、これが子供たちに読み聞かせるお伽話だからだろう。昔から語り継がれて来た物語には、さまざまな人たちの意思が働いて、少なからず誤謬がある。破綻している。簡単に言うと、辻褄が合わない。それを、整合性を高めて、映画に仕上げるには、並々ならぬ智慧と意思が必要だ。特に、現代的な解釈を加えるとなると、往々にして失敗する。小さな綻びを大きな綻びにしてしまう。その点、本作品は、実にバランスよく仕上げている。描き込みが足りない部分もあるが、映像的なスペクタクルで補って、あまりあるだろう。フランス映画だが、ハリウッド映画のように分かり易いのも◎。オススメの1本である。
2017.05.14
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0513 オペラ座の怪人※オモテ面【スタッフ】・原 作 「オペラ座の怪人」:ガストン・ルルー・製作・脚本・作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー・監督・脚本 ジョエル・シュマッカー・脚 本 アンドリュー・ロイド=ウェバー ジョエル・シュマッカー・製作総指揮 ポール・ヒッチコック オースティン・ショウ・美 術 アンソニー・ブラット・撮 影 ジョン・マシソン【キャスト】・ファントム:ジェラルド・バトラー「タイムライン」・クリスティーヌ:エミリー・ロッサム 「ミスティック・リバー」「デイ・アフター・トゥモロー」・ラウル:パトリック・ウィルソン「アラモ」・マダム・ジリー:ミランダ・リチャードソン・カルロッタ:ミニー・トライヴァー・フィルマン:シアラン・ハインズ※ウラ面【仕 様】・型 番 ZMBY-2301・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE PHANTOM OF THE OPERA・収 録 本編 143分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・サイズ・音 声 1.オリジナル (英語) ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド 2.オリジナル (英語) DTS 5.1ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・価 格 \3,800円(税別)・発 売 元 アーティストフィルム ギャガ・コミュニケーションズ スタイルジャム・販 売 元 メディアファクトリー・映像特典 1.予告編集(オリジナル予告編、 日本版特報、日本版予告編)【ジャケット】・オモテ面:それは、哀しくも美しい愛の物語・ウラ面 :豪華絢爛!ダイナミック! 大迫力に息をのむ、一大スペクタクル巨編ファントムとクリスティーヌ、シャンデリア――。甘ったるいジャケットの仕上がりに、販売のターゲットが女性であることが分かる。フイトムの眼が、仮面の向こうからこちらを見ているから、間違いないことだろう。(笑) 何となくタカラヅカみたいだ。ウラ面のデザインも豪華なイメージを崩さないシーンを選んでデザインしているが、個人的には好きじゃない。物語の振幅が表現されていない。もっともっとジャケットで表現できる映画なだけに残念だ。【感 想】「劇団四季の『オペラ座の怪人』は凄いらしい」この作品、何故か観始めると邪魔が入る。(笑)何度、中断させられたことだろう。訃報や仕事のトラブル、隣人のクレームなど。それで暫く“お蔵入り”になっていた。またぞろ誰かに死なれてはたまらない。冗談は抜きにして、そういう気持ちになっていた。今年、そういうジンクスはなくそうと、万全を期して観始めた。携帯電話とスマホの電源を切り、インターホンの電池まで抜いた。火災報知器も切ろうかと思ったが、ヘタすると“丸コゲくん”になって死んでしまう可能性があるので、これは諦めた。(その時は、“ファントム”として蘇ろうか……)時間帯も深夜にした。他人が起きていない時間だ。おかげで、今回は無事に完走。でも、根っからの心配性のせいか、集中力に欠けていて、イマイチ楽しめなかった。(苦笑)ま、こんなもんだよなぁ。劇団四季の『オペラ座の怪人』を初めて観たのが、数年前。以来、付き合いもあって何度か観たが、あまり面白くなかった。正直なところ、怪人が歌姫クリスティーヌに募らせる思い、歌姫が怪人に抱く感情が伝わって来なかった。――と言うよりも、何が言いたいのか解らなかった。(汗)友人いわく、私には『ライオンキング』くらいがちょうどいいらしい。(笑)この題材、ブライアン・デ・パルマ監督の『ファントム・オブ・パラダイス』のイメージが強いせいもあるかも知れない。あれは、怪人と歌姫の関係が明確だった。そんなこともあって、潜在的に本作品への忌避感があったのかも知れない。だいたい、「この女、ヒドくない?」というのが偽ざる感想である。支えられ育てられ愛されて来たのに、最後の最後に、キスひとつでそでにする。若い男の許に走る。それでも愛し続けて闇の世界に戻って行った怪人の諦念は、哀しい。おそらく、世の中の娘を持つお父さん方には、この怪人の焦燥や執着、憤りが理解できるのではなかろうか。これが、男女の関係だったら、クリスティーヌはシャンデリアに潰されるべきだ。見事なセットと豪華な衣装、絶妙な照明は、監督であるジョエル・シュマッカーの情熱が伝わって来て素晴らしい出来映えだった。映像的には満足だ。ただ、前述した通り、物語は釈然としない。むしろ、ロン・チャニーが主演した『オペラ座の怪人』の方が面白かったような気がする。思うに、ジェラルド・バトラーが怪人を演じることにムリがあったのだ。体格もいいし、顔立ちも整っている。怪人の持つ劣等感から派生する執着が体現できているとは言い難い。彼が怪人を演じるなら、エロチックな場面の一つや2つないと納得できない。(10年経った今の方が顔も皺くちゃだし老いも目立つ。怪人を演じるに相応しいかも知れない)こうして整理してみると、ガストン・ルルーの怪奇小説をベースにしたミュージカルに何が必要で、何が必要でないか見えて来る。いま一度、劇団四季の『オペラ座の怪人』を見なければ……。以前よりは理解できるかも知れない。音楽と映像はサイコーなので、取り敢えずオススメとしておきましょう!(笑)
2016.08.29
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0512 ウエスト・サイド物語※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロバート・ワイズ ジェローム・ロビンス・製 作 ロバート・ワイズ・音 楽 レナード・バーンスタイン【キャスト】・マリア…………ナタリー・ウッド・トニー…………リチャード・ベイマー・ベルナルド……ジョージ・チャキリス・アニータ………リタ・モレノ※ウラ面【仕 様】・型 番 GXBDA-15930・製作年度 1961年・製 作 国 アメリカ・原 題 WEST SIDE STORY・収 録 152分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・サイズ・音 声 1.英語 5.1ch サラウンド (オリジナル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・字幕翻訳 菊池浩司・映像特典 1.オリジナル劇場予告編※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:アカデミー賞 受賞作品 作品賞他 WINNER OF 10 ACADEMY AWARDS INCLUDING BEST PICTURE 1961・ウラ面 :1961年度アカデミー賞10部門受賞 作品賞・助演男優賞・助演女優賞・監督賞・ 撮影賞・ミュージカル映画音楽賞・美術監督 /装置賞・衣装デザイン撮影賞・編集賞・録音賞 ニューヨークのスラム街を舞台に 繰り広げるミュージカル最高傑作!2002年のリリース。主人公2人が外階段の踊り場で抱き合うシーンが、ジャケットに用いられている。いいシーンだが、大人しい印象だ。冒頭のシークエンスに出て来るジョージ・チャキリスら三人が高々と脚を上げているシーンは、本作品を象徴するシーンで、ポスターやチラシにも用いられている。それを使わず、この画像を用いたことに、デザインされた方のこだわりを感じる。うん、いいジャケットだ。※ディスク【感 想】「金森馨さんと非リズム感」昔、――そう、ずいぶん昔、日生劇場で劇団四季の『ウエスト・サイド物語』を観た。トニー役は鹿賀丈史さん、リフ役は飯野おさみさん、マリア役は久野綾希子さん、ベルナルド役は市村正親さんだったと記憶している。今からすると、実に豪華なメンバーだ。(パンフレットを探し出して確認するだけの気力はありませんので、悪しからず……)あれから何度か観る機会に恵まれたが、あの時のメンバーには及ばない。力強く、妙な熱気に溢れていた。勿論、私自身が学生で、いまよりも遥かに感受性が強かったせいもある。それを差し引いたとしても、素晴らしい舞台だったのは、確かだ。お目当ては、金森馨さんの舞台装置。板付きなら幾らでも作り込める。シロートにも作れる。けれど、これを動かさなければならないとなれば、創造力と、それを可能にする知識と技術がいる。金森さんの舞台装置は、その仕組みの緻密さとダイナミックさでは、他の追随を許さない。まさにスペクタクルだ。照明や音響の技術をも利用して、鮮やかに観客の目を欺く。そのスキルたるや、いまの劇団四季の作品が幼稚に思えるほどだ。(いまの作品はホント、稚拙だと思う)実際、幕が上がったら冷静には観ていることが出来ず、生身の人間が歌い踊り、叫ぶ姿に圧倒された。映画の躍動感も素晴らしいが、やはり舞台にはかなわないような気がする。題材や演出方針にもよるのだろうが、こと本作品に関して言えば、舞台の勝ちだと思う。――とは言え、本作品は、ロバート・ワイズ監督による名作である。オスカーもたらふく受賞し、不動の評価を得ている。ポスターにもなっている冒頭のカットは、本作品を象徴する名場面だ。左足を高々と上げて、両手を水平に伸ばしたジョージ・チャキリスに憧れた。赤いブルゾンを着て何度もトライしたが、私の足は彼ほどには長くないし、柔軟性もない。何よりリズム感がないので、皆が足を上げている時、私の足は着地している。(笑)絶対音感を持っている人もいれば、非絶対音感の人もいる。リズム感だって同じ。手拍子は周囲より半拍遅れるし、ウェーブに参加することもままならない。「あ、早いかな」と思うくらいでタイミングが合う。(笑)だいたいカラオケだって、そうだ。気持ちよく歌い終わっているのに、何故か伴奏は1コーラス残っていたりする。失礼な話しだ、機械のぶんざいで。人間サマが歌っているのだから、合わせろよ、と思う。(だからカラオケには行きたくない)ソーシャルダンスに誘われた時も、何故か周りの人とぶつかってしまう。足を踏んでしまう。どうしてそういうことになるのか理解できない。盆踊りに駆り出された時も、1人だけ違うところで手を上げたり叩いたりしていたらしい。それをして協調性がないと非難されても困る。本人はいたってマジメなのだから……。(困)名場面がオンパレードの本作品は、歌にしろ踊りにしろ、奇跡のように私には見える。そう、本作品は奇跡の1本である。なかなか劇場で観ることがかなわない作品だが、是非とも劇場で観ていただきたい。必ず踊り出したくなります。オススメ!(笑)
2016.08.28
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0511 サウンド・オブ・ミュージック 《プレミアム・エディション》※アウターケースのオモテ面【スタッフ】・製作・監督 ロバート・ワイズ・脚 色 アーネスト・リーマン・作 曲 リチャード・ロジャース・作 詞 オスカー・ハマースタイン2・原 作 ロジャース&ハマースタインの ミュージカルより※アウターケースのウラ面【キャスト】・マリア…………ジュリー・アンドリュース(武藤礼子)・フォン・トラップ大佐… クリストファー・プラマー(金内吉男)・男爵夫人…エリノア・パーカー(増山江威子)・マックス・デトワイラー… リチャード・ヘイドン(永井一郎)※オモテ面【仕 様】・型 番 FXBG-1829・製作年度 1965年・製 作 国 アメリカ・原 題 ROGERS & HAMMERSTEIN’S THE SOUND OF MUSIC・収 録 175分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・サイズ・音 声 1.英 語 4.1ch サラウンド 2.日本語 ステレオ ※本編中の歌部分は オリジナル音声(英語音声)になります。・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・字幕翻訳 森 みさ・吹替翻訳 森 みさ※ウラ面・映像特典 [DISC 1] 1.音声解説(ロバート・ワイズ監督) [DISC 2] 1.メイキング:シャーミアン・カーの 「ザルツブルグを訪ねて」(約14分) 2.ドキュメンタリー:『サウンド・オブ・ ミュージック』が生まれた舞台裏 (約88分) 3.プロモーション素材集(英語音声) ・1973年再公開時のインタビュー※別紙対訳付き ・オリジナル劇場予告編集& TVスポット集他 4.オーディオ・インタビュー集 (英語音声・別紙対訳付き) ・撮影現場からのライブ・インタビュー他※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:WINNER OF 10 ACADEMY AWARDS INCLUDING BEST PICTURE 1961・ウラ面 :美しいオーストリア・アルプスの大自然に、 楽しい歌声がこだまする ミュージカル映画の最高傑作! 1965年度アカデミー賞5部門受賞 作品/監督/音響/編集/編曲※スタッフ&キャストリスト※冊子オモテ面は、本作品のイメージを決定づけた画像が使われている。アルプスを背景に草原で両手を広げて歌っているマリア(ジュリー・アンドリュース)の姿だ。この画像以外の選択肢はないだろう。(サントラのジャケットのイラストもクラシックでいいが……)ウラ面は、♪ドレミの歌♪を子供たちに教えるマリア。白地に画像は1枚だけ。このシンプルさが、リッチな感じでいいなぁ。いいジャケットだ。※ピクチャディスク1※ピクチャディスク2【感 想】「映画ならではのスケール感」昨年(2015年)、浜松町で劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』を観た。よく出来た舞台だったし、映画のスケール感に肉迫していた。ただ、舞台が持つ制約が、そのまま役者の動きに現れていて、イマイチのり切れなかった。また、上演時間の問題からか、前半の楽しいシーンや中盤のヤキモキする場面がコンパクトにまとめられてしまい、充実感が得られなかった。ダイジェストを見せられたような気がした。(もしかしたら、もともと舞台劇だから、そちらに準じているのかも知れない)RCAの出来の悪いサントラを学生時代から聴いて来たが、いまはDVDから音声だけを切り出してiPhoneに入れて持ち歩いている。何度も映画を観たし、繰り返し音源を聴いて来たせいか、曲の順番も長さも、身体に染み付いている。容易に各場面を思い浮かべることが出来る。これだけ親しんだ作品は、ほかにはないだろう。元気になりたい時は、オープニングタイトルからじっくりと聴く。最初のピークが♪自信を持って♪だろうな。ジュリー・アンドリュースが大きなトランクを振り回して歩く姿に、萎えた心も鼓舞される。彼女が演じるマリアの心が、音楽や歌や振り付けに現れた名シーンだと思う。どうして、J.アンドリュースがオスカーを取れなかったのか不思議でならない。次の山場は、♪ドレミの歌♪。躍動感のある演出もさることながら、子供たちのはずむ心に、観ているこちらも元気になる。♪私のお気に入り♪もいい。いつまでも歌が終わらないで欲しいと思うくらい楽しい。(笑)♪エーデルワイス♪の輪唱に、人恋しさも癒やされ、♪すべての山に登れ♪に「力強い人生を歩まなけば」と心を新たにしたりする。活性化する。(ちなみに、カラオケで♪エーデルワイス♪を歌うと、二度とマイクが回って来ないから便利)気分がのっている時は、シスターたちが歌う♪マリア♪。♪ひとりぼっちの羊飼い♪や♪さようなら、ごきげんよう♪も表情豊かで楽しい。歌にも表情があるんだってことを、本作品で初めて知った。ガラスの東屋での♪もうすぐ17歳♪のダンスシーンもステキだ。ミュージカルシーンに残る名場面だと思う。舞台もいいが、オープニングの空撮からマリアの結婚式、ザルツブルク音楽祭のステージの空気感など、映画らしいスケールを随所を堪能できる。そこも魅力的だと思う。『ウエストサイド物語』とともに、ロバート・ワイズ監督の代表作であることに間違いはない。語り出したらキリがない。確かなことは、観終えた後、もう一度、観たくなる映画であるというコト。幾つかの吹き替えバージョンが存在するが、ここはやはり、ジュリー・アンドリュースやクリストファー・プラマー、そして子供たちの歌を楽しみたい。誰が何と言おうと、絶対オススメ!
2016.08.27
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0229 マンマ・ミーア! 【スタッフ】・監 督 フィリダ・ロイド・脚 本 キャサリン・ジョンソン・製 作 ジュディ・クレーマー、ゲイリー・コーツマン・製作総指揮 ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース、 リタ・ウィルソン、トム・ハンクス、マーク・ハッファム・原 曲 ABBA(アバ)・作詞・作曲 ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース【キャスト】・ドナ・シェリダン……メリル・ストリープ(一柳るみ)・ソフィ・シェリダン…アマンダ・セイフライド(小島幸子)・サム・カーマイケル…ピアース・ブロスナン(田中秀幸)・ハリー…………………コリン・ファース(木下浩之)・ビル……………………ステラン・スカルスガルド(福田信昭)【仕 様】・型 番 48345・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 MAMMA MIA!・収 録 約 109分(本編)・音 声 1.日本語(5.1chサラウンド) 2.英 語(5.1chサラウンド) ・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 石田泰子・吹替翻訳 伊藤美穂・特 典 1.みんなで歌おう! 2.未公開シーン 3.NGシーン 4.メイキング・オブ・『マンマ・ミーア!』 5.「きらめきの序曲」(未公開ナンバー) 6.「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」撮影の舞台裏 7.出演者たちの挑戦 8.『マンマ・ミーア!』舞台から映画 9.ミュージック・ビデオ「ギミー! ギミー! ギミー!」 10.ビョルン・ウルヴァース 特別出演シーン 11.フィリダ・ロイド監督による本編音声解説【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :全世界を魅了した大ヒットミュージカルの映画化―― ABBAのヒットナンバーで綴る 最高のハッピームービー! 結婚式前日に現れたのは、3人の父親候補! ヴァージンロードを一緒に歩くのは、一体誰!?オモテ面は、主人公2人、メリル・ストリープとアマンダ・セイフライトの全身像。白い壁にアーチの形のくぐり。遠くに青い海=エーゲ海が見えている。美しいジャケットだ。作品の中身は兎も角、いいデザインだと思う。ウラ面は、申しワケ程度に3枚の取り込み画像。窓からのぞいているのは、ドナと“ダイナマイツ”の2人。せっかくエーゲ海が舞台なのに、その景色を大々的に使わないなんて、勿体ない話しだ。こんなやっつけ仕事ではなく、キチンとデザインして欲しかった。【感 想】「快適、退屈、出来不出来、明るいB級音楽映画の末路」始まって早々に「メリル・ストリープって、こんなに太ってたっけ?」と思った。もともと農夫のような体格だし、『クレイマー・クレイマー』以来、ルックスよりも演技で売っていたから、こちらもあまりスタイルを気にすることはなかった。しかし、ミュージカル作品で踊るとなれば、そうもいかない。「どうするんだ?!」と思っていたらキレのある動きをみせてくれたので、ちょっとビックリした。さすがオスカー女優である。その他大勢のキャストとは格が違う。歌の方もまずまず。原曲のイメージを壊さないレベルには仕上げている。ところが、相手役となるピアース・ブロスナンが大コケ。ダミ声の上、歌もヘタだし、存在感もない。どうも他のキャストから嫌われている風にすら見える。おかげで、めでたくラジー賞を受賞し、本作品の名を永く人々の記憶に残すことになった。何がスゴイって、エンディングロールで80年代の衣装を身にまとって歌い踊るP.ブロスナンである。ここ数年で一番ぶっ飛んだ。“くだらない”というか“しょーもない”映像だった。007を降りて以来、あまり作品に恵まれていなかったが、「ここまで落ちたか」という感じである。ロジャー・ムーアがセルフ・パロディに活路を見出したのに対して、実に情けない有り様である。まぁ責任はプロデューサーや監督にあるのだから、本人が気に病む必要はないのだが、このまま埋もれることなく頑張ってほしいと心から思う。全体的に映像つきのベストアルバムを聴いているような感じだった。しかし、音楽の力強さやゴージャスさに較べて、映像のヘタレ具合いは目を覆うばかり。監督サンやカメラマンの幼稚さは、音楽映画やミュージカルを冒涜しているように見えて不快ですらあった。B級映画だと思えば多少許せる部分もあるが、品位や知性のない映画は、どんなジャンルでも駆逐すべきだと私は思う。これなら数十年前に観た『ABBA THE MOVIE』の方が数万倍もステキな映画だった。まぁ、明るい作品だから、映像を観ずに流しっぱなしにするにはもってこいかも知れない。ただ、いまの若い人たちが本作品を観て、「音楽映画ってこんなもんか」とか「ミュージカルってカッコ悪い」とか思ってしまわないか、それだけが心配である。駄作は黙っていても、そのうち消え去ってしまうが、人々に与えた影響は永く残ってしまう。フレッド・アステアのダンスに較べたら、本作品のそれは手足をバタバタさせているようにしか見えない。オススメ致しません!
2015.11.19
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