inti-solのブログ

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2008.10.04
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カテゴリ: 政治
麻生は所信表明演説の最初に「日本は強くあらねばなりません」と言っています。最初にそう言っているくらいだから、それが麻生の主張の最重要部分ということになるのでしょう。
でも、私には日本が強くあらねばならない、とは必ずしも思えないのです。もちろん、易々と外国に侵略されてしまっては困るので、「ものすごく弱い国」ではまずいと思いますけれど。
私は、「国民が幸せであること」こそがもっとも基本的・重要な国家の目的でなければならないと思っています。そのために「強くある」ことが必要だというなら仕方がありませんが(でも、それは手段であって目的ではないと思うけれど)、本当にそうでしょうか。

かつて、旧ソ連は世界で二番目に「強い国」(軍事的に)でした。また、周辺諸国に対して、とても「強い態度」を取っていました。では、その当時のソ連国民は幸せだったのでしょうか。現在の米国は、軍事的にも経済的にも世界一「強い国」です。世界中で、敵対的な国に対して「強い態度」を取っています。では、米国民は幸せなのでしょうか。どうも、私にはそうとは思えないのです。
日本は、不況だなんだといっても、世界で有数の経済大国です。軍事的にも、世界有数の軍事「費」大国であり、海上戦力と航空戦力は非常に強力です。経済的にも軍事的にも充分すぎるくらい強い国です。今更、もっと「強い国」になることが、国民のしあわせにつながるとは、とても思えません。
というわけで、与党の所信表明演説なのに野党に質問するという マウンド上でバットを振る ようなやり方も問題ですが、麻生が持っている国家観そのものも、私には受け容れがたいものを感じます。

麻生の所信表明演説
http://jp.youtube.com/watch?v=KQhLP5nF_K8
http://jp.youtube.com/watch?v=ee8PUIzvEsg&feature=related





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最終更新日  2008.10.04 15:29:10
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もっと広く情報を集めてみてください(1)  
通りすがりの大学生 さん
 はっきり申し上げましょう。
彼の言う「強い国」=「軍事国家」ではありません。
貴方様は、新聞やテレビの報道ばかりに依存していませんか?動画リンクは貼ってありましたが、
ニュースで取り上げられた偏った内容の部分を見るだけでなく、所信表明の全体を聞いたならば、おそらくこのような解釈はなさらないでしょう。
 貴方様の文章を否定するつもりはありませんが、「強い国」に関する解釈は完全に見当違いになっていると思います。
私は「世界の国々を豊かにする為に日本が経済的にももっと強固な土台を築き、世界を強くリードしていくこと」という風に理解しています。

 メディアでは大きく伝えられる事はないと思いますが、総理は「自由と繁栄の弧」という、
各国と協力して、東南アジアや旧ソ連国家・中東などのユーラシア大陸を繁栄させる役目を
日本が先頭に立ち担っていこうという構想を持っています。
「外交の麻生」と言う言葉をテレビなどでも耳にしませんか?
彼は外務大臣を経験し、これらの国々との対話を怠りませんでした。
(「小さな国々」との交流は「米中韓」などの国との交流とは違って、メディアは大きく取り上げません。)

 日本という国は、明治・大正期と「小さな国」ながら数々の世界貢献をしてきました。
しかし豊かな国となった今、日本は他の国々―特に経済的に弱い立場にある国々に、
自国の豊かさに見合う貢献はしているのでしょうか。(実際全くしていないわけではありません)
 彼は日本に更なる役目を担わせたいと考えているのです。
(2008.11.15 04:05:28)

もっと広く情報を集めてみてください(2)  
通りすがりの大学生 さん
 しかし、他国を豊かにするのは膨大なエネルギーが要ります。お金だっているのです。
ですから日本は経済的にも、外交面でのリーダーシップや発言権も「強く」ならねばなりません。
これが彼の目指す「強い国」なのです。
経済の土台を強くして、不幸になる日本国民は居ないと思います。
ですからこれは、日本国民の幸せと世界の国々の人々の幸せを目指す、素晴らしい方針だと思うのです。

 もちろん、「自由と繁栄の弧」に関することだけで「強い国」といったのではないと思いますが、
彼の申す「強い国」を理解していただくには例として上げやすい為に、取り上げてみました。

 また、野党への質問は演説の中のほんの一部です。
形式的にも、自分の意見を述べてからどう思うかという「投げかけ」の形式でありました。
メディアががこぞって「その部分だけ」を取り上げて、質問ばかりであったかのように伝えられてしまっただけです。
 演説自体は彼の政治色が強く繁栄されていて、「誰かに丸々書いて貰った」ような文ではありませんでしたよ。

 私の総理に対する評価は、アメリカ寄り、中国・韓国寄りといった偏った外交感を持つ政治家が多い中、
彼のグローバルな視点はとても貴重だと感じています。
 小泉総理のアメリカに擦り寄るような態度には反吐が出ていましたから。
 しかし、かく言う私も今回の給付金などの政策は良くないと思っています。
今はまだ政府も思いついたことをぽろぽろ零している時点なので、完全な批判は全体が見えてからにしますが、
お金を給付する為に多額のお金を費やして実施するのは馬鹿げています。 (2008.11.15 04:07:42)

追加  
通りすがりの大学生 さん


かく言う私も政治分野には盲目です。しかし、日本国が良い国になる事を望んで止みません。

 最後に。
ごちゃごちゃ申し上げすみませんでした。日本人は政治に無関心すぎますよね。ですから政治に言及するblogはとても貴重です。これからも是非政治に関する記事を書いてください。  (2008.11.15 04:09:43)

Re:もっと広く情報を集めてみてください  
RYO0492  さん
通りすがりの大学生さん
初めまして

>彼の言う「強い国」=「軍事国家」ではありません。

私は、日本は「経済的にも軍事的にも充分すぎるくらい強い国です。今更、もっと「強い国」になることが、国民のしあわせにつながるとは、とても思えません。」と書きました。麻生の言う「強い国」が軍事的な意味のみを指している、などとは思ってもいませんし、書いてもいません。
「強い国」が軍事的にであろうが、経済的にであろうが、あるいは国際政治上の発言力やその他の何かであろうが、基本的には同じことだと思います。
例えば経済的に「強い国」であろうとして、企業が合理化、リストラに邁進すれば、そこで働く人にとっては必ずしも幸せな結果にはならないでしょう。
もちろん、弱すぎても困りますが、だからといって強ければいいというものではありません。

>ニュースで取り上げられた偏った内容の部分を見るだけでなく、所信表明の全体を聞いたならば、おそらくこのような解釈はなさらないでしょう。

言うまでもなく、リンク先のほぼ全体を見ていますが。

>しかし豊かな国となった今、日本は他の国々―特に経済的に弱い立場にある国々に、
>自国の豊かさに見合う貢献はしているのでしょうか。(実際全くしていないわけではありません)
> 彼は日本に更なる役目を担わせたいと考えているのです。

日本のODAは一時期は世界一の規模であり、現在は額が減ったものの、依然として世界有数の規模ですし、「強い国」であることと国際貢献は、イコールではないでしょう。
先に書いたように、日本は不況とは言え、依然として世界有数の経済大国です。こんなに「強い国」でありながら、なおもっと強い国にならなければ「国際貢献」ができないというのは、何か強迫観念じみたものを観じます。 (2008.11.15 10:16:04)

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