inti-solのブログ

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2010.12.11
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テーマ: ニュース(96531)
カテゴリ: 政治
3年ほど前、大連立構想というのが持ち上がったことがありました。当時は衆議院は自民党が過半数(だから政権は自民党)で参議院は民主党が多数という状況でした。今は衆議院は民主党が過半数(だから政権は民主党)で参議院も第1党は民主党なのですが、過半数は割り込んでいる状態。そうしたら、またぞろ大連立構想が持ち上がってきたようです。実際の火元がどこにあるのか、本当のところはよく分かりませんが、少なくとも目立つところで動いているのは、読売新聞のナベツネこと渡邉恒雄会長であるようです。前回の時もそうでした。

今のところは、幸いなところ民主党も自民党も、もちろん他の野党も総じて否定的であるようです。当然だろうと思います。ただ、今後の政治情勢次第で何がどうなるか分からないところもありますが。
大連立などというのは、まったくの数合わせの野合に過ぎません。そんなことをやるなら、昨年の政権交代は何だったのかということになる。「もう自民党政権はやめてほしい」という民意の表れが、あの政権交代だったはずです。おそらく、民主党が選択されたというより、自民党が愛想を尽かされたという方が、より事実に近い。そして、その民意は、今もそう大きくは変わっていません。菅内閣の支持率は低迷して、民主党はガタガタですけれど、それでも自民党に支持が集まっているわけではない。この夏の参議院選挙で、自民党が大勝したように見えるのは、小選挙区の魔術によるものであって、実際の得票率と得票数では、去年のあの歴史的惨敗をも下回る数字しか取れていません。( 以前の記事参照 )

つまり、民主党も支持を失いつつあるけれど、自民党はそれ以下の状態です。その自民党を政権に戻しましょうというのは、民意をまったく無視することであり、政権交代がまったく無意味なものとなってしまいます。それでもやるというなら、どうぞ改めて総選挙で民意を問うてください。

それにしても、ナベツネはなんでこんなことをやりたがるのでしょうか。あの人物を「ジャーナリスト」だとは私はもはや思わないけれど、少なくとも世界最大と言われる新聞社の経営者ではあります。その人物が、政治の世界に公然と首を突っ込んで、まるでフィクサーのように動いている。本当に彼自身の発案なのか、それとも誰かの意を受けてやっているのかまでは分かりませんけれど。
私は、新聞社に不偏不党を要求するつもりは必ずしもありません。たとえば、産経新聞は露骨に反民主党、それはそれで言論の自由というものではあります。私は産経新聞は大っっっ嫌いですが。ただ、○○新聞が何党を応援する、あるいは何党に反対するということと、数合わせの野合のための密談(公然たる行動だから、密談出もないかも知れませんが)の音頭を取るのは、必ずしもイコールではないはずです。それは、もはや報道機関の行動と言うよりは政治家の行動という方がふさわしい状態としか思えません。
報道機関のトップが取る行動として、こういうのはどんなものかと私は思います。





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最終更新日  2010.12.12 00:15:46
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