たぶんおもしろいので、よろしかったらどうぞ

たぶんおもしろいので、よろしかったらどうぞ

2023/12/09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

定年過ぎまで実直に勤め上げた人だったから、それなりの蓄財はできたが膨大な財産というわけではない。
相続税の計算を税理士さんに頼もうとしても額が少なくうまみがないためか、受けてくれない。
仕方ない、自分でやるか。

手続きで一番面倒だったのは義母の個人番号がわからなかったことだ。
反骨精神旺盛?な人だから、黙って政府の言うことなんか聞くかというスタンス。
マイナンバーカードは要らないという心意気は理解できても、相続税の申告では個人番号の記載が求められる。

おまけに困ったことに義母は圧迫骨折で入院中。
マイナンバーカードは無論のこと、個人番号通知カードさえどこにあるかわからぬという。
カミさんと実家の片付けということにして家探しをした。
大事そうな書類は全部ひっくり返したが、徒労だった。

最後の手段は、個人番号記載の住民票を取得すること。
そう言っても本人は不在。
委任状を書いてもらい、カミさんと義母の関係を証明しても簡単には出してくれない
住民票の住所に書留で送り、それを受け取るしか方法が無いという。
無人の家だから配達されても誰もおらず持ち帰り。

届いたころを見計らって出向くと、不在通知が入っていた。
配達時刻を指定し、郵便屋さんの到着をただただ待つ。
個人番号を知るのに二日もかかった。

義母が元気ならすんなり書類がもらえたかというとそうも行かず、何しろ顔写真付きの身分証明書を一つも持っていないのだ。
本人である証明ができない。
結局役所の発行する書類を受け取るには、自宅まで書留で郵送されるのを待つしかない。

昔はもっと緩かったのになと思ってしまう。
うちのかみさんもパスポートが失効し、運転免許は持っていないので、顔写真入りの身分証明書が何一つなかった。
マイナンバーカードで助かっているごく少数の一人かも知れない。

その時まで必要も無く実印を持っていなかったり、顔写真入りの身分証明書を持っていなかったりですると、面倒になりがちだと思う。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023/12/09 01:40:00 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: