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さて今日は株式投資本オールタイムベスト第41位金融版悪魔の辞典 (ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社) の好評第4弾です。確実性 投資家のみんなはこれを求める。しかし、このような状態は、過去にも、現在にも存在したことがなかったし、将来も存在しない。 これは名言ですね。そういえば名著 デイトレードでもほとんど同じ表現があったことを思い出しました。マーケットタイミング ベア(弱気)相場で損失を避けようとすること。ただ、それをすると結果的に、ブル(強気)相場での儲けも避けることになってしまうことが多い。 上で見たように「確実性がないのがマーケットの唯一の真実」なので、そのタイミングを計って投資をしようなどというのは、「相場の神」に背こうとするとんでもない行為です。私はこのマーケットタイミングという言葉を聞くといつも、名著 敗者のゲーム を思い出します。以前の書評から一部を書き出してみますね。。。 私がこの本から学んだ最大のメッセージは、 投資家は「稲妻が輝く時に」市場に居合わせなければならない。 という重要な教訓でした。 これはあまりにも有名なグラフですが、 1982~1990年の8年間の期間で市場が上昇したベストの10日を逃しただけでどれほどパフォーマンスが悪化するのか(18%→12%) を示しています。つまり、 我々投資家は良い時も悪い時も、常に市場に留まり続けなければならない、そうしないと「稲妻の輝くとき」を逃してしまう ということです。 市場の将来を自力で予測して、「マーケットタイミング」に賭けるというのは、「悪魔の囁き」であり決して耳を傾けてはならない というのがこの本のメッセージなんですね。(書き抜き終わり) 私は彼の言葉は真実だと思いますし、市場を広く観察していてもマーケットタイミングを計り続けることで大成功した投資家というのはほとんどいないようにも感じています。 (続く)
Dec 31, 2016
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第41位金融版悪魔の辞典 (ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社) の第3弾です。アクティブ アクティブなマネジャーが1年間何もしなければ、パフォーマンスが約1%上がることは、複数の研究が証明している。 これは残念ながらアクティブファンドの「不都合な真実」ですね。 クローゼットインデックス アクティブ投資のなかで最もアクティブではないスタイル。。。指標となるインデックスファンドとほぼ同じ証券を保有することで、パフォーマンスが指標を大きく下回る可能性を最小限にして、最大限の手数料を取ろうとする。 「クローゼットインデックス」という言葉を聞くと私はすぐにさわかみファンドが頭に思い浮かびます。さわかみのおやびんの運用哲学はとても素晴らしいものですが、過去10年間の投資成績を見ても、またその「これから咲く花」ではなく、「すでに咲き切った花」的な銘柄をPF上位に据えている姿勢からしても、現状はクローゼットインデックスになってしまっているのではないか?と個人的には思っています。規模が大きくなりすぎて運用が難しいのでしょうが、日本を代表するアクティブファンドですし、文字通りもっと「アクティブ」に戦ってほしいとファンドホルダーとして願っています。ヘッジファンド 手数料は投資信託の10倍で、パフォーマンスはインデックスファンドの半分で、所得税の税率はタクシードライバーの半分、エゴの強さはロックスターの3倍。 笑いました。痛快な表現ですね。 (続く)
Dec 30, 2016
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第41位金融版悪魔の辞典 (ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社) の第2弾です。 さてそれでは、この本の中で私が最も面白いと思った大トロの部分だけを皆様と一緒に見ていきましょう。IPO 新規公開株式 正確に言えば、「インサイダーの個人的なチャンス(Insiders’ Private Opportunity)」、「 想像上の利益のみ (Imaginary Profits Only)」、「それはおそらく割高 (Its’ Probably Overpriced)」などとなる。→ とても面白い表現で心に残りますね。(笑)さてIPO銘柄の劣悪なパフォーマンスについては、超名著である 株式投資の未来 の中で著者のジェレミー・シーゲルが指摘している通りです。彼は詳細なデータと共に、「IPO投資家の運用成績は全体に、市場平均を年率2~3%下回る。」と述べています。 また自分自身の実感でもIPO銘柄への投資と言うのは「全体として全く割に合わない。」ものであると感じています。更に、著名バリュー投資家の ガイ・スピアも、これまで1回もIPO(新規株式公開)には投資したことがないし、これからもしない。。。出所が有害なので、たまの勝ち組を逃すことになったとしても、買い物リストにはIPOを載せないほうが安全なのである。 と述べています。 そして私自身も基本的にIPO銘柄へは投資しません。ただ上場後に人気が離散した銘柄へのハイエナである IPOセカンダリー投資 は昔から大好きですけどね。♬
Dec 29, 2016
さて年末年始で多忙を極めている為、ここからしばらくは予約投稿の日記をお送りします。「カジュアルでちょっと面白いプチ長期シリーズ」をお楽しみ頂ければと思います。 具体的には大人気の「株式投資本オールタイムベストシリーズ」の新章となります。今回の第5弾は41~50位です。既に全40作の長編をほぼ脱稿していますが、どの本も「とてつもない名著」であることを私が太鼓判で保証します。第41位は、金融版悪魔の辞典 (ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社)です。 著者のジェイソン・ツバイクは、永遠の名著である 新 賢明なる投資家 の共著者としても有名ですね。 この本は様々な金融用語をコンパクトに解説した「辞典」です。 ただし、「普通の辞典」では全くないんですね。監修者の長尾慎太郎氏は前書きの中で、「ここに書かれていることのほとんどは真実だが、関係者がそれを公の場で口にすることはできない。。。実際には、金融業内部でさえ本当のことを言うことはタブーとされている。」と述べました。 また著者のツバイク自身も序文の中で、「プロはみんな素人を裏切る。専門用語はどれも仲間以外の人たちを混乱させ、排除するためにある。」と述べました。 つまり一言でいうと、 この本は金融市場に蔓延している嘘や欺瞞を痛快にぶった切る、痛快で鮮烈な一冊 なのです。まさに「悪魔そのもの」なんですね。(続く)
Dec 28, 2016
大納会まではまだしばらくありますが、私は年末年始はこれから予定がぎっしりで時間が取れません。そのため2016年の成績を本日12月27日現在で一度締めさせて戴きます。 さて早速2016年の成績ですが、対前年末比で+13.0%となりました。今月は6670MCJ、6678テクノメディカ、7533グリーンクロス、8922日本アセットマーケティング等の株価上昇がパフォーマンスに貢献してくれました。 今年は「対TOPIX+20%」という毎年の基本目標には残念ながら届きませんでしたが、前半戦で過去最大となる致死的なドローダウンを喰らい一時期はー30%近い成績になっていたことを考えれば、正直に言って良くここまで回復できたと思います。また1つ1つの個別の勝負においても、冷静に「リスクリワード比」を計算しながら、勇気を持って「慎重かつ大胆に」戦い続けることが出来たと考えています。 今年は例年以上に良いことも悪いことも色々とありましたが、自分が「これはアカンな。間違えたな。」と認識した時には例外なく迅速に損切りしたので、ストップ安2連発で逃げ場のなかった2196エスクリ以外では極端に深いダメージを負う取引はありませんでした。その一方で見込み通りに株価が上昇し始めた良い子に関しては、 ジェシー・リバモアの「我慢してそのまま走らせろ。上がり始めたら売るな。」と言う教え を守って極力引っ張り続け、利益を最大化するように意識を徹底して1年間を戦い抜きました。 もちろん他の凄腕投資家の方のパフォーマンスと較べると大きく見劣りするかもしれませんが、自分なりの「規律と節制」を守り、1年間最大限の努力を続けて戦うことが出来たことに満足しています。 さてこれで今年の日記の通常更新はお仕舞いです。年末年始でしっかりと休息し、充電してまた来年この場所へ戻って参ります。皆様、この1年間御訪問戴き本当に有難う御座いました。 みきまる拝。
Dec 27, 2016
さて今日は久々に通常の2016PF概況シリーズです。 439位 7520 エコス (東1、2・8月優待) ◎~◎◎ PF439位は、東京・多摩地区から北関東へ展開する食品スーパーのエコスです。↑ しばらく前にパソコンをウインドウズ10に変えてから縦で撮った写真が何故かこのように横向きでブログに入るようになってしまいました。グーグルで調べたら「フォトギャラリー」というソフトを入れると改善する書いてあったのですが、入れてもどうしても治せませんでした。仕方ないのでしばらくこれでお許しください。またいずれ対策を考えます。。。→ その後色々調べて exif eraser というソフトを使ってexif情報を削除することで問題は解決しました。ただウインドウズ10にもなってこんなことをしなくてはならないのは如何なものか?とちょっと思っています。 現在の株価は1272円、PBR1.32、自己資本比率は24.5%、今期予想PER8.87、配当利回り1.6%(20円)、総合利回り3.0%(20+17.6=37.6円、優待はお米1キロ440円で換算)で、優待は100株保有で年2回1000円の買物毎に1枚使用できる100円の優待券を30枚、もしくはコシヒカリ2キロです。 エコスは財務状態がやや悪いのが欠点ですが、指標的には割安ですし、またこの数年で以前とは見違えるほど利益の出る体質に変貌しています。「もう少しPF上位で勝負できる力があるかもしれないな。」とちょっと思っています。
Dec 26, 2016
メリークリスマス。 さて今日はクリスマスなので、ちょっと普段はしないお話をしようと思います。 私は定期的にポートフォリオの上位銘柄を時価総額順に並べ、その銘柄で勝負している理由を120字以内でまとめるようにしています。保有理由を簡潔に分かりやすく他人に説明できないならば、そもそもその銘柄には初めから戦う価値などない。と考えているからです。 この作業は手間がかかりますし、また毎回知恵と気力を絞り尽くさなくてはならないので大変なのですが、自分にとって勉強になりかつ非常に役に立つので頑張ってやっています。 そしてこの1週間ほどをかけて、その最新版がようやく完成しました。 今日はクリスマスですので、特別にその一部を皆様にお見せしましょう。↑ コメント公開部分はPF時価総額38~50位相当となります。皆様この内のいくつの銘柄名が分かるでしょうか?さてこうしてPF上位銘柄を一覧として可視化することには大きなメリットがあります。それはそれぞれの銘柄の総合戦闘力を分かりやすく比較できるという事です。例えばPF11位の銘柄に比べて12位の銘柄の方が圧倒的に魅力的だとすると、それは12位の銘柄の順位が低すぎるか、もしくは11位の銘柄を買い過ぎているかのどちらかなので、良く考えてポジションを最適化するということになります。 こうしてPF最上位銘柄を厳しく比較吟味しながら、来るべき2017年に向けての「最適ポートフォリオ」の組み上げに邁進しています。
Dec 25, 2016
本日、今年2016年度のふるさと納税をようやく終了しました。 年末ギリギリまで納税額が最終的に確定しないのが我々投資家の辛いところな訳ですが、それにしても最後の追い込みは毎年の事ですが泣くほどきつかったです。またそこに大きな時間を取られて株式投資の勉強に思い切り支障が出たのもとても痛かったです。 また今年は年末の最後の最後になってポートフォリオを大きく組み替える必要に迫られ、そのために出したくもない利益を出さざるを得なくなり納税額が大きく膨らんでしまったことも想定外でした。 年末に精神的・時間的に追い込まれた状況でふるさと納税で右往左往するのは本当に苦痛なのですが、毎年の収益が全く安定しない(場合によってはマイナスの事もある)我々投資家にとってはこれはある意味で「宿命」でもあります。 「来年こそは収益レベルの安定した、心穏やかな1年を過ごしたいな。♬」と願っているのですが、果たしてどうなるでしょうね。?
Dec 24, 2016
私のPF最上位の一角の6425ユニバーサルエンターテインメントが社運の全てと2.4億ドル(約2800億円)を費やして開発したアジア最大級のメガカジノであるオカダマニラ(写真はskyscrapercity.comより引用)に対して、本日フィリピンカジノ運営公社(PAGCOR)より カジノ運営許可証が承認・発行 されました。 永かったですね。ホルダーとしてこの日が来るのを何年も待ち侘びていました。本当におめでとうございます。 さて、これでいよいよ日本企業初の「巨大カジノの胴元」がついに爆誕しました。カジノで儲かるのは何といっても「胴元」。ここからが真の勝負の始まりです。オカダマニラの「日本流の真心の籠ったおもてなし」がどのようなものになるのか、とっても楽しみですね。♬
Dec 22, 2016
さて大好評を戴いております 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト40 をまとめておきます。 私が投資家としての生を受けて今年で16年。今までに寝る間を惜しんで読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに「ベスト・オブ・ベスト」であり、今この日記を書いている机から4秒以内に手が届くところに全てがある、投資家としての「全幅の信頼を寄せている」本たちです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト40には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様にお届けする渾身の日記を、それでは始めましょう。 1~10位 11~20位 21~30位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト30を是非今すぐに御覧下さい。 第31位 千年投資の公理 (パット・ドーシー著、パンローリング社) この本は原題の THE LITTLE BOOK THAT BUILDS WEALTH が示すとおり、 非常に分かりやすく簡潔に文章が紡がれているのが特徴 です。そして その内容も極めて素晴らしいので、投資初心者の方に強くお勧め したいと思います。また私も含め 長年の投資ジャンキーにとっても改めて「ハッとする」ような鋭い指摘に溢れており、やはり一読の価値がある と思います。「経済的な堀」と言う概念を主軸とした「株式投資の肝の中の肝」を冷徹に捉えた鮮烈な一冊 ですね。 1. 総論2. 経済的な堀 超お勧め3. ビッグボス4. 優待族最大の弱点 お勧め 第32位 財務3表一体理解法 (國貞克則著、朝日新聞出版) この本の「財務3表を一体にして理解すれば会計の仕組みが分かる。」、「損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)の財務3表は、別々にバラバラに存在しているのではなく、全て繋がっている。」という主張は革命的にわかりやすいですね。 1. 総論2. 財務3表は繋がっている 3. 事務用品の深い謎4. BSの繰越利益剰余金がマイナスになっているということの意味 5. その他のポイント 第33位 システムトレード基本と原則 トレーディングで勝者と敗者を分けるもの(ブレント・ペンフォールド著、パンローリング社) 題名に「システムトレード」と入っていますが、この本の内容はあらゆる市場で通用する普遍的で不可欠な知識について概説したものであり、かなり題名で損をしています。そして 原題のEssential knowledge for all traders in all marketsがこの本の本質をそのまま示している と思います。この本の魅力を一言でいうと、 驚くほどに率直に良心的に書かれている ということです。この本の素晴らしさというのは読んだら誰でも実感できる と思います。私はシステムトレードからは最も縁遠いところに位置する「100%の裁量トレーダー」ですが、本当に感心しましたし、多くの気付きを得ました。そしてこれまでに何回も何回も読み返しています。 第34位 新 賢明なる投資家 (ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社) 我々バリュー投資家にとってはまさに「聖書」となる一冊。何故なら私達バリュー投資家は今でもグレアムが植えた「安全域という大きな木の木陰」で元気に毎日を過ごしているからです。そしてこの本の書評を書き上げることがこの株式投資本オールタイムベストシリーズの私の最大の目標でした。ただ、どうしても自分が納得のできるレベルの文章が書けず、完成までになんと「1年以上」の歳月を要してしまいました。(滝汗) 1. 総論2. 上巻のポイント3. 下巻の見所4. グレアムのミックス係数 超お勧め5. 強引な収益認識は危険のサイン6. 投資の中心的概念「安全域」 お勧め7. バリュー投資はいまだかつて流行を見せたことがない 35位 成長株投資の神 (マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング社) この本の真の魅力は、 「実力溢れる、世界最高峰の4人のモメンタム投資家が読者からのどうしても聞きたいガチンコの質問にそれぞれの独自の観点から答え倒してくれている。」 点にあります。 投資でどの銘柄を買うべきか、いつ買うべきか、そして最も大切なことですがいつ売るべきか、その答えが眩いばかりに詰まっている「知の宝箱」 なんですね。 1. 総論2. モメンタム投資の4賢人3. ミネルヴィニの25 お勧め4. 勝ち株に乗り続けることが大切 超お勧め5. 皆、相場から欲しいものを手に入れる6. 小口の一般投資家は機関投資家よりも有利 お勧め7. まとめ 36位 バフェットからの手紙 (ローレンス・A・カニンガム著、パンローリング社) バフェットは投資の天才であるのは当然として、その説明の分かりやすさにおいても天才です。また投資だけではなく広く人生においても役立つ真の傑作でもありますね。1. 総論2. 投資案件は口外しない 3. 魅力的な予想を語り、投資家に言い寄るCEOは危険 4. 10まで数えられる馬は優秀な馬だが、優秀な数学者にはなれない5. 短期的に見るとマーケットは投票機、長期で見れば計量器 6. 効率的市場理論はバカげた理論 超お勧め7. ありきたりの分散はリスクを増やす 超お勧め8. しけモク投資は罪 9. 借り入れは0を生み出すことが大変多い 10. インデックス投資の優位性とそれを超える選択肢としてのアクティブ個人運用 お勧め 37位 デイトレード (オリバー・べレス&グレッグ・カプラ著、日経BP社) デイトレーダー、スウィングトレーダー(数日間の時間軸での株価変動を狙って利益を狙うトレーダー)の方達の間ではまさに「バイブル」となっている名著 ですが、原著の全訳ではなくデイトレーダーとしての心構えを説いた前半の第1部だけの部分訳となっていることによって、逆に あらゆる手法の投資家にとって普遍性のある有益な内容となっている 名著です。また我々バリュー系の投資家にとっても太鼓判の神本で間違いないことをコテコテのバリュー投資家である私がここで保障します。 1. 総論 2. 熟練したトレーダーになるためのコストは高い3. 株価を動かすのは人間 4. 損失は癌細胞と同じ 超お勧め5. 損失をコントロールすることだけに注目する熟練したトレーダーは常に成功する 超お勧め6. 凄腕投資家の特徴 38位 株デビューする前に知っておきべき「魔法の公式」 (ジョエル・グリーンブラット著、パンローリング社) この本は現代で「最高のバリュー投資家の1人」として知られるグリーンブラットが、「自分の子供達に自力でお金を稼ぐ方法を教えたい。」という目的で書いた本 です。そのため非常に分かりやすくかつシンプルに書かれており、 投資初心者の方に強くお勧めできる一冊 に仕上がっています。原題の The Little Book That Beats the Market が、この本の本質を端的に示しているように思いますね。1. 前編2. 後編 39位 グリーンブラット投資法(ジョエル・グリーンブラット著、パンローリング社) 我々アクティブ投資家はその宿命として、 「効率的市場仮説という異形の宗教」を乗り越えていかなくてはなりません。このグリーンブラットの本にはそのヒントが眩いばかりにこれでもかと散りばめられています。間違いなく名著ですね。未読の方は是非。 40位 私は株で200万ドル儲けた (ニコラス・ダーバス著、パンローリング社) このダーバスの本には 奇妙な魅力 があります。明らかに文才があり表現が平易でかつ分かりやすくて面白いのもそうですが、 未だにインサイダーだらけでロクでもなくて、でもとっても人間臭くてたまらなく魅力的な株式市場の裏面の真実に肉薄した内容 だからです。スッと読めるのに実は奥が深い、そういった不思議な一冊です。未読の方は是非。 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編 株式投資本オールタイムベスト40 でした。皆様、ここまでお付き合い頂き有難う御座いました。
Dec 21, 2016
さて今日も 2016PF概況シリーズ です。438位 3648 AGS (東1、3・9月優待) ◎ PF438位は、旧協和銀、埼玉銀の情報システム会社がりそな傘下で統合した旧あさひ銀総合システム、現AGSです。「埼玉県内で最大規模の独立系IT企業」ということでなんだかカッコいいですね。♪ 現在の株価は1335円、PBR1.23、株主持分比率は65.3%で有利子負債は0、今期予想PER8.53、配当利回り1.7%(22円)、総合利回り3.1%(22+20=42円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で3月株主に1000円分のVJAギフトカード、9月株主に1000円相当のクオカードです。AGS、PF下位としては申し分の無い良い銘柄です。いつも言いますが、今の日本株市場は「失われた25年」のおかげで脂が落ちきっており先進国有数の「割安株の宝庫」なのです。この私のブログを眺めているだけで実際には株式投資を始めていない方も結構いらっしゃるのではないか?と思うのですが、是非勇気を持ってこの魅惑的な世界に飛び込んで来て欲しいですね。
Dec 20, 2016
さて今日は 2016PF概況シリーズ です。 437位 3246 コーセーアールイー (東2、1月優待) △ PF437位は、福岡都市圏中心にマンションや投資用ワンルームを開発・分譲しているコーセーアールイーです。 現在の株価は1469円、PBR2.45、株主持分比率は24.1%、今期予想PER10.42、配当利回り2.7%(40円)、総合利回り3.4%(40+10=50円)で、優待は100株保有で、1年以上継続保有した株主のみに1000円相当のクオカードなどでしたが、 12月8日に株式分割と優待変更のIR が出ていますので、詳細はそちらでご確認ください。 コーセーアールイーはややPBRが高いですが、成長力もありますし、きちんと増配もしてくれていますし、まずまずの総合利回りも出ていますし、PF下位としては特に問題は無い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りは楽しくホールドして応援していく予定です。
Dec 19, 2016
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第40位は、私は株で200万ドル儲けた( ニコラス・ダーバス (1920~1977) 著、パンローリング社)です。 私は過去に大量の株式投資に関する本を読んできました。そして、 「株で○円儲けた」という表題の本は高い確率でクソ本 であるという確かな感覚を持っています。 ただ この本はそんな中では数少ない激レアな本物 です。ダーバスが開発した伝説の 「ボックス理論」 は タートルズ の投資手法にも影響を与えていますし、 現代のリアルタイムの話で言うと、DUKEさん という凄腕投資家の方もこのダーバスの投資法を取り入れた手法を使われています。 ダーバスのボックス理論は簡単に言うと、 株価が停滞から抜け出して新たな高値のボックスに入ったときに買う、つまりトレンドを見つけそれに乗りながら同時にリスク管理のためにストップオーダーを常に置きつつトレンドについていくという、 「シンプルなトレンドフォロー戦略」 です。 シンプルなモメンタム投資の成功者 ということですね。 ただ 投資システムと言うのは、 単純であればあるほど堅牢(ロバスト)で機能しやすい のも事実であり、だからこそダーバスは成功できたのでしょう。 そしてこの本の最大の魅力は、一介のダンサー に過ぎず、投資に関する専門的な教育を受けたわけではない全くの株の素人のダーバスが、無数の失敗を繰りかえし、返り血で血みどろになりながら、最終的に自分自身の性格と能力にジャストフィットした「ボックス理論」を開発するに至った経緯が、率直に、そして具体的に綴られている点でしょう。 私はボックス理論そのものよりも、 ダーバスが苦難の末にそこに辿りつくまでの物語 に深い魅力を感じました。 またそれ以外では、株の売り時 という難問に対しての考察も優れていると思います。 株の売り時について、 トレンドが反転したら泥棒のように逃げ出すしかない というダーバスの表現はクスッと笑ってしまうほどユーモラスなものですが、同時に真実であるとも思います。 そういえば 林則行 も 売りの本質は飛び降り と言っていましたね。 このダーバスの本には 奇妙な魅力 があります。明らかに文才があり表現が平易でかつ分かりやすくて面白いのもそうですが、 未だにインサイダーだらけでロクでもなくて、でもとっても人間臭くてたまらなく魅力的な株式市場の裏面の真実に肉薄した内容 だからです。スッと読めるのに実は奥が深い、そういった不思議な一冊です。未読の方は是非。
Dec 18, 2016
さて今日は通常の2016PF概況シリーズです。 436位 3179 シュッピン (東1、3月優待) △ PF436位は、カメラを軸に時計、文房具等専門性高い商品をネット販売するシュッピンです。 社長さんはソフマップの創業者として有名ですね。 私はここの GMT という時計屋さんで良くロレックスを眺めています。 現在の株価は1315円、PBR5.30、株主持分比率は49.7%、今期予想PER21.88、配当利回り0.5%(7~8円)、総合利回り3.6%(7+40=47円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で優待券1枚( 商品購入時5000円割引または売却時5%上乗せとして利用可)です。 優待券での買い物の1例を御覧戴きましょう。ラミーの万年筆です。ペンが良く走って使いやすいです。またインクがカートリッジ式なので、いつまでも使い続けることが出来て非常に経済的なのも嬉しいです。 シュッピンの成長力に最初から目を付けていたのに、核となる投資理論の不在で大きく買うことが出来なかったことの痛切な反省から、私は「勝てる優待グロース株発掘のための魔法の公式」である、 YOU-CAN-SLIM法 を新たに開発し、最近は意図的に優待グロース株もPF上位に取り込むようになりました。 これからも少しでも自らの投資手法をブラッシュアップさせながら、日々精進していく所存です。
Dec 17, 2016
今日は新しい四季報の発売日でしたね。私は自分のポートフォリオ上位の銘柄から順番にしらみつぶしに調べていたのですが、結論として、「明白に一部を組み替える必要がある。緊急メンテナンスが必要である。」ということになりました。 今年は本当に色々あり、ポートフォリオの総合戦闘力を保つために間断なく細やかに銘柄を入れ替え続けてきました。秋口の段階で、「よし、これでほぼOK。このまま年を越せるな。」と思っていたのですが、ちょっと油断していた間にPFの鮮度が落ち劣化していたようです。 我々投資家は過ちに気付けばすぐに正さなくてはなりません。過ちをそのまま放置することは決して許されません。何故ならそれは、投資家としての「緩慢な死」を意味する からです。ただ実行するのは、時にとてもつらくて文字通り身を切られるような厳しいことでもあります。慌ただしくて永い年末になりそうです。(汗)
Dec 16, 2016
さて今日は久々に株式投資本オールタイムベストシリーズです。第39位は、グリーンブラット投資法(ジョエル・グリーンブラット著、パンローリング社)です。 この本は、M&A、企業分割、倒産、リストラなどの「特殊状況」を利用して儲かる株を探すやり方を解説した物なのですが、著者が実際に行った投資の具体例が満載で非常に説得力があります。 彼の投資手法を簡潔に言うと、古典的なバリュー手法である グレアム流の「安全域:マージンオブセーフティ」の考え方をベースとし、更にそこにプラスして、 オッズが有利になるように仕組んだ投資の世界である「特殊状況」だけに特化して戦うことによってパフォーマンスの向上を目指す、というものです。日本で言うと、 かぶ1000さん が一番グリーンブラットの投資法に近いやり方を実践されているように個人的には感じています。 この本の中で印象的だったところを1つだけ挙げると、 利益が不安定でややこしい事業部門だった子会社のリーマン・ブラザーズを独立した会社として分割したアメリカン・エクスプレスが「はっきりと分かりやすい割安株」に変身したことによって、企業分割から6ヶ月後にウォーレン・バフェットがその株式を10%弱買ったと発表した、という話です。これは明らかに企業分割、本業と関係の無い事業の分割によってアメリカンエクスプレスが「バフェット銘柄」に変身した、つまり企業分割によって掘り出し物が生まれた、ということなんですね。 それ以外でも、 名人の真似をする、優秀な投資ファンドの構成銘柄から新しい投資アイデアを探すことを推奨している点も興味深いです。これは私が以前から提唱している パクリ投資は素晴らしい最高の投資手法である という考え方とほぼ同じです。名著 バリュー投資アイデアマニュアルのジョン・ミハルジェビック と同じく グリーンブラットもパクリ肯定 ということですね。(笑) 我々アクティブ投資家はその宿命として、 「効率的市場仮説という異形の宗教」 を乗り越えていかなくてはなりません。このグリーンブラットの本にはそのヒントが眩いばかりにこれでもかと散りばめられています。間違いなく名著ですね。未読の方は是非。
Dec 14, 2016
さて今日は通常の 2016PF概況シリーズ です。 435位 6926 岡谷電機産業 (東1、3月優待) △ PF435位は、電子機器のノイズ、サージ対策用コンデンサー等が主力で、海外比率の高い岡谷電機産業です。 現在の株価は403円、PBR1.08、株主持分比率は65.7%、今期予想PER17.75、配当利回り2.2%(9円)、総合利回り3.0%(9+3=12円)で、優待は300株保有でお米券2キロ分です。また3年以上継続して保有の場合更に1キロ分が追加されます。 私は 2008年10月6日に参戦 して以来ずっとのんびりと持ちっぱなし(正確には100株→300株への優待改悪があったときに200株を買い増しして対応した)なので、現在3キロ分のお米券を戴いています。 岡谷電機産業は指標的に実に平凡でほとんど成長力もありませんが、ま、PF下位としては許容できる銘柄であると現時点では考えています。
Dec 13, 2016
最近の良好な相場環境を生かしてポートフォリオの組み換えを少しずつ行っています。PF上位で総合戦闘力が劣ると考えたものをチビチビと売ってポジションを落とし、その代わりに「優待株いけす」から見つけ出した、フレッシュな独自銘柄をどんどんと引き上げています。 株式投資で成功するには、常に少数派でなければなりません。 何故なら私たちが愛してやまないこの風変わりな世界では、多数派は歴史的には必ず負ける からです。 その意味で、多くの個人投資家が参考にしている人気サイトのポートフォリオランキング上位の銘柄を買うような行動は「多数派になろう」とすることであり、また同時に「古くて鮮度の落ちた情報を追うこと」でもあり、自戒を込めて注意しなくてはならないと考えています。 私は様々な投資アイデアを楽しく組み合わせながら、新しい2017年型のポートフォリオの組み上げに、これからも邁進していこうと考えています。
Dec 12, 2016
さて今日も2016PF概況シリーズです。 434位 9368 キムラユニティー(東1、3・9月優待) ◎ PF434位は、愛知県地盤でトヨタの部品包装が主力のキムラユニティーです。 現在の株価は1195円、PBR0.58、株主持分比率は48.3%、今期予想PER11.93、配当利回り2.3%(27円)、総合利回り3.7%(27+17.6=44.6円)で、優待は100株保有で年2回、お米券2キロです。 キムラユニティーは指標的な割高感もありませんし、総合利回りもまずまずですし、PF下位銘柄としては十分な実力の持ち主です。我々優待族は本当に幸せですね。
Dec 11, 2016
さて今日も通常の 2016PF概況シリーズ です。 433位 3153 八洲電気 (東1、9月優待) ◎ PF時価総額433位は、日立系商社で工場や企業向けに電気機器の納入、電力、空調システムの工事を展開している八洲電気(やしまでんき)です。社名が読みにくいですね。 ↑ ほー、そうなのか。勉強になるなあ。 現在の株価は595円、PBR0.81、株主持分比率は34.2%、今期予想PER9.97、配当利回り2.2%(13円)、総合利回り3.9%(13+10=23円、利回りは200株保有の場合で計算)で、優待は100株保有で500円相当、200株保有で2000円相当の東日本大震災復興支援ジェフグルメカードです。100株より200株保有の場合の方が利回りが高いのでご注意下さい。以前は下記の様な、選択制の優待でしたが、 2016年7月20日に変更 されました。 八洲(やしま)電気は指標的にも安いですし、総合利回りもまずまず高いですし、とても良い銘柄と思います。優待族なら200株保有には何の問題もなくニコニコ (*'▽') 大満足ですね。
Dec 10, 2016
さて今日は通常の2016PF概況シリーズです。 432位 2599 ジャパンフーズ (東1、3月優待) ◎ PF432位は、総合飲料受託生産で国内最大手のジャパンフーズです。 現在の株価は1196円、PBR0.68、株主持分比率は41.3%、今期予想PER10.17、配当利回り2.3%(27円)、総合利回り3.9%(27+20=47円、優待品はみきまる調べで2000円で換算)で、優待は100株保有で自社製品詰合せ(サイダー・麦茶・水等、ただし希望者に限る。)です。 ジャパンフーズは指標的にも十分に割安ですし、優待内容も実用的で使いやすいですし、とても良い銘柄と思います。PF下位でホールドしていくのには実力は十分過ぎる程ですね。
Dec 9, 2016
さて今日は 2016主力株概況シリーズ です。 34位 7485 岡谷鋼機 (名1、2・8月優待) ◎◎ PF時価総額34位の主力銘柄は、江戸初期創業で中部財界のドン&名門商社の岡谷鋼機です。 (上記写真は手持ちの週刊ポストの過去記事より引用) 地元の名古屋では、 「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」と言われるほどの名門企業 ですね。 私のPFでは前回の紹介では42位でした。その時からはかなり株価が下がったものの、下落局面でチビチビと買い増ししたため、逆に順位を上げてこの位置での登場となりました。 現在の株価は7350円、PBR0.45、株主持分比率は37.1%、今期予想PER5.95、配当利回り2.3%(170円)、総合利回り2.6%(170+22=192円、優待米は1キロ440円で換算)で、優待は100株保有で2月株主に 愛知県産米5kgです。200株保有の場合は8月にも同じお米5kgが戴けます。 ↑ 愛知県のお米が美味しいなどとはあまり聞いたことがなかったのですが、この岡谷鋼機の優待米は素晴らしいクオリティです。 岡谷鋼機は指標的に強烈に割安で、かつ優待米も十分に美味しいエクセレントな銘柄です。また現在は名証1部所属ですが東証1部昇格への条件はほぼ満たしていると考えています。 しばらく前に「万年名証銘柄」で不人気の極みだった3232三重交通GHDが突然に永い眠りから覚めて名証1部から東証1部に昇格し、それに伴って株価が爆騰したことがありました。私はこの昇格イベントを狙い撃ちして超主力として勝負し、幸運にも思い通りの大きな利益を得たのですが、ここ岡谷鋼機も、 仮に東証1部への指定替えがあるようだと機関投資家の買い注文の殺到で株価急騰は必至 だろうと思います。(ただし現時点では残念ながら会社側にはその意思と意欲は1ミリも無さそうではあります。) ちなみに現在名証1部に単独上場しているのは、 1936シーキューブ(PBR0.34&PER9.62) 5461中部鋼鈑(PBR0.32&PER9.38) 6623愛知電機(PBR0.46&PER5.22) 7485岡谷鋼機(PBR0.45&PER5.95) 9402中部日本放送(PBR0.38&PER9.56) の5銘柄しかないのですが、どこも、 「名証1部単独上場逆プレミアム」が効き過ぎており、指標的に目が飛び出るほど割安 です。株式投資の世界では「大多数の投資家と同じ」発想と行動では決して勝ち残ることは出来ません。その意味で、PFの一部にこういった超マニアック銘柄群の組み込みを検討するのは1つの良いアイデアではないでしょうか?
Dec 8, 2016
私の日記はそのほとんどがポートフォリオ概況シリーズと主力株概況シリーズで成り立っている、「永遠のワンパターンの金太郎飴」なのですが、数年単位で見ると必然的に同じ銘柄が何度も出てきており、いつ書いた日記なのかが自分自身にも分かりにくいので、(笑) 今日から「2016」などと表題の先頭に年号を打つように変更しました。 また併せて主力株概況シリーズに関してですが、今までは、超主力、主力、準主力、幕内銘柄などと細かく区分けしていましたが、これに関しても良く考えると読んで頂いている方には大して意味のある情報でもないので、ある一定の時価総額以上のものに関しては「主力株」としてまとめてシンプルに表記することにしました。 なお、これらの変更については、本日より即日実施いたします。 これからも少しでも分かりやすく、読みやすく、かつ面白い日記を書いていこうと思っていますので、皆様引き続きよろしくお願いいたします。
Dec 7, 2016
さて今日も通常の 2016PF概況シリーズ です。 431位 9370 郵船ロジスティクス (東1、3月優待) △ PF431位は、日本郵船傘下の再編で航空混載(フォワーダー)から総合化した郵船ロジスティクスです。 現在の株価は1216円、PBR0.78、株主持分比率は35.9%、今期予想PER34.25、配当利回り1.5%(18円)、総合利回り2.3%(18+10=28円)で、優待は100株保有で1000円相当の自社オリジナル図書カード+ パッケージツアー割引券(5-10%割引)2枚(ヤフオク平均落札価格が100円のためここでは0円換算)です。大株主2位に「不人気割安株がんこ投資」で知られる「BBHフォー・フィデリティー・ロー・プライスストック」が登場しているのも目を惹きますね。↑ このオリジナル図書カードの「株主様とめぐる世界乗り物紀行」が毎回秀逸で、凄く楽しみなんですね。 今日は私が過去4年間に戴いた「世界の乗り物」を振り返っておきましょう。2016年です。2015年です。2014年です。2013年です。 郵船ロジスティックスは比較的低PBRでありPF下位としては全く不満はありません。これからも「株主様とめぐる世界乗り物紀行」を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Dec 7, 2016
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 430位 6089 ウィルグループ (東1、3月優待) ◎ PF430位は、人材派遣や業務請負等の人材サービスを展開し、家電量販店など販売現場へのセールス派遣が主力のウィルグループです。現在の株価は605円、PBR3.44、株主持分比率は25.4%、今期予想PER13.57、配当利回り1.7%(10円)、総合利回り2.5%(10+5=15円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードなどです。 ちなみにウィルグループは11月8日に優待制度の変更を発表しました。最新の内容は下記の様になっています。 ウィルグループは指標的にはやや高いですが、それを上回る成長力がある実に良い銘柄です。グロース系の投資家の方だったら主力で勝負していても不思議ではない、そういう力のある銘柄ですね。
Dec 6, 2016
さて今日はもう一本日記を書きます。こちらも通常のPF概況シリーズです。 429位 5909 コロナ (東1、3月優待) 〇 PF429位は、石油暖房機器、空調、温水機器が主力のコロナです。 現在の株価は1194円、PBR0.50、株主持分比率は72.4%で有利子負債は0、今期予想PER21.91、配当利回り2.4%(28円)、総合利回り2.8%(28+5=33円)で、優待は100株保有で年1回500円相当のクオカードです。以前は年2回1000円相当だったのですが、コロナは厳しい業績が続いておりそこからは改悪されました。 コロナは財務状態が良く、利益水準は低く、売り上げは横ばいという典型的な日本企業ですが、十分に低PBRですしPF下位で持つには特に問題はないものと思っています。
Dec 5, 2016
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 428位 2689 カワニシホールディングス (東2、6月優待) △ PF428位は、中国、四国の医療機器、医療材料の卸業者3社が合併して誕生したカワニシホールディングスです。 現在の株価は1200円、PBR1.47、株主持分比率は14.8%、今期予想PER14.71、配当利回り2.5%(30円)、総合利回り3.3%(30+10=40円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 カワニシHDは指標的に割高感も割安感も無く、また総合利回りも3%台前半ということで「実に妥当な株価水準」の銘柄です。つまりPF下位としては特に過不足が無いと言う事ですね。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Dec 5, 2016
さて今日は 久々に当ブログ一番人気の 2016主力株概況シリーズ です。 33位 6073 アサンテ (東1、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額33位の幕内銘柄は、住宅用白アリ防除のトップのアサンテです。なおこのアサンテに関しては、以前の アサンテの恥辱 も合わせて読んで頂くとより趣が増すものと思います。(笑) 現在の株価は1680円、PBR1.91、株主持分比率は71.8%と極めて良好、今期予想PER14.81、配当利回り2.7%(46円)、総合利回り3.9%(46+20=66円)で、優待は100株保有で年2回、1000円分の三菱UFJニコスギフトカードです。 アサンテは、 1. 営業エリアの拡大を通じた、無理のないまずまずの成長力 2. 極めて高い利益率 3. 住宅用シロアリ防除の業界トップで先導者の地位にあること。 4. 今後の株価上昇の必要条件となる有力な機関投資家の参戦があること。 5. 株価が維持されやすい年2回優待銘柄で、かつ良好な総合利回り(3.9%)が出ていること。 の5拍子が揃った極めて魅力的な銘柄です。 また、2008年に米国で出版された歴史的名著 「千年投資の公理」 の中で、著者のパット・ドーシーの言う、 経済的な堀(econimic moat) を持っている類まれなる銘柄でもあります。 ちなみに私がこの経済的な堀を持っている銘柄としてすぐに思いつくのは、 中古車オークション会場運営でダントツ首位であり長年高収益を享受し続けている4732ユー・エス・エス 採血管準備装置を開発して市場を創造し同装置・消耗品が柱の6678テクノメディカ です。勿論両社ともに私のPFの上位に鎮座しています。また特にテクノメディカはしばらく前に不正会計があって中期的視点で見た場合には株価位置が非常に低いので、実に面白い銘柄であるとも考えています。 すいません少し脱線しました。アサンテは総合的に見ればPF最上位の一角で保有して行くのに十分な実力を持った銘柄であると評価しています。引き続き業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールドしていく予定です。
Dec 4, 2016
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 427位 4550 日水製薬 (東1、3・9月優待) ◎ PF427位は、日本水産の子会社で、診断薬とOTC薬(大衆薬)・健康食品の医薬事業が2本柱の日水製薬です。 現在の株価は1214円、PBR0.89、株主持分比率は91.0%で有利子負債は0、今期予想PER23.80、配当利回り3.3%(40円)、総合利回り4.1%(40+10=50円)で、優待は100株保有で年2回500円相当のクオカードなどです。 日水製薬は過去10年間の業績推移を見ても常に営業利益率が高くて万年超黒字。当然営業CFも「真っ黒の黒のすけ」が続いており、とても良い銘柄です。PF下位としては最高過ぎますね。
Dec 3, 2016
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 426位 8098 稲畑産業 (東1、9月優待) ◎ PF426位は、化学専門商社で住友化学系ですが稲畑オーナー色もある稲畑産業です。現在の株価は1233円、PBR0.57、自己資本比率は41.9%、今期予想PER8.70、配当利回り2.9%(36~39円)、総合利回り3.3%(36+5= 41円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードです。 稲畑産業は指標的に非常に割安ですし、過去の業績推移も高いレベルで安定していますし、 率直に言って凄く魅力的な銘柄です。これほど力のある優待バリュー株をポートフォリオ下位で持てる幸せ。日本株は本当に先進国の中では突出して安いと思いますね。
Dec 2, 2016
いやあ12月になりましたね。 さて最近は毎月プロフィール画像を新しく更新しているのですが、今月は年末らしく♬ 「みきまるサンタ」 ♬です。 その心は、常に過剰にほとばしり過ぎてしまう「逆張り系優待族」としての、マーケットの裏をかこう、人気のないところに回り込もうとしてしまう悪癖を少しでも抑え、年末くらいはのんびりと市場の流れに沿った平和で素直な運用に徹しようという、「ハッピー&ピースフル」の精神を具現化したものです。(笑) 早いもので今年も残り1か月となりました。 今年も最後の最後まで死力を尽くして戦い抜きます。それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Dec 1, 2016
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