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昼頃まで青空が広がっていました。今日あたり、オーバーモーゼルではエルプリングの収穫をやっているに違いない、と思い立ち、毎時1本出ているローカル線に乗ってニッテルへ行ってきました。一つ手前の駅、ヴェレンで降りて葡萄畑の農道をニッテル方面に歩くと、やがて一面を見渡せる高台に出ます。対岸のルクセンブルクでは収穫作業をやっているようですが、ニッテル側には予想と違って農道にトラクターの姿はなし。ルクセンブルク側。農道にトラクターと作業者送迎のバンがとまっている。ニッテル全景。空振りだったかな、と思ったところが、収穫をしている畑がひとつだけありました。「写真を撮ってもいいですかぁ?」と、すこし離れたところから声を掛けると、「問題ないよぉ!」と親父さん。ニッテルのカール・ハインツ・ドスタート醸造所のご主人でした。収穫していたのはエルプリング。果皮が赤みをおびたローター・エルプリングと、緑の普通のエルプリングと、どちらも一緒くたにして収穫していました。カール・ハインツ・ドスタート醸造所のご主人。収穫作業。手前のバケツに入っているのがローター・エルプリング。彼らは季節労働者ではなく、収穫体験をしに来た民宿のお客さんたちでした。だから土曜日に収穫をしていたんですね。「今年もいいワインが出来そうだよ」とのことです。
2006/09/30
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9月もそろそろ終わりですね。ドイツの今年の9月は、例年より平均気温が3.6度ほど高く、日照時間は50%多く、降雨量は40%少なかったそうです。葡萄が熟すには、ほぼ理想的な天候だったのでは。もっとも、これから天候は下り坂に向かうそうで、どんな生産年になるか、まだわかりません。ところで、ドイツの宝くじの一等賞金が2600万ユーロ(約39億円)に達しています。週に2回、水曜と土曜に抽選があるのですが、1から66までの数字の中から自分で選んだ6つが的中しなければなりません。当たるわけはないのですが、とりあえず友人と当選したら分け合うということで、一応買ってみました(苦笑)。当選したら何を買おうかなんて、ちょっと想像してみるだけでも、宝くじ代分の楽しみはあったような気がします。今日のワインスタンドのフェダーヴァイザーは、ミュラー・トゥルガウでした。先週木曜に収穫した時点の糖度は76エクスレ。9月初旬の頃はオプティマ、今はミュラー・トゥルガウで、そろそろリースリングのフェダーヴァイザーが出てきそうです。おまけ。先日の夜景を縦に撮り直してみました。あまり良い出来ではありませんが(汗)。EOS KissD, Tokina ATX 12-24mm, F9.0, 2.5Sec., ISO 800.
2006/09/29
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今日も昼前まで霧に空が閉ざされ、昼は晴れましたが午後は曇り。天気はやや下り坂に向かっているようです。さて、今日の一枚。うち捨てられた葡萄畑です。こうした畑が所々にみられます。ワインを造っても割にあわない安値でしか売れないのか、世話をする人が引退して後継者がいなかったのか。放置すると黴などの病気の発生源になるので、すべて引き抜いて整地した畑もありますが、こういう畑を見るたびに、剪定して世話をしてやれば、またちゃんとした葡萄が実るのだろうか、と思います。一方で、条件のいい土壌と立地の畑に興味を示す成功している醸造所も少なくなく、例えばファン・フォルクセン醸造所はカンツェム村近郊のヴァヴェルン村にある畑を、近年ずいぶん買い足したそうです。
2006/09/28
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昼ころまで霧が空を閉ざし、曇りのようにどんよりとしていましたが、午後から次第に青空が広がりました。訳あってルクセンブルクまで行ってきました。トリアーからは電車でも行けますが、もっぱら通勤する人が利用する直行バスもあり、これだとルクセンブルク郊外の新興開発地区キルヒベルクまで1時間です(往復8ユーロ)。ルクセンブルクのバス会社が運営しているためか、トリアー市内のどこにもバス停が無いのですが、にもかかわらず利用者はちゃんと知っていて、所定の場所で待っているとちゃんと停まってくれるという、なんだか文字通りのGeheimtipp -マル秘情報-みたいなバス路線です。時刻表はhttp://www.voyages-weber.lu/index.php?ID=66にあります。ルクセンブルクの新興開発地区、キルヒベルク。金融機関や政府関係の現代的な建物が多い。ルクセンブルクでは、ひさびさに都会を見たなぁという感じでした(苦笑)。だだっぴろい道路に聳える高層ビル、背広姿で闊歩する人々など、トリアーには縁のない世界です。ドイツ語は第一外国語とはいうものの、昼飯を食べようにも、レストランのメニューはフランス語のみ、広告も軒並みフランス語。ドイツ語の存在感はほとんど無いと言って良いでしょう。外国人だからフランス語という訳ではなく、フランス語はルクセンブルク語と並んで母国語-いわば第二『母国語』-で、ドイツ語は第一ではあっても『外国語』なのではないかという印象を受けましたが、どうなんでしょう。夕刻バスが見慣れたトリアーの町並みに入った時は、ほっとすると同時に、田舎なんだなぁとしみじみ感じたのでした(苦笑)。おまけ。今日道ばたで見かけた紅葉。
2006/09/27
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昼過ぎから少し天候が回復しましたが、肌寒く曇りがちな一日でした。バスの車窓から見える町はずれの葡萄畑では、収穫作業が行われていました。リースリングままだ先ですが、エルプリング、ミュラートゥルガウなど早熟品種は本格的な収穫時期に入ったようです。今週はオーバーモーゼルのニッテルあたりに行くと、本格的な収穫作業が見られるかもしれません。週末29日から10月3日まで、ルーヴァーのヴァルドラッハ村でフェダーヴァイザー祭りがあります。ルーヴァーの奥まったところにある村に点在する5,6件の醸造所が臨時に居酒屋を開店、どこに行ってもフェダーヴァイザーが飲めますが、もちろんワインもあります。ニッテルの春のワイン祭りよりも人でも少なく、ひっそりとしていますが、それはそれで秋の風情があってよいものです。ワインスタンドのフェダーヴァイザーに、色とりどりのかぼちゃ。
2006/09/26
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昨日に続いて、小雨のぱらつく肌寒い天気でした。今日は今月撮った中からトリアー大聖堂の写真を2枚。EOS KissD, Sigma 17-70mm, F5.0, 1/125, ISO 200.トリアー大聖堂の回廊。町中に行くとき大抵通り抜けていくのですが、午後6時には『回廊を閉めます、回廊を閉めます』と大声で神父さんが呼びながら歩いて回り、訪問者を追っ払います(苦笑)。EOS KissD, Sigam 17-70mm, F4.0, 1/80, ISO 800.回廊から大聖堂の入り口へ抜ける途中。立ち止まって広い空間を眺めていると、気持ちがすうっと軽くなることがあります。
2006/09/25
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ヴィットリッヒの駅で電車を降りると、小雨が降っていました。ツェルティンゲン村の対岸の森を少し入ったところにある、マルクス・モリトー醸造所の新酒試飲会に出かけたのですが、ヴィットリッヒの駅でバスを待つこと1時間。車があればなぁ、と思わずにはいられませんでした(苦笑)。(オーナー兼ケラーマイスターのマルクス・モリトー氏。モーゼルで最も野心的な醸造家の一人と言って良いでしょう。)マルクス・モリトー醸造所はモーゼル中流最大の醸造所の一つですが、それでも所有面積は35ヘクタールほど。平均収穫量は38hl/ha(2004年産)で、100%自然酵母による発酵を行い、リリースは毎年9月中旬です。大半の醸造所が3月から6月にかけてリリースする昨今、珍しく遅い部類に入ります。2005年産の仕上がりについては、ソリッドな、という言葉が思い浮かびます。1リットル入りの辛口ハウスワインから極甘口のTBAに至る49種類を試飲出来たのですが、いずれのワインもしっかりした出来だと思います。長期に渡って樽熟成をした後瓶詰めしたばかりだからでしょう、多くのワインには酵母の香りが軽く残っています。辛口ではミネラルと酸とフルーツが味わいに直線的でかっちりとした印象を与え、中辛口では完熟したリンゴ、アプリコットの甘い香りとミネラルの調和を感じ、甘口では桃、完熟したリンゴや赤いベリーのエッセンスの甘みのある、繊細で上品なフルーツ感が特徴。中でも個性的に思われたのはニーダーメニンガー・ヘレンベルクのアウスレーゼ・ファインハーブ。これはこの醸造所唯一のザールにある畑からの収穫で、深みのある完熟した柑橘のアロマが非常に魅力的。また、ツェルティンガー・ドイチェヘレンベルクとヴェーレナー・クロスターベルクのアウスレーゼ**は、綺麗な酸味のアクセントが効いていて印象的でした。BA,TBAの貴腐は蜂蜜の甘みにアプリコット、干した果物、リンゴの蜜などヒント、非常に長いアフタ。2005年はBAが6種類、TBAがなんと12種類醸造されたそうです。全般に平均収穫量の低さから予想される濃厚さよりも、モーゼルのリースリングらしい繊細さと完熟した収穫に由来する上品な果実感が感じられました。例外としてはアルテ・レーベン・ザール、これはクリーミィでたっぷりとしており、飲み応えがある中辛口。シュペートブルグンダーのバリック仕立ての赤も、ヴァニラとカカオ、それにバターのヒントに拮抗するだけの力強いアルコール感と濃厚な赤いベリーが印象的です。見事なコレクションだと思いますが、唯一難をあげれば、価格設定が弱冠高めなことでしょうか(シュペートレーゼで14~15Euro, アウスレーゼで20Euro前後以上)。味の好みと価格が一致するかどうか。上品で繊細なワインが好きな人には、おすすめ出来ると思います。Weingut Markus MolitorKlosterberg54470 Bernkastel-Wehlenwww.markusmolitor.com
2006/09/24
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今日もワインスタンドで昼飯のソーセージを囓りながら、中辛口のリースリングをすすっていると、どうも横から視線を感じたので、そちらを向くとドイツ人のおばちゃんが微笑んでいました。「日本人ですか?」と聞くのでうなずくと、彼女の笑顔が一層広がりました。昔、両親とともにモーゼルに住んでいて、今回はトラーベン・トラーバッハにある両親の墓まいりをし、その途上トリアーに立ち寄ったそうです。彼女が僕に話しかけたのには、ある思い出があったからでした。およそ20年前のこと、彼女は4年前に亡くなった夫とともに、ベルンカステルのランズフート城を訪れました。素晴らしい眺めにみとれ、城壁の側のベンチに座っていたところ、突然、3歳ほどの東洋人の女の子が、よちよち歩きで彼女の夫に向かって手を差し伸べ、近寄ってきたのだそうです。「その子の両親とは髪の色も身長も全然違うでしょう。でも、本当に無邪気に歩いてきたのよ。」その可愛さに思わず抱き上げたことがきっかけで、彼女の両親である日本人夫婦と知り合うことになりました。どこに住んでいるのか、何をしているのか、英語で他愛のない話しをしたあと、写真を撮ってくれと頼まれ、住所を交換したところ、その年の瀬に年賀状に添えられて、その時の写真と英語で書かれた手紙が届きました。以来、20年近くに渡り年賀状と家族の写真の交換が続いているそうです。年を経るごとに写真の中の少女は成長し、今では大学に通っているのだけれど、その成長ぶりを見ると、まったく不思議な気持ちになるのよ、とおばさんは言いました。彼女の思い出の中で、女の子はいつまでも当時のまま、小さなよちよち歩きの女の子なのでしょう。その姿を探し求めるかのように、ワインスタンドのまわりの雑踏に、すこし視線を彷徨わせていました。夫の思い出とつながるその日本人親子との暖かな出会いは、胸の中で歳月を経ても色あせることなく、ますますその輝きを増していることが、彼女の話ぶりから伝わってくるように思われました。『いつか日本に遊びに来てください。』数年前、そう年賀状には書かれていたといいます。今年71歳になるという彼女は、最近本当に日本に一度行ってみようかと考えているそうです。「行く価値あるかしらね。」「勿論ですよ。是非、一度いらしてください。」僕は本当に彼女が日本を訪れて、その親子と再会して、またひとつ、素晴らしい思い出となることを願わずにはおれませんでした。
2006/09/23
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毎年トリアーで開催される、VDPモーゼルの競売会に行ってきました。世紀のヴィンテージと言われる2005年にしては、会場となったオイローパハレの人出も雰囲気も昨年までとほとんど変わらず、比較的落ち着いた競売会だったと思います。ワインの印象は、ザールの醸造所が一様に見事な仕上がりを見せているのに対して、中部モーゼルの醸造所は例年と同様か、あるいは濃厚ではあるものの、期待ほどではなかった...というか、個人的な期待が大きすぎたのかもしれません。たとえばDr.ローゼンの2005 Erdener Plaelat Riesling Auslese lange Goldkapsel. このワインは毎年圧倒的なインパクトのあるワインなのですが、2005年産は確かに力強くクリーミィで見事ではあるものの、個人的には昨年までの方が上出来と思いました。ちなみに、フルボトルは70Euroの始値から410Euroで落札されました。この日の最高落札価格はエゴン・ミュラー醸造所の2002 Scharzhofberger Riesling Eiswein, 1450Euro (フルボトル)。熟成を経てやや落ち着いた雰囲気、気品と調和、複雑で力強い甘みが口の中に綺麗に広がります。次点がターニッシュ醸造所の2003 Berncasteler Doctor, Riesling TBA の700Euro (ハーフ)。極めてクリーミィな濃厚な極甘口、澄んだボトリティスのヒント、酸味はやや控えめながら、しなやかな舌触りの緻密なボディで、見事でした。その他のワインや詳細については、また改めてご報告したいと思います。
2006/09/22
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今日は昨日に増しての快晴。文句のつけようが無い天気で、日中の気温も26度前後まであがり、葡萄の成熟もすすんだことでしょう。リースリングの本格的な収穫まで、あと2,3週間といったところです。昨日撮影を敢行したばかりで連日葡萄畑へ赴く気にもなれず、今日の写真は昨日撮ったものです。葡萄のコンディションは、それほど変わっていないはずです。地元紙によれば、今年は昨年よりも10%前後収穫量が多いそうで、品不足だった状況を補完するのに丁度いい、という状況のようです。
2006/09/21
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午後からひさびさに-ちょうど一週間ぶりかな?-晴れました。それにしても、太陽が照ると暑いこと!一気に汗ばみますが、雲に隠れると急に涼しくなって、変化が激しいです。夕刻、熟しつつある葡萄を撮りに行ってきました。リースリングは収穫まであと3週間くらいでしょうか?一粒試食したところ、「酸っぱい!」というほどでもなく、丁度酸味の効いたカビネットくらいに感じました。EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F5.6, 1/125, ISO 100.昨日は等間隔の縦横4本の線の交点にアイキャッチャーを配置するのがひとつの目安、というはなしをしましたが、もうひとつ、画面を右、中、左に三分割して構成を考えるといい、ということも、ものの本には書いてありましたので、一応ご参考まで。
2006/09/20
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先週後半からずっと続いていた曇り空が、今日の夕方になってやっと晴れました。いつのまにか木立の紅葉も、すこしずつ始まっているようです。EOS KissD, Sigma 17-70, F5.6, 1/250, ISO 100.ものの本によれば、よい写真にはアイキャッチャーが必要で、それを画面に縦横等間隔に2本づつ線を引いたとして、それぞれの線の交点のあたりに持ってくるのが基本、とあり、これも大体そんな感じで撮ってみました。紅葉している葉がもっと綺麗だと、いい絵になったかな、とも思います。
2006/09/19
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今日も一日中曇って少し肌寒かったです。夕刻、ワインスタンドに立ち寄ると、オレーヴィヒのG.F.フォン・ネル醸造所でした。ここはトリアーのワイン祭りに必ず出展している上に、先日醸造所のお祭りにも行ったので、今年はもう何度も飲んでいます。少しがっかりしつつも、せっかくなので1杯飲んでいくことに。2004年産リースリング・ホッホゲヴェクスの辛口でしたが、なかなかいけます。とりわけ、アフタを酸味とミネラルでしっかりまとめあげているところは、悪くないです。気に入ったのでもう一杯、2004年産のアイラー・クップのリースリング・シュぺートレーゼ辛口を。これもクリーンな柑橘に完熟したリンゴ、ミネラルがうまくまとまっていて、あれ、ここはこんなに美味しかったっけ、と意外な気がしました。ここの醸造所のご主人は一見するとあまり真面目に見えない(失礼!)のですが、ワインは女性みたいなものだよ、毎日ケラーに降りてきて様子を見るのが楽しみなんだ、と冗談めかして語っていました。ともあれ、今日の2杯はなかなかの美女だったように思います。ワインを飲んでいると、すこし離れた街角から、路上ミュージシャンの演奏が聞こえてきました。サキソフォン、クラリネット、トランペットなど金管楽器6人位の楽団で、アップテンポで賑やかでありながらも哀愁を帯びた旋律は、リストのハンガリー狂詩曲を思わせました。薄もやを帯びたようにぼんやりとして見える夕刻の風景に、その音楽はよく合っているように思われたのでした。夜のトリアー。大聖堂脇のWindstrasse。EOS KissD, Tamron A09, F9.0, 1.6Sec., ISO400.
2006/09/18
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ここ数日曇り空が続いています。昨日あたりからやや肌寒くなり、気が付くと7時ころには暗くなりかけていました。つい先日までは10時ころまで明るかったのですが。先日、パトリック・ズースキント原作の映画『香水』を見てきました。匂いに天性の感覚を持つ若者が、街角で出会った少女の匂いに魅了されるのですが、その少女を図らずも殺してしまいます。彼女の匂いをなんとしても再現するべく、やがて調香師に弟子入りして香りの保存技法を学び、試行錯誤の度に殺人を繰り返していくという、ちょっと残酷なストーリーでした。『ラン・ローラ・ラン Lora rennt!』の監督で、配役・テンポもよく画面造りも綺麗で見応えがありましたが、原作は恥ずかしながらまだ読んでいないのですが、想像力の作用する余地が大きいだけに、文章の方が恐らく映画よりも匂いがリアルに伝わってくるのでは、と思われました。ちなみに、ドイツの映画館ではワインやビールを飲みながら映画を鑑賞できます(笑)。入場料は4~6ユーロ(約600~900円)。以前ルクセンブルクの映画館に行ったときは、ノンアルコールしか売っていなくて大いに落胆しました。あと、ポップコーンが甘いんですね。味付けに塩と砂糖が選べるところもあるようですが、初めて甘いポップコーンを食べた時はちょっと意表をつかれました。トリアー大聖堂の回廊。
2006/09/17
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9月に入ってから続いた好天は13日水曜で一息ついて、昨日、今日とやや蒸し暑い曇り空です。バーデンの一部では12日からヴァイスブルグンダーの本格的な収穫が始まったそうで、果汁糖度はおおむね80エクスレ前後。雨がちだった5月に続く6, 7月の猛暑、そして肌寒く雨の多かった8月と、今年は変化の激しい気候が続きましたが、それでもこの2週間ほどの好天で葡萄は順調しつつあります。もっとも、ワインの出来栄えを決めるのはこれから数週間の天気と言って良いので、まだどうなるか判りません。さて、夕食後に『Wer wird Millionaer』というクイズ番組-日本語に訳すと『百万長者は誰だ』といったあたりでしょうか-を見ていました。日本でも、みのもんたが出題者をやっている同じ趣向の番組があると聞いています。さて、今日の最後の問題は、以下の単語の中で、日本語ではないものはどれか?というものでした。A. カンフーB. サムライC. カラテD. ニンジャ挑戦者のバイエルン出身のおばちゃんはしばらくだまりこくって考えたあと、最後のジョーカーとして、小学校の先生をしているという女性へ電話をかけたのですが、彼女も電話先でAからDまでの単語をモゴモゴと繰り返したあげく時間切れ。結局、挑戦者は回答をあきらめ、8000ユーロを獲得して回答席を降りたのでした。ドイツ人には相当な難問であったようですが、それを見ながら一般のドイツ人にとっての日本文化の存在感の薄さを感じました。朝露シリーズ。最初は細かな霧のように微細な水滴が、次第に集まって大きな粒になっていきます。ファインダーを覗いた時は判らなかったのですが、この粒には空が映り込んでいました。Canon EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F6.3, 1/400, 露出補正-1/3, ISO 200, トリミング.
2006/09/15
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今日は一日薄曇りで、ちょっと蒸し暑い一日でした。下の写真は数日前に撮った朝露です。今にも滴り落ちそうですが、これがなかなか落ちないのです。Canon EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F5.6, 1/200, 露出補正 -1/3, ISO 100. 昨晩は友人宅で数年前までトリアーに留学していた方とワイン会でした。2004 Von Buhl, Riesling Kabinett trocken (Pfalz)やや個性に乏しいスリムな辛口。ほのかに熟成香。2004 Walter Rauen, Detzemer Wuerzgarten, Riesling Kabinett halbtrocken (Mosel)完熟した柑橘、黄色いリンゴ、アロマティックで素直なフルーツ感。好感の持てる味。2004 Von Hoevel, Oberemmeler Huette, Riesling Kabinett (Saar)軽い熟成香、軽やかな果実味に古典的な甘酸のバランス、アフタにミネラル。申し分ないカビネット。2004 Selbach Oster, Zeltinger Schlossberg, Riesling Spaetlese (Mosel)穏やかな調和のとれた柑橘のフルーツ感にくっきりしたミネラルのアクセント。弱冠酸味に物足りなさを感じるが、フォン・ヘーフェルのカビネットの後だったせいかもしれない。2005 J.P. Reinert, Wawerner Ritterpfad, Riesling Spaetlese (Saar)この醸造所らしいクリーンでアロマテッィクなワイン、たっぷりした口当たりのフルーツに柑橘、リンゴ、白桃、香草のヒント、アフタにミネラル。これもいい。2005 Schmitges, Erdener Treppchen, Riesling Spaetlese** (Mosel)もうちょっとたっぷりした、飲み応えのある甘口を期待していたのだけれど、酸味が控えめでやや立体感に欠ける。単独で飲むとまた印象が変わるかもしれない。昨日一番良かったワイン、ザールのフォン・ヘーフェルのカビネットのエチケット。
2006/09/14
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今日も一日、素晴らしい秋晴れでした。明け方の気温は10度以下まで下がるのですが、日中の最高気温は30度近くまで上昇。この調子だと、アロマと酸味が豊かな葡萄が出来そうです。ところで、このところちょっと気になる写真のモチーフが、朝露です。先日朝日が差し始めるころ散歩していて気が付いたのですが、道ばたの草むらの朝露がキラキラと陽光に輝いていました。試しに撮ってみると、これがけっこう奥が深いというか、たった一滴の朝露でも、ちょっとしたポジションの違いで画像がかなり変わるのです。以下に3つの画像は、同じ一枚の葉っぱの上の朝露です。Canon EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F6.3, 1/250, ISO 200Canon EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F6.3, 1/400, ISO 200Canon EOS KissD, EF-S 60mm Macro, F6.3, 1/250, ISO 200朝露の表面にあわせる微妙なピント調整、どこまでシャープにとらえるかの被写体深度(これは今度色々試してみようと思います)、画面構成、暗めの落ち着いた雰囲気にするか、明るくしてほのぼのした雰囲気にするかを決める露出など、けっこう面白いです。
2006/09/12
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土曜日、モーゼル中流のトリッテンハイム村のとある試飲会へ行って来ました。その日も素晴らしい青空が広がり、濃緑に染まった渓谷の葡萄畑に人影はなく、モーゼル河のさざ波に照り返す日差しを眺めながら自転車で走る人々を、僕たちの車は気持ちよく追い越していきました。トリッテンハイム村に入って間もなく街道を一本脇道にそれたすぐ先に、その日試飲会のあるアンスガー・クリュセラート醸造所はあります。この醸造所は2001年から醸造を父から引き継いだ若手女性醸造家、エヴァ・クリュセラートさんのワインが近年注目を集めています。その日はさらに、ラインヘッセンのヴィットマン醸造所のヴィットマン夫妻と、これまた1999年に父から醸造を引き継いだ息子のフィリップ・ヴィットマン氏が訪れ、彼らのワインも試飲に供していました。醸造所中庭の試飲カウンター。右手前からエヴァ・クリュセラートさん、ギュンターとエリザベス・ヴィットマンご夫妻。アンスガー・クリュセラート醸造所とヴィットマン醸造所、この二つの醸造所は2年ほど前から合同で新酒試飲会を開催しているそうで、昨年まではヴィットマン醸造所で開催していたものを、今年初めてこちらで開いたそうです。ガイゼンハイム大学の同級生だった二人の若手醸造家-エヴァ・クリュセラートとフィリップ・ヴィットマン-が、醸造所の中庭のカウンターでサーブしながら質問に答えている様子は、まるで若夫婦のようでした。フィリップ・ヴィットマン氏とエヴァ・クリュセラートさん。エヴァ・クリュセラートさんは、伝統的な木樽で自然酵母による発酵にこだわってワインを造っています。「父には、まるで50年前のおじいちゃんの頃に戻ったような醸造だと言われました。」と、彼女。収穫した葡萄はまず破砕して果皮を果汁に漬け、葡萄の状況にもよりますが、7~12時間前後待ちます。それを圧搾し、合成樹脂のタンクで不純物を沈殿させた後、フィルターや清澄剤を用いることなく上澄みを木樽に移し、発酵させます。培養酵母だけで辛口まで発酵を進めるのは難しいのでは、と聞くと、「酵母は一度発酵が終わったように見えても、実はかすかに活動を続けているんです。寒い冬が終わり、春先になると再び息を吹き返して、また発酵を続けます。時には、それが7月ころまで続くこともありますが、最終的にはちゃんと辛口になります。その際、樽が常にいっぱいまでワインで満ちているよう、気を付けなければなりませんが。」とのことでした。3.9haの畑を持つ醸造所のケラーはこぢんまりとして、40年位使い続けているという年季の入ったフーダー樽が壁に沿って一列に並んでいます。恐らく、ケラーに住む微生物たちにとっても使い込まれた樽は居心地がよく、それが辛口まで発酵を続けさせることに一役買っているのでしょう。使い込まれたフーダー樽が並ぶ醸造所のケラーにて。試飲したアンスガー・クリュセラート醸造所のワインは2005年産でしたので、香りはまだ閉じていますが、辛口から中辛口にかけてはミネラルの明確さが、甘口は天然酵母らしい個性的な香りにしなやかな甘みが持ち味です。とりわけトリッテンハイマー・アポテーケのリースリング辛口は、たっぷりとした口当たりの柑橘のフルーツ感に、シーファーと土壌のミネラルの味わいがとけ込んでいる大きなワインでした。甘口は同じくアポテーケのアウスレーゼが非常に上品な蜂蜜、香草、濃厚で綺麗な甘みが印象的。彼女のワインは、葡萄畑がもたらした収穫を、出来るだけ自然にワインに仕立てようというコンセプトが生きているように思います。左がアンスガー・クリュセラート醸造所、右がヴィットマン醸造所のエチケット。アンスガー・クリュセラート醸造所の辛口・中辛口のエチケットは2005年から新しくなった。一方、ヴィットマン醸造所のワインは調和がとれつつもパワフル。試飲に出ていたのはシルヴァーナーS,ヴァイスブルグンダーS、シャルドネS、シュペートブルグンダーSとキルヒシュピール、モアシュタインのリースリング・グローセス・ゲヴェクスでしたが、いずれも濃厚でクリーミィでありながら、押しつけがましさのない調和と広がりを感じます。とりわけキルヒシュピールは果実味と土壌の味がパーフェクトにバランスした大きなワイン、ドイツのグラン・クリュであるグローセス・ゲヴェクスに相応しい出来映えです。モアシュタインはそれよりニュアンスに富んだワインになる可能性を秘めていると思いますが、現時点ではまだ閉じているように感じられました。ヴィットマン醸造所は1990年からビオに切り替え、2003年からビオディナミに転換しました。転換して味に違いは出ましたか、と大旦那のギュンター氏に聞くと、「う~む、曰く言い難いな。」と沈黙。「もっといいワインを造るにはどうしたらいいかを模索した結果、その一つの回答がビオディナミだったんだ。牛糞を角に詰めて埋めるといったプレパラートは確かに効果があるようだが、農作業を月の運行に合わせて行うのは、必ずしも絶対という訳ではないように思う。」と、40年以上の経験と、頑固で実直な人柄を感じさせる答えが返ってきました。昨年11月の日本滞在では、京都の懐石と自分のワインを合わせた時のことが一番思い出に残っているそうです。ヴィットマンご夫妻。さて、このエヴァ・クリュセラートさんとフィリップ・ヴィットマン氏のカップル、結婚のご予定は、とストレートに聞くと、「ははっ、さて、どうなるかな?」とフィリップ氏に笑われました(苦笑)。恐らく二つの醸造所は、若い二人の後継者を通じて交流が始まったのだと思います。しかし、どちらも、それぞれの実家の将来を背負って立つ、醸造所になくてはならない存在です。結婚して独立、新居を構えるという、普通ならごく当たり前の成り行きは難しいでしょうけれど…、まぁ、なるようになるでしょう(笑)。笑顔のエヴァ・クリュセラートさん。Weingut Ansgar CluesserathSpielestr. 454349 Trittenheimweingut@ansgar-cluesserath.deWeingut WittmannMainzerstr. 1967593 Westhofenwww.wittmannweingut.com
2006/09/10
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今週は8月と打って変わって安定した好天が続きました。明け方は気温が10度以下まで下がり、上着が欲しいくらいの肌寒さですが、日中の最高気温は25度前後まで上昇し、Tシャツ一枚でも快適です。しかし朝晩の冷え込みで、木々の緑が次第に黄色く様変わりを始めており、夏が再び戻ってきたとたんに秋の気配が深まりつつあるという感じです。さて、昨日は友人宅で飲み会でした。韓国風巻きずしとお好み焼きにあわせたワインは、以下の8本。2003 Georg Breuer, Ruedesheimer Estate Riesling残念ながら軽いブショネ。気になるかならないかの微妙なレベルでした。2003 Martin Conrad, Brauneberger Juffer, Riesling Feinherb Goldkapselクリアな柑橘、しっかりしたミネラル、アフタに弱冠強めの苦み。猛暑の生産年と醸造上の問題によるものか。2004 Ottes, Lorcher Krone, Riesling Spaetleseバランスの良い綺麗な柑橘のフルーツ感。アルコール度10.5%、シュペートレーゼでも甘すぎず、さっぱりした酸味でスイスイ飲める。2003 Ratzenberger, Bacharacher Wolfshöhle, Riesling Spätleseブラインド。1996か1999と推定したが、2003年産。色は若いが、これは明らかに熟成が進みすぎている。恐らく酸味不足によるものか、あるいは醸造上手法の結果によるものか。アウスレーゼの様な上品なヨハニスベーレの甘みもあるが、いずれにしても不自然な熟成感。2004 Goettelmann, Muensterer Rheinberg, Riesling Spaetlese見事と言う他ない甘口リースリング。非常に綺麗な果実味にオレンジの蜂蜜、絶妙な酸味、調和、透明感、ニュアンスに富んだアロマ。アウスレーゼとしても十分通用する。Excellent!!!2003 Josef Rosch, Trittenheimer Apotheke, Riesling Ausleseゲッテルマンに比べると、若干見劣りする。悪くはないが、生彩を欠き、軽い熟成感が早くも下り坂を予感させる。1998 Grans-Fassian, Trittenheimer Apotheke, Riesling Auslese Goldkapsel酸味が一本通っており、しっかりしたストラクチャを伺わせるが、アウスレーゼのゴールドカプセルに期待するほどの濃厚さ、複雑さはいま一歩。もっとも、さらに熟成させて飲みたいと思わせるだけのポテンシャルはある。2001 Darting, Forster Schnepfenflug a.d. Weinstrasse, Huxelrebe Beerenauslese強烈に濃厚、アプリコットの蜂蜜、濃厚でアロマティックな甘みをぎゅっと引き締める酸味も十分。見事な極甘口。おまけ。今日のシュペートブルグンダー。モーゼルでも収穫まであとまもなくでしょう。
2006/09/08
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今日もいい天気でした。午前10時ころまでは霧でしょうか、どんよりと曇っていたのですが、昼近くからの快晴が日没まで続きました。気温も23度前後まで上昇、葡萄が熟すのには理想的なコンディションだったことでしょう。さて、今日のワインスタンドはオーバーモーゼルのマンフレッド・ヴェルター醸造所でした。去年も会ったエコワインの造り手で、今日出ていた2005年産も上々。エルプリング、リヴァーナー、シュペートブルグンダーを飲んだのですが、いずれも品種の個性が明確に表現されていました。醸造所によっては葡萄品種は色々取りそろえており、品質もクリーンで悪くはないものの、どの品種をとっても香味に大差ない所もありますが、彼の所はその点よく出来ています。これだけ品種の個性を引き出す力があるなら、ヴァイスブルグンダーやグラウブルグンダーも飲みたいと思ったのですが、3haの彼の畑には植えておらず、また、品種によって異なる対応-彼は「葡萄の声を聞く」と表現していました-をしてやらねばならないので、今のところ手一杯だそうです。それにしても、エコワインの造り手は、普通の造り手に比べると葡萄への愛着というか、思い入れが人一倍強いような気がします。だからこそ、いいワインが出来る可能性が高まるのでしょう。….もっとも、エコワインが全て美味しいかというと、必ずしもそうではないのですが(苦笑)。
2006/09/06
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今日もいい天気。9月に入って、ようやく夏らしい天気が戻ってきました。この様子だと、葡萄も日ごとに熟していることでしょう。午後、散髪に行ってきました。ドイツに長期滞在すると、行かざるを得ないのが床屋です。デュッセルドルフやフランクフルトには、日本人の理容師がやっている店もあると聞いていますが、ドイツはモーゼルの奥地トリアーには、そんな店はありません。行き当たりばったり、もっぱら価格を基準に選んでいます。数年前、ヘアキラーという一律12ユーロの激安理容店がトリアーにも出来て以来、価格競争が激化し、今では安いところは11ユーロ。まぁ、腕はどこも大差ないですが、本家のへアキラーは弱冠、丁寧に切ってくれるような気がしています。「横と後ろは短く、上は長めに残してください。」と簡単に指示したのですが、「短くというと、12ミリですか? 17ミリですか?」と聞き返されました。流石ドイツというか、ミリ単位で長さを指定するのも、なんだかカメラのレンズみたいだなぁと思いながら、ミリ単位で指定しなければならないのか聞き返すと、「あ、電気バリカンのアタッチメントで調整出来るんです。ハサミだとそうはいきませんが。」という答え。な~るほど、そうだったかと納得しました。さて、今日のワインはラインガウのオッテス醸造所のワイン。先日、やっと注文したワインが届きました。2005 ロルヒャー・ファッフェンヴィーズ、リースリング・カビネット辛口Lorcher Pfaffenwies Riesling Kabinett trocken醸造所で試飲して気に入ったワインですが、家で飲んでもやっぱりいいです。上品な果実味は重すぎず軽すぎず、実に快適。適度にミネラルも効いて申し分のないカビネット辛口。4.80Euroの価格は良心的、理想的な日常用ワインと言えます。日本なら、1400円前後なら妥当な値段かな、という気がします。
2006/09/05
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午後から爽快に晴れ上がり、昨日と打って変わって暖かくなりました。日没が快晴という日は、ずいぶん久しぶりです。夕方6時すぎ、あまりに良い光加減に誘われて葡萄畑へ。収穫開始まであと5,6週間と思われるリースリングです。
2006/09/04
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今日も一日、どんよりと曇って肌寒い一日でした。この調子で9月, 10月が過ぎると、2000年に続く6年ぶりの、葡萄が充分熟さない年になるかも…なんて予測は、まだ早すぎますね(^^;。ともあれ、葡萄の熟し具合が気になる季節になりました。今日はトリアーでは年に4回ほどある商店街の日曜開店日-普通の日曜日はレストラン、パン屋、ガソリンスタンド、駅にあるキオスクを除いてことごとく閉まっています-でしたが、この天気では外に出る気にもなれず、ベルンカステルでも大きなワイン祭りがあり、午後には仮装行列があると聞いていましたが、家でおとなしくしていました。昨日ザールブルクのお祭りで飲んだワインを思い出しながら指折り数えてみたら、グラス8杯。ほぼ一本飲んだ勘定になります。道理で、ちょっと疲れている訳です(苦笑)。日曜開店日で思い出したのですが、ドイツには閉店法という法律があります。商店の開店時間を定めており、現状では午後8時の閉店となっていますが、これが今年年末のクリスマス商戦の頃から、午後10時までに延長されます。しかし州によってまちまちで、24時間営業が可能となる州もあれば、現状維持の州もあります。また、午後10時までの開店が法律で許されるだけで、閉店時間そのものは商店の判断にゆだねられており、トリアーの現状ではウィークディは午後6時半から午後7時半にかけて閉店する店が多く、午後8時までやっている店は数えるほどです。この閉店法による閉店時間は数年前に一度午後6時半から午後8時に延長されたと記憶しています。その当時は色々と議論が-特に労働組合Verdiの抗議が-あり、ぼくもどこまで浸透するか疑問視していたのですが、意外なことに土曜の午後8時閉店は大型店で定着したようです。12月ごろにはこれが本当に午後10時になるかどうか見物ですが、そうなるとドイツ人の生活習慣も様変わりすることでしょう。もっとも、日曜日の原則休日は維持されますが、東ドイツのある州では、それも撤廃して365日年中無休を可能にしようという動きがあるそうです。
2006/09/03
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ザールブルクのワイン祭りに行って来ました。天気はまぁそこそこ、といったところで、曇っていましたが、雨がほとんど落ちてこなかったのが幸いして、ザール河岸のワイン祭り会場は大入り満員。かなりの賑わいで、ワイン祭りとして上々の部類に入るでしょう。ザールワイン女王と補佐役のプリンセス。イタリアから来た来賓、ザールのワインを試飲する。その後、何杯もおかわりをしていました(笑)。引退表明をするザールワイン女王。感極まって涙声になっていました。とあるワインスタンドで。祭りの呼び物、松明水泳。静かに泳いでいく様子は、どこかしら神秘的でした。ワイン祭り会場の広場。マルガレーテンホフのスタンドで、接客におおわらわのスタッフ。大入り満員の会場は、いつ尽きるともしらない賑わいを見せていました。
2006/09/02
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9月第一日目は穏やかな晴れでした。夕刻、葡萄畑に写真を撮りに行こうとしたら丁度雲が空を覆い始めたので、中止。週末はベルンカステルとザールブルクでワイン祭りがあるので、どちらかに行こうと思います。さて、今日のワイン。2004 ローレンツホーファーリースリング・アウスレーゼセレクション・フォン・アルテン・レーベン(カールスミューレ醸造所 /ルーヴァー)2004 Lorenzhoefer Riesling Auslese Selektion von alten Reben(Weingut Karlsmuehle/ Ruwer)リリース後まだ1年と数ヶ月しか経っていないのに、早くもはっきりとした金色を帯びている。グラスの表面に微細な気泡。しっとりとして複雑な香りは魅惑的、蜂蜜、赤リンゴのヒント。たっぷりとした口当たり、ほんのりと熟成香、ナッツ、蜂蜜のアロマ、ドライフルーツ、アフタに柑橘とミネラルの凝縮感が残る。個性に富んだリースリング辛口。複雑で中身が詰まっていて充分楽しめるのだけど、なぜこんなに早く熟成がすすむのだろう?ドイツの大抵のアパートには物置として地下室の一角が使えることが多いのだけれど、僕のアパートにはないので、室温で置いている。そのせいだろうか。さほどダメージを感じさせないワインの方が多いのですが。
2006/09/01
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