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July 17, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
葬の日の君の庭さきねむの木はいまだ芽吹かず雨にぬれをり(T.I)

7月のバンクーバー短歌会で、2番目に多くの人気があつまった歌。

5月になくなられた松山晨子さんのご葬儀のときのお宅の様子を歌われて、想いの深さがよく表現されていると、私も感動した。

晨子さんの母上もコスモス会員で、戦前は北朝鮮で合歓を咲かせていらした由。

コスモスに入られてから、宮柊二の


昼間みし合歓のあかき花の色をあこがれの如くよゆ憶ひをり(『群鶏』)

にひとしお感動され、バンクーバーのあちこちで合歓を見て楽しんでいらしたが、その母上のために、晨子さんがそのお庭に苗を植えられた合歓の木である。

90歳までお元気だった母上がごらんになるのに間に合うようには花をつけなかったが、数年後から花を咲かせるようになり、晨子さんは母上を偲んで眺めていられたのである。


* ねむの木に焦点をあてて、作者の気持を詠っていてよい。

* 濡れている合歓の木をとりあげて挽歌を詠まれたのはすばらしい。


などと褒め言葉がでたあとで

「庭さき」は「庭先」の方がよいのではないか との意見がでて

  (葬の日の君の庭先ねむの木はいまだ芽吹かず雨にぬれをり)

それにたいして、

* 
「庭さき」はそのままにして、「ねむ」を「合歓」にしたらよいのではないか

  (葬の日の君の庭さき合歓の木はいまだ芽吹かず雨にぬれをり)

との意見も出た。

そのことがまだ頭にあった折も折、月曜日のNHK歌壇で高野公彦氏が表記について


出来るところはひらがな表記の方がよい。漢字は意味はわかりやすくなるが、言葉の音楽性がわからなくなる。ひらがなだと、漢字よりもゆっくり読むことになり、音楽性が味わえる。

と話された。

たしかに、その通りだと思うし、この時引かれた例もよくわかった。

で、さて、この歌についてはどうだろう。
作者の発表された形が一番ひらがなが多いわけだけれども・・・・。



先生に見ていただいたら、この一首

君の庭のねむの木いまだ芽吹かずに雨にぬれをり葬儀の朝を

または

君の庭のねむの木いまだ芽吹かずに雨にぬれをり葬儀の午後を

とお化粧直しをして帰ってきた。
なるほど・・・平仮名・漢字以前のところで、解決がついている。
平仮名・漢字という視点にこだわって、そこしか見えなくなっていた。





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最終更新日  July 18, 2008 06:56:42 AM
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