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January 19, 2012
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日も寒くて、朝11時頃の気温は、マイナス四度。
しかし、今夜はマイナス15度まで下がるかもしれないし、明日は荒れ模様と言う予報なので、外回りの用事は今日のうちに・・・と、あちこち動く。

1時頃に帰宅すると主人が、「留守電が入ってるよ。なんだか、女の人の声が聞こえたから、どうせ何かの宣伝電話だろうとほっといた。」とのたまう。

さっそく聴いてみると、「マッケニー・スクールの副校長のXXXです。おたくの孫のマークが、昼休みに梯子から落ちて顎を切ってしまいました。両親に連絡がとれないので、あなたに電話しています。留守電を聞いたら、学校に電話してください。迎えに来て、ドクターに連れていってもらいたいのです。」という用件。

まだいくらも時間がたっていない様子なので、すぐに電話をしたら、ママさんの妹のキャラに連絡がついて、彼女が学校に向かう途中だという。

「あ、それなら安心」と思ったものの、彼女は、勤務日であれば、車で40分はかかる都心だし、家にいても30分はかかるところからやってくるはず。

私ならこれから10分以内につけるし、マークも心細いだろうからと、とにかく学校に行ってみたら、受付の横の小さい部屋に、マークが、顎の下にガーゼとアイスパックをあてて、ショボンとしていた・・・が、たいした怪我ではなさそう。

「キャラがこちらに向かっているので、行き違いになるといけないから、一緒に待とうね」と、並んでソファーに座り、ケータイでドクターの予約をとった。

(3時にしかとれなかったけれども、一刻を争うような怪我ではないので、ま、それでOK.)

相手をしてくれた副校長先生は、「この子はとっても偉かったのよ。ちゃんと一人でここに来て、消毒してもらったのよ」と、ほめてくれ、マークもちょっと誇らしげにうなずく。
私も、小学二年の頃、学校で転んで顎を切ったことがあるけれども、先生には「ぼんやりしてるからだ! もっとちゃんと歩けっ」とか、怒鳴られたりして、泣きそうになりながら、自分のハンカチで傷を抑えて家に歩いて帰ったなあ・・とか、つまらないことを思い出す。いいな、今の子は。

一方、だんだん元気の出てきたマークは、「おばあちゃん、教室がどこだか見たい?」と、教室に連れていってくれたので、担任の先生にも挨拶できた。
クラスメートさん達が「大丈夫?」と口ぐちに心配した言葉をかけてくれたら、「大丈夫。明日また会おうね」とか彼も元気に行って、片手で顎を冷やしながら、通学かばん(リュックサック)と水筒を持ちだして、「ばい、ばい!」とか言っている。授業の邪魔なのに、先生も我慢してくれている。

なんだ、さっきよりずいぶん元気になったじゃないの!

とかしているうちに、キャラも着き、さらにパパさんも着き、副校長先生が、「私が電話をしたときには、誰もいなかったのに、留守電を置いたら、み~んなが集まってきてくれたねえ。よかった、よかった。応援団がいっぱいいるねえ、マークには」と言ってくれ、パパさんが家でちょっと休ませてからドクターに連れていくことになり、家族救援隊は解散。

たいしたことではかなったが、ちょっとばかり、寒さを忘れるスリルある午後だった。


思い出すと、三人の子供が幼稚園・小学校の間は、こんなことで呼び出されたことが、ずいぶんあったなあ・・・と、ちょっと懐かしい思いもする。
これも、怪我がたいしたことがなかったから言えることだけれども。





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最終更新日  January 20, 2012 02:54:02 PM
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noriko5858 @ Re[1]:桜に雪(03/21) てぃーさんへ そうですねえ・・・。あれ…

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