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March 8, 2012
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せっかく、「するっと関西」を買ったのだからと、当初は、高野山に行く予定だった日。

「天候や、このところの活動状況を考えると、老女にはちょっとヘビーかな?」ということで、急遽 室生寺に行く先変更。

室生寺も、ながいこと行ってみたいと思っていたところだったので、ちょうどよいチャンスだし。

川沿いにならんでいて、しかし、ほとんどが閉店状態のシーズンオフのしずかな街を通りぬけ、この赤い橋をわたると、室生寺。
01 橋の向こうは室生寺.jpg


金色のところがほとんど見えない金堂。
その趣は、キラキラだった時代よりも、ずっと深いものがあるように思う。
02 金堂.jpg


ほっとして、頭を下げたくなるような灌頂堂。
なんの説明もなくてよいから、じっと空気を聴いていたいような雰囲気。
03 灌頂堂.jpg


五重塔。
室生寺の象徴のように、宣伝ポスターなどによくみかける塔。
04 FIVE STORY TOWER.jpg


裏手の道を進んでいくと、「落石注意」の看板の後は、細い道になる。
しめった空気の匂いが、なんともいえない。
05 落石注意の道.jpg


羊歯の群生地。
古代から種を保っている羊歯の生命力は、宗教心とつなげることができるのかもしれない。
06 SIDA.jpg


振り返ると、見下ろす形になる五重塔もなかなかよろしい。
07 五重塔を見下ろす.jpg


自然石で作られた階段を、奥の院にむけてあがり始める。
赤い橋のたもとにたっているのは、「同行者」
08 奥の院まで続く道.jpg


赤い橋から、奥の院につくまでの階段が長くて、ちょっと急になる。
09 奥の院まで続く道 2.jpg


「今日は雨は降っていないが、昨日までの雨で足元が悪いし、行きはともかく、すべりやすい階段で転んで頭でも打ったらめんどうだ」という同行者の判断で、奥の院行きは、中止。
この赤い橋からの遥拝でおしまい。

これからトシをとる一方だし、今行かなくてはいかれないのに・・・と思ったが、ふだんは「行ける、行ける、だいじょうぶだよ」とばかり言う「同行者」が、「おまえにはあぶない」というのだから、従う方が無難だ。

おとなしく引き返して、なんだか分かれがたい灌頂堂にもう一度お参りして帰ってきた。

石楠花の季節には、いっそう美しいと聞かされたが、石楠花ならバンクーバーでいくらも見られるし、それより、静かな雨上がりの午前中をゆっくり歩けたほうが、私にはありがたかった。


帰りに、一軒あいていた店で「ごまどうふ」を買おうとしたら、店の人が、ふと賞味期限をみて、「あら、賞味期限が過ぎてるよ」という。チェックしてくれたら、ひとやま全部、賞味期限切れ。

「しょうがない、ウチで食べなくちゃ」と苦笑しながら「わるいねえ。売れるのがないわ。」だそうだ。
あれを一山、全部「ウチ」で食べる・・・の?

いくらおいしくても、いくら健康によくても、今日もごまどうふ、明日もごまどうふ、これじゃねんがらねんじゅう、ごまどうふ...
シーズンオフは、お店にとってもたいへんだなあと思った。









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最終更新日  April 2, 2012 06:29:35 AM
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noriko5858 @ Re[1]:桜に雪(03/21) てぃーさんへ そうですねえ・・・。あれ…

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