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ユキワリイチゲが開花しました。昨年と比べて16日遅れの開花です。厳寒の昨年より暖冬の今年が開花が遅れる・・・という点は、何となく割り切れないところはありますが、深入りは止めておきます。 早いものは先週末頃から半開き状態になっていましたが、中々全開までは進まず、ヤキモキさせられました。この半開き期間に他のツボミも追い付いて、少し気温が上がった昨日、一斉に開花する形になってしまいました。いつもは開花初日は1輪だけででお茶を濁すことが多いこの品種ですが、今年の様に一斉に多数が開花するのも中々いいものです。
2024年02月29日
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秋から冬を冷蔵庫で過ごしたラン科のバルブを、本来のポットに植え戻す作業の第2弾です。対象は大輪トキソウの赤花品です。こちらが保存容器から取り出した様子(注:定植後画像と交互表示します)ですが、一昨日紹介した白花品と違い、何とサイズの小さいことか。比較のために、隣り合わせて単3電池を置いています。 こんな小さなバルブばかりになった理由は、昨年の花後、1個のバルブに2個、3個という具合に、複数の新芽が出てしまい、自立前の成長期に親バルブからの養分を分け合うことになって、成長の足を引っ張ったためと推測しています。市場に流通する同品種では、2個の子株が共に大きく育っているのが見られるので、当家の栽培方法に問題があるのは否定できません。今年は複数株を共に大きく育てることを目標に試行錯誤を繰り返してみようと思っています。 それはそれとして、この小型バルブに花を咲かせる地力が備わっているとは思えませんが、取り敢えず定植した様子も表示しています。今年の目標はこれらの小型バルブから4個以上の開花可能な個体を育てあげること・・・とします。
2024年02月28日
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雪割草の7番手、「興野の紅」が開花しました。昨春リクルートして、今年が初花なので前年比較はありません。千重咲の赤花品ですが、状態は未完成で完全な容姿を披歴するまで、あと1週間ほどは必要かと思います。 いつものことですが、寒のさ中に開花準備が始まる1番花は色々な障害を伴います。今回の「興野の紅」では何重にも重なった花弁の内、最外周となった弁は凍傷を負ってしまった様で、3時と10時位置の花弁は重篤な症状を呈しています。始動の早かった2~3輪はこうした手負いの可能性が否定できませんが、この品種は昨年中の増殖が活発だったので、本番では綺麗な容姿を見せてくれる筈です。
2024年02月27日
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八重咲スイセンが満開状態になりました。今年は花軸は2本のみという貧作ですが、草丈は目標に近付きつつあります。今の丈は33cmで、10日前の開花時より1cm伸びてしまいました。この数値が30cmを切ることが、この子たちに課せられた課題です。 貧作の原因は球根の分裂ではないかと見ています。大玉が分裂して小玉2個になり、この結果花芽生成能力が低下した、という筋書きですが当否はアテにはなりません。また花軸の丈を小さくするために実施して来た措置、水以外の一切の肥料分を絶つ、という措置も生産性低下を招いたことも否定できません。次のシーズンで30cmを切れたら、少し規制を緩めることも考えてみます。
2024年02月26日
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雪割草の6番手、二段咲・紫花白シベ品が開花しました。我が家では個体識別のため「無銘①」と命名して管理している品物です。昨年と比べて3日遅れ・・・ということは、誤差の範囲としておきます。開花宣言は出しましたが、シベはまだ身を竦めたままで、完成形とまでは言えない状態です。花の中央部で、雌シベの周りの円形の白い壁の様なものがそれで、この壁の様なものが放射状に倒れて完成形となるのは1週間ぐらい先になりそうす。その頃には花弁は寿命を迎えるので、1番花としてはちぐはぐな咲き方で終わるのが普通です。こうした欠点の多い咲き方は、遅れて開花するものでは次第に影を潜めて、完成度の高い花が実現する様になります。
2024年02月25日
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昨日取り上げたセツブンソウに続いて育成株をもう1点紹介します。それがオキナグサ(翁草)です。花後に生成される種子に付随する毛玉を、翁の白髪に見立てて命名されたものだそうです。画像の状態が満1歳の芽出しです。昨日取り上げたセツブンソウが種子発芽から初花まで6~7年かかるのに対して、こちらオキナグサは早ければ3年目には初花を見られるという手軽さが大きなメリットです。この個体も、今年の生育次第で来春には花が見られる可能性があり、温かくなった時点で一回り大きなポットに植え替えて「窮屈」という成長阻害要因を取り除くことにします。
2024年02月24日
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成熟株の開花が進む一方で、種子から始めた育成株も当年の活動を始めました。画像は2022年にタネを撒き、昨年発芽、今年1歳児として芽出しを始めたセツブンソウです。昨年とは比べようもないほど逞しさを増しています。とは言え、花が咲く様になるまではまだ5年から6年もの長い長い修業を重ねなくてはいけません。気が遠くなる様な長い育成期間ですが、その時を見届けるまではお釈迦様からの出頭命令も見て見ぬふりです。
2024年02月23日
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雪割草の5番手、千重咲・淡桃品が開花しました。昨年春にリクルートしたものなので、前年比較はありません。無銘の一般品ですが、我が家では個体識別のため「無銘⑨」と命名して運用しているものです。 この品も半開き状態で10日ほど過ごしたため、花弁は劣化が始まっています。この時期なら雪割草は2週間ほどは持つのですが、この個体は半分程度しか容姿を保てないかもしれません。2番花以降では、こうした問題は影を潜めることを期待しています。 昨年、この品など6点ほどをリクルートした展示即売会が間もなく新潟市で開催されます。生憎その頃は新潟は強い冷え込みに見舞われそうです。雪装備が貧弱な、我々関西人が近付ける環境ではないので、遅れて開催される他の展示会を目指すことになりそうです。
2024年02月22日
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コシノコバイモ(越ノ小貝母)が開花しました。昨年と比べて11日遅れの開花です。厳寒だった昨年より、暖冬の今年の方が開花が遅い・・・というのは割り切れなさが残りますが、深入りすると泥沼に嵌りそうなので止めておきます。いつものことですが、1番花は晒し首状態で開花してしまいました。1週間ほどで茎が4~7cmに伸びて、花は横向きから幾らか俯き加減の正常な姿に変わります。 一昨年植え替えを行った際、3個存在する球根の内の1個が分球しかけていました。昨年中に分離して、子玉の方も独立する筈でした。3株が4株に増える筈・・・だったのですが、いざ、蓋を開けてみると3株のままでした。それだけに留まらず、顔を出したのは分球した子株だけで、親株は昨年の夏場に枯死した様です。子株はまだ開花能力が備わっていない様で、今年の開花数は1輪減となってしまいました。子株は来年はまだ開花は無理かも・・・
2024年02月21日
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いつもは3月に入って取り出している冷蔵保存のラン科品種ですが、タイミングを誤って芽出しが大きく進んでしまうことも珍しくありませんでした。で、今年は2月中に手を付けて、万全を期することにしました。先ずは大輪トキソウの白花品から着手しました。 上画像が冷蔵庫から取り出した状態、つまりこの梱包で4ヶ月余りを過ごして来た訳です。バルブを包み込んでいたミズゴケを除去して取り出したバルブがこちらです。秋に撤収したままの状態で綺麗に冬場を過ごした様です。大きな2つのバルブは、今年の花付きは問題なさそうですが、小さな方は1~2年の修業が必要です。これらを別途用意した4号陶鉢に定植した様子と切替表示しています。今月中は屋内で過ごさせますが、3月の適当な時期にシャバの空気を吸わせることにします。
2024年02月20日
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今年の雪割草一番乗りの名乗りを上げた「無銘⑥」が開花して1ヶ月半が経過しました。その時の個体は既に花弁を散らしてしまいましたが、今は2番花が盛期を迎えています。寒の底を過ぎて開花した個体だけに、1番花に現れていた諸々の欠点が消えて、この品種特有の形質が表に出ています。 その一つが花弁の濁りが取れたことです。1番花では花弁の中心軸に当たる位置に濃い紫が出ていたのが、今の2番花では純白を取り戻しました。またシベと花弁が伸び切った状態で揃う期間も長くなって来ました。という具合で、品種としての持ち味がベストの状態に揃い始めました。弾(ツボミ)はまだ残っているので、今後の開花品は更に長所が前に出る筈・・・などと、強欲な期待は膨らみ続けます。
2024年02月19日
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雪割草の4番手が開花しました。昨年この品種の開花は3/9だったので、何と18日も早いことになります。流石は暖冬の威力・・・ということにしておきます。早過ぎた開花の副作用と言って間違いなかろうと思いますが、花茎や花柄が伸び切らない状態での開花なので、まるで花を地べたに据え付けた様な姿勢での開花になってしまいました。3月に入って咲く個体はこうした難点は解消するものと思います。 ところで、今回の開花品はご覧の通り標準花で白花・赤シベの品種です。公式な銘はなく、我が家では「無銘④」と名付けて識別しているものです。
2024年02月18日
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日本サクラソウが始動しました。品種は違っていますが、昨年の芽出し1号は2/19でした。ということでこの程度の日数差は誤差の様なものとして扱うことにします。この芽出し1号は、ここ数日続いた暖かさに吊られての振舞いであることは間違いなさそうです。いざ外界に顔を出してみると、掌を還す様な冷え込みで、少々泡を喰っているかもしれません。 ところでこの個体、我が家で発生した変異品です。「南京小桜」のポット内で見つかった、これまで我が家で栽培して来たどの品種にも似ていない特徴を有するものです。その発生原因が突然変異なのか、或いは長年に亘って交配を重ねて作り出して来たものが、一時的な先祖返りでこんな現象が生じたのか、詳しいことは分かっていません。・・・という風な説明をどんなに繰り返しても、変異の様子を言葉では説明し切れません。どんな花なのかについては、開花時点で改めて説明したいと思います。
2024年02月17日
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セリバオウレン(芹葉黄連)が開花しました。昨年と比べると2日早い開花・・・ということは、事実上有意差はないと見做して良さそうです。ここ数日の暖かさが背中を押した様に見える開花の進行ぶりでした。 ツボミの一部が半開き状態で苞葉から抜け出してから10日余り経ちました。こんな状態で長い日数を消耗しているので、「寒冷期の花は長持ちする」という傾向は、幾分か影響される可能性もあります。昨年と比べて花軸は増えているので、花のボリューム✕開花期間という尺度では、昨年以上に楽しめるかと思います。
2024年02月16日
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2月とは思えない、異例の暖かさと関係があるのか、ないのか、定かではありませんが、八重咲スイセンがやっと開花しました。昨年の開花日と比べると丸々1ヶ月遅れです。我が家だけが遅れているのか?・・・ということで、ご近所のスイセンを植えているお宅の様子を拝見(注:覗き見とも言いますが・・・)していると、ツボミの育ち具合は似たり寄ったりという状況でした。寒さをスタミナ源にしている様なスイセンなので、暖冬傾向の今年はコンディションが整いにくかったか・・・などと邪推している状態です。 ここ数年、花茎の肥大化(最大60cm越え)の対策に取り組んで来ました。昨年は最大で40cmまで改善しましたが、今年は更に改善が進み開花時点で32cmでした。花の終る頃には幾分伸びる可能性はありますが、一定の効果があった訳で、この先も現状の管理方法を続けるつもりです。
2024年02月15日
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昨日は終日ほっこり温かい1日でした。これくらいの暖かさがあれば、土いじり、水仕事などガーデニングに付き物の作業も苦になりません。そうした暖かさに誘い出された訳でもないのでしょうが、早春の山草、コシノコバイモ(越ノ小貝母)が動き始めました。 とは言っても今年の始動は、記録的に寒かった昨年と比べて4週間も遅れてしまいました。昨年はこの時期、既に開花していて保有する3点全て咲き揃っていました。厳冬だった昨年より、暖冬の今年開花が遅れるというのは何となく割り切れないところがありますが、後に続く品種の開花の状況も見た上で、更に考えてみようと思います。 それはそれとして、ポットの表土は甚だしく汚れています。原因は昨秋飛散したコケ類の胞子が発芽し始めたものと推測できます。開花を控えて、少しでも見栄えを良くするために、表土0.5cmほどを剥ぎ取り、新たな用土を補充して一件落着としました。
2024年02月14日
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どこかに置き忘れてしまい、いつも見廻っていても、その個体がいなくても気付かない・・・といった”事件”を起こすことがあります。今回その当事者になったのが在来種のイカリソウです。昨日見廻っていて、ふと「あれ、どうしたんだっけ!? 」ということになり、表から裏まで探し回った結果、夏場の避暑コーナーでポツンと佇んでいるポットを発見。回収漏れしていたことに改めて気付いた次第です(上画像)。 昨秋以来、水遣りも全くしていません。この枯れ様がただの冬枯れなのか、それとも水切れで枯死したものか、この状態では見極めがつきません。で、取り敢えず枯れた茎をきれいに刈払い、表土を少しだけ掘り返してみました。1cmほど掘り進めたところでヒゲ根に行き当りましたが、色合いはきれいな白で、取り敢えず生きている様です(こちら)。置き場所が軒下ぎりぎりの位置だったので、雨が吹き降ったりした際、浴びた雫だけで生き延びていた様です。そんな経緯もあって、今年の花付きについて贅沢は言えません。
2024年02月13日
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1ヶ月前にはまだ緑が残っていた白花プルサチラ・ブルガリス(通称:洋種オキナグサ)でしたが、流石に厳冬の1月後半には抗えなかった様で、産毛に覆われた新芽を除いて完全に枯れてしまいました。気温の動向は、この先うねりながらも上向きに推移するのは間違いないので、身なりを整える意味でこの辺で枯れた葉を切り払うことにしました(Before/After 切替表示)。 今週は温暖周期に当り、週後半にはサクラが咲く頃の暖かさが実現しそうな予報も報じられています。そうなると、プルサチラ・ブルガリスを含めて、早春の草花は一斉に動き始める可能性もあります。寒の戻りという恐怖は付きまといますが、いよいよ歓喜の季節がやって来ます。
2024年02月12日
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これまで地べたでとぐろを巻く様に寝そべっていたユキワリイチゲが、やっと立ち上がりました。「つ」の字の様に腰を曲げた花茎の先端に付いたツボミが地上に顔を出したのは12/19でした。以来50日、長い長い雌伏の時期を過ごしたことになります。画像に収まっている3本の花茎は、発生は2週間ほどの時間差がありましたが、立ち上がりは同時でした。ならば、ここから開花までは早まるか?・・・というとそうでもありません。 この2年の開花への歩みを見ると、花茎の立ち上がりから開花まで3週間から4週間を費やしています。ツボミの顔出しから計算すると100日に達するウルトラ級の鈍足ぶりです。ただ、こうした鈍足開花は気温の底の期間に開花した時の数値です。この先は気温が底を離れて上昇過程での開花準備になる訳で、幾らかの期間短縮があるかもしれません。
2024年02月11日
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10日ほど前、ツリガネニンジンのポット内に湧いて出た若い新芽をこの場で紹介しました。その時点では身の安全のためにも、1日も早く眠りに就くことがベスト、という論調で記事を締めくくりました。 その後、件の若芽はどうなったか・・・というと、眠りに就くどころか、後続の新芽も参戦して、騒ぎは大きくなってしまいました。とは言いながら、季節はこの子たちに味方した様で、気温の底は過ぎました。周期的な気温のうねりはあるとしても、この先は上昇傾向を辿ることは間違いありません。今もこの子たちの素性は分からないままですが、本葉が出る様になれば、そこから種別が解き明かせるかも、と期待しつつ成長を注視しています。
2024年02月10日
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特段の目的があった訳ではありませんが、プチ花壇を見廻っていて気覚えのあるコケを発見しました。半球形・ドーム状のコケです。大きさは1.5cmを幾らか上回るほどのサイズです。このコケの塊が餅ぐらいに成長すれば見応えがあるだろうな・・・などと思いつつ眺めていて方針を決定しました。このまま季節が進むのを待てば、春には周囲の草花が繁茂し、この場所は良くて終日日影、悪くすれば終日暗闇に変わり、コケと言えども生き残るのは困難です。だったらこれを収集してポットに移植し適度に日差しのある環境で過ごさせて、コロニーが大きくなるのを待つ、という選択です。 現段階では、コケの品種名は正確なところは分かっていません。ザクっとコケ図鑑サイトを見回して「シシゴケ」かな?、というところまで漕ぎ着けましたが、断定までは至っていません。拡大画像では胞子嚢が顔出し準備中の様子ですが、これが表に出てくれば品種同定のヒントになるかもしれません。
2024年02月09日
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咲き始めて2ヶ月と10日ほど経った原種ネリネ・ピンク花です。用意していた弾(ツボミ)も撃ち尽くし、残る花は10輪ほどになってしまいました(円内はその一部)。この品種も花の寿命が尽きても花弁が落ちることはなく、いつまでも花序にくっ付いたまま腐敗を待ちます。この寒冷期、萎れて乾燥することはあっても、腐敗まで進むことはありません。で、花軸の先端は甚だしく汚い見てくれとなってしまいます。この一点が、この品種の最大の弱点と言っても良かろうと思います。 そうした弱点を覆い隠す意味で、まだ少数ながら開花中の花は残っていますが、小ざっぱりとした身なりを取り戻す意味で、枯れた花を含む花軸を刈り払うことにしました。同時に葉先の枯れた葉っぱも切り払いました(下画像)。1年後の再会時、豊作を期して施肥に励むことにします。途中、分球した個体を適正密度に保ううために植え替えを行う必要があるかもしれません。
2024年02月08日
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並みいるサクラソウの仲間が現時点でおデコすら出していない中で、この濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)だけが、半身を乗り出して気を吐いています。さぞ寒かろうに・・・などと気遣ってはいるのですが、本人はさ程応えている様子を見せないばかりか、厳寒期を乗り切りそうな振舞いを見せています。この先1週間は温暖周期に入る風な予報が出ており、寝惚けかはしゃぎ過ぎかは脇に置いて、勢い付いて背伸びを始めるかもしれません。 この品種は一昨年夏越しに失敗して全滅してしまい、昨春欠員補充したものです。リクルートしたのが花後だったので、今年上手く開花に漕ぎ着ければ2年ぶりの再会となります。その意味でも、不意の手負いなどで花を見送り・・・などという事態は願い下げにしたい・・・というのがワタクシの本音です。
2024年02月07日
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1週間ほど前にこの品、セリバオウレンを取り上げた際には、ツボミは何とか筒状に変形した苞葉から離脱したものの、それを支える花軸が苞葉の壁につっかえて出られなくなっている様子を紹介しました。1週間経ってその問題は解決し、花軸もツボミも一応自由の身にはなりましたが、折悪しく、関東平野部に大雪をもたらした寒気に遭遇し動きを止めてしまいました。という風に、開花への条件は一通り揃っているので、この寒波が通り抜けて、幾分かの気温上昇があれば、期待に応えてくれるかと思います。後方に佇む2番手の花軸も僅かな差で後を追っており、両者揃い踏みで登場という場面もありそうです。
2024年02月06日
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雪割草の先頭を切った二段咲・白花紫シベの品が、開花から1ヶ月経って花弁は萎れて黄変してしまいました。今は2番花が穴を埋める形になっていますが、花の完成度はかなり向上している様に見えます。代表的な改善点が花弁の紫の滲みが小さくなった点で、本来の「純白」に肉迫しています。これなら3番花辺りでは完全な白花が実現するかも・・・などと、欲張った願望が湧いてきます。シベはまだ未発達なままですが、この個体では寿命を迎える前に花弁とシベが完全な状態で見られるかもしれません。 1番花では花弁とシベが完全な状態で揃うことがないまま寿命が尽きてしまいました。花弁が黄変した今、やっとシベが伸び切り、色合いもいい状態に到達しました(円内)。弾(ツボミ)はまだ残っているので、今月後半から3月に入って咲くものは、ハナからベストコンディションで咲いてくれるのでは・・・などと期待しつつ、その時を待つことにします。
2024年02月05日
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花が終って暫く経った9月頃、短く刈り払っていた枝や葉っぱが、冷え込みが始まるまでの3ヶ月ほどの間に再度伸びて、今のドーム形状になったアムールナデシコです。冷え込みの本格化と共に葉っぱは枯れてしまいましたが、その範囲は葉っぱまでで止まった様です。枝に相当する茎の末端部はしっかり生きており、ところどころで青葉を出しているのが視認できます(円内)。流石はシベリア育ち・・・と、褒めてやりたい生命力です。 この品種はポット2つに分けて植え付けていますが、もう一方のポットは秋の終りに細い枝も全て切り払いました。そちらは芽吹きの気配は全く見せておらず、梅の実サイズの枝の塊を維持しています。この様に装いに差を付けたのは、花付きや枝の広がりで優劣を見るためです。この夏の両者の花付きの成績次第で、次の冬の装いは激変するかも・・・という、ある意味でアブナイ実験が進行中です。
2024年02月04日
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雪割草の3番手、「無銘②」が開花しました。花の形式としては、標準花の濃赤白シベ品です。2週間ほど前に、月が変わる頃開花、と予想していたものですが、今回はぎりぎりセーフ・・・ということにしておきます。その予想を述べた際、2品を候補として取り上げましたが、もう一方は早々とレースから離脱してしまい、開花の見通しはつきません。 さて、今回の開花品についての追加情報ですが、上画像で開花しているのは2番目に始動した個体です。1番目、つまり2週間前に取り上げたツボミは、開花しないまま花弁の腐敗が始まってしまい、これもレースから脱落してしまいました。それが画像左で萎れている個体ですが、実質3週間近く花弁を半開きにして過ごした結果で、寒さの縛りはそれだけ厳しかったと言えます。
2024年02月03日
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本来の花期を3ヶ月も外して、ダイモンジソウの「瀬戸翠」が開花しました。10日ほど前に雪割草2品のどちらかだろう、という予想を書き込みましたが、当の雪割草がモタモタしている間に、こちらのダイモンジソウがスルリと割り込んで、銅メダル(本年3番目の開花です)をかすめ取ってしまいました。予想を書き込んだ当時はゴマ粒を少し大きくした程度の存在だったので、候補にもあげませんでしたが、こういう結果を突き付けられると、雪割草に対して八つ当たりしてしまいそうです。 さて「瀬戸翠」が遅れに遅れて年が改まって開花したことで、記録の取り扱いで少々面倒なことが起きるかもしれません。今回の開花でこの個体はかなりのスタミナを消耗した筈ですが、通常の花期、10月から11月までは十分な再充電の時間があります。もしこの秋に例年通りの開花があれば、どちらを正規の花として扱うかは論議の余地はありません。つまり今回の開花は、スポーツ界で言えば「参考記録」として格下の扱いになります。あくまで「もしかすると・・・」の話ですが・・・・
2024年02月02日
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秋も遅くまで黄変する気配が見られなかったことから放置した葉っぱも、流石に12月には枯れてしまいましたが、ついつい刈り払う機会を逃したまま今日に至ったオキナグサです。今更ながら・・・ということになりますが、小ざっぱりと散髪することにしました。 と言っても特段の秘儀を尽くすという訳でもないので、あっという間にこちらの様な姿に変身を済ませました。綺麗になったところで、改めて眺めると株元をツボミを収納しているであろう冬芽が確認できます(円内)。大きさは、目に見えている部分だけでピーナッツの半分ほどです。今このサイズなら花付きは間違いなかろう・・・ということで処理を終えました。見通し通りに進めば、この春にはほぼ10年ぶりのご対面・・・ということになります。
2024年02月01日
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