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9月に入った頃から変調が顕在化した雪割草のピンク花・千重咲品でしたが、遂に画像の様に生体反応を完全に放棄してしまいました。もはや回復の見込みはなさそうですが、一応検死の手続きはしておこう・・・ということで、枯れた葉を切り払い、株の足元を掘り返してみました。結果はこの通りで茎は完全に炭化している上に、根も朽ちています。ということで、この個体に関しては枯死確定です。南無・・・・(合掌) この品に限らず雪割草に関しては、ほぼ全点が大なり小なりの痛手を負ってしまいました。雪割草類の栽培を始めて10数年になりますが、これほど手痛い被害は初めてのことです。毎年3月に新潟市で開催される雪割草展示即売会には是非とも出掛けて欠員補充を図りたいところですが、それまでに雪割草を保有することの是非や対策の可否を検討しておく必要がありそうです。
2024年09月30日
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3週間前に咲き始めたタマスダレも、弾(ツボミ)を撃ち尽くした様です。最後は精一杯華やかに・・・と言わんばかりに、咲き揃っています。この後に咲くのは5輪に届くかどうか、といった状況です。作付けエリアはヒガンバナの浸食を受けるだけでなく、冬から初夏にかけてはヒガンバナやリコリスに頭上を覆われ、まともに日差しを受けられない状況が続いており、品種の興隆はほぼ完全に停止状態です。規模の大幅な拡大は望みませんが、一定の規模は維持したいと思っており、リコリス全般とのバランスを取る必要に迫られています。
2024年09月29日
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オオクワガタをリクルートして4週間ほどが経過しました。この間、日中は飼育ケース内に敷き詰めた5~6cmの深さの土壌内に潜り姿を見ることはありませんでした。夜間暗くなると這い出して餌を食してはいるのですが、朝明るくなったり、夜間でも明かりを点けるとそそくさと地下に潜ってしまいます。 そんな状況でこの4週間、姿をじっくり眺めることは殆どありませんでした。それが昨日に限っては、朝、明かりを点けてもジタバタすることもなく、30秒余りは大人しくしていました。近くに置いていたカメラを持ち出して何枚か撮影したところで姿を消しました。画像はその時の1枚で、売りの文言では体長は7.1cmとされていました。メスもこのケース内に同居している筈ですが、こちらはオスに輪をかけた臆病ぶりで、この1週間は姿ばかりか気配もありません。果たして無事に生き延びているかどうか....
2024年09月28日
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主要リコリス6品種の内、最後の1品が始動しました。この3日ほどで4品種が一斉に始動したことになります。例年なら2週間から3週間の時間差で開花する4品種が、今年の酷暑に幻惑されたかどうかは定かではありませんが、数日の時間差内で満開を迎える訳で、今年はこれまで見たこともない華やかな景観が実現できそうです。 ところでこの品種、無銘ですがたまたま在来のヒガンバナと同時期に開花することから、我が家では「白ヒガン」と呼んで大切に扱っています。品種としての特徴は、開花時期が近い点以外はヒガンバナとはかなりかけ離れています。例えば葉っぱ。「白ヒガン」の葉は、幅、長さともヒガンバナの2~3倍もある大柄で、仮に葉と花が同時に存在すれば、正体はすぐにバレるに違いありません。
2024年09月27日
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ヒガンバナの花芽がやっと始動しました。昨年の今頃は殆ど満開に近かった様に思いますが、こうした過去データは、本日に関する限り甚だしく精度に欠けます。理由は、常用のPCに障害が発生し、過去データには全くアクセスできないため、前年がどうだったか・・・といったデータは照会できません。因みに、この記事は携帯用のサブマシンを使って書き込んでいます。そんな訳で、本日起こったことを書き並べるだけになりますが、そこはご勘弁を・・・・ この日はもう1点、白花の「アルビ・フローラ」も始動しました(こちら)。例年なら「アルビ・フローラ」が1週間から2週間ほど先行するのですが、今年は酷暑に揉まれたせいか、咲き時までご乱調です。今回の2品も、開花は月の変わり目ぐらいになりそうです。
2024年09月26日
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遅れに遅れていたリコリスの「さつま美人」がやっと始動しました。一夜で10芽ほどが顔を出し、「突然、一気に」といった眺めです。一時は作落ちか?・・・などと余計な心配もしたものですが、何とかそれは免れた様です。開花は月の変わり目ごろになろうかと思いますが、今年のリコリスのピーク期はその後1週間から10日の期間になりそうです。その時が我が家の小庭の今年最後のお祭り・・・ということになります。
2024年09月25日
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我が家で保有するリコリスの中で最も開花時期が遅い・・・例年なら10月前半・・・の品種が開花に向けて準備運動に入りました。始動と準備運動の違いは、始動が花軸が顔を出す状態に対して、準備運動は花芽を出す前に、休眠入りに伴い葉を枯らした茎の残部が表土からせり出してくる状態を指します。この様な準備運動を伴う品種は他のどの品種にも見れれない現象です。休眠中は茎の残部は高いものでも5mmから1cmで、殆どは地下に埋もれます。そうして休眠期間を過ごした茎の残部が、現在最大で4cmほどまでせり上がって来ました。この動きを経て、花芽が始動するのは更に1週間から10日かかります。 因みに、この品種は黄花で、銘はありませんが、仮名称として”激遅イエロー”とか、花序が通常のリコリスが10cmを少し超える程度であるのに対して、この品は20cmを超えることも珍しくないことから「ジャイアント・イエロー」などと呼んでいます。昨年は完全に作落ちしてしまいましたが、この様子なら今年は花が見られる可能性があります。
2024年09月24日
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前回カタバミの一斉駆除を行って、まだ2ヶ月も経っていないと思うのですが、この作業後発芽したものがご覧の通り再び大繁茂しています。既に花を咲かせ始めた個体もあり、このままにすれば種子を大量にバラ撒かれ、更なる大繁茂を招きかねません。ということで、種子がが成熟する前にカタバミを一掃することにしました。 手始めに取り出したのはイカリソウ「楊貴妃」のポットです。主たる住人「楊貴妃」は酷暑に負けて地上部は姿を消していますが、株そのものは生きています。ターゲット・カタバミの根回りを竹串で解して、株元を強く摘まんで引き抜く・・・という作業を繰り返すこと7回、何とかこのポットのカタバミを全て駆除しました(こちら)。こうしたポットが40から50個存在します。この先1週間ほどは秋雨が予想されていますが、雨の止み間を見付け乍ら作業を進めることになります。幸いなことに酷暑は幕引きになりそうで、ピッチを上げて作業を進めることにします。
2024年09月23日
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昨日のボヤキめいた書込みが通じたのかどうか、前日まで青みなど皆無だったプチ花壇の白花リコリスのエリアに、1芽だけですが動きを見せたものがありました。昨年の開花時期の記録から推測して、この個体はピンク花の「さつま美人」の可能性が高い様に見えます。とは言いながら、この推測が当たる可能性はさ程高いとは言えません。当り外れは別にして、遅れていた始動に変化が起きたことは嬉しいことです。この小さな変化が広がってくれれば嬉しいのですが・・・・
2024年09月22日
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埼玉県日高市の巾着田ヒガンバナが、今年は開化がベタ遅れで、予定していたイベントが開催できず、主催者を慌てさせているというニュースがテレビで流されています。規模では太刀打ちできませんが、我が家のリコリスも同様の憂き目を見ています。 画像はリコリス(ヒガンバナ類の総称)「さつま美人」(左)と「アルビ・フローラ」(右)の作付けエリアですが、今年は大幅に開花が遅れています。因みに昨年は?・・・というと、「さつま美人」は9/22に、「アルビ・フローラ」は9/23にそれぞれ開花していました。この開花日も過去の平均的な開花実績と比べると、1週間から2週間遅れています。因みに、在来種のヒガンバナの開花は9/30でした。こうして前年実績、或いは更に遡って比較して、今年は大丈夫か?などと心配の蟲がうごめき始めています。
2024年09月21日
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本来なら冬季も青葉を茂らせたまま過ごす黄花イカリソウの「アンバークイーン」ですが、この夏の酷暑に負けてごく一部を除いて葉を枯らせてしまいました。葉枯れのみに留まらず、住人の消耗に付け込んで、カタバミが我がもの顔で蔓延っています。今回はこのポットの枯れた茎や葉を刈払い、寄生した雑草を全て駆除して、綺麗サッパリの状態で冬に向かうことにします。 ということで花茎や葉柄を付け根付近で切り払い丸坊主にした上で、表土に蔓延したカタバミを根こそぎ抜き上げた様子がこちらです。雪割草やフクジュソウ、シャクヤクの様に冬芽はありませんが、茎はしっかりして健康色を維持しています。この冬の期間に大きな変動要因がなければ、花付きは問題なかろうと思います。
2024年09月20日
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我が家でも室内照明のLED化を進めているのですが、今回調達した商品が届き、開封して絶句してしまいました。これまで調達したLED電球は、例外なく1個1個の電球がクッション材で個装されていたのに対して、今回の商品はそうした配慮は一切なし、6個の電球が直接接する形で詰め込まれていました。輸送中には相互にコツコツ当たっていた筈です。にも拘らず、これと言った外見上の損傷は認められず、点灯も問題はありませんでした。 内部が真空のタングステン電球にこうした梱包方法を採用するのは危険極まりないでしょうが、LED電球ではこうしたリスクはない筈です。商品の特性に応じて、梱包方式を大幅に簡素化した企業(中国企業です)の大胆さには脱帽です。翻って国内メーカーは?・・・というと、依然として気遣い、丁寧のポリシーで、梱包にも細かな配慮が感じられます。この辺で大胆な発想の転換(=進化)を図らなくては、中国企業との競争では勝ち目はないのかもしれません。
2024年09月19日
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こちら、酷暑の痛手で地上部はほぼ全滅した雪割草です。葉は九分九厘枯れてしまい、惨憺たる姿を晒しています。外見上は冬芽も膨らみ始めていますが、葉と同様に三途の川を渡ってしまったかもしれません。この先、このポットをどう扱うかを決めるためにも株としての生死を把握する必要があります。 ということで、地中の様子はどうなっているか診断することにしました。先ずは枯葉を切り払い、景観をスッキリさせました。その上で株元を少し掘り返します。1cmほど掘り下げたところで根が現れましたが、色合いはごく正常で、健康状態に深刻さはなさそうです(こちら)。ということで、元通り覆土して診断作業を終了しました。このまま春まで他の健康な個体と同様に管理し、様子を見守ることにします。
2024年09月18日
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昨年はグリンピースサイズ数個だった山の芋のムカゴが、今年は同サイズが20個ほど成長しつつあります。最大の個体はパチンコ玉ほどあります。これが8割収穫できるとして、来年は個体数で5倍ほどの増産が図れそうです。 山の芋本体の成長点を切り分けた場合、2年ほどで食用に供せるサイズに成長しました。ムカゴからスタートした場合は、この期間が幾らか伸びるのは仕方ないことですが、従来の芋切り分け方式も併用すれば、素人アグリとしては十分に楽しめる筈です。
2024年09月17日
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リンドウのツボミが始動しました。デビュー早々ではありますが、何とも気の毒な姿になり果てています。どうやら人間より早く、このツボミが動き始めたのを察知したのは賊の方だった様で、柔らかくて美味しいところは激しく食い荒らされています。犯行現場を押さえた訳ではありませんが、実行犯は バッタやイナゴの仲間と推測しています。 この夏の暑さと関係があるかどうかは???ですが、今年はイナゴ、バッタの発生が多い様に見えます。体長5mmから1cmほどの小型が多数目撃され、発見の都度、常備薬のキンちゃんを一吹きして来ました。既に20匹以上を地獄(天国?)に送り込みましたが、駆除したのはほんの一部・・・と考えるのが正当で、未だ姿を見せない賊が大量に潜んでいる可能性があります。こうした賊に狙われる前に、多くの栽培品は熱波で大きな痛手を被っており、食欲も減退しそうな容姿に陥っている、というのが現実です。
2024年09月16日
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アポイギキョウの最後の一踏ん張りの様に付けたツボミが開花しました。6/20の1番花から間もなく3ヶ月、他に類を見ない長期開花でした。ただ、流石にスタミナは使い果たした様で、標準で5枚の花弁が、今回開花したものも、開花準備中のものも全て4枚でした。花の大きさもやや寸足らずの傾向が見られ、最盛期には差し渡し径が5cmほどあったのに対して、今回開花したものは4cmに届いていません。こんな具合で、疲れ果てた体で何とか大仕事に挑んだものの、完璧に仕上げるには材料もエネルギーも足りなかった・・・という図が浮かびます。
2024年09月15日
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白花タンポポが休眠明けを迎えました。休眠に入ったのは5月だったので、ネジバナなどと比べれば、長く深い眠りだった・・・といっても良さそうです。1ヶ月ほどは図体の復活に全精力を注ぎ、葉がしっかり生え揃うのを待つことになります。10月末頃から11月半ばに1番花を咲かせますが、その頃には気温も下がっていて、大規模に咲き進むことはありません。寒のさ中は複数株で月に数輪といったペースで存在をアピールする程度ですが。寒さが緩む3月にはお祭り騒ぎで咲き誇ります。 というのがこの品種の1年の過ごし方ですが、今年は株数を半減以下に調整しようと思っています。個体数を減らしても、絶滅を危惧する必要は全くない剛健な品種なので、スペースを少し解放して貰うのが目的です。
2024年09月14日
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長かった花の時期ももう終わりだろう、ということで7月末に幕引き宣言したアポイギキョウでした。いつもなら残った茎殻はすぐに刈り払うのですが、変り咲きが多発するこの品種の特徴が評判を呼び、ご近所の園芸ファンから、この品の要望が寄せられる様になりました。だったら種子を採取する必要がある、ということで実が熟するのを待っていました。 それから1ヶ月余りが過ぎましたが、ここに来て切れた電球が再点灯する様にツボミが姿を見せ始めたではありませんか。しかも白花と紫花が隣り合って咲く、という念の入れ様です。今年このパターンでの咲き方は初めてで、お手柄と言ってもいい咲き方です。1日か2日で開花するかと思いますが、頑張りの結果はしっかり見届けてやろうと思います。
2024年09月13日
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最優遇で涼しい場所を割り当てていた雪割草にも、暑さに負けて枯死するものが出てしまいました。画像は紅花千重咲の美麗種ですが、8月に入った頃から葉が枯れ始め、1ヶ月経った時点ではご覧の通りポットは荒野と化してしまいました。 地中の様子を確かめて、結果に応じて適切な待遇に切り替えることにしました。表土を1cmほど掘り上げると、半ば炭化した株が現れました(こちら)。冬芽は生成に取り掛かっていた様ですが、途中で止まっています。また根はそれより幾らか遅れてダメージが広がった様で、株元は炭化してブツ切れしていますが、先端部は生体の色を留めています。結論としては、回復不可能なダメージです。この品種は複数のポットに分植していたので、品種として、来春に向けて望みがなくなった訳ではありませんが、あと1ヶ月、今の暑さが続けば、被害は更に広がる恐れもあります。
2024年09月12日
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曲者 大発生。大食漢・セスジスズメです。体長2~2.5cm、孵化してさほど日数は経っていない様です。その数、凡そ15匹、この時期珍しい、柔らかい葉っぱを茂らせたカラスビシャクを貪る様に喰っていました。このサイズの内は憎悪を募らせるほどの存在ではありませんが、1週間から10日も経つと単4電池が青ざめる様なビッグサイズになります。そうなるとカラスビシャクだけでは足りず、大切な草花にまで口を伸ばす様になります。そうなる前に・・・ということで、この賊どもにはいつも通りの儀式、キ●チョ―ルを一吹きして退場願いました。とは言え、これで安心・・・などと言える状況ではありません。遅れて孵化する個体もあるので、2~3日は厳戒態勢が必要です。
2024年09月11日
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8月早々に地上部が姿を消したウチョウランです。一山なんぼの一般品ですが、個体識別のために「無銘⑤」という仮名称を付していたのですが、暑さに負けてこんなことになってしまいました。このポットに引越しさせたのは梅雨のさ中でした。もし培地にバルブが残っていれば、回収して春まで冷蔵庫保存に移行することにしました。 培地を掘り上げると真っ先に出て来たのは枯死し腐敗して黒変したバルブでした。最悪の結果か・・・と半ば諦めつつポットの底を掘り返すと小豆粒サイズの子バルブが出て来ました。親バルブを植え替えた時点では、大豆粒を2個合わせたほどのサイズでした。このサイズだと、来年はリハビリ期間になるのは避けられず、花は早くても2年後になりそうです。ステップダウンをぼやいてみても進展はない訳で、いつも通り湿らせたミズゴケに埋めて冷蔵庫の野菜室に収容しました(こちら)。
2024年09月10日
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昨日の書込みではキチンとした画像を掲載できませんでした。で、補足情報として、改めて画像を掲載します。上画像は「真夏のクリスマス」です。開花2日目の昨日は、10点以上が一斉に開花しました。感覚的には満開間近・・・といった眺めです。 もう1つの「山の根ゴールド」はこちらです。こちらは今年の休眠期に入った時点で植え替えを行ないましたが、このダメージが尾を引いているのか花のボリュームはグッと控え目です。前日に切り花にした2点と合わせて5点が今年の出来高です。1年後には10点以上を回復するものと思います。
2024年09月09日
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リコリスの2番手「真夏のクリスマス」と3番手「山の根ゴールド」が開花しました。両者とも5輪、6輪と咲き進んだものが揃っていたのですが、迂闊にも写真を撮らずに切り花として提供したため、残った中途半端な咲き方の画像しか掲載できません。後に続く花が今日の内に咲き進む筈なので、改めて紹介したいと思っています。4番手以降は昨日時点で動きは見せていませんが、上手い具合に在来種のヒガンバナとの開花日の隙間を埋めてくれるかもしれません。
2024年09月08日
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タマスダレが開花しました。滅多に起きない事象ですが、昨年と同じ日の開花です。だからと言って、何かがどうにかなる・・・という訳ではありませんが、例えば自販機で200円投入して、何かの飲物をゲットして、釣銭返却口を見たら50円玉が2個あった・・・ぐらいの幸福感かもしれません。因みに、これ、黙ってポッケに入れるとセットウ罪になるらしいので注意しましょう。 タマスダレはヒガンバナの仲間で、花は咲いても滅多に種子は実りません。といってもヒガンバナが全く実を付けないのに対して、こちらタマスダレは稀に実を付けます。このタマスダレも、起源は淡路島某所でたまたま土手に生えていた群落で実っていた種子を採種し種蒔きしたものです。この品種が滅多に実を付けないことを知ったのは、採種から数年経っからでした。
2024年09月07日
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ウチョウランもこの夏の厚さには抗えず、地上部は8月を待てずに枯れてしまいました。地中のバルブが生きているなら、この辺で回収して冷蔵庫保存に移行することにしました。 培地を掘り返して、地中のバルブを探します。結果は4個の生体と3個の残骸が出て来ました(こちら)。バルブの大きさは、大豆粒2個を並べたほどのサイズです。これを、裁断したミズゴケと園芸用土を混合・加湿してポリ容器に充填したものに埋めて「一丁上がり」です。寒さが峠を越す2月まで冷倉庫の野菜室の片隅で過ごさせることになります。
2024年09月06日
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間もなくリコリスによる秋祭が始まります。その賑わいも背景がこんな有様では、ちと興ざめになってしまいそうです。で、今の内に背景となるプチ花壇の茎殻を刈り払って、小奇麗にしておこう、ということで日が傾いていくらか涼やかになったところで、作業に取り掛かりました。 背景の美観を甚だしく損ねているのはホタルブクロの花茎の残骸です。先ずはこれを根元から刈り払います。続いて地中深くランナーを張り巡らして小庭に侵入して来たチガヤの駆除にかかります。チガヤとの主戦場は地上ではなく、少なくとも20cmほどの地中です。他の品種の住環境を極端に損なわない限り、1本たりともランナーを取り逃がさない、という気概で戦いを挑んだのですが、善戦はしたものの勝利といえる結果には至りませんでした。何はともあれリコリスエリアの背景となる範囲では、大きな障害物は残さず駆除しました(こちら)。とは言え、チガヤとのゲリラ戦はこれからも続く訳で、霜が降りる頃までは地底での戦いは続くことになります。
2024年09月05日
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ポット、プランタに根付いたものから遅れること1ヶ月、露地(芝生)のネジバナも目覚めの時を迎えました。上画像は6株に増えた群落ですが、4-5年前に芝生のド真ん中に根を下ろした1株を、踏み荒らされては可哀そう・・・ということで、隅に当たるこの位置に植え替えたものが起源です。この群落も分割して植え替えなくてはいけない頃合いですが、適地は使い切ってしまい、実行に移せずにいます。
2024年09月04日
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先ず、昨日の記事の中で『1番手の名乗り云々』と書き込んでしまいましたが、先般の激早ピンク「キツネノカミソリ」もリコリスの仲間だったので、昨日取り上げた「山の根ゴールド」は2番手ということになります。 で、今日取り上げるのは3番手の「真夏のクリスマス」です。こちらは昨年と比べて8日遅れの始動です。長期間の晴れた天候で、圃場の土はカチンカチンに固まっていたのですが、台風10号による雨で柔らかさを取り戻しています。お陰で、花芽が土を掻き分けるのは楽だった筈です。開花は昨日の「山の根ゴールド」と同じ頃になろうかと思います。終末が楽しみです。
2024年09月03日
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台風10号は熱帯低気圧に変わり、気温は一時的でしょうが幾らか落ち着いた様です。一足飛びに「秋の風情」とはならないでしょうが、久し振りに外に出るのが苦にならない1日を味わいました。 そんな天候を感じ取った訳でもないでしょうが、リコリスが始動しました。2番手の名乗りを上げたのは、黄花の「山の根ゴールド」でした。昨年と比べて6日遅れの始動です。昨日時点で6芽ほどが頭を出していました。開花はこの週末ぐらいになりそうです。向う1ヶ月の間に6品ほどが入れ代わり立ち代わり咲き続けます。いつもは地味な小庭が、一時的に賑わいを見せる、嬉しい季節です。
2024年09月02日
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台風10号は過去に例がない様な迷走と、遠隔地への豪雨で大きな被害を出しています。当初は予想進路が我が屋近傍(神戸市西部)を通過する様な予報でしたが、結果は大きく迂回する形で通過しました。風への対策として多数の花鉢を避難させていましたが、これは無駄骨でした。 さて、ここからが本題になります。この春、やや小型ながら仏炎苞を見せてくれたウラシマソウでしたが、この個体とは兄弟(多分・・・)に当たる個体の方は、仏炎苞どころか、葉っぱも出しませんでした。地中がどうなっているか、発掘して様子を見ておく必要があります。で、発掘に取り掛かったのですが、最後の植え替えの際にゴルフボールより少し大きかった芋は消滅していました。代わりにグリーンピース大の小芋が多数出て来ました(こちら)。総数10個が確認できました。これでは仏炎苞どころではありません。この秋の手入れでは、この中から1個か2個を選抜して植替えを行い、集中的なサポートで促成を図る・・・ということにして、今回は元通り埋め戻しました。この小芋が仏炎苞を見せる様になるまで3年か4年はかかるかもしれません。
2024年09月01日
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