旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2010年10月29日
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DSC_0345
DSC_0345 posted by (C)Traveler Kazu

湯浜峠の手前より花山峠方を望むの図。
うんと山深いところです。紅葉した一面の樹海に、新装成った国道が映えますね。
谷あいに建物が見えますが、これは、ランプの宿の 湯浜温泉 です。
宿に行くには、国道沿いの駐車場にクルマを止めて、10分ほど歩くそうです。

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DSC_0348 posted by (C)Traveler Kazu

花山峠は周囲の展望が利かないため駐車場など観光めいたものはなく、県境を示す案内標識があるだけですが、こちら 湯浜峠 には、記念写真にうってつけの立てカンバンがあります。
後ろに見えるお山が、栗駒山。天気は良かったですが山頂部は雲に隠れてしまっていました。

ここから秋田県側の大湯温泉まで17km、宮城県側の温湯温泉まで9km。この区間が冬季閉鎖区間になっています。今年は災害復旧から2ヶ月ほどで冬の通行止めに入ります。
※温湯温泉と寒湯御番所は同じ所

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DSC_0347 posted by (C)Traveler Kazu

栗駒山を見るのに視界を遮るものがないので、大勢の方がクルマを止めて展望を堪能していました。なお、ここには広い駐車場があります。

湯浜峠を過ぎると、道は再び険しくなります。
そして、岩手宮城内陸地震の痕跡が至る所に見えてきます。
そのうちの1ヶ所にクルマを停めました。

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DSC_0349 posted by (C)Traveler Kazu

山体崩壊の跡。尾根線から谷線までものの見事にえぐれています。
地震以前からの崩落跡なのか、瞬時には判別が付かないのですが、なぎ倒された木々はまだ若く、地震の被災であったことをうかがわせます。

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DSC_0351 posted by (C)Traveler Kazu

斜面下方には大量の堆積物が。
土壌に覆われていると分からないことですが、山崩れで基盤岩が露出していますが、柱状節理に近い構造ですね。

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DSC_0352 posted by (C)Traveler Kazu

遠くにも、地震で形成されたとみられる比較的新しい崩れ跡が多数見えます。
この場所は山深いところなので、復旧の手を加えられることはなく、自然に任せて再度の植生を待つことになるでしょう。
この先、花山湖(花山ダム湖)まで、各所にこういった光景が見られます。
温湯温泉から先の災害現場では、復旧工事が盛んに行われています。みたこともない、山をひとつ修理するような大規模な土工を施工している現場もありました。

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最終更新日  2010年10月29日 13時51分52秒
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