福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」
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時代の流れは、本当に驚くほど早いものです。気づけば、昨日まで当たり前だったことが、今日はもう古びたものになっていたりします。かつては、「一つのスキルを極めれば一生安泰」──そんな時代が、確かに存在していました。けれど、今はもう、その考え方にしがみついているわけにはいきません。求められるスキルは、目まぐるしく姿を変えていきます。技術が進歩するたびに、社会の常識も少しずつ塗り替えられていき、気がつけば、昨日まで胸を張っていた得意技が、今日には当たり前になり、明日には「もう古いね」と言われることさえあるのです。僕たちの世界も、まさにそうです。これまでは、「ホワイトボードに素早く、正確に書く」──それが一つの大事な力でした。板書が授業の中心であり、白いボードの上に世界を描くことこそ、僕たちの仕事だったのです。でも、時代はもう一歩先へ進みました。今では、ホワイトボードだけでなく、ICT(情報通信技術)を自在に操る力が求められています。パソコンやタブレットを使い、デジタル教材を駆使し、より柔軟で、より深い学びを提供する。そんな新しい授業の形が、静かに、けれど確かに、広がり始めているのです。そして僕たちは、いよいよ今週の土曜日から、その一歩を踏み出します。まずは集団授業から、ICTを活用した授業に本格的に取り組みます。ホワイトボードだけに頼る授業スタイルからの、優しくも力強い脱皮。少しの緊張と、大きな期待を胸に、新しい世界へと足を踏み入れます。スキルを「リセット」する──それは、決して「捨てる」ということではありません。今まで積み重ねてきたものを抱きしめながら、そこに新しいものを加えていく。そんな風に、僕たちは変わり続けていくのでしょう。この時代に生きる僕たちには、「完成」というゴールはありません。一つのスキルに満足して立ち止まることなく、常に自分を更新し続けること。まるで、風に吹かれる草原のように、しなやかに、したたかに、どんな変化にも揺れながら、けれど根を張りながら、成長していくこと。それが、これからの時代を生きるということなのだと、思うのです。新しい風を恐れず、むしろ楽しみながら──。
2014.02.04
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