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中間テストのあった中学校の結果が、ようやく出そろいました。答案用紙の数字に目を通すたび、思わず笑みがこぼれます。満点を連発してくる塾生がいて、自己ベストを更新する塾生も続々と登場しました。成績という“見える結果”だけを切り取れば、今年も“恩の字”をつけてもいいくらいの、素晴らしい内容です。でも、やっぱり私は思ってしまうのです。「結果も大事だけれど、それ以上に“過程”、いや“習慣”こそがもっと大切だ」と。今年度の中学部には、印象的な傾向がひとつあります。それは、塾生たちが自ら進んで“やり直し”や“解きなおし”をしてくれるということ。誰かに言われたからではなく、自分で「もう一度、やってみよう」と思える姿勢。そのひとつひとつが、何よりも尊い。私は、そんな子たちの姿を見るたび、「結果よりもずっと大きなものを、この子は今、手に入れている」と感じるのです。今年度は、中学1年生の塾生も多く在籍しています。彼らにとっては、まさに“はじめてづくし”の一年。学校での過ごし方、塾での時間の使い方、勉強の取り組み方……そんな日々の積み重ねの中で、少しずつ“自分のスタイル”を確立していく姿があります。勉強って、本当はとても個人的なものです。「この時間にこうやるべき」とか「この問題集を何ページ進めればいい」とか、決まりきったルールを押しつけるよりも、それぞれの子が、自分なりのやり方を見つけていくほうが、ずっと意味のある学びに育っていきます。だからこそ、私は「変に目標を決めすぎなくてもいい」と思っています。“壁”を立ててしまうと、その壁の手前で止まってしまう子もいる。でも、「もしかしたら、もっとできるかもしれない」と思って進んだ先に、自分でも気づかなかった“可能性”が、ふいに顔を出すことがあるんです。中学1年生でも、中学2年生や3年生の勉強に触れてみたっていい。「今の自分の学年に合ったことをしなければならない」なんて、誰が決めたのでしょう。学年の枠にとらわれず、伸びたい方向へ素直に進んでいく。そんな柔軟な学び方を、私は応援したいと思っています。さて、ここで少しだけ“未来”の話を。実は、中学部では現在、2つの新プロジェクトが水面下で進行しています。正式発表はもう少し先になりますが、このワクワクをまだ胸のうちにしまっておくのが難しいくらい、楽しみな企画なのです。ひとつは、中学3年生に関する取り組み。今年度は、各学校のトップ層が集まり始めていて、その勢いを活かして、新しいチャレンジを立ち上げようとしています。私たち「マイスクール慶應修学舎」発のプロジェクト。これは一過性のイベントではなく、来年度以降も継続できるような“大胆さと自信”に満ちた挑戦になります。このプロジェクトを軸に、「受験」に向かうだけでなく、「その先の学び」にもつながるような時間をつくっていけたら——そんなことを夢見ています。結局、私自身が毎日頑張れる理由って、「未来に楽しみがあること」なんです。それは、テストの結果よりもずっと大きな原動力。今日、塾で目を輝かせる子どもたちの姿を思い浮かべながら、「この先にどんな成長が待っているんだろう」と想像する。それだけで、不思議とエネルギーが湧いてくるのです。塾という小さな空間の中に、それぞれの“可能性”と“日常”が確かに息づいている。その風景に立ち会えることを、私はいつもありがたく思っています。これからも、テストの点数や偏差値では測れない価値を、いっしょに育てていけたら嬉しいです。そして今日も、未来の楽しみに向かって——また一歩、歩みを進めていきます。
2014.05.15
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もっと教育の中に、「なぜ?」を考える時間が必要だと、僕は思っています。何をすればよいか、どうすればうまくできるか――そんな問いばかりに追われるのではなく、「なぜ、それをするのか」という根っこの部分に目を向けること。それはきっと、子どもたちだけでなく、大人にとっても大切なことです。最近、子どもたちからの「なぜ?」に、戸惑ってしまう大人を多く見かけるような気がします。でもそれは、大人たちが怠けているわけではない。彼らもまた、答えのある問いにばかり応じることを求められてきた教育を受けてきたのです。「考える力」より「正しく答える力」を、無意識のうちに身につけさせられてきたのだと思います。だからこそ、僕たちがまず働きかけるべきは、子どもたち自身に貼り付いてしまったレッテルです。「君はこれが苦手」「あなたはこういう子」――そんな無意識の分類を、そっと外してあげたい。肩書きや評価のラベルを一枚一枚はがしていくと、そこにあるのは、「どうして?」「なぜ?」と素直に世界を見つめる、まっさらなまなざしです。その上で、僕たちは問いかけます。「なぜ、それを知りたいと思ったの?」「なぜ、その疑問が心に浮かんだの?」塾でも同じです。子どもたちが発する質問に、ただ明快に、楽しく答えることが良い先生なのでしょうか?もちろん、わかりやすく伝える技術は大切です。でも本当に育てたいのは、答えを得ることではなく、問い続ける力。だから僕たちは、質問そのものに込められた「なぜ?」にも耳をすませます。たとえば、九九の意味を問う子がいたら、「九九を覚えると便利だからだよ」と答えるだけでなく、「便利って、どういうときだと思う?」とさらに問いを重ねていく。そうすることで、子どもたちは世界とのつながりを自分で見つけはじめます。日常のなかに「なぜ?」のアンテナを立ててみる。それは、当たり前だと思っている風景のなかに、非日常のきらめきを見つける旅に出ることに、どこか似ています。朝起きて、なぜ太陽は昇るのか。パンを食べながら、なぜこの味なのか。友だちと笑い合って、なぜ笑うとこんなにも温かい気持ちになるのか。小さな「なぜ?」を抱きしめることが、きっと人生を豊かにしていく。そして、未来をつくる子どもたちにとっても、「なぜ?」を問い続けられる力こそが、何よりの武器になるはずです。大人である僕たちも、子どもたちと一緒に、今日も「なぜ?」を探す旅を続けていきたいと思っています。よりよい塾作りをサポートしています。学習塾専門コンサルティング|集客・経営改善ならPP塾サポート
2014.05.11
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到底不可能だけど、皆がワクワクするアイデア。きっと、それは、いつか実現できると僕たちは、信じてやみません。来週、僕たちのアイデアを実現したシステムのプレゼン&デモンストレ-ションをする機会があります。教育に従事しておられる皆さまへ披露です。 以下、プレスリリ-スの抜粋 ------------------------------------------------------------------------------ Re:f (リーフ) 教室管理者向け学習管理システム【Re:f-System】 及び高校生向け授業コンテンツ【Re:f –Learning 】の提供開始について ~学び方を学ぶ学習システム 自らの学びの最大化を実現するツール~ No.2014-501 株式会社TRe:E 株式会社TRe:E (本社: 福岡県早良区、代表取締役 齋藤龍太郎、高田尚幸、石橋正紀 以下TRe:E) は、2014年4月1日より、デジタルデバイスを使った教室管理者向け学習管 理システム及び高校生向け学習サービス「Re:f【リーフ】」の提供を開始しました。 「Re:f【リーフ】」は、教室管理者にとって、効率よく生徒の学習状況を把握でき、 また、高校生にとってモバイルに最適化された学習プラットフォームを活用し学習でき るサービスです。高校生たちが学び方を学び、自らの学びを最大化できるシステムです。 学習管理システム【Re:f-System】 は、生徒情報の登録はもちろん、生徒の学習 状況やログイン状況などデータがタイムリーに同期化され最新の情報をクリック一つで 保護者様などにも提供できます。自塾講師の授業動画、問題を挿入できたり、入退出の メールをクリック一つで保護者様に配信できたり、管理者にとって、“あったらいいな” がたくさん詰まったシステムです。 授業コンテンツ【Re:f-Learning】は、トップダウンマッピング方式の採用による 2クリック内で自分が解きたい、聞きたい問題に到達できたり、マイペ―ジを自分でカス タマイズすることで、自分だけの学習アプリを自作できたりします。また、一目でわかる 単元マップ図や質問がたまったときの予約システムなどを搭載することで、高校生の“ あったらいいな”を実現しました。問題は、(株)CKT様より提供を受けた問題を採用してい ます。現在、提供できる科目数、問題数を増やすため教材会社様・学習塾様と交渉中で ございます。※別紙1をご参照ください。 TReEは、今後も様々な教育機関と協力し、教科や機能の充実を図り、モバイルネットワーク やモバイルデバイスを活用した、新しい学習スタイルをご提案していきます。なお、 「Re:f【リーフ】」提供開始に合わせて、2014年4月1日より、マイスク-ル慶應修学舎 【導入モデル校】において、使用していただいています。 ※あと4つの学習塾様の導入モデル校としての提携を募集しています。 導入前と導入後の比較は※別紙2をご参照ください。 •別紙1・Re:f【リーフ】授業コンテンツ」サービス •別紙2:「Re:f【リーフ】導入前と導入後の変化 ※本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は弊社に帰属する商標 または登録商標です。 --------------------------------------------------------------------------------- 新しい出会いを教育に従事する人たちへ提供できたらと思っています。
2014.05.10
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「勉強にやる気が出ないんです」そう呟く子どもたちの声を、これまで何度耳にしてきたでしょうか。でも私は思うのです。そもそも、勉強に“やる気”なんて必要なのだろうかと。もちろん、人には気分の波があります。好きなことでも、なぜかやる気が起きない日があるように、勉強にも、調子の良い日とそうでない日があるのは当然のこと。それは人として自然な感覚で、否定されるものではありません。けれど、「勉強にはやる気が必要」という考え方には、少し立ち止まってみたくなります。たとえば、歯磨きを思い浮かべてみてください。朝起きたとき、寝る前、毎日のルーティンのひとつです。そのたびに「よし!今日はやるぞ!」と気合いを入れている人は、あまりいないでしょう。やる気があるかどうかではなく、「やることが当たり前」になっている。それが生活の一部になっているということです。私たちは勉強も、そんな存在にできると思うのです。“やる気”という不安定なものに頼らず、もっと静かに、自然に。「今日もやることになっているから、やる」それでいいのです。むしろ、「やらないと気持ちが悪い」「やらないと落ち着かない」くらいのほうが、ずっと健やかで持続可能です。まるで、食後の歯磨きのように。やる気に振り回されず、習慣として根づいた勉強は、強くて優しい。でも、今の子どもたちは、「勉強=やる気が必要」と刷り込まれて育っているように感じます。「勉強しなさい」と言われ続け、学校では毎日課題が出され、それをこなすことで「ちゃんとしている」と評価される。そうなると勉強は、「やらなきゃいけないもの」になってしまう。自分の意思とは関係のない、“義務”になってしまうのです。義務になると、どうしてもやる気が必要になります。「やらなきゃ」だから、「やる気が出ないと困る」になってしまう。そして、やる気が出ないと「自分はダメなんじゃないか」と思い込んでしまう。本当は、そんなふうに悩まなくてもいいはずなのに。勉強に限らず、生きていくうえで本当に大切なことって、「やる気があるかないか」に左右されないものばかりです。呼吸や食事、挨拶や礼儀、家族との会話だってそう。そこに毎回やる気を持ち出していたら、きっと疲れてしまうでしょう。勉強も、そんな日常のひとつであっていい。特別なものじゃなくていい。やる気がなくても、ちょっとだけ教科書を開いてみる。分からないところは置いておいて、分かるところを探してみる。それくらいの、やさしい距離感で向き合うことができたら、きっと「勉強しなきゃ」が、「まあ、ちょっとやってみようか」に変わっていく。そしてそれが続いていくと、いつの間にか、勉強は「やる気を出して頑張るもの」から、「いつもの日課」へと、やさしく変わっていくのだと思います。勉強にやる気はいりません。いらないからこそ、続けられます。それはきっと、誰にでも開かれた、あたたかな学びのかたちです。
2014.05.05
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日々を過ごしていると、「納得感」というものが、思っている以上に大切なものに思えてきます。将来の目標――。もちろん、それはとても大事なものです。未来に向かって進んでいくための、希望のような灯り。だけど、そればかりを見つめすぎると、今この瞬間をどう生きるか、という感覚が置き去りになってしまうこともあります。だから僕は、日々の目標を大切にしたいと思うのです。小さくてもいい。今日、これをやりきったと思えること。今日、これだけは大事にできたと思えること。そんな小さな目標を、ひとつひとつ積み重ねていきたい。目の前のことに、ひとつひとつ納得しながら歩く。その積み重ねこそが、きっと、遠くに見える大きな目標を、自然と引き寄せる力になるのだと思います。派手なことじゃなくていい。誰かに認められることでもなくていい。たとえば、苦手なことにほんの少し向き合えた日。たとえば、大切な誰かに、ひとこと「ありがとう」を伝えられた日。そんな静かな達成感を、自分の中にそっと灯していきたい。ふと心に浮かぶ言葉があります。「雨垂れ、石を穿つ」静かに、けれど確かに。小さな滴が、長い時間をかけて、かたく冷たい石をも穿っていく。焦らなくていい。一歩ずつ、自分にしかできない歩幅で進めばいい。今日という一日を、自分なりに納得して終えられるか。そんな問いを大切にしながら、また明日を迎えたいと思うのです。
2014.05.01
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