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主人が始めたコケ移植作戦開始から、はや一月。当初「市販」のもので考えていたようですが当館の玄関番の“藤井さん”(全国津軽三味線コンクール シニア部門日本一)がその購入価格を聞いて、遠慮がちに『高いですなあ。』とポツリ。変なところで金銭感覚のない主人はついぞ自覚を促されたのかそれから、当館の正面を流れる荒城川の川原へイソイソと降りていきました。そして満面の笑みをたたえながら、テンコ盛りになった緑の物体を持参。そう、川原の苔を採ってきたのでした。俄コケ博士曰く『コスギゴケなど、かえって品のあるコケたちが居る!』とご満悦で、その日だけで0.5平米分くらいの植え付け?をしておりました。とは申せ、元々単調な作業が嫌いな主人のこと。その後は、次女をうまくたぶらかして“コケ博士Jr”に仕立てたようです。気がつくと市販分を貼り付けものもあわせると3平米くらいにはなったようでございます。飛び石のやや水の溜まるあたりは給水過剰なのかやや根腐れしてきた感もありますがとにかく“根付く”かどうかしばらく静観です。
2007年05月31日
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永年愛用していたコーヒーメーカー“SAECO”社のものが遂に修理も効かなくなってしまいました。販社さんのオススメで今回は同じくスタイリッシュなイタリア製の“DERONGI”のものに替えてみました。ただ、豆を粉砕して湯と混ぜるだけ?の機能なのでしょうがそこはかとなく“味”が変わったような気がします。“豆”も“水”も変更なしですので、これはやはり「加工器」の違いなんでしょうね。どちらが良かったか?といわれると殆んどコーヒーを飲まない私には、“違う”というだけで優劣をつけるようなおこがましい真似は出来ないのですが。。。主人曰く、やや澄んだ味になったとのこと。。ちなみに当館が使用しております珈琲豆は市内神岡町の旧神岡鉄道奥飛騨温泉口駅脇に居を構える「あすなろ」さんから『豆は鮮度が命!』“生”豆を輸入されて配達前に自家焙煎。煎りたてを週に3回、小分けして持ってきていただいております。豆はもちろん“有機栽培”。さわやかな口当たりと軽やかな苦味が特徴の中煎りのエクアドルで飲みやすさから多くの方に喜んでいただいております。お砂糖は、いわゆるホテル・レストラン仕様というやつでフランスの“ペルーシュ”。オウムと椰子の木のデザインがカリビアンな雰囲気を醸し出すパッケージでも有名ですがこちらも人工の添加物を一切使っていないので珈琲や紅茶の味を引き立ててくれます。水は当館の地下湧水。あとは生クリームなのですがこれはまだ一般的な市販のもの。。。。。当地には『牧成舎』さんというハイレベルな牛乳屋さんがあるのですが需要が少なく鮮度も必要なため、この分野は“撤退”された経緯がございます。当館含めて、この地区でもう少し需要が高まれば再度“陳情”でもしてみたいと思います。
2007年05月30日
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いつも(仕事では)体を動かしているのですが屋内中心の生活。昨日の好天に後押しされて久しぶりに主人とテニスへ行きました。当館から車で10分のところにあります森林公園は、その名の通り木々に囲まれた小高い丘にございます。ここにはハードのテニスコートが6面とフットサルコートが1面、野球グランドが1面、サッカーグランドが1面の一大?スポーツ広場です。管理棟からテニスコートへ向かう坂道の右手には『花菖蒲園』も広がっております。30種5000株ほどが、ボランティアの方を中心に愛情いっぱい育まれておりますが見頃は6月下旬ころからで、まだまだ生育途中。といった感じ。その若い花菖蒲たちを見下ろしながら主人と二人、晴天下、汗を流す。。。。。のは最初の15分程度で、早くも休憩。急ごしらえの“ブランチ”で(私は、またもビールをプシュ!)まったりして30分程の“中”休止。その後再開するも、完全に運動不足に陥っている自称、元テニスボーイがギブアップ宣言して後半戦も約15分で終了。試合(勝負)までには至りませんでした。1時間400円の使用料を握り締めて出かけたのですが正味30分のウオーミングアップで終わってしまった感じです。とは申せ、やはり森に抱かれて柔らかい日差しと心地よい風を感じられただけで“光合成”できたような気がしました。この森林公園ではコート使用料さえお支払いすれば、ラケットはおろか(ややくたびれていますが)ボールもふんだんに貸していただけます。お天気のよい日などに飛騨路にお越しの際は思い立ったように“軽運動”されるのも如何でしょうか。
2007年05月29日
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当館の露天風呂の脇には大きな“イチイ”という木と孟宗竹を植えております。この“イチイ”は“一位”とも書きます。一位とは何の1位?と思われる向きもあるかと思われますがこれは朝廷の官位のことで天皇陛下の杓(しゃく)にも使用されるところから授かったそうです。飛騨では「一位一刀彫」という伝統工芸も引き継がれておりとても慣れ親しんだ、誇りある木なのです。学術的にはアララギ科に属する木ですがこの新緑に目が眩しい時季にあって竹同様この頃が彼らの「秋」なのです。そのため、枯れた笹の葉と黄色い一位の細かい針のような葉がひとたび風が吹こうものならあたり一面に飛散致します。玄関にも大イチイがありますので玄関番の男衆たちも四苦八苦していますがお風呂も大変です。定期的に網ですくってクリアするのですが最近は大風の日も多く『わっ』と声をあげたくなるほど、湯面を覆っていることもあったりします。あまり足繁く魚掬い用の網を振り回すと雰囲気も台無し。皆様にも十分おくつろぎいただけないと思いますので極力、空き時間を狙って“取り掛かる”ように係の方にはお願いしてあります。が、しかし、どうしても100%というわけにはいきません。露天風呂の脇に、そっと“金魚すくい”用の網を備え付けておりますので入浴かたがた、“掃討”作戦にご協力いただけると幸いです。
2007年05月28日
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山里の飛騨では、平地と違って『田植え』は概ねGW明け。この辺りの方達は、兼業農家というわけではないのですが“兼業務め人?”いわゆる、自宅で家庭菜園とはいえないほどの大掛かりな規模の田畑を持っている方がかなりの数いらっしゃいます。これらの方は、やはりお休みが土日の方が多いので皐月の週末ともなると、そこかしこで家族総出。時として、数軒で耕運機を共同購入されていたりもするので他の家族の方達と『講』のような感じでお互いに作業を各週順番で手伝い合う光景も目にされます。当館のスタッフの中にも「来週末、田植えやもんで、お休みを。。。」という方が続出。いつもこの時期の週末のシフト構成には悩まされます。とはいえ、そういう自給自足的な風土が色濃く残っているから?この貨幣経済全盛の時代にあっても、“拝金”的な思想がこの地方の人たちにはあまり感じられないのかもしれません。ひいてはそれが、『対価に対するサービス』ではなく『ご縁があったから精一杯もてなしたい』という農耕民族のDNAを引き継がせ“飛騨の人は温かい”と思っていただける大きな要因になっているのだと思います。そんなことを、たまたま見かけた当館の男衆(おとこし)で元大工の尾上さんご夫婦の田植え姿に微笑みながら思ったりしたのでした。
2007年05月27日
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5月も後半に入り暑い日が多くなって参りました。とは言え飛騨は6月になっても長雨が続き気温が下がると角に追いやっていた‘ストーブ‘を出動させることもしばしばあり心置きなく片付けることが出来るのは6月も下旬になってからなのです。また、寒暖の差も激しいので日中は半そでで汗が流れても夜にはすっぽりと冬布団をかぶって寝ております。暦の上では6月1日が衣替え。学生たちの制服も、冬服から夏服へと変わり部屋のしつらえも夏らしく変わります。そして、当館でも着る着物も「あわせ」から「単衣」に。。。最近は地球温暖化もあり、本当に暑い日が多い!!。。。と言うことで とりあえず衣類だけ衣替えをしてしまいました。冬の着物に比べると、軽い軽い。。また、見た目にも優しい色のものが多いので さらに涼しさを演出できます。そして深まる暑さとともに 襦袢を呂に替え、帯を夏用にし 7、8月には呂や紗といった着物を着ます。6月に入れば同様に各部屋の襖を夏用や簾(すだれ)に入れ替えです。些細なことですがこんなに季節感を感じられる日本古来のもの。昔からの風習。守らなければならないものが 沢山あります。
2007年05月26日
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もうかれこれ2ヶ月が経つでしょうか。当館の正面玄関に使用していたワックス?が思わぬ業者さんの廃業により手元に入らなくなりそれに替わるものをずっと探しておりました。近所の石材屋さんやインターネットを駆使して石やタイルなどを検索し色々な会社から20種類以上のサンプルをいただいたのですが全滅。途方に暮れていたところ玄関番の“忠(ちゅう)さん”が「不凍液はどうやな?」と冗談交じり。。。駄目もとで知り合いの自動車屋さんに少々分けてもらい期待もせずに試したところ。。。思いもかけず、いい感じ。濡れたしっとり感とツヤが長時間持続し、黒々とした玄関が戻って参りました。沢山の方にお知恵を頂いたおかげで「もしかして今までのヤツも不当に高い不凍液だったりして。。。」などと軽口も叩ける結果となって、本当に感謝です。飛騨の野村萬斎こと、当館フロントのホープ“畠中くん”も頑張ってツヤ出しに精を出しております。
2007年05月25日
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こうやって毎日、パソコン・インターネットに向うせいかこの約3ヶ月で、とても“日常的”で“親和的”な道具と相成りました。空いた時間に“ネットサーフィン”をしては細々とした買い物に『手』を出しております。最近は毎日のように『代引き商品』が運送屋さんの笑顔とともに運ばれてきます。。。。今日、届いたのは商品名『馬(バ?)ランスイングチェア』。そう、TVの通販などでも盛んに喧伝されている、例のロデオボーイの仲間です。なんだか、“衝動買い?”でした。普段、百貨店などに行っても“ウインドーショッピング”は苦手な私ですが、この手軽さにすっかり慣れてしまいました。おかげで、明日の給料日を待たずに我が家の家計は〔赤字〕を計上してしまっております。
2007年05月24日
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「ママ、メガネ買い替えて!」長女が数日前から訴えていました。「メガネはかけてるでしょ」聞くところによると、学校で視力検査があったらしく昨年より更に視力が低下。眼鏡付でも0.4だったとか。。。。主人は人並み?ですが、私の目は0.04と0.03。“遺伝”のウエイトもかなり高いはずなので娘ばかりを責めるわけにはいきませんが、、、、最近は“WII”や“DS”など毎日のようにゲーム、ゲーム、ゲーム。私の小学生時代と比べて環境が悪すぎます。兎にも角にも、そんなこともあり、娘の目医者にかこつけて昨夜も高山へお出掛け。次女の一番好物群の“ピッツア”を照準に合わせまだ未踏の「ヒラノグラーノ」さんに行こうと夜道の小路を走らせても見つからず。。。。定休日で電気がついていなかったと言い訳して第二候補の中華そば(高山ラーメン)も出してくれる居酒屋さんへ。高山陣屋のすぐ近くにある『半兵衛』さん(電話 0577-34-8451)は昔当館の調理場に居たこともある元力士候補?の“洋平くん”が切盛りしてます。ともすると醤油辛いきらいのある高山ラーメンですがココのは、小魚と鰹節をふんだんに使った上品なスープ。落ち着いた雰囲気の漂う中庭を臨み、掘りごたつで足を伸ばしてゆったりと食事できるのも、“普通のラーメン屋さん”では適わない贅沢感。長女はレンズを取り替えてもらい、よく見えるとルンルン。次女は第二候補の中華そばを食べれてご満悦。私は、生ビールによく合う“つまみ”を注文散らかして。。。今日から?仕事、頑張るぞ。
2007年05月23日
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GW以降何となくバタバタと続いていた仕事が下旬になって、少し一段落。。昼の時間を利用して、リフレッシュ&リサーチをしてきました。今回の行き先は、高山郊外の越後谷の丘に建つ『ホテルアソシア高山リゾート』さん。昨年オープンした“スパ”入浴付のランチが一人3000円。早く出発してゆっくりしようという思いはあるのですがなかなか段取りが出来ず、結局12時。ホテルアソシア内のレストラン ロジェールで食事をした後別棟のスパへ。エレベーターで6Fまで上がるとフロア全体に何ともいえないアロマのよい香り。当然エステルームも隣接されていますが、今回は時間の関係でお風呂のみ。入り口で履物を脱ぎ、真新しい畳の上をすべる素足の心地よさ。男性は5Fで女性は7Fへ。昨日は本当に“快晴”で露天風呂から一望できる穂高連峰や乗鞍の山麓の“白”が手前に広がる新緑との絶妙のコントラスを奏でておりました。平日のお昼ということもあって、150畳はあろうかと思われる大浴場がほとんど貸切状態。室内にもふんだんに外光が差し込み人工灯はあえて消したほうがよいくらいの十分な照度。露天風呂は開放感抜群なのはいうに及ばず。。。低音サウナもあり、主人との約束の30分はあっという間。いそいそと支度をしてスパ・ロビーへ。男湯には寝湯があり、主人も思いがけずゆっくりしていたようで。。。。ということで、ここはオススメです。“何が食べたい”というリクエストがなくのんびりゆっくりしたい方には最高!です。ちなみに5月のスパランチのメニューはイタリアン。来月はフランス・アルザス、7月はドイツ料理とのこと。さすが、JR東海さんの大資本が運営する設備だなと感心するとともに次回は6月にエステをオプションにして行こう、と心に決めて帰路についたのでした。
2007年05月22日
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皆様、“岩梨”って召し上がられたことはあるでしょうか。いや、ご存知でしょうか。4月から5月に可憐な薄ピンクの花をつける草だか木だか判りにくい山野草です。この実が5月中頃から6月上旬まで。。。『旬』を迎えます。世間一般ではあまり召し上がられないようですがここ飛騨ではたいそう重宝に、貴重なものとして頂きます。この実がなる頃は“マムシ”が出てくる時季と重なりまた、マムシがこの実を好む?せいか合言葉は「マムシに気をつけろ」この小さな実一つ一つに大皮と渋皮がついており一つづつ手作業で剥いていくのですが50粒、100粒と剥き終わる頃には指先は“灰汁(あく)”で真っ黒。また、この灰汁はしつこく数日は落ちません。こんな思いをしながら下処理された岩梨は当館では焼酎に漬け『宗和流本膳料理』の生盛膾(いけもりなます)の名脇役として登場します。この小さな実を召し上がっていただくためにマムシを恐れず山へ入り収穫してくれる方。灰汁で真っ黒になる手を嫌がらずに渋皮を剥いてくれる調理補助のスタッフ。そしてそれをおいしく加工くれる調理スタッフ。ただただ感謝するばかりです。沢山の人の手を介するこの『高級食材』も昔はお菓子を買ってもらえない子供たちの山でついばむ“手軽なおやつ”だったのですが。。。。。
2007年05月21日
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長女が昨日今日と不在で“一人遊び”の小学2年生の次女。少子化の影響をモロに受けてか近所に同学年が少なく昔のように“縦割り”で遊ぶというスタイルが少なくなった昨今そして、とても週末は相手をするどころではない親の労働状況からして致し方ない。。といわずを得ないのでしょうか。昨日一日、どこでどう遊んでいたのか事後報告を受ける時間もなかった中その次女は私たちに夕食(夜食?)を用意してくれていました。昨夕のスタッフの“まかない”はお好み焼きだったようでそのタネを分けてもらって(指導を受けつつ?)作ったようです。まだ幼少ゆえ、料理作りと後片付けのバランス感覚があろうはずもなくお台所は、それはもう大変な“惨状”ではありましたがそのココロネに我が子ながら感謝感謝で一杯になりました。今日も日曜日。お昼から大忙しですが、娘の愛情タップリお好み焼きで一日頑張れそうです。
2007年05月20日
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今朝早く6時過ぎに長女が家を出ました。。。Jrバレーボールの『遠征』です。今年は6年生不在のため、数少ない5年生と長女を含む4年生の混成が古川小学校の“ナショナルチーム”として活躍?しなければならないようです。仕事柄、他の父兄さんたちのように“サポート”できないので申し訳なく思っているのですが今回の遠征はナント、一泊二日の行程!4月に入ってからは毎週のように合宿や遠征が週末ごとに繰り広げられておりましたが“宿泊”が絡むのは初めて。。。今回もまた監督さん始め、他の保護者の方にお預けするかたちなのですが私たち家族と一緒ではない“お泊り”は「初」なので少し心配。。そんな気もしらず、娘はいつになく元気よく家を出て行きました。
2007年05月19日
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一昨日のブログでご紹介した泡沫(うたかた)の『シアタールーム』。活用法を色々考えているのですが昨夜より夕食前の“ウエイティング・バー”としての機能を図ってみました。というのは、お客様の宿の中での過ごし方。。。。当館も含めて、大体のお宿はブッフェ形式でもない限りチェックインの際にご夕食時間を伺います。しかしながら、時に“お客様”の立場で遊びに行くとこの“事前申告”していた夕食時間がかなり「縛り」になってくるのです。特に私たちは、余り観光地を回ることもなくチェックイン開始時間と同時くらいに“宿入り”してゆっくり寛ぎたい派、なので“一応”は目算で夕食時間の希望をお伝えするのですが特に初めてお邪魔するお宿さんだとお風呂が思いの外快適だったり、まったり出来るスペースがあったり散策路があったり、ちょっとしたおやつが置いてあったり、と嬉しいサプライズがあったりするものです。このサプライズのおかげや子供たちの去就、そしてお腹の虫のご機嫌で“見込み依頼”していた時間を前後したいことがございます。ですが、こういう仕事の性(さが)か一度申し上げた時間を変更するのは申し訳ないと思ってしまいまだお腹が空いてないのに“夕食スタート!”なんてこともあります。きっと、そう思っていらっしゃる方も当館のお客様にもいらっしゃるのではないかと思い前置きが長くなりましたがその“緩衝材”となるようなウエイティング・バー構想が生まれたのです。出来たてを召し上がっていただきたいのでスタッフとしても、大まかなスタート時間は把握させてはいただきたいのですがさりとて時間丁度にお部屋へご連絡して「お待ちしております」と申し上げるとお客様の気は急くもの。「お食事を召し上がりになりたい時間に ウエイティング・バーで食前酒をお出ししますから」という流れで余裕を持ってお過ごしいただきたい。。。。とトライアルしてみました。良かれ、と思ってのことで事前シュミレーションもしたのですがやはり“リアルタイムの現場”では予期せぬことが起きてしまいます。リレーションがうまくいかなくて却ってご迷惑をおかけしたお客様もあったり。。。。頭で考えることと、実際に行ってみるのとでは別物。「言うは易し、行うは難し。」実感と反省をさせられました。
2007年05月18日
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ここ数日、子供たちにせがまれていたお出掛け。昨夜、久々にやっと行ってきました。とは云っても、近所の割烹でのお食事。ご宿泊のお客様のご夕食の案内が終わり忙しいピークが過ぎた午後8時前。「さあ、行くよ~」と部屋へ戻ると先ほどまで張り切っていたはずの次女は、すっかり熟睡中。。。初志貫徹!とばかりに叩き起こしとりあえずはオンブして店まで。向かったお店は、私の同級生がやっている“克己(かつみ)”。当館からは徒歩4分程度ですが、地元では大変人気のお店で連日“満席”。なんとか総勢4名を滑り込ませていただき、とりあえず(私は)生ビール!この店の“ウリ”は何といっても、素材の良さ。主人曰く、「飛騨で最も原価率の高そうな店」とのこと。お造りは、中トロ、アワビ、白海老、ボタン海老、アジ、と日本海の絶品たち。焼き物は、北陸では高級魚の呼び声高い「ノドグロ」。主人はお決まりの岩ガキを3つも平らげておりました。あ~、美味しかった。でも、一時間もしないうちに子供たちはスヤスヤ。こんな遅い時間から食事に連れ出されても子供たちにとってはあまり嬉しくないかも。。。と自問自答しながら、帰路もやっぱりオンブ。最近とみに、“食べる”ことの大切さが訴えられていると思いながらも自分の勝手でなかなか出来ないのが実状。たまに家族揃って食事が出来ると余計に実感させられます。食事の素材やバランスもさることながら“一緒に食べて”お話しする、食育にもっと取り組まなければ。。。。ま、とりあえず、ご馳走様でした。
2007年05月17日
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昨日、主人の友人の電器屋さんが来てくれてシアタールーム設備一式、配置してくれました。あまり機械のことは(主人ともども)詳しくないのですがプロジェクターはPANASONICのフルハイビジョンでビジュアルグランプリ2007のホームシアター大賞を取った機種とのこと。音響はPIONEERの5.1CHの上位機種だとか。ともかくも何とか「仮」オープンしました。本来目論んでいたBAR機能はまだございませんしそもそも楽しんでいただくソフトも数枚しか手持ちはありません。なおかつ、このシアタールーム。。。当館の多目的ホールに設営しておりますので会食場や会議室として使用する場合は“クローズ”してしまいます。今のところの目算では月10日ほど(週末は間違いなく)は“閉鎖”されていると思いますがご興味のある方は『暇そうな時』を狙って遊びにいらしてくださいませ。活用方法については当館のスタッフの中から出ている案としては・何時出入りしても支障のない『癒し系』のものを流す・映画館のように1日3本位上映作品を決めて、貼り出ししておく・普段は『癒し系』を流しておいて、お客様からの要望があれば、その作品を上映するの3案が出ておりますが、どれも一長一短。これから検討していく段階ですので皆様に何かよいお知恵がございましたら是非ともお寄せ下さいませ。
2007年05月16日
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「夕食までもつかしら・・・・」とポツリ。山野草は“一日花”と呼ばれるほど水あげが難しく、花屋さんの花のように長持ちしません。案の定、夕食時には、また違う花が活けられていました。これこそ『一期一会』。今日 活けられた花明日 出会う花5月に入り館内にはやさしく可憐な山野草たちがお目見えしています。冬の間はどうしても花屋さんに頼っていた装花も山々に咲く、野草花をご覧いただける季節となりました。館内の花を毎朝(早朝4時頃)摘みにいってくださるのは“中村のおばちゃん”山野草のスペシャリストです。(主人も思い出したように、たま~に行っております)中村さんの活けてくださる花々はそのお人柄のように優しく繊細ででも時には大胆に私たちを楽しませてくれます。今日のご満悦は『山藤』。冒頭の「もつかしら?」の主です。いきるものの儚さを感じるとき心穏やかな気持ちになりませんか。
2007年05月15日
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当館で結婚披露宴を挙げていただいたことのある田中さんが「専務さん、居ますか?」と「いい牛が出たので・・・・」と差し出されたのは飛騨牛。それもA5等級。。クドイほどに申し上げておりますが古川の飛騨牛はかなりこだわっています。どこかの土地で生まれた子牛を育てるのではなく“種付け”から“肥育”まで全て『自家製』です。(全国の肉牛の95%は子牛農家と肥育農家の分業だそうです)そしてこの牛たちには1から5まで等級がつけられ3以上5までが『飛騨牛』という称号を利用できその中でも最上級の格付けが“A5等級”なのです。このA5等級のお肉をわざわざお持ちくださった田中さんは、、、もうお分かりでしょう。。田中牧場の主として現在400頭もの飛騨牛を育てていらっしゃる方です。主人とは年も近いせいか、色々と故意にしていただいております。前置きばかりになりましたが、昨夜はその田中さんに頂いたお肉をさっそく“しゃぶしゃぶ”でいただきました。ちなみに当館でもご夕食の際に外せない食材として飛騨牛はもちろんお出ししておりますが通常は3~4等級のものを使用させていただいております。(それでも100g 1200円~1800円の仕入れ値がします)そんな中で、皆様の「最高峰の飛騨牛を十二分に堪能したい!!」というご要望にお応え出来るプランは一昨年よりミリオンヒット?になっております。調理法はもとより、肉質のお好みから焼き加減までフルオーダーでお楽しみいただいております。しゃぶしゃぶに話を戻しますとメタボリックな主人には2枚だけで、あとは私と子供たち。そうそう頂けない最高峰のお肉を口にして大満足な夕餉であったとともにこのプランの絶大なる“人気”を味覚で再確認した次第でありました。
2007年05月13日
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昨日は富山へ、ある陶芸家さんのお見舞いに行ってきました。どちらかというと長野方面、名古屋方面への行程が多いし昔修行に行っていた金沢へは(富山の)市街地に入る前の高速道路のインターからのって行くので一番(距離的に)近い“都会”富山市内へはそうお邪魔することは多くありません。とは申せ実は二人の娘の出産は、富山市内のレディースクリニックでしたので往時は月に二回程、検診兼ねて遊び?に行っておりました。というわけで、まんざら知らない町でもありません。が、今回久々にその市街地を通過して目にした光景は私の知っているソレではありませんでした。『道』が変わり、『店』が替わり、『建物』が建て替えられていてどこのマチを走っているのか分からなくなってしまうほど。グローバリズムなのか、ダイナミズムなのか、看板自体、店自体は全国展開と巨大な広告の洗礼を受けて十分見慣れたものには仕上がっていましたが。。。流通が、組織が大きくなることでよりリーズナブルなものが世の中に供給される“メリット”があるのでしょうが少なくとも私が知っているマチではなくなっていました。検診のついで?に寄ったあのケーキ屋さん、パン屋さん、焼き鳥屋さん、雑貨屋さん。。。。この7年ほどの間で、変化してしまっているものが沢山ありました。変化をすることが“都会”の都会たる宿命なのでしょうが少しばかりの“懐かしさ”を期待していた者にとっては少し残念でもありました。ともすると変化に乏しい私たちの町“古川”にあって時として退屈を覚えることもありますが変わり果ててしまうのもまた一抹の寂しさを感じるのは旅人の我がままでしょうか。少なくとも、私たちや私たちの町はいい意味で変わらないでいよう、と改めて思いました。
2007年05月11日
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昨日の我が家の状況です。午前中に主人が、起こし太鼓(4月19日)の際の打撲による膝痛が続くというので病院へ。引き続き下の娘が下校後、私と一緒に。私の病状は、足指の付け根のシコリ。下の娘(小学校2年生)はバレーボールの練習による肘痛。幸いにして、主人と娘はレントゲン後、湿布のみ。私は脂肪がたまっているガングリゴン?!?とかいうのだそうで痛~い注射を娘の実況解説付きで吸引してもらっただけで済みました。一番細身の長女だけが意外に?全般的に体が強いようで人は見かけによらないものです。
2007年05月10日
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裏千家グループの末席?に在籍しております身としては愛読書は・・・・月刊誌『なごみ』を挙げねばなりません。その『なごみ』今月号を何の気なしに繰り読みしていたところ淡交社(なごみの発行社)の新刊として美しき村へ ~~日本の原風景に出会う旅が紹介されておりました。素敵なタイトルだったので思わず概略文まで読み進んでみました。そうすると、、、あるではないですか。我が古里のエントリーが。ところは飛騨市宮川町の『種蔵』。早速、アマゾンで取り寄せました。他の12地区同様素敵な写真と、それを引き立たせる紹介文で改めてその素晴らしさを再認識させていただくことが出来ました。とは申せ、その宮川の種蔵へは、富山へ抜ける“ルート”としては何度か使用したことはあるのですが実は、車を停めてジックリと見渡したことはまだ無いのです。市内とは云え、当館より車で約1時間。近いところではありませんが今度時間を見つけて是非、ゆったりと浸ってきたいと思います。(飛騨市公式ウエブサイト:飛騨市の写真館より抜粋)
2007年05月09日
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お客様にお土産をいただきました。度々お越し下さる方でいつも心のこもったお土産を頂戴します。前回は素敵なバッグを。そして今回は「鼓月」のお菓子。いつぞや書いたブログにお茶の稽古でいただいた「鼓月」のお菓子のことを覚えていてくださり、わざわざ買いに行ってくださったとのことです。大きな箱を開けると三種類のお菓子たち。『唐衣』は杜若(かきつばた)をイメージした“ハスカップ”の風味のある新しい味。『洛風』は見た目も涼しげな緑芳しい初夏の思い。抹茶の風味がとても美味しいお菓子です。『京だより』は大納言小豆に道明寺のスペシャルコンビ。主人はこのモチモチ感じが大好き。ちなみにこのお菓子の説明文はお客様がインターネットでお調べくださりプリントして持ってきてくださったものです。何かプレゼントやお土産を買うときは必ず先様のことを思い浮かべ、心がなければ買うことなんて出来ません。色々なお客様にお土産やお心遣い、そしてお声がけいただき温かい心や気持ちをいただき、いつも感謝しています。
2007年05月08日
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随分前から主人は館内にちょっと飲めて客室以外にものんびりリラックスできるBARを作りたいと云っております。私も大賛成ではあるのですが どこに!?となるとどうもいまひとつ「最適な場所」が思い浮かびません。。。前にも書いたようなシネマ・バーは・・・会食場としても使うことがあるので“常設”とはいきません現在の売店になっている「蔵」は・・・今の売店がしっくりきているしはたまた本館招月楼ロビーは・・・古い建物は音が響くからなあどれもこれも“決定打”に欠けます。そんなことを思いながら館内を改めて探索?模索?していたら丁度よい場所を発見!?玄関右手にある小さな「物置」。実はこの物置は当館の中心にある“大蔵”に隣接していて大蔵の外壁が物置の内壁になっているという構造です。広さは8畳程度。水回りもすぐに取り付けられそうだし、どうかな?ただ問題は空調。いやいやもっと問題は主人。単なる私の気ままな構想に手厳しい審判が下ることでしょう。フィジビリティスタディ(事業可能性調査)の提出要求は免れません。
2007年05月06日
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当館の玄関で『玄関番』をしていただいている藤井さん。前に一度ご紹介しましたが『津軽三味線の師範』で生徒さんを沢山抱えている“お師匠さん”という別の顔(本当の顔?)をお持ちです。その藤井さんが、このGW期間中、遠い遠~い“青森”の地へ津軽三味線全国協議会主催の『第一回津軽三味線日本一決定戦』に臨まれました。『~~決定戦』というのは第一回目のようですが競技会という形で開催されていて、毎年恒例でお出掛けになっていました。例年は「行ってきましたお土産」を頂く位で何ということもなかったのですが今年は、ナ・ナ・ナント・・・・シニアの部 『優勝!!!』GW中で忙しく立ち回っていたスタッフ一同もその報告にどよめき、たまった疲れも吹っ飛ぶ勢いでした。その藤井さんが今朝、『凱旋出社』されました。いつも通り、少しハニカミながら「行ってきましたお土産」をぶら下げて。。。。シニアの部とは云え、ご当地本家本元で開催された全国大会での優勝。改めて凄い技能をお持ちの方をスタッフとして迎えているのだと再認識させられるとともに細々とではありますが連綿と続いている旅館としてこういった日本文化を支える方達の微力ながらの支えになれる誇りを感じております。また、若いスタッフさん達もそういう環境に触発されて“茶道”“華道”“民謡”“和裁”などに果敢に挑戦してくれています。旅館の務めは『ただひたすらに皆様に安らかにお過ごしいただくこと』ですがもう一つ欲張るとしたらこのような部分でお役立ちすること、になるのでしょうか。勿論、企業市民としてスタッフさんたちの、よりよい生活基盤としての役割は云うに及ばずですが。
2007年05月05日
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昨日は久々に爆発!?してしまいました。自分で云うのも何ですが私は本来、激しく怒りの感情を表さない人間で周囲の人間(特に、主に主人です)が余程のことをしてもそれをストレスに感じることもなくホント、“ありがたい”人だと思っております。でも、昨日はキレてしまいました。相手はウチの小悪魔たち。連休や夏休み、冬休みなどの(子供たちが)長期休暇の折にはたまにこのようなことが“発生”します。1月生まれの娘が誕生日プレゼントにリクエストしていた「WII」をようやく入手してあげ先日与えたばかりだったのですがここ数日、朝から晩までゲーム漬け。。。昨日は夕飯も食べず、入浴もせず、夜9時過ぎに私が帰ってくるまでず~~~っと。子供たちを叱りながらあっという間に缶ビールが2本。それでも収まりきらずに、更に4本。さすがに酔いが回り、ようやく心が落ち着き?就寝、出来ました。深酒をして熟睡出来たせいか、今朝は清々しい気持ち。私のストレス発散は『ビール』かな?
2007年05月04日
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今朝の新聞に掲載されていました。全国和牛登録協会が全国より選抜された“種雄牛”79頭を検定した中で飛騨牛の“次世代”を引っ張る『利優福(としまさふく)』が肉量・肉質ともに全国最高ランクの栄誉に浴したそうでございます。飛騨牛=『安福(やすふく)』という固定観念を持っていましたが岐阜県畜産研究所さんから新しい「血統」が誕生したのです。“ブランド”を維持するには絶え間ない努力と革新そしてよりよい後継。。。現在、当館でお出ししている最高級A5等級のお肉の場合は、“安福”の流れを汲む飛騨古川一貫飼育のものを使用しておりますが“利優福”系のお肉をお出しする日も、そう遠くはないかも知れません。
2007年05月03日
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GWの繁忙期、真っ只中!?といえども、月が変われば当館の献立も変わります。今月のテーマは“皐月色”皐月色って何色のこと???と思われる方。。。今、私が勝手につけた名前です。。要は「皐月」と云われて想像する色です。(余計に自分だけの世界になってしまいました。)まずは先付に“蓬胡麻豆腐”蓬の緑は新芽の若々しい色です。小鉢の皐月和え。温物の“菖蒲まんじゅう”は花菖蒲の紫をイメージしたもの。ちなみに花菖蒲は古川の町花でもあります。お凌ぎには、ここでも“蓬そば”焼き物と強肴は定番ですが皆様から絶大なご支持をいただいている“岩魚塩焼き”と“飛騨牛ミニステーキ”これ以外にも可愛い水の物や季節感タップリの前菜など。飛騨ではこれからが山菜の本番ですので日替わり週替わりで“山の恵味”が登場することと思います。そういえば、昨日は経理チーフの古田君のお知り合いが大漁!?4キロもの“小豆菜”を持ち込んでくれました。『山菜取りの名人』『鮎釣り達人』『コケ(キノコ)取りのプロ』沢山の方達がいらっしゃいます。こういった地元の皆様にも支えられて“旬味”をお楽しみいただければと思います。
2007年05月02日
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桜はすっかり葉桜へと姿を変えましたが引き換えに初々しい若芽を元気いっぱいに広げかけました。飛騨の花物語がいよいよ始まりです。高山方面から古川へと向かう国道41号線沿いの“桃畑”は今が満開。濃いピンク色の花が、桜の後を追いかけ見事に咲き揃っています。当館の庭では淀川つつじが蕾を膨らませしでこぶしはその長身から私たちを見下ろしています。もうじき安望(あんぼう)の“藤棚”や黒内(くろうち)果樹園の“林檎”の花も咲き乱れ春爛漫の季節を迎えます。
2007年05月01日
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