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昨夜は主人が所属している茶道 宗和(そうわ)流 四常社(しじょうしゃ)さんの訳あっての遅い初釜。その初釜の後の宴席を遠路高山よりわざわざ当館で催していただきました。最近では“余興”というとカラオケが定番のようになっておりますがさすが、旦那衆の集まり。(社中は男性が過半数だそうです。)長唄あり、舞踊あり、都都逸(ドドイツ)あり、端唄あり。。。。もてなす私たちも楽しませていただきました。カラオケで大声出してストレス発散!!というのもいいのでしょうがやはり修練?を積んでの小芸は素敵なものです。ちなみに当館では館内にカラオケ設備は一切ございません。ので、古川にいらしてシャウトされたい方がいらっしゃいましたら町なかの“お値打ち”なスナックをご紹介させていただきます。
2007年04月30日
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今朝は町内の子ども会育成会主催の『廃品回収』。事前に回覧板で町内の各戸にその旨お知らせがまわり玄関先に“古新聞紙”“古雑誌”“ビン類”“ダンボール類”を出しておくのです。この行事、年に二回程度ですが、いつも日曜の朝に行われるので夫婦揃って参加経験ゼロでした。そう、日曜の朝は、週末満室のお客様のチェックアウトその他で一週間の間で最も忙しい時間帯なのです。とは申せ、順番でまわってくる“役”として今年は主人に「子ども会育成会 副会長」のお鉢が回ってきました。何はなくとも行かねばなりません。。。朝8時に娘たちを引き連れて近くの公民館へ。以下、主人の談話。。。子ども会の行事だから“ママゴト”のようなものだろうと高をくくって行って見たら見当違い。僅か4~50戸の町内でも1時間半程度の間に軽トラックでのべ9台分もの『資源』が回収されたとか。終了後は、“お駄賃”としてジュースが各1本と子供たちには近くの駄菓子屋“くずい”さんのお菓子券500円分も付加。都会住まいの友人に聞くと『駄菓子屋さん』はおろか“廃品回収”なる行事すらも皆無とのこと。こんな昔は当たり前だった行事、集まりが今も“普通”に残っていることは大事だし、有難いことでもあるとつくづく思う次第でございます。
2007年04月29日
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ゴールデンウィーク まさに黄金の週が始まりました。当館でもおかげさまで5日までは「満室」にさせていただいております。今年は長い方は9連休とか・・・1日の休日さえままならない私たちにとってはなんとも羨ましい限りです。とは云っても、長い休みにズーッと家に居る訳にもいかず止むを得ず?ご旅行に出られる方もいらっしゃるのでは。。。?何キロ何十キロもの渋滞にはまり食事をするにもトイレに行くにも順番待ち。観光しようと街へ出れば人だかり・・・お客様も大変です。普段は閑散とした時期に旅行する(しかない)私たちは幸か不幸か、そういう体験をすることは殆んどありません。お客様“目線”での繁忙期の状況、ストレスは実際のところ実感できませんがそんな大変な旅行でも、宿につけば“ホッ”と出来る。そんな宿になりたいと常々思っております。
2007年04月28日
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明日からのGW。大忙しの10日間の幕開けです。“嵐の前の静けさ”を利用して英気を養うことにしました。当館 → (車25分) → キュルノンチェ で 白カビソーセージ を購入 レバーパテ ケーパー酢漬け→ (車10分) → トランブルー で バケット を購入 菓子パン→ (車5分) → ワインショップ で ボルドー を購入 ヴァンムスー→ 古川に戻って → (徒歩5分) → 牧成舎 で フレッシュモッツアレラ を購入【してきてもらいました】主人に。淡々と済ませれば1時間程度で終える“おつかい”なのですが所々でお店の方と“おしゃべり”してきたみたいで4時頃に出て行ったのに帰ってきたのは7時過ぎ。どれも『お取り寄せ』クラスの逸品です。その場に座って(ネットや電話で)便利に入手するのも“テ”ですがやはり創り主との交流は、益々その美味を引き立たせるようです。
2007年04月27日
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苔生(む)した玄関。。を目指して2年ほど前、山から苔を“剥いで”きて移植したことがありました。ところが、土のせいか、踏み蹴飛ばされるせいか気がついたら全滅していたことがありました。今回、とある機会があって『苔』の話題が盛り上がってきました。最近では屋上緑化の一翼としてパレット型にはめ込んだ苔を利用したりするそうです。そうすることによって“緑”を増やし、CO2の削減が図れるし夏場などの屋上の熱吸収により空調エネルギーの削減にも繋がるとか。。。当館の場合は重厚な瓦屋根と商家造りの瀟洒な赤いトタン屋根がトレードマークなので屋根利用の可能性はありませんがこの苔たちを玄関用のリベンジに。。。。とテスト移植してみました。前回の失敗を踏まえて、苔と環境の相性を知るべく“スナゴケ”“ハイゴケ”そしてメジャーな“スギゴケ”の三種で挑戦!ちなみに今にして思えば、過去トライヤルした苔はヤマゴケという品種で扱いが難しいものだったようです。殖やし方も三種。ほぐしたコケを種のようにまいて増やす投資額?が少なくて済む“まきゴケ”田植えの感覚で植えつける“移植”そしてマット状に納品されるコケを贅沢?にそのまま貼る“はりゴケ”これらを玄関脇の一角に試験的に導入してみました。苔屋さん曰く冬場を越してみないと可否は判断できないし2~3年見てみないと相性は判らないよ、とのこと。気長に気長に見守ることと致します。
2007年04月26日
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飛騨高山の奥座敷にある当館は、表玄関の高山までは車で約25分。当館ご宿泊のお客様は、古川の観光もさることながら殆んどの方が高山へ必ずといってよいほどお立ち寄りされるようです。さすが“天下の観光地”?高山はご来訪が始めてというお客様は少ないもののいつのまにか新しいお店が出来ていたり、新商品が出ていたり。。。と、めまぐるしく変わる「高山観光情報」は奥座敷としても必見、必知で常にアンテナは高く張ってリサーチしなければなりません。なんといってもご質問で一番多いのは「昼、高山で飛騨牛食べたいんだけど」とのクエスチョン。予算や食べ方などのご希望によってお答えしていますがよくご案内するのが雑誌などでもお馴染みの“キッチン飛騨”さん。そして精肉店直営の“丸明”さん、“天狗総本店”さん。フレンチならビストロ・ミューさんあたり。実はこの中で、“天狗総本店”さんだけが。。。未達でした。ごめんなさい。。。。ということで今日行ってまいりました。席はテーブル席と小あがりの座敷があります。連休前の平日にも関わらず12時過ぎには次から次へと入店があり“あっ”という間に満席。。。さすがです。メニューは網焼きとステーキ、しゃぶしゃぶの三種類。私は網焼きでロース、主人はフィレ、を注文。ちなみにテーブル備え付けの「火力」一つで調理するため網焼き&しゃぶしゃぶ という欲張りな注文は出来ませんが出てくるお肉は間違いのないものでした。高級な焼肉屋さん?といった感じの店内で一人6000円~8000円位のご予算で『肉』一筋。。。をご希望の方にはよいかと思いました。皆様の中で高山お薦めのお店調べてほしい店などなどありましたら、先遣隊として報告させていただきますのでドシドシお申し付け下さい。そうでもしないと、ついついいつもの安心できる?店へと行ってしまうものですから。
2007年04月25日
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今日は当館で月2回実施しているOFF-J-T(社内勉強会)の第47回目。題して“美味しい生ビールの入れ方、飲み方”そうです!まもなく来たる生ビールの季節到来に備えてバッチリ研修しました。日常業務でもルーティーンとして“一子相伝”?かはたまた“口伝”によってベテランのアドバイザーさんから新しい子たちに使用法は伝授していますが。。やはり日常業務に埋没してしまうと何が基本で、どうしてこうするのかという根本を忘れてしまいがちなものです。アサヒビールさんに協力を仰ぎいつもより30分延長の1時間半の授業でした。【美味しい生ビールの5大原則】1)ビールは鮮度。樽の封を切ったら3日以内には完売!(だからと云って“押し売り”は致しません。私が『残』はいただきます。)2)ガス圧の調整。冬は低めに夏は高く。(炭火の冬上夏下〔とうじょうかか〕とは逆?)3)洗浄が命。サーバーは毎日の洗浄と週一のお手入れ。(怠けてはだめです。)4)洗浄が命2。グラスの洗浄。(グラスは食器類との混在はダメダメですね。)5)美味しい注ぎ方。(蕎麦と同じで内2:8?)これらをクリアすればいつでもクリーミーな美味しい生ビールに出会えるはず。。。。やはりプロのレクチャーと出来栄えは格別。何となくやっていて、それ程重要視していなかった部分にも気づかされました。でも今日から正真正銘の“おいしいビール”をお客様にお出し出来ることが嬉しく、実りある勉強会となりました。つくるだけでは暴動も起きかねないので講習後は出席者で軽いランチを兼ねながら。。「じん寿司」さんの助六と「ラ・ムサシ」さんのオードブルでビール談義となりました。“おいしい入れ方”から“おいしい飲み方”へと移行してからの質問にはアサヒビールさん曰く「泡を残したまま飲むこと」だそうです。泡はビール本体が酸化するのを防止する蓋の役目で目で喉で本当に“おいしい”を味わうための『命』だそうです。そして、5大原則をクリアした後に、それ以上おいしく召し上がっていただくためにはやはり私たちスタッフの“気持ち”がなければなりません。昼間っからの小ビールのせいで少しだけ良い(酔い?)気分になりながら思うのでした。
2007年04月23日
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燃え尽き症候群で二日間サボってしまいました。とうとう終わりました古川祭り。当日は60名様のご宿泊と20名様の会食でいつもの週末とさほど変わらないお客様の数ではあったのですが・・・この日は当館のスタッフは極度に欠乏。祭りの人足やら“呼びひき(各家庭でご馳走を用意してお客様を呼び入れること)”やらで総スタッフの3分の2近くが「お休み」。調理スタッフも秋田副料理長と追い回しの原田君はお客様の料理を出し終わるや否や一目散に、晒しを巻きに自宅へと。接客スタッフも“時間との勝負”。普段はお客様の進み具合に合わせて料理をお出しするのですがこの日ばかりは、殆んどのお客様が“一斉にヨーイ・ドン”お客様の気が急く以上にスタッフはてんてこ舞い。そして極めつけは庶務の皆さん。特に庶務のスタッフは近所の人が多いので殆んどの方が「祭り休暇」。全館満室(20部屋)の布団敷きと80名様分の懐石の洗い物をナント3人でこなさなければなりません。午後8時半には全てのお客様が見物に出られ、残すは後片付けのみ。私も微力ながら?手伝って何とか11時半には終了。ぐったりして、そのまま帰宅すればよかったものの『ドーン。ドーン。』という大太鼓の音に触発されこれからが本番とばかりにお越し太鼓見物へ。ウチの男衆も人足で出ているので応援しなければ。。。。結局夜中1時過ぎの最後まで見てしまい部屋へ戻ったのは2時頃。その後帰宅した主人は“名誉の負傷”で両足から血を滴らせておりましたがこれも祭りの醍醐味!3日経った今でも足を引きずっておりますが、それはさておき来年も楽しみです。
2007年04月22日
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月1回の私のお茶の稽古に行ってきました。今回は前回より大勢の方がいらっしゃって総勢8名。アメリカから帰国した先生のお嬢様とそのご友人も入り本来、楚々とした席なのでしょうが「あーだこーだ」と茶談義で盛り上がりました。寄付きには桜の下での曲水の宴の軸。飛騨の今の時節はやはり“桜”。本床の軸は「花・・・・・・」一文字しか読めませんで、お読み上げいただいたのに忘れてしまいました。意味は、桜の美しさに見とれてしまう・・というようなものだったと。。。。心もとない限りです。香合は猿の三番叟が桜の下で舞い踊っておりました。そしてそして、お目当ての“お菓子”。京都“胡月(こげつ)”の春草萌香。先生曰く、欲張りなお菓子だそうです。基本は棹(さお)菓子なのですが、周りは葛に新草が入り中身は粒餡の中に栗が入り、更に仕上げで黄粉がタップリON。お干菓子はご友人手作りの“つくしの砂糖漬け”。第2?生菓子は“お花見団子”この団子は桜(ピンク)・緑・小豆(茶)の三色でそれぞれ「花・草・土」を表すと云いますがピンクの団子だけは少しだけ離れて串刺しにされている理由は何だと今度はお菓子談義に。あーだこーだ云っている間に、時計を見れば夜の11時。主人も茶会で夕刻出掛けて戻りは10時頃だった模様。(異なる席ではありますが)夫婦揃ってお茶三昧。娘たちを放し飼いにした一日でした。ちなみに主人の茶会のお菓子は“松江づくし”。主菓子は風流堂さんの「緑風」干菓子は松江と云えば・・・日本三大銘菓の一つ「山川」甲乙つけがたいですが、一品余分に頂けた分、私の“勝ち”でしょうか?
2007年04月19日
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当館から車で5分ほど高山方面へ向かった宮川河畔に「桜野公園」がございます。この公園の桜は、南北朝時代広瀬(今の国府町の中心部)城主 姉小路家が大和国吉野山から移植したのが始まりと云われる由緒ある桜の名所です。そめい吉野、江戸ひがん桜などおよそ300本が咲き揃っています。14日から27日までライトアップがされ、毎晩ご希望の皆様をお連れして夜桜見物をお楽しみいただいております。都会では木の下にシートを敷いて夜な夜な“花見=飲み会”の構図が繰り広げられるそうですが飛騨の花見はそうはいきません。先日の夜の気温は7℃。まだまだ朝晩の気温は低く、お客様も15分ほど花見を楽しまれると早々にバスにお戻りになられます。とは申せ、夜の闇に幻想的に浮かび上がる薄ピンク色の花たちは私たちの心を和ませてくれます。
2007年04月18日
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高山祭りは晴天のうちに無事終わり いよいよ 古川祭りに向けて邁進して参ります。そして 例年の如く雨、雨、雨。。。昨年もおととしも 高山祭りは良いお天気で 古川祭りは小雨だったような気がいたしますが今年のお天気は 如何なものか。桜も咲き とにもかくにも 祭り気分は一気に上昇します。そして 今年一番盛り上がっているのは 今日丸坊主で出勤した フロント経理チーフの『古田くん』。今年 彼はなんと「太鼓打ち」なのです。「お越し太鼓」の「太鼓打ち」は上打ち(上にまたがって叩く者)10人横打ち(櫓に乗り対する上打ちと同時に叩く者)10人計20人が 選ばれます。選考基準は 主事(この祭りをつかさどる町内)によってそれぞれ違い今年主事である ウチの町内『朱雀組』は奏楽部(屋台や獅子舞をする若者たちの集まり)に所属していなければ その資格はありません。太鼓打ちは 祭り本番に向けて 端正込めて自らの撥を作り 頭を丸め 神聖な気持ちで 太鼓を打つのです。ちなみに 川向の『清龍組』はその家の後を継ぐもの(長男?)しか打つことは 許されないそうですが。。。之に選ばれることは 大変名誉なことで 古川の男たちはいつかは乗りたいと誰もが思い願っているようです。私も男だったら 是非乗ってみたい。4年前に 太鼓打ちをさせていただいた主人曰く櫓担ぎ300名 提灯行列200名 付け太鼓500名を従え 大歓声の中大太鼓の上からの眺めは 絶景である。。。だそうです。
2007年04月16日
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造り酒屋さんが“仕込み”に精を出す時期が終わり次々と“新”酒が世に出回ってき始めました。そんな中で、この時期の恒例行事であります『お酒の鑑評会』人の心を和ませるだけでなくTAXの部分でも“酒税”としてかなり貢献されているためかはたまた、昔はお酒の味や精米歩合などでその酒税を決めていたせいかこの鑑評会なるもの『国税局』が主催されております。「全国区」と「地方区」で開催されるのですが地方区につきましては、この辺りは名古屋国税局管轄となっております。その名古屋国税局 酒類鑑評会吟醸酒の部 で当町にあります“蒲酒造場”さんと“渡辺酒造店”さんが揃い踏みで優秀賞を受賞。約100銘柄の出品の中から一軒選ばれることだけでも大変なことなのに実はこの2軒、過去15年間でダブル受賞をした年がナント8回も。この飛騨地方には他にも高山に8軒、神岡に1軒そして下呂温泉の少し南の萩原に1軒ございますが同じ地区に2軒あって“切磋琢磨する”ということも“技に磨きをかける”原動力に繋がっているのでしょうか。
2007年04月15日
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掘割の瀬戸川にようやく鯉が戻って参りました。今年は降りませんでしたが冬季は雪のため“避寒地”(水流のない田んぼ)へ行っておりました。1000匹余りの色鯉が白壁土蔵の黒白モノトーンの背景を一気に“春”めかせてくれます。冬眠していたとはいえ、元々がかなりの体格(風格?)ゆえその数とともに存在感はタップリです。市役所の職員の方はじめ、ボランティアの方達が“体を張って”の移住作戦。これから約7ヶ月は『こい』に戯れることが出来る飛騨古川の町並みです。
2007年04月14日
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全国的に早咲きの処が多かったにも関わらず飛騨では、珍しく“例年通り”の開花状況です。写真は清流荒城川を挟んで当館の向かいにあります本光寺さんの桜。この木と同じくらいの大きさのものがあと二本。10m間隔くらいで並んでいますので満開になると夜などはライトアップをしておりますので“宙に浮く桃色の絨毯”の様相を呈します。その桜たちが今朝、ようやく固い蕾を開いてくれました。あと2、3日であっという間に“三分咲き”“五分咲き”になることでしょう。“桃色絨毯”になるのは20日過ぎ頃でしょうか。期間限定のこの景色を客室からプライベートに楽しめるプランもこしらえてみました。また、夜桜のライトアップといえば当館より車10分の宮川河畔にあります“桜野公園”。室町時代の飛騨を治めた公家国司の姉小路家が“都の桜”を懐かしんで植樹させたという由緒あるそして市民にも親しまれた公園ですが今年は4月14日から27日までライトアップ&提灯吊りを行います。当館ご宿泊のお客様でご希望の方には4月15日から25日の間(4月19日は古川祭りなので除く)毎日、ご夕食後の時間(午後8時出発午後9時頃帰着)バス送迎にてお楽しみいただく予定でございます。平地の花見をし損ねた方、もう一度満喫されたい方、飛騨路はまだまだこれからですよ。
2007年04月13日
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当館ではご夕食の時和蝋燭を廊下や料亭個室に灯し、ご案内しております。古川の和蝋燭のお店は云わずと知れた“三嶋和蝋燭店”さん古川にお越しの方はほぼ100%、お立ち寄りになる古川の『顔』です。風が吹いても消えにくく、煤(すす)が出ず年輪のように塗り上げられた蝋ならでの、横に垂れない“凛”とした出で立ち。この雰囲気がお気に召された方の中には最初から最後まで、このろうそく灯火だけでご希望される方もいらっしゃいます。揺れる灯りをじっと見つめるだけで心が癒される。。。。そしてゆっくりとお食事をいただくロハスな時間ですね。この『癒しの灯火(ともしび)』をリラクゼーションルームにもどうかと夕食が終わる頃に置いてみました。たまたま手持ちにあったラベンダーのアロマキャンドル。お一人のお客様が寛いでいらっしゃったので「ごゆっくりなさってください」とキャンドルを置いたら「ああ、いい香り」とお客様。そんなに直ぐに香るものかと思いながらも約30分後。。また様子を見に行ったところ、何ともいえない心地よい空気になっており本当にのんびりゆったりと寛げる空間が生まれたような気がしました。
2007年04月12日
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今日、高山在住の“玄関番”藤井さんが春の高山祭りのパンフレットを調達してきてくれました。4月14日15日両日行われるこの祭りは国指定重要無形文化財に指定され、日本国内はもとより世界各国からもこの絢爛豪華な祭り屋台を一目見ようと大勢の方がいらっしゃいます。毎年のパンフレットはだいたい同じような構成でつくられていることが多くいつもは古川祭りのパンフレットと比べて立派だなあとパラパラめくるくらいなのですが今年はちょっと“気になる”言葉が添えられておりました。「屋台には絶対手を触れないようにしましょう」「関係者以外は曳かないようにお願いします」「巡幸の際には列の横切り、高所からの見下ろしはしないで下さい」などなど。地元の人間、昔かたぎの人間?としてはゴクゴク当たり前に刷り込まれていることですがワールドワイドな集客になるとやはり色々な人が集われるとみえてここまで懇切丁寧な「ご案内」が必要なんだと実感させられました。当館もこの日は国際色豊かに彩られます。
2007年04月11日
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当館の大浴場の脇や駐車場に隣接する“はたけ”。いずれもご近所さんが所有するいわゆる自給自足のための畑なのですがボチボチと両畑とも、耕運機を出動させて種蒔きの準備に取り掛かられています。今季は雪こそは被っておりませんでしたがそれでも半年の間、“凍土”とまではいかなくてもコチコチに固くなってしまっている土をコツコツと耕していきます。専業の大きな農家さんでは畑の畝(うね)なども機械でやってのけるのでしょうがややサイズの大きい家庭菜園?では昔ながらの“鍬(くわ)”で土をうちます。ちょうど私の部屋から見渡せる場所にありここ数日は、朝5時頃から近所(畑の所有者)のおじいちゃん、おばあちゃんの鍬を打つ音で目が覚めることもあります。まずはジャガイモ。スイカやキュウリの苗作りも始まります。当館でも高山の無農薬無肥料農家の「よしま」さんから時折分けていただくのですが主人は将来的には自前の“はたけ”を持ちたいようです。やはり、出したい料理とつくる野菜の時期と供給量をマッチングさせるには限りなく“自家”で行うほうがよいとのことです。ただ腰痛持ちの本人が鍬を振るうとは思えませんが。。夏の収穫期には、いつも沢山の“お裾分け”をいただきます。今年もおいしいお野菜たちが育ちますように、陰ながら祈りつつ・・・・
2007年04月10日
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早咲きとの“下馬評”がありながら本日現在、まだ蕾のままの「対岸の桜」さんたち。。3月までは岐阜県名産の干し柿をご到着時のお薄とともにお出ししておりましたが食事の献立を毎月替えるようにお茶菓子も毎月趣向を凝らして?考えております。4月は定番ですが『桜羊羹』。都会(平地)ならば「食べる桜に 見る桜」で時節も一致するのでしょうが冒頭申し上げたように、当地では結局例年並み(4月中旬から下旬)に落ち着きそうで蕾の固さに、まだ掛かる桜の里を思わずにはいられません。当館のお茶菓子は、ほとんどが町内(当館より車で2分)にあります『お菓子処 田の下』さんとのコラボ、調製。田の下のご主人と若ご主人ともに名古屋の名店“亀末(かめすえ)”さんで修行をされ飛騨では名の通った和菓子処です。この桜羊羹は、一応。。私が考案したオリジナル。田の下さんの店頭でも販売しておらず、当館の売店でのみ購入が可能です。(セールスしてます?)塩漬けの桜花のほろ苦くて少し塩気の残る甘さ控えめのこの羊羹は何度頂いても飽きないお菓子だと(かなり身びいきしてますが)大変ご好評です。当館の桜が葉桜に変わる頃、次のお茶菓子も乞うご期待下さい。
2007年04月09日
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つかの間の休日でお邪魔した『いしだ』さんの素敵なシアタールームに触発されて『シネマ・バー』構想が頭をもたげました。当館では以前団体のお客様をお受けしていた頃に“宴会場”として活躍していた多目的スペースを間仕切りして一方を『リラクゼーションルーム』と銘打ち時間帯に合わせてTINGTINGの琴の音やモーツアルトの軽快な響きをバックにマッサージチェアなどをご自由にお使いいただいて思い思いにお寛ぎいただくスペースを「確保」しております。残る一方は時折、会食場や展示会、会議室として使うこともありますが『開かずの間』になっている日も少なくありません。この場所を活用して巨大スクリーンに投影された懐かしのシネマを見ながらリクライニングチェアに身を委ねてウトウトとしていただく。。。。。そんな空間をご用意できないか今、空想から検討(主人は小難しい横文字でフィジビリティスタディとか言ってましたが)にはいりつつあるところです。余り銀幕の世界に興味のない夫婦ですので“やる”としてもソフト集めは一からになってしまいます。当館の雰囲気から云ったら「往年」の作品がシックリくるような気がしますが子供たちからは“ジブリ作品”をエントリーするように陳情されるのは必定でしょう。
2007年04月08日
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遅い春を謳歌する飛騨地方。桜の時期に合わせるように標高の高い高山から4月14、15日次いで古川の4月19、20日締めくくりは神岡の4月23、24日と山を下ってくるように“飛騨の三大祭り”が目前に迫ってきました。これらの間の日程も、集落ごとの小さな“祭り”がそこかしこで行われる一年で最も晴れがましい時期となります。『屋台』があるのは高山祭りと古川祭りだけですが小さな“村まつり”でも「御輿(みこし)」と「獅子舞(ししまい)」は大概セットであります。これら諸々の祭りに因んで当館では卯月の玄関の飾りつけは4月の中旬からGWにかけてはふらっとお出掛けになった町角、辻角でビーヒョロロという横笛の音とともに“村まつり”に行きあたる(遭遇する)かも知れない飛騨路です。
2007年04月07日
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先月下旬より、頭を悩ましていることがあります。。。。当館の玄関は玄武岩を使った黒タイルが敷き詰めてあって瑞々しく“黒光り”しているのが『ウリ?』でした。黒光りを持続させる“緑の魔法の水”があってウチの下足番衆がモップで日夜磨きをかけておりました。と・こ・ろ・が・・・・いつもの如く補給用の“緑の魔法の水”を発注しようとした事務所の村松さんが受話器を持ったまま、フリーズ。。。受話器の向こうからは録音テープで廃業をされた旨の通知が機械的に流れていたようです。「飛騨古川の八ツ三館ですけど・・・ いつものやつお願いします。」で、全てが事足りていた“阿(あ)”“吽(うん)”の世界だったのでリスクマネジメントたるものは一切ナシ。会社名と薬品名を知るのみで、どのような成分で何を意図した商品なのかということを把握することなく連綿と“お取引き”をしていたのでした。当初は致し方ないが用途用向きをお話して他の洗剤屋さん?に発注すれば解決するものと高をくくっておりました。。。最初は近所のホームセンター。次に当館出入りの建築業者さん。そして、そろそろ慌てて、インターネットを駆使しあちらこちらと問合せをしては試供品を送ってもらったのですがこともあろうか、全て全滅!?大理石や鉄平石用ならありますが、などと云われながら。あの水打ちしたような“輝き”は何処へ、、、(ちなみに本当の水を打つと、その後とんでもない惨劇が待ち受けているのです。)とばかりにくすんだ玄関を見てはため息をつきたくなるばかりです。現在、石屋さんにもSOS信号を発信しているのですが気をもむばかりです。どなたかご存じないでしょうか。また、しばらくご来館いただくお客様には清々しい“黒光り”をご覧いただけませんこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
2007年04月06日
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行って参りました。。。心待ちにしていた 子供たちとのお約束!?の1泊旅行。旅行先は『昼神温泉』。高山を抜けて 開田高原から中津川へ入り まずは『伊那谷道中』へ。飛騨ではまだまだの 3分先の桜を愛でながら 子供たちはいくつかある体験の中で「まゆ人形作り」勤(いそ)しみました。その間約1時間。早く宿に着き、ひたすらゆっくりしたい私たちを横目に 二人は一生懸命人形制作。ようやく作りあがり 大満足の様子でした。そして 今回のお宿は『石苔亭いしだ』さん。昼神温泉、いや長野県、いやいや全国的にも云わずと知れた高級旅館。当館とはレベルもラベルも全然違いますがよい施設を見るのも勉強。奮発しました。まず到着後 「ウェルカムドリンクは シャンパン、ハーブティ、お抹茶 何になさいますか」の問いにすかさずシャンパンをお願いし offモード全開。お部屋は広々とし まだ少し寒いテラスから臨む庭には 木瓜と沈丁花が咲いていました。食事は個室食事処で会席料理。しっかり2時間かけていただいた後、すっかり酔っ払った私をおいて 主人と子供たちは 正面の能舞台で毎夜繰り広げられる催し(当日は)尺八の演奏を聴き シアタールームにて 200インチ(もっとある?)の画面で『もののけ姫』を堪能しようやく部屋へ戻ったのは 23:00頃。先月、主人のBDが出張でお祝いできなかったので 別注でお願いしたケーキを頂きまた お休み。。。さすがに 次の日は早く目覚めはしたものの 年一回?の朝寝坊も楽しまなければ‘ソン‘と 二度寝。午後一時チェックアウトなので 時間を気にすることなく 本当にのんびり出来ました。翌日は遊園地へ行きたいとせがむ天使たちでしたが あいにくの雨。。。少し足を延ばして多治見市へ行き「セラミックパーク」で陶器の絵付けにチャレンジしました。出来上がりは 3週間後。小さな芸術家達の作品が 今から楽しみです。帰りは 季節外れの雪の中 帰ってきました。次回はいつかな。また 行けます様に。。。
2007年04月05日
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今日は“子供たち”が?いやいや“私”が一番待ちに待った旅行の日。です。ということで、そわそわしながら書いております。計画では朝8時には出発!のつもりでしたが気合は十分、でもいつも段取りで家族みんなに遅れをとる私。。。。既に子供たちは駐車場で待機しているようですが。。。ということで、次回(明日?)は結果報告させていただきたいと思います。いってきま~す。
2007年04月03日
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春休みに“突入”してはや10日。子供たちは私の目論見通り!?新しく買った子供向け料理本で毎日楽しくお料理・・・・となるはあずだったのですがそうは“問屋さん”も卸してくれません。「朝ごはん何か作って」とせがむ私に子供たちは、冷たく「自分でつくって」と云うし本を見ながら「これ美味しそうだね」と振れば「それ嫌い!」と一刀両断。私の春休み意識改造計画は木っ端微塵。はかない夢として消え去ってしまいました。そんな私に天が味方したか?秘密兵器の登場です。高校卒業後、ずっと名古屋にいた妹が花嫁修業??で帰ってきました。帰省のたびに色々と面倒をみてくれていたのですっかり二人とも懐いていて、大ハシャギ。8時には朝の弱い妹をたたき起こし夜の9時頃まで家へ戻ってこず、片時も離れず遊んでもらっているようです。とりあえず、春休みはこれで一安心。。
2007年04月02日
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旅館の仕事は朝から晩まで。一日中働きづめで・・・・などと思われがちですが私の場合はそうではありません。暗黙の了解というやつで、私たち夫婦は早い時間メイン。女将さんたち夫婦は遅い時間メイン。と勝手に決めています。今のところ子供たちを学校に送り出す準備もあるので朝早いのは“必然”でもありますし、それほど苦にはなりません。だいたいフロントへ“出社”するのは7時頃。今日は暖かい日で暖房不要なくらいでしたが冬には備え付けのエアコン以外にも石油ファンヒーターを持ち込みすかさずスイッチオン!寒いが故に障子を開けることもなく早速事務処理にかかることも。。。。今日もいつものようにフロント入りし、やおらパソコンに向かっておりましたら『ホーホケキョ』とさえずりが聞こえてきました。隣にいた主人と「うぐいす?」と顔を見合わせおよそ半年間締め切っていた障子を開け、ガラス越しに声の主を探すのでした。毎年春の訪れを数日間知らせてくれては、また旅立っていくのですがいつも“声はすれども姿は見せず”。津軽三味線のお師匠さんで当館の顔役?の下足番をしていただいている藤井さんに「見つけたら写真撮るから教えて」とはお願いしたのですが人生の先輩曰く「うぐいすは、余り人目につく所にはいない」そうです。なので、本日の日記も色気(写真)のないものとなりました。
2007年04月01日
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