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過日、とあるコンサルタント会社さんの簡単なアンケートにお答えしたしたところご丁寧に、その集計結果とともにレポートをお送りいただきました。さすが、というべき内容で私たちも少しでも認識実践しなければ。。。と思えることがてんこ盛り。その中で、表題の“無財の七施”が一番心に染み渡るように心持ちしましたので転記させていただきます。・眼施(げんせ)・・・・・目による施し。優しい思いやりの目を向けること・和顔施(わがんせ)・・・穏やかな温かい表情で接すること・言辞施(ごんじせ)・・・思いやりのある言葉をかけること・身施(しんせ)・・・・・礼儀正しさと真心のこもった奉仕をすること・心施(しんせ)・・・・・思いやりの心を持ち、真心を込めて行うこと・床座施(しょうざせ)・・自分の席を譲って座っていただくといった精神・房舎施(ぼうしゃせ)・・家に迎えて休んでいただくこと『雑宝蔵経』というお経を出典とする教えなのだそうですがお人を直接相手にさせていただく生業として勿論のこと人としてありたい姿の指針でもあるように感じました。人様のお役に立つことを喜ぶことは人として味わうことの出来る最高の境地、とも言われます。それを直接感じることの出来るこのお仕事に私を含め、館内皆が誇りを持って就けるようにすることもまた私の大事なお仕事なのです。
2007年09月30日
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昨日久々に、お隣 高山市の観光の王道“三之町”をそぞろ歩きしてみました。ここ最近は行く用事があってもその用向きの処にだけ慌しく出入りするだけが常でしたので頭の中をフラットにして歩いてみると、また違う気付きがあるものです。通りを見て思ったのは(これは時期的なものでかなり変動要因になると思いますが)比較的年齢のお若い方達と外国の方の比率がかなり高いように感じられたこと。そして色々な店内を覗くと伝統的な飛騨らしい商品中心だったものが品種も幅広くなって、かなり多岐にわたっているような気がしました。これも色々な方達がメジャー観光地“高山”にお立ち寄りになられる証なのだとおぼろげながら思うのでした。成り立ちからも兄弟町として同じDNAを持つ規模の小さい方の町 飛騨古川。兄貴分と同じにしていては目立たないのは、どこの世も常。全ての生業が小さい分あくまでも“生活感そのまま”“飛騨らしさ”を謙虚に守っていったほうが訪れてくださる皆様にとっても、古川の町にとってもいいことなのではないかとも思ったりしました。ちなみに小昼(こひる)にはその中三之町にある、豆腐屋さんが開く『のぐちや』さんという豆腐料理屋にお邪魔しました。禅僧の厳しい修行から想像される精進料理とは違う庶民の生活に根ざした飛騨の精進料理の代表格“豆腐”の変幻自在な一品料理を贅沢にも10種近く(お値段はリーズナブルです)頂いてきました。
2007年09月29日
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今週末29日土曜日に当館から車10分ほどのところにあります“鮎の瀬牧場”にて『ほおずき祭』と銘打ったイベントが開催されます。牧場と云っても、ここは大草原の小さな。。。。のイメージではありませんが、、、『牧成舎(ぼくせいしゃ)』という地元の牛乳屋さんが“肥育~製造~販売”を一貫して手がけられていた創業往時のスタイルを復活させたいと2年ほど前に念願かなってオープンさせた、こだわりの牛舎です。原料も製法もこだわっているため地元で消費するくらいの量しか生産できませんがそれでも最近はネットの普及などで一部通信販売として熱狂的な支持を得られています。午前10時過ぎから始まるこのイベントは10時30分~ バター作り体験12時~ 搾乳と牛への餌やり体験13時~ アイスクリーム作り体験と各種酪農体験を中心に“アイスクリーム カップ盛り放題”300円“福袋アイス乳製品盛り合せセット”や“セルフトッピングのピザ販売”などなくなり次第終了のイベント盛りだくさんです。チラシにも「お弁当ご持参でピクニック感覚でお越し下さい」と書かれており芝生の上で楽しいランチも楽しめるのではないのでしょうか。私は当然の如く、週末は動けませんがここの乳製品の味は“太鼓判”。お近くの方など覗かれては如何でしょうか。
2007年09月27日
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昨夜は仲秋の名月。皆様はご覧になられましたでしょうか。当館の個室料亭“観月”の数箇所からは障子戸を開けると運よく月が眺められお月見をしながらお食事を楽しんでいただくことが出来ました。そして私はというと。。。。。いそいそと調理場に侵入?して邪魔をしていた子供たちが作っていたものは『月見団子』副料理長のなおちゃんの指導のもとに餡入りのお団子を沢山作ってきました。それを携えて「お月見しよう」といわれ駐車場へ。子供たちの用意した木のイス?にこしかけしばし月を愛でながらお団子をいただきました。季節の行事があるとお客様には楽しんでいただくことはあっても自らが楽しむことを忘れていた昨今。心やすらぐひとときでした。
2007年09月26日
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ウチの庭はほとんどが曽祖父が趣味の延長で作ったものです。故に茶人が好むような庭でもなく何か景色を思うようなものでもないのですが季節ごとに色々な花を咲かせ私は結構気に入っています。曽祖父のメモによると玄関の二本の松は10円。月見灯篭は80円。八重に二度花を咲かせる“淀川つつじ”は道路脇で売りに来た行商の方から買ったもので4円50銭だったそうです。ご法要などでお越しになる年配の方の中には「この水鉢運ぶの手伝ったんや」とか「この梅の木はウチからきとるんやで」などなど懐かしそうに眺めていかれます。素人とはいえ町内の林昌寺や円光寺、気多若宮神社境内の築庭にも世話役をしたそうでございます。今は秋海堂(しゅうかいどう)が盛り初秋に咲くこの可憐な花を見るにつけ夏の終わりを感じるものです。そして、桜の葉はもう色づき始めました。
2007年09月25日
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昨夜のきつね火まつりも晴天下大盛況のうちに終幕を迎え大勢のギャラリーの集まったグランドも今朝はつわものどもが夢の跡、といった様相です。毎年少しづつ進化していくこの祭りは昨年よりも中身も充実。メイン会場では2時間というプロの興行並みの舞台での演出。名古屋在住でミュージカルなど見慣れている妹達に視察?の結果を聞くと口を揃えて良かった、との講評。ちなみに連行してもらった次女はどうやったら(踊っていた)狐組に入れるの?としきりに聞き来年は蛇頭楽(じゃとうらく)の一員になるんだと夜遅くまで“自主練”に励んでおりました。何はともあれ、イベントによって町に活気が出てくるとともに若い方達の青春を謳歌できる場所が確かにある、ということは町にとっても誇らしいことです。
2007年09月23日
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厳冬から春先にかけて搾られた日本酒も暑い夏をひんやりした蔵の中で越え程よく熟成されて、この頃の時期に蔵出しされるものがあります。時間をかけて寝かされたものは純米酒や吟醸酒が多いので、一般的には冷酒にして、というのが定番かと思われますが涼しくなる気候とともに少しお燗をするのもおススメです。冷やしたり常温では隠れていた旨み成分が開花しさらに濃醇なコクと旨みが楽しめます。今日は、きつね火まつりに併せて渡辺酒造店さんでは“秋の蔵開き”として無料開放されその秋出しのお酒たちも試飲が出来るようです。当館について云えば今日は『お祭りシフト』で、いつもより早い皆様方のチェックインと早いお食事に備えて朝からバタバタモードですので覗きに行くことすら適いませんが昨日お泊りいただいたお客様にはサプライズになってよかったようです。深まりゆく秋とともにまろやかに熟成された日本酒の奥深い味わいをゆっくりと楽しみたいものです。
2007年09月22日
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県内南東に位置する中津川の栗、栗菓子と云えばその名も知れた全国区。長月に入るとともに、栗羊羹や栗おこわなど多種多様な栗菓子、栗料理が花咲きます。その中でも、つとに名高い『栗きんとん』。栗と砂糖のみが原料のシンプルな和菓子。シンプルな故に、その“材料”と“シゴト”が問われる部分でもあります。最近は冷凍技術なども発達し、材料の栗を小出しにしながら年間押し並べて生産されるところもあるやに聞きますが僅かな味と品質の差にこだわり“まじめに”やっていらっしゃるところにとっては原料が短期集中で供給されるこの時期は年間で最も繁忙の極みを迎えるのであります。そんな中で、仲良くさせていただいているヤマツ食品さんの工場を迷惑顧みずお邪魔致しました。皮むきから身出し、篩(ふる)いにかけて砂糖を調合し、炊き上げる。そんなラインで忙しく立ち動かれるスタッフの皆さんの活気もさることながら興味は、その結果ブツである栗きんとんの材料とともに残留ブツ“ゴミ”に注がれました。毎日トン単位の栗の入荷を受けて鮮度にこだわり、その日のうちに加工されるのですがそこで出る廃棄物は原料の50%。使えない殻や皮はわかるとしても重量比でいっても“中身”は半分以上あるはず。。。。その疑問は、トラックにうず高く盛られた山によって解決されました。ほんの少し黒ずんでいる(やや鮮度が落ちている)ものの半分にカットされただけで全く手が付けられていないもの多数。身を掻き出してあるものも、まだまだ絞りとれそうなものばかり。この光景を見て、米の表面の40%をこそぎ落として作られる大吟醸酒を思い浮かべました。そんな質問を色黒の前田社長に投げかけると「それが中津川の栗に対するプライドなんや」と返ってきました。半分に割られた栗の中身を瞬時に判断して選別する4名×2組の女性の方達が配置されていましたがこの方達が“品質の要(かなめ)”とも。以前から前田社長夫妻のお人柄と品質への思いに惚れ込んでいて10月の当館の茶菓子は、これでいこうと決めておりました。その確認でもあった今回の視察?でしたが結果は、いうことなしの大満足。ヤマツ食品さんで下ごしらえしていただいたものを当館で手絞り栗きんとんに仕上げてお出しするつもりです。プロがつくるきんとんではないので少々形が不恰好で不ぞろいかもしれませんが味は折り紙つき!是非ともご期待下さい。ちなみに、ECOと共生していきたい当館のスタンスにあってトン単位で出てくるゴミの行方も大変気がかりでした。よもや、産業廃棄物として焼却場へ。。。。。と心配したのですが、それもご無用。栄養価満点の栗の残存物は栗畑へと還元されてより品質の高い栗の生産へと循環されているそうです。
2007年09月21日
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昨日、地元の青年会議所が主催する講演会がありました。講師の先生はホテル業に40年以上携わられあの(日本一の称号を手にした)ザ・リッツ・カールトン大阪を立ち上げ営業統括支配人をされた 林田 正光 先生 でした。おもてなしの心、ホスピタリティ、お客様に喜んでいただけること、そのために為すべきこと、心構え、、、、それが根本であり、全てであるといえるこの仕事にとっては釈迦に説法と先生も仰られましたがそれらを単なる観念や精神論としてだけ語られるのではなくその(失敗も成功も含めた)豊富なご経験をベースに具体的にどうすることなのか?そして、そうするとどうなるのか?ということを400名ほど集まった会場で平易にお話下さいました。宿泊先としてご利用いただける栄誉にも浴しましたので少しの時間でしたが、さらに掘り下げたお話を伺うことも出来ました。今までも飛騨びとは『おもてなししたい』という心は十分に持ち合わせた人種?だと自負しておりました。そして、ホテル業界や大規模なところのいわゆる“マニュアル”的な“作業”とは相容れたくないという思いがありましたが林田先生のリッツで学び、育まれたその精神と実践は明らかにそれとは違う『魂』を感じるものでした。当館のスタッフにも沢山聞いてほしかった内容でしたが幸か不幸か?昨日は満室でほんの僅かなスタッフしか行ってもらえませんでした。このご縁をまた違う形でスタッフの皆とも結ばせていただきそして結果としてお越しいただくお客様へ還元できるようなことになればと強く思っております。
2007年09月20日
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遠くをかすめる台風のせいかともすると、まだ汗ばむこともある日中。でも里の風景は確実に確実に初秋から中秋へと移ろいでいます。このあたり寒冷地と呼ばれるエリアでもようやく『稲刈り』がボチボチと始まりかけました。兼業農家や自宅に田んぼを持っているこの辺りの人たちはGW頃には“田植え休暇”を申請され、シフト管理で大変な思いをするのですが刈り取りは一家作業でなくともよいと見えてそれがためのお休みを取る方はそう居らず実害?はございません。何気なく通る道脇の田んぼをコンバインがバリカンのように刈り込んでいく姿は手刈りほどの風情はないにしても、やはり秋の風物詩として心和ませてくれます。
2007年09月19日
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“先取り”“はしり”を旨とする日本の歳時において滑り込みセーフと云えるかどうか。。。ようやく模様替えをした当館の玄関は『秋の花寄せ』花盛りです。ちなみにこの箪笥は昔から我が家にあるもので引き出しの裏には“文久七年”と記されております。私が小さい頃は『帳場』の祖父母の近くにいつも鎮座して中には宿帳やら請求書やら領収書、日記などなどが雑多に入っておりただの小汚い箪笥。くらいにしか思っておりませんでした。ところが数年前のウチの法事の際にその頃は仏間に置いてあったこの箪笥を見て親戚の人に「この箪笥はいいやつなんやぞ。 ここの木目が繋がっとるように加工するんは凄い技術なんやさ。」と言われそれからというもの、皆さんに見てもらわなくては、とここ数年は年に何度かハレの舞台に立ってもらっているのです。
2007年09月18日
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昨日は無事、滞りなく運動会が終了。天気予報では雨に流れて今日へ順延の可能性の覚悟はしていました。というのも本日は通常のご宿泊のお客様以外に滅多にはございません、お目出度い“披露宴”のご用命を賜っていたからです。通常の人員の倍が必要になるこの日に「子が、孫が。。。。」でお休みされてはひとたまりもありませんから。日ごろの善行か否かその最悪のシナリオからは脱却できましたが忙しいことには変わりません。調度、花嫁さんがご入館の折にも、まるで“狐の嫁入り”を思わせるかの如く天気雨が。。。今、宴が滞りなく進行し少しだけの暇(いとま)に記しております。本日のご披露宴は3時間半程度の予定ですが一般的には(当館で行われる)飛騨の宴は5~6時間はザラです。精一杯お二人の門出を祝すために精一杯努めたいと思います。
2007年09月16日
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今日は子供たちの運動会。一般の父兄さんは、それこそ前の晩から陣取り合戦をして気合満々で臨まれるのが常なのでしょうがこういう仕事の哀しい性。「子が孫が。。。」とスタッフの幾人かは運動会休暇?を取得していますが私はそんな訳には行きません。三連休の初日。ご法事やらご会食やら、普段はない昼のお仕事もビッシリです。幸い、小学校のグランドまでは歩いても3分の距離。今こうしてお客様のチェックアウトを待機している折も太鼓の音や時折喚声が流れてきます。合間を縫っては見に行ってあげようと思うのですがうまいこと、子供たちの晴れ姿をリアルで見てあげれることやら。。。名古屋の妹に記録係として一日現場に張り付いてもらっていますがやはり「生」で応援してあげないと。着物姿で駆けつけたいと思います。
2007年09月15日
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昨夜、某国営放送の深夜の“視点論点”において『江戸しぐさ』というお話をされていました。スイッチオンが遅く、佳境からの視聴となってしまったのですが足を踏まれた方も、その予測が出来なかったことを理由に謝る“うかつあやまり”互いに行き交うとき雨露がかからないようにする“傘かしげ”やさりげなくする“肩引き”はじめから見ていれば、もっと楽しく役に立ちそうだったのですが、残念。。またの名を商人しぐさとか繁盛しぐさなどと云われるそうで時に殺伐とした感じを受ける人口密集地ではもちろんのこと人間関係を円滑にするための先人達の知恵と英知でもあったんですね。大阪では『笑い』の文化として昇華されたのでしょうし少しニュアンスが違うかも知れませんがこの飛騨では『相場崩しを嫌う』というのが昔からの倫理観として染み付いております。そう思うと、今より(物質的には)圧倒的に貧しかった時代の方がより豊かな暮らしをしていたのではないかと思えてしまいます。そんな心豊かな生活に近づけるようにまずは『かたち』から実践していきたいものです。
2007年09月14日
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昨日一昨日とブログの空白を作った上に昨夜は子供たちのジュニアバレーの反省会という名の飲み会でやってしまいました。。。。今朝は皆様をお見送りもせず、今頃ゴソゴソと。力を振り絞ったのですが、まだまだのようです。もうしばらく床に戻らせていただきます。。。。
2007年09月13日
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一昨日、高山線が2年3ヶ月ぶりに全線復旧となり ようやく 富山からのお客様の足が不便無くお運びいただけることとなりました。思い返せば 3年前の9月、台風23号の夜社長と女将は名古屋へ法事に出かけ不在、20人ほどのお客様と 通行止めなどで家まで帰れなかったスタッフと一夜を明かしたことが 思い出されます。避難勧告が出たとき 外国のお客様に鳴り止まぬサイレンの説明をすることが出来ずたまたま居合わせた 英語が堪能のお客様に取次ぎをしていただいたこと、隣り合わせの荒城川の迫り来る濁流避難所への毛布の貸し出しなどなど つい昨日のように思い出されます。そして ようやく復旧した高山線。沢山の人々の思いと 願いが平成19年9月8日に叶いました。しかしながら 毎年やってくる台風は 新たな場所で 又 新たな災害を引き起こしています。土砂崩れは 山林の木を切り刻んでしまった人間のせい、台風が発生するのは海水の温度を上げてしまった人間のせい、気候変動は地球を温暖化させた人間のせい近い将来 本当に迫り来るこの問題に対し 一個人として真剣に取り組んでいかなければならないと 祝のこの日 強く改めて感じています。
2007年09月10日
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行ってきました。飛騨の匠 木工フェスティバル想像以上のスケールで巨大なホールに各メーカーさんのダイニングやソファなどがゆったりと上品にディスプレイされていました。実は今回の直接の目当ては『ベッド』だったのですがわずか1点のみの展示で、少しガッカリ。。。それでも洗練されたインテリアに心揺さぶられ各メーカーさんのデザインの特徴や違いが一望でき10月中旬完成予定の『聚楽の間』の室礼に何らかのヒントが芽生えたようです。今日明日は週末なので『食』のバザーも開かれるようです。
2007年09月08日
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3年前の台風23号で大打撃を受けたJR高山本線。それ以来、被害箇所区間は代行バスの運行が続いていたことは前述の通りです。それがようやく9月8日に全線再開通となります。飛騨市民だけでなくこれで北陸からの皆様も列車一本で飛騨路へ気軽に訪れることが出来るようになり本当に嬉しい限りです。その“記念イベント”なるものが各地各処で計画されておりますがその一つとして弐ノ町筋の“本田邸”では9日まで鉄道模型と鉄道用品展が入場無料で開催されています。“精巧に出来たNゲージ鉄道模型とジオラマ車両運転”?“BIGプラレールジオラマと車両運転”?正直私には何のことだかさっぱりわかりませんが懐かしいものばかりで主催者曰く鉄道好きの方には垂涎モノだそうです。これらの展示品もさることながら展示会場となっている本田家は代々の名主で大変見ごたえのある立派な建物ですので、是非ご覧いただきたいところです。
2007年09月07日
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今年は9月22日に開催される古川を代表する秋祭り『きつね火まつり』この祭りの端緒は地元商工会青年部が町おこしの一貫として始めたもので今年で17年目になります。天領以降の祭りといわれる古川祭りや200年以上続く三寺参りなど歴史を有する祭りが多い中での“新参者”ですが、いやいやどうして、引け劣りません。夜の帳に包まれる頃かがり火の下を狐に扮した花嫁行列と迎える花婿行列が合流し町の中を練り歩きます。キチンとストーリー仕立てになっておりまして途中、婚礼を阻もうとする大蛇と闘ったり面を付けた狐の長(おさ)も加わりなんとも闊達でありながら幻想的なお祭りです。その日に向けて当館も着々と模様替え。当日はスタッフも狐のメイクをして皆様をお出迎え致します。ちなみに栄えある今年の狐の花婿役は当館の調理スタッフの原田君です。立候補して選ばれたそうです。ここしばらくは調理場の大変な仕事を終えて後毎日のように稽古&反省飲み会?を繰り返しているようでさすが10代の若さでも、やや消耗気味のようです。残すところ2週間ばかり。もうひと踏ん張りしてほしいところです。
2007年09月06日
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夏休みも終わり、大盛況だった風の盆も終わり気持ち的にも少しゆとりが出てきてしばらく?ずーーーっとお休みしていた「母親業」も復活させねばと昨日は朝から張り切りました。実は夏休み期間中の子供たちの朝ごはんは調理の必要ないパン食か社員食堂で早番出勤のスタッフさんたちに面倒見てもらって。。。。だったのです。が、昨朝は久々に御飯を炊き、味噌汁など作ってみました。ただそれだけですが子供たちの!?(何か違う) という嬉しそうな顔にこちらも思わずニッコリ。その勢いをかって帰宅後はおやつのドーナツまで。キッチンはゴタゴタのまま夜を迎えましたが久し振りの母親復帰?は私にとっても、とても充実した一日となりました。ですが、さてさて、いつまで続くことやら。
2007年09月05日
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9月1日から3日の『風の盆』シフトでスタッフの皆にも忙しい思いをさせてしまいましたが9月に入ると概ね平日は私どもの“大人の休日”?といえるような比較的閑散として静かな日が多くなります。決してお子様のお客様は多くない当館ではございますが私のゆったり日記同様、ほぼ毎日開場している(繁忙日で食事会場などが足りない日は、その用途となります)シアタールーム。夏休み期間中は、なんとなく“もののけ姫”“パイレーツオブカリビアン”などお子様でも喜んでみていただけるようなシネマを上映しておりました。開場してからほぼ2ヶ月が経過するのですが私が勝手な予想をしていたほどご利用になる方の数は少なく。。。。入りにくいのか?映画だとストーリー途中での入退場というデメリットがあるのか?そもそも飛騨の田舎まで来て文明の利器に浴されたくないのか?マッサージチェアなどを置いてある隣のリラクゼーションルームと同様にお風呂上りなど気軽に寛いでいただけるスペースを目指しているのですが。。。そんな中で東京でのサービス業の就労の経験もある心根の優しい、気のつく玉置さんが「シネマルームという名前でもシネマにこだわる必要はないのでは?」と、コロンブスの卵的な発想でもっと気楽に聞き流せる音楽系のものを、と提案してくれました。よもや、当館の雰囲気では“歌謡曲”という感じではないですのでとりあえず“手持ち”の(DVDの)コマの中で前述の小泉先生指揮による大阪センチュリー交響楽団の第100回記念演奏会を流すようにしてみました。これからしばらく皆様の様子を拝見させていただきたいと思いますが“ジャズ”や“フュージョン”“ボサノバ”系のリラックスできる映像付きのおススメのものがございましたら是非ともご紹介下さい。ちなみに、専ら 長澤まさみさんに似ていると評判の接客スタッフの中田さんは強力に“小田和正さん”のライブDVDを自薦。厳正な審査(一通り鑑賞しただけですが)の結果一般的ではない、癒し系ではない というコメントで却下させていただきました。
2007年09月04日
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9月に入り、料理献立と器がガラリと変わりました。今月のテーマは、云わずと知れた “月”ちなみに今年の仲秋の名月は9月25日だそうです。お月見の日にはススキとお団子、芋類などのお飾りをしてしばし天上を見上げます。小さい頃は「あ、うさぎが餅つきしてる」などと戯れていたものです。三日月に見立てすすきをあしらった温物。お凌ぎの月見蕎麦。揚げ物は三色月見団子。どれもこれも見た目も愛らしい一品です。是非ともご賞味下さい。
2007年09月03日
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来る9月5日から9日までの5日間高山市郊外にある『飛騨・世界生活文化センター』をメイン会場にして高山市内と飛騨市内各所で飛騨木工連合会主催の 『木工のフェスティバル』がございます。呼び名は変わっているようですがかれこれ10年位、毎年この時期に開催されています。ご存知の方も多いかと思いますが“木の国 飛騨”は、その昔は“飛騨の匠”として平城京や平安京の造営に携わっていたという由緒ある?木工産業の盛んなところでもあります。時まさに、100m2超の当館では最上級の露天風呂付客室への改装中。今年は、ただ“模様眺め”ではなく実際に搬入するものを見定めに足を運んで見たいと思います。詳しい内容は後日ご紹介させていただきたいと思います。まずは、間近に迫ったイベントのご紹介まで。。。。
2007年09月01日
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