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今日は宙組「黎明の風-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦」「Passion 愛の旅」観劇。席がSS席、1階0列、つまりは最前列だったんです。張り切って着物で行きましたよ。着物は2月25日に松竹座に着ていったもの。帯はオレンジがかった金色の帯。でも今日は着付けの時間があんまりなくて、柄合わせが上手くできなかったんです。だから道行コートでの写真だけです。(--;)さて、宙組。今宝塚歌劇団の中で一番ビジュアルが私好みのタニちゃんこと大和悠河がトップスターなんですが今回は、専科 轟悠さんがトップ扱い。タニちゃんが好きな私としては複雑な心境ではありますが、昭和20年代の骨のある日本男児白洲次郎は轟さんにぴったりというのは納得するところ。吉田茂、ダグラス・マッカーサーなど実在の人物ばかりが登場し、日本史のお勉強のような感じでしたが、マッカーサーが踊ったりするのを見るのは少々違和感ありでした。美容院で仕入れた出演者の声の通り、思わず涙ぐんでしまうシーンも多数。石田昌也先生というから、もっといちびって笑いを取るかと思いきや、結構真面目。年配の方は実際泣いておられました。きっと実体験を思い出されていたのでしょうね。そういえば客席はいつもよりも年配の方が多く、男性も多数いらっしゃいましたね。「Passion 愛の旅」は酒井澄夫先生らしく綺麗で流れるような作品でした。それにしても轟さん、本当に40歳過ぎているんでしょうか。お顔の状態、たるみもなく昔ながらのシャープなアゴの線、感服してしまいます。すごいなぁ。タニちゃん、なんだかおとなしい感じにまとまっていたような気がします。轟さんが客演して二番手扱いになっても五分と五分に渡り合っていた「野風の笛」のときのオサさん(春野寿美礼)、「神田慕情」のときの わたるちゃん(湖月わたる)に比べるとなんだかひ弱な感じに見えちゃいました。タニちゃん、可愛いけどまだまだ勉強すべきことがいっぱいあるっていうことかしら。お稽古期間中に骨折して休演となった娘役トップ うめちゃん(陽月華)に変わって代役を演じた和音美桜、美羽あさひ、凪七瑠海は良く頑張っていました。特に芝居で白洲正子の代役を務めた和音美桜、本当に良い経験になっているのではないでしょうか。何百回お稽古するよりも一度の舞台経験といいますからね。それにしても、1階0列、嬉しかったです。皆さんにさわれそうなほど近い。そうだ、触るといえば、ショーで何度かタニちゃんが客席に下りてくるのですが0列と1列の26番、41番のお客さんはタニちゃんとハイタッチOR握手のチャンスがありました。うらやましい!!私は23番だったんです。残念。それから今日も世界の盗塁王、福本豊さんがご観劇でした。「あ、福本さんだ!」と思ったけれど今日はおとなしくしていましたよ。だって去年の7月2日にミーハーしちゃいましたから。さすがに二度目は自重。お土産(自分用)はタニちゃんのポストカード2枚。素顔と、A/L(アルセーヌ・ルパン)です。いつ見ても可愛いなぁ~。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.29
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昨日の続編です。玉岡かおるさんの著者サイン本が当たった余韻に浸りつつ、書留の封を切りました。申し込んでいた演劇のチケットが届いたのです。「どれどれ座席はどこかな?」と見ると、おおお!1列目!それも そごう劇場の1列目ですから、文字通りかぶりつきです。やったー!嬉しい。主演は元宝塚歌劇団宙組の男役 椿火呂花さん。写真向かって左側です。以前、一番好きだった宝塚スターは大浦みずきさんと書きました。では、最後に個人的に応援していたスターは誰か?と問われれば「椿火呂花さん!」と答えます。大浦みずきさんの退団後は大恋愛を終えた心境で、舞台を見て「あら、この人良いわねぇ」というスターはいても、ファンクラブに入ったりお茶会に行ったり…とそこまで熱くなれる相手を見つけられずにいました。そんなある日…星組「黄金のファラオ」「ミラ・キャット」を見に行ったとき目に飛び込んできたのが ゆうかちゃんこと椿火呂花さんだったんです。最初は舞台顔が真矢みきちゃんとそっくりなので注目したのですが通うほどに、見るほどに綺麗・可愛い・かっこいい。なぜこんな綺麗な男役さんに今まで気がつかなかったのだろうと思うほどでした。その理由は…ゆうかちゃんは当時同じく星組にいたまとぶん(真飛聖・現花組トップ)と同期。飛ぶ鳥を落とす勢いだった まとぶんに隠れるような感じだったのです。それがちょうど「黄金のファラオ」は、ベルリン公演出演者が抜けるタイミングでまとぶんもベルリンへ。ゆうかちゃんの出番や、立ち居地が繰り上げになって俄然目立ったというわけ。新人公演でも、2番手だったぶんちゃん(絵麻緒ゆう)の役・セイタハトが割り当てられ、一躍大ブレイク。その後宙組に組替えされ「ホテル・ステラマリス」の新人公演でついに主役。バウホールでも主役を演じ「ああ、これでトップスターへの道も見えてきた」と喜んでいたら、退団発表。「え?嘘!!!」もう、完全に不意打ちです。まぁ、お茶会などに参加したときに垣間見た人間性は、おっとりまったり。人を押しのけてまで…というぎらぎらしたものがないのは わかっていましたが、あと少し待てばトップスターも夢じゃないのに、どうしてぇ?!とファンとしてはふぬけになりました。でも、退団後のゆうかちゃんが、リラクゼーションなど人を癒す仕事をしたり動物愛護団体の募金活動のために寒空の下街頭に立ったりしているのを知ると「やっぱり好きだなぁ」「この人を応援していて良かったなぁ」と思っていました。もう舞台には立たないのかなと思っていたのに、4月18日から20日まで大阪そごう劇場でミュージカル情熱のパソドブレに主演すると聞き、チケットをお願いして届いたのが1列目。長々説明してしまいましたが、この席が私にとってどれほど嬉しいものか察していただけるかしら?ちなみにゆうかちゃん(椿火呂花)は最近、介護士の勉強も始めたそうです。やっぱり まったりした性格は人を癒すことに向いているんでしょうねぇ。もし良かったら椿火呂花さんのブログも訪問してみてください。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.28
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天気がはっきりしないせいか、朝起きて体調が悪く、気分も少々落ち込みぎみでした。が、夕方、チャイムがピンポーン「お届けものです」それから5分もたたないうちに、再びピンポーン「書留です」まずは届いた荷物から。おお、フェリシモだ。待っていたのですよ。今月頼んでいたのは サボン・ド・マルセイユ。いいにおいのソープです。そして「メイクの腕が見ちがえる本格メイクブラシ」そして 玉岡かおるの最新刊「お家さん」上下。ああ「お家さん」やっと読める。やれ嬉しやと袋を開けるとピラリと紙が。なになに?「おめでとうございます サイン本でのお届けとなっております!」ですと!!やったー!「お家さん」ははやく読みたいから本屋さんで直接買おうと思っていたのだけれどフェリシモのブックポートクラブに注文したら、抽選でサイン本が当たると書いてあったのを見て、わざわざフェリシモに注文したんです。当たったんだ~。上下巻ともにしっかりとサインがあるよぉ。嬉しいよう。玉岡かおるさんは以前から好きな作家さんで2月3日にお会いする機会があり一緒にお写真を撮ってもらったばかり。しかも4月からNHK神戸文化センターで、玉岡かおるさんが講師の「『お家さん』一代記 鈴木商店の黎明編・雄飛編・全盛編」という3回限定講座があると知り、今日の午前中に申し込んだばかりなんです。(村上春樹ならこれを題材に「兵庫奇譚集」を書くでしょう)テキストはもちろんこの「お家さん」上下です。ぐふふふふ。この本持って授業を聞けると思うとテンション上がりますワ。しっかり読み込んで行こうっと。と、喜びを十分噛みしめたところで、もう一つ届いていた書留を開封。中を確認して思わず叫びましたよ。「おおおおおおお!私はついている!」この書留については長くなるのでまた明日。(期待しすぎないでくださいね。私にとっては宝くじが当たったくらい嬉しいなかみでしたが、他の人には「なぁんや」モノかもしれませんから)ちなみに、私がこれまで一番好きだった玉岡かおるさんの作品は天涯の船(上巻)天涯の船(下巻)でも「お家さん」を読んだらこっちのほうが好きになるかもしれません。お家さん(上巻)お家さん(下巻)今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.27
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藤本ひとみ「ナポレオン千一夜物語」でてこずって停滞していた読書がようやく再開。まずは村上春樹の短篇集「東京奇譚集」。東京奇譚集タイトルの通り「奇譚」が5つ。短編なので「たとえばこんな話」と説明してしまうと、一篇をまるまるばらしてしまいそうなので詳しくは書けません。タイトルを書き記しておきますと・偶然の旅人・ハナレイ・ベイ・どこであれそれが見つかりそうな場所で・日々移動する腎臓のかたちをした石・品川猿なんとも村上春樹らしいタイトルではありませんか。私が一番気に入ったのは「偶然の旅人」ある事情から姉と絶縁していた主人公が、偶然と片付けるには出来すぎた「偶然」の連続からお姉さんと再会、和解する物語です。誰でも一度くらいは「こんな偶然ある?!」という経験をしたことがあると思うのです。その偶然が温かい意味を持っているのがとても素敵でした。二作目の「ハナレイ・ベイ」も好き。でも粗筋も書けません。設定だけでも書いてしまうと全然面白くなくなってしまうと思うので。えーっと、そうだなぁ、息子を思う母親の愛情物語というと、湿っぽい話になりがちなのに、村上春樹らしく、とってもドライ。冷たいわけではないけれど愁嘆場にはしません。(これだけじゃさっぱりわからないですよねぇ…)五作目の「品川猿」は村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する「羊男」を連想させます。いつもながら村上春樹の作品は言葉遣いがとても綺麗で、描写が細かく、純文学を読んでいるなぁと読んでいて嬉しくなります。こんな気持ちになる作家はもう一人、小川洋子ですね。そしてもう一冊、読んだというよりチェックしたのは「このミステリーがすごい!2008年版」このミステリーがすごい!(2008年版)くだらないミステリーを読んだときの脱力感はなかなか効きますので、むやみやたらに手に取るべきではないと悟ったのは数年前。誰の何、という作品かはあえて書きませんがこじゃれたタイトルにひっかかって読んでみたら、トリックのためのトリック、へたくそな文章にがっくりしたのです。そんな事態を避けるために毎年力強いナビゲーターとなってくれる「このミステリーがすごい!」なんと20周年なんですって。私が意識したのはここ10年くらいです。お世話になります。これからもよろしくと思わず敬礼。ちなみに去年出版されたミステリーベスト1は国内は佐々木譲「警官の血」海外はジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」ですって。警官の血(上巻)警官の血(下巻)ウォッチメイカーどちらも読んでいません。とりあえず、国内作品ベスト3くらいはちゃんと読んでおかないといけないなぁ、と思っています。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.26
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今日は母と松竹座へ「坂東玉三郎特別舞踊公演」を見に行きました。皆さんにご意見をいただいたコーディネートを身にまとい、さ、出かけるぞと思ったら、吹雪いてます~ひどい!今さら着替えられますか、時間ないですよ。仕方なくタクシー呼んじゃった。傘を持っていったけど、大阪についたら降っていませんでした。もぉー、田舎ってコレだからイヤよ。待ち合わせ場所で顔を見るなり母の一言。「顔マシになったのね?でも、色が黒くなっちゃったわねぇ」去年10月以来肌が荒れて、ようやく回復。今日は一番状態がましなのに、会うなりコレです。厳しい~。心が折れました。(涙)気を取り直し、道頓堀の「今井」で季節限定 穴子のみぞれあんかけうどん(おいしかった、写真撮るのを忘れた~残念)をいただいてから松竹座へ。松竹座での写真、今回なんだかハズレな感じですわ。正面玄関で係りの方に撮ってもらったら、後ろの「暫」の絵のほうがメインだし通路で母に撮ってもらったらボケボケです。さて、舞台評。楽しかったですわ。玉三郎の特別舞踊公演は去年の11月24日にも見に行っていきましたが、前回より満足度大。日本舞踊を習っていたこともあり、「連獅子」「京鹿の子娘二人道成寺」という振り付けもよくわかっている二大舞踊を今輝いている市川海老蔵、尾上菊之助、ベテランの坂東玉三郎で見られるなんて、これ以上ない楽しみです。まずは尾上右近と市川海老蔵の長唄「連獅子」。定式幕が引かれると、松羽目の前に地方(じかた)さんがずらり。七丁七枚(三味線七人、唄七人)ゴージャス~♪今回 子獅子を踊る尾上右近って誰の子ども?と思ったら歌舞伎界じゃなく唄の世界・清元の坊ちゃんなのですね。平成4年生まれってことは今16歳?若い!獅子の毛をつけてから、一旦花道すっぽん(せり)あたりまで出て、後ろに下がるところ、自分の毛を踏まないように、毛を挟み込むように脚を後ろに繰り出すテクニックが見せ場なのに、くいっと頭を振って毛を体の前に出して下がって行っちゃいました。あららら?そして、まだまだ子獅子のほうが似合いそうな海老蔵が親獅子に初挑戦だとか。私は、海老蔵の踊りを見るのは初めてです。エネルギッシュな舞踊を期待しましたが親獅子ということで重厚さを出すためなのか、ちょっと鈍重に見えました。そして今ひとつ親子の獅子の息が合っていないように見えたのですけど…。最後の毛振りのところなんか、全然二人が合わせないでやみくもに力の限り振りまくっているように見えて、もうちょっと合わせたらどうだろうと思ってしまいました。ちょっとしたモヤモヤが残った連獅子の後、いよいよ長唄「京鹿の子娘二人道成寺」日本舞踊版とは違って、幕開きに義太夫がついていて、その後長唄という形式。長唄は一幕目の「連獅子」よりさらに人数が多くて八丁八枚。もうこれ以上舞台に並べないでしょうというくらいの豪華さです。玉三郎と菊之助の白拍子花子どちらも何て美しい!時には二人一緒に、時には片方だけで踊りつないで行くのですが、リズミカルな激しい踊り部分は菊之助が踊っていました。そして今回は海老蔵の「押し戻し」付き。蛇の正体を暴かれた白拍子花子が、呪い落とした鐘に乗って見得を切るところで終わる舞踊版しか見たことがなかったのですが、押し戻し、楽しい!花子が一旦、落ちた鐘の中に入ってしまうと、捕り手がわらわら出てきて「この鐘が怪しい!引き上げろ」ってなもので、大騒ぎして鐘を再び引き上げると先ほどの美しい娘姿からすっかり物の怪の姿に変わってしまった菊之助花子が登場。鐘の中で(かどうかは知らんけど)衣装を変え、顔には青隈を描いて大変身。有象無象の捕り手では全く歯が立たず。そこで現れるのがスーパーヒーロー大館左馬五郎に扮した海老蔵。隈を描くとあの眼が生きますねぇ。大竹を持って、物の怪となった白拍子花子・玉三郎と菊之助を鐘の上に追い詰めてチョーン!と木が鳴る…なんて痛快、壮快なエンディングなんでしょう。菊之助と玉三郎、海老蔵の並びの豪華で綺麗なこと。美しいものを堪能しました。この時代に生きていて良かった~古典芸能が好きで良かった~。京都造形芸術大学の田口章子先生が「歌舞伎は役者を見るものよ。お芝居の筋や背景がわからなくったって良いの。好きな役者を楽しむことから始めて、その役者を追っかけているうちに、内容もわかってくるものです」とおっしゃっていました。私は以前、女形の沢村藤十郎が大好きでした。(坂田藤十郎じゃなくってよ)脳溢血で倒れられて以来舞台を拝見していなくて、張りがなかったのですが菊之助の美しさに惚れ惚れ。おととし南座の顔見世でもなんて綺麗な女形なんだろうと感心したけれど今日決めました。私は今後、歌舞伎は尾上菊之助を楽しみに観ます。興奮しすぎて、言葉足らず、わけのわからない日記になってしまったかも。こんな日記でももし気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.25
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藤本ひとみ「ナポレオン千一夜物語」を読み終えました。ナポレオンが愛人マリー宅でくつろぎながら、マリーに対して自分の半生を語って聞かせるといったスタイルの小説です。ナポレオン千一夜物語華麗な表紙を見て思い出したのが、1985年宝塚花組公演「愛あれば生命は永遠に」。ナポレオンを主人公にしたドラマで脚本演出は私の仇敵(?)植田紳爾。ナポレオン:ペイさん(高汐巴)、ジョセフィーヌ:ひとちゃん(若葉ひろみ)、ジョセフィーヌの愛人イッポリット:なーちゃん(大浦みずき)という布陣でこの作品には結構通いましたわ。植田作品とはいえ楽しめたのは、なーちゃんが出ていたからかなぁ。第一部、第二部という通しの芝居で、一部の最後がナポレオンとジョセフィーヌの戴冠式で、この絵の通りのシーンでした。書割のやすっぽい舞台装置を補うためか(?)初舞台生をずらりと上手花道に並べ「ハレルヤ」を合唱させたのは迫力があって良かった。その初舞台生の中には後にトップスターとなる愛華みれ、真琴つばさ、轟悠、稔幸がいたのが、今思うと豪華。説明が長くなりましたが、図書館で藤本ひとみ「ナポレオン千一夜物語」の表紙をみてこれだけのことが脳裏によぎり、思わず借りてしまったというわけです。が、読むのが速いほうの私が、読み終えるまでに2週間以上かかってしまいました。つまり私にはそれほど面白い読み物ではなかったというわけ。なぜなのか?理由を分析してみました。その1:物語世界に入っていけない。小説の前半は、神の視点(第三者の語り)で書かれていたのに、途中からナポレオンの一人称に変わってしまっていて、それが気になって打ち込めなかった。その2:文中に妙な仕掛けがある。大切な言葉、ポイントが教科書や参考書のようにゴシック体になっていて、それが気になってたまらない。小説って、大事な部分、感銘する部分を読み手が選ぶものでしょう?押し付けられてもなぁ…。藤本ひとみの作品は結構好きなので、もしこの形式を著者自身が選んで使ったのならショックだわ。その3:そもそもナポレオン自体に興味がなかった。これが一番大きいかも。私はナポレオンについてほとんど知りません。フランス革命の後で出てきた人だなぁ…くらいしか。それにナポレオンが語る過去はほとんど戦争の話になるので、世界史に疎い私には全然親近感がわかないのです。世界史がお好きな方なら「ほぉ!あの戦いの裏にはこんな話が隠されていたのか」と興味深く読めるのだと思います。妙に生真面目な私は、読みかけたら最後まで読まないと気がすまないのでこれでやっと次に行けます。ところで今朝は雪の朝となりました。昨日の夜10時ごろから細かい雪が降り続いていて、10cmほどの積雪。午前10時ごろ、信号待ちで撮影しました。こんな感じ。道路はすっかりとけていますけど、車の屋根には積もったまま。でも、前の方、後ろの窓部分は雪をどけたほうが良いと思いますよ~一日を通して時々思い出したように雪が降っていました。明日はすっきり晴れて欲しいなぁ。せっかく着物を用意しているんだし。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.24
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昨日考えたコーディネートが地味に思えたので再び考えてみました。着物はそのままで帯をオレンジがかったピンク色の袋帯に。袋帯というのはちょっとたいそうな感じもしますが、甘いテイストの帯なのでなんとかなるかなと。模様は檜扇。その扇の中に源氏物語ふうの絵が描かれています。帯締めと帯揚は水色にしています。着物にたくさんの色が使われているので、どの色をとってもいい気がする反面どの色にすれば一番しまるのか難しいです。引き続きご意見お待ちしています。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.23
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来週の月曜日に大阪松竹座に坂東玉三郎特別舞踊公演を見に行きます。最初は喪に着た色無地に違う帯を締めてみたらどうだろうと思っていたのですが今回金欠で三等席(三階最前列)を買ったもんだから「三等席に紋付っていうのもなぁ」と気が引けてやめました。着物は去年の1月11日に星組 柚希礼音「ハレルヤ ゴーゴー」を見に行ったときに着た物です。梅、水仙、あやめ、菊などなど四季の花が咲き乱れたかなり派手なもの。確か10代の頃日本舞踊の発表会の後着せてもらった振袖のたもとを切ったものです。10代で着たものをこの歳で着るとは犯罪的かも。技法は紅型なのかなと思い込んでいたけれど、今日改めてじっくり見たら、白くて細い輪郭線が。これは糸目置き技法だから友禅ですね。帯は、去年1月のときは山吹色っぽい金色の帯を締めましたが、今回はカーキ色の正倉院紋洋風の帯を合わせてみました。地味すぎますか?もしかしたら白い帯のほうが良いのかなぁ。まだ時間があるので、ご意見お待ちしています。(ただ、帯の持ち数が少ないので、ご意見に添えない場合のほうが多いとは思います)今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.22
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ポストに入っていた鮮やかなパッケージ。ん?また何か当たったのかな?でも応募した覚えがないんですけど。空けてみたら、ころんとした形のカプセルが一つ。何だろうこれは?どれどれ、説明書を読んでみましょうか。どうやら懸賞に当たったわけではなく、トゥギャザー・ネスレ会員全員に送られているようです。(コーヒー好きなのでネスレにも登録しています)いわく「バリスタになれる!」「『ネスカフェ ドルチェ グスト』を、お近くのセブン-イレブンでご体験いただけます。」「ミルクとエスプレッソの織りなす層が美しい、ラッテ マキアート。あなた自身の手で、思いのままに!」わからない単語だらけです。まずバリスタ。V6岡田くんが出ているコマーシャルじゃないですけど「なんじゃそりゃ」調べてみたら、バリスタとはイタリア語で「バール(カフェ)でサービスする人=おいしいエスプレッソをいれる人」の意。ふむふむ。そしてネスカフェ ドルチェ グストとは専用カプセルをセットするだけで、街のバリスタが作り出すようなおいしさを簡単に味わえる機械で、ヨーロッパでは大きな人気を呼んでいる…らしいです。ふーん。ネスレが日本でこの機械およびカプセルを販売するに当たって、まずは浸透させたいとセブンイレブンと協力して、店頭に機械を設置していて、その試飲ができるようにカプセルが送られてきた、とまぁこういうわけだとようやく理解。しかし…。買い物のついでに「これで試飲させてください」って言えば良いのかも知れませんが、ちょっと勇気がいりませんか?誰か先に試飲している人がいれば恥ずかしくないんだけど。ま、もし試飲できたら味などをご報告しますね。ネスカフェ ドルチェ グスト関連のニュースで形をご覧いただけます。キウィバードみたいな形の機械ですよ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.21
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最近はまっているのが「数独」または「ナンプレ」。ルールはシンプルで、縦横9列に1~9までの数字が重複せずに入ること。太線で区切られた3×3の各ブロック内も1~9までの数字が重複せずに入ること。もとから入っている数字をヒントに、論理的に考えて数字を埋めていきます。プレイステーションポータブルのゲームソフト「カズオ」も数独で、夫が買ったのを借りて時々遊んでいました。『PSP』カズオ制限時間内にサクサク解けて「簡単じゃん」と思っていたのですが…毎日新聞に時々掲載されている問題を、鉛筆片手に解いてみると「カズオ」でやるよりずいぶん時間が掛かることに気がつきました。なぜか?「カズオ」はエラーをチェックして知らせてくれるんですよね。同じ列に2度同じ数字を入れてしまうと「ブブー!」と。(エラーをはじいてくれる代わりに時間を何秒かプラスしていくというルール)紙の上でやると誰もチェックしてくれないので、うっかり気がつかずに最後まで続けて「あれ?2がここにも、あっちにも」ってなことになって最初からやりなおし。ストップウォッチで厳密に時間を計っているのですが、悔しくって!もう意地ですわ。「カズオ」にかわり、今私を熱くしてくれるのが「ナンプレ160問」ナンプレ160問毎日寝る前に一問解いています。頭を疲れさせると良く眠れますよ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.20
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歳のせいでしょうか、最近目がしょぼしょぼすることが多いです。(昨日しょぼしょぼしたのは、明らかに漫画の読みすぎ)で、いろんなサプリメントなどを試しております。テレビコマーシャルでおなじみの、わかさ生活「ブルーベリーアイ」は毎日飲んでいたのですが…『ブルーベリーアイ』1粒にビルベリーエキス160mg【楽天シニア市場】送料無料 今日見つけた「カワイ肝油ドロップM」、缶が可愛いので、つい買ってしまいました。映画「Earth」みたいでしょう?それにしても肝油ドロップ、懐かしい~。私には肝油ドロップに並々ならぬ思いがあるのです。私が通っていた幼稚園ではお昼ごはんの後、一粒ずつ食べることになっていました。缶のまま、ポンと教卓に置いてあって、ご飯を食べた人から一粒ずつとることになっていたのです。私は子どものころから食べ物の好き嫌いが激しかったのです。その上、子どもの頃は食べるのが極端に遅かった…。お弁当の日はまだ良かったけど、給食の日には皆が食べ終わってもまだもぐもぐやっていたものです。で、ようやく食べ終わって「さ、肝油ドロップを食べましょう」と教卓に行き缶を見ると、空っぽ!私があんまり食べるのが遅いので誰かがいつも私の分を食べていたらしいんです。今思うと、さしておいしいものではありませんが、食べられないと俄然おいしかっただろうと思えてならないわけです。でも食べる速度は全くあがらず、結局幼稚園に通っていて肝油ドロップを食べることが出来たのはたったの3回ほど。ホント、誰だったのだろう、私の肝油ドロップを掠め取っていたのは!食べ物の恨みは怖いというのは本当ですぞ。思い出したら、いまだに物悲しい気持ちになりますから。なんてことを思いながら、肝油ドロップを口に入れ、ほのかに甘い味を楽しみました。楽天市場で探してみたけれど、こんな缶はありませんね。【P10倍2/20 9:59マデ】カワイ肝油ドロップM400この子どもの顔の缶はちょっと怖い。↓【P10倍2/20 9:59マデ】カワイ肝油ドロップS 100粒今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.19
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いい大人が何をしているんでしょうか。自分でも呆れておりますが、インターネット喫茶(漫画喫茶?)で漫画「DEATH NOTE」1巻~12巻を一気読みしてきました。2003年12月~2006年5月まで少年ジャンプで掲載され大人気だった漫画で2006年に藤原達也・松山ケンイチ主演で映画化されています。私は、漫画を一切知らず、テレビ放送された映画を見たのですが、「何とまぁ良く出来た『お話』だろうか」と感心しました。そして原作を読んでみたくなったのですが、一度読んだら良いような漫画を全巻買い揃えるのももったいなくどうしたら良いものかずっと悩んでいました。高校生の頃は、読みたい漫画は貸し本屋さんで借りていたのですけど最近見かけませんよね貸本屋さん。1年位前に家の近くにインターネットカフェが出来たのは知っていたのですがそこに漫画もあると知り、そこで読むしかないと決意した次第。一人で入る勇気が出ずいつもより早く夕食を済ませて、夫を連れて出かけました。これが私のネットカフェデビュー。テレビもゲームもインターネットも漫画もあり、ソフトドリンク飲み放題、アイスクリーム食べ放題ですって。定食が400円ほどであり、最近は家を借りて住むよりも安くあがると、ネットカフェ難民なる人たちも居るとニュースでは知っていたけれど、なるほど、これならお風呂さえ何とかすれば生きていけますよ。さて「DEATH NOTE」。名前を書かれた人間は死んでしまうという死神のノート「デスノート」を偶然手に入れ、それを使って犯罪者を次々と粛清していく主人公・夜神月(やがみ ライト)と、大量殺人犯として月を追う名探偵・L(エル)との闘いを描いた物語。ひとことで言うとそれだけの話なんですが、デスノートに憑いている死神のキャラクター設定や、デスノートのルールなどが細かいところまで行き届いています。そして誰しも一度や二度は「キーッ!こんな人、居なくなれば良いのに」と恐ろしいことを考えたことがあるはず…直接手を下すことなくその思いを叶える道具があったら?そして一度使ってしまったら、二度三度と使いたくなるのでは?そんな心理を見事に突いた作品だといえるでしょう。スピード感ある展開も支持を受けた理由だと思います。「悪を滅ぼすためにデスノートに名前を書くことは正義だ」という夜神月の考え方は、非常に危険な考え方ではありますが、それによって犯罪が抑制され(漫画の中で)彼を支持する人たちも現れるのは理解できるところ。しかし、人の死を操れるノートを使い続けることによって、主人公の気持ちも変化して行き…。しみじみ人の心の怖さや醜さを感じさせられました。非常に良く出来た面白い読み物でしたが、12巻も必要なかったのではないかしら。6巻のあたり、追う側の「L」の死のあたりで終わらせたほうが良かったのではないかなぁと感じました。もしかしたらあまりの人気に、連載を伸ばしたのかもしれませんね。3時間で1,000円というお得なパックがあったので、12巻を3時間で読みきったため目がしょぼしょぼ、頭が痛いです。でも帰るときに「のだめカンタービレ」があるのを確認してしまいました。次は夫婦二人とも休みの日の午前中から出かけて「のだめ…」を読みきろうっと。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.18
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私は宝塚歌劇ファン歴33年目に突入するのですが「一番好きだったスターはどなた?」と聞かれたら迷わず答えます。「なーちゃんですっ!」なーちゃんとは元花組トップスターの大浦みずき。本名(下のお名前)が「なつめ」さんというのでなーちゃん。ちなみにお父様は童謡「さっちゃん」の作詞家であり、「土の器」で芥川賞を受賞した故・阪田寛夫さんです。6月6日(金)にホテル日航大阪で「アジアの子どもたちに友情の輪を」と題したチャリティ・コンサートに出演するとのこと。このチラシは、仕事仲間の、そのまたお友だちがチャリティ主催者ということで送ってくださったもの。(ありがたや)なーちゃんは退団後、さまざまな活動をされていますが、歌はもっぱらタンゴを歌っています。今回もタンゴアンサンブル・アストロリコとの出演です。ここからは思い切り回顧シーンです。なーちゃんは下級生の頃雪組っ子でした。まだファンになりたてだった私は雪組の2番手ターコさん(麻実れい)が初恋の人。「丘の上のジョニー」でターコさんの子ども時代の役を演じていたのがなーちゃん…ということで存在はかなり早くから知っていましたが、その後、私があまりファンではなかった星組に組替えになったことで、疎遠(?)に。そして再会は、ペイさん(高汐巴)が花組トップスターに就任した公演「紅葉愁情」「メイフラワー」。ペイさんも元は雪組っ子で、新人公演でもっぱらターコさんの役を演じていました。ところがすんなりトップになれず、あちこちに組替えされ、このまま埋もれていくのかと思ったところが、トップ内定だったいーちゃん(寿ひずる)が坂東八十助(当時)との結婚で電撃退団したことで、逆転トップになったという、過去に例のないようなトップ就任劇でした。私としては「良かったねぇ、ペイさん」という気持ちで見に行った花組公演。そこで、同じく組替えで花組に二番手としてやって来たなーちゃんと遭遇したわけです。どういうわけか「紅葉愁情」でなーちゃんがどんな役を演じていたのか全く記憶にないのですが、「メイフラワー」の一等航海士役でハートをズドンと討ち抜かれてしまいました。「やややや!大浦みずきってこんなにかっこいい男役さんだったのか!」もうそこからはなーちゃん一色。ヒマもお金もあったもんだから、ちょっと時間があくと宝塚に通って、出待ち、入り待ち、お稽古待ち。地方公演にも付いていったなぁ。もちろんファンクラブ「なつめ会」にも入りましたが、まだこの時はファンの数がそれほど多くなく牧歌的。ある程度通っていると、幹部さん(今で言うスタッフさん)がなーちゃんに「○○さんですよ」と紹介してくれ、二言三言、直接お話が出来たりして。お茶会も立食パーティ形式で、なーちゃんを取り囲んで一緒に歌を歌ったり。なーちゃんはダンスがとびきり上手くて、舞台姿も美しく(ついでに舞台メイクもめちゃくちゃうまかった…)その上、ファンにとても優しい人だったので、通えば通うほど好きになるのは当然のこと。今思い出しても青春でございました。退団後も、関西に来られたら出きるだけ見ているんですが…思い出したぞ、CD「Che Tango」リリース記念で宝塚バウホールに凱旋公演されたときチケットを買って楽しみにしていたら、夫が胆石で入院しちゃったのだったわ。「なんでこんな大切なときに!」と腹立たしい思いがしたのをはっきり覚えています。公演は手術翌日くらいだったのだけど「これを見逃してなるものか」と病室を抜け出して見に行ったんですよ。(10分ほど遅刻したのが今思い出しても悔しい)これが夫の宝塚嫌いに拍車をかけたのは間違いないと思います。(^^;)日本クラウン 大浦みずき/Che Tango6月6日、なんとしても行きたいです。ドキドキするなぁ。(今から?!)今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.17
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以前ご紹介した喪のコーディネート、実際に着てみました。出かける直前に撮影。寒かったので黒いアームウォーマーをしているのが妙な感じ。こうしてみると、薄い水色に黒い帯、浮いてしまっている気がします。もうどう直しようもないのでそのまま出かけてしまいましたが、杏子.Gさんがアドバイスしてくださったように、帯を黒ではないグレーなどの色喪帯にしたほうが良かったんだなぁと深く納得。今後のために1本欲しいものです…。でもいつ出番があるかわからいような帯を自分で買うのは少しもったいない気が(けち?)母親の箪笥を今度覗いてみようっと。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.16
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今、読売テレビで日本アカデミー賞授賞式が放送されています。着物姿の女優さんが多数。目の保養ですよ。私は、宮本信子の着物がもっとちゃんと見たい!全身を映してくれろ~。
2008.02.15
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今日、郵便局でエクスパック500を買ったら、タッパが付いてきました。確か去年もこのサービスがあったような…。もうそんな季節なんですねぇ。阪神間では早春、いかなごのくぎ煮を自宅で作り、贈り贈られるのです。私はてっきり日本全国どこでもそうなのだと思い込んでいたのですがいかなごは瀬戸内海のものなんですね。ひとくちに くぎ煮と言っても、山椒が入っていたりいなかったり、柔らかめだったり文字通り釘のように固かったり、甘かったり辛めだったり…同じ素材でも家庭ごとに味が違うのも面白い…。で、郵便局が「どうぞくぎ煮はエクスパックで送ってください」とキャンペーンをしているわけですね。それにしても今年は「いかなごのくぎ煮」のシール付きですよ。おもしろいわぁ。ちなみに私はおせち料理と同様、くぎ煮も作ったことありません。義母におまかせ…罰当たりな嫁じゃぁ~!今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.15
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今日はバレンタインデー。個人ごとに用意はせず、箱入りのものをどどーんと仕事先に持っていった私。まぁ、ありがちな話。でも手作り派の方たちは、隅々まで心配りがありますねぇ。まずはチョコチップ入りのパウンドケーキを作った方は、一つ一つミッフィーちゃんの袋入り。可愛い!チョコレートを手作りされた方は、繊細な詰め方。あ、もう一人手作りクッキーをくれた人がいたのですけど、写真を撮る前にパクパク食べちゃったわ。残念。ハート型のサクサクしたクッキーで美味でした。皆さんはどんなバレンタインデーだったのかしら。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.14
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今日は美容院で毛染めをしました。私が通っている美容院は宝塚市内にあり、宝塚歌劇団のかたのカツラを作っている…ということは、これまでにも時々書いてきましたね。現在、宝塚大劇場では『黎明の風』と『Passion 愛の旅』が上演されています。今日は水曜日。新人公演前の休演日とあって、美容院には私がいたあいだだけでも(2時間程度)7人ほどの宙組娘役さんがいらっして、新人公演用のカツラなどを注文されていました。『黎明の風』は主役が白洲次郎、ダグラス・マッカーサー、白洲正子…第二次世界大戦直後の日本が舞台です。娘役さんたちは「どんなカツラが欲しいのか」という質問に異口同音に「サザエさんのワカメちゃんみたいなカツラ」「ちびまる子ちゃんみたいなカツラ」とおっしゃっていましたよ。つまりは何の変哲もないおかっぱにしたいわけで、地毛で出来そうなものですが皆さんショーのために髪の毛は明るい茶色や金色に染めているし、パーマもかけているしで結局全カツラにしたほうが早いって言うことなんでしょうね。私が宙組を見に行くのは2月29日と、まだまだ先なのです。どんな作品なんだろう?すると、向こうのほうで美容師さんが「それで、どうなの公演は?」とナイス質問。娘役さんいわく「涙が出そうになるの。幕開きからして泣きそうになる。私たち戦争なんか知らないけど『ああ、こんな時代が本当に日本にあったんだなぁ』って、(舞台に)出ていてもぐっとくるの。自分が出ていない場面、袖から見ていても泣けてくることがある」そうですよ。脚本・演出は、日本の近代を書かせたらバツグンにうまい石田昌也先生。ちょっといちびりすぎな笑いのセンスは今回も炸裂しているそうですが(私を担当してくれいてる美容師さんの話)泣いて笑って…のツボは今回もしっかり心得ていらっしゃるようです。ちなみに私を担当してくれている美容師さんは、舞台稽古を見たとき、汝鳥礼さん演ずる吉田茂が、条約調印で涙をぬぐうシーンで思わず一緒に泣いたそうです。もちろん私より若いから戦争も、戦後も全く知らない世代ですけど。そうか~日本人のDNAに訴える作品なのね。私もタオルハンカチをしっかり持って観劇しなくてはね。ところで、今日美容院に続々と現れた娘役さんたち、あんまりじろじろみるわけにいかないので、お名前がわからなかったのですが、お隣に座っていたのは宙組の 妃宮さくら さんでした。私担当の美容師さんが妃宮さんのカツラ製作者でもあるのです。それで、私の毛染めの色定着の待ち時間に、妃宮さんの話を聞き、カツラの絵を描きながら注文を受け付ける…ということになったわけです。妃宮さん、帰り際に私に「お待たせして、すみませんでした」と丁寧にご挨拶してくれたのでびっくり。毛染めだから、どちらにしても待つ時間はあるわけだから全然気にしていなかったのに。しかも可愛い!写真もかわいいけれど、実物はより可愛かったですぞ。宝塚ファンの皆様、宙組 娘役 妃宮さくらちゃん、よろしくお願いします。(なぜ私が広報?)今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.13
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仕事仲間から、こんな可愛いものをプレゼントしてもらっちゃいました。ありがたや~。ちりめんの着物地でできた指輪です。輪の部分は緩めたり縮めたりできるフリーサイズ。丹青堂と言えば、書道の道具屋さんだとばかり思っていましたがこんなに可愛い小物も扱っているのですね。プレゼントしてくれた人が言うには、和装のときにバッグにつけるなどしても可愛いのでは?とのこと。グッドアイデア。指にはめたらどうなるかな?。写った自分の指を見てびっくり仰天。指の形は悪いわ、シワシワだわ。指タレントさんの指がどれほど綺麗なのか、改めて感じ入っております。お風呂上りに、かかとにオロナインH軟膏を塗ることは習慣になっているのですが指は……。今日から指もケアしなくては。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.12
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去年の10月23日に肌荒れして以来、治ったと思ったらぶり返していることは何度か書きました。そして2月5日、「絶対に治すぞ~!」と決意し、改めて自分の皮膚に起きたことをじっくりと調べてみたんです。(インターネットって便利です)まず、肌荒れの直接原因、クレンジングのさいちゅうに宅配便が届いたので思わずそのまま応対した…これはとんでもないことだったのです。クレンジング剤を長く肌に乗せると、肌の大切な潤い成分、セラミドまでが溶け出してしまうそうです。(キャー!)その結果、肌はスカスカ状態になり、表皮もめくれあがり、目には見えないキズがいっぱいある状態に。そうなると肌本来のバリア機能は働かなくなり、ばい菌なども入りやすくなります。(ある意味、因幡の白兎状態ですね)こんな肌には「与える」こと自体が過剰な刺激になるそうで、化粧水・乳液なども痛み・痒みの元になる…化粧水などを塗れないから、また乾燥して傷がつきやすくなる…あとは悪循環ですって。ひー。まさにその通りだわ。しかも私ときたら、最初、自分の肌状態を全然把握していなくて、無理やり日焼け止めやファンデーションをしっかり塗ってメイクもしていたのです。(仕事のときは)夜になってクレンジングすると、猛烈な痒みに襲われていたのは、今思うと当たり前だったのね…。そんなおバカな私でしたが、2月5日にやっと目が覚めて、仕事のときにもスッピンで(これはかなり犯罪的な行為)行き、洗顔も極力石けんを使わないようにしました。外から帰ったり、掃除機をかけたあとなどは、すぐにぬるま湯で顔を洗って、軽い成分の化粧水とベビーオイルだけですごしてほぼ一週間。今朝起きてみたら、肌の調子がだいぶん良くなっていました。まず目の周りの皮膚がずっとカピカピになっていて、触ってみたらそこだけ紙を貼り付けているかのようだったのが、普通の皮膚になっていました。顔全体もざらざらした手触りで、いかにも表皮細胞がめくれ上がっているのが自分でもわかりましたが、それも普通に。ああ、嬉しい。でも、そのかわり(?)両頬に、大人ニキビが3つ、4つ。うん十年生きてきて、ニキビができるなんて初めてです。いや、もうニキビとは言わないのかも。吹き出物かな。あとはコイツを退治すれば、ほぼ完全復活。そこで2月5日にご紹介した雑誌「クロワッサン」で取り上げられていた化粧品を試すことに。セレブなしっとり素肌へ。お肌も心もしっとり美人。シンプルだからこそ上手くいく! LENA JAPON STARTER SETで素肌美人へ第一歩。 【300名様限定】送料無料!レナジャポン スペシャルスターターセットこの化粧品開発のいきさつは「クロワッサン」で紹介されています。レナ・ジャポン代表者の娘さんが、ロンドンに留学されたときに、環境の変化でニキビだらけになるやら荒れるやら、大変な状態になったとか。「大人になったら治るよ」と答えたところ「私は今きれいでいたいの!」と言われてはっとしたお母さん。よっしゃ!と作ったのがこのレナ・ジャポンだそうです。(もともとTHE BODY SHOPで働いていらっしゃったのも大きいでしょう。私の母だったら作れないと思うもの)娘さんは2週間ほどで肌がきれいに治ったそうですよ。さっそく使ってみたら、ピリピリとした刺激も全くなく、安心して使えそうです。(^^)V石けんとローションだけというのが今の私にはぴったり。月末までには大人ニキビも治るといいなぁ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.11
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柴田よしき「小袖日記」を読み終えました。小袖日記タイトルと表紙の絵から想像していたのとは、いささか違う内容でしたが面白かったです。あらすじは…不倫の恋の相手に「嫁が妊娠した」と告げられ逆上した「あたし」。相手の言葉を信じていた自分はなんと愚かだったか。「死んでやる!!!」自暴自棄になって家を飛び出していった「あたし」は公園で雷に打たれる。次に気が付いた「あたし」は何故か平安時代にタイムスリップしていた。ただのタイムスリップではなく、どうやら意識(心)だけが平安時代の「小袖」という名の女性に入り込んでしまった様子。いつ現代に帰れるのかわからぬまま、小袖=「あたし」は『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働くことに…。最初、表紙の絵から純粋な平安時代のお話だとばかり思っていたのででだしの1ページ目からとまどいました。そして次に思ったのは「もしかして着物の話?」タイムスリップして小袖の中に主人公が入るまでは頭の中は?マークだらけでした。小袖は「源氏物語」執筆の下調べをする女性だったという設定が面白かったです。そして香子さま(紫式部)と一緒に源氏物語の中「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」を紡いでいくのですが、それぞれの話が源氏物語とは微妙に違う内幕である…というのが秀逸です。たとえば、末摘花の鼻が赤いのはアレルギー体質だったから…という具合。また嫉妬の末に生霊となってライバルの女性を呪い殺したと言われる六条御息所は実はそんな人ではなかった…という話も。それにしても1000年前も今も、女性って哀しいけれど強いもの…と思いました。お勧め度☆☆☆☆。注:古典の嫌いな人にはつまらないかもしれません。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.10
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今日からロードショーの「チーム・バチスタの栄光」を見てきました。原作は去年の三月に読んだ海堂尊「チーム・バチスタの栄光」。この作品は、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しています。当たりハズレが激しいミステリ、ハズレを読まないようにするために、毎年参考にしている宝島社の「このミステリがすごい」の大賞です。面白くないわけがない。あらすじは…東城大学医学部付属病院の有能な心臓手術チーム。執刀医桐生は、通常であれば成功率60%のバチスタ手術を100%成功させていた。ところが突然、立て続けに3件、手術中に患者を死なせてしまう…。これは医療ミスなのか、それとも殺人?!窓際医師・田口公平と、厚生労働省からやってきた変人役人・白鳥敬輔がその謎を解いていく…夫も読んでいて、映画化されると知って絶対見に行こうと話していました。ただ二人とも「竹内結子の役はなんだろうねぇ」疑問に思っていました。原作では主な登場人物の中に女性が少ないんです。「ポスター見たら主役っぽいしねえ」で、見てみたら、この映画の主人公である田口公平が女性に変わっていましたよ。「『鹿男あをによし』のかりんとう先生(原作では男性、テレビドラマでは綾瀬はるか)といい、どうして こういうことをするかなぁ!」と口を尖らす私に夫が一言。「客を呼ばないとダメだからねぇ」うううう、ま、そうなんですけども。ただ、原作とは違うテイストではありますが、十分面白い作品になっていました。お勧め度、☆☆☆☆(5つが満点)くらいですね。ちなみに、もし私がキャスティングできるのであれば、窓際医師田口公平はやっぱり男性のままにして阿部寛。奇人変人の厚生労働省役人を阿部サダヲ、W阿部でいきます。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.09
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朝起きてみたら、雪です。かなり降っております。いつもだったら朝散歩を終えるとディディエとポンは庭に出しています。でもなぁ…。今日は夫と映画「チームバチスタの栄光」を見に行くんです。この寒空の中、11歳と10歳の、老域に入ったわんこを置いて出るのは可哀想…。ということで、リビングに入れたままでかけました。映画の感想は改めて明日にでも書くとして…急いで帰ってきたら、犬小屋はこんな状態になっていました。三好達治の「雪」みたいです。この犬小屋は夫の自信作です。ディディエを飼ってから半年目くらいに(10年前)日曜大工で作ってくれました。レンガの壁に、屋根はちゃんとしたスレート葺き。いくらディディエが大きくなる犬種とはいえ、広すぎるでしょうが!と出来た当初は思いました。でもその後、捨てられていた子犬(ポン)が加わり、ちょうど良い大きさに。今日は入っていませんが、冬の寒い日には、二匹入って寝ているんですよ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.09
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近々、親戚の法事があります。33回忌(だったかな?)、黒い服を着ていこうかとも思いましたがここはひとつ、着物で行ってみたい…。そこで取り出したのが色無地。もともと、こういう時用に親が揃えてくれていた着物です。ミントブルー…多分私にはあまり似合わない色ではないかと思うんです。色無地はもう一つ、ピンクもあるのですが、ちょっと明るすぎるかと思ってこちらにしました。これまで一度も袖を通したことがないので、しつけが付いていますし箪笥の下のほうに押し込んでいたこともあり、シワだらけ。アイロンあてないと…でも、地模様がこんな風に↓でこぼことした生地なんです。(正式な呼び名知らず)こういう生地にもアイロンをあてて大丈夫でしょうか?詳しい方、お知恵を…今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.08
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我が家の末娘モンプチです。猫を飼っている方はお分かりかもしれませんが、猫ってヤツは人間が何かをしていると、邪魔をするかのような態度をとることがままあります。たとえば、新聞を読んでいたら その上に乗って「にゃ~ん」と寝転んでしまう…パソコン(ノートパソコン)を使っていて、ちょっと席を外し戻ってきたらキーボードの上に寝転んでいたり。この写真はまさに、その直後。戻ってみたらモンプチがキーボードの上に丸くなっていて、画面からはカタカタカタカタ…とキーボードが動く音がしているじゃありませんか。「う?!」と思って見たら「jjjjjjjj…」と永遠に文字が入力されている…。こいつめ、よくもやってくれたな、と嫌がらせに手ぬぐいで頬かむりしてみたのですが、いやー可愛いじゃないですか。思わず写真をパチリ。なんだか口元がゆるくなっていて、何か言いたげでしょう?ああ、こんな顔を見ると一日の疲れも癒されてしまうのです。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.07
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年明けそうそう財布をなくして私はなんと運の悪い人間だろうと思っていましたがそうでもなかったようです。今日はポストにQUOカードが届いていました。ペット商品関連のアンケート(だったと思う)なので、わんにゃんの可愛いカードです。1月29日にも当たったし、合計すると全部で5000円。これでなくした財布の中にはいっていた商品券分が全部戻ってきたことになります。神さま、ありがとう!気を良くして、午後からは読書。図書館で借りた永江朗「暮らしの雑記帖」暮らしの雑記帖読んでいるうちに掲載されている文房具がやたらに欲しくなるのは困りものです。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.06
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雑誌クロワッサン特大号2/10をご覧になりましたか?タイトルが私の心を鷲づかみ。なにせ『美しい素顔をつくろう まだまだ肌は若返る。』ですもんね。去年の10月23日顔がかぶれて以来、ずっと良くなりかけてはぶり返し今日に至っています。毎日毎日一喜一憂。ガサガサ・シワシワになった目元、時に痒みを感じる口元…鏡を見るたびにため息が出る毎日です。あ~あ、こんな私に何故なってしまったのか?もともとは、超美肌ではないにせよ、ある程度きめが整い、色も白いほうで誉めてもらうことも多かったのです。(生まれつきじゃないですよ、努力でそこまで来ていたのです)スキンケアが大好きで、やれ田中宥久子メソッドだ、君島十和子だとあれこれ頑張っていたのに、ずっと封印してきました。しかーし、このクロワッサンを手に取ってから、めらめらと燃える負けじ魂。このままガサガサ肌で終わってなるものか。なんとしても元に戻るぞ、戻らずにいるものか~!!!肌って十人十色どころか、百人百色いやいや億人億色、化粧品もいっぱいですね。見ているだけで楽しくなっちゃいます。とはいえ、あれこれ新しい化粧品を試すには時期尚早とわかっております。今はひたすら肌を大切に、マイルド成分のもので過ごします。ところで、このクロワッサンの中に、額の横しわについて納得の分析あり。なぜ中年になると額に横しわができるのか?それはですね、他の筋肉と一緒で、まぶたの筋肉もたるんでくるそうです。で、若いときのようにパッチリと目をひらくことが難しくなる…しかしぱっちりしたい女心、無意識に、眉毛をひゅっと上げて目を見開くそうです。眉毛、ひょいっと上げてみてください。横しわ寄りませんか?これが原因ですって。そして、それを防ぐための体操(?)が23ページにイラストで紹介されています。出版元に怒られるかもしれないけど、簡単に実践できますから、横じわを気にされている方立ち読みでも良いからご覧になってみてください。病は気から、くよくよすると病気だって良くなりません。きっと肌も同じ。(と思いたい)あきらめないぞ!今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.05
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1月24日に怪我をしたディディエの続報です。ご心配をおかけしましたが、化膿することもなく、キズはふさがってきました。かさぶたが痒いらしくて、時々手で(前足で)傷の付近を掻いています。(猫が顔を洗うようなしぐさ)ディディエ曰く…「怪我をして得をしたのは、家の中に入れてもらう時間が増えたこと。ちょっと見つめただけで、おやつをもらえる気がすること。」ううむ、そうなんです。あれから雨の日が多くて、水を全く嫌がらないディディエは外に出しておくと雨でも平気でずぶ濡れになることはわかりきったこと。傷に悪そうで、できるだけ家に入れておくようにしました。おまけに、額がぱっくり割れた顔で見つめられると、あまりにも可哀想でついつい おやつをあげる回数が増えちゃいました。この写真も冷蔵庫の前で空腹をアピールしています。それにしても、どういう座り方?!君は犬だぞ、わんこだぞ。どう見ても ゆるい親父キャラクターだわ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.04
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今日は、京都美濃吉本店 竹茂楼にて昼食会でした。美濃吉って子どもの頃テレビCMで「美濃吉った~ん」「へぇ~え~」とやっていた、あの美濃吉かしらん?イベントは「にほんも学べる初春のつどい にほんのならい ことはじめ」美濃吉の和食をいただきつつ、能楽やゲストのトークを楽しむという、「和」大好きな私にはこたえられないものです。能楽は通常であれば、能管(のうかん・笛)、小鼓、大鼓、太鼓、謡で構成されていますが、今日はお座敷という条件もあってか、能管と小鼓のみの演奏でした。能管は斉藤敦さん。小鼓は久田陽春子さん。おごそかな幕開きでスタート。お食事は、さすがに京懐石。器も綺麗ですし、味もバツグン。食べるのに必死で、全部写真に納められませんでしたが、こんな感じ。ふたの裏にまで意匠が凝らしてあって、あけるたびに「わぁ~」と声をあげました。ゲストは、京都造形芸術大学教授で歌舞伎研究家の田口章子先生。田口先生は、去年10月から通った京都造形芸術大学の公開講座「日本古典芸能史」のプロデューサー。授業のときはいつも黒いスーツだったのですが、今日は紫色の色無地に錦糸の帯。素敵でした。「私は小学校2年生の時から歌舞伎を見始めて…もう50年になるわけですけど」という発言に、ちょっとしたざわめきが。それは「え?っていうことはもう60歳近いの?ウッソー!!!」という心の声です。シワもシミもたるみもない、お肌すべすべ…今日のトークは「日本の習い」なんですけど、スキンケアなどについても伺いたかった。ちなみに、田口先生の著作「ミーハー歌舞伎」を持参していたので、サインしていただきました。千社札は、田口先生の常磐津の名取名です。もう一人のゲストは作家の玉岡かおるさん。大学の先輩(といっても学年が全然違う)なので、著作はほとんど読んでいます。特にすきなのは「天涯の船」です。天涯の船(上巻)天涯の船(下巻)普段、テレビでお見かけする時とはまた違った趣、今日はゴージャスなお着物。「ブログに掲載しても良いですか?」とお尋ねすると「私、綺麗に撮れてるのん?綺麗やったら良いよ。ブサイクだったらやめといてね」となんともお茶目。田口章子先生とのトークでも、ちょっぴり早口で、まるで少女のような話し方をされます。きっと何かに興味を持ったら一直線の方なんだろうなぁと、ほほえましく(年上に向かって失礼ですけど)拝見しました。最新刊の「お家さん」、今注文中なんです。早く読みたい。お家さん(上巻)お家さん(下巻)小雨は降っていましたが、着物で参加の方多数。私のテーブルは半分以上が着物で、それぞれの個性が生かされた色選び、素材で目の保養でしたよ。前に座っていらした方たちとパチリ。お二人はかなりの着物ツウらしく、東寺や北野天満宮などの市で銘仙などゲットしていらっしゃるとか。そういったお話、もっと詳しくお聞きしたかったわ。お土産は京都 豆富のべっこう飴。その名も「鬼のあしあと」。節分だものね。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.03
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明日は京都市左京区にある美濃吉本店「竹茂楼」で昼食会です。天気予報によると、京都は明日、雨か雪のようですね。最初、昨日のコーディネートを基本に帯を変えようと思っていましたが綸子のやわらかものは雨に弱いので急遽変更。比較的雨に強い大島紬にしました。この着物は去年母から譲り受けたもの。しつけ糸がついたままでしたから、新品中古ということになります。もったいない!どうして作ったまま着ないでお蔵入りさせておくんだろう。ま、私にとってはラッキーですけども。帯は重宝しているつくり帯。もともと持っていた帯をワンタッチ帯に直したものです。帯締めと帯揚はエンジ色。明日は節分ですから、帯留はもちろん鬼の帯留です。着物の柄をアップにしてみましょう。水仙と菊の模様です。できれば小雨(または小雪?)でありますように。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.02
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雪組公演行って来ました。木村信司 作演出『君を愛してる-Je t'aime』中村暁 作演出『ミロワール-鏡のエンドレス・ドリームズ』まずお芝居。お正月公演だから、理屈なんかなし、明るい作品なんだろうな…と予想はしていましたがあまりにも物足りなかったです。出演者は皆一生懸命だし、綺麗なんだけど、ストーリーや歌詞が…その…何と言いますか…思い切って申し上げましょう、はっきり言って稚拙なんです。言ってしまったからには本音でこの後も書きます。先が見える話はこれまでいくらでも見てきましたが、ここまで退屈な気持ちになったのは久しぶり。最初に「ん?この歌はナンなのよ」と思ったのは、水さん(水夏希)の「♪ボクはもてもて~♪」「アナタはもてもて~♪」(コーラス)を聞いたとき。ううむ、水夏希さんに こんな歌詞を歌わせて何が良いというの?疑問符が頭の中を飛び交いました。その後、続々と「私はシアワセ~」「ボクはわからない」と子どもの作文のような歌詞連発。この気持ちはいつか味わったことがある…客席で過去を振り返る私。思い出したぞ!2006年月組『暁のローマ』だ。「ブルータスは偉い~ブルータスは偉い♪」もう一つ、去年の「明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴-」の「結婚してください~♪」どちらも身も蓋もないほど思ったことをそのまんま書き連ねたような歌詞。繰り返しも多く「もうちょっとひねってちょうだい!」と叫びそうになったっけ。ん?こりゃどちらも木村信司センセじゃないの。木村先生が小説を書いたらきっと「○○子は悲しくなった」「○子は大喜びした」と地の文章でぜーんぶ説明してしまうんだろうなぁ。始まって10分で退屈になり、あとはひたすら凰稀かなめさんを見て目の保養をしていたのでした。植田紳爾さんの「皇帝」のときは始まって10分で「なんという下らん皇帝ネロ!」と立腹したのですが、どうも木村先生には腹は立たないんです。なぜだろう。「愛が大切だ」という信念のようなものは伝わってきたからかも。腹は立たなかったけど、見終わったときに「学芸会みたいだった」というのが正直な感想。出演者に魅力があるだけに残念きわまりなかったです。水さん、主演一本分損した感じ。『ミロワール』は反対にあっという間に終わった感じがしました。一場面ごとに楽しませてくれましたが、水さんのメデューサの場面は特に見ごたえがありました。見た相手を石に変えてしまう呪われた定めの男を水夏希が切々と演じます。演じると言ってもほとんどがダンスなんですけど、これぞ水さんのキャラクターという感じ。(とはいえ私、水さんのことよく知らなくて外見だけで判断しているんですが)哀切でした。私が宝塚ファンになって32年目ですが、これまでみたショーの名場面ベスト10に確実にランクインです。鏡を多重に使ったように見せかけた群舞も面白かったわ。AQUA5としての場面がなかったのはちょっと残念でしたけど、ゴスペラーズ提供の「TIME TO LOVE」がタンゴ風にアレンジされて、雪組男役陣が一糸乱れず踊っているところは、これぞ宝塚、キャーすてき~と目がハート型に。今日はなんだか言いたい放題ですね。着物姿はこんな感じでした。やっぱりちょっと若作りしすぎだなぁ。反省。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.02.01
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