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27日 午後10:30から放送された「歴史ヒストリア『富山の薬売り』」を見た。 私が子どもの頃は、富山の「置き薬」というものがあったのを覚えている。 この番組では、何故富山で製薬産業が盛んになったか、その販売方法、そして裏で歴史を動かす存在になった、などが語られた。 時の富山藩主 前田正甫(前田利家の曽孫)には、『古銭』と『薬』の蒐集という趣味があった。 正甫が藩主になった頃、すでに藩の財政が苦しくなっていたため、薬を作って全国に売ることを思いついた。 富山という地は、立山からの良質な雪解け水があり、薬作りに適していた。 薬を作って、さあ売ろうとしたが、当時は薬が高額なため、なかなか売れなかった。 そこで考え出したのが、「先用後利」という販売方法だった。 先ず、お客さんのところに薬を置かせてもらい、後で使った分だけの代金を頂くという方法だ。 この方式を使い始めて、販路は全国に広がった。 幕末になり、薩摩藩は中国(清)との密貿易に『昆布』を輸出する事を考え出したが、幕府の目が光っており、『昆布』の調達が出来なかった。 そこで、『富山の薬売り』の薩摩藩内での営業権を保障する代わりに、『昆布』の輸送を依頼することになった。 薩摩藩は、『昆布』の輸出で巨万の富を築き、それがやがて倒幕の資金になってゆく。 『富山の薬売り』の子孫の家には、島津久光から贈られた太刀一振が伝わっている。 これまで、様々な本や映画で幕末のことを学んできたが、『富山の薬売り』のネットワークが大きく関わっていたとは知らなかった。 歴史を動かしているのは、一握りの人間と思いがちだが、その裏には様々な人達が関わっているのだ。
2020.05.31
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鹿児島地方気象台は、午前11時に『九州南部が梅雨入りしたとみられる』と発表した。 今年の梅雨入りは、平年よりも1日早いそうだ。 気象用語で「平年」とは、過去30年間の平均値をいい、西暦の末尾が「1」になる年ごとに更新される。(つまり10年ごとに更新される。) この分だと、私が住んでいる九州北部が梅雨入りするのも時間の問題だ。 ところで、昨夜、『せんべい』を食べようとしたら、湿気が来ていた。 冬から春に掛けては、こんな事はなかった。 一枚一枚が、個別包装になっているので、外側の大袋から出して置いても湿気は来ないだろうと思い油断をしていた。 道理で、個別に包装されていても、外側の袋には確りと大きなシリカゲルが入っているのが頷ける。 こんな些細なことからも、梅雨が近づいているのを感じる。
2020.05.30
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目下、北九州市で新型コロナウイルスの感染者が続出して、市長は『第二波の真っ只中にいると認識している』と言い、封じ込めに懸命だ。 22日まで感染者ゼロの日が続いていたが、23日から28日までの6日間で、43名の感染が確認された。 関門海峡の対岸の下関市は、『海響館』などの施設を6月1日から再開の予定だったが、18日までの延長を決めた。 また、下関市役所の職員のうち約170名は、北九州市から通勤しているため、公共交通機関を使っている者は、引き続き在宅勤務や時差出勤をさせるという。 東京都も、本日の感染者が15日ぶりに20人を超え、第二波が近づきつつあるような厭な予感がする。 気を引き締めなければ、この次また『緊急事態宣言』を出さざるを得なくなれば、経済へのダメージは計り知れなくなる。
2020.05.29
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売上が激減して経営が苦しい飲食店を助けようと、福岡市のベンチャー企業が『さきめし』というアプリを開発した。 お客さんが、スマホで『前払い』の形でチケットを購入し、半年以内に店を訪れて食事をするというもの。 店側としては、当面の運転資金に充てられるという。 手数料が10%掛かるが、これを飲料メーカーのサントリーが負担する。 ただし、手数料の総額が1億円に達した時点で、このプロジェクトは終了するそうだ。 私が住んでいる市でも、20の飲食店が登録しているという。 ここで、ひとつの疑問が湧いた。 チケットを購入しても、行く前に目当ての店が潰れていたらどうなるのか? 『さきめし』のHPの下の方に、大きな字で書いてあった。 「サントリーは、お店が閉店した場合を含め、さきめしに関するトラブルや損失、損害につき一切責任を負うものではありません。」 チケットを買うのは、その飲食店の応援の為であり、経営不振で潰れていても仕方がないのだ。
2020.05.28
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『緊急事態宣言』が解除され、完全復活とは言えないけれど、学校や商業施設なども活動を再開し、日常生活が戻りつつある。 毎朝見ているNHKの『あさイチ』も、ずっとリモート出演だった博多華丸・大吉の二人もスタジオ入りして、間隔を開けながらも、久しぶりに近江アナウンサーとの3人での司会進行を務めていた。 この度の新型コロナウイルス感染の第一波を、日本は最小限の犠牲者を出しただけで、なんとか乗り切ったように見える。 日本には諸外国のようなロックダウンは法律になく、要請や指示だけで国民は自らの責任において防疫に対処した。 このことは、日本人の民度が如何に高いかを世界に示した。 外国のある新聞は、日本政府は感染防止に失敗したが、国民が自主的に動いたことで、感染爆発を防いだ、とまで言っている。 確かに、政府の動きは緩慢であり、企業や宿泊施設の倒産が続いており、この先もっと増えるだろう。 民度というものは、十年二十年でどうこう出来るものではなく、何百年何千年と培われてくるものだ。
2020.05.27
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昨夜は、テレ東の系列局で『十津川警部の事件簿』を観た。 テレ東が、西村京太郎氏原作の十津川警部シリーズを制作するのは初めてだそうで、十津川警部役に船越英一郎さん、相棒の亀井刑事役に角野卓三さんという配役だった。 私としては、テレ朝の『土曜ワイド劇場』の中の『西村京太郎トラベルミステリー』での三橋達也さん演じる十津川警部が、最も印象深い。 亀井刑事役も沢山の俳優さんが演じているが、愛川欽也さんが強く印象に残っている。 やはり、最初に映像化されたものが心に残るらしいのだが、第一作目の亀井刑事役は綿引勝彦さんだった。 十津川警部役は、三橋達也さんのあとは、天知茂さん、高島忠夫さん、そして高橋英樹さんと移っていった。 TBSも渡瀬恒彦さんと伊東四朗さんのコンビで、十津川警部のシリーズがあった。 その他の局でも、錚々たる俳優陣が十津川警部と亀井刑事を演じている。 もう一つ忘れてはならないのが、女優 山村紅葉さんの存在であり、どの局の西村京太郎作品にも登場するのである。 最初の頃は、女性刑事役だったが、最近では小料理屋の女将で登場することが多い。 山村紅葉さんの母上は、推理小説家の山村美紗さんであり、西村京太郎さんとは同志的な間柄だった。 テレビだけでなく、映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』にも、大使館の秘書役で登場していた。 この作品の原作は、西村京太郎氏の『D機関情報』であり、第二次世界大戦末期の情報戦を描いたものだ。
2020.05.26
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本日、首都圏一都三県、北海道に出されていた『緊急事態宣言』が解除された。 これで、47都道府県に出されていた『緊急事態宣言』が、全面的に解除された。 しかし、これで新型コロナウイルスとの戦いが終わったわけでなく、これからが長い道程である。 漸く第一波が収束に向かい始めただけで、これから第二波、第三波と押し寄せるだろう。 第一波の時は、我々も供えがない状態だったため、ひたすら家に籠もっていた。 しかし、それでは社会が成り立たないので、新しい生活様式を取り入れて、新型コロナウイルスと上手く付き合いながら生きていかなければならない。 外食産業に携わる人達は、第一波は乗り越えられても、今のような状態が続けば、廃業も増えるだろう。 席の数を減らしたり、人と人との接触を極力避けるための方策がいろいろ考えられたりしているが、果たしてそれらをやって採算が取れるのだろうかと思う。 小さな店は、利益が上がり難いのでは?とも思える。 また、病院経営も苦しいらしく、特に新型コロナウイルスの患者を受け入れたところは、その他の科の受診が激減しているそうだ。 感染の危険を顧みず、新型コロナウイルスに立ち向かってくれた人達が、貧乏くじを引くような事があってはならない。
2020.05.25
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今朝の6時過ぎ、起床してトイレに行こうとして廊下に出ると、何やら短目の紐のようなものがあった。 次の瞬間、それがムカデであることに気付いた。 向こうも私に気づいたらしく、壁際を全速力で逃げる。 私が凍殺スプレーを取りに行っているうちに、荷物の間に逃げ込んでしまった。 こうなったら、もうお手上げだ。 ところで、このムカデは一昨年取り逃がしたものと同じ個体だろうか。 体長17、8センチと、大きさに見覚えがある。 一昨年、エアコンの穴から入ってきて、大捕物の末、本箱の裏に逃げ込んだのだ。 そして、昨年は本箱の裏を出て、私のベッドの下に入り込んだ。 そこで、また出て来ないように、ムカデの嫌がる檜の香りのスプレーをベッドの周りに振り撒いておいたのだった。 今年も、撒こうかなと思っていた矢先だった。 果たして、今朝のムカデは取り逃がしたものと同一なのか、それとも新手のムカデか! 同一のものなら、約2年間も飲まず食わずで生存できるものだろうか。 ムカデには、人智を超える生命力があるのだろう。
2020.05.24
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新型コロナウイルス感染拡大を受けて収録を中止していた『麒麟がくる』と『エール』だが、録りためてあった分が底をつき、暫くの間休止することになった。 大河ドラマ『麒麟がくる』は来月7日、朝ドラ『エール』は今月27日の放送を最後に、暫くお休みだ。 両番組とも、これから面白くなるだけに残念だが、また再開される時が楽しみだ。 民放でも、4月から放送開始の番組が、延び延びになったり中断したりと、テレビ局も混乱している。 困っているのはドラマ部門だけでなく、バラエティも以前の番組を再編成して流している。 ドラマの撮影に関しては、三密も致し方ないと思う。 役者同士が2メートルも離れていては、演技にならないだろう。 試行錯誤しながら、新しい番組の収録方法を会得していくのだろう。
2020.05.23
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午後、猫が玄関から出たいというので、ついでに玄関先まで出てみた。 一昨日、従兄が草を刈ってくれたのだが、今年も昨年同様、草だけでなく花も刈りとられていた。 水仙や花韮などは、昨年刈り取られたのに、健気にも今年の春も庭を彩ってくれていた。 私は、もう庭の事は何も出来ないので文句は言えないのだが、今日の午後は気持が落ち込んだ。 姉は、たとえアザミの一本でも、花が咲く植物は残して刈ってくれていたなぁと、今さらながら思うのである。 一昨年以前の写真を見ると、様々な花たちが庭に咲いていたなと、懐かしくなる。 また来年の春には、水仙に会えるだろう。 それまでに、庭を歩き回れるぐらいに足を鍛えておこうと思う。
2020.05.22
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今朝は少し冷え込み曇っていたが、午後からは太陽が顔を覗かせる天気になった。 わが家の猫も、冬の間は私のベッドを占領していたが、最近は彼方此方の部屋で寝るようになった。 と思ったら、今週は、また私の部屋の座布団の上に寝るようになった。 昼ご飯が済んで、食器を洗っていたら、後の方で鳴き声がした。 食器の片付けが終わったら餌をやるつもりでいたから、『ちょっと待て!』といったら静かになった。 2,3分して、今度は鳴きながら勝手口のドアにもたれ掛かった。 『外に出たいのか!』 開けてやると、外に走り出ていった。 1時間ばかり遊んで、また帰って来た。
2020.05.21
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午後になって、高校野球 夏の甲子園大会中止の報がネットで流れた。 日本高校野球連盟は、オンライン会議方式で運営委員会を開き、来たる8月10日開幕を予定していた「全国高校野球選手権大会」の中止を決定した。 大会の中止は、1918年の米騒動、戦局の激化した1941年、そして今回の3回であり、戦後初めてのことだ。 昨日の日記にも書いたとおり、全国から都道府県の垣根を越えて甲子園に集まるのは、折角収まり掛けている新型コロナウイルスの感染拡大を招く恐れがある。 その他にも、移動や宿舎などで三密の危険性もあるだろう。 多くの高校野球ファンは、今年のドラフト会議の有望選手の甲子園での勇姿を見る事が出来なくなった。 各球団のスカウトは、様々なルートで有力選手の情報を集めてはいるだろうが、実際の試合での実力は量りようがない。 今年のドラフトは、選手も球団も、これまで経験したことのない会議になるだろう。
2020.05.20
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今年の夏は、各地の夏まつりや花火大会などが中止になり、ひたすら静かにしていなければならない。 昨日の新聞では、富士山も各登山道を閉鎖して、山開きはしないと報じていた。 お盆の帰省も、都道府県を跨ぐ場合はしない方がいいだろう。 地方では、お盆休みを利用して同窓会が開かれるが、恐らくそれも中止だろう。 夏の甲子園も、難しいところだ。 各地からの応援団無しの無観客で開催するにしても、西宮市に全国の高校生が集まってくるわけだし、宿舎も全員個室というわけにはいかない。 三密になる場合が多く、クラスターが発生する危険性が高くなる。 新しい生活習慣に順応していかなければならないが、心の『ふれあい』は忘れないようにしたい。
2020.05.19
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外ではマスクを着ける日々が、あと2年間ぐらい続くらしい。 こうなったら、マスクでお洒落を!という気持ちになる。 手先の器用な人は、手作りという選択肢もある。 私も、不織布の使い捨てではなく布マスクにしてみようと思い、通販で紺色のものを一枚買ってみたが、ブカブカでしっくりとこなかった。 男性のMサイズでは、ちょっと大きすぎるようだ。 道理で、布マスクの多くが耳に掛けるゴム紐を、自分で調節して結ぶようになっている。 私は、紐を結ぶのが苦手なので、最初から輪っかになったものを買ったのだが、やはり布マスクは自分の手で微調整しなければフィットしない。 外出は、月に2、3度だから、使い捨ての不織布マスクで済まそう。
2020.05.18
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12日午後10時から、NHK BS1で『スペイン風邪』についての特集があった。 番組名は、『ウイルスvs人類3 スペイン風邪 100年前の教訓』だった。 正式名称は、『スペイン・インフルエンザ』というが、スペインが発生源というわけではない。 流行が始まった当時は、第一次世界大戦の最中であり、各国とも情報統制を敷いていたため、中立国だったスペインでの流行が極立って報道され、そのままインフルエンザの上にスペインを冠するようになった。 情報を秘匿した結果が、如何に重大な事態をもたらすかが、よく分かる事例だ。 この『スペイン風邪』による死者は、全世界で約2000万人、研究者によっては、5000万人とも1億人ともいわれている。 ドイツ軍の首脳は、『我々はアメリカに敗れたのではなく、忌々しいインフルエンザに敗れたのだ』と言っている。 戦闘で命を落とした者よりも、インフルエンザで死んだ者の数の方が勝っているとも言われている。 我が国においても、感染が第一波から第三波まであり、第一波が最も感染者が多く犠牲者も約26万人にも上った。 つづく第二波では、感染者自体は減ったが致死率は3倍以上になり、ウイルスの強毒化が見られた。 スペイン風邪による日本の死者数は、約40万人にも上った。 パンデミックが起こると、その後の歴史が悪い方に動くと言われている。 第一次世界大戦終結後、パリ講和会議が開かれた際、アメリカの大統領ウイルソンは、ドイツには寛大な措置で済まそうとしていたが、フランスの首相クレマンソーは莫大な賠償金を払わせるつもりだった。 会議に臨もうとしたウイルソン大統領は、インフルエンザに罹ってしまい、交渉はクレマンソー首相のペースで進み、ドイツに多大な賠償金の要求を行うこととなった。 その結果、ドイツにインフレが起こって大混乱を来たし、その中からヒトラーのような独裁者を生じさせ、第二次世界大戦の火種を作ってしまった。 識者は、今回の新型コロナウイルスが終息した後の世界は、注意していないと変な方向に行くかも知れなと、警告を発した。
2020.05.17
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一昨日、職場に行って自分の席に置いてあるパソコンに向かった。 前回から新しいパソコンに切り替わっていたのだが、その時は長い文章の入力作業がなく、さして気にしていなかった。 新しいパソコンの日本語入力システムには、Windowsに標準装備のMS-IMEしか入っておらず、以前のパソコンに入れていたジャストシステム社のATOKが無かった。 私が、MS-IMEかATOKかに拘る最大の理由は、文節の区切り変更が片手で出来るか否かだ。 通常、私がパソコンを打つ時は、左手のみを使う。 ATOKの場合、文節の区切り変更は←→キーのみで行えるが、MS-IMEはシフトキーを押しながら←→を叩かねばならない。 どうしてもシフトキーやコントロールキーを右手で押さなければならない時は、息を止めて決死の覚悟?でやっと出来るのだ。 勿論、Windowsには「車椅子マーク」の所で、別々に押せるように設定するようになってはいるが、そうするとパソコンの操作が遅くなってしまう。 そこで、以前にネット上で教えてもらったMS-IMEをATOK仕様に切り替える方法を試してみた。 まず、「ツールボックス」を開き、「プロパティ」をクリック、「全般」のところの「キー設定」でATOKを選べば完了だ。 この設定にすると、左手だけで文節の変更が出来る様になった。 この操作の違いは、アメリカ生まれの「MS-IME」と日本生まれの「ATOK」、ナイフとフォークを両手で持つ欧米人、片手で箸を持つ日本人の違いのようで、何だか面白い。
2020.05.16
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今朝、目覚めると直ぐに、左足の膨ら脛が『からすない』を起こした。 『からすない』は山口県の方言であり、標準語では『こむら返り』と言うのだろう。 幸い直ぐに治まったが、昔、陸上競技をしていた頃、やはり起き抜けにおこり、痛みは完全に引くまで2日ぐらい掛かったことがある。 昨日は、久しぶりに職場の方に出向いたので、足が疲れたのと水分が不足したためだと思う。 さて、この『からすない』とは、漢字で書くと?などと思いネットで調べていたら、『レファレンス協同データベース』というものをみつけた。 これは、国立国会図書館が、全国の図書館等と協同で構築しているデータベースだそうだ。 ここで早速、『からすない』について調べてみると、物凄く詳しく専門的に書かれていた。
2020.05.15
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日本全国に出されていた『緊急事態宣言』だが、なんとか収束の方に向かい始めたようだ。 政府は39県での、『緊急事態宣言』の解除を発表した。 しかし、新型コロナウイルスとの戦いは、未だ始まったばかりだ。 秋口に掛けて、第二波の襲来があるだろう。 現在、急激に発症者の数が減ってきたのは、2週間前に我々が自粛生活をした成果だ。 此処でまた元の生活に戻れば、元も子もない。 ワクチンや治療薬が出てくるまで、3密を避けなければならない。 とは言うものの、これからの季節はマスクをすれば蒸れてしまいそうだ。 ネットの新聞を見ていると、山形県のニットメーカー『ニットワイズ』が、両頬にあたる部分に、保冷剤が入るポケットを付けたマスクを売り出したそうだ。 マスク不足も一段落したらしいので、今度は暑い中でも快適なマスク生活を送れる製品が出てきたのだと思う。
2020.05.14
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朝ドラ『エール』、先週チラッと出て、今週から本格的に登場するようになった、野田洋次郎さん扮する『木枯正人』なる人物は、作曲家の古賀政男氏がモデルだろう。 マンドリンを持ち歩いているので、ひょっとしたら古賀政男さんかな?と思っていた。 今日の放送で野田洋次郎さんが、古賀メロディーの代表作といえる『影を慕いて』を歌っていたので確信した次第だ。 野田洋次郎さんが、ドラマに初出演でしかも主役を演じたのは、テレビ東京の『100万円の女たち』(2017年)だった。 そのドラマで、今回ヒロインの姉を演じている松井玲奈さんと共演している。
2020.05.13
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昨夜の『所JAPAN』は、明智光秀の出自から天海僧正伝説まで、歴史学者の磯田道史氏の案内で徹底的に調べていくという内容だった。 先ず出自だが、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』では、美濃の出身で斎藤道三に仕えていたとあるが、これは明智光秀の前半生が全く分からないため、作者が自由に描いていて、歴史学者達は否定的だそうだ。 この程、隣の近江から明智家についての信憑性のある史料が見つかったそうだ。 それによると、明智家は美濃の土岐氏の一族だが、光秀の2、3代前に何らかの理由で隣国の近江に移り住んだという。 光秀は、戦国時代の武将にしては珍しく、妻は「熙子」だけであり、本能寺の変の6年前に先立たれているそうだ。 ここで磯田氏は、「オジサンは、妻に先立たれると大胆なことをするものなんだ」と言った。 熙子さんが健在ならば、本能寺の変は起こらなかったかも知れない。 光秀は、秀吉との戦い「山崎の合戦」に赴く前に、何時も大切に持ち歩いていた『念持仏』をお寺に預けていったという。 現在その寺にあるという、光秀の念持仏がテレビ画面に映し出された。 光秀は、すでに山崎の合戦で敗れることを覚悟していたらしい。 次に、光秀が合戦に敗れて落ちて行く途中で、落ち武者狩りに倒れた現場の実地検証も行われた。 討たれた辺りは、道がLの字に曲がっており、馬の速度を落とさねばならなくなっており、止まったところを大勢に襲われたものと思われる。 最後は、光秀は生き延びて、徳川家康のブレーンの天海僧正になったという説が、まことしやかに囁かれ続けているが、真実はどうなのか調べることになった。 そこで、光秀と天海が書いたものを比べてみることになった。 専門家の鑑定では、筆跡は明らかに異なり、その上、筆に墨をつける間隔も違う事が分かった。 光秀の場合は、2行書いては墨を継いでいるが、天海は3行書いて継いでいるそうだ。 したがって、光秀と天海は別人ということになる。 光秀については、この先も埋もれている史料が出てくるかも知れない。
2020.05.12
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以前にも触れたが、私の仕事の中に、2ヶ月に1度の割で俳句雑誌のデータ作りがある。 幾つか句会が開かれ、各人の一句がそれぞれ載るようになっている。 今日は5つの句会を入力したのだが、最初の句会だけがこれまでと同じで、後の4つは句会の名前の後に『通信』の2文字がついていた。 何故だろうと思いながら入力作業を進めていて、『あっ、そうか!』と思った。 この時節、句会は開けないことに気がついた。 左程広くない部屋に、十人前後の人達が何時間も会話をしながら居るわけだから、典型的な『3密』の状態になる。 『通信』といっても、最初だから電話や手紙での遣り取りだったのかも知れないが、将来は句会もネットを通してオンラインで行われるようになるに違いない。 そうなれば、他県からでも気軽に参加できるだろう。 新型コロナウイルスの波が、あらゆるものを革新的に変えて行くのだろう。
2020.05.11
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ネットを使っていれば、フィッシングメールが届くのは日常茶飯事だ。 昨日も一通舞い込んできたのだが、これまでの物とはグレードアップしていた。 メールの題名は、「[楽天]ログインしましたか?」となっており、 「受信確認」を求めてきたのである。 相手のメールアドレスを見ると、「楽天」とは全く関係が無いと思われるので、「いいえ」をクリックした。 楽天関係のメルアドならば、最後が「rakuten.co.jo」となっているはずだ。 「楽天」からは一日に何十通と来るが、これまで一度も「受信確認」を求めるようなメールは受け取っていない。 うっかり「はい」をクリックしたなら、こちらが実在するアドレスだと知り、しつこく付きまとってくるのだろう。 「受信確認」のメールは、職場との間で毎日交わしていて、慣れていたから冷静に対処できたのだと思う。
2020.05.10
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私の朝食は、いつも食パンである。 バターをつけたり、ジャムをつけたりして食べている。 ジャムの瓶は大きくて重いので、冬の間はテーブルの上に出しっ放しだった。 今朝、久しぶりにパンに塗ろうと思ってフタを開けると、何と黴(カビ)が生えていた。 この前まで、朝の気温が一桁台だったのに、急に温かくなってきたからだろう。 冷蔵庫に入れておけば良かった(>_<)
2020.05.09
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外は快晴で気持ちが良いが、週末の明日、明後日と雨模様らしい。 家から出ないのだから、降っても照っても生活には関係ないが、晴れているだけで気持に余裕が出る。 毎朝、ちょっとばかり寒いので、連休中に片付けた電気毛布を再び出そうかと思うが、昼間になると、すっかり忘れている。 2度目の手術をしたとき、6月というのに電気毛布を入れられていた。 その記憶がいつまで経っても残っていて、春になっても電気毛布から離れられない。
2020.05.08
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と言っても、元からのテレワークなので、これまで通りのウイークデイの日常が始まっただけだ。 県立の学校は未だ休校だし、市立の小・中学校も殆ど休みだが、岩国市は今日から再開した。 一部の私立高校では、タブレットを使って教室と同じような学習をしているところもあるようだが、各自の通信環境や経済状態によって、全ての児童生徒ができるわけではない。 『緊急事態宣言』が、今月末まで延長されたことにより、外食産業は相当の痛手を被ると思う。 6日まで何とか持ち堪えてきたところも、また今月末までとなると、閉店をする店も多いことだろう。 テイクアウトなどを始めたところもあるが、その収益は普段の2、3割と、とても店を維持していくには困難が伴う。 小さな個人の店も手広くチェーン展開しているところも、家賃などの必要経費が係るため、困っているのは同じだろう。 宣言が解除されたとしても、今までの顧客が全部帰ってくるわけもなく、以前の経営状態に戻るには2、3年は掛かるだろう。 外食産業全体の形態も、コロナショックを機に大きく変わって来る筈だ。 これまでのような、小さくても美味しい店は姿を消すのではないかと思う。 コロナの危険が完全に払拭されたとき、社会はこれまでとは違ったものになっている可能性が高い。
2020.05.07
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今朝、NHK総合で『にっぽんの廃線100』を観る。 昨日、民放の『鉄道ひとり旅』で「しなの鉄道」を取り上げていたので、更に興味が湧いた。 「しなの鉄道」は、1998年の長野冬季オリンピックの開催に合わせて高崎-長野間に北陸新幹線が開通、それに伴い従来の信越本線の軽井沢-篠ノ井間が「JR東日本」から第3セクターの「しなの鉄道」に移った。 この番組を見ていたので、俄然興味が湧き『にっぽんの廃線100』に見入ってしまった。 かつては、日本の隅々まで鉄道網が敷かれ、あたかも体中を駆け巡る毛細血管の様だったことが分かる。 それらは、長らく我々の生活を支えてきた思い出深い路線だ。 中でも、広島県の三好駅と島根県の江津駅を結ぶ「三江線」は、一昨年廃線になったばかりだ。 主だったところはテレビで紹介されたが、映像が出てこなかったところは、番組のホームページで見る事が出来る。
2020.05.06
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今日は『こどもの日』であり、昔風にいえば『端午の節句』である。 最近の子ども達は、不安定な気候や社会情勢などで大変だと思う。 大雑把に言って、私を含め今の40歳以上70歳未満ぐらいの人達の子ども時代は、長閑だったなぁと、つくづく思う。 携帯電話もインターネットもなかったが、今から思えば随分恵まれた時代だったと思う。 日本は経済成長を続け、戦争はないし自然災害も少なく、現在に比べると平安な日々が続いていたと思う。 事件といえば、学生運動とその果ての連合赤軍などの過激派のテロはあったが、総じて平穏な日常が続いていた。 長い日本の歴史の中で、こんなに平和なときはなかったと思う。 しかし、1990年代になってからバブルの崩壊、阪神淡路大震災と世の中が慌ただしくなり、日本も長い不況の時代に入った。 そして、2011年の東日本大震災をはじめとした度重なる自然災害は、子ども達の心身に多大な影響を与えたはずだ。 今また新型コロナウイルスによる休校で、強いストレスが掛かっているのではないかと思う。 国際的には、我々が子どもの頃には取るに足らなかった中国が台頭して、我が国の安全をも脅かす存在になり、日本の舵取りも難しさを増している。 今の子ども達が日本の中核を成す頃には、果たしてどんな世の中になっているのだろう。
2020.05.05
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『緊急事態宣言』が今月末迄に延長され、国民のこれからの生活に関しての指針も示される。 特定警戒都道府県以外では、『新しい生活様式』を徹底させ、社会経済活動と両立させる。 これまで通りに、手洗いの徹底、マスクの着用、人との距離を保ち、食事のときに向かい合わせにならない、等事細かに指示が出ている。 働き方や買物も、テレワークや通販の推奨がされている。 恐らく、新コロナウイルスの治療薬やワクチンが開発される2022年頃まで続くのだろう。 仮に2年後に、2020年の初頭までの衛生基準に戻ったとしても、全てが元通りというわけにはゆかないだろう。 これまでのライフスタイルは、もう二度と帰って来ないと言うことを自覚しなければならない。
2020.05.04
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今朝も5時頃に目が覚めた。 少し早いので、1時間ばかり寝るつもりだったのが、再び目が覚めると3時間以上経っていた。 休みだから良いが、平日だったら大変だ。 寝ているとき、夢でかつての名作ドラマ『仁』の再放送があると聞いたことを思い出した。 テレビのスッポットだったと思う。 早速、予約を入れようとしたら、既にしてあった。 予約をしたのも忘れていた。
2020.05.03
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朝5時に一旦目が覚めたが、少し早いのでまた寝た。 6時半頃に漸く起きて、目薬を注そうとしたとき、目が回るし少し吐き気がした。 廊下のカーテンを開けたりして、毎朝行っていることをしたが、めまいが治まらないので昼迄布団の中にいた。 この前まで冬支度だったのが、いきなり夏日を迎えたものだから、恐らく体も戸惑ったのだろう。 昼になり目眩も治まったので、昼食の後、冬の間着ていたセーター類の一枚を洗濯しようと思った。 今日は休んでおいた方が良いのでは?と思いつつ、まず一枚を洗うことにした。 昨年、一度に沢山洗おうとして失敗したので、今年は一枚ずつ洗うことにする。 ネットに入れると、一枚でもかなりのボリュームがある。 洗濯機にネットを入れ、その上からエマールを投入し、スイッチオン。 長い連休、冬物の洗濯には丁度良い。
2020.05.02
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元号が令和になって丸一年になるが、今の騒然とした世界情勢を考えると、平成の世よりも困難な時代に突入した気がする。 政府は、『緊急事態宣言』を5月6日以降も出すようだし、ジッと我慢の日々が続く。 あちこちの老舗旅館の倒産のニュースもあり、コロナウイルスが去った後は、産業構造がだいぶ変わりそうだ。 さて、本日の朝ドラ『エール』に、故 志村けんさんが作曲家 小山田耕三役(山田耕筰氏)で出演した。 今月の中頃、もう一回登場するが、それ以降は収録できなかったそうだ。 主人公の古関裕而氏は、山田耕筰氏に師事したので、本来ならこれから先、もっと出番があったはずである。 昨年の『いだてん』のときも、萩原健一さんが橋是清役で出演したが、テレビに登場したときは既に亡くなっていた。 こういうことは、沢山の人が出演する番組や映画では時々ある。
2020.05.01
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