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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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今年４月に一部地域で放送された「リクエスト名場面スペシャル」の続きです。

***

俳優として、ベストセラー作家としてご活躍の劇団ひとりさん。
青木さやかさんをはじめとして、いろいろな方から番組のことをきいて、
本当に楽しみにしてこられたとのこと。
ひ「これに賭けてるみたいなところがあるんです。僕は自分で、
自分の駄目な部分でわかる範囲は、ちゃんと全部直してきたんです。

例えば『女性関係がだらしないな』と思ったらブレーキをかけたり。

自分でわかることだったら直してきたので、いま、ほぼ完璧なんです。
あとはオーラだけなんです☆」

美「禁煙はなさって、禁女はなさってないのね☆」
ひ「禁女もしてるんです。二年くらい･･･。だからあとはオーラだけ完璧にしたい☆」

とても気になるのが、やはり女性関係。
ひ「自分では思いつく限りの行動、コンパに行ったりとか、努力はしてるわけです。
でも、全然出会いがないわけです」
美「いや、あなたは出会いがあっても、ハードルを高く設定しているから、
それは無理だわ。ものすごく面食いでしょ、あなた」
ひ「はい･･･」

ひとりさんのお好みは、当時、オーラの泉と同じ時間に他局でご出演中の滝川クリステルさん。

マイブームがものすごく短い期間で終わって次から次へと行ってしまうから･･･」
ひ「滝川さんのブームは結構長くて、一応一年くらいは続いているんで･･･」

江「それもそうですけれど、その先々がないんです。
滝川クリステルさんと一緒になれればいいの？その営みまで想像できていますか？」
ひ「結構シュミレーションはいろいろしてまして･･･」

美「そうよ☆江原さんがおっしゃる通りなの。
あなたは、もともと人と暮らせる人間じゃないでしょう？」
江「近しくなって、お友達になって、お話する分にはいくらでもできるじゃないですか。
どこを目標、到達点にしたいのかなんですよ」

国「結婚願望みたいなものはあるんですか？」
ひ「ありますよ。あの･･･結婚願望というよりも、とにかく恋人が欲しいわけですね。
恋愛がしたくて、その延長に結婚があるんで･･･」
江「延長と違いますよ、恋愛と結婚は違いますからね☆結婚にあるのは苦労だけですよ」
ひ「･･･そうですね･･･ですから･･･軽い気持ちで結婚したい･･･」

江「じゃあ、お子さんができたり、毎日の営みを想像してください。
家事でも何でもね。お互いに仕事をしていたら、分担しなくてはいけないし、
親類との付き合いもあるし、子どもを持ったらまたいろいろしなくてはいけないし、
もう本当にいっぱい。服を着せるから、夜泣きはするわ、熱は出すわ。
毎日の生活でも全部やらないといけない。
どこに住むかから、地域、買い物、近所付き合い･･･いっぱいの行事が押し寄せる･･･」

美「お嫁さんの方の親戚だとか実家とのお付き合いとかね」
江「お祝いをいただけば、お返し。いろんなことのご挨拶･･･さまざま、様々･･･」
ひ「･･･････････」
美「ちょっと、だんだん落ち込んできちゃって☆」
国「結婚、どうですか？」
ひ「俺、やめます･･･やめるでしょう、これだけ言われたら･･･」

江「偶然はなくて必然、といつも番組で言うんですが、
例えば『失敗もすべて必然なんだ』ということを逃げとして利用する人がすごく多いんです。

因、縁、果といって、原因があって結果がある。
これも二通りあって、魂の流れ、前世などからそういう結果が出ることもあれば、
生きている中で、例えば努力しなかったら、いい表現ができないでしょう？
努力しなかったという原因があって、その結果がでるわけでしょう？

だから『必然です』というのは、『すべて決まってます』ということじゃないんです。
そういう過去、種を蒔いているから、こういう風に結果として還ってきているよ、
という因果律を指しているわけで、結果をすべて良しとする、ということじゃない。

結果を見て、だから、前でいけなかったことを理解して、次からは良い種を蒔く。
例えば、努力をしてその結果が出る、そこでもし違っていたら、
大我、小我に照らし合わせてみる。

『偶然はなく必然』というのは、決して生きる上での免罪符じゃない。
失敗したことを何でも、自分の努力が足りないことも『必然だから』」
美「原因があるのよ。だたの言い逃れ、自己弁護としての必然じゃ困るの」

劇団ひとりさんの後日談
その後、滝川クリステルさんに対する思いは？
「いいかげん現実をみなくちゃいけないなという気はしましたね。
ずっと追っかけても無駄だと。ただ、あの方が日曜日も番組を始められましてね、
さらに一日、観る機会がふえちゃったわけですよ。
もう、煩悩を捨ててしまいたい…出家したいです」

*****
スポーツ関係を中心としたお仕事を精力的にこなしておられる松岡修造さん。

ご家族とは様々な場所に行っておられるそうですが、特にディズニーランドがお好きで、
ご出演時の昨年も、年初からすでに９回来園したとのこと。
国「子供より愉しんでる感じですか？」
松「自分が愉しまないと。多分、子供も愉しくないだろうなと。」
江「でも、松岡さんが愉しみすぎですよね。先へ先へ歩いて行っちゃって。」
松岡さん、きょとんとしてから驚いて、助けを求めるように太一くんに顔を向けられました。
皆様大爆笑です。

松「僕としては、とにかくスケジュールがあるわけですよ、東京ディズニーランドとシーの。
時間帯でショーを見せてあげたいという。
だったら、終わったらすぐ動いて行かなくちゃいけないんです。
だけど妻が、ついてくるのが時たま遅いんですね。
子供三人いるんですけど、どうしても遅れが出るんですよ。」

美「遊びがないんですよね。松岡さんご自身の人生とかね、いままでに。
ひいおじいさまが宝塚をお創めになったわけでしょう？東宝の創始者なのね。
その方は事業が遊びから始まったんですもの。」
松「その血を少しでも自分の中で・・・。でもね、自分では愉しんでるんですよ。」

江「ご自身では愉しめるんですけどね・・・」
松「『人のことも考えなさい!』」
松岡さん、江原さんにご指摘を受ける前に太一くんに向かって、
ご自分への叱責を飛ばします。美輪さんや江原さんに対してはかしこまっているものの
何か諭されそうな場面になると先回りして自分で言葉を発したり、
太一くんに擦り寄ってくだけた言葉で話し掛けたり、まるで子供のよう☆

松「こういう質問がいいかわからないんですけど、うちの妻は幸せなんですかね？」
江「お幸せですよ。ただね、心の交流をもっとね。年数もたっているので阿吽の呼吸が
できるといいんですよね。奥さんも奥さんで、わりとマイペースなところがあるんですよ。」
松「聞いといた？お互いさまのところもあると思うので。僕自身が直せる部分はね。
やっぱり仲良くやりたいんですよ。」

江「ひとつだけ注意してもらいたいのは、奥さんは否定される言葉が嫌いなんですよ。
『違う』といったことを言われることにカチンとくるんですよ。」
松「ちょっと近寄ってもいい？」
叱られる気配を感知した子供のように、椅子をずらして膝が付くほど太一くんエリアに入って
身を守ろうとする松岡さん。やはり安全地帯は太一くんと決めた模様です☆

江「松岡さんは素直に言っているだけなんですよ。『これはこうでしょう？』『違う』って。
でも否定されることがすごく辛い人なんです。
だから『それもあるかもしれないけれど、これもいいんじゃない?』っていう
言い方をするといいんです。」

国「やっぱり奥さんに対して、否定っていうのが多いんですか？」
松「僕がさっき冷静って言ったのが、意外と物事を整理立てて話をしてゆくんです。
言ってみれば言葉の暴力でもあるわけです。
多分僕が正しいことを妻に言っているときもあるんですよ。
それをストレートに、妻は言われたくないんです。
わかってるのに、何故するの？っていうことなんです。」

江「ままならないことが結婚のお勉強じゃないでしょうか？
根底の考えの中に、結婚はすごく幸せ、ハッピーとだけ、思っていらっしゃるんじゃないかと。
ままならないことを学んで、そこから愛を学び、育んでゆく。
それが結婚なんじゃないでしょうか。」

松「自分の思いでは、結婚は修行だという気持ちでは・・・」
美「いらっしゃるのね。」
松「はっきり言っていい？言いますよ。はっきり言ってね、子供が愛してるとか、
妻が大好きとか言いながら・・・。全部自分中心なんだよね、僕は☆」
国「自分でもわかってるんですよね。」

松岡さんの前世は、日本で、一国一城のお殿様。
幼いときから武芸にいそしむ努力家である一方、呼び名は「泣き殿様」。
泣く理由は、戦などで表に出ずに、部下を死なせてしまったりすることに対して、
自分は卑怯者ではないかと思っていたから。
心がとても優しく、自分の立場に安住できなかった人。

江「お殿様というと、みんな良いように聞こえるけれど、不自由な部分というのも
いっぱいあるんですよね。」
美「だって紫（高貴な）の牢獄に入ってるんですよ、生まれたときから。金の鳥籠ですもの。
王族や皇帝は、一生のスケジュールを全部決められているのよ」

江「だから逆にね、アラカルトが苦手なんです。全部決めて行く方が楽なのは、
過去生が影響しているんです。自由とか、ノープランの日が耐えられない。」

松「好き？」
国「全然、好きです。ノープランでいきたいです。どちらかというと」
松「だって何するかわからないんだよ？！」
国「それでいいじゃん！」
松「だって時間がもったいないじゃん！」
おふたり、掛け合い漫才のごとく。美輪さん大喜びです☆

国「時間がもったいないと思わないですもん。その経験がすごく僕にとって大事な経験に
なることもあるし、スケジュール通りすすまないからこんなところでハプニングがあったけれど、
そのハプニングが自分にとってプラスになったりしますもん」
松「・・・ですよね。」

感情のオーラにはブルーがあるそうで、冷静さと共に、悲しみが含まれている。
江「いま、本当は気持ちの中では、明るい調子のいい状況じゃないと思うんですよ。」

先祖の方からのメッセージは「いま勝負する場所は里の行、お家です。」
これは須藤元気さんと同じ。
☆ 里の行・・・厳しい修行（山の行）で学んだことを
俗世間の暮らしの中で生かし、深めること。

江「家族。それは自分の家族だけじゃない。親とかを含めての家系もそう。
そういうところで、自分がどれだけきちんとまとめて、リーダーシップを取ってゆくのか。
ここにいま、学びがある」

松「言われると思いました。やっぱり家族のことを思っているといいながら
やりたいこともたくさんあるしね。家族のことをしていないんだね…」

松岡さんの後日談
「もう早速、ディズニーランドに子供たちを連れて行きました。
『自分たちの好きなように、行きなさい』と。
これは自分自身を見つめ直す機会になりました。
特に、うちの妻とケンカしたり、『自分が正しいことをやっているのかな?』と思うときは
こっそり夜起きて観直しますよ、自分が出演させていただいた回を。
そこで反省をして、紙に書いて『よし、自分はこういうところを直してゆこう』と
思いながら日々生活をしている。変わっているかどうかはわからないですよ。
でもやっぱり、自分の中では大きな番組でしたね」

***
これまでの「オーラの泉の日記」リンク、よろしかったらどうぞ。

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