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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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眞鍋かをりさん、須藤元気さん、堀ちえみさんの回も

リクエストされました。

*****
「眞鍋かをりさん・想像力と理性」

不思議な出来事は、いくつか巡る予定だった心霊スポットのひとつ。
二十年来何も起きていなかったのが、眞鍋さんたちを乗せたロケバスが着いたときに
焼失したところだったそう。
眞「『来るな！』っていうメッセージで燃えたのか、
『入らない方がいいよ』って誰かが･･･とても不思議でしたね」

要するに、自分たちのテリトリーに入られるのが嫌だということ」
ご自覚はないながら、眞鍋さんは「普通ではない」方なので、
来て欲しくないということでもあるようです。

眞鍋さんは、前世も守護してくださる方も巫女さん。
直感的、感覚的なのはこの方の影響。
結婚式上で巫女さんのアルバイトをしたことがあるのも、魂の流れで
どこか中性的で女性のファンがたくさんいらっしゃるのも、
巫女さんの清らかな部分からのようです。

愛媛から上京し、ご家族と離れるのが早かったのは、もうひとつの前世の影響も。
生活のために親元を離れて労働を強いられ、流行病で亡くなってしまった少年で、
「フランダースの犬」の主人公・ネロのような姿。

『働かざるもの喰うべからず』じゃないんだけど、若いお嬢さんなのに、
『働くことは大事なこと』というのがあって。

･･･面白いでしょう？悲しいわけでもないのに何故涙が出てくるのかなって思うでしょう？
魂からなんです。不思議でしょう？魂が思い出してしまうんです」

*****
須藤元気さんの回。
覚え書き程度にまとめていたオーラの泉の日記を、より詳しく書くようになったのは
須藤さんのお話を聞いたことがきっかけ。

ご出演されたときは、まだ最後の試合を行われる前。
この番組を拝見していていたため、その後のご活動の流れも
よりクリアに伝わってくるように拝見させていただいています。

国「守護霊のイメージはありますか？」
須「間接的にコミュニケーションを取っています。
手紙を書いて机に入れておくと３日以内に答えをくれる。
電車の中吊り広告や次に聴く音楽の歌詞などに。」

国「中吊り広告に答えが出るんですか？」
須「出るんです。見るべきところに見えるというか。
たまたまはないですからね、全て必然ですから。」

３年ほど前からシンクロニシティが増え、全てが繋がっていることを実感し始めたとのこと。
須「仏陀も対面向席五百生（たいめんどうせきごひゃくしょう）といって、
今こうやって向い合っているということは、前世で５００回は共にしているっていう。
これはたまたまじゃないぞって、体感してわかってきて。」
国「そうなんですか・・・。」
太一くん、唖然茫然といった感じで須藤さんを見つめます。

須「そうなると、人生すべて自分の責任になるから良いことも悪いことも
全て受け入れられるんで、生きやすいですよ。」

☆対面同席五百生・・・一時でも対面した者は過去生で
五百回以上の時を共に過ごしているということ。

シンクロニシティは、「偶然の一致は単なる偶然ではない」というユングの心理学用語。
（ユングもヨガを習い、夢の中の方が本心がわかるということを知り、研究をしていますね。）

須「誰かに連絡しようとしたら、電話があったとか。多いときは日に４、５回。」
美「受信機の性能がよくなるわけ。その人がこちらに用事があると思うと、
須藤さんの受信機にぱっとキャッチされるわけ。」
国「電話をかける前に、その人が感情を持った時点で、受信するってことですね。」

須「自然と同調して生活すると、シンクロとか多くなります。
波に乗っているときは、思ったことがすぐ現実化したりとか、流れが良くなりますね。」
美「例えば、解決すべき問題を考えていて、その答えがふっと電車の広告に、
その言葉がぱっと浮き出てくるわけ。普通のことが書いてあるんだけど、
一番必要な答えが浮き出てくるわけ。それがシンクロ。
重なりあうの、自分の求めたものと、与えられたものが。
そういったものがいっぱい出てくるってこと。」

須「誰に対しても、神様なり、守護霊が答えをあげてるんです。
それを受け止めるだけなんですよ。みんな見ようとしないから見えないのであって
意識すれば答えてくれます。」

*****
昨年、中学生、高校生が自ら命を絶つという悲しみの報道が相次いでいた時、
その真っ只中に放送された堀ちえみさんの回。
当時は深夜帯の放送だったため、見逃されたり、子供と観たいと思われた方も多かったようで
再放送や、もっと早い時間での放送を望む声も高かったと思われます。

お子さまが５人いらっしゃる堀ちえみさんは、輪廻転生へのご質問もされました。
堀「最近、自殺が多いですよね、中学生、高校生の。
遺書とかも公開されたりしてるじゃないですか。その中に
『また今度生まれ変わったら、お父さんとお母さんの子供に生まれ変わってきたいです』
ということを書いてあったりするんですけど、それって、
『死んでも生まれ変わってこれるんだよ』ということを子供に教えていいのかと
すごく悩むんです。」

美「そこをね、二人で話していたの。誤解してるんですよ。
『また生まれ変われば、素敵な人生に生まれるから、生まれ変わればいいじゃん。』

生まれ変わることができればいいわよ。
でも、生まれ変わるには手続きもあるし、資格もいるし、チャンスがものすごくないんですよ。
だから、やっと生まれてくるわけなの。そう簡単に生まれ変わってこれるものじゃない。

生まれ変わりを誤解してもらっては困るのは、例えば学校でいうと、一年生、二年生、三年生。
二年生の勉強ができなくて、単位が取れなかったら、落第して留年になって、
もう一年やり直さなくてはいけないの。
それと同じで、いくら死んで痛い思いをしても、骨折り損のくたびれもうけで、
また生まれ変わったときは、同じ人生を歩むのよ。」

江「だから、最後まで生きた方がいいよ、生き抜いた方がいいよって、言っているんです。
自殺で楽になると思っている人、大間違い。
自殺したら、逆にその苦しみから離れられなくなるし
仮に生まれるチャンスを得たとしても
０歳から同じことを経験しなくてはいけないんです。
そこをクリアして、初めて次なる人生。
それだったら道にへばりついてでも地をはってでも生き抜いた方が
新しい生が待っているわけなんですよ」

美「釈迦もキリストも、あらゆる宗教が自殺を禁じているのは、
『自殺しても無駄なこと、何の得にもならないんだよ』ということを言っているわけ。
宗教の戒律的に言っているのではなくて『お前さんが損するんだよ』ということなの。」

国「今のいじめって、『死んで楽になる』って考えている人が多いじゃないですか。
それはいじめられているとき、本当に辛いと思うんですよね、その子たちというのは。
相当、増えてきていますし・・・。」
江「でもね、国分さん、その気持ちもわかるんだけど、わかっていただきたいのは、
『いじめは今日始まったこと』ではなくて、
もともと大人の社会がいじめ社会だということに気が付かないと。

ニュースを見ていても『子供のことで、子供のことで』と言うでしょう？
子供のことではなくて、お前たちがいじめをしているじゃないか！

大人の社会が、子供をうつしている」

美「大奥とか、江戸時代の昔からいじめはあったけれど、それを最小限に留めていたのは
『恥』を教えていたの。
『いじめる人間というのは、人間の中でも最下等の卑劣で、卑しくて、みっともなくて、
恥知らずなんだよ。お前さんは恥知らずの人間になっていいのか』

いかにみっともないことかということ。いま使われなくなった言葉は
『恥を知れ』『あなたは恥を知らないの？』
親がそれを教えたのだけれど、いまはそれを教えないのよ。
だから恥知らずばかりになってしまうの。」

江「美輪さんがいつもおっしゃるように、いじめという言葉をなくした方がいいですよね。」
美「いじめというのは犯罪なんですよ。『あの学校でいじめが行われた』と言ったらまるで、
『子供のいじめくらいいいじゃない』と軽く考える。それを止める。

やっていることは恐喝、脅迫、傷害、殺人なんですよ。
『あの学校で犯罪が行われた。恐喝だから、暴行傷害だから警察に行く』
犯罪であって、いじめという言葉を使わないこと。」
堀「そうですよ。いじめという言葉自体が、あまりにも簡単過ぎますよね。」

江「いま、現代人が失ったものというのは
『目に見えないもの』に対する敬い（うやまい）、畏れ（おそれ）です。昔は
『後ろめたい』『罰が当たる』『お天道様に顔向けができない』という感覚があったんです。
要するに『誰かが見ている』。
誰もいなくても、自分がそこで何かをしようとしたとき、誰かが見ているという感覚があって
自分で軌道修正できたんですよ。犯罪があっても必ず言われるのは
『成績のいい子だったのに』『近所でも評判のいい子だった』

では、いい子がなぜそういうことを起こすかというと、
『自分に点数をつける人』『この人の前ではこういうことをすると得という人』の前では
いい子をしていて、見ていない所では、何をしてもいい。

『目に見えることだけしか秤（はかり）にしていない』証（あかし）であって。
だからこういう番組を通して
『あなたのしていることは、あなただけがわかっているのではない。
みんなが見ているんだ。』
『人間なんかちっぽけな存在なんだ。すべて自分に返ってくる』ということ。」

美「江原さんがおっしゃった言葉を短く言うと『天知る、地知る、我知る』。
『お前が一番、その恥を知っているだろう。』
『恥ずかしいことをしていると知っているあなたがいるんでしょ。』
『天は見ているよ。お前さんがお前さんを見ているよ。』ということなの。」

国「僕も最近『誰も見ていないからいいや』という気持ちがあったような気がするんですよ。
いま醒めましたね。」

美「どこの家庭も親ですよ。親は人間の先輩なんだから
『大人になったらこういう人間にならなくては駄目ですよ』という見本の
男の見本、女の見本が、お父さん、お母さんなんですよ。
『末はこうなりなさい』というお手本がいればいいですよ。
お手本がメチャクチャだったら、家じゅうメチャクチャになっちゃう。
いま一番必要なのは、こういう話をすることなの」

堀「子供たちが、ちゃんと育ちたくても育ってゆけないと思うんですよ。
もう大人も危機感を持たないといけないなって…」
美「人間が育ってゆくのに、水や空気や食料も必要だけれど
それよりも何よりも、一番必要なのは愛情なんですよ。子供の頃からずーっとね。

愛が、水や空気や食料と同じくらい必要なもの、母性、父性というものが
必要なものなんですよ。いくら両親がいても、母性愛、父性愛がないと
本当に栄養失調になるんですよ。
そういう点で、子供さん方は、何がなくても、例えば貧しくたって、なにをしたって
大きな母性愛がそれに代わるものになるから。子供さん方も幸せ」

***

星に願いを。
どうか皆さまのよき祈りが聞き届けられますように。

これまでの「オーラの泉の日記」リンク、よろしかったらどうぞ。

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