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今年もこの文言を書く時期となりました。「今年最後の」12月の肉眼で楽しめる天体イベント情報です。↑まずは5日は月と金星が接近します(18時の図)。上の図のように月の大きさの10倍程度の接近ですが、金星は星空では一番明るく輝いている星ですので実際の空で見上げて頂くと目立って見れる事と思います。↑8日は月と土星が大接近をして、さらに月が土星を隠す土星食と言うものが起こります(18時の図)。8日は月を見ればそのすぐ近くで1等級の明るい星が輝いているように見れると思いますが、それが土星になります。↑土星は18時28分(新潟時間)に月に隠れ始めます。↑そして18時52分(新潟時間)に土星が月から出てきます。土星の輪が見れるくらいの倍率(100倍以上)が出せる望遠鏡で見ているとさらに面白く見れるものと思います。土星食が見れなくても月と明るい星の大接近として見ることが出来そうですので、8日は月を見上げてみてください。↑14日には月がプレアデス星団(すばる)を覆い隠す現象があります(2時30分の図)。2時半に向かって月がすばるに近づいてゆきます。↑そして4時には月がすばるの上を通過します。尚、この現象は13日の夕ご飯を食べた後の、日を跨いだ14日の2時過ぎとなりますのでご注意ください。↑18日は月と火星が接近して昇ってきます(19時30分の図)。火星は-1等級と明るくなっていますので、赤い星と月とのコントラストは面白く見れるものと思います。月ですが、1日が新月(夜空に月が出ない日)、9日が上弦の月(これから満月になる半月)、15日が満月で、23日が下弦の月(これから細くなってゆく半月)となり、31日にもう一度新月になります。流星群ですが、12月は注目したいものが1つと、気に止めておきたいものが2つあります。まずは3大流星群の1つのふたご座流星群ですが、今年は14日の10時がピークと予想されております。流星群とはピーク日の前後2~3日は結構流れ星が見れるものですが、1日だけ観測をされるとしたら、13日の早朝(12日の夕ご飯を食べた後の日を跨いだ日の出前)か14日の夜に観測されると良いかと思います。ふたご座流星群は管理人の経験上3大流星群の中でも一番多くの流れ星が流れるという印象なのですが、今年に関しては13日、14日とも明るい月が出ていますので流れ星の観測の条件としては良くありません。ですがそれでもいくつかの流れ星は見れると思いますので、当日は充分な暖かい格好をされて流れ星を探してみてください。他の2つの流星群は、まずは5日の9時がピーク予想のほうおう座流星群というものがあります。ほうおう座は12月の上旬であれば19時ころに南の空にちょこっと姿を現すくらいの南半球の星座なのですが、これまで1時間辺り100~300個もの流れ星が流れたこともある流星群になります。ただし最近はあまり流れないようで幻の流星群とも呼ばれているようです。5日前後は月が昇ってくる時間も遅く流れ星の観測の条件としては良いですので、見れたらラッキー♪くらいの心構えで星空を眺めていると流れ星が見れるかも知れません。もう1つは今年は22日の19時がピークと予想されているこぐま座流星群になります。こぐま座は北極星のある星座ですので北を見ていれば流れ星が見れるかも知れませんが、こちらは多くても1時間に10個程度の流星群と考えられています。ただし毎年その年最後のイベントとして紹介していますし、今年は月の無い最良の条件ですのでこちらも星空を見上げていれば流れ星が見れるかも知れません。今年も無事毎月天体情報を発信することが出来ました。今年は10月に大彗星となった紫金山・アトラス彗星が話題となりましたが、来年は一体どんな天体現象が見れるでしょうか。2025年も天体情報を発信してゆく予定であり、これをご覧になられた方が少しでも天体に興味を持っていただけるようになればと思います。まずは今年もあと1ヶ月、夜の寒さも厳しくなってきますが安全に星空を楽しまれてくださいね。
2024/12/02
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先週のブログにて、1台の車のタイヤはギリギリまで夏タイヤで走ると書いておりましたが、いやぁ~ビビリましたよ。土曜の帰りにいつも通っている峠道を越えたらその山頂付近は真っ白(゜o゜)。天気予報では雪マークは無く、気温は5度でしたがどちらかといえば暖かい雨が降っていたので雪はあり得ないと思っていたのですが、平場と高いところでは全然違うんですね、やっぱり。峠の麓では雪のゆの字も無かったのですが、中腹辺りは白くなっていて今年初めて雪を見たぞ♪…と思いながら標高を上げていったら道の両脇(タイヤで踏まないところ)は真っ白になっていて、パッと見た所では10cmくらい積もっているように感じました。前述のように天気は雨で車が走った後には雪も積っていなかったので夏タイヤのまま進みましたが、少しでも道路が白くなっているようであればUターンも覚悟しておりました。結局は無事峠も越えられましたが、峠道を下った先(豪雪地域)の家の屋根には雪が持っていました。 今朝の当地の週間天気予報では週末に雪マークがついていましたが気温の予報を見ると週末までは雪は降らなそう。でも今回雪は降らないと思っていたところに真っ白になっていたので、万が一を考えてこれにてタイヤを換えてしまいました(-.-)。↑その峠道の麓付近の今朝の様子。道路上にはタイヤで踏まれなかった雪が残っていますが、土曜はこの道には雪が積もっていて夏タイヤでは走れなかったものと思います。写真を良く見ると雪がヘッドライトの光に照らされていることが判ると思いますし、写真ではわかりづらいですが街灯の明かりもついているので、実際はまだ暗い時に写してあります。この雪さえ踏まなければ夏タイヤでも走れましたが、でもスタッドレスだと走っていて妙な安心感がありました。↑朝焼けの中を走っていましたが、道中であまりにも朝焼けがきれいでしたので途中で車を停めて写真を写してきました。少し待っていれば水面に朝焼けが映り込んだ景色も写せたのですが、出勤前では時間に余裕も無く、車を停めた所から写しただけでまたハンドルを握りました。天気予報では当地の晴れは今日のみで、明日から当分お日様は見れなそう(-.-)。当地にはついに冬がやってきました。
2024/12/02
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