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「文鳥キック」するニチィ 日中3時間ほどカゴに入れて放っておいたが、特に問題はなかった。おとなしく、巣を壊すなどの行為に及んでいたようだ。ブランコの鈴は、気に入りらしいので、どんぐりタイプに取り替えておいた。明日は、朝からカゴに移そうかと思う。 昨夜までは、夜の放鳥時間の半ば過ぎ、20時頃には飼い主のもとにやって来て、手のひらに潜り込んで眠ってしまったが、今日はずっとあちらこちらに飛び回っていた。・・・ああ、かくして手を離れていってしまうのか。寂しいものだ(まだ差し餌せてくれるからいいか・・・)。
2012年01月31日
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念入りに羽づくろい中のニチィ 午前中の差し餌を終え、正午近くまで遊んだ後、ニチィ用のカゴに入れた。 カゴは、普通のもので、青菜以外のエサと水、ツボ巣、ブランコ、粟穂、さらに牧草の入ったマス箱、そしてカバー付き20W保温電球が設置してある。そこで2時間ほど、ツボ巣で遊んだりブランコに乗ったり、ずいぶんと冷静に過ごしていたようだ。 その後、差し餌をし、小鉢の温水で水浴びをし、しばらく遊んでから、フゴに入れて育雛箱へ。夜の放鳥時間までそのまま。 明日は、もう少し長くカゴで生活させようと思う。このまま、スムーズにカゴ生活へ移行してくれるのではないかと思う。今回も、手が掛からなかった。やはり、賢いのだろう。
2012年01月30日
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アトにブランコを追い立てられたニチィ ニチィは、無茶な遊び方をせずおとなしいが(今のところ)、飼い主に対しては「グチュ・グチュ」「キューン・キューン」などと、ひっきり無しに鳴く。そして、「グチュ・グチュ」は、ぐぜりにつながるのでは?とオスかと思い、「キューン・キューン」の甘え声は、むしろメスでは、と、飼い主を悩ましてくれるのである。 今日は、ブランコの楽しさに目覚めたようだ。いろいろ「試乗」し始めたが、まるでオトナ気ない文鳥たちに邪魔されていた。めげずに、がんばってもらいたい。
2012年01月29日
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カナリアシードをつつくニチィ ニチィは、いろいろなものに興味を示し、行動範囲も広くなってきている。今日は、カナリアシードの殻剥きに成功し、ブランコにも乗れるようになった。 やたら寒い日が続くので、日中、「育雛箱」生活からカゴ生活に移行させるのをためらってしまうが、少しずつ慣れさせていこうと思う。 なお、ニチィがツボ巣類を探検する際の、障害となっているのはシンさんだ。彼は「住宅展示場」の箱巣2個と、その近辺にあるツボ巣1個、キノコ型の巣1個を自分の別荘と思っているので、恋愛対象外の黒クチバシが近づくと、やたらと怒って追い払う。ニチィがメスで、理想の外見に成長したらどうするつもりなのだろう。・・・その折には、「住宅展示場」に招待するのだろうな。今日も無意味に忙しいシンさん
2012年01月28日
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豪快に初水浴びするニチィ 司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』を読了した。おもしろかった。 しかし、当然史実ではない。司馬さんの歴史へのアプローチは、あくまでも小説家としてのもので、学問的では有り得ない。学問的ではなく、一般的な感覚を持つ自分自身の歴史解釈を行うべく努力され、また、同様に一般人に読ませるための便宜としての意味もあり、善悪の2元論的になっている。つまり、愚劣な人と司馬さんが解釈した人物に対しては、どこまでも否定する方向性で、資史料を扱ってしまい、その自覚も感じられない。資史料とし資史料の間隙、小説や劇作的には登場人物のセリフは、作者が創作しなければならず、資史料の解釈が異なれば、まったく別なセリフでその間隙を埋めることができ、人物像も180度違ってくるはずである。つまり、それ(小説)は史実ではない。 司馬さんは、大日本帝国の参謀本部が編纂した戦史を、事実に対する価値判断を行わない無味乾燥の紙クズのように仰っている。しかし、学問として歴史をかじった者にしてみれば、無味乾燥の事実を羅列した記録というのが事実なら、むしろ史料として一級の価値のある存在と言わねばならない。個人の主観を交えて、事実の取捨選択を行なったり、事実に価値判断を加えたり、事実と事実の間隙を編者の価値判断で埋めたようなものは、歴史学においては、大きな誤解を招く危険なものと認識して、注意深く扱わなければならないのである。 私個人は、当該時期について門外漢なので、独自に資料に基づいて細かな批判は出来ない。その点、年明けに取り寄せて読んだ、昨年末に出版された『坂の上の雲5つの疑問』という一般向けの本が、実に勉強になったので、お薦めしたい↓。この本では、旅順要塞攻略の際の第三軍参謀長伊地知幸介が有能であった面や、総参謀長の児島源太郎が、天才軍師めいた存在とは言い切れない面が明らかにされている。資史料の冷静な分析による結果なので、司馬さんの解釈による人物造型よりも、私には首肯できた。 個人的には、NHKのドラマを観て、「伊地知さんがかわいそう」と思ったわけだが、旅順攻略で多数の死者が出たのを作戦指導の稚拙の結果とは言えず、伊地知は有能なエリート軍事官僚であり、かつ薩摩閥に属するために妬みも多く受ける存在であったという前提で、この人物を捉えたらどうなるだろう?司馬さんとは違ってくるのではなかろうか。長州閥や閥外の同期のライバルの証言など、客観的なものと請け合えるものではない。むしろ、「坂の上の雲」を目指して強烈な郷党意識を持った連中が、ライバル心をむきだしにしてつばざりあっている時代であり、特に閉鎖的な軍事エリートでは、内部で陰湿な足の引っ張り合いが激烈だったのは容易に想像がつくものと思う。悪口の類は、客観的な証言として信用出来ないのである。 旅順要塞陥落後、伊地知は第三軍参謀長の任を解かれた件にしても、むしろ中国東北部で優勢なロシア軍に対し、「撃ちてし止まん」と猪突猛進が求められる野戦の指揮官には適していないと見なされた結果のように、私には思われる。有能無能ではなく、向き不向きで、智将より勇将・猛将が望まれた結果のような気がする。そして、物量的な不利を持ちながら、「撃ちてし止まん」で何とかロシア軍を北に押し込むことに成功したのが、後々の病根になったようにも思われる。ろくに砲弾を用意せず、兵にがむしゃらな前進を強制する、まさに太平洋戦争の原型のような気がするのだ。 司馬さんの憎むべき対象は、砲弾の不足を訴える伊地知とは別にあったのではなかろうか。そのように思った。 それはさておき、ニチィ。 午前中の水の交換時、おとなたちをカゴに帰した後、隣の部屋に迷い込んでいて少しパニックになったが、その際あびたホコリが気になったのか、落ち着くと、水浴びを始めた。 他の文鳥たちに混じって、ずいぶん飛び回るようにもなっている。日一日と成長し頼もしい。 【送料無料】坂の上の雲5つの疑問
2012年01月27日
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拾い食いを始めたニチィ ニチィは孵化35日目。体重は26gと安定。 母のトミは35日目から、昼間のカゴ生活を開始している。ニチィも、明日には始めることになるかもしれない。この頃になると、狭くて暗い育雛室に閉じ込められるのを嫌がり、人の気配を感じると「ピィヤッ!」と、かなり耳障りに鳴くようになることが多いものだが、ニチィは「グチュ~、キュ~ン!」と鼻を鳴らすというか喉を鳴らす。その音は、わりに控えめなので、もう少しこのままでも良さそうにも思える。 まるで水に興味を示さないのも、ニチィの珍しい点と言える。早ければ、もう水浴びを始める時期だが、水浴びどころか水を飲まない。給餌スポイト(『育て親』)からなら吸うのだが、小鉢の水は無視だ。 どう変わるのか。それとも、このままおとなしやかに成長してくれるのか、興味深い。
2012年01月26日
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煮干をかじる二チィ 賢く慎重でありながら物怖じしないニチィ、放鳥時間、ようやくテーブルに降り立ち、転がっていた煮干の欠片をかじった。 そうしていると、他「文」の食べるものを何でも欲しがるさもしい連中(特に実母のトミ)が集まり、正真正銘に年端もいかないニチィにちょっかいを出し始め、ついには、上に乗る横着者まで現れた↓。誰かと思えば、もうすぐ7歳、最長老のハルだ。自分の孫に対して、ずいぶんと乱暴なジジイだ(父方の祖父で母方の祖父の祖父の祖父・・・。系図を見てもわけが分からない・・・)。 ハルより半年ほど若いキューは(ニチィにとっては祖母の祖父の父)、飛翔能力が落ちてしまい、カゴから出てくるのも億劫そうで、帰る時は、飼い主をにらんで送迎させるようになってしまったが、ハルは衰え知らずだ。元気で長生き、老いても長生き、してもらいたいものだ。後ろにいるのは母トミ
2012年01月25日
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ツボ巣で送迎を待つニチィ ニチィは、やはりオスではあるまいか。孵化33日目、体重26gは、我が家のオスとしては小柄だ。性格は、あくまでも今のところおとなしい。不良のおとな文鳥たちの暴翔行為を目にしても、落ち着いており、無茶な飛び方をしないどころか、人間から離れず、腕や手の上で高速羽ばたきをして、飛んだ気分になるだけで済ませてしまう。 ・・・賢いメスの性質のような気がするが、サカ坊を婿にするためメスをより希望している飼い主は、希望とは逆のオスとして見ようと、頑張っている。何となくオス的に思える点としては、チュクチュクチュクチュクと、鼻声のようなものを、やたらと発するところだ。これは、小さい頃からのニチィの癖だが、さえずりにつながるものかもしれない。・・・しかし、ニチィほどではないが、グチュグチュやかましいので、オスだと思ったらメスだったこともあった気がするなぁ。孵化一ヶ月を経過した頃になると、突発的にぐぜりのはしり、と言えるような喉を鳴らす音をもらすオスがいるのだが、ニチィの場合はずっとそうなので、区別がつきそうもない。 長らく悩むことになりそうだ。
2012年01月24日
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ツボ巣破壊に興味をもったニチィ 手の上で猛烈に羽ばたくものの、無茶な飛び方をせず、頭上のツボ巣に送ってやると、黙々と破壊に勤しみつつ、手が迎えに行くまで移動しない。おとな文鳥たちを見ても、特に騒ぐことはなく、黙って様子を見るばかり。ニチィは、今のところ、軽躁なところがなく冷静な文鳥と言えるだろう。ウチの子は賢い、のである。 おとな文鳥たちは、一部というか一羽(マナツ)をのぞいて、ヒナに関心がなく、まったく無視している。ただ、ケコは、手のひらを独占し寝入っているヒナに対し、やや嫉妬を帯びた冷たい視線を向けているようには感じられた。ニチィがオスなら、仲良くしてもらいたいのだが、またもや無理なのだろう。期待しないことにする。
2012年01月23日
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翼伸ばし中のニチィ ニチィは、まだ積極的に飛び回らないものの、周囲のものに興味を示すようになった。夜の放鳥時、飼い主の気配に気づき、育雛室で鳴くので、めくるめくオトナ文鳥たちの狂宴を見学させたが、さすがに手のひらから動かず、オトナ文鳥が近づくと、潜り込むようにして逃げるだけであった。 真冬なので、あと数日は育雛室、その後、日中はカゴ夜は育雛室、の生活となると思う。今回も順調で何よりだ。
2012年01月22日
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初フライトに成功したニチィ君 江戸の昔から商売上手な成田さんの横浜別院、その境内に七福神が安置されているとは知らなかった。なるほど7箇所めぐって歩かずに済むな。 私は「野毛のお不動様」の境内をお邪魔したことは無いが(乳幼児期にお参りしている可能性はある)、サイトのお守り案内ページを拝見すると、七福神ストラップがある。ペット用のお守りまであった。こういうものを用意してくれるのが、あの系列のお寺さんの良いところだが、さらに文鳥的な鳥型お守りも作ってくれたら、必ずやお不動さんにもご挨拶に伺うものを、と少し残念に思う。 以前にも触れたが、文鳥の縁起物といったら、東京都江東区の亀戸天神の鷽鈴と、台東区の小野照崎神社の絵馬が挙げられる。亀戸の土鈴は、ウソという野鳥のはずだが、どう見ても文鳥だ。江戸後期の町人が、すでに飼い鳥としてポピュラーな文鳥をモデルにして作ったものと、私は確信している。小野照崎の絵馬の絵柄、筆に乗っているのは百パーセント文鳥だが、その由緒はわからない。白文鳥ではないところに、亀戸同様に江戸町人文化の気配を感じるのだが、果たしてどうだろう(どちらも江戸の下町に所在する神社)。 さて、ニチィ。 朝から、「羽伸ばし・翼伸ばし、羽ばたき・羽ばたき」と準備体操が激しかったので、飛ぶだろうと思っていたら、午後の差し餌時間に、腕に乗せて遊んでいる時に飛んだ。初めは飼い主の顔を目指して飛び、次は上昇して暖簾に止まった。 孵化30日目。少し遅いが、標準の範囲であった。 もうしばらくしたら、日中はカゴでの生活だ。とりあえず、サカ坊の隣に置く予定なので、メスならサカと仲良くなってもらい、オスなら追い掛け回して不思議なさえずりの真似をしてくれたら、と思っている。
2012年01月21日
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目付きも怪しくなってきたニチィ このブログ、特に文鳥については公開日記の位置づけなので、質問することがあれば、文鳥団地の掲示板へGO!である。が、そもそも質問などしないに越したことはなく(わからないままで済ませるという意味ではなく、自分で調べてよくよく考えてからの質問でないと身につかないという、高校教師の説教的意味合い)、そもそもパスポートを所持したことすらない人間に、外国のことを尋ねるのは無茶のようにも思われる。とりあえずリンク先でもある『Wild Java Sparrow of Hawaii』さんをご参照されることを、お薦めしたい。 ハワイには行けそうもないが、七福神めぐりなら可能かもしれない。全国的に七福神巡りが存在し、東京谷中の七福神は知っていたが、横浜のそれはよく知らなかった。この際、『全国の七福神めぐりガイド』さんを見たら、いろいろあるので驚いた。距離的に一番近い磯子七福神の宝船は、なかなか気が利いているではないか。3時間もあれば余裕で回れそうなので、気に留めておこうと思う。 さて、ニチィ。体重は26gで変わらないが、俄然活動的になった。羽ばたくようになり、目付きも「やる気」のあるものになった。それでも手のひらから離れようとしない甘えん坊ではあるが・・・、何かの拍子に、明日にも飛ぶかもしれない。 飛べば、いろいろ遊びを覚え、水浴びをし、いろいろをかじり、食べ、羽が生え変わり・・・、まだまだ目まぐるしく変わっていくのだなぁ。文鳥の育雛は、何度経験してもおもしろい。
2012年01月20日
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飛ぶ意志がないニチィ 午後の差し餌終了後、今更ながら、「関東のお伊勢さま」、「横浜総鎮守」とされる伊勢山皇大神宮へ初詣に行ってきた。この辺りのアップダウンを意識して、その行程を書くなら以下のとおりだ。 久保山の頂上(海抜約50m、以下「海抜」と「約」省く)を出発し、緩やかな下り「稜線」を進み、陸橋の霞橋を渡って向かいの「山」の霞橋郵便局(30m)でお金を引き出そうと思ったら、珍しくATMに人が並んでいたので通り過ぎ、「稜線」を緩やかに上り、一本松小学校(40m)を過ぎ、やや下ってから階段を上って野毛山(50m)に達する。動物園前から急坂を下って横浜中央図書館を過ぎ交差点(15m)から左折して上り、右手の急坂を上りきると伊勢山皇太神宮(40m)に到着する。 帽子をとって賽銭箱に小銭を放り込み参拝(私の場合は挨拶なので願い事なし)、その後社務所のアルバイト巫女に、2年前の縁起物を渡し、千円もするお守りを3体頂戴し、200円のおみくじを引いて、中身を見ずにポケットに放り込んで、初詣終了。 ついでに帰りのアップダウンも書くと、境内を下って横浜戸部郵便局(20m)でお金を引き出し、さらに坂道をのんびり下って藤棚商店街(5m)を歩いて行き、八百屋で奇跡的に安い小松菜1束100円と小さく軽いが150円のキャベツを買い、上りに転じ、墓場を突っ切って山頂に戻った。 おみくじは、めでたく大吉であった。おみくじに付いてくるおまけの縁起物は銭亀であった。もうかりそうで、実に結構であった。 さて、ニチィ。今日も26g。相変わらず、飛ぶ気配は全くない。指にのせ、軽く腕を上下させてみても、翼を広げて羽ばたこうとしない。 このまましばらく飛ばずに握り文鳥状態でいてくれるのも良いかもしれない。まずは、キューの32日目という記録を目指してもらいたいと思う。
2012年01月19日
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都知事の石原閣下と作家の田中さんが、芥川賞をめぐって話題になっている。年齢の差こそあれ、古より大概は「小心」である文士たちのじゃれ合いに過ぎず、放っておけば良いことだが、あえてどちらが恥ずかしいかと言えば、イシハラさんだろう。 どういったものであれ、賞を授与する側は、受賞者を称えるのが礼儀以前の常識であり、ケチをつけるなら授与しなければ良い。授与を決めた選考者に名を連ねておきながら、選考した結果をけなすなど、まるで理屈に合わず、むしろ自己否定でしかない。「何を選考したんだあんたは?」、と言われるだけなのである。つまり、都知事としての記者会見中、「自分の人生を反映したリアリティーがない。馬鹿みたいな作品ばっかりだよ、今度は」などと、選考員会の会合でのみ許される内容を公言されているのは(朝日新聞)、ご自分の立場をわきまえない愚かな所業以外の何ものでもない。 この際、発言を全面撤回して謝罪するような日本的な潔さを、礼儀をわきまえない現在の日本人に示してもらいたいところだが、往古の美徳を賛美する年寄りほど、実践が伴わないのが、古今東西を通じた真理であり、元々が、徳なく打たれ弱いエリートボンチの威張りん坊と評される人物に、それを期待しても酷であろう。せいぜい「もう辞める。全然刺激にならないから」と、子供じみた捨て台詞を交えつつも、お辞めになることを良しとすべきかと思える。 なお、タナカさん曰く「いまあの人おじいちゃん新党を作ろうとしてるんでしょ」とは(記者との応答内容)、衆議院の解散気配に反応した黄昏だか立ち枯れだかの面々と、時代遅れの郵政亀あたりの行動であろうか。文学オタクの酔っ払いの戯言に便乗するのも癪だが、確かにああいった日本的な潔さの欠片も持たない年寄り連中を見ると、今の日本人にダメな点があるなら、原因はこの人らの影響ではないかと思えてしまう。戦後、尊敬に値するお仕事をされた立派な方々は、既に亡いか、分を心得た控えめな発言をされるので目立たないだけに相違ない。ご老人たちの、ほんの一握りの不覚仁のこととは言えども、老残とは見苦しい限りだ。
2012年01月19日
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手の中が好きなニチィ ニチィは今日も26g。飛ぶどころか、フゴの中で羽ばたき練習をする様子もなく、実に静か。差し餌の際も手の中を動こうとしない。 賢くおとなしく、おしとやかな女の子だろう、などと思っていると、たいてい外れる。キューの時に、似てきているような気がする。 なお、ヒナに給餌することを、サシエと言うのだが、私は差し餌と書く事にしている。『差』ではなく『挿』の字を用いる人も多いが、これは同義の漢字なのでどちらでも良いかと思える。 ただ、挿し絵というものが存在し、個人的には『挿』だとそちらを連想するので、エサを雛様に差し上げているというニュアンスを含め、『差』しか使わない。
2012年01月18日
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おとなしいニチィ 阪神・淡路大震災から今日で17年ですか。寒い朝に火事がそこらじゅうで発生して、都市型の災害の恐ろしさを、思い知らされましたが、教訓として生かしきれていない面を、東日本大震災を経験した今、行政のレベルでも改めて見直してもらいたいところではあります。 さて、ニチィは今日も26g。あまり動き回らず、静かにしていて、羽ばたくこともなかった。 我が家での、初フライトの最短は孵化27日目、最長は32日目で、多くは29日目だが、ニチィは奥手の部類になるかもしれない。 なお、32日目にようやく飛んだのはキューだ。大器晩成と言えよう。【蛇足】 デジカメ、PowerShotSX210は遠く、と言っても2メートル先の文鳥をズームアップして大きく撮るのには良いのだが、近接(マクロ)でフラッシュ撮影すると、発光量過多になる。カメラ任せにすると、夜の室内でもフラッシュ無しで済まされることが多くなり、くっきりした画像にならず、動かれるとブレてしまう。この機種は、調光範囲が75cm以上となっているので、1メートルほど離れたところからズーム撮影するか、発光量の設定を下げないと、マクロのフラッシュは無謀なのだろ。しかし、いちいち設定を変えるのは面倒なので、ヒナの撮影には予備のIXY820用いることにした(12、13日。なお、こちらの機種の調光範囲は30cm以上)。たぶんキャノン的と言えるくっきりメリハリ画像が撮れて良いのだが(少し赤みが強い)、14日気まぐれで起きるレンズ不良が回復せず、思わず床に叩きつけそうになった。 いつ動かなくなるかわからない状態では、予備としても心もとないので、15日、別に買っておくことにした(16日には機嫌が治ったようで、レンズ不良を起こさず撮影できた・・・)。初めから予備機なので、バッテリーの互換性は気にせず、安いこと。調光範囲が30cm程度でマクロフラッシュ撮影が問題なさそうなこと。と思ってソフマップの中古を見比べ、『PowerShot A3100 IS』になった。フジでもニコンでもリコーでもペンタックスでもその他でも良かったのだが、またキャノンだ。 今日届いたので、いろいろ試していた↑。新品でも型落ちで1万円以下で売っていることもある安価なデジカメだが↓、機能的に特別なものはないだけに、使いやすいようには思える。使用しないのももったいないので、普段は、家の年寄りにでも貸してやろうと思う。【即納】Canon製■PowerShot A3100 IS■ブルー■1210万画素■未開封【あす楽対応_関東/北陸/甲信越/東海/関西/中国/四国】
2012年01月17日
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左奥に夜這い準備中のシンさん シンさんはようやくタネの住むカゴが、勝手知ったる他ニンの家であることを悟り、のぞき込んで盛んに偵察していた。やはり、夜這いを目論んでいるものと思われる。 ニチィは、とてもよく食べたが体重は変わらず26g。後退りでずいぶん動き回るようになり、前進も覚えつつある。ほっぺたを撫ぜるとと喜び、何もしないでいると、クチュ・クチュと文句を言う。明日から羽ばたき、飛行準備に入るのではないかと思われる。 飛ぶのは、早ければ明後日か。しかし、フゴの外では手のひらの上にいるだけなので(寒い日が続いているため)、飛行準備の自主トレ期間には数日を要するかもしれない。賢いはずなので、初フライトで無茶飛びをして危ない目に合うことはないと思うが、明日からは少し用心しようと思う。
2012年01月16日
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孵化24日目のニチィ ぐっすり眠ってだいぶ良くなったが、朝ごはんなど食べる気にはならない。横浜銘菓ありあけのハーバーが1個あったので、それを食べて風邪薬を飲んでおく。昼は、食欲が戻ってきているように思えたが、無理せず、コージーコーナーの甘菓子と牛乳だけにして風邪薬を飲む。テレビをつけたら、大阪の橋下市長が北海道大学の山口教授と、罵り合いを展開しており(橋下さんが圧倒的に優勢)、双方ともに微笑ましかった。 それにしても、やたらと甘いものが転がっている。正月に親類からチョコレートやら何やらお年賀で頂き持て余しているのだが、さらに『ハーバー』を親類の内祝いで、コージーコーナーを隣家が工事をするご挨拶で頂いたのであった。ダイエット中の人がいたら、気が狂うのではないかと思う。 冷蔵庫の余りものを片付ける必要から、夜はチャーハン。と言っても、油っこいともたれそうなので、少量をスープに浸して食べた。ムカツキ感はなく、夜の放鳥時には気分爽快になっており、時代考証的に不可思議な大河ドラマと、考えれば当たり前なだけの原発汚染のNHK特集を、ごく淡々と見ることが出来た。ようやく本復と言えよう。めでたし、めでたし。 ニチィは食欲が増進して26g。この辺で一進一退となるのだろうか。 そろそろ落ち着かずにウロウロし始め、さらに羽ばたき始め、一週間とたたずに飛んでしまうはずだ。毎度のことながら、早いなぁ。もっとゆっくり成長してくれても良いものを、と思ってしまう。
2012年01月15日
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孵化23日目のニチィ 鼻風邪がほぼ収束したと思ったら、胸焼けして少々だるくなり微熱もありそうだ。おそらく、軽度のノロウィルスにでも感染させられたものなので(重度だとブログどころではない)、明日には治ってしまうと思われるが、今年は困ったものだなぁ。 何だかウィルスに好かれてしまった飼い主に影響されず、食欲のあるニチィだが、体重は1グラム減って25gとなった。これは、誤差範囲だろう。ただ、あまり大きくはならない気配ではある。 となると、総じて見れば軽量なメスなのか。23日目に1グラム減って25gになる成長曲線は、シューと一致しているが・・・。さて、どうなることか。
2012年01月14日
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変な趣味は持って欲しくないニチィ 内閣改造。ヤマオカ、イチカワ、ヒラオカ、ナカガワの3氏は、そもそもこの方々を大臣にするのが間違いで、それもそれぞれ最も避けてもらいたい分野の担当にしてしまったため、即、ボロが出た。レンホウ氏は、震災の際に無能をさらけ出し(省エネ担当という立場を忘れ、石原都知事とゴチャゴチャやっていただけ)、人気も無くなっているのに今頃になって気づき、お払い箱か・・・。 誰に変わっても前任者よりマシに思えるが、それにしても、タナカ氏が防衛大臣というのは・・・。あの女房にやり込められ続けて、それでも耐えられた資質、その打たれ勁さが(たんに『M』体質なのかと)、沖縄基地問題に有効という判断であろうか?自衛官の息子である総理大臣閣下にしては、何とも薄ら寒い人選ではある。 そうは言っても、せっかく大臣閣下になられたのだから、それぞれの方々には、良い方に大きく化けてもらいたいものだ(ほとんど絶望的だとは思っている)。 『M』とはなんぞや、と善男善女にはわからないかもしれない。Mはマゾの頭文字で、マゾはマゾヒズムのことである。マゾヒズムとは、精神的、もしくは肉体的な苦痛を与えられることを喜ぶ性癖のことで、難しく言えば被虐性愛、簡単に言うなら変な人のことだ。最近は、マゾっ子とか男ならM男と呼ばれたりするらしく、そのような言葉が一般化している以上、結構そういった人は多いと見なければなるまい。 先ほど調べて知ったのだが、マゾという言葉は、ザッヘル・マゾッホと言うオーストリアの小説家に由来するそうだ。反対語のサド(『S』)の方は、やはり小説家のサド侯爵に由来するのは知っていたが、いずれにせよ小説家とは困ったものだ。 それはともあれ、我が家のマゾっ子と言えばシンさんだ。ただ、彼の被虐心を満足させる者が現れない。以前、マキに対してしたように、タネが抱卵中に夜這いをすれば、障害沙汰にもなるかと思うが、今はそれをしない。かえってタネがシンさんのカゴに侵入し、エサを盗み食いするので、無茶なことをしなくとも気が済んでしまうのかもしれない。好きな相手が、自分の存在を無視して自分の家のものを食べて去っていくのを黙って見送る・・・。肉体的な苦痛より、精神的な苦痛を求める、といったところか。文鳥ながら、奥義を極めている感がある。 なお、ニチィは、増減なく26gであった。成長曲線としては、キューより異母兄弟のマナツに似て、安定するのかもしれない。
2012年01月13日
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毎日1グラムずつ増加中のニチィ きっちりした性格なのか、性格とは無関係なのか、とにかく1グラムずつ増えている。 過去の事例を見ると、19日目24g、20日目25g、21日目26g、とこの3日間は、キューと同じだ。キュー場合は、22日目に28gに増加するのだが、ニチィはどうだろう。何とはなしの予想としては、明日も1グラム増えて27gとなり、そこから増減なしに移行する、だが、案外増加し続けるかもしれない。 今のところ、性格はおとなしく、全身真っ黒で頭の形が良く、少し垂れ目で、やっぱりかわいらしい。オスかメスかはまるで見当がつかない。どうだろう?四分六でオスかなぁ。
2012年01月12日
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孵化20日目のヒナ(ニチィ) 今日は25g。1日にきっちり1グラムずつ増えている。 1羽での差し餌なので、エサを欲しがり「ゲコ・ゲコ!」と鳴くことはなく、とても静かだ。『育て親』(育雛スポイト)でクチバシをつつくと、気のない様子でのんびり口を開けて食べるのみ。兄弟姉妹と競い合って、『育て親』を飲み込まんばかりに食いついてくる、あの手応えはない。 しかし、のんびりながらしっかり量は食べており、アワ玉が一部未消化の状態で排泄されている。こういうのを見ると、慣れない人は心配してしまうが、食欲があり、まして体重が増えている場合は、心配無用だ。飼い主による差し餌の量は、親鳥よりも多くなるのが常で、必要以上の分は未消化な形で排泄されることも多いのだ。 不安な場合は、アワ玉を少し砕いて用いれば目立たなくなるが、たんに視覚的に気づかなくなるだけで、余剰が未消化になるのは変わらないはずである。さらに、パウダーフードを与えたところで、必要以上は未消化で排泄される以外にない。 「フンに注目!」と、それが一番の注目点のように言っている人もいるが、判断できかねる初心者にそのようなアドバイスするのは、問題が多いと思う。熱心な人ほど、すべて異常に見えてしまい、判断を誤ることが多すぎるのだ。ヒナの場合なら、まず、食欲。そして体重変化。それで、異常があれば、副次的にフンにも留意する、といった優先順位が正しいものと思う。間違えないでもらいたいところだ。
2012年01月11日
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「天下国家のために」、日々ご活動になっているとオザワ氏は、中選挙区時代は10ヶ月前に被災された岩手県沿岸地域も含む選挙民の支持で、議員バッジを付ける身分になったらしい。以来営々と40有余年にわたる議員生活で、数多の不動産を有し、4億もの金銭を手元に置かれるに至った、とご本人が言われている(現金で4億超!1万円札に聖徳太子がどれほど混ざっていたのか、気になる)。 「天下国家のために」私財をなげうち政治活動に励む政治家を、「井戸塀政治家」と呼んだと仄聞するが、今の政治屋は、どういったわけか歳費や印税をちょこまかと貯め込み、不動産を買う際にヒョイと出したわけだ。たいしたものではないか。さすが大物は違う。この話を聞いて、憂国の大政治家とみなせる人間は、冷静な判断能力を持たない信者か、直接的な受益者以外には考えられないのではなかろうか。 否、そうしたごく一部の変わった人たちの期待に応えるためにも、今こそ、傷つき苦しむ郷土のために(生まれも育ちも東京の人間には、たんなる踏み台としての「地元」に過ぎないので、選挙区外になれば隣接地域でも「アウトオブ眼中!」なのか・・・)、手元にある潤沢な資金を生かすに相違ない。例えば、議員を辞職して、高田松原の復興に尽力すれば、私利私欲ではなく天下国家のための吝嗇であったことを、天下万民は知るはずで、政治屋との悪評は払拭され、百年後にも顕彰されることだろう。・・・なされよ。 さて、数日前に、横浜の市民団体が、被災地のガレキ処理を横浜市なり神奈川県なりが受け入れるのに反対したとのニュースがあり、全国的に我が住む町の名を貶めてくれた。『Hamaosen対策協議会』という名称だそうだが、失礼ながら、放射能汚染よりこうした存在の方が、よほど有害だと私には思えてしまう。市民、県民の諸賢はどのようにお考えだろうか?何でも、子供を抱いた女性(横浜市在住)が廊下中に響き渡る声で「がれきを受け入れたら私たちの家族は神奈川県から出て行きますからね」と叫んだそうだが(記事)、正直に言えば、さっさとどこなと出ていってもらいたいと、生まれも育ちも横浜の人間としては、申し上げたいところだ。 何を心配しているのか?もし、産業廃棄物による重金属やアスベストによる健康被害を心配しているのなら、あの無分別状態では心配しても当然だと思える。何しろ一切合財津波でさらわれたのだ。問題性の多い物質が濃厚に蓄積されている箇所が無いとは言えない。しかし、彼らは放射能だけを心配しており、曰く「1キロあたり100ベクレル以下」でも「安全か疑念が残る」から嫌なのだそうだ。しかし、東北地方で津波被害を受けた岩手県の中部以北より、神奈川県は距離的に事故原発に近く、後述するように当時の気象条件により、距離的には近い北側よりも、放射性物質が多く降り注いでしまっているはずである。つまり、より安全地域のガレキに付着した放射性物質を怖がるなら、さっさと箱根の山を越えて遁走する以外にない。「1キロあたり100ベクレル」程度の場所なら、ピンスポットとしてなら神奈川なり横浜のそこら中にあるはずなので、そうしたの地域に住みながら、放射能汚染という意味ではよほど安全と考えるしかない地域のガレキを忌避するなど、まるでおかしな話と言わねばならない。無知蒙昧な妄想で金切り声を上げるなど、哀れであり滑稽であり、迷惑千万で目障りなだけだと、横浜市民の一人としては思うのである。 言うまでもなく、「東北」を放射能と結びつけるなど、まるで科学的ではない。東北地方はとてもとてもとても広く、事故が起きたのは、関東地方に隣接する東北地方の南部なのが事実なので、関東人が「東北」を危険視するなど、お笑い種でしかない。奇妙ではた迷惑な妄想を膨らませる暇があるなら、お子様への教育の意味でも、まずは地図くらい眺めていただきたいものである。確かに、横浜市中心部は事故原発から、250キロも離れているが、岩手県でも宮古市辺りになればより離れている。現在の空間放射線量で見ても、事故原発の北方100キロ余の宮城県仙台市のそれは、毎時0.05マイクロシ-ベルトという微量で、神奈川県でも南部の海沿いに所在する茅ヶ崎市とほぼ同じである。そのようなものは、事故前と変わらない数値で無意味だというなら、放射性セシウムの土壌汚染の観点を含め、より詳しくは、文部科学省の放射線量等分布マップを参照されると良い。差別できる相違などどこにもないのがわかるはずである。 すでに繰り返し指摘されているので、放射線汚染に過敏な人なら、耳にタコが出来ているはずだが、念のため書いておく。事故発生時、水素爆発で巻き上げられてしまった放射性物質は北に流れ、宮城県以北で降っていた雨に遮られることで、県境付近に降下して飯館村などを比較的に高レベルに汚染し、一部が奥羽山脈と阿武隈山地の間、いわゆる中通りを南下して関東地方に入り込み、やはり一部雨が降っていた千葉県と東京都の境付近に、周囲より若干高い汚染を残すことになったと、その汚染状況からも推察されている。距離と汚染度は比例するわけではなく、津波の被害を顕著に受けた宮城県や岩手県沿岸部、つまり大量に発生したガレキの処理に困っている地域の放射能汚染の程度は、関東地方並みかそれ以下なのは、明白な事実なのである。高田松原の被災松の時と同様で、心配する理由が分からず、その程度で心配する者が、いまだにそこに住んでいることは、理解不能と言わねばならない。 さて、事故原発から250キロ、放射能の汚染レベルなら、おそらく宮城県仙台市とさほど変わらないはずの、神奈川県横浜市に住む私は、もちろん何とか言う市民団体のような「安全か疑念が残る」場合は排除する、といったメンタリティの持ち合わせはない。持ち合わせがあれば、とっくの昔に黙って横浜から退去している。 まるで気にせず生活しているわけだが、最近の変化と言えば、コシヒカリを食べる機会が増えたことが挙げられよう。普通は食べない。なぜなら、モチモチ感が強いコシヒカリより比較的にパサパサしたご飯が好きで、そちらの方が総じて安いからだ。お米を研ぐのが面倒なので無洗米。従って、生協の宅配では、コシヒカリ以外の比較的安い無洗米を選んで買うことになる。産地は選ばない。ところが、最近コシヒカリが安かったので(5キロ2000円未満)、茨城県、続いて福島県会津産のお米を注文して食べることになった。 いつもより、10パーセントは安いように思えるが、それがなぜかと考えた時、放射能汚染への根拠のない心配以外の理由が思いつかない。生協が、神経質なくらいに調べて、放射性物質が未検出であっても、買い控える人がかなりいるということで、そう思い当たれば、コシヒカリを普段食べなくとも、是非とも食べねばなるまい。値崩れが過ぎれば、生産者の生活は破綻するのである。そう思いつつも、九州のお米を選ぶなどという真似は出来ないし、その必要性は欠片も感じられない。 心配は当然だとしても、心配して検査をした結果未検出とされるものを忌避する、その根拠はどこにあるのだろうか?少しでも危険性があるものを遠ざける?自分は良いが子供が心配?だから、検査をするし、未検出とされているのではないか。何のために検査をしていると思っているのだろうか。 科学的な心配なら科学的に解消されねばならず、思い込みの心配なら気の済む程度の地域に遁走しなければ解消されようもない。被災地域やより汚染度の高い地域のことを思うなら、無根拠なレッテルを貼らずにその産品を受け入れるのが当たり前で、そうでなければ絆だの同胞だのとは、口が裂けても言えまい。排除ではなく、許容を前提にした考えが重要であり、そういった、おそらく人間としてあるべき姿を、子供に示せるのは親であり大人であろう。心したいものである。
2012年01月11日
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羽が生えそろってきたニチィ ニチィ、24g。急激には増えず、ジワジワと大きくなるタイプかもしれない。 さて、南関東は雨がまるで降らず、空気はカラカラに乾燥している。育雛での湿度はどのくらいが適当か?人間並みで良いだろう。数字にすれば50~60パーセント程度。 70~80パーセントにすべきだとする人がいるようで、以前、どうしても80パーセントを維持できない、と、すでに羽ばたけるヒナの飼い主から相談されたことがある。だが、それは孵化1週間程度のヒナに対する保湿の必要性を、無批判に全体のものとした意見で、はっきり言えばおかしい。孵化2週間も過ぎれば、親鳥も24時間お腹の下にヒナを抱え込んでいない。その頃になれば、皮膚そのものが乾燥に強くなっているし、それを保護する羽毛も生えてきているので、必要ないのだ(親鳥にしてみれば、たんに暑苦しい)。 人為的な無理を重ねて、超多湿にしてして、羽毛が湿るようなら、かえって健康を害する。さらに、高温でもあるはずなので、カビの発生しやすい環境となるため、よほど清潔を保たなければ危険とも言える。乾燥もよくないが、ほどほど、が肝心なのである。
2012年01月10日
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フゴに入れられると落ち着かないニチィ ニチィは前代未聞にかわいい。このイガイガの小生物の何がかわいいのか、手のひらで持ってみたことのない人間にはわかるまいが、それはもう「ヤバイ」のである。いい加減あきても良さそうなものだが、一羽っ子政策のため育雛が頻繁でないためか、毎度毎度、「今までで一番かわいい」と思える。 その手のひらで眠りたがるニチィは、23gになった。モリモリ食べて大きくなるつもりなのか、わりあい小柄なのか、どちらにせよ楽しみなことだ。
2012年01月09日
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パンパンに食べ動き回るニチィ 「めぇ~~ぐぅるー」チハルさんの地域的な人気に拠っている政党は、『新党網走番外地』がふさわしい顔ぶれになってしまった。一方、民主党から逃げ出した人たちの方は、小物ぞろいの意味で「キッズな」と自らを卑下されたのだろうか。民主党というの絆を断ち切って分派したのは、あのマニフェストを守りたいためだそうなので、むしろ『マニフェス党』とした方が、ふさわしかったように思うが、如何か? 今年は総選挙だろうか。そうならなければ、今年の年末は、さらに5人ずつの議員がいろいろ出現して、笑わせてくれるのではなかろうか。自分たちの歳費が最も無駄遣いになっていることにさえ気づかない連中が、一般国民に支持されるなどと寝とぼけて。 風邪の余韻で(鼻風邪状態)、余計なことが頭に浮かんでしまうが、それより、ニチィ。 よく食べ、パンパンに食べ、22g。順調と言える。この調子で、1日1.5gずつ増えて、最終的には27g程度の均整のとれた文鳥になるのではないかと、予想している。 なお、人間である飼い主風邪は、文鳥には感染しない。お互い生物種としての位置が遠いので、病原菌が共通しない。生物が多様に進化したのは、同じ病気で全滅しないため、とも言え、遠い種類では共通感染症は極めて少ないのである。 また、病原菌の方も、それぞれの生物種に合わせて進化し棲み分け、それぞれの生物種専用になることが多い。 従って、飼い主の鼻風邪は、文鳥たちには無関係で、今日も盛大に水浴びをしてくれた。喜ぶべし。
2012年01月08日
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就寝前にうろつきまわる孵化16日目のニチィ 予定通り午前中に引き継ぐ。 そのうは空っぽで体重18g。両親は、給餌の面で不熱心だったようだ。巣を汚しエサをせがむ謎の生物がいなくなり、ノコリとトミはホッとしているようだった。 空腹のため、初回から差し餌をよく食べ、食後は一気に20gになった。最終の差し餌を終えた段階でも、ギリギリ20gであった。 8代目以降の記録では、最軽量がキューの19g。続いてハル・デコ・ノコリの21gとなっている。つまり、14代目ニチィは2番目に軽い。しかし、父のノコリや祖父のハルも軽かったので、小さく生まれて大きく育つ系統と見なせ、心配は無用だろう。 さて、クチバシの両端にある白いものについてだ。ちょうど、ネット飼育本でなんと表現すべきか考え込んでいたのだ。 ひと昔前だろうか、ネット上で馬蹄斑(ばていはん)と呼ぶ人がいるのを見かけ、何となくそれが正式名称なのかと思った。しかし、最近は使わないようにしている。もしかしたら、大昔からそのように表現する人が、一部にいたのかもしれないが、おそらく学術的なものではないと気づいたのだ。そもそも、鳥の種類によっては、馬蹄、U字やΩ(オメガ)を横にしたのとは違う形なので、ヒナの口角を馬蹄斑と呼称することはできず、口角の突縁部とか突起物とかそういった感じに表現する以外にないのである。 別段、学術的にも用いられるような正式名称である必要はないが、現代の文鳥愛好者が、「バテイ」と聞いて、馬蹄、と分かるだろうか?個人的には、なるほど馬の蹄鉄の形だとピンとくるが(アメフトのコルツというチームのロゴが印象的)、より自然発生的な表現として目にする、「ヒナのゴムパッキン!」の方がわかりやすいと思える。そこで、やはり「口角パッキン」と呼ぶことにした(ゴムではないので、存在する場所を冠する)。 もちろん、パッキンは密閉のための詰め物のことなので、意味合いとしてはおかしくなる。細長いゴムパッキンの質感を類推させるにしても、パッキンの形状や材質は、本来さまざまなのだ。それでも、口角パッキンとして良いのか?なぜだ、なぜなんだ!と、問い詰められたらどうしようかと、適当な理屈を考えて煩悶し、そして、得た結論は以下である。 ヒナの口角のそれは、口を大きく開くためのもので、詰め物ではない・・・が、口がパッカ~ンと開くためのものなので、パッキ~ンでも良い。 語感勝負の力業である。文句あるまい。
2012年01月07日
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孵化15日目の「ニチィ」 「ニチィ」、ようやく顔がしっかり見えた。アイリングがしっかりしているので、・・・やっぱりオスかな。 いつもは16日目の夜の放鳥時だが、今回は午前中に観察する習慣になっていたので、その際に引き継いでしまう予定だ。 3、4日前まで綺麗だった箱巣内は、食欲旺盛なヒナの盛大なものによって、かなり汚れてきている。い草を用い、なかなか頑張って作られた巣だったが、撤去、交換しようと思う。
2012年01月06日
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孵化14日目のヒナ(「ニチィ」) 「ニチィ」大きくなっている。明後日には、問題なく、引き継ぐことになりそうだ。 体格は中くらいだろうか。羽は白いものが見当たらず真っ黒。鳴き声はチッチと澄んでいて可愛げだ。・・・メスかなぁ。メスなら、サカ坊というお婿さん候補がいて、好都合なのだが。・・・と考えているので、オスだな。 おとな文鳥たちには、シン、サカの2羽のオス、、ミナ、ケコの2羽のメスがいるのだが、カップルが成立する兆しはなく、無理強いしても、うまくいきそうな組み合わせがない。シンさんは、変態紳士として独身でいたほうが、健康上良さそうだ。サカ坊は、まあ、更生中。ミナはシンに興味有りげだが、残念ながらシンの方は「アウトオブ眼中」。ケコは、飼い主との同居を夢見て産卵中。・・・うまくいかないものだ。4羽とも、「ウチの子」ではないのに、実に好き放題ではないか。 変化があるのか、このまま何となく4羽とも独身貴族で有り続けるのか、「ニチィ」はどのように絡んでくるのか、今年もいろいろなのだろう。
2012年01月05日
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孵化13日目のヒナ(「ニチィ」) 試した結果は、最低25.6℃、最高28.7℃であった。設定が少し低めに思えるが(温度の測定場所により誤差があり、サーモスタットの目盛りは目安にしかならない)、床暖房併用なので、この程度で問題ないだろう。 また、今日は快晴だったので、フゴ・交換用箱巣・皿巣にオレンジXをスプレーして天日干しにした。 エサは、市販のアワ玉におやつの湯漬エサ用に使用しているパウダーフード(黒瀬『手のりヒナ鳥のごはん』+現代製薬『ヒナフトール』+NPF『ミルワームパウダー』)にボレー粉の微粉末を加え、それと小松菜・豆苗ペーストを加えたものにする予定。つまり、事前にはボレー粉を用意するだけだ。ミルワームパウダーが加わっている点が、前回までになかった点だが(いつもなら煮干の粉)、必要性を感じてそうしているわけではなく、開封したのでなるべく使わねばならず、親鳥たちが食べていて、特に問題なさそうなので、そうするに過ぎない。 いつでも引き受けられるが、親鳥のノコリ・トミに疲れた様子はまったくないので、やはり7日まで任せておくしかない。ただ、箱巣に入るとエサをねだられるので、夫婦で箱巣の外で憩う時間が増えているように見受けられる。あと数日、食欲の塊を相手に、さらなる奮闘を期待している。
2012年01月04日
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孵化12日目のヒナ(「ニチィ」) おかげさまで、体調はかなり回復した。テッシュペーパーの消費ペースも極端に減っている。明日には正常に復するものと期待している。「バカは風邪ひいたことすら気づかない」とされるが、今回久しぶりに半ば寝込み、とりあえずその手のバカにはまだ成り得ていないのが判明してしまった。喜ぶべきか悲しむべきかは、微妙だ。 「ニチィ」は順調で、午前中にはすでに開眼していた。 7日に引き継ぐので、その準備を始める。まず育雛場所を整備し、保温器具類を設置し、温度設定の調整。↓の環境では、温度調節器の目盛り「30」あたりで、28℃上下1.5℃くらいになりそうなので、一晩試してみることにする。 育雛箱は、何度も使用している木箱を改良したものだが、くたびれているので、アルミテープやすきまテープなどで改修して断熱性を高めた。しかし、13Wの小さな上部ヒーター(暖突S)では、真冬に28℃を保つのは難しいかもしれない。もっとも、フゴの下に45℃で発熱している5Wパネルヒーターを敷いているので、このままでも凍えることはないと思う。もし、明日、温度計の最低温度が25℃を下回っていれば、熱源の強化を考えたい。
2012年01月03日
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孵化11日目のヒナ(「ニチィ」) 鼻風邪。昼に『パブロンS錠』を飲んで少し眠ったら、だるさがいくぶん和らいだ。安上がりな体質といえよう。 風邪薬と言えば、思い出すのが中学生の頃の友人トーゴー君だ。大学生の時に道端で出くわし、まとわりつかれ、喫茶店でコーヒーを飲み、薬局に付き合わされ、彼が液状風邪薬『某』を買ってきて(当然、対面販売ですよ)、自販機でココアか何かをおごらされ(なぜ彼の要求に従順だったのか、今考えると不可思議だが、昔から妙な奴がなおさら奇妙な様子だったので、刹那的な興味をもったのかもしれぬ)、「薬だけ飲むと胃の粘膜が~」などと語るのを聴きながら、どうするつもりか見ていたら、その風邪薬を一気飲みにしたのには驚かされた。一回1本という薬ではない。濃縮液でおチョコ1杯以下の分量を飲むものだから、1本で本来数十回分の分量のはずのものなのだ。そんなことをしていたら、胃の粘膜以前に体を損なわないはずがない(覚醒効果のある成分が入っていたようだが、現在は処方が変わったようだ)。 その後、さらにこの危険人物の自宅まで上がり込んだが、部屋が雨戸を締め切って真っ暗なのに辟易し、全部開放させた。そこで、彼得意のイラストのデッサンについてと(色物系統のアニメーターだか漫画家的な仕事をしていたらしい。彼の描いた修学旅行用の印刷物の表紙絵、金閣寺が「金隠し」【和式トイレの部分名称】になっているそれは、秀逸であった)、薬剤についてと、ナイフの扱い方についての講釈を受けた。前2つの話は記憶にないが、ナイフの方は記憶にある。護身用に持ち歩いているとかで、ゲーセン(今や斜陽のゲームセンターのこと)などでもめた際に、見せつけるのだそうだ。相手をつくようにしつつ、刃先を当てない、他愛の無い技を実演してくれるので、心して平静な顔で、「そのようなものを持っていると、殴り合いが殺し合いになりかねず、刃物があれば刃物、拳銃があれば拳銃を使いたくなるから、身に付けない方がよほど無難だ」といった、平和な日本人としてはごく常識的な意見を、全くつまらなそうな口調で言ったように思う。もちろん、聞く耳持たずで、次にはモデルガンを持ち出し、数発撃ちながら何やらしゃべっていた。 その後、順調に廃人となったか、案外に更生しているのか。消息を知りたくはないが、とりあえず大きな犯罪は起こしていないようなので、旧友としては安堵している。 閑話休題。 「ニチィ」は、明日には開眼する気配だ。なお、再三指摘することだが、開眼したからと言って、数日はほとんど見えていない。初めて見たものを親と思うのが、鳥類の刷り込み(インプリンティング)だと小耳にしていると、目が開く前に親鳥の元から引き継がなければならないと思ってしまう人がいるものだが、ごく単純な勘違いである。それは、アヒルなどの、孵化した時にすでに目が開いており、間もなくモノを判別することが出来る種類での話で、目が開くまでに10日以上必要とし、しっかり見えるまでさらに数日必要な文鳥のような生き物と混同してはならない。 文鳥の場合は、開眼後、徐々に視力が発達し、1週間程度して、ようやくはっきりものを判別できるようになる。従って、孵化14~18日目程度で引き継げば良い。より幼くよりか弱いヒナを引き継ぐのは、それでもうまくいっているベテランであっても、必然性がないのでやめるべきだろう。必然性があるとしたら、親鳥に育雛疲れが見られるケーズだが、これは孵化数を、3羽以下くらいに減らして対応することを薦めたい(有精卵の数を調節するだけのこと)。
2012年01月02日
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孵化10日目のヒナ(「ニチィ」) 昨日は早々に布団に入ったが、深くは眠れず、午前0時に汽笛やら何やらが騒々しいので一旦起き、またうつらうつらし、午前2時頃に寝入り、朝7時前に起きた時には、汗をかいており、おかげでかなり楽になったが、喉はガラガラだ。胃腸に問題はないので、雑煮とおせちを食べ、キャベツ1玉を千切りにした後、また布団に入り、3時間眠る。文鳥の水交換をし、ヒナ「ニチィ」の姿を見て、残っていたおそばを食べ、年賀状を確認し、出していない相手に返信をつくり、重装備をして近所のポストに行き、放り込んだ。13時、だいぶ体調が良くなったようで、眠くならないので、布団の中で『坂の上の雲』を読むことにする。親戚会で日本酒を飲むのも悪くないが、寝正月は良いものだ。 日本の正月はかく有りたいものと考えつつ、せっかくなので、もののはずみで買った小学生の書道セットで書き初めでもしてやろうかと思ったが、そこまで体力がなさそうなのでやめ、ひたすら『坂の上の雲』を読むことにする。日本製紙の『フローラ』というテッシュ箱を置いて、チンチン鼻をかみつつ読み進んでいくと、14時30分頃に、かなり長く揺れる地震があったので、文鳥たちのもとに行き、「やあ、やあ、諸君、ゴメンゴメン」と言っておく。嘘も方便である。暗くなり、第2巻をようよう読了したので、元旦でも何にも変わらないニュースバードを見ながら、餅を焼いて食べる。 年末年始も休みのないキャスターのお嬢さんたちが伝えてくれるニュースを耳にしつつ、考えたのは私的なことであった。・・・テッシュペーパーをネットスーパーで買わねばならぬ。『パブロンゴールド』(風邪薬の商品名)も欲しいが、現在対面販売に限られネット販売できないことになっている。薬に副作用があるのと、薬局で買わねばならないことに、一体どういった因果関係があるのだろう。風邪薬ごときを買う際に、販売する薬剤師なりから説明を受けることなどあるだろうか?説明しないのが現実である以上、ネットで買えたほうが便利なだけだ。近所の市販薬を売る小さな薬局など、この十年で軒並み閉店しており、今更保護する対象にもなり得ない(処方薬局のみ生き残る)。一般の利用者を面倒なだけにしてどうするのか(チェーン展開する薬局は、ネット販売も手がけられるはずなので障碍にはなるまい)。市販薬の薬害に対して必要なのは、一般的な薬にも副作用があり得るという常識を一般人が持つことと、宝くじに当たるより珍しい悲惨な副作用が生じた場合、その被害を少なくとも治療面でサポートする制度づくりであろうに(薬品販売の中途半端にすぎる資格をつくるより、製薬業界に基金を出させて制度運用する組織を作ったほうが、いずれも天下り団体の側面を持ったにせよ、一般人のためになるだろうに)。 などと書いて、ひどく鬱陶しくなったところで、これも変わらぬ夜の放鳥時間。 予想通り、ひどい鼻風邪状態になったが、文鳥たちの前でテッシュペーパーなど使えない。時折、台所の片隅で、秘かに鼻をかみつつ、時は流れる。 シンさん。少し関心を示しているミナを完全に無視し、アイを「2番手」に勝手にしながら、「本命」のタネが登場するのを待っているようであった。で、出てきたからと言って何するわけでもなく、自分のかごの近くにくればブランコに乗ってウキウキし、飛んでいけば、間をおいて追いかけるだけだ。見ていて何が楽しいのかまるでわからない。 飼い主としては、ミナと仲良くして欲しいのだが、絶望的だろう。放っておくことにする。 くたびれた。今日も早寝しよう。
2012年01月01日
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