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仕事納め。出勤している人の数が少なくて静か…淡々と一日が終わる。今日は池袋の東京芸術劇場で上演の音楽座Rカンパニーの「泣かないで」東京公演が千秋楽。忙しくて「泣かないで」の感想も書けないまま。でも、素晴らしい出来上がり。戦争の傷跡のことも忘れてはいけない出来事だけどハンセン病もそうだよ。私は思春期に観た「砂の器」が印象的なので、ちょっと舞台はライトな気もするけど、皮膚の状態を再現することが目的ではなく心の在り方がテーマだから、ミュージカルはこれでいいと思う。皆、素晴らしいけれど、トライアウトの時も心を打たれた渡辺りせさん演ずる 田口の妻。私はりせさんはスタイリッシュで、女優というより、ダンサーで、というイメージだった。良い意味で裏切られた。昭和の匂いのするお母さんを見事に演じていた。観劇後、有楽町駅で見つけたオブジェ。昨年末、夢中で観ていた音楽座の「マドモアゼルモーツァルト」ラストにふわりと落ちてくる羽根。あの羽根は白だったけど、モーツァルトのイメージカラーはブルーだからね。「わ!マドモアゼルモーツァルトだ!」隣には、ミラクルを彷彿とさせるオブジェも展示されていてその時の気分にピッタリ♪だった。テーマは"平和でありますように"一年の終わり、誰もが願うところ。今日で仕事納め。ブログにはあまり書かなかったけどたくさん人がいるから、イヤになることも多々。私は強調性がないので、人間関係に疲れることも、しょっちゅう。だけど、ノーミソのキャパが少しなので、楽しいことがあるとすぐ忘れちゃうから、お芝居も音訳も、夜を徹してのホームページアップも忙しいおかげで必要以上にクヨクヨしないですんで良かった♪けれど、お誕生日がくるたびに確実に体力は衰えたり記憶も反射神経も、その他諸々、目減りするようで去年できたことが、今年は出来なかったり、出来づらくなった。体力もさることながら、一つの出来ごとに感動してもそのことを書く暇もなく、次のことが訪れるのはなんだかもったいない気がする。準備万端整えて、じっくり臨んだり、余韻を楽しんだりひとつ、ひとつを慈しみたいと願うように変わった。新しいことに飛びつきたいのは我慢して関わることの精度をあげたいな、と切実に思った。開拓者から職人へ、スライドしたい。それが、来年の課題かな。あああ、凹んだり、悲観的になってるわけじゃないの。逆に、毎日をもっと深く楽しみたいと思っているのだ。((o(>▽
December 29, 2009
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音楽座の「泣かないで」を観に行った。音楽座Rカンパニーは、その日に出演しないキャストは、ロビーでお客様対応。入ったばかりの新人さんだけでなく、ベテランの女優さんもフツーに売り子さんをしてたりする。この日は、川邊 彩也香 (かわべ さやか) ちゃんが新規入会の方へ、CDをプレゼントしますよ、と呼びかけていたのでお疲れ様と声をかけたら、満面の笑み。チャーミングだったので写真を撮りましょうということに。お仕事中はお邪魔になるので、人が引いた時にタイミングをはかってササッと一瞬にね。「泣かないで」では裏方さんをがんばっている川邊ちゃん。私の担当さんなので、ロビーで会えるとすっごく ウレシイ。どの俳優さんも、もちろん好きだけど、担当さんになって、はじめて、ご挨拶してから すぐに私のことも覚えてくれた彼女に毎回、ロビーでお見かけするたびに親近感が増してくる感じ。遠くから稽古場までがんばって通っているんだとか覚えちゃったりしてね。ロビーキャストで他のお客様相手の時は遠目で見たり、会釈だけの時も多々。すれ違いざまに「がんばってね!」なんていうことが多いけど回を重ねるごとに成長していく姿を見かけるのは応援している者の喜びです。シミジミ…衣装の方も音楽の方もチケットセンターの方もみんな、みんなできることなら、お一人、お一人にありがとうございました!とお礼を言いたいくらいの音楽座ミュージカルなのでした。
December 28, 2009
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2009年の最後の舞台は音楽座の「泣かないで」今日も素晴らしくて充たされた気分で家路に着きました。昨日の歌舞伎座千穐楽も感動のうちに終わりましたし、どれが今年の一番だったか、なんて書けませんが…「泣かないで」の舞台の印象的なシーン。「ミラクル」クリスマスに有楽町を通ったら、観てきたばかりの「ミラクル」を見つけました。感動!「泣かないで」を観た方ならピン!とくるはず。イメージカラーはgreenですが(*^-^)また、あとでいろいろ書きたい!けれど取り急ぎ、この一枚を!頭の中は秋本みな子さんの慈愛に充ちた歌声に合わせて300人以上で一緒に歌ったクリスマスイブの「泣かないで」の大合唱が響いています。
December 27, 2009
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大掃除と年賀状書きが終わってないので 詳しく書けませんがブラボー!の十二月大歌舞伎、千穐楽アー楽しかった!結局、昼夜とも観てしまいました。橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操」教室で知り合った受講生?仲間にたくさん会いました♪(メールで後から知った人も何人もいて、ビックリ)みんなは天海祐希さんや勝次涼君を見かけたというが、私は見てなーい。千穐楽なので前田愛ちゃん、染五郎夫人、と舞台の外も華やか♪出ずっぱりの染五郎さんにゴキゲン!私は舞踊などのキレイな染様も好きですが、やっぱりあの時々ハスキーな魅力的な声でポンポンとテンポよく長セリフを聞かせてくれるとこが好き、しかも、ちょっと悪い人で母性本能くすぐるし~「りびんぐでっど」の半助は似合っていて、良いのじゃ
December 26, 2009
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4巻にダビングしたテープを3巻に入れ直していたらまだ、下手で気になる個所が出てきて、読み直したり消し残って、重複しているところが見つかったりでやり直したら、超遅くなってしまい、情けなくなりながら、ダビング終了。録音し終わったテープは、依頼されて読んだ本といっしょに音訳の利用者(依頼者)へ送付する。そしたら、無罪放免。ようやく青空が仰げる。ハレバレ!「しがみつかない生き方」は同感のところ8割で異説というか、補足したいところ(偉そうですみません)について書きたい、語りたい、が年内には書けそうもないな…香山リカさんと編集者、そして引き合いに出され、話題になった勝間さんといい勝負なくらい、この本を読み倒したもんね!この本は考えさせられる本なので、読めて良かったです。内容に反感を持っていたとしても、担当したら読むわけだから読み甲斐のある本でラッキーでした。ボロボロになった本。いっぱい書きこんで、次回の参考にすることにした。しがみつかない生き方そして新しい本を購入し、テープと同梱した。古い本は記念に自分のものにして、怠け心の戒めにしようっと。次回は、精度の高いものを、今回より早く仕上げるぞ!さんざ、やり直したら、取り説読まなくても、機械の操作マスターしちゃった。これで編集の時間が短くなったから、今度からは校正もしやすいわ。後は私の声を好きになってくれますように、と神頼み。4時間半も聞き続ける声だから、相性が合いますように。舌っ足らずで、ぼんやりした声なので心配です。ちゃんと「活字の代わり」という録音図書の使命を果たせているでしょうか。
December 25, 2009
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終わった!10月からずっと準備していたクリスマスのイベントがつつがなく終了!もちろんワタシ一人の力ではなく、とっても大勢のなんだけど(詳しくはのちほど書きますね。あるカンパニーの ある初イベントに皆さんを誘って参加しました)ワタシ的にはこの日が来るのをドキドキして待っていたのでこのイベントに参加してくださった皆様に感謝でいっぱい。不備はたくさんあったと思うけど、楽しんでくださってほんとにありがとうございました。じぇりさんは相変わらず、段取りが悪いので、何度も何度も会場を走りまわり、階段を上ったり、下りたり、バタバタしたけどそれは、「来年もみんなで集まりましょう」の言葉で消えました。帰りは手がちぎれるくらいの重たい荷物に凹みましたが、何があっても対応できるように七つ道具を用意したので(ホチキスなんて3個も入っているしね)ま、今回だけじゃなくイベントの時はいつものことではありますが…今日、初めてお会いしたばかりなのに荷物持ちを申し出てくださったり、カメラマンになってくださったりフォローをしてくださった皆様にサンタさんから素敵なプレゼントが届きますように♪お世話役はたいへんでしょうとねぎらっていただいて、ありがたいのですが、みんなが喜んでくれることを企画したり実行するのが、お芝居よりも好きかもよ。誰かのために、何かをするのがウレシイ♪だって、いつも人のお世話になってばかりだから「役にたってる」感がシアワセ!帰ってきたらクリスマスカードが届いてたけどお礼はあした、いたします。待っててね。(*^-^)今日はきっと泥のように眠るぞ。主婦業は今日はお休みでごめんなさい。明日、出かける前に主婦がんばらないと主婦クビになる~あー。それにしても、素敵なイブでした!今日、ご協力いただいた皆さま、スペシャルサンクス!
December 24, 2009
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あのゴンが戦力外なんて!と暗い気持ちでニュースを見ていたら6チームからのオファーがあって、結果、コンサドーレ札幌行きが決定!野球もそうだけど、ご縁とご恩と好きな人がいっぱいの札幌にいいことがあるのは、ウレシー!
December 23, 2009
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ススハライのために訪れた古いお屋敷。散策したら、珍しいものがたくさんあって、楽しかった♪驚いたのが、竹林。ここはほんとに東京の下町なんだろうか。しかも、私もすぐ近くを何度となく歩いたことがある場所だなんて!12月の音楽座は「泣かないで」を上演する。遠藤周作氏の原作本は時代を超えて愛されているが暗くて、重たい題材。ハンセン病の病院が舞台、しかも終戦後まもなく。小説のいたるところに「便所の匂いがする」と書かれている。回数が多いので、気になったくらいだもの。11月、恒例の「トライアウト公演」に行った。1幕、2幕が通例だが、インフルエンザによる稽古の遅れでこの日は1幕のみしか観られなかった。どんな作品として完成したんだろうと思いながら、竹林をめぐる。「泣かないで」のホームページをみると竹林の写真がある。ハンセン病患者を受け入れる病院の周りにあったことと彼岸と此岸の境目という意味から、モチーフになっているそう。竹にさわってみたら、暖かった。きっと、音楽座らいし温かい作品に会えるはず。音楽座のたまさんが「霜柱」について書いているのを読んだばかり、私も数年ぶり、数十年ぶりに霜柱に再会。ウレシイ偶然。日向では、藁の山に腰かけて、おしゃべりをしながら藁細工の材料になる太くて丈夫な藁を選ったり、ホントに江戸時代の女たちになった気分で過ごせたよ。来年は、一日休みを取って、最後までお手伝いしたいです。
December 22, 2009
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12月のお天気の良い日音訳ボランティアのメンバーが、180年前に建てられた藁ぶき屋根のお屋敷の「ススハライ」のボランティアをするということで私もお手伝いさせてもらいました。私より人生の先輩の方が多かったので重たい荷物を持つのを手伝ったくらいであとは古い藁を運んだり、雑巾バケツの水を捨てに庭まで行ったりほんの気持ちだけですが右に見える梯子で屋根裏に上ります。男性のみ。特別、屋根裏へもあがらせてもらいました。届かない遠いところはこの長い竹の先の葉で落とすんだって。屋根裏に上がった男性達がススを落とした後、しばらくはモウモウと舞い上がっているのでそれが落ち着くまでは中に入れません。女性陣は戸外へ避難して待機。広いお庭を散歩したり、日向ぼっこしたり優雅な時間を過ごせました。作業再開時には、私は出勤時間なったのでお名残り惜しいけど、さようなら。(ホントはまっすぐ会社へ行くつもりだったけど着替えてから、ね)そして想い出はちゃんと筋肉痛という形で再見! アイテテ、ではありますが、楽しかったです。ありがとうございました!
December 22, 2009
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どんなに忙しくても、この日だけは必ず、と思いながら、残業やら何やらで、危うかったけど懐かしい顔と歌声に、慣れないライブ会場にいながらもすっかり、くつろいじゃって、ああ、来てよかった!ミュージカルガラコンサートのコーラスをしたことがあった。その時の仲間たちのライブ会場に、駆けつけたの。方向音痴なので、いろんな人にたずねながら会場であるカフェにようやく、たどりついた。ミュージカル俳優さんの教えてくれるレッスン。月に2回、集まってお稽古。私に音楽座の素晴らしさを教えてくれたヤヤちゃんとハンドベルで活躍しているベルちゃんとの出会いがあった。そして、「RENT」「FAME」などを知るきっかけとなった。けれど、通いつづけるのが難しく、私は、離れてしまった。迷った日々もあったようだけど、二人は頑張って続けていたのだ。忙しいのはワタシ以上の二人なので、敬意を表する意味でもライブの日程を聞いた日から絶対に聴きに行こうと思ってたんだ。私も一緒に歌っていた歌も何曲か流れ、練習や本番でステージに立った感動、そうとまどったことも、ワクワクしたことが鮮やかによみがえった♪どの曲もうれしかったけれど、日本版RENTのメンバーであった先生が歌う「I'll cover you」には涙がでそうなくらい感動!「Seasons Of Love」はガラコンサート本番や練習で何度か聴いたことがあったけれど、この曲は初めて。RENTの登場人物も歌もみんな大好きだけど、この曲はとりわけキュンとなる曲だ。それをコリンズ本人が歌ってくれるなんて。私はすっかりエンジェルになった気分で聴きほれる♪〆は山形ユキオさんの「スーパースター」で大いに盛り上がる。ライブ終了後、私のことなんて覚えていないだろうな~と思いつつもヤヤちゃん達と先生のところにご挨拶に。そうしたら、ちゃんと覚えていてくれて、ライブの日程が決まった時に連絡しようと思っていたんだよ。招待しようと思って、などとありがたい、もったいない お言葉があって、私はひっくり返りそう。もともと先生の歌声は好きだし、レッスンはわかりやすくて歌の間のおしゃべりも巧みで、楽しみな時間だったんだしね。思わず「すぐに戻ります!」と言いそうになるくらいだった。発声練習をいつもしてくれた美人なのに気さくなピアニスト嬢も「そっち(客席)じゃないでしょ、こっち(歌う側)でしょ」といたづらっぽい目で、戻っておいでとウレシイことを言って下さる。だって~スゴイ人数いたんだよ、最初。そして、歌は好きだけど、自信があるわけじゃないから、おとなしくしてたので、気づかれていないと思ってたのだけど…ライブの後に、こんなカンゲキが待っていたなんて、。・゚゚・(>_
December 21, 2009
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このまえ、試写会に行ったのはいつだったかしら、というくらい久しぶりに試写会へ。映画自体も(シネマ歌舞伎をのぞけば)ご無沙汰ゆえさもありなん。山本耕史好きの染子さんへ彼女の同僚からのプレゼント。そして、私はありがたく御相伴にあずかったのでございます。引っ越しを控え、忙しくしているので、なかなかお目にかかれないので染子さんに会えただけでうれしいのだけど、映画については全く???原作は漫画だそうだけど、原作を知らなくても平気だよ。冒頭はちょっとショッキングだったので、私はホラー、スプラッター系苦手なので、シマッタ!と思ったけど中身はそれほど気持ち悪くなかったので、ヤレヤレ。ストーリーは、「え!そんな」というような無茶な場面が多いけど戦隊物を見ているつもりで、無邪気に楽しみましょう♪時々感じる違和感は、たぶん、この話自体が男の子が考えた、男の子にとっての理想や願望だから、だと思う。どんなに敵が強くても向かっていく主人公は、大人が観たら面映ゆいくらいのピュアさ加減です。「ワンピース」にはまった息子が観たら、喜ぶかも。でも、この子ならそうかも、と思わせてくれる爽やかな男の子(石黒英雄)とその兄役の渡辺大さんのクールなカッコよさはなかなか良かったので、乱闘シーンが嫌いな私も飽きずに観られました。吸血鬼役の山本耕史は、ここでは白塗りの色悪。相当悪い人だけど、まつ毛が長くて愛らしく、ちっとも怖そうじゃないけど^_^;「ヘドウィグ」の山本耕史に陶然とした私たちなのでこの時期に山本耕史が観られることだけで大満足♪試写会の会場の後ろは原作ファンと思われる男性が、前列には主婦層が占めていたので「アレ?」と思ったらこの日のゲストの渡辺大さん目当ての奥さま達だったの。長身も甘いマスクもそうだけど、しゃべり始めるとその話し方と声がそっくりで「お父さんに似てますね」と思わず言いたくなる渡辺謙さんの息子さん。なかなかナイスガイで、トーク終了後、ダッシュして去ったかと思ったら試写会から帰る人たちを出口でお見送り。握手までしてくれた。渡辺大さんは、本編で相当カッコイイのですが、設定上、ほとんど顔が見えないので、他の作品で活躍するところを観たいな、と思ったのが本音じゃ。1月9日から公開ですって。そうそう、出演者に興味がある方は大みそか、年越しイベントがあるそうなので、サイトを確認してみてくださいませ。※写真は試写会の会場の外と中のクリスマスツリーこの日の動画はこちら
December 20, 2009
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朝、出勤前に待ち合わせして出来上がったカセットテープと録音機材などを渡した・・・渡す予定・・・だったのだ。なのに!「ゆっくり読んじゃったせいか、4巻になっちゃいました」「あら!3巻に納めないと。4巻目はどれくらいだった?」「2ページ分とあとがきの分です」「少しずつ早めに読み直して、3巻に仕上げて」先輩は気の毒そうに私を見る。4巻目のカセットテープを必死で調達したことなど思えばちょっと泣きそうだけど「ヘタッピなので、読み直したかったところだから、ちょうどいいです」と、次の瞬間には切り替えられる思いっきりの良さは我ながらというわけで、仕事が終わったら録音し直し、再びカセットへダビングの日々だわ~。ま、いっか。読めば読むほど、うまくなる~。しがみつかない生き方
December 19, 2009
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あいマイさんのお誘いでタイムドーム明石という中央区にあるプラネタリウムに行ってきました。こんなところにプラネタリウムがあったなんてちっとも知らなかった。たぶんそれは、ワタシだけじゃないみたいで会場には空席が目立って、もったいないな~。冬の星座の紹介のあと、「銀河鉄道の夜」を。ドームになっているスクリーンの形のせいか、プラネタリウムを見せる技術なのか、詳しくはわからないけど立体感というか、臨場感があって素晴らしい映像だったのでこちらに重点を置いて、しっかり見せてほしかったな~なんて、ね。それにしても、グーンとリクライニングシートで星空を眺めるユッタリ時間がいいね~。極楽 極楽 クリスマス気分タップリの聖路加ガーデンを横目で見つつ銀座で食事をしながら、サッサさんも交えて楽しい時間を過ごしました。今頃、音楽座は「泣かないで」のゲネプロの時間。「行きたーい!」とチラッと思いはしたのだ、正直。行きたかったな~と。大好きなので。プラネタリウム誘われた時は大塚愛ちゃんの「プラネタリウム」口ずさんだりしてルンルンだったのに、後からゲネのお誘い。でも、あいマイさんとは先に約束していたから、プラネタリウムを選んだのですが、やっぱり正解!たまにしか会わないのに、本音で話が出来て濃い時間が過ごせましたから 「泣かないで」はこれから29日まで見られるけどあいマイさんと会えるのは、この日を逃したらないものね。来年も良いお付き合いができますように!ありがとう!
December 18, 2009
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ママといっしょに帰る姿を見送って、ホッ。今年最後の「おはなし会」無事終了。赤ちゃん達には初めてのクリスマスだね。写真の帽子、可愛いでしょ。今日はこれをかぶって、お話ししました。なんと、これはその朝、チョチョイノチョイと読み手の相棒のスミレさんがバンダナで作ってくれたのですが、簡単な割に効果抜群で、テーブルを飾った折り紙と共に今日の雰囲気づくりに役立ちました。 アイデアがたくさんあって、私が準備不足な時もサポートしてくださる素敵な方です。ワタシ一人では、とてもできませんでした。でも「勉強させていただきます」なんて、いたって謙虚な方。そういうひとつ、ひとつが私の方が学びたいことだわ。今日もお疲れ様、スミレさん。ありがとうございました。来月もぜひ、ぜひ
December 17, 2009
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このオープニングから、度肝を抜かれます、大江戸りびんぐでっど左は高麗屋の若旦那、右は亀蔵さん。勘三郎さんといつも一緒に出てる人。亀蔵さん、ゾンビを演ったら日本一!「くさやであるまえに おさかな なんだもの」のセリフがキマル!染五郎さんに勘三郎さんとこのファミリーが出演なので秋からずーっと待ち遠しかった!クドカン大好きな私には、この組み合わせは最高でした。賛否両論あるみたいだけど、私は何度でも観たいくらい好き。シリアスな部分と爆笑シーン、盛りだくさんな内容に初めてゆえに詰め込み過ぎという評もあったけどま、それはそれとして…くさやとして干されている染五郎さんの語りに「くさや!」と太い掛け声をかける七之助君、最高!志村けんさんばりに堂々とコメディアンの三津五郎さんとかサザエさんみたいな前髪の髷の福助さんとかね~。なにしろ、見どころありすぎ。いつもなら、クドカンワールドに合ってそうな俳優さんを選んであて書きが多いだろうに、あのスピードについていける歌舞伎役者さん達はスゴ過ぎ!!そして、橋吾さん達のダンスがいいのよ~。曲が頭から離れない歌詞はクドカン、振り付けは奥さま。いっしょに踊りたくなる~何かで読んだのですが…名題になる前の若手のお弟子さん達。いつもなら演出の方から直接稽古をつけてもらうことはないそうです。幹部の方の邪魔にならないように端にいるそうなのですが今回はダメだしもちゃんとあって、稽古をつけてもらえたらしいです。クドカンは演出家だし、劇団の座つき作家だから、役者に稽古をつけるのは当然と言えば、当然。でも、お弟子さん達はきっと嬉しかったと思うのですが、そのことを勘三郎さんが喜んでいると書いてあって(今、出典を探したけど、見当たらない^_^;)それが、また素敵だな~と、さらにシアワセになる♪な、もんで りびんぐでっど 千穐楽に観る予定なのに待ち切れず、一幕だけ、またみーちゃった!この日の幕見は、私の後3人くらいで立ち見さえもあきらめなくちゃならないくらいの大盛況だったけどこの4階席、当日並んではいれるありがたい幕見も、90席が埋まった後は、立ち見も可能な懐の広さも歌舞伎座だからだよね。今年もありがとう!歌舞伎座。
December 16, 2009
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会社で「じぇりちゃん」と呼ばれ「これね。可愛いからあげる。食べて」と言われた時には遠慮する言葉より先に、もう手の方が先に出てた。この方、いつも 珍しい 美味しいものをくれる人。私の記憶に反射神経が素直に反応してしまった!これはチョコレート。かわいい! 食べるのもったいない!でも、食べるけど…((o(>▽
December 15, 2009
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「地域学」のこと、話した先輩に頼まれたのは12月1日だからだいぶ経っちゃたんだけど、やっと更新できた!PTAの先輩たちの活動のホームページ。先日パソコンが壊れてリカバリーしたので転送ファイルもなくなり更新危なかったのだ。パソコンの中にはCドライブとDドライブという収納場所があるんだけどリカバリーはパソコンを買った当初のまっさらな状態に戻しちゃうのね。だから、Cドライブという「母屋」にしまった私の撮った思い出の写真も単語登録も跡形もなく消えたんだけど。これは例えがヘン!かもしれないけど江戸時代の火消しみたいなことで、家事を消すには家を壊さなくちゃとリカバリーを選択せざるを得ないんだよね。だけど、このホームページはワタシ個人のものではないので用心してDドライブという「離れ」に置いといたので無事でした。メモ帳に原稿を書いて、転送ファイルを使って、インターネットのサーバーに転送します。そのサーバ経由でみんなのパソコンからホームページが見られるんだよね。クリックして、他のページに飛ぶのはページを作る必要があるっていうのはなんとなく、わかるでしょ。それより面倒なのが、一見なにも変化していないように見える項目など。同じものが何枚も重なっているので、そこの部分の修正は全部のページの修正をする必要があるの。うまく説明できないし、読んでいてもつまらないので、これくらいにしましょ転送ファイルを再びインストールしたけど、なぜか更新されないそれで、レンタルサーバーのサポートセンタに連絡して教わった。そしたら、FFFTP転送ファイルのことはサポート外だとヤンワリ断られ、ここのサービスのファイルマネージャーを利用してくださいだって!その使用法を教わったら、なんとか更新できる。「私はメモ帳でホームページの原稿を作って編集してたんだけど、 VISTAになってから初めて編集しますが、メモ帳は選択できず、 ワードが出るんですけど、どうしてでしょう。」これも、パソコンの操作方法なので、サポート外だって。原因や理由を探し、対処するのはサポート外で、自分の会社のサーバーを使用するお客さんが「転送出来れば解決」それはごもっとも!ケチ~とも思うけれど、サポートセンタに勤務していた身となれば、内情がわかるだけに、それ以上聞けない。一人のお客様への対応時間は短いに越したことない。丁寧でも長くかかれば、評価は低い。つまり、苦情が出ない程度に短い対応時間を求められる。顧客満足度はどうでもいいの?のジレンマに悩んだもんね~結局はメモ帳の件は、いくつかキーワード入れてグーグルで検索したらすぐ解決!最初にホームページを作るときに、ネットの素人が無料で作るのはとっても大変だったけど、このホームページを更新するたびに知識が増えた気がする。数字アレルギー、説明書読むの大嫌い!の私がね~とシミジミ…さて、パソコンに向かって5時間とちょっとで更新がすみ、そのあと、小さい修正を何度も何度も重ねて、ようやく満足のいく出来に…「出来ました!」のメールを地域学勉強中の先輩の携帯に送ってホッとした途端、電話がなった!「メールでも良かったけど、ありがとう、お疲れ様と言いたかったの」と、今まではホームページに理解を示さなかった別の先輩からだった。「自分の気持ちや、日記をインターネット上に公開する人の気がしれない」「ホームページ、大変だったら、やめてもいいのよ」など、度重なる彼女の正直な発言にけっこう、傷ついた日々もあったのだ。あれから2年。電話をいただいたお礼を告げると「私は見ることしかできないけどね。全部のページを読んでいたのよ。いろんなところをクリックすると、そこからたくさん別のページにつながるのね。前はそのことに気づかなかったけれど、気づいて読んだら、本当にたくさん書いてくれたのね。10年も同じメンバーで活動を続けていると、ついつい忘れがちな初心や、大事なことを読みながら思い出しては想いを新たにしているのよ」そして、終わったばかりで疲れているから、また今度でいいのよと断ってから、数か所、間違ったところと不適切な表現の指摘をしてくれた。気持ちが嬉しくて、再び、自分を励まして、もう一度ファイルマネージャを出して、修正開始。「遅くに無理を言ってごめんなさい。素晴らしい文になって本当に 嬉しいです。ありがとう。これからもよろしくお願いします」意義があるから更新は続けるけど、理解されてないなと、つらい気持ちで打っていた日も、ホント言えばあった。 続けてきたから、ようやわかりあえたこと。もっと仕事ができる、役に立つ人になりたいと痛切に思ったのでした。泣いてもいいですか?
December 14, 2009
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朝、トイレで思ったのは、便座はエライネ!だって、みんなが手を添えて、そーっと閉めたりしないでしょ。バタン、バタンって閉める人、閉めること、あるよね。だけど、文句も言わず、いつもそこに居てくれるのは献身的ね。なかったら 困るもん。お相撲さんが座っても お相撲さんみたいに大きい人が座っても文句言わないよね。携帯電話もパタン、パタン 閉めるけど 壊れないよね。蝶番(ちょうつがい)丈夫だよね。開け閉め、相当の回数だけど、元気だよね。よっぽど、ひどい使い方のひとでなければ、「フタが壊れたから買い替えたんだよ」なんて聞かないよね。舗装された道から顔を出す雑草なんかは 時々ほめてもらえるけどほめられなくても、黙ってガンバル 便座達とか偉い人ヒトじゃないけど探したら いっぱい いるよねー。研究、開発した人、作ってくれた人、売ってくれた人ありがとうがいっぱいだねで、買ってくれる人がいなければ 物を提供する側も困るから買った人、使う人、いてくれて ありがとう。なんか、シアワセ。
December 13, 2009
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12日は、歌舞伎座大歌舞伎の昼の部を観た。初日からずーっと楽しみにしてた クドカン新作歌舞伎!お席は、リーズナブルで見晴らし良し!でこれは、先月お手伝いしたことのご褒美で取っていただいたので普段ならとても手に入りません!のお席。しかも染子さん、染丸さんと並んで観られたのは感慨深い。クドカンらしい展開を歌舞伎座でする。詳しく書きたいのですが、日記の更新を怠ってしまったので忘れないうちに、ヒトコト日記のつもりで書いているのでその話はいずれ、また!楽しかったことは確か!そして、もうひと方、スペシャルゲストとの座談会がまた楽しかったことはヒトコト書いておかなくちゃ!
December 12, 2009
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こどもと一緒に低予算のクリスマスの提案♪銀座4丁目の交差点、時計の和光、木村屋のパン、山野楽器のならびに、真珠のMIKIMOTO前に大きなツリーがあります。そしてそこを過ぎると教文館。4階、6階、9階。古びた趣きのあるビルの中はクリスマスでいっぱい。クリスマスグッズ売り場は、ヨーロッパから届いた降誕にちなんだ木の人形などがあって、眺めるだけでも、たっぷり時間が必要なくらい品揃えが豊富で、何万もするのは無理でも小さなオーナメントを選んで帰りたいな。特に6階のフロア全体が絵本売り場の「ナルニア国」ここで子どもと一緒に好きな絵本を選ぶのは、その時間ごとクリスマスの贈り物。特に今は、25日まで出久根育さんの原画展が開催中でこちらは必見です。特におススメ!この人の絵は原画でぜひ見ていただきたい!私も別の原画展でヒトメボレしました。新作の「十二の月たち」(森は生きている)の原画の展示と出久根さんの送ってくれたクリスマスソングやオーナメント心づくしのメッセージに触れられます。十二の月たち帰りはMIKIMOTOの大きなツリーをじっくり眺めましょ。正時ごと、つまり2時とか3時とか、ちょうどの時間にイルミの点灯の仕方が変わったり、音楽が鳴ったりします。CMのお父さんの真似して「さ、点けるよ!」と言った瞬間パッと灯ったら、子ども達に尊敬されちゃうかも。そのあと、三越の通りを日比谷方面を背にして東銀座にある歌舞伎座に向かって直進すれば、途中のフリーカフェで子どもはジュース、大人はお茶とおいしいおせんべいが食べられるし、そのあと、歌舞伎座の前で記念写真をパチリ、で無料だけど楽しいお散歩ができますよ♪手をつないでおしゃべりしながら歩くこと自体が楽しいしね。ある程度大きくなったら、子どもの友達なんかも連れてにぎやかにお出かけしたのが懐かしいな~。歩き疲れたら、松坂屋の中にあるクッキングスタジオで大人も子どもも実費のみ(500円~)でケーキが作れるお試しコースがあるから、それを利用してみるのもいいかも。こちらは予約が必要なのでホームページでよく調べてくださいね。私が作った時の日記クッキングスタジオのサイトでは、お金はかけずとも、心豊かなクリスマスが過ごせますように!
December 11, 2009
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徹夜明け、自分への「ごホウビ!」とばかり、いそいそと。大好きな役者さんが勢揃いした師走の歌舞伎座へ染高麗と孝太郎さん。そして、中村座のメンバーはなによりうれしい顔合わせ。徹夜の後なんだけど、他に来られる日はなかったし、三階の東、花道が全部見える席なんて、この上ないチケットが出てしまったら快適!ゆったり見られます。幕間にトイレに立つのもすぐ近くだし、誰の頭も邪魔にならない席!見降ろしたら、こんな感じ。舞台からは1階の前列と同じくらいの距離。そして花道が全部見えるゴキゲンな席!この席からは、真下以外は、1階から4階まで全部見えます。4階には、立ち見がいっぱい! いつもあんな遠くから観てるのね、ワタシ。ホントは橋吾さんが「しばらく、しばらく~」と花道を駆けてくる昼の部の『りびんぐでっど』の時に花道が観たかったけれど、昼の部はプラチナチケットなので、贅沢は言わないこと!(*^-^)『引窓』は観たかった作品だし、橋之助さん主演だったので、なおウレシ。6月に『双蝶々曲輪日記 角力場』(ふたつちょうちょうくるわにっき)を観た。その続編で、あの華やかだった濡髪長五郎のその後の話が興味深かったの。あの時は幸四郎さんの濡髪長五郎と吉右衛門さんの放駒長吉の兄弟の対決(共演)が見どころでした。長五郎と長吉のちょうさんが二人だから「ふたつちょうちょう」なんですって。生みの息子の長五郎は訳あって追われる身。それを義理の息子南与兵衛が捕まえれば代官として初手柄。なんて運命の皮肉、悲劇の母を右之助さんが演じてました。私は右之助さん、今まで意識してなかったけど、このお母さんは良かったな~。そして、義理の息子の嫁の扇雀さんがまた良かった。なにがって、お義母さん想いなんだもの。実の息子の長五郎を逃がそうと必死。三津五郎さんが義理の息子なんだけど、やはり義母の気持ちを汲んで濡髪長五郎を助けようと協力してくれる。その気持ちがありがたくて「自分を捕まえて手柄にしてくれ」と長五郎も義理の兄弟のお縄にかかろうとするんだよね。タイトルの『引窓』は、屋根についている灯取りの窓。夜はスライドさせて閉めます。母も、嫁も皆で窓を開けて昼を装い、なんとか逃がそうとする。なぜならば、南与兵衛の役目は夜のみ。「自分が働く時間は夜。今は昼だから捕まえないよ」三津五郎さん、名演技!いいなー、大和屋!だよな。私の席からは、その『引窓』が真上からよく見える。1階席からだとかえって見えないのにね。そして、お母さんの哀しみもよーく見える。『雪傾城』は、芝翫さんがお孫ちゃん達6人と踊ります。※追記 この時の芝翫さんは先代 芝翫さん(女方)りっぱになった勘太郎・七之助兄弟をはじめ、雪だるまの陰に隠れていて飛び出す橋之助さんちの三兄弟、めったにお目にかかれない福助さんちの児太郎君。可愛い孫と一緒に踊れる芝翫さんの幸福な気分を想うにつけ、おすそ分けしていただいたような気持ちがジワーっ。ほのぼのとした踊りですが、勘太郎君達が気絶するシーンがあって目を閉じてジッとしている二人を観ていたら気がつきました。七之助君、何気なく寝ているようで、上半身少し浮いてました。ペタンと地面に全部ついてしまうより、キレイに見えるからかしら。あれでジッとしているのは腹筋とか鍛えてないとダメでしょう。顔は優美な表情を浮かべているのに着物の下はアスリート!芝翫さんの後見の人、ステキ!と思ったら芝のぶさんでしたこの席は「せり」の中も黒衣(くろご)さんの仕事もよく見えます♪そして台本読んでカンゲキ!(そうです、先に野田さんのご本を読んでいました)シネマ歌舞伎で観てカンゲキ!だった『鼠小僧』、生で見るのをどんなに心待ちにしていたことか!初演とほぼ同じメンバーですが、前と違う個所多々、初めて歌舞伎を見る人にもわかりやすく、表現が派手になっているような…それと、当たり前と言っては当たり前かも…勘太郎・七之助兄弟が一段と上手になっていて年月を感じました。そうそう、勘太郎君は目明しの清吉、鼠小僧を追って走ります。花道をあんなに何度も全力疾走する人はかつてなかったんじゃない?陸上の選手かしらん、と思うくらい※追記 その後大河『いだてん』主演を予言していた?😊屋根の上での捕り物がみどころのひとつですが、ほんとにありがたいのは、この席は屋根の上がよく見える!勘三郎さんの汗も、岡っ引きもよく見える!稲葉幸蔵の染五郎さんは出番が少ないけど、キラキラ度最高!そして、さらに嬉しかったのは、最後のお白州の場面。黒御簾(舞台の下手にある黒い板で囲まれた小さな部屋で、舞台側の格子窓に黒い御簾(みす)がかけられているため黒御簾と呼ばれる。またの名は「下座(げざ)」)の上に大岡越前の奥方(孝太郎さん)と腰元が座る席ができていたこと。シネマ歌舞伎ではなかったと思うので、今回のためのアイデアなのだと思うのです…『CATS』だったら、グリドルボーンのピンクのお部屋のよう。なんとそれが、お向かいにあるわけなので、浅草の平成中村座、『映画 Beauty うつくしいもの(愛之助さんと共演)』以来、孝太郎さんファンでもあるのでゴキゲン!この孝太郎さんはニザ様譲りの細かな芸を見せてくれるのでいつもジッと見ちゃうのですが、この場面は特にスゴイ!大岡裁きの流れに、侍女ともども、一喜一憂するのがホント面白くて、もう孝太郎さんから目が離せません!いいなー。みどころ、満載!福助さん、亀蔵さん、彌十郎さん、それぞれの魅力を発揮して客席の人、皆楽しそうに笑っていたのがまた、ウレシ!最後は勘三郎さんの熱演に涙、涙となるのですが…あー。3階東、この席でちょうどいい演目揃いで堪能させていただきました。譲ってくださった方に深く感謝いたします。Special thanks!さよなら公演の歌舞伎座へ皆さま、ぜひぜひお出かけくださいませ。(2009年12月9日 歌舞伎座 十二月大歌舞伎 夜の部)
December 10, 2009
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「しがみつかない生き方」を読み終えたら、結局、朝が開けちゃった!今まで機械オンチをいいことに、広報や区議会だよりを読むときは、スタンバイされたところでマイクに向かって原稿を読むだけだったから楽してたのね。今回は録音機器の操作も全部一人なのに、取り扱い説明書を読まないもんだから、たぶん効率のよい編集方法に気づかず無駄に時間を費やしている気がする。深夜ゆえ、相談もできず。・゚゚・(>_
December 9, 2009
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昨年はカプちゃんと一緒に観たア・ラ・カルト。今年は白井さんと陰山さんの出演なし、実質、20周年の昨年が最後になってしまったア・ラ・カルト。クリスマスの時期の風物詩だったのに。子どもが大きくなったので家族一緒のクリスマスはなしだから二年連続、クリスマスを一緒に過ごしたカプちゃんは今年は趣味とMAGOちゃん達と過ごすので忙しいらしい。予定が合わず、淋しいけれど、今年はサッサさんが行きたいと言ってくれたので、例年通り、行ってきました。新しく生まれ変わりつつあるア・ラ・カルト。だからネーミングも「準備中」になってた。今度のパートナー達もなかなか芸達者で、楽しい、あったかい雰囲気はそのまま。もう会えないと思っていたタカハシ君がレストランを訪れて、ナツカシ、ウレシー!でも、隣にノリコさんの姿がないから、かえってさみしい。白井さん演じるノリコさんをずっと好きだったタカハシ君。男女が逆転したキャスティングの妙。お見事でした。白井晃さんの存在は大きかったのが今更ながらズキン。高泉さんの軽妙なトークも、今年はマイケルを偲んでアフロのウィッグで「ベン」とキュートな声で歌ってくれたりマダムジュジュの着物姿、セクシーなドレスと何人も演じ分けもア・ラ・カルトだな~!中西さん達のバンドのメンバーも不動。ベースマンは今年はクリスマス柄のカラフルなネクタイじゃなかった!CATSのジェニエニドッツのよう。ベースに埋もれてるみたいo(*^▽^*)o~♪上智でスペイン語を学んだ、スパニッシュ石井一孝さんは歌もおしゃべりもマスクも熱く!盛り上げてくれました。ゲストが変わると、からみ方がどんなふうに変わるか見比べたくなるね。妹は翌日の石井一孝さんの回、染子さんはお目当てのROLLYの回に観劇予定だけど、他のゲストも皆魅力的で観る日悩んだのよね。私とサッサさんは大の知寿さんファンなので、保坂知寿さんと「DUET」で共演して歌とキャラに惚れたカズさんの日でとっても楽しゅうございましたわ。「じぇりさんの斜め前に座っている人、白井晃さんに似てません?」休憩時間にサッサさんがささやいた。うーん。ジロジロ見るわけにもいかず、判明せず。ただ、終わりに丸いステージから、客席に向かってニコニコお辞儀していた高泉さん、その男性が視界にはいった途端表情がこわばり、涙が浮かんだ(ように見えた)単に終わりになるにつれ、感極まって、なのかもしれない。ちょうど白井さんに似ていねって話したばかりだったのでそう見えちゃったのかもしれないね。白井さんは年末の石丸幹二さんの作品の演出で忙しいはず。でも、気になって(励ます意味で)内緒で顔を見せたのかな~なんて話しながら帰った。お向かいのブロックの人たちなら白井さんか、そうでないかよく見えたかもね。ともあれ、高泉さんのレストランがこれから、ドンドン、年を経るとともに素晴らしい味わいのあるレストランになりますように♪
December 8, 2009
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一日予約をいれて、こもってましたがまだ、機械の操作も、使いこなせるほどではないので聴き直し、修正に手間がかかり、思ったほどはかどらず。日本人なのにしかも江戸っ子だから標準語のアクセントに苦労することなし恵まれているのにもかかわらず、だ!日本語がちゃんと話せない!舌足らず恨むぜ!丈が短い癖に丸いからよく噛む。先輩から戻ってきた「校正」の書類はA4、7枚!ほとんどが、ちょっとしたミスで、仕事の精度が低い!スキルが低いうえに、仕上げ方の雑さは人間性の問題だよなー。最後、時間との勝負で、とにかく最後までたどりつけば!みたいな粗末な読み方だったよなー。丁寧に書かれた注意を読みながら直していくけど明日までに仕上げるのには時間が足りなさすぎ…。12月までに録音し終わっているはずだったからとはいえもっと余裕のあるスケジュールを組まなくちゃと反省。そうしているうちに徹夜になり、一睡もせず会社へ。深く反省いたしております。次回、録音するものが決まったら、予定を入れるの控えます。丁寧に心をこめて、きちっと「活字」の代わりにならなくちゃ、視覚障害の利用者の方に申し訳ない。やっつけ仕事になるなら、読まない方がいい。よく寝て、規則正しい生活の中、最善の録音ができますように!音楽座ミュージカルのトライアウトに行った時に感じたました。プロのあの人たちが私たちに本番1か月前の通し稽古、(今回はダメ出しまでみせていただきましたが)見学の時、真剣に良い作品作りに取り組んでいた姿を間近で観たのに、ただ「スゴイな」で終わってしまってはもったいない!プロでさえ、あんなに必死なんだから、まして素人の私はもっと時間をかけて、じっくり取り組まなくちゃ伝わらない。仕事中、居眠りしないようにするの、シンドカッタ!もーーーー、しません。懲りました!
December 7, 2009
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2日は「十二人の怒れる男」の後に急遽「ヘドウィグ&アングリーインチ」を観ることが決まったので、Zepp Tokyoへ行ったのだけどお台場にあるらしいけど、行ったことがないと言ったら方向音痴の私を心配して「私もしばらくお台場に行ってなかったから行ってみたいです。開演までお台場でお食事しましょう」とサッサさんが申し出てくれて、Zepp Tokyoのある「東京テレポート」まで案内してくれた。お心遣い感謝ですわ!久々のビーナスフォート。どのお店にしようかな。どれもおいしそう♪目移りするけど、結局は最後に珈琲飲んで落ちつけるところになるのよね。音楽座の「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」初めて一緒に観てからいろんなお芝居一緒に観たり橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操教室」にも付き合ってくれたよね。おかげで、「野分姫」さん達とも知り合いになれたし、行けないと思っていた名古屋の平成中村座へも行けたし、いろいろな出会いにつながりました。去年の今頃は、サッサさんと出会うことになろうとは、星のかけらほども思ってなかったのにね。ご縁の不思議さに感謝しながらもピザ、パクッパスタ パクッミネストローネ パクッケーキ パクッ
December 6, 2009
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届きました!12月の歌舞伎のチケット!昼の部は、歌舞伎を観た後に「年忘れ歌舞伎座談会」と称して会食の予定。そして夜の部は千穐楽!11月は千穐楽危うく見損ねるところだったのでちょっと早いクリスマスプレゼントのようなカンジ!テレビを見ればマックカフェのCMで勢ぞろいした中村座の皆さま。「なりきり歌舞伎体操」の橋吾さんは勘三郎さんのちょうどうしろで爽やかな笑顔が見られます。そうそう。その橋吾さんは、な、な、なんと今度のクドカン作、演出の「大江戸りびんぐでっど」で「しばらく!」「しばらく!」と花道をかけてくる歌舞伎者。2009年の終わりに、豪華キャスト揃いの歌舞伎座で大抜擢なのも、うれしいニュース。赤穂浪士の討ち入りなど、事件の直後にすぐ芝居をかけた歌舞伎のあり方を意識して、ふとしたことからゾンビになった人たちを「派遣社員」にしよう!なんてクドカンには珍しく社会風刺も取り入れたそうなのですが…ニュースなどで見ると古典歌舞伎をお好きな方が眉をひそめそうな大騒ぎ!ですが、マイケルジャクソンのスリラーよろしく踊る歌舞伎役者さんのプロ意識に感動もいたします(*^-^)ニコクドカン本人はこれきり、と明言しているので、これが最後の機会でもあるので、その意味でも見る価値あり!そして、さらにカンゲキしたのはチケットに同封された十二月のチラシ。配役が入っているのですが、そこに 鶴松君の名が!勘太郎、獅童、松也と並んで鶴松昼の部の最初、「操り三番隻」。コミカルな踊りで人気が高い演目です。鶴松君、踊りも上手でした。子役じゃなくて、だんだんお兄さんの役になる鶴松君が楽しみ♪鶴松君と鼠小僧の話中村座の座談会ベテランの味も、中堅どころの活躍も、若手の魅力もぜーんぶ大好きな歌舞伎ですが、その中でもとりわけ大好きな中村座+染五郎さんが大活躍の十二月。さ、がんばって心から楽しめるように、大掃除始めなくちゃ♪
December 5, 2009
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VISTAに買い替えた時に(私はXPで良かったんだけどね(*^-^))マウスとキーボードもコードレスになって、軽いのもあって、肩コリも減って快適、快適!でも、電池が減るのよね!携帯電話で写真を撮るので(ブログ用)携帯の充電器の電池も減るわ、減るわ、ってことで、売り場で気になっていたエネループ買いました!【ポイント10倍】サンヨー 充電器セット(単3形×4本付)SANYO eneloop【税込】 N-TGN01AS [NTGN01AS]【返品種別A】(※「ポイント10倍」は[12/05am9:59まで]。エントリー要。ルール詳細は当店トップページをご参照ください)遅まきながら、エコかな。電池をポイポイ棄てる、罪悪感からの解放!楽天のポイントもたくさんつくらしいから10年以上!活躍してくれた乾燥機の買い替えと併せて注文しました!【ポイント10倍】イズミ ふとん乾燥機【税込】 FK800-D [FK800D]【返品種別A】/※ポイント10倍は 12/5am9:59迄。エントリー要ほんとうはお天気の良い日に干したフカフカのお布団が大好き!こどもの頃、取り込んだばかりでおひさまの匂いのするお布団に飛び込んだ時の感触が忘れられないけど…羽毛布団もそうだし、お布団干せる時間に在宅していないのでやっぱり必需品。スイッチも取れ、乾燥加減も著しく低下だからま、しかたないでしょ。照明器具も届いたし、掃除機もついに新しいの買いましたわ。なにかと物入りですが、ピカピカ!の新年を迎えたい!だって、年末年始だけ家族がみんな集まるんだもんね。毎年、一緒に年を越す母に、今年はほめられたいわ(*^-^)Vナマケモノの主婦はp(*^-^*)q がんばっ♪
December 4, 2009
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Zepp Tokyo も初めてなら、女装の山本耕史も初めて!最初の曲から前列の常連と思われるかたまりがワラワラと立ち上がった!ミュージカルじゃないせいか、場所柄か男性客も多いので後ろめに座った私より、さらに後ろのほうだけど、すでにテンション高い男性の声がする。が、私の前は招待客?プレス?スポンサー?まるで温度がちがう男性4、5人連れ。とてもファンとは思えぬおじ様達。冷静に舞台を観察している模様。気の毒なのは、その隣にたまたま席を取ってしまった若い女の子。はじまりと同時に立ちあがったのだけど、(山本耕史君登場の途端泣きそう)あまりの落差に、いたたまれず座っちゃったの。せめて友達の一人でもいたら、ヘドウィグの世界へ入り込めてよかったのに、かわいそうだったな~。さ、そしてこの有名だけど私は一回も観たことがなかった「ヘドウィグ&アングリーインチ」性転換手術の失敗で、女性にはなれず、男性にも戻れず、不完全になってしまったロッカーというショッキングなあらすじをちょっと見て引いてしまったため、避けていたのも確か。しかし、ご縁があるものは、あるわけで再、再演となった東京公演(再演)の初日、私はお台場の名物観覧車の下にあるZepp Tokyoにいたわけです。芝居好きの友、染子は、アングリーインチ10回は観たらしい。染子が「おススメ!」という芝居は、はずれがないので(ワタシ的にですが)かなり期待!あらすじをたどるのは割愛しちゃいますが、観終わって思うのはコージヤマモトはスゴイ俳優さんだな!と今更ながら思っちゃった次第。初演は三上博史さんだというから、わかるでしょ、雰囲気。最近、一段と視力が衰えたため、周りにそんな人いないのに(ハズカシ)オペラグラスでのぞいちゃいましたが、女装の山本耕史の姿、その派手なメイクとスタイル、ことにゴージャスすぎるウィッグ!その言動にしばし口、ポカンで!良いとか、悪いとか、気にいるとか、気にいらないとか、そういう範疇でなくホントに衝撃的で、ガガッと迫ってきたものだから。思考がとまった!篠井英介さんの女形とか、大竹しのぶさんや白石加代子さんの凄まじい演技とか、確かにウマイ!という人は今までにもいたけれど。この若さでは初めてかも。歌詞は全部英語!以前、東京グローブ座で観た「ラスト・ファイブ・イアーズ」や、DVDで観た「リンダ リンダ(ブルーハーツの曲で作られたミュージカル)」で、彼が歌は上手と知っていたけど「L5Y」はしみじみ、ま、ブルーハーツもこれほどじゃなかったね。こちらはパワフルに訴えかける曲たち。曲の間にお水を飲むときにヘビメタとパンクの違いを(パンクだったかな、記憶がアヤシイ)実演してみせてくれた。彼にお水をかけられた最前列の嬌声ったら、ホントにシアワセそうだったし、その手のライブに縁のない じぇりさん は ホホーとただ、ただ感心するばかり♪歌唱力と演技力とセクシーさを兼ね備えている点では、右に出る人、いないんじゃないか? と思ったら、トークショーでも演出のスズカツ(鈴木勝秀)さんから「歌手が主人公だけど、実は歌30分、演技60分。歌手にはこの役はできない、コージヤマモトだから」という趣旨の発言があったそう。この芝居を実現できたのは「コージヤマモト」ありき、でスズカツさんったらやたら熱く語り、コージヤマモトに相当惚れこんでいるなって感じだそうよ。原色ギンギンのビビットな世界なのに、「素」みたいな 透明な瞬間がある。時々、ヘド、時々 コージヤマモト、行ったり来たりしてる感じが見えるのもツボ!韓国でもイツァーク役を何度も演じているソムン・タクさん。ヘドの夫(と言っても女性ですが)役で、つかず、離れず、ってスタンス。彼女は存在感をオンにしたり、オフにしたりの切り替えがいいなと思ったけど声量があって歌がまた、最高!に素晴らしいのだ。そして、最後、アトムみたいになったコージヤマモト(鍛えられた美しい上半身と女装が決まるキレイな細い足!)とソムン・タクの歌が抜群!このアトムみたいな裸には意味があるけど、ネタばれになるから書かない方がいい?いつものようにイツァークが、ヘドにウィッグをかぶせようとすると、それを遮って、イツァークにウィッグをかぶせるヘド。キョトンとするイツァーク。ここは感動的なシーンだった。映画もあるらしいので くわしく見たいな。ずっとグレーっぽい地味な服だったソムン・タクさん。最後は白いドレスに着替えていた。チャーミングで実力のある彼女は、前回からのパートナー。山本耕史ファンにも受け入れられているようで、彼女の登場に拍手が大きくなると「(ぼくより拍手が)多いなんて!」といたづらっぽい顔で山本耕史がひがんだふりをし、また、ファンはキャー!カーテンコールはみんな総立ち。(前のおじ様達は根っこがはえてるけど(*^-^))くまちゃんがいーっぱい映し出されたスクリーンをバックに会場は一体!この曲名なんでしたっけ?教えて染ちゃん♪(※すぐに教えてくれてありがとう!)「SUGAR DADDY」一回目のカーテンコールのあと、帰った人もいたけど、実はそのあとねばってたファンの拍手に応えて、もう一度出てきてくれたのだ。すでにおじ様達は立ち去った後で、見通し良くなったし、みんなが盛り上がっているので、私の斜め前、くだんの女の子も嬉しそうに踊ってた♪まだ、歌い足りないでしょ、って感じで、山本耕史が「ホイットニーのやってよ」と促して、会場の万雷の拍手の中、彼女が歌ってくれたのがI Will Always Love Youのサビのところ。アカペラで、「&ア~~~~~~イ」のところから歌ってくれました。もっと聴きたい!この声、このスケールで歌えたら快感だよね。アンコールの拍手が鳴りやまないので「明日も演ってます」と手を振る山本耕史に対して「えー。明日も来るってなんでわかったんだろう」と大喜びのファンの子がかわいかったよ。RENTの大ファンをRENTヘッドと呼ぶように、ヘドウィグのほうもヘドヘッドって言うんだって。RENTと言えば、日本版RENTのマークだった山本耕史。改めてコージヤマモトのRENTを見てみたいと痛切に思った次第。公式サイト見てから行けばよかった。英語で歌われる曲の訳詞まで親切に載っていた。山本耕史インタビュー1山本耕史インタビュー2(※残念!現在はリンクなし)舞台だけでもわかった気がして見てたけど、見落としていたところ、気づかなかったところ埋まって満足したけれどもっとちゃんと観たかったな!とこういう時だけ、やたらカンペキ主義になるな~私。カレンダーはちょっと飾れない感じだったので^_^;携帯ストラップ買っちゃいました((o(>▽<)o))日曜日の「スタンディングのみ」の会に行った染子はどうしたかしら?ラスト・ファイブ・イアーズの時の山本耕史「リンダ・リンダ」で共演の松岡さんから花束「オケピ!」「新選組!」で起用してくれた三谷さんからもDecember 3, 2009
December 3, 2009
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それにしてもこの人の舞台に賭ける情熱はスゴイ!え、蜷川さんのこと?どの俳優さんのこと?っていえ、もちろん「十二人の怒れる男」の俳優さんもそうだけどそれはわが友、サッサさんのこと!「じぇりさん、追加でベンチシート出ましたよ!取りますか?」って、前売り券に一切、縁のないワタシのために好きそうな芝居をチェックしてくれるんだもの。足を向けて寝られません!そんなわけで、「十二人の怒れる男」観てきました。さすがに渋谷はキライ!迷子になるから、と言ってたワタシもシアターコクーンにだけはちゃんと行けるようになりました今回もシアターコクーンは仮設ステージ。「桜姫」の時と似ているけど、2階席もたくさんあったでしょ。つきあたり、舞台裏の席は1階の三列のみ。W席と呼ばれるその席の一番後ろが今回の私の席。ロビーに貼られた図を基にに書き込むとこんな感じ。後ろから観てもな~って普通なら思うけど、ステージの中央の大きなテーブル(緑に塗ったところ)を囲んで12人の出演者が議論を繰り広げるということは半分はこっちを向くんだから、どの席に座った人もみんなが楽しいね。四方から舞台を囲む客席は、ちょうどこの作品にピッタリ!さて、図の赤で印をつけたところが今回の私の席。仮設ステージに階段(黄色いところ)でつながった小さなステージ。そこは青いところが流しになっていて、トイレの設定。実際、俳優さんが出入りするドア(赤いところ)はどうも個室みたい。なので、トイレに行く俳優さんがすぐ隣に立って芝居する面白い場所。手の洗い方にも個性があって、なかなか楽しい。お察しの通り、8号の中井喜一さんは丁寧に指一本ずつ洗ってました。私が、こまつ座「あにおとうと」以来、リスペクトの4号辻萬長さんはずっと背中で残念ですが、「トイレに行きたくなーれ!」と背中に向かって「気」を飛ばしていたら、ついにいらっしゃいました。今回は12人も出演者がいるし、寡黙な役。されど、いぶし銀。話があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしちゃってますが^_^;オープニング、蜷川さんちにしては珍しく、舞台上は無人。まだ暗い中、登場人物である陪審員たちが聞かされるであろう心得を説明する声が流れる。そうか、これって私たちに聞かせてるんだな。日本で裁判員制度は始まったばかり、名前くらいしか知らない観客に向けての説明でもあるわけ。これを踏まえて、芝居を観るとわかりやすいし、自分が陪審員の一人になったような臨場感も味わえるから、うまくできてるね。そうして登場する十二人の男たち。1号から12号、役名もそのまま。名乗らないからわかりづらいけど、会話の中身からすると原作どおり、アメリカの設定。番号で呼びあうので黒い髪、スーツ姿の日本人が演じていてもほとんど違和感がないけど、ひとつ引っかかったのが3号の筒井道隆さんがスラムの出身って聞いた時。その境遇ゆえ、世の中を斜めにみている役なんだけど…ゆえに被告(父から虐待されていた貧しい少年)の気持ちを理解でき、その少年なら殺しかねないと断定する人がいるとその時だけ、切れそうになるんだけど…どうしても「王様のレストラン」の禄郎さんのイメージ強すぎかも。イイ人にみえてしょうがない。強いて言えば「あすなろ白書」のカケイ君のイメージだ。不幸な家庭環境があっても、この人が演じるとホントはわけあって里子に出された若様でしょ、って感じなの。見るからに不良だと7号の大石継太さんとかぶっちゃうからかな。その大石さん、インパクトある!登場した瞬間から、あ~こういう人いる!って服装、目つき、歩き方!スゴイ。もちろん、他の11人も芸達者の面々ですが、わかりやすい♪よく動くし、よくしゃべる。単細胞で、激情家だけど憎めない男。ワーワー騒いでいたのは3号の西岡徳馬さんも同じ。最後までテンション高いまま突っ走ったエネルギッシュな63歳はブラボー!ジーンズが似合うダンディーさは相変わらず最初はにぎやかな人にばかり目が行くけど、大声をあげている西岡さんや大石さん、そして10号のアタマがツルツルで怒ってばかりのコワいおじさんの大門伍朗さん(頑なで、哀れになるくらいイヤなヤツだった)なんかにどうしても目がいっちゃう。たけし軍団の柳ユーレイさんだった1号の柳憂怜さんや6号の岡田正さんとか、おとなしくみえる人がだんだん個性を発揮してくる。移民の役の11号斎藤洋介さんも静かだけど、その人たちが声の大きな人に脅されても、自分の意見は曲げずに淡々と語る姿はちょっと感動的。いや、いたく感動した。でも、いかにもアメリカだなって感じもした。話さないとわからない。だって、いろんな国から集まってきた赤の他人だから。誰も自分を知らない。だから主張しないと。日本人なら長いものに巻かれていないか?寄らば大樹にならないか?そもそも、話さなくても察することが美学だったり、同一の言語を用い、(ほぼ)単一民族で暮らしてきた。周囲だって、親戚も近所も、下手すれば何代にも渡ってずっと同じ土地で暮らしてる場合だって珍しくない。意見を異にする相手に向かって、きちんと自分の意見を説明する必要も機会も極めて少なかったよね。もともとは、圧倒的に有罪と思われていた裁判だから、結果はすぐにも出せたはず。望んで集まったわけではなかったし、いらつく暑さの中、皆一刻も早くこの場から立ち去りたかったはず。それが「有罪の確信がないのに有罪にはできない」とたった一人、中井さんが一石を投じたために、少年はほんとうに有罪なのかを今までの審理から得た情報をもとに再び、議論が展開されていく。ヘンリーフォンダ主演の映画は有名だから、あらすじは私も知ってた。だけど、なぜ劇場へ足を運ぶかは、どんな演技のもとにその結果へ行きつくかが観たいから。映画の昔は日本で陪審員制度が取り入れられるなんて、当時の観客は思わなかったでしょうね。前回、シアターコクーンに来たのは、「コースト・オブ・ユートピア」であれは衣装や美男美女の俳優さん大勢出演の絢爛豪華さが魅力だったけど今回は、一番若い筒井くんが38歳(えー、もっと若いと思ってた)、長老は9号の品川徹さんの74歳!までのおじさんばかりの出演。殺風景の極み、みたいに思えそうだけど…女優さんは一人もいない、にもかかわらず、満足度高いのはなぜだ?!セリフと表情、役者さんそのもの、それだけで勝負してる。それが成立するだけの力を持った12人が集まっている。実は12人もいたら、キャラがかぶるんじゃない?なんて観る前にチラッと思ったけれど、下衆の勘ぐりがお恥ずかしい。生い立ちから環境からが背後にちゃんとみえる役作りと熱演にコクーン中の人たちが、自分も陪審員の一人になったような錯覚を起こしたと思うよ。キムタクの「HERO」の「あるよ!」のバーテンの田中要次さんが12号で主体性がないけれど、実際には大多数を占めるのは彼のタイプかも。一番感情移入しやすいかも。1号の陪審員長の石井愃一さん、舞台でもテレビでも大活躍なので顔を見ればきっとすぐわかる方。私は舞台で初めて拝見しました。いかにも人が良さそうな陪審員長。後半、ああ、適任者なんだと納得の展開がありました。間近で観られて良かったのはね、もう実に見事に12人の方が誰かの発言に対して、ほんとの会議さながらのリアクションをつぶさに観られたこと。叫ぶ人、言葉を投げつけられた本人、それを遠くから心配げな視線を向ける人、近い人は背中にそっと手を置いて「大丈夫か」と無言で語れば、うなづくといった芝居が同時に進行している。自分の意見を翻すときのコズルイ顔つき、悔しそうな顔、椅子に座る角度、いろんな風に心のうちや時間の経過を表現しているのが手にとるようにわかって、なんか終わった時ホーッてカンジよ♪クライマックス、セリフを吐いた本人も、客席も固まったその瞬間音楽が初めて流れるのもニクイ演出。たぶんそれまでかかってなかったと思う。隣の席のサッサさんと感心したのは、本筋とは関係ないけど12人は私たちの横を通って人が一人通れるくらいの細い階段から舞台の自分の椅子のところへ行ったり、戻ったりするけれど短い暗転の中、物音ひとつ立てず、速やかに移動している。どうしてちゃんと移動できるんだろう、不思議!あとね、この舞台のステキなところは、カーテンコールもユニーク。なんと、すべての客席のブロックごとに役者さんがおじぎしてくれるの。サッカーの試合の後に、選手が自チームのサポーターに向かってするみたいに。そうすると、拍手する時に目が合うんだよね。「良かったです。ありがとう!」の想いの強さの分、手に力も入って、直接伝えられるし、間近でどう評価されていたのかを返してもらえる役者さんたちもほんとに嬉しそうだった「岡田さんに!」「大門さんに!」「辻さんに!」って、その人に向けてお礼が言えるのが(口じゃなくて、拍手で)大満足でした。12人、どの人も実に素晴らしかった!12人の怒れる、じゃなくてイカシテル男たちだった。演出の蜷川さんも含め、魅力的なおじさんに乾杯!あ、そうそう。私のお向かいの客席に勝村さんが、少し離れた席に小池栄子さんが座ってたのをサッサさんが発見。舞台を見ると自然と二人が目に入るので嬉しいけど、ちょっと気が散ったりして、アハ、複雑♪普段、お芝居観ない夫婦とか親子とかで観にきても満足できるようなとっても上等のお芝居でしたよ。
December 2, 2009
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自分の住む地域の歴史や文化、産業、自然などを見つめ直し、地域の魅力や可能性を発掘しようとするそれが「地域学」なんだって。今日、会社の帰りに久しぶりに会った先輩が話してくれた。地元の神社を訪ねたら、「鶴瓶の家族に乾杯」みたいに出会ったひとが「この人ならもっと詳しいよ」と次々に紹介してくれたんだって。そして、偶然の出会いが書物だけでは気づかなかったいくつもの地元の宝物を知ることができたと。今は無理だけど、私もそのうち、仲間に入れて!「定年になって家に引っ込んだ」はずの先輩は元気いっぱいで自転車に乗って、40分もかけて実家へ行っては病弱な母上の様子を見に行っているのよって話をしたかと思うと、「キャラメルボックス」や「劇団☆新感線」を観に行ったりしているって。「この間は劇団☆新感線を見に、新幹線で行っちゃったわ。アハハ」芝居好きとは思ったけれど、まさか劇団☆新感線やキャラメルボックスが好きだなんて意外でした!ピュアな人がそろった劇団で、ウソでしょ、と思えちゃうようなシチュエーションなのに大真面目に取り組んでいる姿、心温まる世界を展開するキャラメルに特にゾッコンなんだって。お肌ツルルン、若さの秘訣はここなのねテレビから録画した上川さんのDVD、たくさんあるから見においでって。カンシャカンゲキ!何を隠そう、この私。生の上川さんは先日の「蛮幽鬼」がはじめて。「キャラメルボックス」は観たことないんだもん♪60歳になったら、60歳の楽しみがあるってわかったら元気が出たよ~。ありがとう、先輩。帰り際、チョコレートを下さった。「ちょっと早いけどクリスマス」お知り合いの奥さまが目を悪くされて、今はお菓子などを作っているからクリスマスや、お返しなどに利用させてもらっているのよ、と。「音訳」ボランティアのメンバーにも勧めたらいいかも!と、またひとつ、つながったかな。つながるといいな~。先輩、ありがとう! 今日は、打ち合わせのはずだったのに本題は10分くらい。あとは、趣味の話だったような気もしますが、ま、いっか。明日は「校正」してもらった「音訳」のカードが返ってきます。チェックされたところは読みなおしなので、ハラハラ、ドキドキ。読み直さなくていいなら、遊べるし、読み直しなら、前よりは上手になった状態で録音できるからそれは、それでウレシイことなのでコワいけど楽しみ。
December 1, 2009
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