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来る機会はないかも、とあきらめかけた国立新美術館の「THE ハプスブルグ」(鷹の城って意味だそうな)職場が青山の方と会う約束があったので、待ち合わせを国立新美術館にしていただき、金曜日、仕事帰りに実現♪お絵描きは好きですが、美術は詳しくないです。絵よりも背景の物語に興味があったりもします。でも、ヨーロッパには、なかなか行けないので(芝居三昧をしていればなおさらのこと)名画のほうが海を渡って来てくれたのならそれは、拝まなくちゃね、というわけで…いつもは早く閉まっちゃう美術館。金曜日は嬉しいことに8時まで。7時に約束の用事を済ませ、正味1時間で観て回ります。たくさんみてしまうと印象がぼやけるし、時間もたりない。なので、観たかった絵に集中してまわることに決めて、いざ入場♪これだけは!観たかったオーストリア皇妃エリザベートの白い絵とマリーアントワネットの母、女帝マリアテレジアの絵。これは受付からすぐのコーナーに2枚が向き合う形で飾られてました。マリアテレジアが生涯、こよなく愛し続けた夫フランツ1世やヨーゼフ2世の絵などもありましたが、人々の目はやはり、ね。順路通りだけど、いちいち絵の前で立ち止まらず、人だかりの後ろからざっと眺めて、速足でおしまいまで。有名な「受胎告知」の絵、エル・グレコより、ベルナルド・ストロッツィの絵の方が私は好きだなと見比べたり「クレオパトラの自害」とても美しいのですが、彼女も侍女もなぜ、裸なんだろう。実際は裸のわけはないよね。入浴中ではないと思いながら、女性が見てもホレボレする麗しい絵なので、ま、いっかと通り過ぎ「洗礼者 聖ヨハネの首を持つサロメ」のクールなサロメの顔とアンマッチの生首の対照的なこと。官能と死は近いもの、みたいな解説があったような先だって観た篠井英介さんと森山開次さんの「サロメ」思いだす。あちらは迸るものがあったけど、こちらは温度を感じない怖さだ工芸品もたくさん展示してあって、なかには明治天皇からエリザベートに贈られた蒔絵の棚も。スペイン絵画の中では、フランシスコ・デ・スルバランの 「聖家族」が良かった!幼いイエスにお乳をふくませるマリアとその姿を見守るヨセフ。だから「聖家族」なんだけど、世界中のどこにでもいそうな若いパパとママと赤ちゃんの幸福な姿。ママは絶対自分が産んだ自身があるから、いかにも堂々と母なのに若いパパは頼りなげに見守ってる感じが初々しい。そうやって赤ちゃんとママを見つめて居続けることでだんだん父らしくなっていくんだな、なんて絵の解釈とは関係なく納得して、次の絵へ。ベラスケスの描いたマルガリータ王女の絵はやっぱり見ないとね。スペインの王女のマリガリータ。ゆくゆくはハプスブルグ家と政略結婚が決まっていたため、お見合い写真のごときの肖像画なんだって。近くで見ると、クルクル フワフワの細い金髪までリアル。桜色のほっぺのお姫様。ジッと何時間も動かずにいるのは大変じゃなかった?飽きて、侍女たちを困らせた?「お婿さんのところに贈るんですから、ジッとしていてくださいませ」なだめられたときに、どんなふうに思ったんでしょうね。あと、遠目で見ても惹きつけられたのは「悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル」赤い布をまとって楚々とした若者なのに足下にはなにやら黒っぽいものがうずくまっている。悪魔と戦って突き落としている!のに静かな表情。そして、これだけササッと見たら、踵をかえし、まだまだたくさんある工芸品と絵画のまえで見ている大勢の人たちをあとにして入口付近に戻ったの。1メートル先に女帝がいました。その空間にはマリア・テレジアと私二人だけ。ちょうど手を広げたくらいの幅で目の高さが同じくらいだったので向き合っているカンジ。11歳の時の肖像。ベルばらの漫画でおなじみのふくよかな肝っ玉かあさんでなく、華奢な体つき、小さな顔に大きな瞳が、こちらを見据えています。ずっと幼いのに、堂々としたマリア・テレジア。政治の手腕に長け、国の母と慕われる彼女。初恋の旦那様を愛し続けた彼女。こんなはかなげな美少女が、よくぞ、とも思いいえ、だからこそ、生まれついた誇や気高さがあればこそとも思いつつ、じーっと真正面から鑑賞できてああ、来た甲斐があった!そして閉館までの残りの時間はシシィことエリザベート。マリア・テレジアと違い、夫との冷たい関係は宝塚や東宝のミュージカルでおなじみ。イギリスのダイアナ妃もそうだけど(エビータもかな)美貌と人気はまたとない優秀な外交官だったわけ。国家間が友好でいられるのは何よりですから。そのシシィの絵は、ずーっと大きく立派な絵で、彼女の顔はずっと高い位置。彼女の好きな星のモチーフ、白いドレスに身を包んだ彼女。輝いているエリザベートを見上げる。この美しく、孤独な皇妃はチョコレートケーキが大好きでそれなのに生涯ウエストは50センチを保ったのだそう。ウラヤマシ…エリザベートは微笑んでいるようにも、不機嫌なようにも泣いているようにも見える。ちょうど、背景の泣きだしそうな空のように。入館可能な時間、ギリギリに入って来て、ずっとエリザベートの前に佇んでいる女性が併せて二人かな。同じ想いなんでしょ。奥には行かず、最後までシシィを見てました。私もハプスブルグの名花二輪。目に焼き付けました。気に行った絵のポストカードとクリアファイルを買いました。駅への途中に東京ミッドタウンを通るのでイルミネーション見て帰ろうっと。下の写真はガラス張りの美術館。外が暗いと鏡のように内部を映し出します。この号に、「THE ハプスブルグ」展の魅力と言うDVDがついてます。440円なので即、楽天で買っちゃいました。国立新美術館の売店でも買えましたよ。絵の解説、工芸品、エリザベートの愛したザッハトルテのお店「デメル」なども盛り込まれているうえ、音楽もいいですよ。旅行読売 2009年 12月号 [雑誌](2009年11月27日 国立新美術館 THE ハプスブルグ 展)※12/14まで
November 30, 2009
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今日もサッサさんと面白かったね、と話してました。彼女は1階、2階、後ろだったり、最前列と場所を変えてすっかりパイレートクイーンマニアになってます♪さて、感想を読んで、行きたくなったと言ってくれた冬緑茶さんの背中をもっと押そうと思って、みどころ追加だよ座席 ※チケット救済はこちらから席を選ぶときに知寿さんが観たい人は下手(向かって左)、祐さんが観たい人は上手(向かって右)がおススメ!ラブシーンの時に左が祐さんが立ち、右に知寿さんのパターンが多い。私は下手に座ってたので知寿さんが祐さんを見つめるとき、こちらを向くので知寿さんがよく見えたの。つまり、逆だと相手の背中で顔が見えないんだよね。最前列のお楽しみ(サッサさんより)涼風真世@エリザベス1世の豪華な衣装が見どころの一つですが髪型も、そのたびに変わる!驚いたことに指輪まで替えてるんだって。ティンホイッスル、フィドルの生演奏に気分はアイルランド!GUINNESS Waltons ティンホイッスル アイリッシュホイッスルアイリッシュダンスアンサンブルのみんなが相当苦労したんだろうけど、アイルランドからのダンサーに見劣りしないよ!難度が高いダンスだと思うけど、ほんと、揃っていて、楽しそう。必見!そしてカーテンコールなどは涼風さんや知寿さんなどプリンシパルも一緒にアイリッシュダンス。ちょっと照れた感じのラインダンスがほほえましくて、そこも好き!お茶目な祐さん初日、なんだか ほんとに いたづらっ子のようにはしゃいでた祐さん。舞台上に演出の山田さんを呼んだり、来日してくれた脚本や振付の方をお招きする時も走り回って、とってもゴキゲンでした。はしゃぎついでに、前の階段から客席に降りちゃいそうな勢いで前は驚嘆の、後ろは羨望の悲鳴が起きて、舞台の上に引き戻されてましたよ。なんか、可愛い。かわいそうな夫、ドーナルシアタークリエで観た「この森で、天使はバスを降りた」でも妻から嫌われていた気の毒な宮川浩さん。カーテンコールでは妻役の土居裕子さんと仲良く腕を組んでいました。今回も亭主関白の口だけ男で嫌われちゃうんだけど、カーテンコール、今回は、両手に知寿さんと真世さん、にこやかに舞台袖へ。ホントはイイ人もかもね。宮川さん♪息子が可愛いよ!初日は、猪野竜平君だった。藤原竜也をちっちゃくしたような可愛らしさ。この子がすっごいの。母、知寿さんと久々の対面を喜ぶシーンでは、ひたすらニコニコ。そして、アイルランドを救うために立ちあがる!と決意して、厳しい表情の時は、なんだかわからないけど大事な話なんだろうと真剣な目でじっと知寿さんを見てる。わー。また行きたくなっちゃった!
November 29, 2009
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初日を観たサッサさんが言ってました!まさに同感!私はワクワク最高潮。パイレートクイーンのチラシで見た知寿さんの服装にさりげなく近づけて、似たような模様の服にブーツ!!見終わった今は、次に観るときはバンダナを海賊巻きにしちゃおうかな!って勢いではまってます♪オープニング、海賊船のセットにアンサンブルの方がたくさんいらしてその中に知寿さん見つけた時、うれしかった!泣きたくなる気持ちわかる(*^-^)HOLY GOD ♪BLESS THIS SHIPWITH PRIDE, AND CLAN O'MALLEY GREEN,I NAME THIS SHIP: "THE PIRATE QUEEN"もうすっかり曲が頭に入っているのでスキップしたい気分。歌が始まって、あ、そうだ!日本語でしたね。ま、そんなことはたいしたことじゃない。海賊姿が凛々しい、祐さんとボーイッシュな知寿さん。二人が見つめ合って歌うシーンなんか涙が出そうです。私が劇団四季を観始めた頃は、この2ショットは既に観られませんでしたから。船首のシーンはグリドルボーンだった知寿さんを観てるとCATSにみえちゃう。グロールタイガーの海賊船です。そしてはためく帆船も帆も。ミストフェリーズ達が掲げるフラッグに。そこへ赤い服のイギリス軍が攻めてきたら・・・・シャム猫軍団総攻撃!ってなもんです。そのうえ、タイタニックのようなシーンまで大サービスでもうファンにとってはたまりません!ブロードウェイでは叶わなかったが、日本ではぜひ演奏者を舞台にとホームページに書いてありましたが、ちゃんと実現してましたね。帝劇だからこそ、このスケールの美術が出来るんだと実感。盆の上に船のセットがあるので、動きも出るし、奥に音楽の人たちが並んでいても違和感がない。ティンホイッスルやフィドルももちろんだけど、 ドラムがまたよくて…そして一緒にステップ踏みたくなるアイリッシュダンス。アイルランド人の象徴だから、と単に思っていましたがイギリスに抑圧されて、大っぴらに楽しめないために上半身は動かず、足だけの動きのアイリッシュダンスが広まったなんて悲しい歴史の背景があったのは知らなかった。妖精のような印象の涼風真世さんが大好きですが、ここでは気迫に満ちた女帝でした。エリザベス1世、風格と気品と。シーンごとに変わる美しい衣装で楽しませてくれました。そして、それ以上にステキだったのが歌。「魔笛」の「夜の女王」のアリアのように高音を響かせる難しい歌が何曲かあるのだけど、それが気持ちよく決まっていて最高です!二日目に観たベルちゃんが興奮のあまり、観終わってすぐくれた「すごくよかった知寿さん、役にはまり過ぎ~惚れ直しました。皆さん歌上手いし、話も面白かったし、アイリッシュダンスが大好きなので、それもたっぷり見せてもらえてすっごく得した気分です」アイリッシュダンス、観てたら体が一緒に動きそう♪中川唯可さんが可愛くてうまくて、ダンスのシーンは彼女に注目。そしてライオンキングのラフィキのようなボーカルが荒木里佳さん。石川禅さんのビンガム卿がもっとはじけて、海賊の若者たちに個性がハッキリしてきたらドンドン面白くなると思う。千秋楽に観に行くのが楽しみだわ♪これから観られる人はシアワセ
November 29, 2009
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大興奮で帝劇を出て、急いで帰ってこのカンゲキを今日観られなかった知寿さんファンに伝えなくちゃと思っていたのですが…思わぬところで思わぬ感想報告会になってしまったので昨日は書けませんでした!(でも楽しかったけど(^-^;)そして、今日も、もう出かけなくちゃ!パイレートクイーン、いいですよ!見つめ合う祐さんと知寿さん、カンゲキは言葉にならないし、真世さんは知寿さんと好対照で、全体的に女優さん達初日からいいスタート!男性はまだ温まってない感じが正直しましたけどこれから! どう変化していくかが 楽しみ♪そしてダンス! と 音楽! これが最高!号外いただきました毎日通いたい!と思って劇場をあとにしましたが、この舞台はなぜか、平日は午後1時の回のみの日が多く、土日の公演が多いので私は行ける日がない!のが不満です。アイリッシュダンスは疲労が大きいのかな。最近は7時始まりの舞台も多いのに、ファン層が高いからなの?あのがんばってる若いアンサンブルの人たち!アイルランドから来たダンサーと遜色ない!きっとたくさんの人を魅了すると思うから若い人にも見てもらいたいけどな~あ、もう行かなくちゃ!
November 28, 2009
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ツリーイルミネーション 桜の並木が星の並木になってますスターライトガーデン 星が流れますシャンゼリゼのイルミを再現。寒くなったら、あったかいミッドタウンの中に入って…まぶしいくらい明るいミッドタウンをあとにして外へ。ひんやり空気がいい気持ち。噴水にもライトアップして光の川。
November 27, 2009
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会社の帰り、待ち合わせをした人は青山が勤務先。私のわかるところは、この界隈では青山劇場と国立新美術館。いつ、行けるかわからない、ハプスブルグ展。金曜日なら8時まで。そして、帰りにミッドタウンのイルミを見て帰れば一石二鳥ならぬ、三鳥!と出かけました。切子のツリーとの再会は、果たせませんでした。今年は不況なので、ナシなんですって。正面玄関のグラスファイバーのイルミもナシ。警備の方もさみしそうでした。でも、シャンパンのように光がこぼれるツリーはまばゆい並木道。今年も絶え間なく降り注ぐ雨のように、雪のように眺める人々にシアワセ届けてくれました♪
November 27, 2009
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「銀座で友人の作品展があるので、時間があったらのぞいてね」ブログ仲間の「火星人さん」からのメール。デルフトアート作品展デルフトアート興味あります。見たいな。場所は私でもよくわかる銀座。しかも4丁目の交差点近く。もっと詳しく言えば日産ギャラリーから松坂屋への途中。よかった!方向音痴の私でも大丈夫!その日はちょっとしか時間がなかったけど、12月5日までの会期中に再び訪れることはできないかもしれないので後悔しないように、見てまいりましたよ♪会場のファンケル銀座の前は白とピンクのツリーがステキ♪つきあたりの階段を2階へと。フェルメールの展覧会でも見たデルフトアート。繊細な筆使いの模様が描かれた白い陶器。クリスマスが近いのでベルなどの装飾もあって、ファンタジックな空間でもっとゆっくり時間をかけて眺めたい気分。展示品は写真撮影禁止のため、その雰囲気がお伝えできずに残念楽天で探しましたデルフトアート。こんなイメージです♪この青はデルフトブルーと呼ばれるそうです。デルフト/Delft ビアマグ フラワー柄 オランダ製【中古】デルフト窯には珍しい目を惹く赤色 両ハンドル付の花器です。ROYAL DELFT デルフト窯 ハンドペイント フラワーベース 中古○デルフト窯茶碗○オランダ-19世紀頃-古美術骨董品替わりに?、吹き抜けの壁画を撮りました。作者は田村能里子さん。作品も壁画も、もう一度ゆっくり見たいな。クリスマスプレゼントとして購入も可能みたいです。振り向いて、ツリーを良く見るとファンケルだけに化粧品の容器がオーナメントになってる~タノシ♪私がデルフトを知ったのはフェルメール展を見にいったから。その時の日記帰りは、ちゃんと(^^)/MIKIMOTOのツリーもチェック!
November 26, 2009
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25日当日、開演30分前にゲットしたチケットを手に千穐楽の歌舞伎座へ仮名手本忠臣蔵 大好きな七段目そして!ニザ様の大星由良之助が観たい!席がなかったら並んで幕見も辞さない覚悟だった。譲ってくださった方に大感謝!そして、また、このご縁で仲良くなって12月のチケットも譲りましょうかなんてうれしいこと(^^)/歌舞伎座の前をキティちゃんのバスが通る。このミスマッチがいいでしょ♪めでたい焼き、パクッ 200円という良心的な値段。お餅がはいっているのも嬉しいたい焼き、ウマシ!歌舞伎友達の染丸さんのレポによると、他では購入不可!歌舞伎座改修後は、食べられないかもしれないので、歌舞伎座へ行ったら、ぜひご賞味あれ。五、六段目の菊五郎@勘平、時蔵@おかる。仮名手本忠臣蔵の昼の部を観た時、どうしても昨年観た平成中村座と比べて観てしまい、困惑したのですが五、六段目は菊五郎さんの勘平の良さがひしひしと伝わってきました。菊五郎さんの几帳面な感じの作り方が(なんか、うまく表現できないけど)いいなーと思うのです。勘三郎さんも、うまかったけど、若気の至りで悲運な最後!って感じは勘太郎君が「らしかった」かな~。一文字屋のお才、芝翫さん。ビシッと貫禄ある女将さんでさすが!融通利かなそうに見えた亀蔵さん、悪そうなんだけど憎めない勘三郎さんと見ましたが、左團次さんだとまた違う源六なのが、面白い。おかるの父を殺して50両を奪う定九郎を梅玉さん。でも、いつも義経など良い役の梅玉さんなので悪人には見えず、やっぱり中村座でみた橋之助さんを思い出しちゃった。色悪なら、染五郎さんで定九郎を観たいな!待ってました!の七段目、一年ぶりのニザ様の由良之助。平成中村座ですっかりホレボレしたあの、由良之助。紙垂を下げた姿もナツカシー。大好きな勘平さんのため、身売りをするおかる。去年観た時は、男は身勝手でやだな、身売りなんてダメだよ!いくら敵討ちに参加するための軍資金が必要だからって遊女になんかならないで!と、思っていたけれど、勘平さんの仕事中、おかるがデートに誘ってさぼらせてしまい、運悪く、その間にご主人の塩冶判官が刃傷に及ぶ大事件が発生してしまったのが、二人の不運のはじまり・・・愛しさのあまり、勘平さんを誘ったのだけど、こんなことになったのも、すべては自分のせいと責めていたんだ。だから、元の武士にもどれるなら、あの人が喜ぶならなんでもするわ、私って気持ちでいっぱいだったんだって。そう思って見ると、おかるの気持ちにシンクロするなぁ。それでも私は身売りはダメなので、土方でもするかな。おかるの時蔵さん、なんて気品があるんでしょ。で、何故七段目のおかるが、福助さんなんでしょ。私は福助さんはかなり好きですが、六段目まで時蔵さんなんだから同じ人でいいのに~。福助さんのおかる!そうは言っても、はかなげでとっても綺麗だったので福助さんも観られてお得!と思えばいいのでしょうか♪例の有名な鏡で手紙を盗み読みする場面、平右衛門とのやりとりなども、なにげない仕草、体の向き、顔の傾け加減などのひとつ、ひとつがとっても優雅でオペラグラスでずっと追ってました。さて、ニザ様ですが、前半のお茶屋遊びの柔らかさから一変、斧九太夫へ怒りをぶつける激しい口調と表情が凄まじくブラボー!松嶋屋!そういえば、歌舞伎座だからか、千穐楽だからか大向こうさんがたくさん!盛大に声がかかって楽しかった!これぞ、歌舞伎座!この前の国立は声がかからず、さみしかったもの。なんと、私の隣の席まで!大向こうさんだったもん♪声をかけるのは今かな!とか、私までタイミングをはかったりして。どうも、とてもこだわりがある方で最もふさわしいところにピンポイントで、かけたいみたい。他の方とは、あえて、ずらしているように感じました。いい声だし、ちゃんと「音羽屋」「山崎屋」どの役者の見せ場にもかけてくれて、それも良かったな。歌昇さんの小林平八郎等が大活躍の討ち入りシーン。殺陣やセリフが平成中村座と一緒だったので、この演出はスタンダードなものなのでしょうか。最後、引き上げのシーンは正面向きに大きく橋が組まれたセットで四十七士がよく見える演出がなかなか見ごたえあり。義士達の快挙をねぎらう服部逸郎役が梅玉さんでやっぱり梅玉さんはこうでなくっちゃ!と思う適役!このシーンがあるおかげで、晴れ晴れと爽やかな気分で歌舞伎座をあとに出来る♪ メデタシ、メデタシ!いつも眺めていたこの絵のモデルは景清。阿古屋の時に覚えて、いろいろ調べたりした景清。あれ以来、景清が出てくる歌舞伎を観てないのでぜひぜひ、観たいものです。この絵も大好き!片岡球子さん画。新しい歌舞伎座にもどうぞ飾ってくだしゃんせ。できればガラスを外して、がいいんだけどな。ききみみやが観た平成中村座の七段目(2009年11月25日 顔見世大歌舞伎 歌舞伎座)
November 25, 2009
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今度、グリザベラさんが東京に来た時のためにちゃんと場所をおさらいしておこうとら、いつか行ったお店に行ったらいつの間にか閉店だった。東京ベリーニカフェ不況だからかな、スペースをゆったり取ったイタリアンのお店で、遊び心ある空間も好きだったのに。パスタもだけど、スイーツがこれまた美味しかったのよ。で、ガッカリしてたのだけど、花子さんから頼まれたことが無事に終了したので、打ち上げ!のお店を探している時に見つかるなんて!(ノД`)・゜・。とは言え、バタバタしている私のこと。前の晩に決め、詳細を伝えたのは当日の朝って!(-_-メ)ちょうど名古屋でお世話になった「野分姫」さんも参加し、ほんの1時間ちょっとだったけど、楽しい会食♪ホントはこのお店、この日は祝日だから17時にラストオーダーだったの。ホームページに本日のL・Oの時間、17時とあってまさか、そんな早いなんてねーと思ったけど気になって、確認の電話を入れたら、果たしてそうでした!(◎_◎;)でも、有楽町店のファンだったこと、友人と約束したこと話したら、私たちのために19時まで開けてくれました。お店の方、ありがとう!お陰様でハードスケジュールで、なかなかお会いできない二人と、楽しい時間が過ごせました♪ワイワイ 笑う、食べる、しゃべる♪そして、19時には解散!お名残りは惜しかったけど、それもまたよしかな、一緒に過ごすのも楽し、早く休めるのもありがたし、どちらになっても満足できるのはホント シアワセ!映画「アメリ」のアメリと、じぇり☆さん大好きブリュレも美味しいお店♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残念ながら、歌舞伎座から近かった築地店も閉店。先日、「あのお店なくなっちゃたのね」と花子さんが言っていたので思い出して、今日検索したら いいことありました。西新宿に支店があった~♪ 東京ベリーニカフェ 西新宿店丸ノ内線の西新宿2番出口から5分。日・祝休み、土曜はランチのみ。行けるのは、平日夜になるかしら(^^)/みんなに教えてあげようっと! design by sa-ku-ra*
November 23, 2009
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今年のテーマは「夢」。「世界中の女性を真珠で飾る」その夢に向かって邁進した創業者御木本氏のように「夢を持って努力することの大切さを改めて感じてほしい」そんな願いが込められているそうです。3千個の電球がまたたくツリーは、毎正時には音楽が流れ、イルミネーションが変わります。そして、可愛いスノーマンが動くんだよ。4丁目の交差点の近くを通ったら、のぞいてみてね。ちょうど、カメラマンが撮影してました。どんな雑誌に載るのかな。
November 22, 2009
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28日の初日まで1週間!待ち遠しいのはパイレートクイーン!大好きな保坂知寿さん♥なので、ワクワク加減が違います。私は仕事の都合でいつ行けるかわからなかったのでチケットを取っていませんでしたが、嬉しいことに初日と楽のチケットを譲っていただきました。そして、なんというご縁なんでしょう。町田にある音楽座の稽古場に「トライアウト」という舞台稽古を観に行く日にそのチケットをいただくことになったのだけどチケットの持ち主は町田在住の方。12月は「泣かないで」の公演があるのでこちらも相当楽しみにしているのですが、スゴイ偶然でしょ♪忙しいのであきらめることたくさんありますが、こんな風に忙しくても誰かの後押しで実現することがある運命だよね!ってなわけで、「パイレートクイーン」のCD聴きながら想いをかの地に馳せるわけですが…サッサさん、ベルちゃん、保坂知寿さんファンの皆さんが初日に大集合しちゃいそうです。「パイレートクイーン」は舞台がアイルランドなので哀愁を誘うティンホイッスルの音色に早くもグッときちゃいます。タイタニックの時にいいな!と思ったあの笛です。そして、哀しい場面が多かったあの映画で、私が大好きだったのは、三等船室で他のお客さんと一緒にローズとジャックも踊ったアイリッシュダンスのシーン。音楽だけでこれだけゴキゲンなら、本番は知寿さん、涼風さん衣装、照明、セリフ、どれほど素晴らしくなっちゃうんでしょ。そして年末には必ず聴きたい祐さんの声主役のティアナンのハイトーン、ブロードウェイキャストの方声が似ているので、帝劇で祐さんが歌っている姿が想像出来ちゃう!っていうか、祐さんだと思って聴いている祐さん I'll be there Heaven speed me, by your side, as your side,as you need me,I'll be there for you(I'll be there)祐さん I want to speak my heart out loud知寿さん We have to hide the things we feel 祐さん That I will love you till I die知寿さん&祐さん And I am yours, here on this night (Here on this night) こんなラブソングを歌う二人が見られるのは、もうすぐ!WALTONS 1514 TIN WHISTLE CDセット ティンホイッスルティンホイッスルは、リコーダーと同じ仲間の楽器。うた口を吹くだけで音が出るそう。指使いは殆どリコーダーと同じ、穴の数は6個。アイリッシュフォークチューンでは、Dキーの楽器が最も一般的に演奏されるんだそうです。アイリッシュ の"風 と 草原の匂い"を楽しんでみませんか。私も買おうと思ったのですが、ウクレレのレッスンが終わるまで他の楽器に手を出す余裕なし。うちにあるリコーダでがまんしよっと。WALTONSティンホイッスル 1506 ペニーホイッスルブラス アイリッシュ・ケルト音楽の代表的楽器 TIN WHISTLE【RCP】【P2】驚いたのは、楽天でパイレートクイーンのCDの扱い、ないんだ~もったいない!売れるのに!The Pirate Queen (Songbook)【電子書籍】[ Alain Boublil ]
November 21, 2009
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中村 橋吾さんがブログで紹介してました。町子かぶき迷作集町子かぶき迷作集面白そうだから買ってみようかな。楽天ブックスを見ていたら、こんな本もありました! 拝啓「平成中村座」様来年の大阪の平成中村座、秋になったらまた観たくなるんだろうな。仁左衛門さんが共演したら必ず!行くと思うけど(*^-^)、今度の中村座はどうなんでしょう。名古屋のように、ご縁があったらね。
November 20, 2009
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4月の国立劇場で歌舞伎十八番の「象引」で復帰し、同じ十八番のこの「外郎売」で今年を締めくくれますと團十郎さんの挨拶を聞いて胸がいっぱいになりました。わらべ歌舞伎人形 外郎売 (ういろう うり) 【歌舞伎 博多人形 西頭哲三郎】11代目の團十郎が昭和15年に演じた台本をもとにして当代の團十郎さんが昭和55年に復活した外郎売。面白いのは二代目團十郎が大阪で演じた際にこの長セリフを全部、先に言ってしまう(迷惑な)お客様がいたそうです。その際、あわてず騒がず、二代目は逆から言ってのけて観客をあっと言わせたと筋書きにかいてありました。外郎売の浅葱の衣装もよく似合って、おおらかな雰囲気あざやかな口跡、3階席からも花道がみえるありがたい国立劇場、期待タップリで登場を見守る。「待ってました!」と声をかけたい気分です。最初に工藤左衛門祐経の彌十郎さんの声がした時点でもうニッコニコ。歌舞伎界でいちばん身長が高い役者さんだそう。もともと中村座の座組みの常連なので親しみがあったうえに名古屋の平成中村座で、インタビュアーとしての走り回っていた彌十郎さんのマイクには入らなかったまじめで優しいコメントに感激して、ますますファンに♪(あ、いえ。工藤の大きさ、風格も出てましたよ。もちろん)そして居並ぶ大磯の郭の傾城たち。合間、合間に後ろを向いて美しい打ちかけの柄が見えるように並ぶのがまたステキ!彌十郎さんのお子さんの新悟君が初々しいと思ったら初めて傾城の役だった。歌舞伎名作撰 歌舞伎十八番の内 暫 歌舞伎十八番の内 外郎売 [ 市川團十郎 ]外郎売、「弁舌さわやかになるなら、女性を上手に口説けるかも」と茶目っけタップリの茶坊主が市蔵さんで楽しませてくれた。市蔵さんといえば、すぐに思い出すのが「五重塔」手を合わせたくなるくらいに、私がたいそう、感動したあの「五重塔」の高潔なお上人様と同じ人なのかしら、幅広い役どころ。ちっともモテナイので文句を言うと、團十郎さんあわてず騒がず「今、飲んだばかりですから、効くのはこれから」と受け流す。「速効あること神のごとし」とセリフでは言ってますが^_^;さて、気になっていたテキストと実際の口上の違い。(音訳ボラの時に、外郎売を読むのですが、 巷に出ているものは多種多彩。原点を知りたくなりました)当代團十郎さんが、まとめなおしたこともあり、巷に出回っているものと違うところ、多々です。「(ばちばち) ぐわらぐわら」⇒「くわばら くわばら」が顕著なところかな。国立劇場で買えるプログラムに掲載された全文を確認してもそう書いてありました。私の気になっていた「たっぽたっぽ一丁ダコ」は「たっぽたっぽいっ干ダコ」でした。また、劇中に混ざり込んでいるため、順序どおりではありません。念願かなって、團十郎さんの元気なお姿と早口の言いたて、堪能できて、幸せな時間が過ごせました。チケットを取ってくださった染丸ちゃん、ありがとう♪外郎売 (声にだすことばえほん) [ 長野ヒデ子 ]長野ヒデ子さんの絵本があること、今知った。長野産の絵なら、ほしいな!(2009年11月19日 国立劇場 「外郎売」)
November 19, 2009
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国立劇場に観に行く前にまとめたかった「外郎売(ういろううり)」と「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」今から観に行く染丸さんには間に合わないかもしれないけど国立劇場に観に行く人の少しは参考になるといいな。初心者のミーハーの解説者だけどね。初心者は初心者の気持ちがわかるからいいかな~♪私が観た「外郎売(ういろううり)」は2006年5月、團十郎さんの病気回復の記念に歌舞伎座で團十郎さんと菊五郎さんの口上とともに。そうです。成田屋の十八番のひとつです。外郎売(ういろううり)、変わった名前でしょ。【中古】その他CD 滝口順平 / 外郎売りみんなの知ってる名古屋の銘菓ではなく中国渡来の丸薬、頂透香(とうちんこう)それを伝えたのが唐人外郎という人。がまの油売り(若い人は知らないかも。フーテンの寅さん、それでもわからない人はジャパネットたかたかな)のように口上を述べながら売り歩くのですがその時の早口はNHKのアナウンサーも練習するというので有名です。たとえば、菊栗 菊栗 三菊栗 合わせて 菊栗 六菊栗って言ってみて。(言えないでしょ。(^m^))私も音訳で「外郎売」には興味があったので音訳仲間と観に行きました。※さて、あれからいろいろ調べたら、 お菓子のういろうは薬を売っていた外郎家が 接客に出していたお菓子だそう。 外郎を求めて全国から集まった人たちから各地に広まった。 と、外郎のホームページにありました。「外郎売」のお芝居の途中に「皆様、お待ちかね」と綺麗な女形に促され、客席の拍手がひときわ大きくなりました。團十郎さんと菊五郎さんの口上。團十郎さんは復帰の挨拶とお礼。菊五郎さんは、また一緒にお芝居できる喜び。さて、お話は曽我五郎が「外郎売」(薬売り)になりすまして親の仇の前に現れます。ところが、唐よりわたってきた喉の薬ならその効き目は確かだろうと口上を披露するよう迫られ、あわや、正体がばれちゃうかしらとハラハラするけれど「勧進帳」の弁慶よろしく、見事に披露するのが長い長い早口言葉の口上です。浅葱の幕が落とされると豪華絢爛な舞台。思わず息をのみますよ。お正月、多くの大名、美女が集って妍を競う場面なので口を開けっ放しで見ちゃう。その世界に引き寄せられます。背景には大きな富士山。登場人物が錦絵のように並ぶラストが圧巻!なんと、人物をつなげると富士山の形の見得。タメイキ!のうちに幕がおりました。御祝いで超豪華な配役です。(舞鶴は時蔵さんだったんだ。 お兄さんの朝比奈は三津五郎さん)團十郎さんの外郎売、歌舞伎が初めての人にも十分楽しめるわかりやすい舞台です。それが、今また国立劇場で見られます。私は、音訳の練習で読んでいて、「ここはどう読むのが本当かな?」といくつか疑問点があったので、確認するのにちょうどいい。たとえば、「落ちたら煮て喰を」の後は「一丁ダコ」か、「一干ダコ」か。先生が下さったプリントは「イッヒダコ」だけど、「イッチョダコ」のほうがリズムがいいと思うんだよね。ってな、わけで赤ペン片手に聞いてきます。私たちが読むと、言いにくいから早口言葉とハッキリわかるんだけど、團十郎さんが言うと、滑らかで、早口言葉と気取られぬ鮮やかさでした。もう一度聞けるのは、ほんとうに幸せです。行ってきます♪
November 18, 2009
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図書館の録音室で第一校正中。自分で聞いて直してリング、NOW実はほとんど読み直し。舌足らずで噛みやすい。その読み方が気に食わない最近がんばってるから、と推してくれた方にも申し訳ないそうです。推してくれたのは、いつも私に厳しくて、私を嫌いじゃないかとついつい、思っちゃうくらいに苦手だなって思ってた方このチャンスは逃したくなーい!家族が寝静まるのを待って、睡魔を戦っていた真夜中の自宅録音と違い(いつ邪魔が入るかヒヤヒヤ)快適で集中できる防音バッチリの録音室でも殺風景で閉鎖的な空間は好きじゃない!と文句も言ったりして…休憩と称して、携帯から投稿したこの日記気分転換はシューリョー!8時の閉館までガンバルワだれか焼芋とかクリームブリュレとか差し入れしてくれないかな相当 がんばれるんだけどな(帰宅後、ちょっと修正。絵文字が文字化けしてました)
November 17, 2009
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design++dalu++ img赤ずきんちゃんの散・歩・道& lt;/a>やったー!終わった!録音、ひとまず 終了。あとは校正(自分で聞き直し)。おかしなところを録音し直し、前後と違和感ないようにはめ込んで大丈夫となったら先輩に渡して校正してもらいます。ダメだしの用紙が返ってくるのでそれをもとに自分で気づかなかったところ自分で甘くなって、スルーしたところ直して、テープに仕上げます。でも!とにかく読み終わった!帰宅後、数時間かけて読んで、直して、また読んで今週は睡眠不足でつらかった!でも、頼まれていた大事なこと、二つ無事に終えたのであと、もう少し。あんまり下手で、このテープを聞く利用者さんのことを思うと気の毒で泣きたくなった!舌たらずで、(ほんとに短いんだ!)明瞭に読めない言葉のいかに多いこと!こんな素質のない人が携わっていいのか、とか自分の苦手なことに挑戦しつつのボランティアなんて自虐的で問題ありだ、とかさ。どんだけ、悲観的になったことか・・・今回の反省を次に生かそう!だって、「表紙」を読んでいた時より「あとがき」のところのほうが上手に読めてる。いや、そうなると、また問題発生!全部、読みなおしたほうがきれいじゃないのか!悩みはつきない!がー。
November 16, 2009
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「風と共に去りぬ」「三丁目の夕日」「ザ・マジックアワー」どんな夕焼けを思い出しますか? photo by sassa
November 15, 2009
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終了間際だし、携帯だし、少ししか写せなかったけどファンタジックな気分が届きますように♪2008年のクリスマスツリーはこちら2007年のクリスマスツリーはこちら2006年のクリスマスツリーはこちら
November 14, 2009
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新橋演舞場 花形歌舞伎 昼と夜、一日演舞場の日になりました。早くからチケットを手配してくれた染丸さんのおかげで初めての演舞場は2階の前列、見やすい席でノンビリ、時々 ウトウト 観劇。演舞場、天井が高い?3階桟敷席がずいぶん高いところにある。椅子はユッタリしてるけど、舞台が狭い気がする。実寸はどうなのかな。昼の部演目は一、通し狂言 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ) 染五郎さんの薩摩源五兵衛が亀治郎さんの小万を好きになって 亀ちゃんの夫の三五役の菊之助にカモにされ、お金を巻き上げられる。 もっと複雑にいろいろ、お話はめぐるけれど、そこは割愛。 だまされて怒る染さんが5人を惨殺して、 さらに惚れた小万でさえも命乞いを聞き入れず、 斬り捨てたばかりでなく、その首を持ち帰り、 その首を脇に置いて、食事をする。 という奇抜なストーリーについていけなかったせいか、 「花形」といえども、染さん観たさに来たはずが今一つ ワタシ的にもりあがらず・・・ おお、いい声!と菊之助さんの切れのいいセリフに気がいってしまう。 亀ちゃんはあでやかで、手堅く、さすがの演技だけど 悪い染さんに最後までテンションあがらず、うーん。 内びん虎蔵役の松也君がお姫様でも若殿でもないのに 生き生きしていて良かった!この人は道成寺の聞いたか坊主の時も そうだけど、楽しい役が意外とイイ感じ。 ・・・と思っていたら、家主のシミだらけの因業オヤジ、 が、なかなかイケてた染さん。 キレイナだけじゃなく、芝居巧者であることを改めて実感。 うまいと言えば、愛之助@六七八右衛門 源五兵衛の家来の役だけど、立役、華のあるひとなのに 役柄に合わせ、オーラを消して、脇を盛りたててた。 さすがだな~と感心するのは、八右衛門を生きているって感じで 細かいところを丁寧に演じているのが、 うしろに仁左衛門さんが見える気がして、思わずウフフ。 三五は仮名手本忠臣蔵の勘平といがみの権太をミックスしたみたいで 勘違いで、運命を狂わせ+悪いやつなのに最後には泣かせる! 菊之助さん、いいな~ 「音羽屋!」二、四変化弥生の花浅草祭(やよいのはなあさくさまつり) 武内宿禰/悪玉/国侍/獅子の精 松 緑 神功皇后/善玉/通人/獅子の精 愛之助 大好きだった辰之助さんの長男だし、 「竜馬がゆく」で松緑さんと共演できたことを 染さんがとっても喜んでいたので 以前より、松緑さんが気になるワタシ♪ 愛之助さんと一緒に頑張って早変わりしつつの舞踊。 初めて観る気がするけど、浅草の漁師のところだけ、 悪玉と善玉は勘太郎君と七之助君で観た気がする。 気のせいかな~。 そして、最後の連獅子 迫力ある毛振り。 でも、疲れてきたかな、と思ったところで 松緑さんがラストスパート! ダイナミックな振りを見せてくれて客席から大きな拍手! どうして演舞場は大向こうがいないの。サミシ 「音羽屋!」 エア大向こうのワタシ。演舞場のおにぎり弁当、美味しかった!夜の部 一、通し狂言 三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ) 序 幕 大川端庚申塚の場 二幕目 割下水伝吉内の場 本所お竹蔵の場 三幕目 巣鴨吉祥院本堂の場 裏手墓地の場 元の本堂の場 大 詰 本郷火の見櫓の場 菊之助@お嬢吉三、松緑@和尚吉三、愛之助@お坊吉三 という三人の吉三。コクーンのビデオを福助、勘三郎、橋之助で観てたので、今回はフレッシュで良しとも思うし、アッサリって 感じもしたな。 熱演ぶりはもちろん伝わってきてるので、好きですけどね♪ 個性的な笹野さんで先に観ちゃったのがアダになっている感じで 歌六さんの熱演をみても、淡路屋の顔が浮かんで困った! 勘三郎さんの和尚と比べたら、気の毒だよね~。 裏手墓地、松緑さんの兄弟を想う切なさが印象に残ります。 そして菊之助さんは、ここでも素晴らしい出来で 月も朧に白魚の 篝(かがり)もかすむ 春の空… 出ました!名セリフにウットリです。 最近は菊之助さんのお姫様ばかりを見ていた気がしますが 最後の立ち回、木戸を開けるための戦いっぷりもオミゴト! 男らしい菊之助さん、いいな~。 染さんの5人殺しの罪をかぶって、お主が仇打ちに晴れて 参加できるようにするなんざ、用意周到。家来の鑑! 「ぉトワヤ!」 二、鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり) 更科の前実は戸隠山の鬼女 亀治郎 八百媛 菊之助 平維茂 松 緑 染さん、勘太郎君、海老蔵さん4度目の鬼女です。 けれど、全部ちがう演出。(海老蔵さんの時も維茂は松緑さん) 見所は、松也君、巳之助君、梅枝君、隼人君のイケメン鬼女戦隊 なんだか、ここのところ毎月のように、 松也君、梅枝君、隼人君を観ている気がする。 最後の見せ場のフォーメーションも演舞場が狭いせいか、 あまりキマッテなかったけど、毎月、着実に進歩しているのが わかるのがいいね。 鬼になってからは、隈取でさすがのイケメン鬼女戦隊も 誰が誰やら見分けがつかず、もったいない それにしても隼人君達は学業との両立なのに よくp(*^-^*)q がんばっ♪ ていてエライな~と感心、感心。 亀ちゃん、迫力で魅せます。 そして、菊之助さんの八百媛が現れると、ファーっと明るくなる。 文字通り、神々しい、まばゆい美しさで、 お嬢吉三のワイルドな立ち回りを見せてくれた人と同じ人なんて~ どうして演舞場は大向こうがいないの~ 「音羽屋!」 エア大向こうのワタシ。 終わってみたら、「音羽屋!」の日でございました。 いや、今回は音羽屋良かったけれど、 もちろん、愛之助さん、亀ちゃん、染さんはもとよりごひいきですから、私にとってまさしく花形歌舞伎! 大向こうがない分、舞台の熱演に対して、精いっぱいの想いで 客席は手が痛くなるような拍手を返します。 歌舞伎座の大向こうは文化だ!と再認識した日。
November 13, 2009
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7日に点灯したはずのMIKIMOTOのツリーはどんなかな?友達を有楽町まで送ったあと、忘年会のお店のチェックのついでにせっかくだから、足を延ばしました♪たくさんの人だかり。あれ、暗くなっちゃった。もう、おしまいかしらと思ったら、音楽が鳴って灯りがつきました!カメラを向けていた人たちから歓声がおきました。そして、華やかな一瞬が終わるとともに誰もいなくなりました。10時まで点灯しているそうです。ちょうど、最後のパフォーマンスに間に合ったみたい。また通る時が楽しみです♪有楽町マリオンも、天使たちが奏でるベルの音が聞こえます昨年、ハンドベルの演奏を聴いた有楽町ビルヂングのツリーハンドベルの演奏を聴いた有楽町ビルヂングのツリーここで忘年会もいいかも。韓国料理のお店です。
November 12, 2009
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初めて、「歌舞伎会」会員として買った記念すべきチケットです。(そのわりには、良い席でないのが残念ですが、ま、とにかくウレシ)3階の後方、サブセンターから観ました。ゆったり観たかったので二人で行ったのに、わざと通路をはさんだ席をとりました♪出入りがしやすいのが良かったね。さて、「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」大序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場ふだんより、ゆっくり、ゆっくり幕が開き、いよいよ始まり~。鶴岡八幡宮のセット、七之助君の足利直義、勘三郎さんの塩冶判官。昨年の浅草の平成中村座を思い出して、ああ懐かし…二人以外は 違う配役だけど富十郎さん@高師直の黒、梅玉さん@若狭之助の浅黄、勘三郎さん@塩冶判官の卵色。この衣装の美しさも好きだな~。あの浅黄は勘太郎君だったとか、顔世御前は(かおよっ何?と思ったら 顔良しって意味ですって)孝太郎さんだったな~とか、いちいち思いだして困ったな~。平成中村座は中村屋ファミリーと仁左衛門親子の良さを堪能しつくしたので私の歌舞伎熱に拍車をかけたのが、この仮名手本忠臣蔵だったと改めて気づく。さよなら公演とあって、ベテランの皆さんの重厚なお芝居が続いて・・・三段目 足利館門前進物の場 松の間刃傷の場三段目、高師直の家臣、團蔵さん@鷺坂伴内と中間(チュウゲン)たちが笑わせてくれるシーン。本蔵が訪ねてきたら、「バッサリ」と斬ってしまえと命じるところ。浅草では片足を上げるのを合図に斬りかかれ、だったから片足を上げるたびに、大笑いだったけれど今日のは「エッヘン!」と咳払いをするのを合図に斬りかかれだった。演出は毎回変わるのかしら。ここの場面のオチは分かっているけど、楽しいからまた観たいな!鷺坂伴内は着物を短く着ているけど(これはなんと呼ぶのでしょう)※追記働きやすい工夫だそうで高股立(タカモモダチと読みます)この時のひざ当ての形が丸いのが悪役で三角なのが良い役なんだって。ちょっと、詳しくなったでしょ。o(*^▽^*)o~♪※追記 三里あて。土下座する時の用意、冷え対策、お灸の後隠しなんですって 松の間の刃傷の場面。斬りつけた判官を囲む武士たち。ブルーのバリエーションの衣装が美しく花のよう。八幡宮に並ぶ人も、坂内と絡む中間も、ここの場の武士の数も、浅草の平成中村座より多いのは、さすが歌舞伎座なんだと変なとこに感心。四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場 表門城明渡しの場盆が回ったり、そのために急いで黒衣さんが畳をたたんだり、セットのほうがひいていく演出なども歌舞伎座ならでは。定式幕が閉じた後、下手で立って三味線を弾いてましたがなかなか良かったですね~。まだ音楽の関係は、ちっとも詳しくなりませんが、今後の楽しみ♪力弥が孝太郎さん!ってショックな配役だったのですが、だって、少年じゃないんだもん。はたして鶴松君や新悟君が演じる正味少年の健気さに打たれたのとは別の力弥がそこにいました。悲しみを湛えた力弥を見て、役者さんって、孝太郎さんってスゴイ!とますますファンになっちゃったもんね。私は孝太郎さんの顔世とお才とお石がホントに好きです!切腹の場面は、初めて観た時にあんなにカンゲキしたのに、二度目はそれほどでもなかったのでファーストインプレッション!って影響が大きいんだと今更ながら、ナットク。さて、仮名手本忠臣蔵といえば、口上人形!口上人形が見たい人はこちらお人形が配役を読みあげてくれるのもお楽しみ。トザイ、東西とはじまりを告げてくれます。だから、仮名手本忠臣蔵の時はいつもより早めに着席してね。 (切腹シーンのある4段目は遅刻したら中に入れてもらえなくなるからここも注意。「通さん場」といってこだわっているところです)昼の部も夜の部も読みあげるので、おかるなどは、それぞれ腰元おかる、遊女おかる、ってな具合に呼ばれます。人形が読みあげる。拍手!の段取り。この口上は「なーかむら、とみじゅーろー。なーかむら、とみじゅーろー。エ~ッヘン、エッヘン、エッヘン!!」てカンジに呼びあげる。名前を2回、セキ払いを3回が最高で、この数が何回かで大物度がわかる。人気若手よりも、大先輩の渋い役者さんの方がエッヘンの数が多いわけで、「格」がわかるようになっているから、興味深い。エッヘンの数はたとえば、勘三郎さんが3回、福助さんが2回、七之助君が1回で、一番少ない人は名前を一回だけでセキ払いはない。お人形が抑揚をつけたエッヘンを言うたびに場内から笑い声が起こる。歌舞伎座ではなぜが、平成中村座より拍手が少ない。三番目だったか勘三郎さんが呼ばれた時ちょっと拍手が起こっただけ。ところが、ところがなのです。最後のほうに仁左衛門さんの名前が呼ばれたときに、会場のあちこちから自然発生的に大拍手が起こったのには、ビックリ!今、歌舞伎座にくるお客さんが一番楽しみにしている人が誰なのかって歴然でした。石堂右馬之丞の仁左衛門さん、その表情に釘付けでした!夜の部の由良之助、いい席で観たいな~。幸四郎さんの由良之助はスケールが大きくて、四段目にピッタリ!※追記 この時の幸四郎さんは当代白鸚さんです浄瑠璃 道行旅路の花聟道行はただウットリと、菊五郎さん@早野勘平、時蔵さん@腰元お軽と背景の桜や菜の花、富士山の美しさに見とれてオーシアワセ!時蔵さん、年々、ますますお美しくなっていくのがブラボーです。※追記 この時蔵さんは当代萬壽さんです(2009年11月5日 吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 歌舞伎座)
November 11, 2009
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design++dalu++ききみみや特派員 染丸さんの観劇レポートが届きました。「歌舞伎体操教室」の帰りに、名古屋の試演会で観た橋吾さんの吃又(どもまた)の話が出て、お弟子さん達、たった一日だけの舞台を熱演したんだよ、会場はすっかり心を打たれたんだから!とさんざん私から聞かされた染丸ちゃん。矢も楯もたまらず、チケット救済で手に入れたチケットを手に、9日、秋晴れのすがすがしい日、荒川まで!観に行ったとは…歌舞伎ビギナーなのに、この行動力!アッパレ!「松竹大歌舞伎 傾城反魂香 二幕」会場のお客様は年配の方が多かったけど、小学生の団体もいましたよ。「序幕近江国高嶋館の場 1番前の真ん中、歌舞伎座と比べて舞台が狭いのでとても身近に感じます(#^.^#)笑也さん@元信と春猿さん@銀杏の前、美男・美女で着物も何もかもが美しい…春猿さんの目の動きが色っぽい猿弥さん@道犬も存在感抜群で、とりわけ虎との場面は圧巻!時間の経つのが早く感じるくらいでしたよ。「吃又」何と言っても、笑三郎さん@おとくに感動おとくの又平に対する愛情が伝わってきて、気がつくと、おとくばかりを観ていたかも…将監北の方@猿三郎さん、セリフはあまり多くないけれど、心情あふれる演技に胸をうたれました。他の人のセリフを聞いているときの表情がステキで、目はつい猿三郎さんを追いかけていたりして・・・花道がない! 花道がないので、下手(しもて)に作られていました。距離は短めだけど、工夫されてましたよ。「吃又」の最後は花道ではなくて下手側に置かれた階段で客席に…会場は盛り上がり、じっくりと最後まで楽しませてくれました♪歌舞伎座とはまた違って庶民的?でいいなあ…チケットを譲ってくれた人に感謝ですm(__)m 染丸よりレポートありがとう、染丸ちゃん。「傾城反魂香」はお正月の勘太郎+亀治郎で初めて観て平成中村座でもかかったので、興味を持った演目です。傾城(文字通り国を傾けるような絶世の美女。歌舞伎では花魁)が出てこないのに、なぜ「傾城」という題名なの?からはじまり、調べたら、この話は面白いんだよ♪一緒に観る前に「外郎売」の話もしたいけど、「傾城反魂香」の話も書きたいわ。そうそう。地方公演を観に行かれる時は直接、会場にチケットを問い合わせるのがいいですよ。 ネットなどで売り切れている場合でも残っている場合あり。会場でも扱っている場合に限りますが、意外と良い席が残ってたりします。そうやって、私は目の前で松嶋屋さん見ちゃいました。いがみの権太の時。お試しくださいね~
November 10, 2009
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design++dalu++ img赤ずきんちゃんの散・歩・道「じぇりさんの行きたかったフリーカフェに行きますか?」さんざ、食べたじゃないの、あんたたち!と言われそうですが、思いっきり良いお返事をしてしまいました!ちょうど歌舞伎座から三越に向かう途中の道。孝太郎さんと愛之助さん主演の「Beauty うつくしいもの」を観た銀座シネパトスと交番のあたりに奥にありました!なんだか、スタバを思い出させるトレードマーク。白いきれいなビルの2階。ほんとにここがフリーカフェ? ってくらい広くて明るい!カップと「おかき」を乗せるお皿をお盆にセットしたら、好きな飲み物と「おかき」「おせんべい」を選んで席に着く。老舗おかき専門店「播磨屋本店(はりまやほんてん)」が10/10(土)オープンさせた「フリーカフェ播磨屋ステーション東京銀座本店」。「若い人たちに、もっとおかき文化に触れてもらいたい」というコンセプトだけど、銀座という土地柄か、若い人よりもっと大人のお客さんが多かったかな~。「わ。これ、おいしそうね」なんてウキウキ選んで座ったら「え、じぇりさん。そんな少しでいいんですか?」「うん。だって食べ終えたら、オカワリすればいいでしょ」「いえ。ドリンクはフリーですけど、おせんべいのオカワリは できないんです。最初に乗せた分だけですよ」あら、サッサさんをみれば、てんこ盛り「オカワリできると思ってたんですか?」としゅん… そうでした。バイキングではありませんでした。「マナーの悪い人を見かけたら、トントンと肩を叩いてあげてくださいね」とユニークな場内放送も流れていて、お茶の他、オレンジジュースや珈琲も選べる。おいしいおせんべい、食べてると「お米の国の人に生まれてよかった~」としみじみ…帰りはお徳用のおせんべい、3袋で1000円を買いました。ごちそうになったお礼に。それじゃ、フリー(無料の)カフェじゃないじゃないかもしれないけど、「遠くのスーパーのほうが安くても、近所のお店で買うものよ」なんて言ってた母の気持ちがわかってくる年頃になっちゃった!土日は混雑するので30分くらいで交替しましょう、とか荷物を置いて席を取らないで、と注意書きがありましたよ。マナーを守って、おいしいおかきをご賞味あれ。
November 9, 2009
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建替え前に記念に一度食べておきたいね!なんて話題にはなりますが、観たい演目が増えるに従って高級なお店はきっとパスしちゃうんだろうけれど…とりあえず、今日はカレーを食べることに♪3階にあがるといい匂いが漂ってくるオリエンタルカレー。食券を自動販売機で買い、カウンターに並んでお盆を受け取ります。カレーのお値段は700円。歌舞伎会の会員なら600円。私は先日入会したばかりの「歌舞伎会」のメリットをついに初利用。自販機で600円のチケットを買うと、持参の100円割引券をパチンとホチキスでとめてくれます。なにせ、限定40食ですから。幕間の30分を有効に利用できるように、さきに券を用意するとカレーとお水を乗せたお盆をほとんど待たずに受け取れるからラッキー。鳳凰のイラスト入りのコップのお冷や、スプーンについた坊やの顔そんなこともイチイチ感激しちゃったりしてね、カレーを完食!そういえば、お皿になにも残さず平らげることを完食というのは大食いなどのバラエティから生まれた言葉なのかな。変換しても出てきません。高師直(こうのもろのお)とか阿国歌舞伎(おくにかぶき)はちゃんと変換されるのにねー。カレーはおいしかったですよ♪意外とピリッと辛かった。ただし、辛いもの苦手な私たちの感想なので、たいていの大人は大丈夫な辛さかな~おやつを探しに2階の売店を1週して、いろんな試食をいただいていたらどれもおいしくて、迷うこと、迷うこと…結局、買わないうちにすっかり満足しちゃいました^_^;お店の方、すみません…そうそう、到着早々、めでたいやき(200円)は買いましたよ♪紅白のお餅のはいった たい焼きです。念願かなって食べられたと染丸さんが大喜びでした。私は2度目なのでちょっとクールに昼の部を観終わった後、歌舞伎1階の喫茶室「檜」でケーキセットを。二人ともアップルタルトを食べました♪なかなかおいしかったし、ワイルドストロベリーのカップにいれてもらうのもイイ気分♪写真は左からあなご専門店「日本橋玉ゐ」の歌舞伎座店。さよなら公演までの出店です。シティヌードル(その前はカレー暫)の場所にオープンしました。あなごは好き!一緒に行った染丸さんがあなごが嫌いだって言うので断念したけど、次回はぜひ♪嫌いな人の理由は蛇を連想するからと聞いたことがあるけど染丸さんもそうかな~。真ん中はその2階にあるベトナム料理店。右の写真はお稽古場の入っているビルの一角にある日東紅茶のお店。近いうちに入ってみたいと思います。
November 9, 2009
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私にとって今年、最後の「なりきり歌舞伎体操教室」楽しく、つつがなく、終了いたしました♪(11月23日がホントの最後。参加できる方うらやましい)私が以前、ちょこっとお会いしたことがある方と、全く今回、初めてお目にかかった方と意気投合して体操の後に「反省会?」「座談会?」私にしてもカルチャースクールの講座として受講するのは初めて。明るいスタジオ、2面が鏡張りでの教室、「FAME」みたいにダンスのオーディションを受けにきたみたい♪今日は「はこわり」「すりあし」しっかり教わりましたよ。真剣な顔で取り組んでいる皆さまを横目で見つつ、先月末に椅子から落ちて、尻尾打撲のじぇりさんは一部、見学でざんねーーーーん。さて、12月の歌舞伎のお稽古に向かわれる橋吾さんを見送ったあとは、「喉が渇いた!」→→「腹へった!」これは自然な欲求で、そのあと歌舞伎関連のおしゃべりでたいそう、盛り上がり、あっと言う間に3時間経っちゃった!再会を願いつつ、橋吾さんにサイン入りの本を抱えた三人は、それぞれの駅に向かって去って行きました。なりきり歌舞伎体操「橋吾先生、あ。先生と呼ばないで下さいって言ってたね」「ダメなところはビシ!っというところがいいね」と、体操教室の話から、音羽屋さんや成田屋さんの話も出て興味深かったし、さよなら公演の歌舞伎座、御園座のことなんかも話題は尽きぬ~私は、せっかく遠くから体操教室に来てくださった三人に、名古屋城での平成中村座、法界坊の話と橋吾さん達お弟子さんによる「試演会」の感動的な話を披露したらまた、観たくなっちゃったわ♪そういえばね、橋吾さんが「12月、歌舞伎座に出演します」と言ったら体操教室の参加者の皆さん、瞳がキラリン。「あら。それは観に行かなくちゃ」橋吾さんのブログを読んだこともあるだろうし、そこには写真も載っているから橋吾さんについて多かれ、少なかれ知っていたはず。でも、出会う前と後のこの歴然とした違い実際に会うってことはやっぱりだいじなんだなって思った。指導を通して、顔を見て会話を交わすことで紙面よりネットよりもっと多くのものが伝わるんだなって再認識。だから、ヒトは劇場に足を運ぶんだわ、と今更ながら^_^;まとめ!今日は楽しかった! ありがとうございました!さて私は今夜も宿題です今日、橋吾さんとみんなからいただいたエネジーでがんばれます♪そうそう、三人が関心を示してくれた私の読んでいた本ですが、楽天にはなかったの。1992年発行だからかな。でもでもここにありましたよろしかったらどうぞ!(なりきり歌舞伎体操教室 11月8日)※これがドラミちゃんとの出会いでした!
November 8, 2009
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今日は体操メインの教室ではなく、参加者からのリクエストが多いため初めての茶話会でした。11月3日は、祝日のため、午後に2回開催。私たちは5時から参加。名古屋の平成中村座に行ったときにお世話になった野分姫さん達は前の部に参加されたそうでサッサさんとふたり、「うーん。会いたかったね~」とはいえ、今回もなごやかムードでスタート♪12人の参加者、初参加は二人だけで、あとはリピーター。回数を重ねた方はやはり、姿勢がピシッときまっていて運動神経なしの私もそのうち、かっこよくなれるかとちょっぴり自信がわいてきました!!がんばり甲斐があるゾ!今回は男性もお二人いらっしゃいました。ひとりはリピーターで、優しそうなお父さん。もうひと方は、私の隣に座った方。歌舞伎には相当、お詳しそうでしたが、他の参加者への気遣いもあってか控えめにしていらっしゃったのが好印象でしたよ。参加女性は今日はお若い方が多かった。この教室、幅広い年齢層に親しみやすいのね。そういえば前回も成駒屋どころか、歌舞伎未見の方いましたもんね初めて参加した前回に教わった立ち方、呼吸のレッスン。今日は「はこわり」や「すりあし」はありませんでした。可愛らしい干菓子の差し入れ、からからせんべいという中におもちゃや5円玉の入った楽しいお菓子で茶話会スタート。歌舞伎体操教室に参加すると、体操を一所懸命、指導してくださる橋吾さんのお話をもっと聞きたいと皆、思うようなのですがご本人は「僕の話なんか聞きたいのかな」といたって謙虚。「照れちゃうので、静かにしないでください!」と注意するおもしろい先生♪そこをお世話役さんが私たちが聞きたいなと思うところを察して代わりに質問して下さるので、そのリードのもと、橋吾さんの受け答えが楽しくて、会場は笑顔がたえません。もちろん、フリーの質問コーナーもあり、私は「女形に興味はありますか?」と質問しましたよ。9月の平成中村座を終えたあと、10月はそのまま名古屋の御園座に出演されていた橋吾さん。まずは橋吾さんが歌舞伎役者を目指した理由など橋之助さん門下にはいるところからのお話。そして、おなまえのアクセントの説明♪はしご、は梯子と同じ最後の音が高いのが正解です。いくらとか、イチゴとかね。最後はさがらない。皆さん、梯子と一緒じゃおかしいと「サラダ」とか「ミカン」みたいに最後の音を下げて呼ぶひとが多いそう。橋吾さんは歌舞伎の養成所出身ですが、同期の方が今も5人かな、残っていらっしゃって、それぞれ別の師匠のところで励んでいるそうです。大切にしている仲間のことを語る時のわざとそっけない言い方からつたわる友情の篤さとか、若旦那や神谷町の旦那(へへへ、神谷町って使ってみたかった)への尊敬と感謝を話す時の真剣な様子がホント、いいです基本、穏やかな印象の橋吾さんですが、歌舞伎の話になるとアツイ!コクーンの「桜姫」で大役の粟津七郎に抜擢され飛び上がるように嬉しかったこと、そして幹部の俳優さん達と同じ舞台に立つ緊張や戸惑いのこと、名古屋の中村座でたった一度行われた「試演会」は、お弟子さん仲間とみんなで舞台に立てた貴重な経験だったことなど時間の経つのが早いったらありゃしない!もっと聞きたい!歌舞伎、大好き!の橋吾さんを囲んで楽しい2時間が過ぎ記念写真を撮って、おひらき!次回が楽しみです。12月は歌舞伎座なので、しっかり観に参ります~。「なりきり歌舞伎体操」の本にサインする橋吾さん。茶話会終了し、ホッとしたらしく、くつろいだ表情がかいまみられました♪ちょうど中身がみえる写真がありました。楽天でも買えるんだ~。ほんとにみんな、うれしそうだったよ♪からから煎餅8ヶ入り 【おもちゃ】 山形・鶴岡のお土産からからせんべい☆10全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞☆出羽庄内のからからせんべい 1個【素朴な玩具入り
November 7, 2009
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銀座の真ん中なのにヨーロッパみたい。売り場じゃなくてクリスマスの森の中に迷い込んだようにそこは外の喧騒とは別の世界(9階)芸術的な逸品を鑑賞し(高価で手が出ないので)お手頃価格のクリスマスグッズを買いました。目移りしながら選んだあとは、6階のナルニア国でプレゼントの絵本、ポストカードを選んでそれから、ゆっくり眺めたい原画展。うれしいことに、絵本の原画展でヒトメボレした出久根育さん。十二の月たち『十二の月たち』(森は生きている)絵本原画展があるなんて。銀座へ行ったら、足をのばさなくちゃ。出久根さんの本。文は梨木香歩さん。 送料無料/ペンキや/梨木香歩/出久根育 送料無料/ワニ ジャングルの憂鬱草原の無関心/梨木香歩/出久根育
November 6, 2009
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11月3日、中村橋吾さんが講師をしてくださるなりきり歌舞伎体操教室の茶話会へ向かう途中、歌舞伎座の前を通りました。顔見世の櫓を見ました。最後の櫓。感無量。 銀座は少しずつ、クリスマス。 前に通った時は、「かさね」が展示してありました。(2009/10/29)「時を重ね、光沢を重ねて輝く真珠のように」と説明が書いてありました。第7回銀座スペースデザイン学生コンペティションの入賞作品だそうです。そしてもみの木が置かれてました。7日の夕方から点灯します。
November 5, 2009
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何年ぶりだろう、「レ・ミゼラブル」祐一郎さんのバルジャンが天に召されるシーン。島田歌穂さんのエポニーヌ岩崎宏美ちゃんのファンテーヌ。この三人の歌を聴くのが好きだった。頻繁に観てた時期があった。(妹のお誘いで)好きな作品だけど、毎年のように再演を繰り返すのでいつでも観られるからいいや、と思っていたので…滝田さんや鹿賀さんの時代から観てますが、たぶん最後はカズさんのバルジャン、山本耕史マリウス。2003年か2004年。ブログを書く前なので?久々のキャストは新鮮!さて、今回はピンチヒッターの観劇。譲ってくれたのは1日にハンドベルのコンサートに招待してくれたベルちゃん。急にハンドベルの演奏の依頼を受けることになり。・゚゚・(>_
November 4, 2009
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ハンドベルのコンサートに行くのに駒場東大へ。日曜日にお休みするのは年に数度でウキウキ。駒場東大へ行くときは明大前で乗り換えて、渋谷行きに乗れたのでホッ♪iPodで音楽聴いている若者に、携帯の「乗り換え案内の画面」を見せて「この電車に乗っていいんですよね」と確かめたから大丈夫。のはずが、どうも様子がヘン!「次に停まる駅名が違う」ってんで、特急と気付き「すみません!間違えました!通して下さい!」と断りながらへドアに向かったけど、好天の日曜日の混んだ車内。反対側のドアまでの数メートルが進めず、ドアが閉まった。「あー」残念そうな声が何人もから起こった。みんな体をよじって、私が通れるように協力してくれたのに。東京の人は優しい。冷たいとよく言われるけど、ね。私が三つ編みだったから?赤毛のアンと間違えた?なぜ、三つ編みかそして、その帰り、私が何度も迷いながら、向かったのは代々木公園。音楽座ミュージカルRカンパニーでは、作品を知ってもらうため、応援してくれるファンとの交流を図るため等の理由で俳優さん主催のイベントがたくさんありますが、この日はなんと、舞台監督主催で野外お茶会があったから。日曜日のイベントに参加できるなんて、めったにないことなので「お疲れ様でした!」とさりげなく、ちょっとだけ顔を出すつもりが、また迷って「どう乗り換えるんですか?」「西門に着いてからどちら?」とSOSを何回も発して、お世話をおかけしてしまい、代々木公園駅なる駅があるとも知らず、公園入り口に着いた時「高瀬さんが迎えに出てますよ!」とのメールにひっくり返りそうに。音楽座の舞台監督さん、直々にお迎えなんて畏れ多い。もったいない。いろんなこと、おうかがいしたいな!と常々思っていたのに緊張して、気のきいた言葉は一つも浮かばず…もったいない。さて、坂を上がったところには、本日の参加者の皆さんがニコニコ楽しそう。仲良くピクニックシートに座って、お話してました。(男性ファンが多いのがこの劇団の特徴です。本日も男性多し)そして、音楽座一、ダンスのうまい萩原さんは白の半そでシャツ一枚で均整のとれたスタイルを披露してくださってました三つ編みの私を見て「あ、ミツちゃんだ」と気付いてくれた方、ありがとう♪そうです。今日のお茶会、下北沢駅で集合でした。そこで制服姿の徳原君が立っているので、参加者は合言葉の「吉岡さんですね」と声をかける、という趣向だったのです。音楽座が12月に上演する「泣かないで」主人公のミツと大学生の吉岡は下北沢駅で初めて会うのです。そのミツのトレードマークであり、吉岡がミツをみてがっかりする原因となるのがミツの三つ編みなのです。「薹(とう)がたったミツですみません」と言ったら思いっきり笑われましたが徳原君のご協力のもとに出会いのシーンさせていただきました「吉岡さんですね」の台詞、みんなに観られていてキンチョー「違います」と徳原君。 「え」と私一同、爆笑!彼は実際には「吉岡に間違われる男」の役なんだって。その解説がはいり、再び大爆笑。夕方の風が落ち葉をたくさん舞いあげる時間になって、楽しいお茶会はお開きに。なにげに役割分担ができて、荷物を車に運んだあと、素敵な企画に招いて下さった音楽座の皆さまをお見送り~。監督が熱く語った舞台のお話、聴きたかったな~。参加者の皆さんの音楽座への想いをうかがったりもしたかった。ほとんど終わったところへ駆けつけたので仕方ないけどね。徳原君に熱い紅茶と「よこぶ」さんからのパンプキンパイ(噂には聞いていましたが、ホントにおいしかった!)を運んでいただいて、走ってきた疲れが吹っ飛んだし、それに全員で、「泣かないで」を合唱できたから、参加できて良かった!吉岡とミツごっこのおかげで徳原君の隣だったけど音楽座ファンの間でも評判の歌唱力の徳原君。隣で聴くとますます実感。「泣かないで」の曲は音楽座のサイトなどでいつでも聴くことができる。それで私もすっかり覚えた気になっていたのだけど、一緒に譜面を見ながら歌っていると、いかに私がいい加減で、徳原君がきちんと(しかもいい声で)歌えているのかがよくわかる。自分より年配のファンに囲まれているせいか、謙虚な徳原君。歌っているときは堂々とカッコイイ。そうです。いくらフレンドリーでもプロでしたブラボーです音楽座はファンのためにたくさんの企画を立ててくれるので、カンパニーの俳優さんが歌うのを近くで聴く機会がたくさん。その圧倒的な声量と歌声の美しさにハッとし、私たちを楽しませるために、本番でも番外企画でも骨身を惜しまない。もう一人の俳優さんの萩原さんも音楽座の舞台に欠かすことはできない素晴らしいダンサー。昔の作品からずっと出演されていて、必ず舞台を引き締めてくれる人です。今日もひょうひょうとした雰囲気で周囲を和ませているのでつい、忘れてしまいそうになるくらいですが、ホントはスゴイ方。監督さんと萩原さんという兄貴分といると、弟である若手成長株の徳原君はかいがいしく、みんなにサービスする役を自然に演じていてそんな家族的、気持ちが通じ合っている音楽座Rカンパニーの姿を見て私たちは思わず応援したくなるんだよね。音楽座様その親しみやすさと、作品のクオリティーが絶妙なバランス。それを、今のままずっと保ちつづけて「生きていることの素晴らしさ」を再認識できる舞台を作り続けてくださいませ。泣きながら堪える、ではなく 笑ってそれを乗り越える力強さとひたむきさ、明るさを、音楽とダンスで伝えてね。ありがとう。音楽座ミュージカルRカンパニー
November 3, 2009
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昨日の日記からのつづき…坂上佳子先生がステキだなと思うのは「今日のが一番良く出来たわね」なんてメンバーに話しかけて、会場がクスッと笑ったり和ませたかと思うと最近お亡くなりになったメンバーのことを話すときにはウっと胸がふさがれたのでしょう、しばし声を詰まらせて……「その方は84歳からベルを習い始めました。95歳になってもハイヒールを履いていらしたんです」プログラムのうしろの出演者一覧をみると、ちゃんとその方のお名前も印刷してありました。私の友人のグループの演奏は「虹の彼方に」と「オペラ座の怪人」から3曲メドレー。偶然だけど私の好きな曲ばかりでゴキゲン♪この「オペラ座の怪人」怪人が迫ってくるような這うような低音とクリスティーヌの悲鳴のような高音を奏でわけていてハンドベルの事を、こどものおもちゃみたいな楽器だと思っていたのが申し訳ないくらい。逆にいえば、大人数で気持ちを合わせて演奏するほうが一人で演奏するより至難の業。全員揃っての練習を重ねたうえで、この迫力ある演奏を実現させているわけですから、(^o^)そして、別のグループが演奏した美女と野獣。「ビー アワ ゲスト」目を閉じていると、弦楽器に聴こえる演奏も素晴らしかった!ハンドベルはクリスマスの時だけじゃないんだね。【日本製】メロディーベル8音セット(1オクターブ)これだけ守備範囲の広いものだとは。招待してくれてありがとう!来年も招待してくださ~い!お手製のおいしいサンドイッチ持ってきてくれた同僚のK子さん。「遠いところをありがとうね」って。(私のほうが、付き合ってくれてありがとうね、なのに)音楽と人の心の美しさに触れてとっても良い休日でした。
November 2, 2009
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第11回 ハンドベルコンサート 2009年11月1日 (日)開場 12:30 開演 13:00 こまばエミナース友人が、出演するので、元同僚のK子さんを誘って行きました。ZEN-ON (ゼンオン/全音)MB-SP ミュージックベル・スーパー 27音セット【送料無料】ハンドベルの演奏をはじめて生で観たのは(聴いたのは)昨年のクリスマスの有楽町。彼女の所属するグループの演奏があったから。ホールで聴くのは初めて。ちょっと だいぶ けっこう 遠いけど(^O^)一所懸命練習しているのを知っていたから。日曜日にお休みをとれるように、お願いだしてました。そしてこのコンサートは同じ先生が指導している3団体の合同。さて、いよいよ最初の曲。演奏するほうも聴くほうもドキドキしながらはじまってハンドベルのためのオリジナル曲「水辺にて」その次はガラッと変わって、聞き覚えのある軽快な曲「トリッチトラッチ ポルカ」そして次のグループの厳かな讃美歌、オルゴールがモチーフの愛らしい曲と続き、いよいよ 友人たちの出番。バッハの「主よ人の望みの喜びよ」。大好きな曲でウレシイ!これを聴くと「あすなろ白書」を思い出す。大好きなドラマで、ピアノで西島くんがよく弾いていました♪主よ人の望みの喜びよ次の曲が 「ジャズ ピッツイカート」。マレット(バチ)でベルのおなかをたたきます。ポン、ポン弾んで楽しい、楽しい♪ピッツイカート(ピチカート)は本来弓で弾く楽器を指ではじく奏法。スローな部分もあり、ピッ、ピッと歯切れよい部分もあり難度の高い曲目なのではと、思うのですが…本来は響きの美しさが特徴のハンドベルには不向きと思えるタイプの曲、リズム刻んでました綺麗に決まって、「ジャズだ」 難しいだろうに微笑みを浮かべて演奏する友人は楽しそうでカッコイイ。お隣で、K子さんが「お友達、堂々として素晴らしいわね」と感心してた。「ふだんは楚々として、控えめな人なのよ」と言ったら驚いてました。好きなことは人を変えちゃう前回、クリスマスに見たときにはベルにもいろんな大きさがあるんだと驚いたのですが、今回の発見は実にいろいろな演奏法があるということ。ポーンと響かせたり、胸にあてて止めたり、ベルをこすったり、とさまざまなバリエーションがありました。中でもユニークなのは、マルテラート。ベルを下に置いた時に音がしないようにスポンジマットが敷いてあるのですが、ベルでわざとそのスポンジをたたく奏法がマルテラート。いちばん大きいベルは2、3か月の赤ちゃんの体重くらい4、3キロちょっと。一番小さいのは225g。(ただし、体格のいい人が担当するとは限らないのね)そして「ハンドベルのお友達」も登場!四角の筒型のハンドチャイム。ポオオン、とふんわり浮遊感ただよう不思議な音色がします。「クワイエット アレルヤ」を2つのグループが演奏しました。最初はハンドチャイム、次はハンドベルで。同じコンサートの中で、二つの楽器の違いを聴き比べる機会はめったにないから坂上先生の説明に「なるほど♪」この方の発想の豊かさはMCの中にふんだんに表れていました。知的な美人でおしゃべりもお上手。「先生、ステキね」と隣でK子さんももささやいてました。演奏するメンバーがベルの配置を変えたり、舞台と客席を移動する間つなぎの間にお話がプロの司会者顔負け。ハンドベルの歴史(教会のベルを鳴らして演奏するのは大変なので、持ち運び自由な今の形になった)や奏法、ベルは何でできているか等、演奏を聴いている側が「どうして?」と思うことをナイスなタイミングで次々と説明してくれることにはホント感心しちゃいました。コンサートのお客様が退屈しないように、構成がとてもよくて「ハンドベルを触ってみたいひと」と会場から希望者を募って舞台にあげ、一音ずつ鳴らしてみたかと思うと、それぞれにサポートをつけて、その場で演奏させてくれました。長くなったので 明日につづく…【日本製】ミュージックベルゴールド・ラージサイズ20音セット
November 1, 2009
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