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コロナ時の沐浴ならぬ黙浴もそろそろ止めて温泉談義湯気の中ゆらゆら揺れる白い肌ここはみちのく混浴うれし退職し気ままな旅に出てみたがなぜか悲しい北国の宿作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.29
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どなたでしたか?爺婆集う同窓会 皴に埋もれた完熟笑顔 あら、どなた?びりっけつのひろしです あたし三組 梅の花 同窓会 昭和の回顧 走馬燈 若いですねと慰めあって 教室に残る想い出 先生の面影とっくに墓の中 女学生 夢膨らまし五十年 今じゃ夢胸 垂れたまま 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.25
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芥川賞と直木賞という二大文学賞が創設されたのは、昭和10年だからなんと約90年間も続いていることになる。またこの二つの賞の違いは、芥川賞が純文学を、直木賞が大衆文学を対象にしていることになっている。だがそもそも純文学とは何ものなのだろうか……。 一般的には大衆文学に対して、純粋な芸術性を目的とする文学のことを指し、登場人物やストーリー性よりも、深い哲学的洞察や心理的描写、さらに独創的な表現方法を用いた文学だと定義されている。一方で大衆文学とは、読者に楽しんでもらうことを主眼とした、ストーリー性の豊かなエンターテインメントとして読む小説という分類であった。 昭和時代にはそんなイメージが強く、どちらかと言えば直木賞は軽視され、文学を志す者たちは俄然「芥川賞」に憧れていたものである。あの太宰治でさえ、芥川賞を受賞できず常に悔しい思いを胸に抱いていたというではないか。 ところがいつの間にか芥川賞は新人作家賞的なものに成り下がり、現在では直木賞のほうが本格的な作家の勲章に昇格した感がある。そもそも現代の直木賞受賞作は、かなり重厚かつ芸術的な作品が多く、純文学だとか大衆文学だとかと論ずること自体がナンセンスな時代になっている。また出版側の営業政策のためか、複数受賞が増加し若い女性やタレントに芥川賞を受賞させる傾向が鼻を突き、芥川賞の品格を貶めているような気がする。だから最近は芥川賞よりも「直木賞」や「本屋大賞」のほうに興味が移ってしまった。 作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.18
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老人会 昭和時代の洒落をいい入れ歯外れて大受けす 七十路 妄想だけは無限大 不倫求めてサイトを覗く 蝸牛<かたつむり> 蛞蝓<なめくじ> 蚯蚓<みみず> 似た者同士 区別つかない ヤングシンガー 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.14
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八王子で待ち合わせて、白いミニバンに乗り込む。運転役を含めて総勢4名であるが、当然全員知らない者同士であった。ただ皆若くて図体のでかい奴らばかりだ。角刈り男、サングラス男、金髪男など……170センチで細身の俺が一番弱々しく見えてしまうではないか。 国道を抜け1時間ほど経過した頃、住宅街の外れで車を降りると、そこはなんとなく見覚えのある風景だっだ。何かが頭の中でグルグルと回転するような気分に襲われる。その時運転役の金髪男が指示役からの電話を受け、斜め向かいにある庭の広い家がターゲットだと俺たち3人に伝えた。 それを聞いて、俺は「悪いけど今日は帰る」と言ったが、他の3人は納得しない。「今さら何を言っているんだ、ここで降りたらお前の命はないと思え!」と恫喝されてしまった。俺はまた恐怖感に負けて、仕方なく懐かしさが漂うその家の玄関横から広い庭に入る。そしていわれた通りバールで雨戸をこじ開け、大きな音がしないようにタオルで囲った窓ガラスを叩き割って中に侵入する。 土足のまま侵入した俺たち3人は、寝室で寝ている年寄り夫婦二人を蹴飛ばし、暗闇の中であっという間に縛り上げて、タオルで目隠しをして顔を見られないようにしていた。「おい、殺されたくなかったら、金の在処を言え!」角刈り男がドスの利いた声で脅迫する。 すぐに爺さんのほうが、オドオドしながら隣の部屋を指さしながら「机の一番上の引き出しの中」と呟くのが聞こえた。 角刈り男に指示された俺が隣の部屋へ行く。正面に小さな机があった。慌てて一番上の引き出しを開けると、すぐに財布と預金通帳が見つかった。財布には3万円程度しか入っていなかったが、なんと預金通帳の残高は300万円を超えているではないか。それも毎月欠かさず1万円ずつ入金しているのである。 さらに通帳の名義を見て度肝を抜かれてしまった。そこにはなんと「俺の名前」が記載されているではないか。そして机の隅には見覚えのある古ぼけたゲーム機が置いてあり、その脇には古ぼけたアルバムが立てかけられている。夢中でそのアルバムを開くと、そこは幼い頃の俺の写真で埋め尽くされていたのだ。それにこのゲーム機だっていつも俺と爺が一緒に遊んだものじゃないか。 なんとなく懐かしさが漂っていたのは、この家は俺が幼い頃に時々遊びに来た爺婆の家だったからであった。そして寝室で縛り上げた二人こそ、幼い頃よく一緒に遊んでくれ大好きだった爺婆ではないか! もう俺の瞳は涙で溢れ、顔面全体がぐしゃぐしゃに濡れている。突然俺の頭の中で、脳みそがグルグルとかき回されて、狂気のスイッチが押し潰されてしまった。 「いつまでも何をモタモタしているんだ!」そのとき、業を煮やした角刈り男が部屋に入ってきた。 突然「ギャーッ!!!!」という奇声を発した俺は、手にしていたバールを角刈り男の頭に振り下ろす。だが一瞬の差で避けられてしまった。「この野郎何をしやがる」俺は腕をとられ、ねじ上げられてバールを床に落としてしまう。こうなると俺は、体力に勝り喧嘩慣れしている角刈り男の敵ではなく、あっという間に倒されて馬乗り態勢を許してしまった。そこに争い声を聞きつけたサングラス男が駆けつけてきて、押さえ込まれている俺の顔面を何度も靴で踏みつけるのだった。俺は二人がかりでボコボコにされ、いつしか気を失ってしまったようだ……。 全身打撲だらけでそのまま意識不明、気が付いたのは警察病院の中であった。俺は二日間眠り続けていたらしい。そして当然だが、意識回復とともに強盗罪で警察に逮捕されることになってしまった。その後弁護士と話をしていろいろ分かったのだが、俺以外の三人も逮捕されたらしい。なぜそれほど速く逮捕されたかというと、あの家の机の引き出しを開けた途端に防犯カメラが始動し、警備会社に通報される仕組みになっていたのだという。 それにしても、さすがに爺婆である。年をとっても大したものだ。それに比べて、なんと俺の情けないことだろうか。幼い頃にあれほどお世話になり、いまだに俺の名義で積立預金を続けている爺婆のことを忘れていたばかりか、強盗まで働いてしまい、気が付いても仲間たちにボコボコにされるだけとは。あーっ、とにもかくにも情けないどころか、余りにも悲しすぎるではないか。 少なくともこの馬鹿な俺にできることは、罪を認めて徹底的に警察に協力し、指示役も逮捕させることしかないだろう。そしてこの刑を償ったら、爺婆に会って土下座することしか今は思い浮かばない。「ごめんよ、ごめんよ、爺ちゃん、婆ちゃん、いつまでも元気で長生きしてくれよな……」 (了) 作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.09
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春待つ池に小魚隠る 氷ノックし 声援おくる爺やかな 盟友だとて言えぬことある 隠し疵 サボテンの棘ヒイラギの棘 はあとぶれいく口には出せず梅の梢の ひとり椋鳥 初恋は閉じ込めたまま汚されず秘密の檸檬 齧り涙す 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.05
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新年あけましておめでとうございます 10年ひと昔とはよく聞く言葉ですが、本ブログ『木洩れ日の里』は、なんと13年以上継続しています。お陰で主催者である朽木一空と五林寺隆も、いつの間にかヨレヨレの爺さんに成り果ててしまいました。それでもなんとか病院に通いながらも、本ブログの灯を絶やすことなく頑張っています。 また通常個人のブログは、3年程度が寿命と言われていることを考えると、本ブログは人間でいえば400歳近いとんでもない長寿を誇っているようです。まあ記事の掲載は発足当初のようにほぼ毎日という訳にはゆかなくなりましたが、老骨に鞭を打ってなんとか週2回程度のスタンスを守っておりますのでご勘弁ください。……とそんなところで、どうぞ本年も本ブログをご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 朽木一空、五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2025.01.01
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