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にほんブログ村 何年も前から、高見彰七の作品があると知りつつ、いまだに確認できていない情報があります。この際、ネットを通じて、情報や写真の提供をお願いしたいと思います。提供頂いた写真などは、高見彰七のリンク集の作成に使いたい。希望する情報は下記の2箇所。1)専照寺 (長野県飯田市伝馬町2丁目) 昭和36年 高見彰七作の仏像(座像)あり。 仏像のみではなく、台座の銘板の写真も希望。 写真中央の座像が高見彰七の作品。 (画像出典: じゃらんNet)2)善勝寺 (長野県飯田市伝馬町2-31) 高見彰七の観音像あり。 同じく観音像と銘板の写真を希望。 (画像出典: 4 travel.jp)ぜひ情報提供をお願いします。【 たち吉 ハローキティ & 鳥獣戯画 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.31
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にほんブログ村 愛知池の観音像の製作年が判明したことで、新たな疑問が湧いてきました。それは、高見彰七の創作活動の年表を見るとわかります。年表では、高見彰七は突然に愛知池の観音像の作家になります。無名の作家が、突然に最大級の観音像の作家になれるものでしょうか?実績がなければ、施工元の大手企業が作家を任せるとは思えません。私はこの高見彰七の空白期、つまり高見彰七のミッシングリンクを埋めるのが、妙楽寺の57体の作品群ではないかと推察しています。妙楽寺の作品群の造形には、技能や作風に経時的な変化が見られます。これらの作品群は、以前は道路沿いに並べられていました。初めは交通事故の被害者の供養のために観音像が建てられ、それから次々と交通安全を願い作品が並べられたのではないでしょうか?その間に高見彰七の技能も向上し、作風も安定したのでしょう。そしてこれらの実績から、大手企業から作家を任せられたのではないでしょうか。高見彰七の作品の原点は、妙楽寺の作品群の中にある。私はあらためて、そう思い始めています。高見彰七の観音像は、交通安全祈願のものが大半です。そしてその願いの強さは。尋常ではありません。高見彰七が供養したかった、初めの交通事故の被害者は、彼にとって、とても大切な人だったのかもしれない。あえて想像が許されるなら、そう考えることによって、彼が残した作品の本当の意味が、真に理解できてくるように思えるのです。【 有田焼 豆皿 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.29
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にほんブログ村 新情報です。「リンク集No.2‐8」の観音像の解説が水資源機構のH.P.にありました。●【水資源機構】 「愛知池の観音像」そのH.P.には下記が記されています。「東郷調整池の観音像」 形 体: コンクリート製立像 作 者: 豊田市宮口町在住の彫刻家(詳細不明) 施工者:鹿島建設(株) 所有者:水資源機構 管理者:恵日山清峯院観音寺住職作者不明となっていますが、作家は高見彰七で確定です。また施工者や管理者もわかりました。さらに製作年を水資源機構愛知用水総合管理所に問い合わせました。丁寧に御対応頂き、下記が判明しました。 ・愛知池の整備時に、池の小島に祠があった ・小島は展望台の目前にある、鳥の巣になっている小島 ・祠を展望台に移し、観音像を建てた ・観音像は昭和35年の建立であるこの情報から、年表を見直しました。この愛知池の観音像が、最も古い観音像となりました。また一歩前進しました。【 九谷焼 豆皿 33種コレクション 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.26
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にほんブログ村 静岡県の八幡野観音は高見観音か?検証編です。高見観音に雰囲気が似た八幡野観音。ただ違和感もあります。その疑問点を考察してみます。1)静岡県に高見彰七作品はあるか 高見彰七作品は西三河・尾張地域の多くあります。 しかし静岡県であれば、十分可能性があるでしょう。2)昭和57年開眼。高見彰七の活動時期か 在銘で最新の高見観音は昭和46年製で 刈谷市の昌福寺にあります。 八幡野観音が高見観音であれば、 さらに11年活動時期が広がりますが……。 3)造形の違い 雰囲気は似ているが造形が異なる。 ブログでもそういうコメントが多くあります。 最も製作年が近い昌福寺の観音像と比べても違いがあります。「昌福寺の高見観音」●【リンク集 2‐2】 「昌福寺 観世音菩薩」4)高さ12メートル,重量60トンの像をひとりで作り得たか それについては情報があります。 基本、八幡野観音像の後ろには立ち入れない様子です。 しかし観音像後部を確認できた頃もあり、 そこには下記を記した銘板があったそうです。 (銘板) 群馬県前橋市下細井町 設計施工 関東緑土工業株式会社 荒井 桓輔 協賛者 井出 高徳 さすがにこの大きさとなると、一人では作れません。 また協賛者も書かれているのに、作家名がありません。 となると、作家は群馬県の会社の「設計者」と考えるのが 自然かもしれません。考察は以上です。集めた情報からは、高見彰七作品と断定するのは難しい状況でした。ただ「設計者」が高見彰七の影響を受けた可能性は十分にあります。今回は、力不足ですみませんでした。これに懲りずこれからも、高見彰七作品の情報提供をお待ちしています。よろしくお願いします。【前の日記】 「八幡野観音は高見観音か?(その1)」【 萬古焼 魚焼き 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.25
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にほんブログ村 高見彰七作品に似た観音像がある。その情報を「猫碑さん」から頂きました。。【猫碑さん】 「猫碑さんのブログ」情報は、静岡県の「八幡野観音」です。「やわたのかんのん」、通称「赤沢観音」です。画像出典: 「タビオモ!」たしかに高見観音に似た雰囲気があります。一方で、細部には違いがあります。ヒントとして、八幡野観音には、次の説明書きがあります。「大江院 住職」による説明書きです。全高 12メートル重量 60トン開眼 昭和57年2月18日建立者 明治35年12月19日生 明和ゴム工業株式会社 会長 坪井賢次 氏高見観音であれば。今までで最大級の観音像。次回、高見観音であるか否か、検証します。ぜひ皆さんもご考察ください。【 信楽焼 花瓶 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.23
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にほんブログ村 妙楽寺の推定・高見彰七作品について、情報を頂きました。情報は「じぇりねこさん」からです。【じぇりねこさん】 「じゃりねこさんのブログ」情報は下記のニュースです。妙楽寺の推定・高見観音は、交通事故供養のための像ではないかというものでした。【朝日新聞デジタル】 「墓石の墓:縮まる社会を映し出す 山にびっしり2万基 2019年3月16日」記事には、「交通事故で亡くした子どもを供養したコンクリート製の観音像」という記述があります。たしかに在銘の下記の高見観音は、明確に「交通安全祈願」とされています。【リンク集No.2-2 刈谷市 寿永山 昌福寺】 「昌福寺 観世音菩薩」【リンク集No.2-3 豊田市 古瀬間御嶽神社】 「古瀬間御嶽神社 交通安全観音」他の無銘の推定・高見観音も多くは道路沿いにあります。妙楽寺の推定・高見観音も以前は道路沿いにあったと伝わります。妙楽寺の推定・高見観音が、朝日新聞の記事の観音像と考えて良いでしょう。じぇりねこさん、情報ありがとうございます。【 伊賀焼 香合 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.21
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にほんブログ村 高見彰七の観音菩薩像に新発見のニュースがありました。連絡は「FDG公式さん」から頂きました。【FDG公式さん】 「FDG公式さんのH.P.」FDG公式さんからは、愛知池の大観音菩薩像に続き2度目のご連絡です。愛知県の隠れた文化財にお詳しく、とてもアクティブな方ですから、当然の新発見かもしれません。新しく見つかったのは、愛知県豊田市の高林寺の裏手。2体の推定・高見観音がありました。今回の写真もFDG公式さんからご提供頂いています。如何にも見つけ難そうな場所にあります。身を捩るようなスタイル、典型的な高見観音の特徴です。表情は稚拙とも言える造形。典型的な高見観音のお顔立ちではありません。それでもこれを高見観音とみなすのは、妙楽寺の推定・高見彰七作品群の子安観音に類例があるからです。「妙楽寺の子安観音」私はこれを、高見彰七の初期作と推定しています。今回の高林寺裏の観音菩薩像も高見彰七作品とみなして良いでしょう。高見彰七作品リンク集に登録させて頂きます。FDG公式さん、ありがとうございました。【 瀬戸 馬の目皿 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.18
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にほんブログ村 妙楽寺の推定・高見彰七作品、続きです。④龍を背負った観音(後列右から1番目)⑤大仏(後列右から2番目)⑥多肢の仏像(後第2列右から1番目)⑦子安観音(後第2列右から2番目)⑧十一面観音(後第2列右から3番目)【 犬山焼 色絵雲錦手茶碗 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.16
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にほんブログ村 妙楽寺にある57体の推定・高見彰七作品。(うち1体は、愛知県みよし市森下交差点から2023年10月頃移設)高見観音と呼んでいますが、観音像ばかりではありません。他にはない特徴的な作品をご紹介します。①妙楽寺最大の観音像②天女(一対)➂地蔵? 手前に子供?【 織部 掛花入 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.14
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にほんブログ村 奈良県の石棺仏のリンク集です。石棺仏とは、古墳の石棺の石材を再利用して、仏像として利用した石仏です。もっと多くをご紹介したつもりでしたが、過去の記事が見当たりません。奈良は文化財が豊富なので、ご紹介できていなかったかもしれません。いずれ機会を見てご紹介するかと思います。◆石棺仏◆●【石棺蓋石】 「奈良県 長谷寺 弥勒石棺仏 (鎌倉時代)」●【石棺石材多数】 「奈良県香芝市 阿弥陀橋石棺仏」【 奈良 赤膚焼 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.12
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にほんブログ村 今回も愛知県常滑市の松栄寺。天井絵もありますが、傷んでいます。鳥の絵です。かつては参拝者も多かったのでしょう。奉納額も傷みが激しく残念です。奉納、明治30年10月になっています。日清戦争 鴨緑江(おうりょくこう)の戦いは明治27年。貴重な戦争遺産だと思うのですが……。【 備前焼 火襷 花入れ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.10
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にほんブログ村 愛知県常滑市の松栄寺。海が近く、潮風の影響か、痛みが激しく見えます。寺の前には道祖神さんがおられました。こちらで道祖神さんにお会いするのは久しぶりです。少し和みました。【 常滑焼 一輪差し 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.08
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にほんブログ村 みなさんのブログへのご訪問ができておらず、すみません。遠方へ移動していました。写真は途中の駅で出会った大黒天さん。備前焼です。今週はみなさんのブログへのご訪問を優先します。そのため、今酒の私のブログ記事はショートになります。よろしくお願いいたします。【 備前焼 花入れ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.06
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にほんブログ村 名古屋市の建材に見られる化石のリンク集です。まだ追加の予定です。◆化石◆●【No.1: 名古屋駅地下街】 「ゲートウォーク」【ゲートウォークでの化石探し】 〇探しやすさ: ★★★ 〇化石数: ★★★ 〇アクセス: ★★★★★ 〇人の往来; ★●【No.2: 栄地下街】 「セントラルパーク」【セントラルパークでの化石探し】 〇探しやすさ: ★★★★★ 〇化石数: ★★★★★ 〇アクセス: ★★★★ 〇人の往来; ★★★●【No.3: 矢場町】 「松坂屋南館7F 松坂屋美術館」【松坂屋美術館での化石探し】 〇探しやすさ: ★★★★★ 〇化石数: ★★★★★ 〇アクセス: ★★★ 〇人の往来; ★★★★●【No.4: 栄】 「松坂屋本館1F」【松坂屋美術館での化石探し】 〇探しやすさ: ★★★★★ 〇化石数: ★★★ 〇アクセス: ★★★ 〇人の往来; ★★★★★●【No.5: 栄】 「栄大野ビル1Fロビー」【栄大野ビルでの化石探し】 〇探しやすさ: ★★★★★ 〇化石数: ★ 〇アクセス: ★★★ 〇人の往来; ★★★★★【 化石標本30種類 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.04
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にほんブログ村 愛知県常滑市。先日、この地にある東龍寺の代替梵鐘をご紹介しました。●【コンクリート製の梵鐘】 「愛知県常滑市 東龍寺」この常滑市でも戦時中の金属供出の被害は大きかった様です。そのことは、東龍寺の近くの齊年寺でも知ることができます。立派な山門を潜ります。本殿はコンクリート製です。本殿の右に鐘楼があります。その説明書きに、金属供出の歴史が記されています。齊年寺でも昭和16年に、梵鐘が供出されました。その後、昭和35年の再鋳造まで、梵鐘が失われていた様です。戦争では多くのものが失われます。本当に戦争は愚かな行為であると、つくづく思います。【 常滑焼といえば朱泥 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2023.03.01
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