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前回の続きで、結局何が言いたいのかというと。ミドルセルフにはとてもすばらしい能力が備わってるのです。それは論理化、合理的な思考能力でもなければ、理性でもありません。むりやりにでもロウセルフ、潜在意識をコントロールできる強い意志の力があるのです。ここ、非常に大事なんですよ。普段、のんべんだらりと生きてるだけではロウセルフの制御を意識する事はありません。具体的に説明してみます。まず、感情が高ぶっている時は理性が働きにくくなります。これはロウセルフが支配してる肉体の力によるものです。ミドルセルフの意志力は非常に優れたものですが、ロウセルフの強い力には負けてしまいます。じゃあ、どうやってロウセルフを制御するっていうんだと思うでしょう。ここが重要ですが。誰でも出来るわけではありません。理性的に感情を判断できる人は可能だということです。いつでも感情のままに流される人は無理だと思います。怒りや悲しみを感じつつも、今やらなくてはならない事を冷静に判断できる人は、感情を乗り越えて行動します。克己心というやつですね。それ以外に痛みや空腹、眠気に負けてしまう人も無理です。強く意志を持ち、目的意識をはっきりさせ、大量のマナを作り出し、その力によって行動を行える人はロウセルフを完全に制御下におくことができるのです。やる気が出ない、気分が乗らない、集中力が続かないという状況でも、それを克服するためには、まずマナを作り出し、それをマナマナ(ミドルセルフを動かすエネルギー)に変換することで、ロウセルフを制御することが出来ます。要するに、意志のエネルギー不足だとロウセルフを操ることは出来ませんって言う事ですね。
2014.11.14
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ハイセルフに接続する儀式は少々お休みとしまして。私たちが肉体を制御する場合、その機能の大部分は無意識下にある自律神経系に任せています。この自律神経系は、たとえ私たちの意識が機能していなくても、勝手に動いてくれます。例えは悪いですが、事故などで大脳に大きな障害を受けた場合でも、自律神経系が無事であれば、呼吸も脈拍も正常に動きます。この自律神経系の範囲と言うのは、思ってる以上に広いのです。ロウセルフは潜在意識と言われています。ミドルセルフは顕在意識です。心理学、催眠術などでは、”意識”と呼ばれる部分をこの二つに大まかに分けてしまっています。そして顕在意識と潜在意識の領域は1対99くらいの割合と思われています。意識の部分だけに限ればそうなのかもしれません。しかし実際には肉体のほぼすべては潜在意識が制御しているのです。顕在意識は、実は肉体上に存在していません。そんな馬鹿なとお思いでしょう。私も最初はそう思いました。フナの説明によると、まず全ての記憶は大脳の組織には無く、影体にあると言います。影体とは、肉体と別に存在する影の肉体の事です。その大きさは肉体とほぼ同じで、肉体と重なるようにして存在しています。気を感じる事が出来る人であれば、肉体の周囲に薄くまとわりつく膜のような気を感じられると思います。おそらくこれが影体では無いかと推測できます。その中に記憶が溜められてると言うのですよね。これはある事から証明がされています。交通事故などで大脳を損傷した人が、記憶に障害を持たずに回復した例があります。もし大脳の組織に記憶が全て記録されてるのであれば、それが壊れてしまっては記憶の回復はありえません。なのに、大脳の組織の一部が無くなっていても、昔の記憶を思い出したりする事が出来たのです。これは記憶が大脳以外のところに記録されていたと言う証拠でしょう。肉体にはそれを制御する神経系が存在しますが、その意識中心は肉体には存在していないと言う事ですね。ちょっとややこしいのでまとめると。肉体を制御してるのは自律神経系である。その自律神経系を制御してるのは潜在意識と呼ばれるロウセルフである。ロウセルフは肉体上に存在していない。影体に存在している(キノアカと言います)。ではミドルセルフはどこにいるのでしょうか。実はこいつも影体にいます。私の例で説明します。20代のころ、布団で寝ながら瞑想を行っていた時に、意識の分離と言う状態になったことがあります。肉体の感覚はそのままに、意識だけがお腹の方へ移動したのです。これは非常に不思議な感覚でした。頭の位置や手足ははっきりと自覚出来るのですが、”自分”と思ってる意識だけがお腹にあるのです。目を閉じて布団を顔まで引き上げた時のように、自分の顔の上に布団があるのを感じています。実際には顔は布団の外にあって、目を閉じています。もし意識が大脳にあるならば、このような現象は絶対に起こりません。意識を含む影体が、そっくりそのままお腹の方へ移動したからこのような事が起こったのでしょう。これも、顕在意識が肉体に無く、影体にあると言う証拠の一つです。フナを理解する上で、肉体―影体―意識の関係はしっかりと把握しておく必要があります。
2014.11.13
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ここ二週間ばかし、腰を痛めてしまいまして。坐骨神経痛も出ていて、かなりつらい。通勤時間が長いため、電車の椅子に座っていても痛みが走る。だんだん痛みは軽減してるけど、しばらくかかりそうだ。そんな痛みの真っ最中に、どうしても我慢できなくて釣りに行きました。千葉の金谷漁港に朝早く行って、投げ釣りと落とし込み。まあまあ釣れました。今回、初めてヒイラギを釣り上げたんですが、これが驚くほど美味しい。また今度、狙って行く予定です。さて、翻訳ですが。自己暗示の第三章が終わるところです。第四章から実践に入ります。難しくはなさそうですが、おそらく今まで私たちが聞いていた自己暗示とは違う形式みたいです。普通、自己暗示といえば自分の潜在意識に向けて行うものとしか認識がありませんでしたからね。ロウセルフを意識して行うってのは、ある意味理論が単純化されて理解しやすいものになると思います。ところでそのロウセルフですけど。ちょっと面白いことがありました。私は時々自宅で沸かしたコーヒーを水筒に入れて職場に持ち込んでいます。結構大きな水筒なので、かばんの中でごろごろします。あるとき、バスの時間が迫っていて、あわてて水筒をかばんに放り込み、バス停まで走りました。そのあと、電車に乗り換え、自宅近くを歩いてるときにふと気がつくと、水筒がありません。どこかで落としたようです。全く気がつかなかったので、おそらくバスか、電車で座っていたときにかばんから転げ落ちたのではないかと推測しました。拾得物が保管されているところを調べ、連絡を入れようかと考えていたのですけどね。それから2日ほどして、職場を出て歩いてる時。真っ暗な夜道をとぼとぼと歩いていると、闇夜の中になぜかぴかぴかと光るものが目に入りました。それも、道の端っこです。普段は絶対に見ないところなんです。近づいてみると、なんと無くしたはずのステンレスの水筒だったんです。ということは、この道を歩いてる時に落としたということでしょう。誰かが水筒を見つけ、道の端に立てかけてくれていたのです。ではなぜそれに目を留めたのか。ようするに、私の中のロウセルフが水筒に対して記憶を蘇らせ、顕在意識である私に知らせたということですね。それには顕在意識からロウセルフに対して無意識でも、”水筒を探せ”という指令が必要です。それを受けてロウセルフが自動で動いていたわけです。この自動で動くという部分が、今回の翻訳の基礎になっています。
2014.11.11
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