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監督・原案・脚本 : ダーレン・アロノフスキー 出演 : ヒュー・ジャックマン /レイチェル・ワイズ /エレン・バースティン 原作 : || ★★☆(2.5点/5点満点中) 「 ファウンテン 永遠につづく愛/ THE FOUNTAIN (2007) 」 16世紀、21世紀、そして26世紀と、3つの時代を舞台に、複雑な構成と斬新なヴィジュアルで綴ってゆくファンタジー監督は、「π (1997) 」でその脚本力を評価され、「レクイエム・フォー・ドリーム (2000) 」で監督、脚本を手がけた、ダーレン・アロノフスキー。本作は主役が二転三転し、最終的にやっと撮影にこぎ着けるなど難航を極めたようです。しかし、撮影をきっかけにレイチェル・ワイズとの間にはロマンスが芽生え、2006年1月に婚約、5月には待望の男の子が生まれました。簡単言えば、今流行の?できちゃった婚と胃ことですかね・・・。主演は「 X-メン (2000~)シリーズ」、「ソードフィッシュ (2001) 」のヒュー・ジャックマン。そして、「コンスタンティン (2005) 」、「ナイロビの蜂 (2005) 」のレイチェル・ワイズ 。 Story : 医師のトミーは最愛の妻イジーを死の病から救うため、新薬の開発に没頭していた。運命を受け入れたイジーは、残された時間を少しでも夫と過ごしたいと願うが、薬の完成を焦るトミーは彼女を遠ざけてしまう。そんな中、イジーは「私の死後、あなたが完成させて」と書きかけの本をトミーに託す。それはトミーの前世とおぼしき中世スペインの騎士が、愛する王女のために、永遠の命を授けるという<ファウンテン(生命の泉)>を探す物語だった…。 「 2007年7月14日公開 」ー goo 映画より ー 映像は神秘的内面の世界観がブッダ風の宗教観をたたえつつ、神話的な物語を書く妻イジーの小説の内容に吸い込まれて行くように過去と現代を行き来するのです。ヒュー・ジャックマン演じる主人公トミーは、神にもすがる思いや迷いや必ず助けたいとの思いがレイチェル・ワイズ演じる妻イジーの小説の内容と交錯するのか、不死を約束すると信じられている伝説のファウンテン(生命の泉)を探す旅に出るのですね~死を受け入れた妻イジーは物語の空白の最後の12章を夫に託すことで夫トミーとの絆を永遠に繋ごうとします。 命とか永遠といった内面の世界観を描こうとするときには、神や黄泉の国などブッダなどの宗教観で表現されることが多々ありますが、その世界観は概して光とかゴールドの映像で描かれる事が多いですね。その映像自体は非常に美しく描かれていて、ぼーっとながめるのには心地良いのですが、その映像美に力を注ぎすぎたのか、ストリーが上っ面なものになっていて、はっきり言ってつまらなくなってしまっています。ファウンテンにそびえ立つ生命の木のエキスを飲んで生命が創造されていく神秘を描くなら絵画で十分です。監督の言いたいことは読みとれるのですが、哲学的思想に走っていて物語を魅せると言う映画の最も大事な観点か軽視されている・・・そんな感じがする映画でした。 ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥∥ || |||| || ||MoonDreamWorks Movie riport Index
July 29, 2007
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【プロヴァンスの贈りもの(2007)】 8月4日(土)公開 監督 : リドリー・スコット 出演 : ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー 他 原作 : ピーター・メイル 『プロヴァンスの贈りもの』(河出書房新社刊 ★★★(3点/5点満点)「 プロヴァンスの贈りもの /A GOOD YEAR (2007) 」監督は、「グラディエーター (2000) 」、「キングダム・オブ・ヘブン (2005)」のリドリー・スコット。本作は、30年来の旧友の仲のピーター・メイルにリドリー・スコットが話を持ちかけて書き上げられ映画化されたとのことです。主演は、「グラディエーター(2000)」、「ビューティフル・マインド (2001) 」、「シンデレラマン (2005) 」のラッセル・クロウ。 Story : 南フランス 運命の小旅行--- おとなの恋と、ワイン、見つけた。 溢れんばかりの日差し、乾いた空気、鼻をくすぐるラヴェンダーの香り。美食家をうならせるトリュフ、オリーブ、ジビエ料理、そしてワイン---。イギリス人でありながら、南フランスのプロヴァンスに住みつき、ワイン造りを楽しみながら人生を謳歌するヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)。少年マックス(フレディ・ハイモア)は毎年夏になると、ヘンリーの所有するシャトーとぶどう園<ラ・シロック>で、ヴァカンスを過ごすのが常だった。ヘンリーおじさんは彼にとって、人生の師とも呼べる存在だった。時は流れ、負けず嫌いの少年は大人になり、ロンドンの金融界で“豪腕トレーダー”のマックス(ラッセル・クロウ)として、超多忙な日々を送っていた。ヘンリーが授けてくれた叡智と哲学のおかげで、彼は若くして頂点の一歩手前まで登りつめていた。近づいてくる女性たちは多く、贅沢な独身ライフを楽しんではいたが、彼には本当の愛が見えていなかった。[ 2007年8月日公開 ]ー 作品情報より ー 喧噪なこの時代を反映してロハスと言う言葉が流行しています。プロヴァンスと言えば、真っ先に頭に浮かぶのがワインやワインを使ったおいしい料理・・・・・ですかね~ ロンドンで豪腕トレーダーとして休みのない毎日を送っていたマックスが、育ててくれたヘンリーおじさんの死によって広大なブドウ園を相続することになり、ブドウ園を処分をするために懐かしいヘンリーおじさんの家に舞い戻ってきて、運命の出会いをするのです・・・古びた家は懐かしい思い出に溢れていて、時折織込まれている回想シーンが微笑ましく感じます。ただ、ストーリーにも目新しさも感じず、ラッセル・クロウの演技もスタイリッシュさにも欠け、特にどうと言うこともなく、ヒロインにも華がたりない感じがします。可もなく不可もない・・・ある意味毒のない映画ですね。美しいプロヴァンスの風景にロハスを感じたい方に・・・・・ ■《送料無料》(サントラ) プロヴァンスの贈りもの(CD) ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 28, 2007
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監督 : 曽利文彦 出演 : 黒木メイサ / 谷原章介/ 松雪泰子 / 原作 : || ★★★☆(3.5点/5点満点)「 べクシル 2077 日本鎖国 (2007) 」 監督は、「ピンポン (2002) 」の曽利文彦 。「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer (2000) 」でVFXスーパーバイザー を努めるなどCG畑でクリエーターとして活躍してきましたが、監督デビューは実写にVFXを加えた「ピンポン (2002)」です。「たそがれ清兵衛」が受賞した年の2002年第26回日本アカデミー賞 で監督賞他作品賞、脚本賞他にもノミネートされています。ヒロインのベクシルの声は、黒木メイサ。レオン・フェイデン役に谷原章介。マリア役に松雪泰子。 Story : 21世紀初頭。人類に延命効果をもたらしたバイオ・テクノロジーとロボット産業が急速に発展を遂げたことにより、日本は市場を独占し世界を大きくリードした。しかし、最先端を極めた日本のロボット技術は世界から危険視され、国連はこれらの技術を厳格に規制することを求めた。日本政府はその要求に従うどころか、反旗を翻して我が道を行く決定を下したのだった。その決断とは・・・『日本鎖国』。2067年、日本は国際連合を脱退し、遂にハイテク技術を駆使した完全なる鎖国をスタートする。その後日本の情勢は秘密のベールに包まれたまま、10年間が経過した。この10年間、本当の日本を見た外国人は誰もいなかった。そして、2077年、米国特殊部隊"SWORD"所属の女性兵士ベクシルは、日本への潜入作戦を実行する。しかしそこでベクシルが目にしたのは、想像を絶する光景であった。延々と続く荒涼たる地・・・。これがハイテク技術の末に辿り着いた、真の日本の姿なのだろうか? ■APPLESEED アップルシード通常版[ 2007年8月18日全国ロードショー ]ー作品情報より ー 映像のどこそこに、完璧に宮崎アニメの影響を受けている感じがした。「天空の城ラピュタ」のカプセル型に格納されているロボット兵、「天空の城ラピュタの」ムスカのような独裁者のキサラギの存在、「もののけ姫」のタタリ神のような自在な集合体に変化するジャグ・・・・etc... ただ、映像は進化し始めた日本のVFX技術「 3Dライブアニメ 」がいかんなく発揮されて、詳細に描き込まれたアニメの風合いを大切にしながらも時折実写かと思わせるようなリアルな質感と動きを持つ映像はクオリティが高く大変美しいです。アニメのそれぞれの顔が声優人の顔に見えてくるような感じまでします。 日本がハイテク鎖国に突入すると言う斬新なストーリーは、嫌がおうにも期待が高まります・・・・丁寧に描き込まれたこだわりの映像が、なんだかよくわからないけど凄いな~。・・・なんって思いながら観ていました。 ハイテク鎖国に突入した10年後の日本の姿に愕然・・・・・凄いアイデアだな・・・想像もつきませんでした(笑) 他のブロガーの皆様もここはくれぐれもネタバレしないでいただきたい部分ですね。それをここで述べてしまうとかなりお楽しみが減るので、それがどんな状況かは伏せておきましょう。ラストの転結も、そう来たか!!っと。それはそれで良かったんだけど・・・・・ どう考えても「天空の城ラピュタの」ムスカのような独裁者のキサラギ存在が出てくるあたりからストーリーのアイデアが古くて安っぽさを感じます・・・・ラピュタは1986年のアイデアですよ、2077年のハイテクのプロットが台無しですよね~映像のクオリティが高いだけに、そのギャップが目についてちょっとがっかり。 ■オリジナル・サウンドトラック ■■送料無料■[初回限定価格盤]DVD付き / アニメサントラ [DVDソフト] ベクシル -2077日本鎖国-(通常版) ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥|| || |||| || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 27, 2007
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【夕凪の街 桜の国 】 7月28日(土) 公開 監督・脚本 : 佐々部清 出演 : 田中麗奈 /麻生久美子/吉沢悠 他 原作 : ★★★★(4点/5点満点中)「 夕凪の街 桜の国 (2007) 」 おねえちゃん、長生きし~ねぇ・・・・瓦礫の中で偶然見つけて背負って彷徨っていた背中で、熱い熱いと苦しみながら死んで行った妹・・・・原爆が投下された悲劇は61年の月日が経った今でも、その痛みと苦しみは絶える事はないのだ。「うちのこと、忘れんといてね・・・・」 監督は、 「半落ち (2003)」、「出口のない海 (2006)」の佐々部清。主演は、平成19年、原爆被災者を母に持つ七波を演じた、「容疑者 室井慎次 (2005)」、「暗いところで待ち合わせ (2006) 」の田中麗奈。そしてもうひとつの物語、広島の原爆投下時に被爆して13年後の26歳の若さでこの世を去った皆実を演じた、「ハサミ男(2004)」の麻生久美子。 Story : 原爆投下から13年後の広島。そこに暮らす平野皆実は、打越に愛を告白される。だが彼女は、原爆で父と妹を失い、自分が生き残っているという事が深い心の傷になっていた。そんな彼女の想いを打越は優しく包み込むが、やがて皆実に原爆症の症状が……。半世紀後。今は東京で暮らす皆実の弟・旭は、家族に内緒で広島の旅に出る。そんな父を心配する娘の七波は、ひょんなことから友人の利根東子と共に、旭の後を追って広島へ向かう……。 [ 2007年7月28日公開 ]ー 作品情報より ー 「うちらのこと、忘れんといてね・・・・」それは、原爆投下によって一瞬にして焼け死んだ犠牲者、辛くも死を免れた直接の原爆被災者のみならず、その二世、三世にも影響の残る原爆症を抱える人々みんなの声なのです。ハンカチを忘れて行った為、一生懸命泣かないように気をそらしながら観ていましたが、帰りの電車の中でふと涙が流れそうになって、慌ててしまいました・・・・ 詳しい感想はまた後日じっくり書きたいと思います。 ■《送料無料》(サントラ) 映画 夕凪の街 桜の国 オリジナル・サウンドトラック(CD)~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 27, 2007
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【トランスフォーマー 】 8月4日(土) 公開 監督 :マイケル・ベイ/製作総指揮 :スティーヴン・スピルバーグ 出演 : シャイア・ラブーフ /ミーガン・フォックス 他 ★★★★☆(4.5点/5点満点中)「 トランスフォーマー/ TRANSFORMERS (2007) 」ジャパン・プレミア地球上のあらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)できる謎の金属生命体と人類の戦いを描くSFアクション超大作 トップ・オブ・ザ・ワールドの最新技術を持ってスティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイが「本気で」作っちゃったロボット映画です。 ロボット映画といって、なめては行けません(笑)よぉ。。こりゃぁ~凄いよぉ!破壊されるビルなどは、すべて実写!もの凄い迫力!一瞬でトランスフォームするロボットとカーチェイスは超かっこよくて、これまた凄い迫力!!いやぁ~!!しびれちゃった☆ 監督は、 「アルマゲドン (1998)」のマイケル・ベイ。製作総指揮は、「未知との遭遇 (1977) 」、「 E.T. (1982) 」、「ミュンヘン (2005) 」、「宇宙戦争 (2005) 」など、代表作は挙げきれないスティーヴン・スピルバーグです。なんたって、130タイトル以上手がけてますからね(笑)また、スピルバーグ監督作品2008年5月全米公開予定の「インディ・ジョーンズ4」が6月18日しました。製作総指揮・脚本はジョージ・ルーカスが手がけ、ジョーンズ博士役のハリソン・フォードも続投してルーカスフィルムが製作にあたります。メンバーをざっと眺めただけも鳥肌ものの超ビッグネームのプレミア作品ですね。主演は、16歳の少年サム役で、「コンスタンティン (2005) 」にもチャズ・クレイマー役で出演していた、シャイア・ラブーフ。日本では未公開作品の、シャイア主演、D・J・カルーソ監督作品「ディスタービア(Disturbia)(2007) 」が全米でスマッシュヒットしたことで、スピルバーグ監督が発案したアイデアを基にした企画のドリームワークスのスリラー「イーグル・アイ(Eagle Eye)」でも二人がコンビを組む事が決まっています。テロリストに仕立て上げられた20代のニートな青年とシングルマザーが、何とか刑務所の独房に入って、政治的な暗殺指令を遂行しようとする、という物語のようですよ。ヒロインには、ミカエラ役にミーガン・フォックス。日本では初お目見えですが、すごいナイス・ボディですぞ。 Story : 2003年、火星探査機ビークル2号に事故が発生。最後の交信映像には事故の元凶と考えられる“何か”が映っていたが、NASAはその事実を封印してしまうのだった。やがて現代。その“何か”は既に地球へ侵入していた。それは、ジェット機や車のみならずデジカメや携帯電話など様々なテクノロジー機器に姿を変えられ、さらにロボット状の形へとトランスフォームする謎の金属生命体。こうして、世界中の至る所でトランスフォーム現象が始まり、攻撃型のロボットに変身した金属生命体たちは、ある目的のために人類へ攻撃を開始する…。 [ 2007年8月4日公開 ]ー 作品情報より ー ジャパン・プレミアに行ってきました!いやぁ~~~~面白かった♪面白かったけど、超疲れたので今日はこのまま寝ます(笑)後日詳細をアップします~。zzzzzzzzz・・・・・ っということで、ここから続きです~~またまた即日アップできなくてちょっとずつアップしていきます。なんたって14時にチケット交換ですから間の時間が空きすぎてますので、最低でも2時間半以上は間があきます。・・ので、ゆりかもめに乗ってお台場冒険王へ(笑)もの凄い好天気だったので、暑くてジリジリ照りつける太陽と潮風で蒸し暑くて大変でした・・・映画を観る前に既に疲れてしまいましたから(笑)面白くなかったら、こりゃ寝ちゃうな~なんってこっそり思っていたのですが~~~~~~~いやぁ~~興奮しました! 主人公のサム(シャイア・ラブーフ)が乗る黄色い車体に黒いラインが入った1977年製のカマロ(GM社製)が、タイアップ先のオークションサイト、eBayに出品されました。オークションで得た収益はアメリカの傷痍(しょうい)軍人を支援するフィッシャー・ハウス・ファウンデーションに寄付される予定だそうです。このeBayは劇中でもバンブルビーの台詞の中で出てきます。覚えておくと笑える場面があるので、頭の隅に記憶しておいておください(笑) 舞台挨拶は、マイケル・ベイ監督とレノックス大尉役のジョシュ・デュアメル。ベイ監督も俳優並の容姿でめちゃくちゃかっこよいのですが、「世界で最も美しい50人」に選出されたほどの美貌の持ち主のジョシュ・デュアメルもすごいかっこよかったです。ジャパン・プレミアでは、会場となった国際展示場がマジシャンの(名前忘れちゃったので後日確認します)によってトランスフォームしました。どんなにすごいことになっていたのかと思ったら、案外お粗末なイリュージョンでした・・・お金はかかってなさそうですね(笑)その代わり!!ハリウッドで使われていたロボットのバンブルビーにトランスフォームする車カマロがジャパン・プレミア会場にやってきました!!そして、数秒後には・・・・・トランスフォーーーームぅ♪映画終了後に、人だかりのステージに寄ってあわてて携帯で撮ったので焦点が合ってませんが(笑)感想は字数がオーバーして書き込めないでメインブログにアップしています ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 24, 2007
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【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団】 7月20日(土)公開 監督 : デヴィッド・イェーツ 出演 : ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン 他 原作 : J・K・ローリング ★★★★(4/5点) 「 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団/ HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX (2007) 」 監督は、本作が長編映画デビュー作となるイギリス人監督、デヴィッド・イェーツ。主演は、ご存じダニエル・ラドクリフとルパート・グリントとエマ・ワトソンの3人組。第1作目からすると3人ともさらに大人っぽくなりましたね。ロンとハーマイオニー役のルパート・グリントとエマ・ワトソンはそろそろ顔が定着して来た感じがするのですが、ハリーのダニエル・ラドクリフは毎回どんどん顔が変って来ている気がしてしょうがないのですが・・・5作目になる本作は、相変わらずお金のかかった超人気シリーズ映画ですね。安心して観ることができる事ができます。 Story : ホグワーツ校の5年生となったハリー。彼が闇の帝王ヴォルデモート卿と戦ったという事実があるにも関わらず、魔法界の人々は、ヴォルデモート卿の復活を信じようとしない。そんな最中、魔法大臣のコーネリアス・ファッジは、ホグワーツのアルバス・ダンブルドア校長が自分の権力を弱体化させるため、ヴォルデモートの復活について嘘をついているのではないかと心配する。そこでファッジは、ダンブルドアと生徒達を見張るため、「闇の魔術の防衛術」に新しい先生を採用する。しかし、採用されたアンブリッジ先生の授業は、若い魔法使いたちの防衛術を強化できるようなものではなく…。[ 2007年7月20日公開 ]ー goo映画より ー 11日に国際フォーラムで鑑賞したのですが、次の日に鑑賞した「河童のクゥと夏休み」があまりにも面白かったので、感想をアップするのが前後してしまいました~ 前作以前をを未見の方は、魔法界で最も恐れられている、名前の口に出すことすら恐ろしい「 あの方 」、ヴォルデモート卿の存在の意味がわからないかもしれませんね。かいつまんで表現すると、ハリーは、第4話「ハリーポッター・炎のゴブレット(2005) 」での、同僚のセドリックの死とそのヴォルデモート卿とハリーが対決した悪夢で毎日うなされる日々が続きます。そして本作ではハリーの額に刻まれた傷跡の謎と予言の内容が明かされるストーリー展開になります。 人間界に戻っていたハリーと従兄弟のダドリーをヴォルデモート卿の手下である 死喰い人 が襲って来た事でハリーは、本来禁止されている人間マグルの前で魔法を使ってしまう。魔法省のコーネリウス・ファッジ魔法大臣が自分の地位を、魔法学校のダンブルドア校長が狙って嘘をついていると言う被害妄想を抱き、魔法学校の軟弱化と監視のために「闇の魔術の防衛術」としてドローレス・アンブリッジを送り込んで来ます。この「ヴェラ・ドレイク (2004) 」のイメルダ・スタウントン演じるアンブリッジ先生が本作では憎々しげに、大変良い味を出しています(笑)ルーナ・ラブグッドと言う新たなガールフレンドの登場とチョウ・チャンとの恋の行方が微妙な事に・・・・ルーナちゃんの役は1万5,000人の中から選ばれたイバナ・リンチ。ちょっと変わり者的独特の雰囲気を持っていて一気にファン層を広げそうな魅力的なキャラクターです。予告などを観て、魔法学校のダンブルドア軍団対魔法省の壮大な戦い?みたいなストーリー展開を勝手に期待していたのですが、そういう展開ではなかったようです。大人も楽しめるファンタジーではありますが、あくまでもファンタジーは子供の夢を育てるジャンルなのだなと勝手に納得した私でした(笑)ダンブルドア校長とヴォルデモートの一騎打ちは凄まじく迫力がありましたけどね~ 見終わった後に唯一心残りだったのは、ハリーとチョウ・チャンとの淡い恋の行方です・・・・青春の一辺にはありがちな展開だけれど、誤解は解けたはずなのに、このままになっちゃうのかな~っと。 ■【Aポイント+メール便送料無料】ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Soundtrack ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 15, 2007
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【河童のクゥと夏休み】 7月28日(土)公開 監督 : 原恵一 出演 : 冨沢風斗/横川貴大/ 田中直樹(ココリコ)他 原作 : 木暮正夫 ★★★★☆(4.5点/5点満点)「 河童のクゥと夏休み (2007) 」 監督が20年来も企画を温め、製作に5年をかけた渾身の作品だけに素晴しい出来でした☆ 監督は、劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズの監督・脚本を多く手がけてきた原恵一。主演は、河童のクゥの声を担当する冨沢風斗とクゥを見つけて拾って来る小学生、康一の声を担当する横川貴大。クゥの父親の親河童になぎら健壱、康一の父親に田中直樹(ココリコ)、康一の母親に西田尚美、キジムナーの声はゴリ(ガレッジセール)が担当しています。 Story : 夏休み前のある日、康一は学校の帰り道で大きな石を見つける。石を持ち帰り水で洗うと、中からなんと河童の子供が!人間の言葉を話し、何百年も地中に閉じこめられていた河童を、康一は鳴き声から「クゥ」と命名。最初は驚いた両親や妹もクゥを受け入れ、家族だけの秘密にして一緒に暮らし始める。だがそんなある日、クゥが突然「仲間のところへ帰る」と言いだす。康一はクゥを連れ、河童伝説の残る岩手県・遠野へ向かうが…。[ 2007年7月28日公開 ]ー goo映画より ー 郵便ポストには来る日も来る日も河童の冴えない当選ハガキばかり・・・私は「トランスフォーマー」の試写状を毎日、毎日待っているのに(祈・・っと、まったく期待していなかったどころか人気なさそうな映画だなっとか、河童の映画なんか・・・・っと心のどこかで思いつつもせっかく当選したからと、席はどこでもいいやぐらいに思い開場ギリギリの時間に行きました。 ところが!! な、なんとバチ当たりな・・・っ、こんな素晴しいアニメーション映画は久々に観ました。 これだから試写会にはまるわけですよね。試写会で偶然見つけなければ、間違いなく劇場に足を運ぶ事はなかったでしょうし、DVDが出ても手に取ることすらしなかったかもしれない一期一会な作品でした。 この作品は、なんと言っても脚本が秀逸です。 ひとつの作品の中で、これだけ大笑いさせられて、これだけ共感の涙がじんわり溢れる内容を盛り込むのは、かなり難しい作業ではないかと思います。特別理想的な温かい家族像を描いたわけでもない今時感溢れる普通の家族に囲まれて、まったく今時感溢れる学校のシチュエーションに、今時感溢れるメディアや取材風景などを背景に繰り広げられる河童のクゥと康一とその家族の可笑しくも心温まるある一夏のストーリーの中に、現代の環境問題から、イジメ、人間の勝手な都合で左右されるペットの心情までをもコンパクトかつ有益に盛り込まれていて、時には大爆笑し、時にはこらえきれない涙が溢れてしまうそんな素晴しい作品でした。テーマソングも澄み切った歌声で流れるように心の中を吹き抜けていく渓谷の小川に吹き過ぎていく風のように心地よかったです。 ただ難点と言えば、感動シーンの後のなにもなかったかのようないつもの日常に戻る場面とのストーリーのつなぎが多少不自然に感じる部分がちょっと気になったぐらいですね。また、冒頭にちょっと小さいお子様が怖がるかなっと言う残酷なシーンがあります、ただこのシーンは後のストーリーに大きな意味を持ってくるのですが・・・・ CG全盛の時代に特別にお金のかかったVFXもほとんど使わずに、手書き風のシンプルなアニメーションで、これほどまでに子供のみならず大人までも引き込んで感動させてしまう手腕は素晴しいと感じます。夢や理想や希望とかを題材にするわけでなく、地に足のついた最も身近などこにでもあるありふれた風景と題材で、押しつけでない社会テーマをわかりやすく表現してくれたファンタジー作品。是非この夏休み、お子様ににみせてあげたい逸品です。 また観たい!!DVD買っちゃうぞ♪ 主題歌: 大山百合香 『夏のしずく』 ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 13, 2007
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【ピアノの森】 7月21日(土)公開 監督 : 小島正幸 出演 : 上戸彩/神木隆之介/宮迫博之 他 原作 : 一色まこと 「ピアノの森 The perfect world of KAI」(講談社刊) (〃∇〃)「 ピアノの森 /The Perfect World of Kai (2007) 」完成披露試写原作は、現在「モーニング」にて連載中。 ピアノ演奏には、2004年からNHK交響楽団の音楽監督を務める世界的ピアニストであるウラディーミル・アシュケナージが参加(主に海の演奏を担当)し、本当の音楽、真実の音楽を表現することに力を注がれた作品です。アシュケナー氏が弾くピアノテーマ曲は、「 Forest of the Piano 」オーケストラは、ジブリ作品でも映画音楽の実績のあるチェコフィルハーモニー管弦楽団。この作品は、こういったフル・オーケストラのシンフォニックサウンドを堪能する上質な音楽映画でもあります。(詳しくは公式HPを参照してください) 声優人には、子役から女優として確実に成長を遂げてきた超人気アイドル上戸彩、天才子役神木隆之介に脇を固める声優人には、宮迫博之、天野ひろゆき (キャイ~ン) ウド鈴木 (キャイ~ン) 黒沢かずこ (森三中) 高田純次 などおなじみの人気お笑い芸人なども多数参加しています。そしてなによりも、「One Piece」のルフィー役、「天空の城ラピュタ」のパズー役の白石真弓や、「ポケットンスター」のタケシ役の松本梨香など本職の声優人の参加も脇として安定感を与えていますね。 Story : 田舎町へ転校してきた雨宮修平は、ピアニストを夢見る小学5年生。早速ガキ大将に目をつけられたところを、同級生の一ノ瀬海に救われる。放課後、修平を学校近くの“ピアノの森”へ誘う海。森にはグランドピアノがあったが、修平が弾こうとしても音が出ず、何故か海にだけ弾く事ができる。海の奏でる音色に激しく心を揺り動かされる修平。修平から海の事を聞いた音楽教師・阿字野は森に入り、海のピアノに心動かされる。翌日、阿字野から様々な曲を聴かされた海は、その曲を森のピアノで弾くが、ショパンだけが弾けない。阿字野に教えを乞い、それと引き換えに、修平も参加するピアノコンクールへ出場することになる海。練習に励む二人だったが、海は聞かされた“阿字野の音”に心を乱され、自分のピアノを弾くことができないままコンクールの日を迎える…。[ 2007年7月21日公開 ]ー 作品情報より ー 今日は、監督を始め、キャストの舞台挨拶付きプレミア試写会に行ってきました。舞台挨拶は、池脇千鶴、神木隆之介、上戸彩、福田麻由子、小島正幸監督の順番で登壇しました。そして、子供達の花束贈呈にまじって「ピアノの森」親善大使のニコライ・トカレフも挨拶しました。 ■送料無料■通常盤■ニコライ・トカレフ CD【トカレフ デビュー!】07/6/27発売 彩ちゃんは真っ赤なドレスを着て真ん中に立っていたのですが、座ったのが真ん中よりも後ろのほうの席だったので、目が悪い私は最初彩ちゃんだと気がつきませんでした。あれ?彩ちゃんはどこ?o(・_・= ・_・)o キョロキョロっと思ってぼ~っとしていたら、背の高い(両脇の二人が小さいだけなんだけど・・)真ん中の女性が彩ちゃん?っと気がつきました(笑) 前のほうに座っていたら顔が見えてすぐわかることなんだけど(笑)いやぁ~、なんだか大人っぽい雰囲気で別人かと思いました。(・・・多分そんな事で感動しているのは私だけよね・・)(笑)池脇さんは、「ジョゼと虎と魚たち」でもお母さん?(笑)だったけど、今回も海の母親役。挨拶もとっても落ち着いていて説得力がありどことなく大人っぽかったです。(他の3人が若過ぎるだけか・・) 映画は、田舎町に転校してきていじめられるところを助けられて仲良くなるありがちな出会いとか、お互いをリスペクトしていながらもふと沸いてくる嫉妬心との葛藤とか、型にはまらない主人公と正統派な相手役、そこに絡んでくる最初は印象が悪いがいつの間にか心が通じ合い固い絆を結び始める(ハリポタのハーマイオニーチック)女の子誉子との出会いとか、ストーリー自体はどこにでもあるようなシンプルなものなのだけれど、森の不思議な力と言うか、ピアノやオーケストラのメロディの魅力と言うか、とにかく清涼感溢れる素敵な映画に仕上がっていました。 主人公の一ノ瀬海の奔放ながら正義感溢れる素直で優しい男の子役に、上戸彩の声とイメージがぴったりマッチしてとっても良かったなぁ~♪とにかく、コンテスト直前の海と誉子とウェンディのトイレの前でのエピソードがクスッと笑えて温かい気持ちになれ、映画全体の流れにさらに心地よい癒しの空間を広げてくれました。森のピアノで奏でる海のピアノを弾く映像と音に貴方もきっと癒される事間違いないと思いますよ~♪ピアノを弾くシーンでは、思わず目を閉じて音楽に浸ってしまいました。是非音の良い劇場を選んで鑑賞されることを強くおすすめします☆ 映画はコミックの序盤の、海と修平の出会いと別れを描いたところで終わってしまっていますので、これから大人になって世界に羽ばたくであろうと想像される海と、有名ピアニストの家系で育ち着実に正統派のピアノを磨き上げて行く修平との良きライバルの再会後のストーリーが観たいですね~。(あ、私は原作を読んでいませんのでそうなるのじゃないかなっと言う想像の域での話です・・・) そして、これは是非原作のコミックを読まなくてはね~~~■アニメ映画化!!『ピアノの森(1)~(14)巻セット』送料無料キャンペーン中 ■送料無料■ ピアノの森 オリジナル・サウンドトラック(CD) ■送料無料■ エンディングテーマを歌う、松下奈緒 『Moonshine~月あかり~』 ~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || | || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 10, 2007
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【ボルベール <帰郷>】 7月20日(土)公開 監督 : ペドロ・アルモドバル 出演 : ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ/ロラ・ドゥエニャス 他 原作 : (〃∇〃)「 ボルベール <帰郷>/ VOLVER (2007) 」 ペネロペ・クルス本人が歌う母から教えられたタンゴの名曲 「Volver(帰郷)」 監督は、 「トーク・トゥ・ハー(2002) 」で2002年第75回アカデミー賞脚本賞を受賞し、「オール・アバウト・マイ・マザー (1998) 」では1999年・第52回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したペドロ・アルモドバル。本作は、監督の故郷でもあるラ・マンチャを背景にしてのヒューマン・ドラマです。主演は、ジョニー・デップと共演した「ブロウ (2001) 」や「NOEL ノエル (2004) 」のペネロペ・クルス。2006年アカデミー賞では本作で主演女優賞にノミネートされ、2006年第19回カンヌ映画祭で女優賞を受賞しています。 Story : 失業中の夫の分まで働き、15歳の一人娘パウラ(ヨアンナ・コバ)の母親の役目を果たしながらも、明るくたくましく生きるライムンダ(ペネロペ・クルス)。そんなライムンダに、ある日2つの死が降りかかる。娘のパウラが「本当の親じゃないから」と関係を迫ってきた父親を、包丁で刺し殺してしまったのだ。パウラを守るため、空き家となっていた隣のレストランの冷凍庫に、夫の死体をひとまず隠すライムンダ。そしてその夜、ライムンダの両親が死んだ大火事のショックから病気がちになっていた最愛の伯母も、息をひきとった。姉のソーレと幼なじみのアグスティナに伯母の葬儀を任せ、レストランで“冷凍品”をどうするか頭を悩ませていたライムンダは、近くで撮影している映画スタッフに店員と間違えられ、彼らに食事を提供することに。レストランは、そのまま彼女の生活の場へと姿を変える。冷凍庫に大きな秘密を隠したまま・・・。 一方、葬儀のため帰郷したライムンダの姉ソーレは、大昔に火事で死んだ姉妹の母の亡霊が、1人暮らしだった叔母をこっそり世話していた、という奇妙な噂を聞く [ 2007年6月30日公開 ]ー goo映画より ー 観たかったのですが、試写会が当らなかったのであきらめていた作品なのですが、メールをチェックしていたら、大量のメールの中に当選したメールが埋まっていました。(TεT;)ポータル・サイトに寄せられている感想などはほとんど好評価ですね。DVDを待って鑑賞することにしますかね・・・。[DVDソフト] ボルベール <帰郷> コレクターズ・エディション■ボルベール■ペドロ・アルモドバル監督作品「麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディション」~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥ ∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 8, 2007
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【オーシャンズ13】 8月11日(土)公開 監督 : スティーヴン・ソダーバーグ 出演 : ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/マット・デイモン 他 ★★★☆(3.5/5点)「 オーシャンズ13 /OCEAN'S THIRTEEN (2007) 」 アル・パチーノとエレン・バーキンを加えてさらに豪華すぎる出演人 主要キャスト :<オーシャンズ11>ジョージ・クルーニー ダニー・オーシャン (大口専門の窃盗犯)ブラッド・ピット ラスティー・ライアン (オーシャンズの計画実行役)マット・デイモン ライナス・コールドウ(スリ専門の窃盗)ドン・チードル バシャー・ター (兵器・爆発物の専門家)バーニー・マック フランク・カットン(賭博界から追放されたイカサマディーラー)ケイシー・アフレック バージル・マロイ (双子のモロイ兄弟の兄)スコット・カーン ターク・マロイ (双子のモロイ兄弟の弟)エディ・ジェイミソン リビングストン・デル (電気・通信システムの専門家)シャオボー・クィン イエン (雑技団に所属する中国人)カール・ライナー ソール・ブルーム (詐欺師)エリオット・グールド ルーベン・ティシュコフ (大金持ちの資産家、実業家)アンディ・ガルシア テリー・ベネディクト(3つのカジノのオーナー)アル・パチーノ ウィリー・バンク (バンクズ・ホテル&カジノのオーナー)エレン・バーキン アビゲイル・スポンダー (バンクの愛人にして秘書)ヴァンサン・カッセル フランソワ・トゥルアー (ナイト・フォックス、ルマークの元弟子)エディ・イザード ローマン ジュリアン・サンズ グレコ (グレコシステムの開発者)デヴィッド・ペイマー 5つ星審査委員ドン・マクマナス ボブ・エインスタイン オプラ・ウィンフリー 本人役 (テレビ番組司会者) Story : ダニー・オーシャン率いる犯罪プロフェッショナル集団“オーシャンズ”の最古参のメンバーのひとり、ルーベンは、生死の境をさまよっていた。世界を股にかけるホテル王、ウィリー・バンクとパートナーを組み、ラスベガスに新たな巨大ホテルを立ち上げようとしていた矢先、バンクの裏切りによってホテルを乗っ取られ、失意のあまり心筋梗塞に倒れてしまったのだ。ルーベン危篤の報せに病床に集まったオーシャンズの思いはひとつ…リベンジ!!仲間のかたきを討つために、これまでのどのヤマよりも壮大に、そして緻密に練り上げられた前代未聞のリベンジ計画が動き出す。[ 2007年8月10日公開 ]ー goo映画より ー 今日はおみやげつきの試写会に行って来ました。なかなか面白かったです。感想は明日以降にかきます~ っと言うことで、またまた後回しになっていた感想を書こうと思います~。 オーシャンズのメンバーが最古参メンバーのルーベンのリベンジのために、人工知能を持つ最新鋭のAIセキュリティ・システム、グレコを導入したバンクズホテルのカジノのシステムに障害を起こさせようとする、自分たちの資産をもすべて投げ打っての壮大なプロジェクト。グレコはカジノの客一人一人の瞳孔の大きさの差や体温、脈拍に至るまでの生態情報に基づいてリアルタイムに勝利の妥当性までも判断してしまう完璧なシステムで、不具合が起きると出口がシャットダウンされねずみ一匹通さない難攻不落のセキュリティです。プロットは面白いと思うのですが、小走り感の展開にあれよあれとめまぐるしく進むストーリーの中で役者の演技を楽しむ暇がないという感じ。12人目のメンバーには、前作「オーシャンズ12」で敵役だったアンディ・ガルシア演じるテリー・ベネディクトが?このだましだまされの危険と隣り合わせの取引も本作の売りだったと思うのだけど、あまり危機感も感じられず・・・・。せっかく大女優のエレン・バーキンがキャステイングされているわけですが、アビゲイル役にはもちょっと若い女優さんのほうが色気があってよかったかも・・・彼女とマット・デイモン演じるライナスの色仕掛けのシーンはちょっと絵にならないなぁ~っと思いました。笑う場面なわけですが、笑うに笑えないというか、普通なら男性も喜ぶムーディで綺麗な濡れ場であったほうが映画全体のイメージもアップしただろうに、なんだか台無し感が・・・(と思うのはわたしだけ?)今回はジュリア・ロバーツ演じるテスもオーシャンズ12でメンバーになったキャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるイザベルも、ジョージ・クルーニー演じるダニーとブラッド・ピット演じるラスティーの二人のぼやき話の中で名前が出てくるだけで、今回のプロジェクトには参加していません。義理堅く華麗なプロ窃盗集団とは言え、本物の華がないとちょっと寂しい感じ、映画の全体の雰囲気にも華が欠けた感じです。ただ、このリベンジマッチの犠牲になったあの方にもちゃんっと義理堅く罪滅ぼしをしてあげたラスティーの、なんか私の好きな「ルパン三世」チックなニカっと笑えるラストシーンが好き(笑) オーシャンズ13の13番目のメンバーは、はてさて、だれだったのかな?ライナスのおとうたん?それともこの犠牲になったあの方?(笑) ■【ポイント2倍】オーシャンズ13 オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD] 物語は「~11」で大金を盗まれたラスベガスのカジノ王、テリー・ベネディクトの復讐から始まる!【DVD】◆オーシャンズ12◆~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥
July 5, 2007
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ザ・シューター極大射程】 6月1日(土)公開 監督 : アントワーン・フークア 出演 : マーク・ウォールバーグ/マイケル・ペーニャ/ 他 原作 : スティーヴン・ハンター 「極大射程」 「 ザ・シューター極大射程 / SHOOTER (2007) 」 原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝いたスティーヴン・ハンターの傑作スナイパー小説『極大射程』 ■極大射程(上・下巻) 監督は、「キング・アーサー (2004) 」のアントワーン・フークア。主演は、マーク・ウォールバーグ。「ディーパテッド(2006)」にも出演していましたね~ Story : 元海兵隊の名狙撃手、スワガー。軍を退いて山奥で暮らしていた彼の元を、退役したジョンソン大佐らが訪ねてきた。彼は大統領暗殺の動きがあることをスワガーに話し、その阻止を手伝ってほしいという。スワガーは大統領の遊説先を狙撃手としての経験を活かして調査し、唯一と思われる狙撃ポイントを発見。演説当日も大佐らとともに、現場の見張りについた。すると銃声が鳴り響いた…撃たれていたのはなぜかスワガー自身だった。[ 2007年6月1日公開 ]ー goo映画より ー ちょっとこの作品は、サブタイトルからしてなじみにくさ満載ですね。そのせいか、始めはまったく観る予定になかったのですが、ちらほらと評判が良かった感想を目にしたので、あら、面白い作品を見逃してしまったか・・・っと、ちょっと気になっていたので観ることにしたのですが、これは自分の感のほうが正しかった・・・・・前半は結構引き込まれるように見入ってしまったのですが、後半がまったくだめだめなかんじ・・・・そのダメダメ感を払拭してくれるなにか・・・と言う魅力にも欠けていますね。前半面白そうだっただけに残念。(・_・)b 60点というところかな・・・小説ファンはきっとがっかりしたでしょうねぇザ・シューター 極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション~おしまい~ ∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥∥ || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 3, 2007
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この夏期待のマイベスト5・ムービー (7月~8月) 【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団】 7月21日(土)公開 監督 : デヴィッド・イェーツ 出演 : ダニエル・ラドクリフ /ルパート・グリント/エマ・ワトソン 他 期待度 : ★★★ → 観賞後の評価★★★☆ コメント : なにも考えずに楽しめるシリーズもののお祭り作品 【トランスフォーマー 】 8月4日(土) 公開 監督 : マイケル・ベイ/製作総指揮 : スティーヴン・スピルバーグ 出演 : シャイア・ラブーフ /ミーガン・フォックス 他 期待度 : ★★★ → 未見 コメント : なんと言ってもスピルバーグ作品は見逃すわけにはいきません! 【オーシャンズ13】 8月11日(土)公開 監督 : スティーヴン・ソダーバーグ 出演 : ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/マット・デイモン 他 期待度 : ★★★ → 観賞後の評価★★★☆ コメント : 超豪華な出演人に楽しめるシリーズもののお祭り作品 【べクシル 2077 日本鎖国】 8月18日(土) 公開 監督 : 曽利文彦 出演 : 黒木メイサ /谷原章介/松雪泰子 他 期待度 : ★★★ → 未見 コメント : かなり美しいCGに惹かれます。ストーリーも評判よさげだしね。 【TAXi4】 8月25日(土)公開 監督 : ジェラール・クラヴジック 出演 : サミー・ナセリ/フレデリック・ディファンタール 他 期待度 : ★★★ → 未見 コメント : 抱腹絶倒という感じ?なんとなく観たい・・・ この夏ちょっと気になるムービーリスト(7月~8月) 【ファウンテン 永遠につづく愛】 7月14日(土)公開 監督 : ダーレン・アロノフスキー 出演 : ヒュー・ジャックマン/レイチェル・ワイズ 他 期待度 : ★★ コメント : 不治の病ものと言うことでちょっと引くんだけど、ヒュー・ジャックマンがちょっと観たいかも。ファンタジーっぽいのね。 【フリーダム・ライターズ】 7月21日(土)公開 監督 : リチャード・ラグラベネーズ 出演 : ヒラリー・スワンク/パトリック・デンプシー 他 期待度 : ★★ コメント : アカデミー賞女優ヒラリー・スワンクが制作にも携わった作品と言うことで気になるな~。実話です。 【リトル・チルドレン】 7月28日(土)公開 監督 : ジェラール・クラヴジック 出演 : サミー・ナセリ/フレデリック・ディファンタール 他 期待度 : ★★ コメント : ストーリーは地味めだけど、ケイト・ウィンスレットの演技に期待。 【消えた天使】 8月4日(土)公開 監督 : アンドリュー・ラウ 出演 : リチャード・ギア/クレア・デインズ 他 期待度 : ★★ コメント : サイコ・サスペンスは苦手だけどリチャード・ギアと言うことでちょっと気になる~。アヴリルも出演します。相次いでハリウッドリメイクされているアンドリュー・ラウ作品、最初からハリウッドで作っちゃえ?ってかんじ?アニメーション映画は鑑賞済みの「シュレック3」以外はほとんどお子様向きという感じです。 なんと言っても夏休み期間中はアニメーション映画天国という感じで興行ランキングをしめる事でしょうね~ ~おしまい~∥ ∥ ∥ ∥ ベストブログランキング ∥|| || || ||
July 1, 2007
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