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未来に来てからずっと、これまでの時間が全部消えてしまったかのようにむなしかった。青い空に擬態したコマドリの卵。前は青空は希望の色をしていたのに。誰が、コマドリころしたの。安居も涼くんもあたしも、お互いの傷に触れないように柔らかく接し続けるだけだ。先生達が殺した。あの時のことを皆忘れられないけど、お互いに話せるほど整理もできてなくて、相手の話を聞けるほど強くも優しくもなれなくて、だからせめてこれ以上傷つかないようにー傷付けないように。だからその先生ー卯浪は、皆で殺した。あたしは、それで恨みをー報復を、すませた。だけど安居と涼くんは違う相手に最後突き落とされたらしい。卯浪は人ではないから、人だけど人じゃないから。だから、あたしは今日も二人を止められない。止める権利もない。
2011.08.31
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ご自由にお使い下さい。再配布・自作発言は×です。
2011.08.31
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古着屋に母と妹と行きました。私はボーダーフェチなのでボーダーシャツを見まくる。母につまんないといわれる。まあ別にいいさ。ほとんど資料用だから(そう・・・ボーダーフェチとは私の仮の姿・・!!!私の真の姿はO☆TA☆KUさ・・・!まあいいや。このテンション秋田(因みに昔の自分のブログ読んだ影響。昔の自分・・・言葉・・えらんでるなぁ(´ω`*それにしてもなんてところで恥ずかしがっているの?自重なんてしなくていいのよ・・・まあ・・でも・・したほうがいいことはいいかもね・・・・でないと・・・今のわたしのような・・・OPEN OTK に なるからね・・!まあいいんだけどね。ムッツリスケベからオープンスケベにジョブチェンジした男子の気分。(あと、昔の妹、私のこと気持ち悪がりすぎだぁ(>皿< ムキー!というか、そんな妹が今OTKに 立派なOTKになっていることが きっと、今の高校に行くことになるよりもOPENOTKになっている俺よりもきっと昔の自分からは考えられないんだろうなぁ(=Д=#ぬぁ話し飛んだけど、古着屋での話わんもあ。「いいじゃん靴のサイズ小さくても悪いことないよー?」「私から見れば足が長いあんたのほうがうらやましい」なにこの。なにこの言い合い。え、なにこのほめあいっぽいなにか・・・背中むずむず・・・・・・と思いながらの服の間めぐり。そして・・・ブログ始めた当初、10cm妹よりも高かった背は今では8~9cm・・・・私より・・・↑に・・・・・・・・・・・(°Д°むかしのわたしに どうそうぞうできただろうかIMOUT やたら すたいる いい ははに の ようだ ちぢめ最終更新日 2014年08月06日 14時17分42秒
2011.08.30
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tan「っていうかsinとcosは?あれ?」1「合体したのが僕です」tan「なにそれこわい」1「さあ僕と合体してtanθさん新たなステップ(tan2θ)へ進みましょう」tan「アッ―」tan2θ「というか、案外問題解くときの早道としてはtanさん使いどころあるんですけどね」何だこれ最終更新日 2014年10月21日 05時28分12秒
2011.08.29
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tan「ていうか計算式でも俺オンリー●ンリーグ●ーリーだし」sin「いや、それは」cos「……えーと」tan「いや、別にいいよ。俺がお前らの愛の結晶ってことで解決してるし」sin「駄目だこいつ」1「tanくん僕のこと忘れないでよ」tan「えっ」最終更新日 2014年10月21日 05時23分07秒
2011.08.29
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sin「つーか普通に友達じゃなんで駄目なんだよ」tan「それじゃ普通に楽しいだけなんだよ萌えないんだよ」cos「楽しいのはtanだけでしょうが。こっちは意味分かんなくて置いてけぼりなんだけど」tan「お前らが2人で置いてけぼりならいいけど」sin「………お前なあ…」最終更新日 2014年10月21日 05時20分01秒
2011.08.29
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tan「百合だったらsincosだけど 薔薇だったらcossinもありな気がしてきた」cos「tanが何言ってんのか分かんなくて怖い」sin「安心しろ俺も分からん」sin→俺女子/男子cos→私女子/男子最終更新日 2014年10月21日 05時17分41秒
2011.08.29
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※擬人化tan「お前らなんでくっつかないの・・・?」sin「お前こそ何言ってんの?」cos「tan・・・いい加減そういう話やめてくれない?」tan→奇抜なムードメイカー。sinをcosで割った感じ。sin→ずばずば言う少年漫画のヒーロータイプ。但し切れると一気に闇落ちする。cos→割と早い段階で闇落ちするけどヘタレでいい子なので結局こっちに戻ってくる最終更新日 2014年10月21日 05時15分42秒
2011.08.29
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・全員若い&生きてる・春夏秋冬でそれぞれ別チーム、龍宮は伝説の過去の人・965のバスケパロ:バスケ、あるいはスポーツの何かしらのジャンルで「勝つ」ことだけを目的としてきた夏Aだったが、過酷な練習と他者を蹴落とす日々に、何の為にやってきたのか分からなくなっていく。そしてリーダーだったのになんか色々あって半分自業自得で怪我してドロップアウトした安居とモンペがストバスで練習してたらいつもそこを使ってた夏Bがやってきて、一緒にバスケしようぜ状態に。なお男女混合。初めて純粋な楽しみを知る安居とモンペ。マネージャーとか声援役だったナツやまつりも人数足りないからってことで無理やり入れられる(大体蝉)けど、パスする時に小瑠璃を思い出しながら比較的柔らかめに投げる安居とモンペ。運動神経は駄目駄目な代わりに目と耳がとても良く、また慎重な為、組む相手さえ良ければ結構いい働きをできるナツ。小さい頃の集団スポーツでのトラウマ(パス回されないとかいいポイントに立っててボール持ってるのにうまくシュートできないとか)が克服されてうれしく思うナツ。しかし本当にバシバシやるやつでは参加できないこと、マネージャー役で料理しようとしたら安居に「お前には危ない…その包丁をこちらによこせ……」って刑事ドラマみたいに言われることなどにちょいちょいムスーン(´・Å・`)ってなるナツ。でも嵐に「ナツは大丈夫」って言われて段々違う接し方になっていく。それを見てやや焦る蝉。ただし過去の清算場面ではかっこいい蝉のターン。そんな夏sに癒される。
2011.08.28
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7SEEDS主人公でありそうな感じ・夏B→ナード系主人公←デクさん(初)・うつおさんおはよう!地獄の一丁目!!・春→血筋系主人公←ゴンさん口から蟲さんこんにちは!・冬→年数重ね系主人公←ほむほむそこに置いた死体が消えたーーーーー・秋→闇落ち病んでいく仲間達と自分ー・夏A→排外的主人公7人になるまでーーーー・龍宮→陽キャラ系主人公永遠にお休みを告げる。
2011.08.28
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現在・・・・私夏野は・・・・・・・紅さんを攻略中です・・・・・・・っなんか・・・・紅色の神がかった髪とか、余裕そうな表情とか、じゃらじゃらとふんわりの絶妙なバランスとか、あれで砂漠育ちだったりとか、従者が苦労人だったりとか、戦闘時のミニマム姿とか、案外いろいろ考えていて、重いものを背負っていたりとか、ラスボスがあの人だったりとか。ごめんなさい海松くん君は次に攻略します・・・・!!ああああでも、隠し攻略キャラのあの子も気になっちゃってます・・・・orz(まだ一周目なので攻略できませんが)体とゲーム機が今のところ3つ欲しい。あ、宿題片付ける用にあと1つ
2011.08.28
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・死神もの 意外と人を殺したことのない死神・涼。 殺せないたびに脳裏に死神師匠貴士先生が現れ煽ってくる。・精神病棟もの、隔離病棟もの チーム名=病棟名。 「夏」→精神系、トラウマ系 「春」→皮膚系 「冬」→死亡のリスクが極端に高い奇病 「秋」→死ぬことはないが長く地味な痛みがずっと続く病気・
2011.08.28
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Q.もしも茂が安居の代わりに受かっていたら?なんとなくの予想:・茂もやっぱり壊れる。どちらかというと「導かれてきた側」の壊れ方に近い?・比較的おとなしい感じの夏Aになるかも。・茂が安居の代わりに近いふるまいをする(ex洞窟の中)かも。茂「安居に合わせる顔がない」涼「安居はそんなことしない」茂「安居はそんなことしない」涼「お前があいつの一面しか知らねえだろ」茂「それは君だって同じだろ」小瑠璃「お互いさまだと思う…」源五郎「まあまあ二人とも落ち着いて」あゆ「……」(バカみたい)鷭「……」(喧嘩……大丈夫…かな…)虹子「別に無理に合わせなくていいんじゃない?」・チーム全体で共有知としてエアリーダーを作り出すかも。お蘭「寝ている元リーダー?使えそうじゃないの、人質に」朔夜「わおお蘭さん悪~」お蘭「あいつらと同じようなことはしないわよ」お蘭「……これが……人……?」涼「黙れ。返せ」Q.もしも繭が小瑠璃の代わりに受かっていたら?なんとなくの予想:・どちらかというと「導いてきた側」に近い壊れ方をしそう・地に足がついた、けれど新天地になかなか進めない夏Aになるかも。・ただし風クラスがなあ…風クラス振るい落としと救助が早過ぎて先生方の手際ェ…ってなる・チーム全体で共有知としてエアアイドルを作り出すかも。
2011.08.28
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二次創作を作るための元々の理由は、「●●さんなら、◆◆(バレンタインデーに好きな人にチョコを渡す、など)の時××するだろうな」という想像がスタート地点になる人が殆どだと思う。原作の自己補完というか、完全俺得用というか、需要に対して供給するためというか、需要が供給を生む、というか。 それを更に深める為にできることは、より「●●さんらしく」するためにできることはといえば…原作を読み返すこと。他の人の解釈を読んでみたりすること。対象と似た立場の、ただし異なる側面も持つ、キャラクターを見ること。が有効だと思う。けれど、二次創作を何故か「読んでない」のに作ろうとする人が居る。友達の為に「読んでないけど描いたよ」なら分からないことはないけれど、でも二次創作を長く続けるのならば、いつか「読んでからかく」時がこないと、どうしても不自然な所、違和感が出る所があると思う。人の解釈ばかり見ていて、自分の意見や萌えの根拠にかけらも原作の要素がなければ、それは軽いものになると思う。似たキャラクターをモデルにしていたら、食い違いがどうしても発生する。読んでいて、どこが嫌い、どこがどうならいいのに、というのはむしろ、聞きたい。読みたい。けれど、読んでいないのならば、どこが好き、ということすら(どうせ読んでないんでしょ)と思ってしまう。まあ後者の「読んでないのに好きという人」に自分がなりつつあるからなんですけど……orz二次創作は作っていませんが、友人との話で知ったかをしてしまう自分が嫌です。でも大作であればあるほど、見るまでの間に覚悟というか他の本を読まないという時間作りの心得が必要になってくるので、余計に知ったかが多くなってしまうというorz
2011.08.27
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気が付いたら、俺達は揃って十年前に飛ばされていた。 もうじき世界は橙に溶ける頃、公園のベンチの上、素振りしていた俺の所に、買い物帰りのツナが通りすがったっていう所か。チビ達は互いに追いかけっこをしてどこかに行ってしまったらしく、散らばっていた買い物を拾いながらくだらない話をする。さっきまで殺し合いをしていたというのに、随分と呑気だ。 空色が雲で閉ざされていない時、その白い境目を眺めながら、ツナはため息を吐く。「こんなことになるなんてなあ……どうしよう、十年前の俺達多分死んでるよね……?」「……まっ、なんとかなるだろ!!小僧や獄寺達も居たんだから」「だといいけどさあ…」 俺達の記憶に、いきなり戦場に放り込まれた記憶なんてないから、多分ここはパラレルワールドだ。だから、この世界の俺達が死んだとしても今の俺達は消えることはない。「このままずっと、ここに居られたらいいのにな」「…そしたら、みんなびっくりしちゃうだろ。高校にだって行けないし」「ツナだったら行けそうだけどな」「どういう意味だよ!……それに、この世界は、違う俺達のものだ」「…………」 ツナの頬が橙に染まっている。 置き去りにされた金属バットも橙に染まっている。 帰らなくちゃいけない。 子供の頃、店の手伝いで早く帰らなきゃいけなかった時の記憶。 橙は暖かい色だ。帰る場所があるならば。 そして、寂しい色だ。帰りたくないならば。「あのままずっと、子供で居られたらよかったのにな」「俺より、山本の方がきっとこの頃の山本に近いだろ」「はは、さんきゅ!もう青春って年でもないけど、言われると嬉しいもんだな」 そう。ツナの方がずっと大人なのかもしれない。ツナの薬指に横目をやると、視界に入るそれ。 橙を跳ね返す薬指の銀色は、いい年した馬鹿の青い恋を笑っていた。 この頃に戻れたなら、まだ、間に合ったのだろうか。「ツナ、せっかくだしそこらへん歩き回ってみっか?」「えー、無駄に混乱するかもしれないからめんどいしいい」「ははっ」 雑談の合間、ポケットから取り出した懐紙にこっそりと走り書きして金属バットの柄に結び付ける。「そろそろ時間か」「あー、ばくばくするー……」「大丈夫だって」 視界がにじむ、意識がくらむ。視界が真っ白になる。 青春は、懐古するものへと。 日常は、非日常へと。 それでも目の前のツナの瞳の橙だけは焼き付いている。 このずっと変わらないものが俺を変えた。「……大人の山本!?」 多分一瞬前にあっちに行ったのだろうツナの代わりに、高校生のツナが現れる。 あーあ、もったいないな。この頃の俺には勿体ない。 案の定くたびれているツナを引き寄せる。「や、」 次の瞬間顔を真っ赤に染めるツナにひらりと手を振って、ツナと、温かな橙と、未練にさよならをした。*****山本がツナに抱く「夢」とツナが山本に抱く「夢」の自己プロデュース感8027愛
2011.08.27
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組織入りしてから無茶を重ねる山本ツナが心配する度に嬉しそうに笑う山本 重い事「だってこんくらいしねぇと周りの奴らに勝てねぇし」「?何か言った山本?」「俺、一番こういう世界疎いからさ 追いつかなくちゃと思って」「だからそういうのいいってば・・・」(こんくらいしねえと、ツナは見てくれないじゃん)重い過去組→骸、獄、リボ権力組→骸、雲、リボ同じ家組→ラン、フゥ、リボ→ビンゴ!!!!!!!そして山ツナの前に最大の敵として立ちはだかるリボ先生
2011.08.27
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この文字を見る度に思い出す。僕がある子の笑顔を殺した日を。この笑顔を見るたびに思い出す。あのクーラーの効いた部屋を。草木萌える5月だったか。このフォントが使われているプリントが、クーラーの風でそよいでいたことを覚えている。塾で、僕はその子に鉛筆を貸した。だけどその子は鉛筆をうっかり折って、そのままでいれば治せたものを、両方とも削ってしまった。後になれば許せることだった。その子だって悪気じゃなかったんだろう。だけどその日はどうしても許せなくて、媚びるように笑うその子に言い放った。「君の笑顔って、気持ち悪いね」瞬間、その子は固まった。それ以降その子が笑わなくなったと聞いた。元々どこか抜けていたその子は、疎まれると同時に好かれてもいた。あまりに無邪気で相手に媚びる笑みが好きな人も居たんだろう。だけどその子は笑わなくなってから、その相手すら失った。そして怒る事も泣く事もなくなったから、いじめっ子すらその子と関わろうとしなかった。僕は鉛筆を眺める。あの日、片方だけ取ってもう片方はその子の目の前で投げ捨てた鉛筆。当時のかっこいいキャラクターがプリントされたそれは、張り付けた笑顔を見せている。僕のせいじゃない。そう思っても、この中にその子の笑みが封じられているような気がして、年々気持ち悪くなる。なのに、捨てられない。ふざけるな。僕は気付けば、泣きながら笑っていた。
2011.08.27
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最近いろいろなシチュエーションで非日常がやってくる。だからこれまでの人生があらかた灰色になってしまった。なかでも、あいつ……ツナについて浮かんでくる妄想がやばい。×+-÷どの数式でも割り切れないこの気持ちはもはや極彩色の劇薬だ。マフィアだろうがなんだろうがついてってやる。それは親友、好奇心、命の恩人、どれをも超えている気がする。この世界にもし二人だけなら、と、あの二人だけだった空を思い出す。だけど、二人じゃないからこそ、お互いに守り戦うものがあるからこそ、その中でなお唯一になる幸福があるんだ、きっと。大好きだぜ、俺のヒーロー。
2011.08.27
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家でダンボールがしがし切ってたら、力を込め過ぎたせいで先が「バキッ」と言ってシュッと通り抜けて宙に舞った先がくるくる回ってドスッとダンボールに刺さりました。通り抜けた親指から痛みが出て来るまで動けませんでした…なにカッターってあんな風に折れるの怖い(´;ω;`)
2011.08.27
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既に誰かやってると思いますが本田「これの怖いところは」「憑かれた本人にも、どちらが本物なのか 次第に分からなくなっていくという点です」「特にそこの眉毛の方とか、眉毛が相手のほうが濃い、などといった危機的状況に陥るかもしれません」「何でだよ!?」
2011.08.26
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「し、死んでる……!」 フランは驚愕した。 必ず、かの 邪智暴虐の駄王子を除かなければならぬと決意した矢先のことである。フランには礼儀がわからぬ。フランは、駄王子の被害者である。独立部の新入りである。毒舌を放ち、王子を適当に扱いながら暮して来た。けれども嘘偽りに対しては、人一倍に敏感であった。「……なーに…勝手に人を殺してんだよ……」「あ、生きてましたかー。てっきり駄目過ぎて死んだかと」「てめえこそ死なせてやろうか……あっついんだよ…日本の夏超暑い……王子高貴な生まれだから耐えらんない…」「クーラー壊れてるんですから仕方がないでしょー駄王子はゴキブリ並みに生命力ありますから大丈夫ですよー」「お前は褒めてんの?喧嘩売ってんの?」「両方ですーあ、ミーの幻覚でならちょっとは涼しくなりますよー?温感神経ぶっ壊れますけどー」「いらね……で、何だよ…部活動か?……」「はいー。っていうかそれ以外で駄王子と関わりたくないっていうかーあっ、いたいいたいですー、ナイフ投げる元気残ってるなら大丈夫ですねー。ボス曰くー、くそじじいに草むしりを頼まれたから全部燃やそうとしたら怒られたからやる気なくしたー、らしいので手伝いしに行くことになりましたー」「王子は死んでたって言っといて」「不参加者はかっ消すそうですけど分かりました伝えてきますねー」「行かねえとは言ってないじゃーん????」 独立部は今日も平和です。***** 独立部→ボンゴレ学院会長9代目が顧問を務める独立部。略称は「Varia」。 だがサインの「V」はVolunteerのVだと思われている。
2011.08.26
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男は、幼い頃から傭兵の中で育ってきた。「今日から、ここに世話になります」 一般の世間を知らない彼のもとに訪れた白いかんばせに、真っ直ぐな乳白色の髪を持つ美少女は、彼にとっていたく好奇心を刺激する存在で、そして……「お、おい、お前こっち、男の……」「?……僕…男だけど」男だった。 最初の内は戸惑いながらも、彼は新入りに傭兵団の中の決まり事を教えていってやった。闘い方も、初めは彼……俺の父達から二人一緒に教わるのみだったが、じきに何も言われずとも二人で闘いながら稽古するようになっていった。「……っ!お前、強くなったなあ、クシュ」「はは、ピンチに陥ったお前をいつか戦場で守ってやるぜ、コシシュ」「抜かせ」 きっとおやじたちと並ぶ背丈になって、嫁さんができても、一緒に、隣に居るんだと思っていた。……なのに。「……もてねえなあ……俺……」「コシシュは無骨だからねえ。きっとその内、お前のことを好きになってくれる奇特な人が現れるよ」「言うなあお前も……」「それに。俺には男で仲いい奴なんて、コシシュしか居ないしな。お前は男友達多いのに、こうして戦闘の訓練の前後にも、俺が女関係のトラブルで男に殴られそうになった時にも、庇ってくれる。なあなあにしてくれる。それだけの仁徳がある」「女には男として見てもらえないけどな」 恐いけど、まあいい人、っていう扱いを受けている。そしてこいつのトラブルを解決するごとに男友達っていうか子分とか弟子にしてくれって皆言ってきやがる。「男にもててるじゃん。それについては誇り持っていいと俺は思うね、コシシュ」「それは褒めてるつもりなのか……?」 普通に男友達が多いならまだしも、今や俺が対等に接することが出来ているのはこいつだけだから、こういうことを言ってくるのがこいつだけだから、判断に困る。「褒めてる褒めてる」 そう言うクシュは、どんよりと落ち込む俺の目の前で、女どもからの貢物を消費しまくっている。美少女じみていた外見は、いまや立派にどこぞの王子のようにキラキラしてやがる。ジト目で貢物の新鮮な果物やら菓子やらを喰い続ける奴を見詰めると、「食べる?」などと言ってきやがる。 いい男なら、プライドを持つ男なら、いらねえとはねのけるところなんだろう。けど、生憎。「……食べる……」 抱いてもしようのないものを抱かないのは、合理的決断と自分を納得する術を俺は身に着けてしまっていた。「コシシュのそういう素直なとこ、好きだぜー」 嬉しくねえ。 クシュはがさがさと山(山が出来るだけで羨ましい)を漁り、手ごろなものを見つけたのか、顔を綻ばせた。包装紙と手紙まで渡してくるので、それは普通に剥いて本来の持ち主に返す。 じっと己の浅黒い肌とほぼ同じ色の菓子を眺める。ああ、すまんな菓子。お前もこんな腹を空かせ愛に飢えただけの無関係の男になんて食べられたくなかったろうに……しかし現実は非情である。とかなんとか思いながら、一口かじると。「あ、うめえ」「お、それ気に入った?」 にやりと悪だくみをする奴に、どことなく嫌な予感。「……なんだよ…いつもは割と甘ったるかったり妙な匂いがしたり、鉄臭かったりもするけど、今度はこういうのないし……」「…気に入る範囲広いなお前……ま、いいや。これ作った子、お前に紹介してやろうか?」「はぁ!?」 衝撃で、思わず口に含んだものと一緒につばを飛ばして叫んでしまった。「うおっ、きたねっ」「うるせえ!お前にはデリカシーってもんがないのか!」「お前がそんな言葉知ってるなんてな」「知ってるわ!!!」 いくらプライドの無い俺でも、いやいつも情けない立場に立っている俺だからこそ、これは嫌だ。相手の気持ちになりきってしまう。「つーか、菓子だけで相手を気に入るとかなんか違くねえか?」「ま、そうだけど。確か性格もいい子だった筈だぜ」 ぐっ……!正直もてない男としては非常に引かれるものがあるが、それでもここは断らねばなるまい。「や、やめとく。俺にはきっとこんな邪道じゃなく、正当な方法でいつか運命の相手が」「妄想乙」「妄想言うな!」「つーか人の気遣いを邪道扱いすんなよ」「うっ……そ、それはすまん……」 以後、やたらその子の作ったものをもらうようになった。「はい、これ!今日なんか、俺とお前で一緒に食ってくれって言われちまったぜ。やーい、罪な男ーーーー!」「それはそうと、なんだかお前、最近指の傷が多くなってきていないか……?」「あ、ああ、まあおそらく戦闘、剣技の訓練でできたものだろな!もうそろそろ実戦だし、がんばらないとって思ってな。で、……これ。食おうぜ!」「……あ、ああ」 何故その子のだけを渡すのかは分からなかったが、取り敢えずそれは気にしないことにしておこう。それをしても許してくれそうなのが、その子だけだったんだろう。「因みに、この子の名前はなんていうんだ?」「…………おっ、会ってみる気になったか!?」「…一言、礼は言ってみたくてな…」「……!ざ、ざんねーーーん!最近俺、あいつにマジ惚れしかけてるとこだからなー、コシシュに紹介できねえな!」「はぁ!?」 その数日後、初めての戦場で。 ……クシュは、行方が知れなくなる。 目の前に広がる死体の山、泥と内臓と虫が混じり合ったそれを、遠くからやってきた炎が焼いていく。あの中に呑まれていたなら、もう、どうしようもない。「…………」 クシュは死んだものとして、戦場には弔いの為の、簡単な呪い人形がいくつも送られた。「……………」 それを出す女たちの中には、あの菓子を渡した子がいたのだろうか。* クシュの形見分けをした。 何故か、俺は謎の存在感を放つ箱をクシュの母親…クシュと同じく、美貌関係なく豪快に笑う人だ…から渡された。「…なんですか…これ」「あんたが興味ないなら、溶かして武器にでもしちまいな」「……?」 それを開けると。「……菓子作りの…道具……?」 以前。遠征先の使用人の子と仲良くなった時、ちらりと見たことのあったものだった。「……もしかして」 あいつが、俺に菓子を渡していた……?「ま、まさか……あいつは」「菓子職人になりたかったというのか……!」 そ……そうか……それなのに、傭兵という身分上、明かすことが出来ず… 昔ながらの友人である俺にだけ味見をし密かに職人としての夢を昇華させて……!「って、んなわけあるかーーーーー!!!」「クシュ!?」「……ったく、あーー、もう少し姿隠していようと思ったのに……」「お前っ……心配させて!!!馬鹿野郎!!!!」 頭に拳骨を食らわせ、その後反撃を防ぐようにして抱きつくと、俺より少し小さな体は、声を押し殺してくっくと笑った。「ったーーーー……」「もう…こんなことすんな」「分かってるって……」「……なんで泣いてる」「お前の拳骨が痛かったからだっつーの!」 それ以外のなにかも涙声に含まれていた気はするが、深くは突っ込まないことにした。 どうせ、聞く時間はこれからもたっぷりあるのだから。*****白×黒
2011.08.26
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茂安への質問媚薬飲んだ事ある? →二人同時に風邪引いた事はある相手が諦めたら自分も諦める? →茂が諦めると安居が引っ張る。安居が諦めて歪むと茂との仲に亀裂が入る「愛してる」って言う? →一緒に行こう制服姿好き? → そもそもジャージ(制服)がメイン何を見ると相手を思い出す? →茂は失敗した時、教科書を見た時。安居は洞窟や草原や似ている人どこによくさわる? → 手や肩というところか。手当し合うこともありそうどっちが王様? → 一見安居に見えるが……? お互いに相手の世話焼くのが超好き何の奇病にかかってる? → 依存病と世話焼きたい病茂安居への質問いつまで愛せそう? → 一生どっちが意地悪? → 安居「もう起こさない」※実際独り立ちされると寂しい獣人? →「獣だよ」 安居は虎、茂は犬っぽいお酒好き? →どっちも弱そう相手は自分の側で安心して寝る? →交代で寝る (しかし実習系の時、あまり一緒に居なかったような……濾過器を使った時くらい?)大人しそうに見えて夜は? →交代で寝る悲しみに駆られて何をした? →茂:溜めて溜めてブチ切れて初喧嘩(一方的に言うだけ言って逃げる) 安居:森の中で見掛けるが声をかけない(そして後で後悔する) 復讐鬼モードの時「茂の分も復讐する」的な事を言う洗脳は順調? → 生まれた時から茂と安居への質問複数を同時に愛せる? →ノアの方舟的な意味で無理相手は成長したと思う? →「主役として 認めてやれよ」「そういう人間に なれ」相手といつか寝られそう? →いつかどころか夜が怖い? →一人だと恐怖を感じる安居半分こする? →する眠る相手に触れたことある? →看病の時?商売上手はどっち? →どっちも下手そう。切り捨てるのや、相手の毒を見抜くのがうまそうなのは安居。相手に対し警戒し過ぎないことで気に入られそうなのは茂(ただしそこに付け込まれる可能性もある)黄泉竈食ひ済? → 二人とも黄泉のばらたちの一部を餌にしている
2011.08.26
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アイスを買います。食べます。どんどんお腹が痛くなります。どんどんお腹が冷えていきます。雪隠を必死で探します。見付かりません。こんなことで秋の気配を感じたくなかったです。
2011.08.26
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勝ち目のある戦いばかりしてきた。罪悪感はなかった。相手はみな、「人ではない」のだから。それでもときたま、ちりちりと心の底が焦げるような感覚にとらわれそうになった。いや、駄目だ。これが一番効率がいいのだから。勝ち目のない戦に、挑むほうが馬鹿なのだ。そんな奴が、尊いなどと、思っては、いけない。欲しいものがあった。そのために毎日毎日、それを殺していく日々。仲間の笑顔に、背筋が薄ら寒くなった。機械的な笑顔、喜び。だがしかし、わたしもその同類なのだ。ときたま負けるとき、少しほっとすることもあった。負けて、負かされて、0に近づく。神様が欲しかった。神様はわたしに成果だけ残し、気持ちを与えるわけではなくても。美しいその姿に釘付けになったのだ。だからわたしは、小さなこどもを、毎日嬲るのだ。殺されるための隊列に並ぶ無力なこどもに、じっとりとした笑みを浮かべて。すべてが終わりひとりになったその世界は、以前、まだ勝つことと負けることが同一で、なにもわからずただ戦っていたころの玉座とは違って、ただひとり世界に取り残された、蠅の、王。たまに、最後のひとりにならないことがある。以前は自分とは違った最後のひとりを睨んだが、最近は「この子も、哀れな」と、ただ思うのだ。こわい。何がか?一人残されることが?この恐れの感情すら通り越して、殺すことに何も感じなくなることが?他の選択をできなく、しなくなることが?こわい。私が、どうしようもなく本能から遠ざかってしまうことが。***ゲームで弱いNPCばかりを選んで対戦しているときの気持ちにちょっと似た感じのアレ
2011.08.25
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僕のお兄ちゃんは、ヒーローだ。 勉強は何でも教えてくれるし、お化け屋敷にはいっつも先に入って僕の手を握っていてくれたし、変な奴にいじめられた時は追い払ってくれたし、プールでは色々な泳ぎ方を教えてくれた。乳歯がぐらぐらいってた時もずぼっと一気に抜いてくれた。 おかげでお兄ちゃんも僕も、虫歯なかったで賞から学業優秀賞まで、綺麗な白い表彰状を沢山貰った。 そして僕が中学生になった今も、お兄ちゃんは僕のヒーローだ。 勉強でつまづいてるところ、一緒に遊ぶ相手、僕の口の中、それらの中の「悪い虫」をチェックしてくれるんだ。「ねえ、おにいちゃん、おしえて!」 だから、僕もお返しに、お兄ちゃんに近付く悪い虫はチェックしてあげないとね。「この間一緒に居た人、どういう関係?ちゅーしたら虫歯うつっちゃうよ?ただでさえこの子、たくさんの人と、こーーーーーんなにたくさん、虫歯うつるようなこと、してるんだよ?」 虫歯がうつらない同士じゃないと、ちゅーできないんだよ?だからずっとずっと我慢してきたのに。お兄ちゃんは僕とちゅーする前に、その資格を失ってしまった。「だから、いいよね」 一回お口の中、「消毒」しちゃおっか。大丈夫、出来るだけ痛くなくするよ。 あの子にも、練習ついでに「消毒」したけど、ちょっとやり過ぎちゃったから、今度は。
2011.08.25
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※死ネタ・胎児ネタ注意 僕らは互いに銀の首輪を嵌め合っている。首輪に繋がる鎖はお互いの手に持って。 相手に何かあったらすぐに気付けるように。勝手にどこかに行ってしまわないように。 僕らは半身同士なのだから。 けれど、一つだけ違う所がある。それはどちらが基準になるか、だ。 その首輪が僕よりも曇れば引き留め、僕よりも清ければ足を引っ張る。 僕が兄なのだから、管理するのは僕のつとめ。 弟はその分わがままを言った。僕が弟に望む分、弟は周囲に望み続けた。* その変色に気付いたのは僕が先だった。 けれど半身はこう言った、「君も同じように変色した首輪をつけている」と。 ならばいいと思った、僕達は揃いも揃って縛られていることに変わりない。 けれどその錆は首輪を壊してしまった。 だから僕は新しく首輪を用意したのだ。 なのに。 弟は、既に違う首輪をはめられていた。錆びることのない、けれどとても脆そうな皮の首輪を。そうして弟はそれをとても愛おしそうに撫でていた。 やめろ。そこは僕の居場所だ。「そうじ……っ?」 気が付いたら、弟の首を絞めていた。 首に食い込む指。弟を抱き締める感覚と似ている。「せいじ。どこにも、行くな」「うあ……っ」 弟のーそうじの指を僕の首に絡める。 これでやっと、お揃いだ。 「……そう、じ……っ」 最後に残った力を振り絞るようにそうじが僕の首を絞める。最後に残るのが恨みだろうと構わない。絆さえ残ればいい。 意識が段々薄くなっていく。それでも執念で、そうじの首だけは離さなかった。 やがて僕の視界は全て、白に溶けた。* ここはどこだろう。 見渡していると、遠くにそうじの声が聞こえた。 もっと近くで聞かなくては。 もしかして、一緒にあの世に来たのかもしれない。 一緒に生まれて一緒に死ぬなんて、なんて嬉しいことだろう。 正直、片方だけが先に死ぬという結末でも構わなかった。残った方は生涯業を背負い続ける。 死の間際の想いは何より強い。 きっと、首輪を嵌めたあの転校生にすら振りほどけないような縁になるだろう。「ねえ、せいじ。」 しかし、耳に飛び込んできたのは聞きたくない奴の声ナンバーワン、転校生の声だった。「この間からちょっと凹んでるみたいだけど、大丈夫?」「ううん、大丈夫だよ」 やめろ、せいじに触るな近い距離で話しかけるな。 ……?どうしたことだ、そんな奴と話すなと言いたいのに、声が出ない。 まさか、僕だけ幽霊になってしまったのか。それも、何の身動きもとれないタイプの。ここでずっとせいじが周囲に弄ばれているのを見るなんて耐えきれないぞ、どうしよう。「そういえば、お前って兄ちゃんとか居んの?」「どうしてそう思うの?」 ……こいつは、本当に鳥頭だな。いつも僕はせいじの近くに居たじゃんか。まあお前は話す価値ないと思ってたから、せいじ越しにしか話さなかったけど。それともせいじが分身していたとでも思っていたのか。「なんとなく。お前って人を支えるの向いてるし。最近、なんかもっとしっかりしてきた気がする」「えー、そう?ありがとう!」 僕に今転校生の姿が見えていたら、全力でぶん殴っていただろう。弟を個性化しようとするこいつは、僕にとって邪魔でしかない。けれど僕の目の前は霧に包まれていて、何も見えない。ただ声だけが、頭の中に響いてる。「君にだったら話してもいいかな……実はね、僕には双子の兄さんが居たんだけど、僕が生まれる前にいなくなっちゃったんだ。多分、僕が吸収しちゃったんだね」「!悪い、そんな話させて」「いや、別にいいよ。もう何年も前の話だし、お母さんもお医者さんに言われるまで、兄さんの存在知らなかったし。最近までずっと、それでも隣に居た気がしたんだけど…もう、それもないなあ。多分、僕が独り立ちしたからって成仏したのかも。今までずっと心配かけ通しで、兄さんならこうするかなって思って行動してたけど、…これからは、僕がしっかりしないとなあって思うんだ」 ……え?「そういえば、眼鏡やめたんだな」「うん。最近ちょっと目がよくなった気がするんだ」「そ…の……が……」「う……き……もはず…て…れば」 待ってくれ、段々何も聞こえなくなっていく。おいて行かないでく……「置いてかないで」「え?」「あ、いや、どうしてだろ、なんか急に口に出ちゃって……」「……兄さんに対しての言葉なんじゃないか?」「そう…なのかな。なんか、ちょっと違うような……ううん、そうかもしれないな」 どうしたんだろう、僕は。 いきなり言葉が口をついて出るのは昔からよくあったけど、ここまで急に出てくることなんてなかったのに。「大丈夫か?」「!?ちょ、声大き……」「え、ご、ごめん。大きいか……?今まで通りのつもりなんだけど…」 そういえば、なんだか周りの音がよく聞こえる気がする。 兄さんが僕を助けてくれたのかもな。 そう思いながら僕は、目の前のいやに鮮明に見える少年を見上げた。 何故か少し、彼を憎らしいと思った。* 双子座の片割れは、亡くなった片割れの為に命を分け与えました。 片方は神の申し子、もう片方は人の子だったため、彼らは半分神、半分人の存在となりました。*****一卵性双生児、イメージはピ●コ。少しずつ感覚が移行していたけれど、ついに意識感情含め全て弟のものになりました。神様になりたかった兄が人になりたかった弟のすべてになろうとしました。それは成功しました。
2011.08.25
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彼の笑い声が好きになれない。彼は、自分の嫌いを他人に押し付ける。僕が彼女を恋の目で見ている時も、「またそんな尻軽女見てんの?」と笑って言ってくる。正直言って、とてつもなくうざったい。しかし家が隣なせいで、親同士が親しいせいで離れられないジレンマ。しかも、彼の罵詈雑言を繰り返し聞くうちに感化されてしまい、何回か繰り返されるうちにその人を好きなところすらあまり好きに思えなくなっていく自分も嫌だ。嫌い。眼鏡をしょっちゅう外されてどこかに隠されるのも、長めの髪をからかわれ引っ張られるのももううんざりだったから、イメチェンをした。コンタクトと短く整えた髪。爆笑された。気持ち悪い。あいつの笑い声が気持ち悪い。だから、殴った。殴っても殴ってもあいつは笑っていた。殴っている僕が泣いてもやつは笑っていた。笑顔なんて大嫌いだ。「お前が笑ったら、俺は笑わないかもな」そういうやつが大嫌いだ。誰のせいで笑えなくなったと思ってるんだ。誰のせいで関係ない人の笑顔さえ苦手になったと思っているんだ。誰のせいで。「俺はお前の泣いてる姿が嫌がってる姿を見ているのが大好きだからな」うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。気付いたら、幼馴染の瞼付近は腫れ上がって見えなくなっていた。かろうじて失明はしていなかったけれど、僕とやつは二度と会わないという話になっていた。*数年後。彼と思わぬ所で再会した。彼はお笑い芸人として開花していて、僕は笑えず戸惑った。「どうして今の職業に?」コメンテーターが聞くと、彼は昔より毒の抜けた、それでもやっぱり子供っぽい顔で笑った。「そうそう、俺昔好きなやつが居たんですけど。いくら俺が笑わせようとしても笑ってくれなくて、他の人が笑わせてると妬いちゃったりなんかしたんですよね。俺それが悔しくてお笑い芸人になりましたー」「俺らは踏み台かい!」「お前がそんなロマン抱えてるなんてなあ」彼の相方二人が突っ込む。「いやいや、勿論今ではお笑いの神様が嫁さんですって。泣かせて、怒らせて、ビンタされましたし。今ならどつき漫才に持っていくとこですけどね」「お前ドMやしな」「この間の番組のアレはもう忘れてくれませんか!?」これは、もしかして。もしかして、もしかして。ふ、と笑ってしまった。そんな自分がやっぱり嫌いで、自分よりずっと強い彼が嫌いで、泣けてきた。最終更新日 2014.08.10 19:03:21
2011.08.25
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逆にエロい。
2011.08.25
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うちにある茨が突然歌うようになった。特に夜中に歌いだすのでご近所からのクレームが凄まじい。仕方がないので風呂桶に入れておくことにした。「有名になりたいのなら、どうしてあんたは家でギターばっかり弾いてるの?」「路上はこの時期冷えるんだよ。これが自由ってやつだ」「そうやっていて結局余計に自分の首を絞めるのに」そいつはくすくすと謳うように笑う。ああうるさい。しかしそいつはちょきちょき切ってもちっとも枯れやしない。売り払おうとすると根を踏ん張りやがる。燃やしても俺が火傷するだけだった。分かっているんだ。俺を閉じ込めてるのは俺自身だってことは。茨も魔女もないのに、鍵だって開けて外へ出ていけるのに、そうしないのは俺の怠慢だってことは。ラプンツェルは幸福だ。縛られることは幸福だ、流される方が幸福だという人間も居るのだ。俺なんかに王子は来ない。ならば、「おい茨よ」「なぁによ」「失礼するぜ」「きゃっ!ちょっと、乱暴もの!」「ちょっとだけだよ」 瞬間、ぞぶりと音がした。 案外痛くはなかった。 夢も見られない目なんて要らない。 声援の聞こえない耳なんて要らない。 何も感じない世界で、ただずっと俺も歌っていよう。
2011.08.25
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貞子の「来る、きっと来る、いっぱい来る」だと思ってたところOooh,きっと来る、feelsLikeHeaven,だった・・だと・・!?それにしても明るい歌詞だ・・;課題におおわらわなのでこの歌を聴きつつ現実逃避(おい
2011.08.24
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あいつらの人生は、誰も見ない努力だったのか。……いや、俺が覚えていたらいい話だ。俺の忘却こそがあいつらを本当に殺してしまう。旧時代、沢山の人々がそうして滅んだように。*1年目 ×月×日とにかく時間がなかった。だから、この数年を思い出しながら、書ける所だけでも日記を書いておく。どれくらい経ったのか、今どういう問題をクリアすべきか、書いて把握しておかないと気が狂いそうだ。今確認し合える相手が傍に居ないから、なおのことそう思う。*気が付けば右側が焼失していた。命が助かっただけでも感謝するしかない。それに失った右側には親友が佇んでいるような気さえする。*2年目 ×月×日あいつが来ない時、俺の主な食事は保存食、あるいは植物や虫など手に入れやすいものになる。周辺に茂るこの蔦も食べられればよかったんだが、生憎毒性が強いのか体に合わないのかすぐに吐いたり下したりしてしまう。 仕方がないから初めて食べるものでやばいものを食べてしまったと悟った時…例えば幻覚や腹痛や発熱が酷いのにどうしようもない時、完全に身体が毒物吸収しきる前に下剤や嘔吐剤として使うのがせいぜいの使い道だった。*3年目 ×月×日義腕と義足を造ろうとしたのは初めてじゃない。そんなもの使って、下手に行動したら却って危ないとあいつは止めたけど、ここ数年でこっそり造ってたからそろそろ大丈夫、十分実用に堪えるものを造れている筈だ。冬は出来ることがあまりないから、薪を使う。失敗した義足をくべる、あいつが来る頃にはただの炭になっているだろう。勿論一番の成功作はいつものところに隠しておく。以前は差し入れる側だったんだがなと溜息を吐く。*4年目 ×月×日何が人を人足らしめるのか。育てられた環境がそうなら俺達は人間じゃない。*5年目 ×月×日俺が造ったものを俺がどう使おうと勝手だろ、俺の体を俺がどう扱おうが勝手だろと言って、また言い争いに発展した。俺の事なんて放っておけばいいのに、あいつは今日も差し入れと世話焼きにやってくる。村と家族を守り抜けばいいのに。役立たずの身体が恨めしく、何度となくリハビリついでに出掛けるが、入り口から少し出てうんうん唸ってる時に限ってあいつがやってくる。*6年目 ×月×日新鮮な魚をあまり食べられないのが辛い。幼い頃よく食べた焼き魚、最終試験の時作った小魚の佃煮、どこか抜けてるあいつらと分けて食べた煮魚が恋しい。蟹や貝や海藻をあいつが差し入れしてくれているけど、もう少し回復したら自分で採りに行けるようになりたい。*10年目 ×月×日あいつの話の中で、日々発展していく村が羨ましい。魚人だとか粘菌コンピュータだとか錆の有効活用だとか、そういう話を聞くと俺も身近なもので何か実験をして、その結果でもってこっそり貢献したくなる。橋渡しをしてくれているあいつが止めるから、できないけど。あいつがやるなと言うことはいつも俺の為だ。だけど、いつも少し鬱陶しい。……親友も俺に対してこんな気持ちを抱いていたんだろうか。*14年目 ×月×日声がやっとまともに出せるようになってきた。嬉しい。少しずつ課題を克服していくことはやはり俺に向いているんだろう。*15年目 ×月×日あいつはこれだけの日数、孤独に耐えたんだな。俺の周りに今たくさんの蜘蛛が居るように、犬に囲まれていたとはいえ……よく耐えられたな。*16年目 ×月×日分解や解体は、生き物を摂取する為に必要な過程だ。少しずつおかしな状態を受け入れさせ、心を解体することもきっと温室から出荷するには大事なことだったんだろう。*17年目 ×月×日子供は無邪気で残酷だ。その論を適用するなら、俺の目の前に座る「あいつらの子供達」よりよほど、あいつの方が子供だ。人は肯定し続けられると成長しない。昔の俺のように。かと言って否定し続けられてもダメだ。世界がおかしいと思うだけだから。*18年目 ×月×日×を受けている。罰を受けている。*19年目 ×月×日赤ん坊の容姿はまたしても俺に似ていた。母親である彼女はそれを認識しない。時たま無意識に出る彼女自身の声のように、認識する必要がないから。だから俺達は不思議がる彼女を抑えつけて母親としての役目を果たさせる。*×年目 ×月×日あのこが迎えにきた。ようやく俺はあちらに行ける。俺を本当に必要としてくれたのはあのこだけで、俺の本当に必要としてた相手もあのこだけだから、やっとこれで丁度よくつり合いがとれた。期限までに間に合ってよかった。
2011.08.23
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約1gは、1円玉の重さ。 21gは、魂の重さ。 では、幸せの重さは何グラムなのだろう。* 誰も目の前に居ないのに、その道化師は芸を続けていた。 流石に哀れになったので、一円だけからっぽの帽子に入れた。「ありがとうございまぁす!」 明るく痛々しいその声を背に受けながら、そそくさと僕はその場を去った。 それから何度も、「1円だけ足りない」ことがよくあった。 飲み会で、割り勘にした時。欲しいものを買いたかった時。時には電車賃が足りなくて、一円の為に会社に泊まることになった時もあった。段々と節約したり、貯金をしたりと工夫をしてもいったため本当に必要な時に…ということはなくなっていったが、それでも油断するといつも1円足りない。友人に1円借りて、その後返しても、すぐに1円足りなくなる為友人には「妖怪の~せいなのね♪」と笑われた。 その度に僕は、あああの時あんなことしていなければ、などと思った。みみっちいと笑うなら笑えばいい。1円にもたらされる不幸は大きいものも小さいものもあって、中には彼女との別れに発展したものもあった。あの道化師は貧乏神だったのだろうかとも思った。 けれど最後の日、なんだかんだで僕は大事な友人、孫、子、そして嫁たちに囲まれてその時を迎えることができた。 段々と真っ白になっていく視界、銀色の輝きがふと目の前に現れた。「お前……」「お久しぶりです」「お久しぶりです、じゃない!やっぱりお前人間じゃなかったのか!!いっつもいっつも1円足りないと思ったら!!」「まあまあ。私はそれでむしろ、貴方様に利益を与えてきたつもりですが?」「……手のひらで転がされてるみたいで、面白くなかったよ」 そう。面白くない。 確かにご利益的なものはあった。 別れた彼女はとんでもないヤンデレだったり、電車賃が足りなかった日電車事故が起こったり、欲しいものの値段がその後どんどん下がっていっていたり、買ってみたけど案外面白くなくて、最安値で妥当だと感じたり。俺がそうして健康体でいられるのだって、ポケットマネーが頻繁に1円足りなくなっていたお蔭かもしれない。買い食いも、妙な寄り道もせずにいたお蔭で、俺の健康と家族の仲は保障されていたのかも。それでも、なんともささやかな、ささやかな幸せだ。「そのささやかな幸せすら得られない守れない人生もあるのですよ。 ……それこそ、何万何億出してもそれを買いたいと言う人だっている。ねえ、ものは相談です。あなたはこのささやかな幸せを売って、代わりにその人の人生を貰いますか?」「断る」「ふふふ。そうでしょう。そうでしょうとも……」 不気味な声が渦巻く。それは俺の意識とともに、白い闇に溶けて消えた。*****道化師は昔人生を売ってしまった人
2011.08.23
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したので捨てられなかったセーラー服をとり、武器を取りゾンビ消毒軍団とゾンビ人食い軍団と戦う孤高の女教師(四捨五入で40代)
2011.08.23
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※盛大なネタバレ注意※キャラ崩壊ともとれるかもしれません※会話文「なんでのばらちゃんのこと、あの時話さなかったの」「だって…言えないだろ。お前らに嫌な思いさせるし、……お前、泣いてたし。これ以上傷付けたくなかった、背負わせたくなかった。 あの時は言わない方がいいと思っていた。……言うべきだったんだろうけど」「あたし、安居のそういうところ好きだったよ」「……ありがとうな」「恋愛的な意味で」「」「まあ今はハルとラブラブだけど」「……ああうん……いやそうじゃなくてだな。恋愛的な意味でとか。きいてない」「言ったのにな」「いつ」「……安居が、のばらちゃんと会う前。マドンナに振られてもあたしが居るじゃんって。でもお前は友達だから、って言われた」「……」「最終テストで、卯浪を殺しに行ったんだけど」「!」「その時、あいつ「安居が一晩叫びまくってた」って」「くそ……」「安居、あの頃から変わったよね」「……強くならなくちゃいけないと思ったからな。俺と、お前と繭と、茂と。小さい頃から一緒に行こうって思ってた皆で未来に来る為にも」「…あいつ、一皮剥けて強くなった、って言ってた。赦せなかった。あたしには何か大事なものを捨てたように…諦めたように感じた」『あいつらは滅びるんだ』『オレたちだけが生き残るんだ』「方舟に乗り切らないものは置いていかなくちゃいけなかったからな」「……そのために生み出されたもんね」「……しかしすごいなお前…。いくら卯浪とはいえ、テスト中に先生を殺すって」「捨てるものが、守るものが何にもなかったから」「…」「そういう意味では、茂が居なくなった後に安居が不安定になったのも、感情のぶつけ所があるとそこに集中しちゃったのも、分からなくはなかった。…でもきっと、止めるべきだったよね」「お前は自由に飛んでてくれ。……多分止められてたらお前にも当たってた。ハルを殴った時みたいに」「……あの時は…」「……」「……また守るものが出来て、どう思った?」「…そうだな。小さい内は守り切りたいけど、大きくなったら助けてもらうこともあるだろうなと思う。その時が楽しみだ」「……うん」「もう夕暮れだ。そろそろ家に戻った方がいい」「安居って兄みたいだよね」「……嵐にも言われた。…………茂にも怒られた」「必ずしもダメっていうわけじゃないと思うけどね。背伸びが多いなっていうだけ」「背伸びが必要なのは小瑠璃だろ」「そういう意味じゃないってば」
2011.08.23
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ブログとかのカテゴリーで、いくつかの分野にまたがっていたりとかどの分野にも分類しにくかったりすると困るあ、スピノザが「あえて自分の考えとか属性とかを分類しない」ようにしたっていうのを、倫理の先生が言っていたんですがこんな感じ・・・でしょうか・・・?
2011.08.23
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今日メイト行ってグッズ見てきました。やっぱりXAN様エロかっこかわいい。そしてマモたんもふりたい。そして王子ハァハァ((まぁ、買ったのは初代編カードだけどね(==*初代編は反則だと思うの。容姿や性格は似ているけれど、だからこそかみ合わないところがちょっと面白い。雨月さんとナックルに心臓撃ち抜かれました。雨月さんはスペックと山本との関係に、ナックルはスペックと過去、ジョットとの関係に。単に、ロン毛の山本、黒髪のお兄さんではなくて、それぞれが抱える因縁があって、それぞれが抱える心情と支えに生きる信条と、それと深く関わるジョットとの関係・ボンゴレ入りの理由。好きです。pspsそしてビスケットダンスかわいいなぁと思ったけど金欠だったよ・・orz他にもいろいろ言いたいけど今日はここまでで終了
2011.08.22
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初代と現代を入れ替えてみたい。着物のもっさん神父服のお兄さん初代なツナ学生服の雨月さんボクシング部部長のナックル十代目なジョット・・・別作品wwwwwでも読みたい。探したいけど、探す当てがない・・・orz
2011.08.22
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好きな作品の探し方、みんなどうやっているんでしょうか。・ggる・口コミ・まとめサイト、リンク集これぐらいしか思いつかない・・・気になるワードをggる→関係ないの引っかかる→地雷 また検索よけされてるサイトさんも・・・口コミ→マイナー好きだったりすると困るまとめサイト、リンク集→同上。しかも、なかなかディープな紹介をしているところはない科学が発展したら「これこれこういうの探して」とかで出てきてくれればいいのに。というかうっかりの2番煎じもそれである程度防げそうだし・・・
2011.08.22
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【PR】スピードチェンジング教室「人生」をマスターしたいなら、アナタはこんな失敗を絶対しないでください!www.jinsei.co.jpこんな広告を見た。どうせ、宗教とかスピリチュアル系の話だろう、と思って、もう既に「失敗」している俺は、そこを開いたーー。・タイムスリップしてやり直せる・ただし、タイムスリップする度に何か大切なものを代償に差し出す必要があるみたいな話が読みたいです。。。。
2011.08.22
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2番煎じ怖い。いや怖いって言うほど何か作ってるわけじゃないですがまったく知らなかったのにうっかりかぶっちゃうとか怖い。しかもそれで自分が思いついたということが少し嬉しかったりしていた場合余計につらいような気がが・・・。ネットは広い、広すぎるからこそ木みたいにまとめられていれば便利なのにまとめにくいし。それぞれの情報がいろいろなつながり方をしているから当たり前といえば当たり前ですが。でも、検索ってなかなかあてにならないし・・検索して地雷cpひいちゃうことあるし・・・orz
2011.08.22
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したぞえ(°▽°俺の髪は超長い。某鮫・・ほどではないけど長い。しかもくせっけorz鮫!が!羨ま!しいぃいい(°皿°((いつもまとめ方を研究中今回はお団子。1:髪の毛をあつめて、その根元のほうをつかむ。2:指がはいるくらいの間をあけて、わっかをつくり、 わっかのはじにあたるところにごむないしひもをむすび一旦固定。3:そのわっかをしんにして、余った髪の毛をねじりつつ 巻きつける。4:そのはしっこをゴムか紐かピンで固定。→ロールパン型お団子完成(=▽=そんなに変じゃないと言われたし、5分もかからずできるのでこれからはこの髪型にしようかな?前髪のついたブッダのようだと一瞬思ったけど気にしない!キニシナイ!!三つ編みやらテールやらは肩や背中にびたんびたん当たるのがうざったくてもう・・もう・・((切れよそういえば鮫さんが他の隊員に髪びたんってやっちゃって切れられるはなしがあった気がするんだけど漫画でも現実でも周囲にうざがられる可能性がある、それがロングヘアそして時々自分でも切りたくなってくる、それがロングヘアでもなんか伸びてると切るの勿体無いじゃん・・?(´・ω・`まあでもさほど根性があるわけではないのでそこに辿り着くまでに切る。多分。最終更新日 2014年08月06日 13時54分53秒
2011.08.21
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(==zzz。。(==zzz。。(==zzz。。(==zzz。。(==zzz。。(==zzz。。今から猫ちゃにすんごい失礼な事言う。供給永遠に来ないの承知で言う。……やすいちゃんがモスくん作ろうとして錬金失敗して猫ちゃが生まれた、っていう話が読みたい。感覚鋭敏ニシテマトモナ動キママナラズ。車椅子。誰かとタッグを組んで動くのが前提。最初はやすいちゃん、次にちっちゃくりくりちゃん、…と、どんどん押して、協力する人が増えていく猫ちゃ。しかしやすいちゃん…いや、やすいくんは、狭い世界に閉じこもりきり。 猫ちゃはそんなやすいくんを置いていけない。 錬金術の妖精(代替わり制)みんみんはそれを何か言いかけてやめる、っていうのを繰り返している。 因みにやすいちゃんがモスくんを作るっていう発想になったのは、某二人三脚の人が相方を「再現」して腕に乗せていたのと、その直後にモスくんとちょっと似たあの子を見かけたから。 デモナータのブランのごとく見当違いな方向に乗せられて頑張る不憫かわいくて悲壮かっこいいやすいちゃんが見たいねん。 そして、望んでいたものと違うものが手に入っても、それで納得して、猫ちゃを認めるやすいちゃんな。これで世界の為に、100人の子供たちを救う為に一歩を歩みだす師弟な。この場合主役ポジはだれだろうな。この二人のどちらかでもみんみんでもいいんだけど、あと3人のうち誰かが主人公で、そのサイドストーリーとしてこの二人の話を読むのでも面白そう。
2011.08.20
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A×B目当てで探してたらB×AでしかもA女体化とかA奥さんで妊娠してるとか出ちゃうから!!!ただ読み進めてたら最後のページだけB女体化で攻めみを残しつつも女子してるBさんめっちゃかわいかった・・・あああかわいいよお・・・どうでもいいけど後輩とA 同輩とBが似てるからちょっとポーズとってくんないかな 無理か
2011.08.20
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遠のいていく、けれどまだ空間に響く声に、指を耳に突っ込むことで拒絶。彼女への罵詈雑言を繰り返し、最後に十分離れたと思ってから死ね死ね死ね、と三回心の中で呟いて、やっと指を離す。指を離したことで世界に音が戻ってくる。音のない映像だけの、ある種現実感のない世界に罵倒を置き去りにして、今日も僕は『何も考えていない僕』だ。彼女は死んだ。現実からも、僕の記憶からも。僕は殺していない。当然だ、殺したら記憶に残ってしまう。僕は「置き去りにした」だけ。世の中には、怪我人とか危険がせまってるとかで今にも死にそうな人を置き去りにするだけで罪悪感を覚える人も居るらしいが、僕は違う。むしろすっきりしたくらいだ。ああやっと彼女の鎖を解く方法を僕は手に入れたんだ!そう思う彼は、新たな鎖に囚われていることに気付けない。
2011.08.20
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俺は数多くの人の命を屠ってきた。 軍に所属しているとか、金がないとか、復讐とか、その他やむにやまれぬ事情ではない。 単純に殺すことが楽しいのだ。 殺人衝動はもはや趣味の域。特に幸せそうな奴、人生これからだろっていう奴を殺すのがとても楽しい。けれど俺は不思議と20年間捕まったことがなかった。悪魔でも俺の味方についていてくれるのかもしれない。 殺す時は常に気を付けていた、夜闇にまぎれるように、そして住んでいる場所を特定されぬように。日中は可もなく不可もなく目立ち過ぎず目立たな過ぎず、少しおとぼけな、どこにでもいる人間として過ごしてきた。「見付けた」 だが、そんな折。「……兄さんの、仇……っ」 俺は殺された。 ……やるなぁ。俺、これでも気を付けてきたつもりだったんだけど。目の前の女は30代くらいで、俺の事を地獄までおいかけてきてやるっていう顔をしていた。 嫌だ、まだ死にたくない。もがくも、女はそんな動作さえ嘲笑うようにして俺を滅多刺しにしていった。滅多刺しとはまた芸のない。どうせ死ぬんならもっと俺が殺してきた体たちのように美しく……「あんたにはこの末路がお似合い」 意識が薄れていく。最後に何か言ってやろうとしたが、血の泡が口を塞いでうまく発音できない。視界の端で女が自分自身に刃を突き立てるのが見えた。* 目を覚ますと、そこは見知らぬ小学生の部屋だった。……いや、違う。ここは、11歳の時の俺の部屋だ。俺が、弟と両親を殺す前の。ぺちぺちと叩く音。俺の頬を、いつのまにか部屋に入りベッドに上り込んできていた弟が叩いている。軽く払いのけながら起きる。「あ~~~うっ」「うるせえ」 カレンダーを見ると、ちょうど俺が初めて殺人をおかした日。 そう、この日弟があまりにうざったかったので殺したのだ。親にばれたらまずいと思った俺は事故死に見せかけ、そうしてこの日俺は殺人の快感を知ってしまった。「……お前は、まだ、殺さないよ」 あの女は、若作りしているのでなければ今まだ小学生くらいだろう。もしかすると俺と同じ年くらいかもしれない。 俺が生涯安定した殺人鬼ライフを過ごす為には、今のうちにあいつを殺しておかなければならない。* ついに突き止めた。今、俺の目の前にあるのはあの女の家だ。暗くてよく見えなかったが大体の顔立ちと、兄が居ると言う情報、自分の記憶を辿って、13の時に殺した先輩の妹だということが分かった。 探すために多くの時間を使い、結局時間が巻き戻ってから今まで人を殺せていない。 あの女さえ殺せば一気に解禁できるのだから、楽しみは後にとっておくことにするか。そろそろ我慢の限界だ、ああ楽しみだ。 今の時間、ちょうど兄と妹が別々の塾に行くところだ。今は実際に殺した時の1年前だが、生活ライフはほとんど変わっていないようだ。 避けられないよう、スタンガンと光らないよう加工した刃物を取り出す。 狙うは、妹だけ。「……いってきまーす」 今だ。「…………今度は、記憶があるみたいね」「え?」 突き出したスタンガンは腕ごと地面に押さえつけられ、ナイフは蹴り出されて近所の民家の塀の中に落ちた。「ちょ…」「……」「っ……!!!」 痛い。 痛い痛い痛い痛い 逆にスタンガンを押し当てられたのだと理解したのは数秒後。 スタンガンをめぼしい所に全て押し当てられ、身動きがとれなくなってからだった。「……一応忠告しておくけど、私を殺した瞬間、世界は巻き戻るよ。そういう風に、私は契約したの。私は記憶をずっと持ち越せる。あんたは私に勝てない。私がそうさせない。何度も何度もあんたを追いかけた、やっと捕まえたんだ。今の世界じゃあんたはまだ人を殺してないみたいだけど、いずれ殺す。殺したら、その瞬間お前を苦しみぬかせて殺してやる」 ……巻き戻る?そんな夢物語みたいなこと、あるのか?でも今の現状はそうでないと説明がつかない。そんな契約してくれる奴いるのか?もし俺が先に契約していたら俺は繰り返して何度も捕まらず殺し放題じゃないか、いいなあ…でもこいつが持ってるんじゃなあ…あーこいつ殺して…今度はこいつと出会わないように気をつけなくちゃ……俺も記憶引き継げるならきっと……いや、こいつに殺されるまで少しでも多くの奴を殺した方が楽しく過ごせるか…?そう思っていると、女がとんでもないことを言い出す。「だから、私は死なない。お前も、出来る限り死なせない。一生お前が人を殺さないように見張っていてやる」「……え」 俺の地獄の人生二週目が始まった。*****元殺人鬼・刹木塵と復讐者・真樹本凛の奇妙な追いかけっこは、刹木が無事老衰で死ぬまで、ありとあらゆる手段によって続けられる。続きはwebでにほんブログ村
2011.08.20
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「夏だな」「海だな!」「夏だな」「ホラーだな!」「夏だな」「山だな!」「夏だな」「友達の家だな!」「ところでお前はずっとカメラ越しでしか夏を見てないけど、いい加減本当の夏を体感したらどうだ?」「お前に見せる為に撮ってるんだよ」「俺のことはいいって」「だってお前、写真以外のすべての視界に幽霊映り込むじゃん。ま、おかげでほんとにやばい所にはいかずに済んでるけど」「お前は鈍感すぎるんだよ」***** 写真は真実を映す逆バージョン。 霊感が強すぎるけれど何故か写真や映像に映った霊は一切見えない。仲間内ではリアル妖怪ウォッチ呼ばわり。呪いのビデオを見る係(やらせなら気付ける・呪いのビデオを見ても呪われない)。
2011.08.20
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・あの世で再会したら号泣しはじめてごめんとありがとうしか言わない安居となだめようとするがうまくいかない茂・ゴンお前だったのかを聴いて栗を思い出し泣く安居・童話・寓話と涙腺スイッチ・突然家出した茂の日記を読む安居・あるいはその逆・異能兄弟夏A・茂がうっかり自分を庇って落ちて、顔にケガが残った安居・極めようとそればっかやって理解されない安居 未来に行きたくて行っていたのか、水に入りたくて入っていたのか、今ではもうわからない安居・一方嬉々として危機感全然なし茂・先生達の教育の諸刃の剣み、劇薬み・謎の薬で成長した茂がちっちゃい安居を守る(普段は立場が逆)コードネームはBFパロ・地獄行きになって納得してたけどやっぱり茂が心配なので地獄の強制労働頑張る安居・地獄行きになって頑張ってたら茂がやってきて滅茶苦茶心配してきて自分もここで働こうか手助けしようかとか言いだすので全力で拒否る安居※なお逆効果・おーやってるやってると思いつつなんか嬉しそうな涼・無限ループの夢を見る安居「いや待て、ここ地獄とか言う所だろ?俺死んでないか?」『違う、死者を裁いたり虐めたりする側だ』「…………えっ」『信じられる真理があって』『悪と絶望に精通して』『ついでに面白い』『俺は地獄の新卒採用担当者。よろしくな』・っていうことで雇われた柳さんと地獄送りになった安居の初邂逅安居(なんかどっかで似たような教師を見たような…)柳(なんかどっかで似たようなメンツを見たような…)・主従だったらいっそすっきりしたのかもしれない茂安・色々訊かれて答える安居→家庭教師系従者 言われたことを忠実にラジャーする茂→忠犬系従者・いっそどっちも誰かの従者で先輩後輩でいいんじゃないかな・もしも夏Bトリオが夏A集団と遭遇していたらIF「大人」の象徴=先生「親」の象徴=先生(父親のみ)・ということで先生と呼ばれるようになった時に戸惑う夏A・サーカスパロ夏A猛獣使い:源五郎可愛いピエロ:小瑠璃ナイフ投げ:涼綱渡り:安居(元ブランコ乗り)奇術師:あゆ裏方:虹子救急係:鷭元ブランコ乗り:茂ピエロアシ:繭
2011.08.20
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真っ青な空を大きな鳥が羽ばたいていく。 その鳥の名前は知らない。 世界は随分と変わってしまったから。 僕たちも普通に暮らしていた日々と今では変わった。 あのいくつかの夜は地球の変化に適応するために用意された、濃縮された時間だった。 濃い血の臭いが今でも過る。 一番変わってしまったと言われた彼は追い出されたけれど、僕達だって取り返しがつかない歪みができた。いつか僕も群れに馴染めない時が来るのかもしれない。僕はきっと自分勝手だから。「お前の都合」 思い出したくもないが、あいつに言われたことを思い出す。楽にしてやるつもりだった。もうほかの犠牲者を出さないようにしたかった。自分が育てたから、自分で終わらせてあげたかった。 全部自分のエゴだ。分かっている。 狂ったまま生きていくーそして本能も忘れ死んでいく様子が見ていられなかった。 あの朝焼けの中のもふもふとした触感と体温が、こちらを見て嬉しそうにする声が、頭を過るほどに辛くなった。 彼を育てた始末をつけようとしたあの人も、もしかしたら狂ったように見えた彼を見て、見ていられないと思ったのかもしれない。何かに怯えて悪夢を見て仲間以外には後先考えず噛み付いて。昔の彼を知っている者なら、変わったと思う。壊れたとも思う。 だけど僕らは、僕らが壊れたことを知っている。だから一緒に居た。-互いに信頼していた。皆で皆を大事にしようと思った。 動物たちも、うずくまっている時だけは、誰とも会わずに彷徨っているときだけはもしかしたら痛みがなかったのかもしれない。殺すことはなかったのかもしれない。 だけどそんな一生なんて送れない。ずっと同じ環境なんてありえないんだ。 ずっと守り続けられないのに僕は大事にした。野生で生きられないのに。 あの人のように一定の距離を保つことはできなかったし、自分の手で全てを終わらせようと思った。卒業を、させたーいや、僕の方が卒業をしたのかもしれない。 会いたい人に会える幻覚を心の奥で望んでいた世界を、みんな見たという。そうしたら僕はどんな夢を見るんだろうか。また、愛する夢を見られるんだろうか。 どれだけ大事にしたかーその言葉を何度も反芻する。そう思うしかない。分かっている。 だけど大事にしていれば、それだけ裏切られたという気持ちも強いのかもしれないとも思う。 そもそも大事にしていたことは、狂った瞬間裏返るんじゃないか。欠けていくんじゃないか。 同じように「育てる」ことを役目とした彼女は、昔は毒を「知っていた」からこそ、取り除こうとしていたのに今はそれを管理するために、どんどん踏み込んでいく。その勢い、知識欲は執念はすごいと思う。狂ったとしても歪んだとしても何かしらの未来、行き先はあるというその姿勢。そして、大きく変わっただろう海を毎日相手に挑む彼女もまたそれに近い美しさを持っていると思う。 そしてそのすべては生きる為に集約される。誰かを生かす為に集約される。 今回、彼が殺されることがなくてほっとしたのは、あの時代わると言ってくれた彼を思いだしたからかもしれない。大事な相手が壊れたように見えても、苦しんでいても、殺す必要がないと、殺さないで楽にする必要があると分かったからかもしれない。あの人を通して昔の自分に語りかけているような気持ちになったからかもしれない。 生きる為に生きていく。生かす為に生きていく。そんな世界で僕とあの人、そして彼女は鎌を持っている。仲間を殺す為の鎌を。 出来る限りその鎌が綺麗であることを望む。 -でなければ、出来る限り安らかに送っていけることを望む。
2011.08.20
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生産score/1推移→473 594 302 383 350 319 195 155 240 152 264 158 246 472 345 492 247 245 162 283 363 207 177 226 550 399 226 311 312 474 217 段々安定してきたかな?ある程度安定した生産物があると、手を抜いていても一日の生産スコアが150以下にならなくなるようです。あと段々400以上が出るようになってきたのが嬉しいな。まあそれで調子に乗ってネタ生産物出すと一気に落ち込むんですけどね(爆)それと、毎日生産&品並べしていると上質でなくても通ってくれるお客さんが増えるようなので、一気にバッと出すよりは、ストックにしておいて少しずつ質を高めておくほうがいいのかなあと思います。今の所スキルが臆病な暴走車コワードリーバーサーカーだけっていうのが痛いです。あと耐久スキル・連携スキルをもう少し上げられれば慎重な重戦車になれそうなのでそれまでの辛抱辛抱。
2011.08.19
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