nipparatの日記 囲碁 不思議体験
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2008年の団体戦の対局。黒はアマトップ選手Nさん、白が私。以前の対戦で地を稼がれて負けた事があり、興味もあって逆に序盤から思いっきり稼いでみた。地に辛いNさんが中央に模様を作る非常に珍しい碁形になった。 ここまで拮抗した形勢が続いていたが、意を決して白2からさらに4と思い切って勝負手を打った。黒5は形勢に自信ありと言う手だが、さすがに白が利かしたようだ。AIで検討すると、白6の手で7の点に打てば、黒が受ければ実戦より押し込めるし、黒が反撃すれば白から右辺へいろいろ手がついて白が面白かったようだ。 実戦図1 黒がハザマにくれば以下参考図のような感じで勝負するつもりだったが、これはいい勝負のようだ。 参考図1 進行して黒1が策のある手。素直につぐと中央が止まる上に左下の切り取りも半先手の意味があってややつらい(それでも実戦よりは良かった)。いろいろ考えた末、白2・4を決めてから、左下切り取り先手を拒否して6と受けたのだが、ここで一気に非勢となった。この時は、これでやれると思っていたのだが完全に判断間違い。恐ろしい計算と判断能力を見せつけられて、ガッチリ4.5目負けとなった。 実戦図2 黒1に対して白2と反発するのが良かった。下辺に黒が出れば白3とタケフにして白優勢となる。黒3に対しては白2の下にツギでも実戦より良いが、Lizzieの推奨は白4。黒の打ち方によって、下辺ツギが先手になったり、左辺への侵入・上方の黒の薄みなど見て、何とも玄妙な手だ。 参考図2
Jan 14, 2019
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