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戦いは終わった。新しい未来はどんな形でやってくるのだろう・・・。「新世界より」あらすじは公式からです。サイコバスターを失った今、もはや悪鬼に対抗する手段は残されていないかに思えた。しかし、早季は幻影の中に現れた最愛の人物に導かれ、起死回生の作戦を思いつく。それは、呪力とそれにまつわる性質を逆手に取るような、思いも寄らないものだった。 早季、覚、奇狼丸、野狐丸、そして悪鬼。それぞれの思惑をはらみながら、人間とバケネズミの壮絶な戦いは、ついに最終局面を迎える。********************************ずっと溜め込んでいた「新世界より」の17話から最終25話までを視聴しました。前半は全人学級や倫理委員会が抱える秘密、後半はバケネズミとの戦いがメインになって、専門用語が減った後半からアニメ派の私には見やすい作品になったように感じました。人間が今の体勢を保持するのにどれだけのものを捨て、どれだけのものを虐げてきたのか。見終わって感じたのは今期放映されていた「THE UNLIMITED兵部京介」と「PSYCHO-PASS サイコパス 」との共通点です。世界観、設定は全く違いますがどちらも二つの勢力のせめぎ合い、そして徹底した管理社会がテーマになっていました。異物を排除する。多くの人間が生きていくにはそれなりの形、秩序と規則が必要です。しかし、それに適応できない、または当てはまらないイレギュラーな存在が現れた時、人はどうしてもぶつかり合ってしまうのですね。相手を理解し、適応し、互いに順応していく事が”人である所以”だと思うのですが、人はどうしても”獣”であることもやめられない。つまり自分のテリトリーを守りたがるわけですよね。そして自分の存在価値は勝敗の上で実感されることが多く、手っ取り早いわけです。早季は神栖66町の枠からはみ出し、ミノシロによってもっと多くの知識を得ることができた。普通なら粛清されるところが富子さんの後継者に選ばれ、さらに経験を積んでいくことになるのですね。これは「PSYCHO-PASS 」で朱が社会を統括するシビュラシステムに同じように選ばれ、まずシステムありきで考えを模索していくスタイルを認められたのと同じだと思います。早季も人格指数=サイコパスが濁らないのです。(笑)早季と覚の周囲、1班の皆にはどんどん変化が押し寄せ、それがまさか最後のバケネズミとの戦いにまでつながっていくとは。悪鬼・業魔・・・時折発生する、呪力が暴走した者は排除・隔離され、周囲の人間は記憶を操作されて忘れていく。普通なら仲間が処分されれば、不安や自分自身への恐怖で平常心を保っていくことは難しいでしょう。管理体制への不満も生まれるかもしれない。瞬が処分されたその時から早季たちは顔も名前も思い出せなくなってしまう。けれどちぎれた記憶の欠片が早季をずっと救っていくことになる。早季の強い意志と時に想いはシステムを凌駕する・・・それで、最終回まで早季は瞬の援護を受けて走り抜けることができたのかもしれません。人の可能性と信じて。システムにおびえながらも毅然と自分たちの道を歩いた守と真理亜。二人には子供が生まれていたのですね。なんとそれが人を脅かす悪鬼になって、バケネズミ=野孤丸の手に落ちていたとは。周囲のコロニーを殲滅し、拡張していく野孤丸の野望。軍事力はミノシロから得た知識と最終兵器の悪鬼の力によるものでした。村を襲撃する凄惨な光景。悪鬼を封じるには東京に保管されているサイコバスターを使うしかない。たどり着くまでがサバイバルでドキドキしましたね!チビミノシロが可愛い♪それを扱う乾さん@鳥海さんは最後まで行けるか!?と思ったのですが巨大生物の餌食になってしまいました。(あああー。)何も起こらなければ神栖66町で平穏な社会を構成する一人になっていたのに。暗闇を出て明るい日の光に当たる早季・・・新世界の風景。ここは感動しましたねえ。しかし、悪鬼とバケネズミとの戦いは最後の決戦を迎えることになる。野心をもって人間にとって代わろうとした野孤丸とあくまでも人間に仕えることで平穏を保とうとした奇狼丸。悪鬼を引き付ける囮になることに臆する早季に犠牲の命のことを考えて欲しい、と叱咤する場面はかっこ良かったなあ。早季と覚の言動はなかなか共感できなくて・・・、でも本当は大多数の人間の気持ちを代弁しているに過ぎないのでしょう。何を犠牲にしても自分たちは生き残る、と無意識&無自覚に主張する早季たちの悪意の無い言動が痛い・・・。(^^ゞ)生殺与奪は人間にかかっている。奇狼丸はそれを承知の上で、もしも自分が失敗したら女王だけは助けて欲しいと頼むのですね。命を懸けて何度も難所を潜り抜けてきているのに信頼を寄せきれない早季と覚にがっくりきてしまう・・・。でも、自分が同じ状況にいたらやっぱり自分と覚を優先するだろうなあ。orz気が向けば今日は生きられ、明日、考えが変われば自分たちは殺されるかもしれない。まるで釈迦の掌の上で踊らされているようなバケネズミたちの一生と存在意義。野孤丸にはどうしても耐えられなかった。切り札は真理亜たちの娘。戦闘モードの覚に対して、なかなか心を決めきれない早季。どうやら娘は自分が人間とさえ、思っていないらしい。もしも自分が人間なのだと知ったら・・・。鏡を見た後の衝撃の大きさ。人は環境が違えば人であることを自覚せず、ここまで育ってしまうのですね。愧死機構をバケネズミに向けさせるために奇狼丸を使うとはなんだか・・・なりふり構わないですね。人間は・・・。悪鬼を消滅させ、野孤丸のクーデターは終わった。早季たちの両親も図書館の秘密を守りつつ散った。富子さんの執念は野孤丸に見せしめとして叩きつけられる。長い時間をかけて苦しみを与える。「私は人間です!!!」見かけはともかく知能も社会構成も作る事ができる。呪力を持った人間を”神”と崇め、仕えていたけれど呪力の有る、無いでこれほどまでに違う存在価値をつけられるとは。野孤丸ではない、スクィーラです!浪川くん、渾身の演技が素晴らしかった!早季は富子さんよりももっと先に進んでいたのだと思います。だから自分たちを苦しめたバケネズミにも悪鬼にも心を寄せるような言動をしたんでしょう。ならば最期の情けを。肉塊でしかなくなったスクィーラの命を絶つ早季。そして、バケネズミがなんともともとは人間だったと知る事に。呪力のある人間は自分たちの社会、生活を守るために呪力の無い人間を完全に虐げてきたのですね。「兵部」の早乙女博士の管理、が暴走するとこういう結末になるということですかね。覚と結婚して子供ができて。全人学級では全てが管理され、能力は愧死機構、恋愛感情はボノボ型の感情が刷り込まれる。未熟なうちは同性間の恋愛もOKでしたね。ただパートナーを選ぶ時には異性の結婚相手の候補を。(「PSYCHO-PASS 」で弥生たちが潜在犯だったのは同性愛、つまり次世代に向けての生産性が無い行為をしたから?と考えています。)親子の間の情が本物なのかも怪しい世界で、早季と覚は人として原点に立ち戻って生きられる世界を知ったのかもしれません。不浄ネコにもバケネズミにも注がれるものが人に向けるのと同じ愛情であるように。作品から受け取れるメッセージは受け取れたのでは、と思います。描写にはあれこれ言いたいですがいまさらですね。(苦笑)人が何を犠牲にしても生き延びようとする本能を早季の中に見たように思います。スタッフ・キャストの皆さん、お疲れ様でした。【送料無料】【コミック・書籍全巻セット】【ポイント3倍】貴志祐介「新世界より」全3冊セット ...【送料無料】新世界より 五 [ 種田梨沙 ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1143-4e7e5e1b
2013年04月04日
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探さないほうがいい。夢の中の瞬は何を伝えようとしているの?「愛する早季へ」あらすじは公式からです。野狐丸への不信感がぬぐい切れないまま、早季と覚は、守と真理亜の行方を知っていると思われるスクォンクを捜すため木トウ蛾コロニーを訪れる。しかし、スクォンクは2人の行方はまったく分からないと言い、早季たちが町に戻った後に雪山で預かったという手紙を差し出したのだった。 手紙には、仲間たちへの思いや別れの辛さのいっぽう、町や大人たちへの複雑な感情が綴られていた。手紙を読んだ早季と覚は、野狐丸にある裏工作を依頼する。それを表面上は快諾した野狐丸だったが、早季たちはその態度にどこか信頼しきれない違和感を覚えるのだった。 その後、早季と覚は、再び守と真理亜が姿を消した雪山へと戻る。2人を見つけられないことは心の中で分かっていたが、力を尽くして捜さずにはいられなかった。やがて、早季と覚は言いようのない喪失感の中、2人だけの夜を迎えて…。*********************************OPは早季と真理亜の出会いから友人、恋人になる過程が綺麗に描かれていました。”恋人”という言葉は彼らの世界では異質な事ではないんですよね。ボノボの生態に同性愛という項目もあったのでそれが刷り込まれている子供たちには自然なことでもある。ただ一定時期を過ぎるとペアを組んで、結婚・・・そういう流れが全人学級のシステムでもあるわけですよね。できれば早季と一緒にいたかった。でも、村からすでに捨てられている守を見捨てるわけにはいかない。逆の立場なら、きっと皆、そうだろうと言う真理亜。一斑の子供たちは強い絆で結ばれていました。真理亜は早季の強さも理解していたから、守に付いていくことに躊躇は無かった。町の異常さに気づいたならなおさら。いつか処分されて忘れられてしまうなら自分たちが町を離れる。真理亜も十分、強いと思いました。スクォンクは雪山で手紙を預かった。それ以外の事は分からない。富子さんがくれた猶予は三日。探し出して町に連れ帰る気はないけれど、見つかったならお別れくらいは言いたいですよね。とりあえず、野狐丸に「2人は死んだことにして欲しい」と頼む早季と覚だけど、野狐丸の隠ぺい工作がリアル過ぎて何だか怖いです。カミサマと言葉では崇めていても死ねばただの屍、みたいな扱い?怒りを感じた早季と覚は野孤丸の勧めで一泊した後、かまくらまで戻ってそこから捜索を開始する。疲れからうたた寝をしてしまった早季は、悪夢の中の少年から伝言を受け取る。2人のことは探してはいけないのだろうか?夕陽を見ながら、真理亜たちとの別れが決定的になって涙する早季。そっと抱きしめる守。雪洞の夜、二人は大人になる。ということで・・・覚はずっと早季しか眼中になかったので(瞬はいたけど)思いが届いた、と言っていいのかな。それよりも一斑がもう二人しかいない、その事に愕然としますね。子供なのに不適格だと容赦なく排除される。手の下しようがない業魔たちを恐れる大人の気持ちは分かるけど親子や師弟の情愛が希薄に感じる世界。排除よりも対策をもっと練る社会を望みたいです。【送料無料】新世界より 三 [ 種田梨沙 ]TVアニメ CD【TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」】13/1/25発売fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1037-5ea9dda6
2013年01月23日
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家出した守と、彼を見つけ、残った真理亜。2人はどこへ行ってしまったの?第十二話「弱い環」、第十三話「再会」、第十四話「雪華」、第十五話「残像」までまとめ感想です。あらすじはWIKIより抜粋しました。早季たちは倫理委員会議長である覚の祖母・富子の呼び出しを受ける。早季は富子から、自分が後継者候補だと告げられる。2月、守が突然家出する。彼の後を追った早季たちは、守が処分に怯えていることを知る。守と、彼の話を聞いた真理亜は町に戻らないことを決意する。早季は教育委員会の尋問を受け、富子の指示で、覚と共に二人を連れ戻しに向かう。 守と真理亜を探す早季たち二人は、バケネズミの「塩屋虻」コロニーにたどり着く。奏上役スクィーラは「野狐丸」という名を授けられていた。塩屋虻は大雀蜂と並ぶコロニーとなるまでに発展しており、覚はバケネズミへの不安を覚える。**********************************段々と早季たちがなぜ倫理委員会から見逃されてきたのか、その全容が分かってきました。早季の好奇心と行動力は他の全人学級の子供たちの中では異質に見え、組織からはみ出す子、と思っていましたが富子さんが求めていたのはそういう性格の、さらにはどんな事にも揺るがない精神力を持つ子供だったのですね。ミノシロと会い、瞬の真実を探しに行き、全人学級で皆が通る道からはみ出しがちな早季は試されていた。というか、富子さんが言うには1班全員がイレギュラーな資質を持っていたわけで。唯一、瞬のことだけが予定になかった残念な損失。記憶操作、愧死機構。そこまでして守らなければならない人間の管理社会。何から守るため?早季の質問は富子さんの過去話で語られました。悪鬼、業魔にさらされる人間の生命はあっという間に彼らのせいで滅亡の危機に直面してしまう。「ラーマン・クロギウス症候群」、「橋本・アッペルバウム症候群」と呼ばれる呪力を持った人間の病。発生してしまえば止め方もきちんと分かっていない。ただ隔離し、命をかけて止めるしかない。そうした全てを知りつつ、自分をしっかりと保つことができる早季を自分の後継者と定めた富子さん。つまり、早季は常に曇らない「サイコパス」を持っている、ということですかね。富子さんが後見についたも同然の早季は、守と真理亜の逃亡で教育委員会の査問にかけられながらそれからも守られることになる。富子さんはなんとテロメアを修復できる!!!まるで、今期スタートのアニメの兵部京介のようです!(笑)全ての記憶・・・業魔も悪鬼も自分の記憶として残っている。生き字引のような彼女が言うには従順な人間では社会は保つことができないのだと。確かにイレギュラーな事態が起こったら、それに向き合うことができる胆力が必要なのかも。富子さんの援護を受けて、家出した守と真理亜を連れ戻すことに三日の猶予をもらった早季と覚。この後、まさかバケネズミたちの紛争に巻き込まれることになるとは!スクィーラ=野狐丸は最初から胡散臭い存在だと思っていました。勢力を回復し、拡大した後、なんと人間が捨てた文明を使って大きな町まで作っていた。他コロニーにも挑戦的に接し、強大は兵力で威圧する。どうやら早季と覚は、支配の口実を得るのに利用されてしまったよう。女王も蔑ろにする野狐丸にはもっと警戒すべきですね。バケネズミを完全に上から目線で見ている早季にはずっと共感を覚えることができませんでしたが、敵意をむき出しにされると複雑な気持ちになってきました。倫理委員会から狙われた守。精神的に脆弱、というだけで排除されてしまうのは恐ろしいです。悪鬼、業魔を防ぐため、という口実で人が処分されるのは「サイコパス」と同じ管理社会の闇を感じました。【送料無料】TVアニメ「新世界より」ED主題歌::割れたリンゴ/雪に咲く花 [ 渡辺早季(CV:種田梨...fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1024-e11205b3
2013年01月16日
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世の中には知らないほうが幸せということもある。早季、貴女は強い。「冬の遠雷」あらすじは公式からです。 冬。全人学級では、ひとつの恒例行事を迎えようとしていた。建前上は、“当番委員の振り分け”という名目の、日直をはじめとする様々な作業のペア分け。しかし、男女が互いに相手を指名することで成り立つ制度のため、実際は大人たちが管理する“公的な恋人選びの場”であった。 早季の相手は“ずっと同じ班だった”、良という男子になるともっぱらの噂だったが、当の早季は良の存在に違和感を覚えていた。やがて、あることをきっかけに、早季の疑念は確信へと変わる。覚も早季の話を聞くうちに記憶のすり替えがあったことに気づき、真理亜、守を加えた4人は、真実を確かめるため、良ではない誰か=Xの家があったと思われる朽木の郷へと向かう。 朽木の郷は、まるで廃村であるかのように人の気配が無く、寂れ果てた場所だった。そして、奥に進むほど土地は荒れ、木々がねじ曲がった異様な光景に変わっていった。それでも前進を続けた4人は、次第に封印された記憶を蘇らせていき…!?************************************瞬に関する皆の記憶はあっという間に封印されてしまったのですね。倫理規定に触れるものはさくっと削除される。生き方の選択肢が少ない。そういう世界に生きることを恐ろしいと思うのは、外の世界を知っている私達だから思うことで、普通なら守のように「倫理規定に触れるのは恐ろしいこと」と思うのでしょう。早季は強い。私もそう思います。真実を知りたいと思うことに常に真っ直ぐに向き合い、行動に移す。真理亜、覚は早季の意志の強さを理解し、付き合ってくれるけど守はそうじゃない。今回、早季には良というパートナーがいたけれど、記憶の違和感も含めて、感性という点では覚と波長が合うんじゃないかと思います。でも、二人そろったら違反項目がどんどん増えそうですけどね。良とパートナーになるはずだったけど、記憶の違和感は間違いない。夏季キャンプから全部、記憶が書き換えられていたのですね。早季が夢で見た墓にあった鏡の真実。話しかけてきたのは誰?鏡が映しだした人の名前、「吉美」の真実は何?自分の家族だったはずのその人は今、どうしているの?良ではない誰かを求めて、早季たちは”X”を求めて行動を始める。”X”の家は確か森の中にある。候補地の朽木の郷に行ってみたけれど、そこじゃない。そこから先に進んでみる一同。どうしたらそうなる?吹き飛ばされたような地形、窪地に溜まった水、池。少し前まで人が住んでいたような空き家。最近、張られた八丁縄。守はもうそこから動けなかった。知りたくもなかった。真理亜に諭され、”吉美”のことも含めて、もう言葉にしないよう決める早季。けれど、全ては倫理委員会に筒抜けだった!?なんと覚の祖母・富子は倫理委員会の委員長!!!覚でさえ知らなかった事実。呼び出された早季は一体、何を問われるのでしょうか?ついに全ての核心に近づいてきました。キャンプから始まった早季たちの行動はどう裁かれるのでしょうか?瞬のように発病しなければ記憶を封じてそのまま生きられるのでしょうか?今回も”百合”なシーンがあったけど必要あるのかな?(笑)良は今、売り出し中の逢坂くんでした♪【送料無料選択可!】TVアニメ「新世界より」主題歌 / 渡辺早季 (CV: 種田梨沙)【21%OFF!】【送料無料】新世界より 二 【DVD】fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/980-d5d73651
2012年12月12日
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知らなかった。業魔がそうしてやってくることを。「闇よりも」あらすじは公式より。真理亜から大人たちが瞬を"処分"しようと準備を進めていると聞いた早季は、真相を確かめようと一人、松風の郷へと向かう。暗闇の中、瞬の行方を捜していた早季だったが、その背後から音もなく巨大な猫の化け物・不浄猫が迫っていた。 早季は、松風の郷を抜け、さらに奥の森へとたどり着く。そこには、木々が奇怪にねじ曲がり、見たこともない虫たちがひしめく異様な光景が広がっていた。さまよい歩くうちに朦朧とし始めた意識の中、早季は必死に瞬の"業魔化"を否定しようとしていた。 しかし、早季の願いもむなしく、辛い現実が突きつけられることになる。森の奥でようやく瞬との再会を果たした早季だったが、彼の口から驚がくの事実を知らされる。人間の心の奥底に潜む闇。そこから生じる防ぎようのない災い…。早季は、耳を覆いたくなるような真実に打ちのめされながらも、瞬を救おうと最後まで絶望的な運命に抗うが…!?*******************************公式にあった☆橋本アッペルバウム症候群業魔の医学的な名称。無意識の暴走により、呪力の異常漏出が起き、周囲のものすべてに破壊的な影響を与えてしまう。治療法は発見されておらず、呪力を凍結しても症状は進む。そのため、神栖66町では発症者を町から離れた場所に隔離し、自ら命を断つよう促すか、不浄猫を放って“処分”することが倫理規定で定められている。それで隔離される時に毒薬を渡される・・・って、子供に死刑宣告とは・・。瞬は両親をその力で殺してしまった。罪の意識で押しつぶされた気持ちは自ら命を絶つことを選択したのだろうけど、それもできない。浮き上がるハチ玉。奇形・・・スバルも周囲の草木もあんなになってしまった。呪力の漏出化は無意識に起こり、八丁標から外に放出され、町の中への影響は微弱で済む。外の世界のミノシロもカヤノスツクリも奇形だったなんて。もう止められない、止まらない。瞬を助けたい早季。失った呪力を間違った手段で回復させてしまったから?瞬はそうではなく、自ら望んだ孤独のせい、と言う。両親も、スバルも・・・ただ一言・・・「ずっと、好きだった・・・。」孤独を愛しながら、無意識化でもそれを望みながら、早季のことは自ら持った意志で。大地に飲み込まれる瞬の最期の住処。「私は生きなければ・・・。」見ごたえのあるエピソードでした。全人学級から時々、姿を消す生徒たちは発症してしまった子供たちなのでしょう。前回・・・瞬が発症していることを鏑木は察知して?呪力を放出して、外の世界は変わっていく。バケネズミもなれの果てなのか・・・。町を守るために外の世界を穢し、中の人間の知識を歪ませていく。知り過ぎた早季はこれからも大丈夫なのでしょうか?新世界より 1 (週刊少年マガジンKC) (コミックス) / 及川徹/画 貴志祐介/原作 新世界より 2 (週刊少年マガジンKC) (コミックス) / 及川徹/画 貴志祐介/原作fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/970-56fc8047
2012年12月06日
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私達は監視されている。あの日の事は全て知られているのだ。先週は感想をお休みしたので二話、まとめて。あらすじは公式より抜粋。「予兆」壮絶な冒険旅行となった夏季キャンプから町に戻った5人。離塵によって凍結されていた呪力も、早季の機転によって回復し、大人たちを完全に出し抜いたと安堵していた。そして、何事もなかったかのように元の生活へと戻っていったのだった。 それから2年。早季たちは14歳になっていた。全人学級での平和な日々。しかし、2年という月日は、大人への過渡期にある彼らの関係に、微妙な変化をもたらしていた。早季と真理亜、覚と瞬。同性同士の友情を超えた繋がりを結んだ2組のカップルを、周囲も公然のものとして認めていた。ただ、早季だけは、瞬への淡い想いにとらわれ、やり場のない葛藤に身もだえているのだった。 「風立ちぬ」 「夏季キャンプ以来、僕らはずっと監視されていた。単に処分を保留されていたに過ぎない」。瞬は、早季に意味深な警告を残して学校から消えた。それから4日がたち、居ても立ってもいられなくなった早季、覚、真理亜、守の4人は、瞬の行方を捜すべく動き始める。 早季と覚は、子供の頃の記憶を頼りに、舟を使って松風の郷にある瞬の実家を訪れることにした。ところが、郷に繋がる水路に役所の大人たちが検問を張り、どういうわけか松風の郷は完全に封鎖されていた。嫌な予感を覚えながらも、山をかき分けて陸路を取った2人。すると、目の前の道が思いも寄らないもので封鎖されていることに気づく。 ***********************************二年経って、14歳になった早季たち・・・ど、どうしてそうなった!?(苦笑)もちろん、普通に男女がああいう風に付き合ったらマズイ事はたくさん起こります。異性への感情を持っていたのは早季、そして守。この”差”はどこから来ているのでしょうか?早季の頭の中に、あの図書館の声が響きます。ボノボ型の社会・・・つまり愧死機構のせいだと考えられるのですが、”差”は単純に個体差であって未熟なうちに子供が生まれない=同性間の愛情を持つことが大勢を占めるよう遺伝子操作されているのかもしれませんね。早季と真理亜、覚と瞬。瞬は早季の視線に気づきながらも覚との親密な関係を崩さなかった。寂しさから真理亜との触れあいに走る早季が虚しい・・・。呪力の授業もうまくいかない。が・・・鏑木肆星の訪問が瞬の境遇を変えてしまう。彼の後継とも言われていた瞬は一瞬の風のような空気に包まれたかと思うと倒れ込む。操っていた卵に早季は怪しい目を見て・・・。誰も寄せ付けなくなった瞬とやっと言葉をかわすことができた早季。猫避けに作ったというチョーカーが最期のプレゼントになった。瞬は学校に来なくなる。(鏑木は呪力で浮いていた真理亜に興味を示していたのではなかったのか!(苦笑))また早季達は禁忌違反ー! 「夏季キャンプ以来、僕らはずっと監視されていた。単に処分を保留されていたに過ぎない」そう瞬に言われたのに。もちろん、友達だし、仲間なんだから助けにいく、情報を知りたいのは分かる。でも、倫理規定違反だというのは周知のことなんだよねえ。船と陸路で封鎖された松風の郷の入り込んだ早季と瞬が見たのはバケネズミ、崩壊した瞬の家、里。思い出にあった瞬の家の大木の燃えカスに呆然となる早季。家に帰り、たまらず両親に瞬の消息を尋ねてしまう。「貴女を失うのは嫌!」「子供を失うのは嫌!」早季ではない、この家の子供が失われている事実がある。隠された事実は学校にも。真理亜たちが瞬の言葉どおり、中庭に隠された物置の事実に触れてしまう。不浄肉、業魔化、ネコダマシ・・・猫避け!!!先生たちの言葉。「あんなに優秀な子だったのに、残念だ。」青沼 瞬!もう一度松風の里に行く早季。今度は一人で。(勇気、といえるものか分からないけど勇気があるなあ!)親が見張る船を何とかクリアして陸に上がった彼女を待っていたのはネコダマシ!?ということで、早季最大の危機!?瞬は殺されたに違いない。同じ秘密を持つ自分たちに降りかかる危機は。絵は如何ともし難く・・・(苦笑)だけど子供たちの行く先が知りたいです!【送料無料】TVアニメ「新世界より」主題歌 [ 渡辺早季(CV:種田梨沙) ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/956-56685b4e
2012年11月28日
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危機が迫る塩屋虻コロニー。覚の呪力が尽きようとしている。「夏闇」あらすじは公式からです。早季の機転によって覚の呪力が戻り、土蜘蛛に対する反撃が始まった。しかし、同じバケネズミとは思えない異様な変異種たちと、張り巡らされた様々な罠を前に、孤軍奮闘する覚は次第に消耗していく。そして、呪力を凍結されたままの早季と疲労困ぱいの覚の前に、3000匹を超えようかという土蜘蛛の大部隊が立ちはだかる。 集中力の弱まった覚が、呪力を行使できるのは残り数回。2人は、最後の力と知恵をふりしぼり、陽動作戦で戦場からの離脱を試みる。しかし、数に物を言わせる土蜘蛛の追撃は激しさを増すばかりだった。呪力も体力も尽き、もはやこれまでかとあきらめかけた瞬間、どこからともなくホラ貝の音が聞こえてくる。それは、思わぬ軍勢の到着を知らせるものであると同時に、早季と覚にとっては、命を懸けたさらなる冒険の始まりを告げる運命の音でもあった。********************************呪力を振り絞る覚を見ているのは痛々しいですね。サバイバル物の様相を呈してきましたが、何とか決着を見ることができて良かったです。土蜘蛛の軍勢は様子を見るどころか攻撃を仕掛けてきた!逃げたい二人だけど、ここは威嚇のためにも覚の呪力に頼るしかない。投擲機の岩を弾き返す覚!が、混乱している間にスクィーラが捕えられてしまった!逃げ出した覚と早季だけど覚の限界が近い。森の中に潜んでいると連行されるスクィーラが来た!早季たちを囮に背後から敵を倒すけど、完全に早季たちと決裂しそうな雰囲気ですね。スクィーラからすれば神様から見捨てられるのでは、と。こんな敵、あっという間に滅ぼしてくれるものと・・・。互いに猜疑心が重なった上での行動。疲れている覚に「もう神様では無くなっているのですか?」と疑問を持つスクィーラ。早季たちが怯えたところに待っていた援軍が来た!!!奇狼丸率いる大雀蜂コロニー!!!あっという間に土蜘蛛コロニーを殲滅し、その場を仕切っている奇狼丸。(平田ヴォイスがかっこいい!!!)女王を殺され、征服されたらどうなるか。成獣、幼獣を振り分けて戦利品とするのですね。そうならないために必死に早季たちにすがってきたスクィーラ。敵の大将は最後の抵抗で風船犬の爆破攻撃を仕掛けてきた。何とか覚の呪力で撃退!!!一時の平穏を迎えた二人だけど、実は最大の危機に直面していた。倫理規定に触れた自分たちをもしかしたら、奇狼丸たちが見張っているのでは?処分しろと命じられえいるのでは?彼らが従うのは人間の「大人たち」。もしかしたら何らかの方法で知っているのでは。ミノシロに会ったことがそんなことを引き起こすなんて信じられない早季。でも、もう時間は無い。野営を抜け出す二人。でもスクィーラが付いてきていた!!!神様が危ない目に遭うのではと・・・と言っていたけれどそれなら覚が言うように兵士も一緒でなければおかしいですよね。でも、何となく早季たち二人に思うところができたのでしょうか?霞ヶ浦の西岸に行きたい、理由は明かせないけれど何とか・・・と頼み込んだ早季と覚。スクィーラの手まで握っていますね。決意したスクィーラは追手の可能性も示唆しながら道案内をしてくれる。もしかしたら斥候が出ているかも。朝・・・やっと瞬たちと合流できた!!!長い逃避行生活。その立役者のスクィーラに皆は警戒するけれど、助けてくれたのだと説明する早季。カヌーを漕ぎだす一行・・・危険を想定したとおり、なんと奇狼丸たちが船で追ってきた!!!「大人たちの指示」がもう出ているのか!?が、なんと「命の危機」を冒してまで奇狼丸は早季たちを助けて、元の川岸まで曳航してくれたのだった。このままミノシロの事は無かったことにして学校に戻れるのか?呪力を封じた離塵はもういない。早季はマントラを覚えていたから覚の呪力を回復できたことを明かす。皆も日記や書付で覚えていると言う。まずは覚えていた瞬の呪力から回復させる早季。歓声が上がる夜・・・。ということで、このままミノシロに会ったり、規定違反を犯したことを大人たちに知られずに全人学級に戻れるのでしょうか?自分たちの呪力が人間を殺す、世界を滅ぼす力になり得ることを知った子供たちは何も考えずに呪力を振るえるのでしょうか?バケネズミたちとの精神的攻防は見ごたえがありました。スクィーラの言動は何となく釈然としない部分が残りました。【送料無料】「新世界より」一 [ 種田梨沙 ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/937-8c8273bf
2012年11月14日
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早くここから脱出しなければ!いつ裏切られるかもしれない、その前に。「逃避行」あらすじは公式からです。外来種のバケネズミから逃れ、人間に従順な塩屋虻コロニーにかくまわれた早季と覚だったが、命の危機は続いていた。塩屋虻の奏上役スクィーラが呪力を使おうとしない早季たちに疑念を抱いている様子を垣間見せている上、土蜘蛛と呼ばれる外来種のバケネズミの追撃もやんだわけではなかった。その悪い予感は的中し、早季たちが身を寄せる塩屋虻コロニーは、土蜘蛛の毒ガス攻撃によって大混乱に陥ったのだった。 土蜘蛛の追撃からいったんは逃れた2人だったが、地下のコロニー内に完全に閉じ込められてしまった。薄い空気と間断ない恐怖の中、次第に意識が朦朧としてくる早季。その脳裏に、ある光景が蘇る。数週間前の全人学級。早季は、呪力発動の鍵となる言葉で、自分以外には絶対知られてはならないと厳命されている真言(マントラ)を、覚に気づかれないようにこっそり引き出していたのだ。早季は、わずかな可能性に活路を見出し、命を懸けた奇策に打って出る。**********************************次回のあらすじでは覚の呪力を取り戻した行為を「早季の機転」と書いてありますが、好奇心が突っ走り過ぎていて危ういものを感じます。倫理規定違反と知っていてそこまでしようとした彼女の行動をどう理解したらいいのでしょう。「若さ故の過ち」とでもいうのかな。(苦笑)覚が呪力を回復し、土蜘蛛に対して徹底的に攻撃する好戦的な姿勢に怯えたような素振りをする一方で、スクィーラたちを容赦なく自分たちの盾替わりにも使う。自分たちが「神様」と呼ばれる存在である事を完全に利用している。生き残るためにはそれくらいしなくちゃいけないのでしょうが、どうも身勝手な言動が気になってしまいます。もちろんスクィーラも早季たちを利用しなきゃ生き残れないですからねえ。互いに手の内を探り合って・・・な雰囲気。洞窟の中で互いにここにいてくれることを感謝する覚と早季。早季にはミノシロの幻影が見えてくる。全人学級で知ってしまった覚の真言。呪力が復活する覚!!!毒ガスもろとも障壁を破壊して空を見上げる二人。逃げていてもまた襲われるばかり。「こっちから攻撃を掛ける。」敵襲!しかし、雨のように降ってくる弓矢も全て弾き返す!毒ガスの基地を破壊しつくし、瞳に狂気さえ宿しそうな勢いの覚に怯える早季。が、スクィーラたちと合流して竹藪に入り込もうとした時に待ち伏せに遭ってしまう。スクィーラ達の偵察は何の役にも立っていなかった。狙いは「神様」である自分たちなのだから。苛立ちを見せながら覚は呪力を使って必死に応戦する。擬態した池の中のカエルも、土中を襲ってきたモグラも。呪力に伴う体力を消耗し始める覚。これ以上、力を無駄に使わせるわけにはいかない。早季は正確な情報提供をスクィーラ達に要望する。「覚は疲れてるんだから!」でも、この言葉に自分が呪力を持っていないことがばれたら!?その場は何とかやり過ごして、スクィーラ達の情報を待つ。斥候は竹藪を抜けた広場に見て欲しいものがあると戻ってきた。土蜘蛛たちの大群だった・・・。ということで、覚の力が限界になってきてしまいました。「神様」の力が使えなくなればスクィーラ達の態度が変わらずにいるのかどうか、早季たちへの対応が心配です。【送料無料】「新世界より」一 [ 種田梨沙 ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/926-a75626db
2012年11月07日
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呪力を奪われてしまった早季たちはバケネズミにも襲撃されて!?「逃亡の熱帯夜」あらすじは公式からです。 霞ヶ浦奥の山中でミノシロモドキを発見し、人類の真実の歴史を聞いてしまった早季たちは、清浄寺の僧侶・離塵によって拘束される。そして、規定に反すると知りながら情報を引き出した罰として、その場で呪力を凍結されてしまう。ところが、清浄寺へ引っ立てられる道中で、外来種と思われるバケネズミの一団と遭遇。戦闘状態に陥り、離塵は風船犬の爆発に巻き込まれて消し飛んでしまった。 風船犬の驚くべき生態を知っていた早季たちは、間一髪のところで難を逃れたが、周囲はバケネズミによって囲まれていた。降り注ぐ矢の雨を散り散りになってかわす5人。絶体絶命の窮地の中、早季と覚は何とか合流するが、ほどなくして狂暴なバケネズミに捕らえられてしまう。本隊と思われる野営地まで連行された2人は、そこで恐ろしい光景を目の当たりにする。そして、呪力を封じられたままの早季と覚は、為す術もないまま監禁されてしまうのだった。***********************************前回、「ミノシロ」が語っていたボノボの行動についてが早季と覚で立証されそうな・・・かなりエ☆ロを感じさせる描写がありましたねえ。思春期に入った少年少女ならなおさらで、早季のほうが積極的で見ているほうとしては焦りました。(苦笑)離塵は風船犬の爆発に巻き込まれて死んでしまったのに、骨の形がどう、だとか瞬の冷静さに驚かされます。離塵がいなくなったことで罪を知るものがいなくなった、と考えるべきでしょうか?しかし、見張っていたバケネズミたちが巣穴から離れたところで襲撃してきた!散り散りになる一同。早季は覚と一緒になるけれど拘束されて、バケネズミの監視下に置かれてしまう。威嚇のためにつけられた覚の額の傷、転がった時にできた早季のうなじの傷。互いに沸きあがる気持ち。「サルなんかじゃない。」けど、呪力が無い、仲間と離ればなれ、命の危機。そうした恐怖やストレスから逃れるために肉体を接触させて不安感を取り除く、というのが「ミノシロ」の説明でしたね。触れあう寸前の二人。けれど、見張りがいる。逃げ出すためにカヤノスヅクリのニセ卵を渡す覚。そうか、ここのバケネズミは外来種なのですね。見張りを倒して逃げ出した二人。けれどこんどは言葉が通じるバケネズミと遭遇する。塩屋虻コロニーのスクィーラというバケネズミは二人を神様と思っているようで。外来種のコロニーとの戦いで滅亡の危機に直面している彼らに神様は天啓なのだと巣穴に案内し、自らが奏上役を務める彼らの女王に引き合わせる。グロ・・・でスターウォーズのジャバを連想させます。奏上している間に松明の火が女王の天幕に燃え移ってしまう!!!喰われそうになるスクィーラを助けたのは早季!!!助かったスクィーラは二人を別のところに案内しながら他のコロニーにも救援を求めたけれど時間がかかる、間に合わない、と早季たちに援護を求める。でも、呪力がない二人・・・それを覚られてはいけないのだけれど。なんとか横になった二人だけど、早季は戦いの気配を察知し、覚を起こして逃げ出す!!!外来種=土蜘蛛コロニーはガスを散布している。覚が松明を使って、可燃性のそのガスを爆発させて何とか逃げ延びることができた。巣穴の断崖からのぞく星空。やっと外に出られると思い、崖に手にしていた槍を突き立てる覚だけど穂先には粘液が。洞窟が動き出した!!!ということで脱出できると思った星空や洞窟は生き物の中だったのでしょうか?呪力は無いし、学校に戻ってもすでに倫理規定違反の早季たち。生き延びる場所はあるのでしょうか?作画がいまいち、と前にも書きましたが、今回も頑張って欲しかったですねえ。A-1さん、お仕事し過ぎなのかも。(苦笑)【送料無料】新世界より(1) [ 及川徹 ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/911-36644280
2012年10月31日
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それは正史ではない闇の歴史。知ってはいけない事実。「血塗られた歴史」あらすじは公式からです。夏季キャンプに出掛けた早季たちは、霞ヶ浦のさらに奥の山中で、悪魔のミノシロと恐れられる未確認生物・ミノシロモドキと遭遇する。しかしそれは、生き物ではなく、自らを“図書館”と名乗る旧時代の遺物だった。早季たちは戸惑いながらも、現在では閲覧が禁止されている書物を網羅しているその情報端末から、“悪鬼”や“業魔”の本当の意味を引き出す。そこには、人類がたどってきた血塗られた歴史が刻み込まれていた。ミノシロモドキが語るあまりにも凄惨な歴史におののく一同。それでも瞬は、自分たちの今の社会がどうやって形作られてきたのか、聞かずにはいられなかった。そして、その歴史が明らかになるにつれ、自分たちの社会がいかに歪んだものであるかに気づいていく。だが次の瞬間、早季たちの目の前で思わぬことが起こり、5人は突如として命の危機にさらされることに。************************************「ミノシロ」による歴史説明回でした。ずっと早季のヴィジョンに出たり、アバンで出ていた衝撃的なシーンはここにつながるのですね。一人の少年のPKの暴走・・・というか犯罪への転用から始まった人間の歴史の闇。暗黒時代によって人間の人口は減り、四つの部族によって今のシステムが作る歴史が始まる。早季たちには知らないうちに情操教育と呪力を操るテクニックが施され、脳内にはPKを暴走させないために「攻撃抑制」と「愧死機構」が呪力を持つ人間の遺伝子に組み込まれてしまったのですね。まさか呪力による血塗られた歴史の上に自分たちが立っていようとは。清浄寺の無瞋に発見されてしまい、呪力を封じられてしまった。完全に倫理規定違反ですよね。寺まで連行される途中、バケネズミの襲撃を受けるけど、早季には何か別の思いが流れ込んできた?無瞋もまたミノシロを相手にしたので「愧死機構」が発動して苦しそう。人を苦しめてまで管理を優先する時代。皆はこの後、どうなるのでしょうか?【送料無料】新世界より(上) [ 貴志祐介 ]fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/898-ff718d4d
2012年10月24日
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川の上流には何があるの?「ミノシロ」とは・・・?「ミノシロモドキ」あらすじは公式からです。全人学級最大のイベント“夏季キャンプ”が始まった。これは、キャンプを張りながら7日をかけてカヌーで利根川を遡り、自分たちの力だけで自然を探索するという野外実習。班ごとに日程がずらされているため、同じ班のメンバー以外とは誰にも会わないという、いやが上にも冒険心をかき立てるものだった。早季、瞬、覚、真理亜、守の5人は、3艘のカヌーに分かれて利根川を遡上。順調に行程をこなし、初日の夜を迎える。焚火を囲んでとりとめもない話に花を咲かせる一行。そんな中、覚がいつもの調子でホラとも実話ともつかない噂話を始める。覚によると、利根川のさらに北にある筑波山で、悪魔のミノシロと呼ばれる未確認生物が目撃されたという。「それを見た人間は遠からず死ぬ」という噂もあるらしいが、早季はまた覚のホラ話が始まったと取り合わなかった。しかし、瞬が意外なことを言い出す。実習の課題として、悪魔のミノシロをはじめとする未確認生物をレポートしてはどうかというのだ。瞬の提案ということで、真理亜たちはすぐに乗り気になるが、このアイデアが思いも寄らない出来事を引き起こすことになる。*********************************570年後のクーデター、そして1000年後の茨城。途中のナレーションであったように、この世界の生態系は大きく変わってしまったようです。もちろん、人間社会も。まさかミノシロ=「国立国会図書館つくば館」とは!!!生き物の姿をした図書館のアーカイブとは驚きですね!子供たちにはここまで入ってはいけない、と先生たちは言っていました。が、早季ったらそこまでやるか!?な執念!!!サングラスをしていて一人だけ戦える、レポートのためとはいえ、かなり恐れ知らずです。今後、彼女の強気が恐ろしいことを招くことがないか、心配になってきました。子供たちだけのキャンプ、大人たちの思惑がたくさん隠されているようです。早季と瞬は良い感じのカップルでしたが、覚は面白くないですね。ほら話が多いですが、風船犬はともかくミノシロは実在したわけで。命を落とす可能性・・・好奇心はこの土地では危険と隣り合わせ。真実を知らないままのほうがいいのか、知って自分の生き方を考え直すのか。次回は危機に直面しそう・・・。公式のライブラリー・・・生き物図鑑も助かります。(笑)個人的にはもちっと作画、頑張って欲しいなあ。新世界より 上 講談社文庫 / 貴志祐介 キシユウスケ 【文庫】fc2サイト記事がこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/885-b10c532b
2012年10月17日
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搬球トーナメントで起こったイレギュラーな事件。でも、そこでも一人消えて!?「消えゆく子ら」あらすじは公式からです。全人学級では、何事もなかったかのように平穏な日々が続いていた。突然姿を消した麗子など、最初から存在しなかったかのように…。それから1か月後、学校の恒例行事である“搬球トーナメント”の時期が近づいてくる。それは、ふたつの班が搬球側と妨害側に別れて競う、呪力を使った球技大会。搬球側は大きな大理石の球を転がしてゴールの穴を目指し、妨害側はそれを阻止するという競技だ。早季、瞬、覚、真理亜、守の5人は、学園生活を満喫しながら準備を進めた。そして迎えた大会当日。早季たちは、瞬の活躍もあって決勝戦に駒を進めるが、そこで予想外の事態が起こる。しかし、早季たちにとって一大事であったはずのその出来事でさえ、すぐに脳裏から消えてしまった。それは、間近に迫った全人学級最大のイベント“夏季キャンプ”への興奮のせいばかりではなかったが、その時の早季たちは記憶の欠落の本当の理由など知る由もなかった。***********************************あらすじにあるとおり、前回の麗子、今回の学、と呪力を行使する上での倫理規定に違反した者は存在を消去されてしまうようですね。それを周囲の子たちが全く覚えていないというのも全人学校を含め、村自体になにか仕掛けがありそうです。アバンの500年後の関東の様子。即位した5代皇帝に禊、と称して呪力ごとその存在を捧げる民たち。異様な風景ですよね。神に命をささげることに何の違和感もない人々。さらに早季たちに何気に教え込まれていく思想教育。業魔の存在を許すまじ。異端の存在は許されない世界。学校では麗子の名簿に印が押され、除籍されたよう。一か月後。学校は搬球トーナメントで盛り上がり!!!早季の感情は分かりやすいですね。大理石の球をゴルフのように転がして穴に入れるゲーム。球を押す「押し子」のことを攻撃してはいけない。妨害する相手だけを撃破することができるのですね。それとサッカーのキーパーのように防衛する駒が一体。攻撃・防御で一回ずつのターン。穴にボールを入れることも大事だけどタイムも競うみたい。一回戦、5班との試合に勝った早季たちの1班だけどその守備の駒にヒビが入ってしまった。これを何とかしなければ。次の相手は予想では3班だったのに、2班が勝ち上がってきた。3班の話を聞いてみると押し子に向こうの守り手がぶつかってきて元に戻せなかった。事故なんだから・・・。それで勝負は2班のものになってしまった。気合を入れなおす早季たち。守り手にダメージがある自分たちも何とかしなければ!!!で、穴を駒を薄く広げたダミーで塞ぐ作戦。(苦笑)ルール違反を問う会話をしている間に時間稼ぎ。フィールドに手は加えていない。つまり守り手に細工をする作戦に出たのですね。穴に球を落とす2班。次は2班の防御、早季たちの攻撃。怒涛の攻めを見せるが、何か球が止まった感じ!?しかも2班は1班の押し子を破壊してしまった!!!違反だ!と激昂するメンバーを止めて、審判は事故、と言って両班を優勝にしてしまう。「別の人間が呪力を及ぼしている対象に、割り込んで呪力を行使してはならない」違反すると空間が歪み、危険な状態になるらしい。どうやらはっきりとは確認できなかったが2班に違反者がいると確信する瞬。2班の学はその後姿を消す。ネコダマシの影・・・。学校帰り、関わってはいけないと言われているバケネズミの一匹が川に落ちたのを救う早季。バケネズミがうまく言葉をしゃべれないのを確認して仲間うちの秘密にしておこうとする仲間たち。響く家路。学校では夏季キャンプが始まる。ということで・・・最後に未熟児のマリエが生まれなければ良かった?みたいな語りがありましたが、それもルール違反なのでしょうか?村の掟は絶対で、それはアバンや途中で描かれる昔の過ちを繰り返さないためのものらしいです。注連縄で守られた特異な村。守られ、縛られる子供たち。名簿から消える子供たち。ただならぬ気配になってきました。講談社文庫 新世界より 上(書籍)[講談社]《09月仮予約》講談社文庫 新世界より 下(書籍)[講談社]《09月仮予約》fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/870-5c72e570
2012年10月10日
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偽りの神に抗え。「若葉の季節」あらすじは公式より。1000年後。かつて茨城と呼ばれていた地域の南端に広がる人口3000人ほどの町・神栖66町。和貴園と呼ばれる小学校に通っていた早季は、潜在的に人間に備わった超能力"呪力"の発現のため、利根川上流の隠れ寺・清浄寺での神聖な儀式に臨む。それから数日後、早季は本格的に呪力を学ぶ上級学校・全人学級にいた。今後行動を共にする同じ班のメンバーは、和貴園からの親友である瞬、真理亜、覚、そして別の小学校から進学してきた守と麗子の5人。これから始まる希望に満ちた学園生活に胸躍らせる一同。しかし、早季だけは全人学級の雰囲気に言い知れない違和感を覚えていた。そんな早季の不安をあおるかのように、覚がネコダマシと呼ばれる妖猫の噂を語り始める。その巨大な猫の怪物は、落ちこぼれの子供の背後からそっと忍び寄り、どこかへ連れ去るという。覚のホラ話だと自分に言い聞かせて恐怖心を紛らせていた早季だったが、やがてその周辺で不穏な出来事が起こり始める。**********************************原作は未読です。ホラー・・・雰囲気、「Another」みたいな作品かなと思っていましたがもう少し、超能力な要素、SF作品なのですね。アニメ公式HPはこちら♪スタッフ・キャストは以下の通り。☆スタッフ原作 - 貴志祐介「新世界より」(講談社文庫刊)監督 - 石浜真史助監督 - ヤマトナオミチシリーズ構成 - 十川誠志キャラクター原案 - 依り音楽 - 小森茂生制作 - A-1 Pictures製作 - 「新世界より」製作委員会☆キャスト渡辺早季(12歳・14歳):種田梨沙朝比奈覚(12歳):東條加那子朝比奈覚(14歳):梶裕貴秋月真理亜(12歳・14歳):花澤香菜伊東守(12歳):工藤晴香伊東守(14歳):高城元気青沼瞬(12歳):藤堂真衣青沼瞬(14歳):村瀬歩スクィーラ:浪川大輔奇狼丸:平田広明 ☆主題歌 「割れたリンゴ」 歌 - 渡辺早季(種田梨沙)原作の評判は良いようなので、後はアニメ・スタッフがどう料理してくれるか、といったところでしょうか。監督の石浜さんは「ドラゴンクライシス」、シリーズ構成の十川さんはジャンプ作品では御馴染み。作品は完結しているので、アニメでの盛り上がりを期待してます♪公式HPに用語辞典があって助かりました。渋滞する道路。照りつける日差し。突然、起こった惨劇。1000年後の茨城、神栖66町。「八丁標(はっちょうじめ)」という注連縄によって隔てられたこの村から勝手に出てはいけない。子供たちもそれを肝に銘じている。聞こえてくる「家路」。早季にやっと祝霊がやってきて呪力に目覚た。清浄寺でお祓いを受けた後、和貴園から全人学級への進学を果たした。呪力にいつか目覚める・・・そう信じていた自分も、両親も。やっとその日が来た。待っていたのはすでに呪力に目覚めた友人たちだった。同じ班になって新しい友人もできた。全人学級での授業は呪力の勉強。皆、得手不得手があるのだが、優秀な瞬が同じ班にいても今一つ力を発揮できない麗子が足を引っ張る。念写=砂絵やトランプの訓練でも失敗してしまう麗子。帰り道、麗子を一人にして皆は帰る。それが配慮、と言われても納得できない早季。和貴園から全人学級に上がれなかった人はどうなる?疑問を持つ早季の言動に否定的な友人たち。学校の中に墓地があるとか、巨大な化け猫がいるとか。実は幼い頃の記憶に化け猫を刻み付けている早季。その事なのか、両親は早季の知らないところで不安を募らせていた。「もう、子供を亡くすのは嫌よ!!!」不浄霊を早季が見たのではないだろうか。この村には、学校には何があるのだろう?麗子が翌日、学校から消えた・・・。ということで・・・超能力者が阻害される竹宮恵子氏の「地球へ・・・」とは逆の世界観ですね。村の外と中、能力の違い。アバンの血みどろ描写が気になりますが、そうしたものと戦っていくことになるのかな。キャラ絵は個人的にもう少し丁寧なほうが好みですが、ストーリーを中心に楽しめたらと思います。【送料無料】新世界より(上) [ 貴志祐介 ]【送料無料】新世界より(下) [ 貴志祐介 ]【送料無料】「新世界より」一fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/859-a1a73ca4
2012年10月03日
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惨劇の一日が始まってしまった。死者は誰?「Stand by oneself -死者-」死者を死に帰す。この言葉で疑心暗鬼に陥ってしまった三組の生徒たち。鳴を犯人だと決めつけた赤沢の殺意が迫る!!!火と血に生徒たちの命はさらされていく。****************************「可哀想になあ、理津子も、怜子も。」お祖父さん、そうだったのか!!!それから九官鳥ですよね!「れーちゃん・・・どうして?」・・・怜子が3年3組だった時、飼い出して多分、それから覚えた言葉ですよね。家族が言っていたのかなあ。足りなかったのは教室の机ではなくて職員室!!!「どうにもならなかったから。」と鳴は言っていたけれどやっぱり合宿で友達と友達が殺し合うような事は無かったのでは・・・と思ってしまいます。この夏の犠牲者は8月は8人、いや10人。管理人の沼田夫妻も心臓発作で亡くなった高林の母方の祖父母だったのですね。精神が不安定になってしまった女将さん。それにしても相手を殺して記憶を確認する、その行為に対して何の嫌悪感も恐怖も、その後、自分がどうなるかということに対する不安とかそういう感覚がマヒしてしまった皆さんが怖いですね。でも、きっと生きるか死ぬかの瀬戸際になったら本能のままに身体が動いてしまうのでは・・・。「尋常じゃないね。」そう、合宿所はまさに尋常ではない場所になってしまったのです。粛清者がどんどん増えていますね。松井!?そして女将さん!!!望月と勅使河原、速く逃げるんだー!!!(こんな時に望月のズボンが脱げたらどうしよう!?)なんて考えてしまったー!!!(恥!!!)助けてくれたのは千曳!!!良かったー!!!疑心暗鬼に陥っていた金木と松井を殺したのは勅使河原に殺されそうになった風見!!!狙うのは恒一!!!お前が転校してこなければ「ゆかりは死ななかった!!!」ああ、風見君はあの眼鏡っこが好きだったんですねえ。攻勢に出た風見だけどなんと赤沢の手にかかってしまう!!!「アタシが介錯してあげるわ。」うーん、時代劇!でも、それを止めたのは千曳!!!憤りを隠さずに千曳を責める赤沢!!!「傍観者に逃げ込んだ貴方には何もできない!!!」できるのは死地に留まる当事者だけ!!!亡くなった風見を見つけた勅使河原は衝撃を受ける・・・。もう一度、中に戻って鳴を探す恒一。(一度、外に出たのに勇気があるなあ!!!)なんと鳴と赤沢が対峙している!「この子を殺して止まらなければ認めてあげる!!!」鳴が死者じゃない、と知っている恒一は必死に止めるけれど赤沢には気持ちが通じない!鳴を押さえつける赤沢!眼帯が吹き飛ぶ鳴!!!赤沢さん、強いなあ!(苦笑)けれど恒一に抑え込まれて赤沢の動きが止まる。「違うんだよ。」「こんなに守ろうとしているのにどうしてよ!!!」「一緒に殺してあげる!!!」その時、落雷が!!!思い出は一年半前にさかのぼる。兄・・・正確には従兄弟だが彼が死んだ葬式で恒一と会っていたのだった。けれど記憶が抜け落ちている恒一。ステンドグラスが無数に身体に刺さっている赤沢・・・。助け出した恒一に「覚えてるよ、くらい言いなさいよ」と安らかな顔で息を引き取る赤沢。(赤沢さん、脱落!!!)その隙に姿をくらませた鳴と連絡が取れた恒一。裏庭にいて鳴が死者を追い詰めている状況にいることを悟った恒一は急いで裏庭に向かう。崩壊した建物の下からのぞいた手。「この人が・・・もう一人?本当に!?」鳴にはもう色が見えている。「三神先生。」やっぱり!!!学校では公私の区別を。恒一には叔母でもあり、副担任でもあり。けれど副担任なんて今年の三組にしかいなかった。足りなかった机は職員室。終わらせようと鶴嘴を持つ鳴を止める恒一。「僕がやるから・・・。」優しい叔母であり、美しい先生、美術部の顧問で・・・。振り上げた腕を止めて逡巡する恒一!もしかしたら鳴が間違っているのかも?でも・・・「思い出したの、見てたの。」怜子さんが通り魔に殺されたところを!!!一年半前に・・・。それは三年三組の担任をしていた時の「その時」。嘆く祖父の言葉・・・。「怜子さん・・・さようなら、・・・お母さん。」幼い頃に母を亡くした恒一には大切な人だったんだよね。(涙)発作が出て倒れる恒一。それから・・・墓参りに訪れる恒一と鳴、千曳。一昨年、亡くなって名簿から消えていた怜子、そして赤沢の従兄弟。もう災厄は終わった。鳴と恒一は歩いて帰ることにする。もう一人がわかった時期は・・・忘れた、という鳴。「言ってもどうしようもないから。」言って欲しかった、と上に書いたけれど彼女がずっといない者扱いだったら聞き入れてくれるはずもなかったよね。恒一にとっても「特別な人」だったから。新しい鳴の携帯にはたまに連絡をするという恒一。勅使河原と望月は次の災厄を止めるためにMDをあの掃除用具入れの上に貼りつける。もうすぐ災厄に関する皆の記憶は無くなっていく。という事で、12話、ドキドキしながら楽しませてもらいました!!!犯人は感想サイト様を巡りつつ、一緒にヒントの確認をしながら予想・・・三神先生でしたねえ。まさかお爺ちゃんがボケ発言をかましたのではなく真実を言っていたとは!(苦笑)災厄は終わった。でも、次はいつ「ある年」が来る?そんな恐怖を抱えながら災厄の終り、生き残った生徒たちが健やかな人生を歩むことを祈るばかりです。だって「三年三組の生徒及び担任教師、及び彼らと血縁関係(ただし、二親等以内)にある者。」なんだもんね。夜見山から出てもまずいし、やっぱり怖いーー!!!丁寧な作画、ドキドキの演出、フィットしたBGMで見ごたえがありました。スタッフ・キャストの皆さん、お疲れ様でした。【送料無料】Another 0巻 オリジナルアニメDVD同梱版見崎鳴Tシャツ BLACK M [Another] <予約販売:4月下旬頃入荷>fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/552-80613782
2012年03月28日
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死者はあの子しかいない。できそこないの甦り。「Makeup -惨劇-」死者を死に返す。その言葉を知った皆の敵意が鳴に集中する。必死で逃げる恒一と鳴。合宿は火と殺意と血にまみれ・・・!*******************************皆ーーー!!!ちょっと落ち着こうよ!と言っても無理かああ!!!まさか大人しそうな杉浦、小椋が暴走するとは!特に小椋は清楚な美少女、といった感じだったので衝撃ですよね!こんな状況の中で精神を病んでいる生徒がいないはずがないのです。海の中尾の死亡事件は杉浦を混乱に陥れ、そして合宿所の惨劇を迎えてしまった。増長させてしまったのはあのテープで、どこから情報が漏れるか分からない、その恐ろしさも痛感しましたね。何気にテープの存在を小椋と綾野でしたっけ、二人に話したことで対策委員の赤沢、いつも一緒の杉浦にばれてしまった。望月はカセットを奪われ、テープの内容が公になってしまったわけです。杉浦によって災厄を止める方法が明かされれば、全員の気持ちは疑心暗鬼になる。で、赤沢が思い出した鳴に似た女の子の存在。小学校の時、眼帯はしていないけれど鳴にそっくりな女の子がいた。鳴の学区なら同じになるはずがない。でも、どうして?疑心暗鬼は勅使河原に風見を疑わせる、という結果をも招いてしまいました。風見は二階から転落したものの何とか助かったようですけどね。助かったといえば、千曳と一緒に喘息治療に向かった和久井も今のところ大丈夫そう?前回、合宿所の管理人さんは対象外、と書きましたがその管理人夫婦のうち、女将さんのほうがやらかしてしまったじゃないですかあああ!!!女将・沼田峯子は突然錯乱し、自分の旦那を金串や刃物で刺さして殺してしまった!食堂から火の手があがる。峯子に襲われたのは前島もそうで、彼を救うために恒一、鳴、勅使河原、望月は動き出すけれど、そこに杉浦の放送が!!!鳴こそ死者!!!鳴は明かさなかったけれど、ここではあえて反抗せず逃げる方法で恒一を促す。止めに入った三神先生・・・無力ーーー!!!鳴を襲った辻井に刺されてしまった!!!鳴を追ってきた小椋は二人が逃げようとする隣の部屋の窓枠から足を滑らせて転落・・・悲惨な体勢に・・。風見を探そうとする勅使河原と望月には峯子の魔の手がー!!!勅使河原が斬られた!!!必死で逃げる二人!火事が起きている。食堂を見に行った王子と猿田。王子が食堂のドアを開けると爆発!!!ああ・・・王子が黒焦げに・・・!食堂の前にいたと思われる猿田、そして近くにいたはずの前島はどうなった!?逃げる鳴と恒一を追ってきたのは杉浦!!!「死者は死ね!!!」手にした金串を鳴に向ける杉浦!庇った恒一は切りつけられてしまう。殺しはしない。赤沢のお気に入りだから。杉浦、赤沢にそういう思いを抱いていたのですね。(違)爆発の影響で足場が崩れそうになっている階段の電気コードに首がかかってしまう杉浦。足場が崩れた!!!首がー!!!追いかけてきた赤沢は杉浦の死を鳴のせいだと思い込む。「アンタ、やっぱり!!!」「違うんだ!!!」崩壊していく建物の奥に姿を消す鳴。振り返った顔が恒一の眼に焼付く・・・。という事で、完全にサバイバル状態になってしまいました!!!沼田が怖いーーー!!!こうなると「屍鬼」でも描かれましたが人の狂気というのはタガが外れると止まりませんね。理性を持った大人がいても一人ではきっと食い止められなかったはず。死者は誰?殺して、まだその人物の記憶があるのか・・・それを確かめなくてはならない、というのが怖いです。死んだのは小椋、杉浦、王子、管理人・沼田。怪我をした、あるいは死亡しているかもしれないのは三神、風見、前島、猿田?九官鳥、すりガラスの演出、律子、怜子と似ている三神、怜子の記憶があやふやになっている、松永と記憶が違う怜子、今回の事態に対応できない三神・・・とフラグは立っていますがどうでしょう?次回、恒一と鳴は逃げ切れるのか?死者は一体、誰?楽しみです。Another(アナザー) 夜見山北中学3年3組ジャージ/ネイビー×ホワイト-L[コスパ]《04月予約※暫定》Another(アナザー) 夜見山北中学3年3組Tシャツ/ヘザーグレイ-L[コスパ]《04月予約※暫定》fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/537-02db72e8
2012年03月22日
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しなくてはいけない、罪の告白を。伝えなければならない、災厄を止める方法を。「Glass eye -漆黒-」あらすじは公式からです。恒一たちは旧校舎で松永が残したテープを見つけたが、犠牲者はさらに増えてしまった。成す術がないままクラス合宿が始まり、3年3組の生徒たちは副担任の三神と千曳に引率され、宿泊先となる咲谷記念館へやってくる。落ち着いたところで恒一、鳴、勅使河原は望月の部屋に集まり、松永のテープに録音された核心部分を聞く。そこには“災厄”を止めることができた、ある方法が語られていた……。********************************写真の夜見山 岬が怖いーーー!!!ぼやっとしてるってそれどころじゃないですよー!!!今回もドキドキさせてもらいました!カセットのスウィッチが上がったり、雷の音がタイムリーに入ったりで恐怖感を煽る素晴らしい演出です♪今回は恒一が探すと言っていた26年前の三組の集合写真が出てきたり、松永のテープを望月が修復して聞けるようになった、原因や災厄を止めるヒントが出てきましたね。そんな中で恒一に思いを寄せる赤沢の葛藤があったり、鳴が恒一に心を完全に許している青春描写もあって面白かったです。赤沢、夢の中で恒一とゲーム・イベントのような出来事が!?(笑)乙女度、末期です~♪と思ったけど、実は改竄されている記憶?ずっと赤沢は恒一に会ったことがある、と言っていましたからね。どうやらお葬式の時のような・・・というと怜子と松永の会話が思い出されます。それから怜子と恒一・母が似ている発言。夜見山で亡くなった恒一・母。気になります。合宿所はもっとぼろいのを予想していましたが風情のある記念館。何かありそうな雰囲気。管理人さんがいるのですね。この人たちには災厄は関係ないから恐れるものは無いですね。テープを復元した望月、一人では怖くて聞けない!合宿所の前に着いたので皆で記念撮影。これもまた後で何かのヒントになりそうですね。落ち着いたところで恒一、勅使河原、望月、鳴の四人でテープを確認。松永が神社から戻る間、落雷と転落によって二人死んだことを語った後、衝撃の事実!!!罪の告白・・・同級生を殺してしまった!!!〇〇〇・・・名前の部分は聞き取れない。改竄されている、ということは本物なのですね!下山途中、森の中で言い争いから掴み合いの喧嘩になってしまった松永と〇〇〇。突き飛ばした相手を見ると木の根元に倒れている。枝が突き刺さっている!!!逃げ帰った合宿所でも他に死んだ二人のことだけで、真実を明かさなかった松永。しかし、誰もその事実に気づかない!おかしなことに合宿に参加したのは20人だと思っていたのに皆は19人だと言う。俺が殺したあいつが今年、このクラスに紛れ込んでいた死者!!!今はちゃんと覚えているけれど忘れるのも時間の問題。残しておかなければ!!!後に災厄に遭うだろう、三年三組のために!災厄を止める方法は「死者を死に帰すんだ。」テープを聞き終わった三人は茫然!死者を見分ける方法は無いし、本人もその自覚が無い。何よりも「同級生を殺せる?」災厄を止める、といってもキツイ事ですよね。夕食の時間。赤沢は「いないもの」の使命を完全に遂行できなかった鳴を責める発言!謝ることなんて無い、と反論する恒一、不可抗力と援護する勅使河原たち。けれど鳴はあっさり詫びる。動揺が収まらない食堂にうめき声が走り、和久井が喘息の発作を起こしてしまう。薬の予備が切れている。携帯も電話も使えず、救急車を呼べない。仕方なく千曳の車で病院に向かうことに。神社への山登りは中止したほうがいいのでは、という声が上がり始める。鳴は恒一に庇ってくれたことのお礼を言う。(笑顔が可愛い♪)恒一は26年前、母が三組だった時やそれ以外の写真を広げる。母に似ている怜子さん。似ているといえば、工房にある天使の像も鳴に似ている。あれは従姉妹の未咲ちゃん。恒一が病院で鳴を見かけた時に亡くなった女の子。聞いてみれば鳴と未咲は複雑な関係にあった。二人は実は双子の姉妹で、鳴の母・霧果の本名は見崎ユキヨ、やはり双子の姉妹がいてそれが藤岡未咲の母・ミツヨ。それぞれ結婚したがユキヨには子供が生まれなかった。ミツヨには双子が生まれた。ユキヨの心を救うことと藤岡家の経済力を考えて、一人を見崎ユキヨに養女に出すことに。それが鳴。選ばれたのは名前のせい、と淡々と話す鳴。真実は祖母がうっかり口を滑らせて小5の時に知った。本当の母に会いたいと言うといつもは放任のユキヨの態度が変わり、酷く怒り出した。育ててくれた母とぎくしゃくしてしまったが、鳴と未咲の関係は良好だった。こっそり会いにきてくれて、工房の人形を可愛いと言ってくれた。けれど彼女は4月に死んだ・・・。恒一は4月からそれは始まっていたのだと確信する。鳴が言わなかったのは呪いのせいで人が、特に姉妹が死んだ、と認めたくなかったのですね。眼帯を外す鳴。緑色の義眼は見えなくていいものを見分ける。死に近い人の色が見える。だから、自分も恒一も「違う」と断言できたのだ。なら、今は見えて、もうわかっているの?「死者」が!この合宿に「もう一人は来てる。」ということで、それは4月から始まっていたのですね!赤沢の対策が実は遅かったのでは、と考えられます。鳴には見える死者。死者を死に帰す。方法も対象者もわかったところで恒一はどう動くのでしょうか。駆け込んできた勅使河原は一体、何を!?【送料無料選択可!】【コスパ】Another 夜見山北中学3年3組 ジャージ L / アパレル【送料無料選択可!】【コスパ】Another 夜見山北中学3年3組 Tシャツ ヘザーグレー / XL / アパ...fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/522-b490c983
2012年03月15日
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夜見山の外でもダメなの?続く死の連鎖。「Body paint -連鎖-」あらすじは公式からです。夜見山市の外で起きた思いがけない事故に、周囲の不安は一層募る。事故の直後、松永が何かを思い出したかのようにつぶやいた「教室」という言葉を手がかりに、恒一は15年前の3年3組があった旧校舎を調べることにする。これ以上、犠牲者を増やさないことを考え、協力を求めるのは勅使河原と望月だけにした。そこへ3人の行動に気づいた鳴も加わり、旧校舎の探検が始まるが……。 **********************************予告・・・あの眼鏡っ子とかは夢オチなんだろうとは思っていたけれど怖いーーー!!!犠牲者の皆さん、全員集合で、とてもリアルタイムでは見られない!と思いました!!!犠牲者の数は今まで提示された中では年に7,8人?なんだかそれを軽く上回るペースで災厄が降りかかってきている気がします。災厄に動じない鳴の存在は奇異に感じますが、彼女はミスリードのためのキャラなのでしょうか?それとも病院にいたという藤岡 未咲、あるいは現象の大元である夜見山 岬の何か?冷静すぎる態度が気になるのですが・・・。海で死んだ中尾は実は夜見山の自宅にいる時に頭をぶつける怪我をしていたのですね。車酔いは実は打撲によるものであって、災厄はすでに彼に降りかかっていた。千曳が刑事との話から導いた結果。「死は確定していたんだ。」それで海で先に浮かんでいたのですね。何か気づいた恒一だけど、ちゃんと分かってから鳴に言うと言う。26年前、母の集合写真はまだ見つからない。悪夢を見る恒一!!!(ぎゃー!!!)松永のヒントは多分、旧校舎の三年三組にあるはず。災厄を最小限に抑えるために、まだ赤沢に明かさずにヒントを探しにいくことにする恒一、勅使河原、望月。何とか都合を合わせて、明日の3時に決定!夜なんかに行ったら、私は正気ではいられないかも。(笑)翌日。旧校舎の前で会った恒一たちと綾野、小椋。(うわー!!!フラグだわー!!!)演劇部の活動も旧校舎だったんですね。千曳は演劇部の顧問で、指導している時”だけ”はかっこいいそうです。(笑)恒一たちが来た理由を知って驚く二人。何となく決まりが悪そうな二人はそのまま下校する。旧校舎の美術室で望月と待ち合わせ。でも、先に来ていたのは鳴だった。望月がやってきてメンバーはそろった。立ち入り禁止の三階を探検するのに何の躊躇もない鳴!かつての三組に入って探し始める4人。学校の七不思議・・・この旧校舎では”第二図書室の秘密”。時々、人のうめき声が聞こえてくる。それは秘密の文書を守る司書がいて声が聞こえてくるからだと!?鳴は聞こえるというけれど。(これもヒント?)空気を入れ替えようとした鳴だがガラスが割れた!怪我をしていなかったのでほっとする恒一。でも床を踏み抜いた鳴のせいでロッカーが倒れる!!!勅使河原、やられたー!!!(笑)分かれる綾野と小椋。綾野は災厄を避けてこの町を出ていく。捜索を続けた恒一たちはやっと掃除用具入れの上に貼りついていた物を見つける!「将来、このクラスで理不尽な禍に苦しめられるであろう後輩たちに」これだー!!!放送室に移動して、カセットレコーダーを発見!早速、聞いてみる一同。録音テープに吹き込まれていたのはまさに松永の声!テープを残す意味は二つ・・・罪の告白と後輩へのアドバイス。災厄終わらせるにはどうするか。綾野は家族と移動中。とある家の近くで止まったショベルカーを積んだトラック。坂道が気になる・・・。松永が語る合宿の様子。神社にお参りをして掃除をして。自信たっぷりだった先生。しかし、帰り道。急な雷雨で男子生徒・浜口が落雷で死んだ。パニックになって崖下に落ちた星川という少女も死んだ。動き出したショベルカーを積んだトラック。テープが重要な場面に来た時、足音が!!!見廻りの先生をやり過ごす4人。が、勅使河原の手にあったテープは絡まり、しかも切ってしまった!!!何とか修理をするという望月。移動中の綾野の白い車はフロントガラスになにかが当たって、そのまま崖下に!!!ショベルカーが突っ込んでしまった家は小椋の家!!!兄が犠牲になっていた!!!ということでいきなり綾野家族と小椋の肉親一人!!!止まらない災厄。余計な一人に対するヒントは今回は気づきませんでしたが、テープはその後、何を語っているのでしょう?神社をお参りしても直後はダメだった。では止めたものとは一体?テープの復旧が待たれます。『Another (0)巻 オリジナルアニメ同梱版』(2012年5月26日発売予定)【送料無料対象商品】コスパ Another 夜見山北中学3年3組ジャージ ネイビー×ホワイト 【4月中...fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/509-b4fc5bf2
2012年03月08日
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15年前、災厄が止まった手がかりが欲しい。リゾートの海は静かに恒一たちを待っていた。「Hair stand -紺碧-」あらすじは公式からです。“災厄”が止まった手がかりを知る松永は、怜子と同じく15年前の3年3組の生徒だった。恒一は赤沢や勅使河原たちと共に、怜子の車で彼が働いている隣町のリゾートホテルへ向かう。留守だった松永を待つ間、一行はせっかくだからと海で遊ぶことに。そこで偶然にも、家族と別荘へ来ていた鳴と出会う。夜見山市を出て、緊張感から解放された恒一たちは、束の間の楽しい時間を過ごすが……。*******************************アバンの流血はスイカ割り!!!けど、このアニメは流血を見ないとダメなのかー!!!溺死・・・では許されませんでしたねえ。水着で息抜き回かと思ったら最後にやっぱり来ました!気分は怜子さんになって、トラックの幅寄せだとか夜見山を出るまでとかドキドキ・・・その後もずっと緊張しながら30分・・・疲れました!15年前、災厄が止まった、止めたのは松永という男子が合宿の時に何か物を使った?事故があって、それから・・・という話を恒一は怜子さんにしても記憶があやふや。向かい合って座る二人・・・怜子さんのほうがすりガラスな演出が良いですね。合宿の前に松永に会うために出発する恒一たち。赤沢・・・お嬢様!参加メンバーは望月、中尾、杉浦、赤沢、勅使河原、恒一。運転手の怜子さん、赤沢の車の運転手。(笑)このメンバーの中で主要人物はまだ死なないとして中尾と杉浦にもうフラグが立ってますよね。(ぎゃー!)赤沢、恒一が気に入っているのはわかるけど勅使河原を完全に避けてますね。(苦笑)わざわざ怜子さんの車に乗る!!!連絡を取った松永は今は、夜見山にはいなくてリゾートホテルで住み込みで働いている。大きなトラック・・・緊張!!!夜見山をもうすぐ抜ける・・・緊張!!!(笑)何とか脱出できて皆、一息!いきなり性格が変わる怜子さん!!!(自分も車の運転をするのでわかるー!!!爆笑)赤沢は見たまま・・・押しが強い、責任感が強い。「そんな事ないよ」と言わされる恒一、棒読みです!でも、赤沢は強いですね。自分で災厄を止めようと誰もやらない対策委員を志願した。自分が止めてみせる!!!こういうキャラほど悲惨な死が待ってるー!!!いまからドキドキします!古びたリゾートホテル。松永は人を迎えに行っていていない。その間、皆は海でバカンス!!!水着を持っていないお間抜けは恒一だけですね。(笑)怜子さんに買ってもらって海へGO!!!崖の先に鳴がいるのを見つけた恒一。スクール水着!!!別荘に行くと言っていたのはここの近くだったのですね。外出ばかりの父、淡白な母・・・家族ごっこをしているという鳴。でも、せっかく一緒になったんだから海を満喫しよう!!!アウトドアグッズを準備してきた勅使河原。「対策委員チーム」と「いない者チーム」に分かれて釣り勝負!!!(いない者チームって、終わったからとはいえ、望月が言うようにひ・・・ひどい!!!)海藻に詳しい恒一。面白そうに海藻をつまみあげる鳴の笑顔が可愛い♪赤沢になぜか獲物がヒットしてしまう勅使河原!!!収穫物は昆布やらナマコやらフグ、タコ、ヤドカリ!!!怜子さんが楽しそうに見ていると目的の人物、松永さんがやってきた。昔からぽーっとしているのですね、怜子さん。でも、見た目は華麗に変身したみたいです。15年ぶり?いや誰かの法要で会っているのかも。葬儀だけで法要では会っていないという松永。食い違う二人の記憶?海で遊んでいる子供たちは今の3年3組の生徒。怜子も松永も災厄を止めた合宿のことをなかなか思い出せない。恒一たちもやってきて合宿中に事故があったこと、神社にお参りをしたのはいつかとか尋ねてみる。が、うまく思い出せない松永。その時に「強い気持ちで何かを伝えたい。」そう言ったらしいけれど・・・。持ち出したのは紙じゃない、それは分かる。「そうだ、学校だ!!!」学校に何かを持っていった!!!その時、突風が吹いてビーチボールが飛んで行ってしまった。拾いに海に入る中尾。でも、ボールはどんどん沖へ流されていく。追う中尾は途中、浪間に沈んだかに見えたが手を振っている。ほっとする恒一と勅使河原。だけど・・・浮かんでいるーーー!!!助けに行こうとする恒一、松永!そこに小型ボートがつっこんできた!!!スクリューに無残にも巻き込まれる中尾・・・!夜見川から出たのになぜ!?ということで、中尾がー!!!腕が・・・・・。「俺が守ったのに…俺が残したのに…教室に…!!!」お呪いは役に立たなかった。死者が見つかって、その人物を「いない者」にしてもそれはもう手遅れ。今、その「いない者」がいない状態が事態を引き起こしてしまったのでしょうか!?人数は鳴と恒一、二人ではダメだった。もしかしたら、一人ではないといけないのでしょうか?松永が教室に隠したもの?・・・千曳なら知っていそうな気がします。次回・・・なぜ、メガネのあの人がー!?Another(アナザー) 夜見山北中学3年3組Tシャツ/ヘザーグレイ-XL[コスパ]《04月予約》Tシャツ・・・怖すぎるーーー!!!【メール便200円対象】コスパ見崎鳴Tシャツ BLACK XL [Another]【予約商品2012年4月中旬発売予定】fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/493-12dbf3ca
2012年03月01日
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恐怖の現象に耐えられない。先生も生徒も血塗られた教室で待つしかないのだろうか?「Sphere joint -変調-」あらすじは公式からです。3年3組の教室におびただしい血が流れ、すでに始まってしまった“災厄”は止められないのだと誰もが悟った。“おまじない”は取りやめになり、赤沢たちは「“災厄”をもたらす“死者”は誰なのか…?」という疑問を抱く。そんな時、恒一は15年前の“災厄”だけが途中で止まっていたことを知る。司書の千曳によると、その年の夏休みにはクラス合宿が行われ、夜見山神社をお参りしたらしいが……。 ************************************久保寺先生が!!!生徒をもしや・・・と思いましたが、自分の喉を突いて・・・ということになってしまいました。突くだけではなく・・・修正が入っていましたけどねえ。生徒の衝撃はいかばかりか。その後、カウンセリング等があってもいいはずなんだけど3組は「死に近い教室」。学校でも協力はするといっても始まってしまえば、収まるのを待つしかないようです。夜見山を脱出すれば災厄から逃れることができるのでしょうか?恒一のお母さんを考えるとそんなに簡単なものではないような気がするのですが、千曳が言う「安全圏」があることは間違いないんですよね。3組になってしまった生徒はそこに逃げこむことももうできないのでしょうか?凄惨な現場に大混乱する3組!!!久保寺の朝の様子が心配になってやってきた千曳が見たのは鮮血にまみれた教室!!!パニック状態の中にあって鳴は大丈夫なの!?久保寺先生の自宅では介護していたお母さんの死体が。そちらも先生が手にかけてしまったようですね。恐怖と絶望。心を病んでしまうのも無理ない現象です。おまじないは効果が無いので終わりになった。勅使河原も赤沢もやっと話してくれるようになりましたね。でも、「貴方達のせいよ。」そう思う同級生はいるはず、赤沢は自分の不始末も悔しそうです。街を脱出する人も出始めた。あれだけの恐怖を味わって、「他人事にしたくない」という恒一の精神の強靭さはすごい!もちろん、鳴が心配というのもあるんでしょうけどね。死者は手が冷たい。勅使河原の陽気さが少し救いです。図書室の千曳を訪ねた恒一と鳴は赤沢と三神が良く来ることを教えてくれた。15年前、災厄が止まった年があった。8月に夜見山で合宿をして、神社にお参りに行っている。その効果なのか、そうでないのか。副担任の三神は同じように合宿を8月8~10日で行うと言う。何やら怯えている様子!?恒一は自分が死者でゾンビ化してしまうような悪夢を見る。インドにいる父親とまた電話で話しますがまたまた雑音が気になります。母・理津子の卒業アルバム以外の集合写真を探す恒一。父の母への愛は変わらないけれど、その写真は変わっていたらしく?(苦笑)勅使河原に呼び出された恒一は先に赤沢が来ていることに気づく。恒一はコーヒーは苦手だけれど、さっさと自分と同じものを注文した赤沢に進められてハワイ・コナの一級品を味見・・・美味しい♪赤沢はもしかしたら恒一は生まれていないのかも?と自分の考えを口にする。驚く恒一!お母さんから生まれてこられなかった。だから今、転校生としているのかも!?握手。最初に会った時もそうした。きっとどこかで出会っていると確信する赤沢。勅使河原と望月がやってきたけれど、赤沢は勅使河原の軽いところが苦手そうですね。(苦笑)店には望月の姉・智香が務めていて、気になる情報をゲットしたのだと言う。3組の現象についてかなり詳しく話したという望月。店の常連に3組だった人間がいるというのだ!名前は松永 克己。なんと災厄を止めたある物をどこかに隠したと!?それを口走った後、なんと彼は何も覚えていないと言う。彼はなんと怜子の同級生だった!!!ある物とは一体!?鳴を尋ねた恒一は彼女が両親と別荘へ行くと言う。脱出ではなく、一週間程度。合宿には参加するという。鳴に似た人形は生まれてこられなかった妹の身代わり。自分は半分かそれ以下の存在と鳴は卑下する。もしも見つかったら母の集合写真を見せて欲しい。携帯は嫌い、と言っていたけれど自分から番号・アドレスを教えてくれる鳴。(恒一、やったー!)自分が死者かどうか疑ったことがある?真新しいケースに入って恒一の顔を間近に見る鳴。緑の義眼が真実を見る?「榊原君は死者じゃないから。」ということで「ある年」が確定して、赤沢は「いない人」のおまじないを止めることにしたのですね。期待できるのは途中で止まった年と同じ体験をすること。怜子も松永も記憶がはっきりしていないのが気になります。それが行われている間は覚えていない、わからない。まだ惨劇が起こりそうな予感・・・なのに次回、水着回!?【メール便可能】Another ICカードステッカーセット キャラアニ 《2012年3月発売予定 予約商品》Another トートバッグ 鳴柄 WHITE【予約 03/未定 発売予定】fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/476-77d62217
2012年02月23日
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これはもう現象と呼ぶしかない。始まってしまえば止められない。「Face to face -二人-」あらすじは公式からです。26年前から続く“災厄”から逃れるため、代々の3年3組では、ある“おまじない”が行われていた。転校してきてから恒一がクラスの雰囲気に感じていた違和感も、すべてそれが理由だった。その“おまじない”に理不尽さを感じながらも、恒一は現状を受け入れ、鳴と行動を共にするようになる。そして、これまで夜見山北中学校で起きてきたことを、図書室で自分なりに調べ始めるが……。*********************************** 解説&ヒントをくれそうな千曳の話で夜見山の惨劇の全貌が見えてきましたねえ。26年前、亡くなったのは夜見山 岬という男子生徒。火事で家族全員とともに焼死してしまった。恒一の母・理津子は同級生で、恒一を夜見山で産んだ後、亡くなってしまった。千曳はその時の担任で、重荷を背負うことに疲れ、教職を辞めて司書になり今に至る・・・。怜子は15年前の三年三組。でも、記憶があまり残っていない?話そうとすると怯えているのが印象に残ります。被害の対象者は三年三組の生徒、担任・副担任、二親等以内の親族、そして夜見山市内に住んでいるもの。千曳はすでに教職を退いているので、携帯電話で言えば圏外のような安全圏にいるのだということがわかりました。前回、「一人だけ紛れ込んでいる死者」が誰なのか分からないようになっている、とありましたが具体的な説明もありました。死者は調べれば数年前に在籍していたはずの生徒なのに、その”現象”が起こっている間は分からないのですね。そして”現象”が終わるとちゃんと名簿に復帰している。記録と記憶が元に戻る。ただ、怜子がとても混乱していることを考えると千曳のようなポジションにいる人物は稀なケースなのかもしれません。ともかく・・・鳴が「いないもの」になった覚悟をあっさりと語っていましたが、気持ちが弱い人間にはとてもできないですね。途中で放棄した生徒がいたと言っていましたが、当然のことだと思いました。「他の人がそうなるよりも自分で。」担任でさえ、見守ることしかできない、家族にも相談できないことを。鳴の義眼を作った母が登場しましたが、とても他人行儀。放任主義だとも。公園で色々、話し合う鳴と恒一。恒一と鳴は「いないもの」になったおかげであれこれ話し合うことができるようになった。まだ救われていますよね。全ては”おまじない”。恒一がいきなり鳴に話しかけてしまったので計画が狂ってしまった。おまじないを強化するために二人にした。次は自分かも、という恐怖。もちろん、それは恒一も鳴も同じ。「お互い、死に近い場所にいるのだから。」鳴は目の事も話してくれた。四歳の時、腫瘍のために失った瞳に母が特別な義眼を作ってくれた。手術で死にかけたことも。臨死体験。死は優しくなどはない。どこまでも暗くて、一人きり。本当は誰もが皆、一人きり。「明日から同類だよね。」握手をする二人。時々、優しい表情になる鳴がいいですね♪家に戻った恒一に父から連絡が入るけれど、母の思い出については何も聞き出せなかった。それよりも父は一年半振りの夜見山だと!?(たしか、赤沢もそんなことを言っていたような?)電話が切れたー!大丈夫か!?翌日から教室で「いない者」扱いになった鳴と恒一。だからって恒一、いきなり鳴とダンスをする妄想する!?死に近いところにいなさ過ぎ!!!恒一は料理も得意!と鳴に積極的アピールですね!(これが鳴が可愛くないとか恒一が好青年じゃないとかだったらどうなるんだろ。苦笑)いつか、東京の美術館に。いつか、描いた絵を仕上げて見せてあげる。いつになるか分からない約束。美術部の望月が来て、あわてて美術部員を部屋から追い出してしまった。美術室にあった鳴の絵は切られていた。図書室で26年前の母の写真を確認する恒一と鳴。司書の千曳は25年前から始まった惨劇のことを語り出す。もはや、それは”現象”なのだ。一人多いという”現象”は一年経ち、死者が姿を消して元に戻る。一人、いないものという対策は成功する年もあれば失敗する年もある。始まれば止められない。教師の三神は二年前にも経験している。そして今年は三組の副担任。三組だった怜子は当時のことを思い出せなくなっていた。翌日、担任の久保寺が青ざめた表情でふらふらと教室に入って来た。バッグから取り出したのは包丁!?ということで、次回はまた血の雨が降りそうです!!!生徒ではなく先生が死の恐怖に耐えられなくなってしまったのでしょうか?それにしても・・・陰鬱な雰囲気を救いはじめている鳴の笑顔。ダンス・シーンは別のアニメ!?かと思いました。(笑)【送料無料】TVアニメ『Another』キャラソンアルバム【メール便可能】Another マイクロファイバースポーツタオル キャラアニ 《2012年3月発売予定 ...fc2サイト記事はこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/459-156f37b8
2012年02月16日
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「始まっていたのよ、5月1日から。」現象の真実が鳴の口から語られる。「Build limbs -拡散-」あらすじは公式からです。恒一が親しくしていた看護師の水野に起きた悲惨な事故。それ以来、3年3組の緊張感はさらに高まり、恒一が知らぬ間に赤沢が女子の新しいクラス委員長に決まっていた。自分がいない場でクラスメイトたちが何かを話し合っている。それを知っても理由を教えてもらえるわけもなく、恒一は途方に暮れる。クラスの方針にあまり賛成できずにいた高林は、そんな恒一の疑問に答えようとするが……。********************************高林君が!!!!「フェアじゃない。」クラスの決め事の理由は恒一には全く教えられていない。好意と勇気をもって高林君は教えてくれようとしたのに心臓発作で恒一の目の前で倒れてしまうなんて!衝撃です・・・。学校では桜木と水野の死が関係しているのか、その噂でもちきり。美術の時間、教室を抜け出して図書室で卒業アルバムを開く恒一。母の写真がそこに。見崎の名前があるはずもないのに。司書の千曳は恒一の母・理津子を知っている?恒一の誕生と入れ替わるようにして亡くなった・・・「そういうことなのか!?」一体、何が!?赤沢が先生が呼んでいるとやってきた。謎の言葉。「先に謝っとく。ごめんなさい。皆のためなの、許して。」何が?と思いつつ、恒一は職員室へ行くと警察から事情聴収。水野の携帯の相手が恒一だったので確認に来たのだった。教室に戻ると桜木に代わって新しい委員長に赤沢が決まっていた。担任の久保寺は恒一にクラスの決まりごとは守るように、と忠告する。先生まで・・・。ふと鳴の机を見ると・・・「死者は誰-?」恒一は自分を少し避けている風な望月と高林と下校する。川べりを歩いていると望月と高林は恒一にとって不愉快なことがこれからあるが我慢して欲しいと言い出す。「皆のためだと思って。」納得できない恒一に高林は同情したようで望月が止めるのを振り切って事情を話そうとする。が、その時、持病の心臓発作が!!!クラスで二人目。久保寺先生は力を合わせて、この不幸を乗り切ろうと声をかける。クラスの皆の態度がいつにもまして他所他所しい。携帯で勅使河原に連絡を取ろうとしてもつながらない。本人が来たので声をかけると「すまねえ。」の一言。「やっぱりそういうことか。」そう、恒一は鳴と同じく「いないもの」にされてしまったのだ!!!勝手に授業を抜け出しても誰も止めない。ふと机の中に手をやると望月がくれたクラス名簿と手紙・・・事情は見崎に聞いて、という手紙が。早速、鳴がいる人形工房を訪ねる恒一。高林が死んでクラスで二人目。自分も鳴と同じようにクラスの皆に「いないもの」のように扱われ始めたと打ち明ける恒一。でも、それですっきりした。「鳴がいるとわかったから。」工房は変わり者の母がやっていると話しながら自室に招く鳴。質問は好きではないとは言ったが、今日は特別。「私は確かにここにいる。」幽霊じゃない。恒一は「決まり事」の理由をやっと知ることができた。5月1日から始まっていた。恒一が知らなかったことはクラスにとって手痛いミスだったという鳴。いないもの扱いにするのはいじめではなく、一番有効な手段。26年前、死んだ「ミサキ」を生きているものと扱った3年生が卒業した翌年から始まった悲劇。毎月、人が死ぬ。不思議なことにクラスに人数が一人増えているのだ。改竄、という言葉は当てはまらない。新学期が始まると足りない机と椅子。名簿も記憶も誰が余計なのかわからないのだ。四月になって人が死に始める。生徒が6人、家族が10人。3年3組だけに続く現象・・・理由はわからない。だがわかることが一つある。「もう一人っていうのはね、死者なの。」死んだミサキ?幽霊は実体もあるし、自分が死んでいることすらわからない。3年3組に必ず一人多い現象が起こる。死者を呼ぶクラス。10年前から有効な対処法がある、と鳴は言う。それが「もう一人の代わりに誰かをいないものにしてしまう。」それがお呪い・・・。ということで、自分が幽霊であることもわからない誰か一人が紛れ込んでいるのですね!お互いに疑心暗鬼になりそうですが・・・。選ばれてしまった鳴の心境はいかばかりか、またそうせざるを得ない赤沢たちの気持ちは・・・。恒一は鳴がいることだけでも救われていますね。二人で代わりを務めてもイレギュラーであることには変わりはない?惨劇はまだ続きそうな予感。千曳が鍵を握っていそう。【送料無料】TVアニメ Another EDテーマ::anamnesis『Another (0)巻 オリジナルアニメ同梱版』(2012年5月26日発売予定)fc2サイトはこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/445-39dd3695
2012年02月09日
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3年3組の呪いとは?今年は「”あり”の年かもしれない。」。もう始まっている!?「Put flesh -輪郭-」あらすじは公式からです。ある生徒の突然の、理不尽な事故死により「3組の呪い」の噂は一気に信憑性を増した。恒一は鳴という不思議な存在と26年前の話が、一連の出来事と繋がっているように思えてならなかった。工房で再び出会った鳴は、そんな学校の変化に気づいていたが、相変わらず恒一に詳しいことを話そうとはしない。3年3組には怯えたような空気が満ち、対策係の赤沢も頭を悩ませるが……。*********************************「この町にダミアンがいるとは思わないけど。」やっぱり「オーメン」、出ましたねえ。【送料無料】【エントリーでポイント13倍】オーメン・トリロジー BOXホラー映画は苦手な私ですが、なぜかこの作品は三作とも見ています。(苦笑)特に今回ではガラスのシーンですね。「オーメン」ではガラス板を満載したトラックが暴走してきてガラスが滑り、首が・・・!というショッキングな映像だったのを覚えています。(ぎゃー!!!)悪魔の子ダミアンが起こす惨劇・・・と「オーメン」は理由がわかっているので心の準備がそこそこできますが、「ANOTHER」は事件の理由がわからない、犯人らしき人物も特定できない、そういう不気味さがあります。今回は、恒一と絡んでいた看護師・水野。同じ三組の弟、猛に聞いてみて・・・という流れになった時、彼女の死を予感しましたが、あああ・・・。三組の呪いは三組の生徒だけではなく家族にまで及ぶ。まさか桜木の母も事故で死亡してしまうとは!!!病院で診察を受けた後、水野は弟・猛からなんとか情報を引き出してみると約束してくれる。後は病院で亡くなった藤岡 未咲に関わる話。従妹の鳴が気になる恒一をからかう水野。いないものと考えられている鳴、怯え始めるクラス、桜木の事故に26年前の話。全てが関連があるのか断定できないけれど、調べてみると水野は明るく答えてくれた。授業をさぼった綾野と出会った恒一は演劇部である彼女から赤沢も演劇部なのだと知る。風が突然、吹いてきて側に止まっていたトラックの運搬中のガラスが割れる!!!「死ぬのは嫌ー!!!」恐怖におびえる綾野!!!鳴の人形館に寄った恒一はもう一度、鳴と会う。呪いをみんなは気にしてはいたけれど本気で信じてはいなかった。桜木の事件でみんなは本気で「始まった」と思っているだろう。恒一にこのまま知らないほうがいいのでは・・という鳴。「明日は姿を見せないほうがいいか。」家に戻ると怜子が具合が悪そう。何とか3組の話をする恒一だけど、絶不調のよう。いきなり「苦手なの、あの鳥!!!」と叫ぶ怜子。桜木の事件はあまりにも悲惨過ぎて、目撃した生徒には箝口令が敷かれているらしい。よりによって3組に転校生が来るなんて!初日に休んだことを赤沢は後悔する。後はどう説明するのか、タイミングは?新しい対策が必要だと考える赤沢。恒一が教室に入るとクラスの雰囲気が一変する。視線をそらす皆。恒一はたまらず6月になったら理由を教えると言っていた勅使河原を問い詰める!!!余計なことを言った、と言わんばかりに不機嫌そうに「状況が変わったの!」と突っぱねる赤沢。その時、水野から電話があり、鳴のことを弟に問いただしてみたけれど猛は血相を変えて「そんな奴はいない!」と否定されたと言う。恒一は確かにいる・・と答えるけれどエレベーターに乗った水野とは電波状態が悪くなってしまう。エレベーターが閉まり・・・落下していく!!!恐怖の音だけが恒一の携帯電話から響く!!!怖いーーー!!!知らないふりをしていれば助かるのでしょうか?無作為に選ばれる死の順番。桜木、桜木の母、そして水野。学校だけではない、町を含めての呪いがついに「あり」の年になってしまったようです。恒一が知りたい鳴。彼女をいないように扱う3組の皆。怜子が次は気になります・・・!【送料無料】TVアニメ Another EDテーマ::anamnesis『Another (0)巻 オリジナルアニメ同梱版』(2012年5月26日発売予定)fc2サイトはこちら♪TB URLはこちら♪http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/428-4fc88b7b
2012年02月01日
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見せてあげようか、この眼帯の、下。始まる惨劇。「Bone work -骨組-」あらすじは公式からです。古びた人形だらけの工房で、鳴と出会った恒一。鳴は恒一に26年前の3年3組に起きた、ある出来事を語る。それは、一人の生徒の死にまつわる不思議な話だった。恒一は勅使河原や桜木たちにもその話について尋ねるが、誰もが困ったような表情を見せ、口を固く閉ざしてしまう。そんな時、恒一は亡くなった母親が「26年前の3年3組」の一員だったことを叔母の怜子から聞かされる……。 ***********************************最後に来たー!!!ついに始まった、という感じですね。眼鏡ちゃん、ヤバいな・・・と思ったらこんなことに!!!鳴の左目は想像したとおり、義眼でした。見えないものが見えてしまう。だから隠してる。「この場所は良くないから。」人形たちは虚ろ、死とつながる、吸い取られる。工房を出る恒一。病院で亡くなった「ミサキ」、「マサキ」。一人っ子。看護婦から聞いた話・・・他にも聞きたいことがある。近寄らないほうがいい。「何も知らないのね、榊原くん。」語られる26年前の3年3組の話。死んでしまったけれど生きているように扱われた少女の話。先生も生徒も協力して、卒業式も一緒にした。記念写真に写った死んだ少女の名前は「ミサキ」。こ、怖い!!!話には続きがあるけれど、心配した祖母からの連絡で恒一は帰ることにした。携帯を「嫌な機械」という鳴。進路の話をする恒一と勅使河原と風見。恒一が東京に戻ると言うと赤沢も東京に行きたいと言い出すが・・・。雨が降り出して、傘がない恒一を誘う桜木。彼女に自分を取り巻くクラスの噂を問いかける恒一だけど、言葉にしてもいけないと答える桜木。通りかかった勅使河原も先生も様子を・・・と言葉を濁す。「はじまりの年」。家に戻って怜子からも3組に伝わる話を聞いてみる。鳴が言おうとした話の続きを尋ねるが怜子は知る「タイミング」があるという。恒一の母も「3組」だった。屋上にいた鳴を見つけて話しかける恒一。勅使河原から「いないものの相手をするのはよせ!」話の続きは来月してやる。だから今はよせ!忠告の連絡。看護師の水野からの情報で亡くなった子の名前は”藤岡未咲”だとわかる。翌日。授業にも出ない鳴に病院で亡くなった未咲のことを聞いてみる恒一。鳴は彼女の従妹なのだと答える。話の続きを誰も教えてくれない。どうして誰も教えてくれない!?「いないものだから。」皆には見えていない、見えているのが榊原君、貴方だけとしたら?「まさか、・・・そんな!」通りかかった桜木は怯えて走り去る。階段で足を滑らせた彼女の首に持っていたビニール傘の先端が!!!ということで衝撃的なラストでした!!!昔、見たオカルト映画とか思い出してしまいましたが、ううう・・・。話の続きをなぜ、来月にしようという?もしも鳴を見ることができるのが自分だけだったら?「はじまりの年」ということは毎年、あるいは周期でこうした惨劇が起きているのでしょうか?学校でそういう事態を放置している理由は?謎が深まります。血の量が増えそうでガクガク・・・!anamnesis~TVアニメ『Another』ED主題歌/Annabel[CD]【返品種別A】【送料無料選択可!】TVアニメ『Another』OP主題歌: 凶夢伝染 [DVD付初回限定盤] / ALI PROJECT
2012年01月26日
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3年3組。恒一が気づかないクラスのルールが始まっている・・・。「思惑」あらすじは公式からです。鳴が気になる恒一は、姿を見かけては自分から声をかけていた。だが、恒一の質問に鳴が答えることはなく、ただ「気をつけたほうがいいよ」と、忠告ともとれる言葉を口にするだけだった。クラスメイトの勅使河原や望月は、そんな恒一の様子に戸惑いを隠せない。それでも鳴のことを知ろうとする恒一は、放課後に彼女のあとを追いかける。夕暮れの住宅街で、たどり着いた先にあったのは……。*************************************「気をつけたほうがいいよ。もう始まっているかもしれない。」な、何がー!?ということで二話です。鳴に普通に話しかけている恒一に、クラスのみんなは違和感を感じている、3年3組にクラスを守るための対策委員がいる・・・恒一は鳴と接触してはいけない、という空気が流れています。美術の時間。ムンクが好きだという望月のレモンの風変わりな絵。不安に魅力を感じる。不思議な発想に驚く恒一に声をかけてきたのは勅使河原。「呪われた3組になっちまったからよ。」呪われた!そこで鳴を見かけた恒一は普通に教室に入っていくけれど止めようとする二人。スケッチをしている絵にはいずれ天使になるであろう、まだ翼が描かれていない女の子の絵。昨日、雨の中にたたずんでいた鳴は冬の冷たい雨が好きらしい。気になる眼帯の下。司書の千曳が現れて、もう下校時間だと促す。 家で、学校の卒業生の怜子に部活を勧められた恒一。美術への秘めた思いはあるけれど・・・。諦めないことがかっこいいと怜子に言われる。病院で当直の水野を訪ねた恒一は自分が入院中・・・月曜日に亡くなった女の子がいないか尋ねてみる。制服姿で左目に眼帯をしている女の子。調べてあげるという水野。授業が終わって、赤沢に声をかけられた恒一。赤沢はどうしても恒一と会ったことがあるらしい。思い出せないもどかしさ。「いらつくのよ!」クラスの対策係として。真実を話したほうがいいのでは?という意見にたった一か月でこのざま!と唇をかみしめる。下校。鳴をそっと追う恒一。途中で見失うけれど、見つけたのは人形工房。携帯が鳴って、女の子のことを調べてくれた看護婦の水野から連絡が入る。「ミサキだかマサキだか・・・。」切れる電話!!!工房に入るとたくさんの人形が展示してあった。無愛想な店主と思しき老婦人。階下に降りていくと鳴に似た人形があった!隠された左目。なんと本人がそこにいた。「見せてあげようか、この眼帯の下。」ということで人形と同じ青い瞳が・・・?というところで終わりでした。鳴が避けられる理由、死んでしまった女の子の名前、教室の空いている机。始まっているかもしれないこと。まだ謎だらけです。対策委員がしなくてはいけないこととは何でしょう?次回が待たれます。CD TVアニメ『Another(アナザー)』キャラソンアルバム DVD付[ランティス]《03月予約》ALI PROJECT アリプロジェクト / TVアニメ『Another』OP主題歌 「凶夢伝染」通常盤 【CD Maxi】
2012年01月18日
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本当にこの町にいたことないの?不思議な学校の隠された少女の存在。「Rough sketch -素描-」父の仕事の都合で、夜見山市の祖父母宅へ引っ越してきた榊原恒一。こちらへ来て早々、気胸を患い入院した恒一は、1か月遅れで夜見山北中学校3年3組に転入した。教室で目に止まったのは、眼帯をした美少女・見崎鳴。偶然にも病院で彼女と出会っていた恒一は、その不思議な存在感が気にかかる。だが、親しく接してくれるクラスメイトの中に、彼女について触れる者は誰もいなかった……。 *********************************アニメ公式HPはこちら♪スタッフ・キャストは以下の通り。原作 - 綾辻行人「Another」(角川書店刊)キャラクター原案 - いとうのいぢ監督 - 水島努シリーズ構成・脚本 - 檜垣亮キャラクターデザイン・総作画監督 - 石井百合子音楽 - 大谷幸音楽制作 - ランティスエグゼクティブプロデューサー - 井上伸一郎アニメーション制作 - P.A.WORKSキャスト榊原恒一:阿部敦見崎鳴:高森奈津美三神:宮牧美沙代敕使河原:前野智昭風見:市来光弘赤沢泉美:米澤円桜木ゆかり:野中藍望月:山本和臣怜子:榊原奈緒子水野:吉田聖子 ☆OP「凶夢伝染」 歌 - ALI PROJECT ☆ED「anamnesis」 歌 - Annabel 原作は未読です。OPからアリカ様ソングがさく裂!普通、ホラーは選択しないのですが監督が水島氏、作画がP.A.WORKSということで見てみました♪さすがに綺麗な作画ですね!音楽もとても雰囲気が出ていて怖かったです。(笑)気胸を患った恒一は病院からスタート。父はインドに出張中。電話連絡をした後、エレベーターの中で出会った少女は届け物だと地下二階まで降りていく。ぎゃー!!!いきなり後ろに!!!眼帯美少女は手に壊れた人形を持っていってしまう。地下には霊安室が!!!通うはずの夜見山北中学校3年3組から風見、赤沢、桜木がやってくる。かつてこの町にいなかったか?意味ありげな問いかけをしたり、目で合図をしあう三人。やっと学校に登校できた恒一にみんなは興味津々。体育を見学した恒一はその後、話しかけてきた桜木に「見崎 鳴」という病院で会った女の子のことを問いかけるが、何も答えてくれなかった。ふと見上げると学校の屋上に鳴が!屋上まで来た恒一は鳴に問いかけるがすげなくされてしまう。病院にいたことは何となく覚えている様子?ということで一番、死に近いクラス3年3組!になってしまった恒一の恐怖が始まりそうな予感・・・。死んでしまった鳴がいるものとして存在し続ける学校、教室。古ぼけた机。ドキドキのスタートです!ALI PROJECT アリプロジェクト / TVアニメ『Another』OP主題歌 「凶夢伝染」通常盤 【CD Maxi】【送料無料】Another 限定版 第1巻
2012年01月12日
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ついにクリスタルに帰還したレムスとリンダ。イシュトヴァーンはグインに右腕になって欲しいと頼むが?!「旅立ち」あらすじは公式からです。かくて物語(ものがたり)は紡(つむ)がれる永(なが)き時の舞台を巡(めぐ)り、神々の意思を織(お)り込(こ)みながら忘れえぬ激動の記憶そう、これは始まりの物語(サーガ)クリスタルは新王となるレムスの帰還を出迎えるパロ国民で溢れ返っていた。しかし多くの歓声はナリスやリンダに向けられ、孤独の色を強めるレムス。その歓声の影でグインは一人その場を静かに立ち去る。そしてパロに新しい歴史を刻む戴冠式の日が来た。その日、一人荒野を北に向うグインの前にイシュトヴァ-ンが現われる。ヤーンはいかなる運命の物語をそれぞれに紡ぐのか。感動の最終話。********************************「カル=モルがあの子を選んだ!!!」ここから黒レムスが発動していくのですが、区切りの良い原作16巻『パロへの帰還』で終わってしまいましたねえ。最初から分かっていましたが残念ですー!クリスタルに入城すべく降り立ったレムス。しかし、パロの民の歓声はナリス、そしてリンダに向けられる!可哀相・・・だけど、誰も放浪生活をしている中でレムスが変わったことを知っている民はいませんからねえ。さらにナリスはレムスが生きていると知ってからはこうなることを計画していたんでしょうし。(黒!)リンダはナリスに自分達を守ってくれた豹の軍神を紹介しようとするがスニにそっと別れを伝えて姿を消したグインだった。ショック・・・なリンダ。スニは言葉を覚えてレベル・アップ!ルーアンに拘束されているアムネリスはフロリーに胸のうちを明かす。父の言いなりになっていたこと、それがモンゴールを滅ぼした自分の罪なのだと。そして、自分の国を蹂躙した相手を愛することなど決して無かったのだとナリスの心中を推し量る。そして、まだ彼を愛している、とも。残されたのはモンゴール公女としての誇り。今度は自分の頭で考え、決断していく。どんな汚い事でも、裏切りであろうと「光の公女」の名のもとに打ち勝ってみせる!翌朝、目覚めたリンダはやっとクリスタルに戻ったことを実感・・・。でも、皆は変わってしまった。レムスも、自分も。スニを抱き締めて涙するリンダ。両親の肖像画の前で落ち込んでいるレムス。自分が変わったことをどう知らしめていけばいい?「誰もいない。僕に道を示してくれる人は誰も・・・。」レムスー、焦っちゃいけないですー!でも、ナリスの本拠地ですからねえ。もう実権はほとんど握られてしまっているし・・・。グインに声を掛けたイシュトヴァーンは自分の右腕になって欲しい、と土下座!!!しかし、今は自分の星を見つけるのが先、そういう運命にあるとヤーンの導きのままに行こうとするグイン。「北へ向え。」タルーアンかケイロニアか。今すぐ、グインの加勢は得られないと知り怒ったイシュトヴァーンはグインに剣を向ける!グインの目的が達成されてからでは・・・「それじゃ遅すぎなんだよ!!!」リンダはずっと手の届かないところに行ってしまう。戴冠式に臨むレムス、見守るパロ聖王家、重臣の皆さん。ヤヌスの祭司の前で誓いを立てるレムス。まずは玉座の試練・・・「パロの王になれぬのなら砕け散るが良い!!!」乗り越えた!王位継承者と認められるレムス。イシュトヴァーンのなりふり構わない生き急いだ言葉にグインはドールに付けこまれると警告する。それが逆にイシュトの神経を逆撫で!!!「オレに説教なんざ垂れるなー!!!」自分から火に飛び込もうとしているイシュトに心を決めたグインは力をつけてから出直せ!と構える。もう友人などではない。敵にしたらその傲慢さに腹立たしさMAXのイシュト!!!剣を簡単に叩き落とされ、そしてグーパンチ炸裂!!!菜の花畑に激しく叩きつけられるイシュトヴァーン!!!レムスは滞りなく冠を戴き、玉座に就く。が、その瞬間、どす黒いオーラとともに髑髏のような顔が浮かび上がる!!!悲鳴を上げるリンダ!!!ナリスは「カル=モル」という名をリンダの言葉から知る。「我はパロ王、レムス1世。」レムスの黒い微笑みと強い視線を受け止めるナリス!ドキドキ!「ヤーンは与え、そして奪い給う」倒れたイシュトヴァーンは歩み去ろうとするグインに声を掛ける。これからは宿命の仇だと。それでも「わが友」とイシュトを呼ぶグイン。さらに屈辱を感じるイシュトの上には青い空。「北の賢者」、ロカンドラスが世界を見守る中、豹頭の王は流れていく。ヤーンの導きのままに。マリウス「豹頭の戦士グイン、お前は光か闇か。」ということでアニメはここで終了しました。最初にも書きましたが、グインの本領はノスフェラス以降はこれからだったと思うので主人公の活躍を描く、という視点からは物足りなかったですね。とにかくアニメが決まって、放映が始まってすぐ原作の栗本先生がお亡くなりになる・・という悲報があって、未完の大作になってしまったことが残念でなりません。それでもアニメ化ができるならばグインが高みに登っていく過程までは見たかったなと思います。最後に発動した黒レムス、カル=モルに操られた彼がどうなっていくのか、その結末まで。(NHKなら「マ王!」みたいに回数無視でやれるはずですからね!)伏線・・・「北へ向え」、「古代機械」と二期(二期でも足りないかも!)があればOKなものですが、どうなるんでしょう!?全体的に・・・モンゴールに滅ぼされたパロの双子の王子・王女が英雄を得て己が国に帰還する。典型的な英雄放浪譚ではありましたが、魅力的なキャラ、ツッコミどころ満載なキャラの魅力に支えられて楽しく視聴できました。ヒロインのリンダがかなり空気になってしまいましたけどね。BGM,キャラ・デザイン、作画、声優さんと申し分無かったですが唯一、グインの活躍の場が無いのを補完しようとした部分が逆にショボかったこと、アムネリスが指揮するモンゴールの騎馬部隊の戦い、パロ奪還の戦闘シーンも迫力不足、描写が短かったことが残念でした。監督・絵コンテの若林さんはNARUTOを担当してらしたのでグインの肉弾戦はすばらしい出来だったと思うのですが、如何せん、馬が描けるスタッフがいない!?というような事をインタビューでおっしゃっていましたので、その不足部分を補えないままストーリーを進めるしかなかったような気もします。アニメ化・・・原作を挫折してからずっと会っていなかった最愛のナリス@内田さんに会えた事が一番、嬉しかったことでしょうか♪もちろん、グインにもイシュトにも、ヴァレリウスにも(そこ!?)です。今、この時代に、このスタッフで。まさに運命の導きのままに。青春時代に読みふけった作品が美麗なアニメで見ることができた。その事だけでも感謝です。お疲れ様でした♪グイン・サーガ 4(初回生産限定)My Road~Songs from Guin Saga
2009年09月29日
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グインを捕縛したシドの狙いはパロの双子に!諸悪の根源と言われたグインの正体とは?!「宿命との戦い」あらすじは公式からです。剣(つるぎ)と剣(つるぎ)が火花を散らし、己(おのれ)を賭けた舞踏を刻む栄華(えいが)の時代は遠く過ぎ去り、伝承として継がれゆく悠久(ゆうきゅう)の時の流れが語りしは…満天の星空の下、一人草原に寝転ぶイシュトヴァーンは王になるため何が必要か気付く。スカールはアルゴスへ戻ると1万8千の騎馬の民と共に去ったが、ナリスは彼が目指すのは謎に満ちた土地、ノスフェラスではと直感する。一方モンゴールを裏切ったクムではタリオ大公が捕虜アムネリスに「クムの傀儡となれ」と迫る。そしてアムネリスは、第二王子、タル・サンと第三王子タリクの視線が自分に注がれているのを感じていた。********************************「ヤンダル・ゾック様ーーー!!!」と叫んで消滅したシドですが、そこまで風呂敷を広げてしまっていいものかどうか?と考えてしまいました。最初からパロ奪還、16巻まで、と分かっているならあまりそこまでツッコマなくても?二期やOVAが決定していればOKですけどねえ。イシュトは王様になるための糸口をまた考え中です。「そうか!」一体、何?!スカールとカメロン。草原の申し子と海の男はウマが合うようです。ナリスを警戒しているのも同じですね!ノスフェラスへ行って世界の謎の中心を見てみたい。ヴラド大公の私室から出てきたアムネリスの報告書、それがあってもなくても中原に名を馳せるパロの古代機械はどの国にも魅力的なものなのでしょう。スカールは単純に冒険家な匂いがしますが。スカールが行ってから胡散臭い人、登場!ナリスには絶対にノスフェラスへ行くと言わないで欲しい。その言葉を忠実に守るカメロン。「喰えない男だね、カメロン提督。」「私の言葉を信じて・・・。」なんて言っても危険な香りがプンプンします!クムのルーアンで大公タリオと面会したアムネリス。傀儡としてモンゴールの復興の旗印になるなら裁判を。自分の利用価値を匂わせて、まずは生き延びたアムネリスを賞賛するフロリー。「あの人ならどうするかと考えて振舞った。」胡散臭くなっちゃいますよ!アムネリスの美貌は独身の王子たちの興味対象に!さて、帰還の途についているリンダとレムスですが、盗賊に襲われた自分を助けてくれた豹の男がいる!というシドの罠にあっさりとかかってしまった!!!シドの力は笛に乗ってリンダの心に入り込もうとする。そこへ助けに現れたのは捕われていたグイン!!!(もう、再会ですかー!?)四人が入り込んだのは古代の中原に栄え、隕石によって滅んだというカナン帝国の遺跡。グインはそのカナンが滅んだ原因を作ったらしい!?シド「邪悪な魂!」それを否定するリンダ。グインも「己の信じる道を進むだけだ。」と言い放つ!攻撃を仕掛けるシド!眼力で金縛りにすると剣を向けるシド!が、その時グインの掌からアクラが!!!吹き飛ばされたシドに斬りつけるグイン!肩口から破れて見えたシドの肌には奇怪な紋章が!?いきなり尻尾のある怪物に変化するシド!押されるグインだが剣を拾って反撃!円月殺法!?(古くてすみません!!!)光の剣はスピードを増してシドに襲い掛かる!シドを退けたグインは外へ双子を逃がそうとする。振り返りながら先に進むリンダとレムス!一人になったグインに「北を目指しなさい。」ノスフェラスでも聞いた声。そこへ行けば正体が分かるのか!?崩れ落ちる遺跡の下敷きになるシド。「ヤンダル・ゾック」の名を叫びながら退場です!洞窟から立ち上る光はいつかレムスが見た夢と同じ。空を見上げるナリスはふと荒野にいるレムスとリンダを思う。トーラス攻略からクリスタルへの帰還。が、いつか行かなければ。ナリスの思いもノスフェラスへと向う。洞窟から何とか脱出したグインと再会を喜ぶ双子。それを見ていたのはイシュトヴァーン!!!アニメがここで終わりなら一応、四人をまとめておいたほうが良いということですかね。イシュトが王様になるのに「豹の大将が必要。」なんて話があったかも、ですが原作ではこんなに早い再会は無かったような?忘却の彼方ですー。オリ・キャラで出すものほとんどがグインの格闘戦相手で、しかも今回は化け物化が進んでしまい、宮田さんキャラにしては黒さも中途半端、あっけなさも残りました。問題の古代機械設定は原作を読んで実は「雰囲気に合わないなあ」と思った事の一つでした。アニメでこうしてノスフェラス、古代機械、世界の最初・・・と言われると知ってみたくなるのが人間の性♪カナン帝国の遺産のようですが、グインが「諸悪の根源」と呼ばれた謎ともリンクしてアニメでそれなりのネタバレをしてもいいかも、なんて思ったのですがどうでしょう。あと一回でまとめるのは無理そうです。原作を読め!と言われても巻数が多過ぎなのでそれも大変です!次回、最終回。ナリス様の剣技を一度でいいから見たかったですわ!グイン・サーガ 4(初回生産限定)My Road~Songs from Guin Saga
2009年09月24日
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自分の運命は自分で切り開く!動き出したイシュトヴァーン。運命に翻弄されるアムネリス!二話まとめて感想でも。「如何なる星の下に」あらすじは公式からです。数奇(すうき)なる運命(うんめい)の導く先に、全てを見通す一つ星たとえ歩みし道が違えども、心は常に共にある光り瞬(またた)くこの空の下(した)…三万のパロ軍勢はクリスタル奪還後、モンゴールを陥落させるべく、トーラスを目指していた。そんなある夜、イシュトヴァーンは尊敬するアルド・ナリスがリンダを妻にすると決めていることを知り衝撃を受ける。そして今の自分が何をとってもナリスに太刀打ちできないことを知る彼は一人誓う。自分が愛するリンダを手にいれる方法はただ一つ、他国の王としてパロを征服し、ナリスの王妃だとしても力づくで奪うことだと。**********************************「私たちは共に野望にとりつかれている」イシュトが上を目指す気持ちを知った上で側に置く。血気盛んな人物がナリスは好きみたいですね。スカールもベックも分かりやすいし。でも、その話し相手がまさか辺境の地で許婚と思っている少女と言い交わしていたとはナリス様も知るまい!?気持ちの上で普通なら優位に立てるはずがナリスが相手では今のイシュトは徒手空拳・・・。「私の野望、そのひとつは神になること。」「もうひとつは私にふさわしい女神を手に入れること」リンダ!!!リンダもそのつもりでいる、ということがイシュトの胸に突き刺さる!多分・・・リンダの気持ちはどうでもナリスには抗えない、そのほうがイシュトには痛かったのでしょうねえ。「リンダがほしけりゃ力づくで奪ってやる!!!」ナリスの指輪を捨て、再び出奔するイシュト。その後に皆、自分の元から去っていくとつぶやくナリスが印象深いです。リギアが側にいるのに。満たされないナリス・・・何もかも手にしているのに欲しいと思うものは何一つ、今まで手にしていないんですよね。詳しく描いて欲しかったですが、例えば弟の心とか・・・ね。アナクに襲撃されたグイン!スニ、吹き矢でグッジョブ!シドが待っている・・・その言葉を気にかけ、トーラスへ向うことにしたグイン。レムスは最後の助言を求める。ナリスの策を容れる=果実を差し出され、収穫するのが王と言われて肩の力が抜けたレムス。これからは一人で歩いてゆかなければ。スカールと合流したナリス。白黒王子のバランスが面白いです。物言いも考え方も対照的で魅力的ですね♪決戦はザイム、待ちうけるのはアムネリス。自信満々で立ち向かうスカール!別れの時が来た。「待っています。私は待っています、グイン!!!」星を見上げるキャラそれぞれ・・・。運命を一緒に紡いでいくはずの人々が去っていく。予知者リンダ、と言われる自分が運命の神ヤーンに翻弄される一人なのだと実感した寂しそうなリンダが印象的でした。BGMのマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲は素敵ですね。「ゴッドファーザー」、「るろうに剣心」でも使用されていたことを思い出しました。*************************************「モンゴール最後の日」叶わぬ願いはどこへ行(ゆ)くのか癒えぬ痛みが胸を苛(さいな)み、悲しみの雫(しずく)が滴(したた)り落ちる消えゆく国の灯火(ともしび)に、報われぬ魂の慟哭(どうこく)が響くパロ・アルゴス連合軍、更にパロ側についた沿海諸国軍によりモンゴールは完全に包囲された。滅亡を予感しつつ、せめてアルド・ナリスに一太刀をと望むアムネリスだったが、父ヴラド急逝の報がその想いを打ち砕き、トーラスへの帰還を余儀なくされる。そして孤独な道の先には同盟国であるはずのクムが五万の兵で待ち構えていたのだった。*************************************暗躍するシド!ヴラド大公も最期の時を迎えてしまいました。ライゴールの寝返りは連絡がつかず、沿海州のカメロンがやってくる。そしてクムに協力を依頼しようとした時!トーラスに入ったグインを迎えたのはもちろんシド!「この世界を滅亡させる邪悪な魂の塊!」断言するシドこそ一体何者なんでしょうねえ!?グインを圧倒的な力で拘束すると薔薇のお仕置き♪ザイムの平原でナリス軍を待ちうけるアムネリスだが、ヴラド大公が逝去したことを受けてここは撤退!その目にナリスを焼き付けたかったのに!!!「冷たくなったその唇に口付けすることだけだ。」まさに復讐の女神ですが、裏切られた一個人の女ではなく彼女を待っていたのは「公女アムネリス」という存在。髪の毛を切って女を捨てた、と言っても望むものはただひとつだったのですね。モンゴールを立て直す・・・ところがクムが裏切った!!!追ってくるパロと挟撃される!すでに逃げ道は無いと察してクム軍に突撃するアムネリス!(毎度の事ですがここの戦闘シーンがショボイーーー!!!)はるか彼方の土煙の中にナリスを認めるアムネリス。反撃しようとするも、ここで犬死は許されないと部下のレンツが鳩尾一発!!!クムを参戦させたのはヴァレリウスの力と感心するナリス。クムに捕縛されたアムネリスには会わない。凋落した彼女を見たくない・・・ナリスはそう言ったけれど遠くを見つめる瞳は?彼にとってアムネリスも通り過ぎる風と同じだったのでしょうか?都トーラスへの砲撃が始まり、シドに囚われていたグインは辛くも脱出する!シドの次なる狙いは双子に!?焦るグイン!クムの都ルーアンに拘束されたアムネリスは自害を考えるがナリスがパロを復興したように自分達にはアムネリスがいる、アムネリスはいつでも光!と涙にくれるフロリーの強い願いに押される。「私はもっと強くならねばな。受け入れるしかない・・・!」トーラスは落ち、ナリス、カメロン、そしてクムのタルーの会見が始まろうとしていた。オリ・キャラのシドが何を目的にしているのか、正体は何なのか、明かされるのか心配なラストスパートですが、グインの肉弾戦要員かと思ったら強かったですねえ!グイン、あっさりと拘束されてしまいました!薔薇・・・ナリスならともかくグインには似合わないと・・・。(爆)落ちるところまで落ちてしまったアムネリス。フロリーに勇気付けられて何とか生きる決意ができました。策謀渦巻く戦乱の世、剣だけでは生き抜けない、モンゴールのように武力だけの国では人も国もダメなのだと実感したはず。これからの踏ん張りは、またいつか・・・ということになりそうです。My Road~Songs from Guin Sagaグイン・サーガ 3(初回生産限定)
2009年09月14日
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あの人は生きていた!裏切られたと分かっていながらも慕う心は止められない!「復讐の女神」あらすじは公式からです。悲しみの墓標、心の宿燃え盛る炎が身を焦がす狂おしく吹き荒れる嵐の中で、二人の心が結びつくそれは永遠を誓う契りにも似て…愛するナリスとミアイルを失いモンゴールに戻った失意のアムネリスに衝撃の事実が伝えられる。パロ、クリスタルの反乱を指揮していたのは「死んだはずのアルド・ナリス」なのだと。裏切られたにも関わらずナリスとの甘美な思い出を捨てられない自らの惨めな女心を封印するため、アムネリスは自らの髪を切り復讐を誓う。そしてそのナリスへ魔道師が「占星盤が巨大な赤い星が勝利の宮から入る様をうつしている」と報告していた。***********************************冒頭のイワシ君が紹介した人生劇場な「アムネリス」特集・・・本当なら同性としても、その転落人生にも同情してあげなきゃー!と思ったんですけど、つい笑いがー!!!(アムネリス、ごめんなさーい!!!)これだけ綺麗にグインに、そしてナリスに策を決められてはスカールに「この程度のものか」と言われても仕方ないですかねえ。新興国、モンゴール。魔道の国、パロの逆襲に崩れ去る砂上の楼閣、と言ったところです。キタイの暗殺者を退けたグイン!相変わらず格闘戦はカッコいいですね!月を背景に立つところは特に目を引きました。裏で操っているのはヴラド大公の側近のシド!?ミアイルの墓参りをするアムネリスは心の奥底に隠した気持ちを始めて明かす。手にしたくとも届かないもの。だから自分は剣を、鎧を身に纏ったのに。そこへやってきたのは父王。早く結婚して世継ぎを生んで欲しいと言うが・・・伝令が来てまさかクリスタルパレスが義勇軍の手に落ちるとは!!!軍を率いているのはアルド・ナリス!!!衝撃!!!「あの人は生きていた!!!」涙・・・そして嘲笑。フロリーが慰めても、皆、知っている、分かっている。自分は裏切られたのだと。自分のかつての正装と暖炉に火を!と命じたアムネリスは自慢の黄金の髪を切り落とす!!!あの人の為に装ったドレスも焔の中に。裏切られても、何をされようとも自分はまだあの人を愛している。ならば「私の中の女を捨てる!!!」髪を切りそろえ、右府将軍の装いに戻った娘の決意を称えるヴラド。パロ制圧軍の指揮を執るアムネリス!赤い街道にはウィレン山脈越えを果たしたスカールたちが姿を現していた。クリスタルパレスを奪還した義勇軍の制圧にモンゴールから正規軍が出てくるはず。それを叩くというスカール。もしも軍が来なければ都トーラスを落とせばよい!出発する軍を見守っていた人物・・・イシュトヴァーン!!!モンゴール正規軍がトーラスを出立したことに対して手立てはある、と言うナリス。決して味方にも心を開かないナリスにリギアは一抹の寂しさを感じる。けれど、それでもいい。アムネリスにはナリスを渡さない、と言うリギアに口付けを送ろうとするナリス。それはリンダのもの、自分の事を愛してなどいない、と拒むリギア。「愛しているよ。」くー!感情が入ってないよー!愛している、でもそれは番犬に向けるような愛。それでいい、というリギア。健気ですわー!!!伝令がやってきて奇妙なもの・・・勝利の赤い星が近付いている?その者に会いたいと話すナリス。クリスタルの都にはマルガ辺りで反乱を起こしていたルナンたちが入城してきていた。それを見ていたイシュトだが、声を掛けられて金色の砂を見た途端!?気付くと豪華な調度が整えられた一室・・・「私の部屋だよ。」イシュトが見た美しい男は予想したとおり「クリスタル公アルド・ナリス。」極上の微笑みにクラクラ!!!イシュトも落ちた!?この男がリンダの許婚!怯まず、自分がアグラーヤで奪った密書・・・沿海州の同盟を破るボルゴ・ヴァレン暗殺計画、そして自分が見たスカールの軍の情報を話すイシュト!「オレを買ってください!」まずは入り口が欲しい、後は自分で出世する。一本の剣なら安い買物、というイシュトの心を見抜くナリス。「オレは安くはないぞ、と。」その目が語っている。ナリスは騎士団配属をやめて自分の側に付くよう指輪を渡す。タイランの白騎士軍を討つパロの聖騎士隊。指揮系統を狙えば蠍の軍もたいしたことは無いと余裕のナリスを見つめるイシュト。彼の作戦通り、魔道師部隊が手玉に取る!ナリスの力を目の当たりにするイシュト・・・。トーラスを出発したアムネリスの軍は見慣れぬ風体の軍と遭遇していた!アルゴスのスカール!!!勝負を挑まれたアムネリスを後退させようとする側近たち!タイランの戦死が伝えられ、アムネリスは屈辱のうちに軍を後退させようとするがベックに投げつけられた槍で落馬!!!アルゴス軍が攻めかかってくる!!!「あの人は憎しみすら正面から受け止めてはくれぬのか。許さん・・・許さんぞ!アルド・ナリス!!!」という事で土と恥辱にまみれたアムネリスでした。ここで武人として生まれ変わるかと思ったら、モンゴール軍は組織的にダメダメになってしまっているのですねえ。弱点は完全にナリスに読まれているし、さらにスカールもやってきて剣の腕でも太刀打ちできるはずもなく・・・。ナリスへの復讐の思いだけが彼女を支え、奮い立たせるのですが現実はそううまく行きませんでした。戦闘シーンの描写はグインのところはカッコいいんだけど後がアッサリしすぎですね。もっと合戦!な雰囲気を出して欲しいんですけど。尺が足りないせいもあるかもですが・・・。さて、いきなりライバルの懐に飛び込んだイシュトが面白くなってきました。ナリスは相変わらず自分が持っているもの全てを使って魅了していきますねえ。けれども与えられるのはリギア曰く「番犬への愛と同じ」。それを見抜けるのもリギアだけなのですよね。皆、クリスタル公の信頼を得ていると錯覚してしまうからビシバシ働いてしまうという・・・。本人は悪意もなく・・・なので余計に性質が悪かったりして!?ヴラド大公の健康も思わしくなく、完全なる奪還に向って動き出したパロとクリスタル。双子たちがやってくる時には・・・と想像しながらラストスパートを楽しみにしたいです。グイン・サーガ 3(初回生産限定)My Road~Songs from Guin Saga
2009年09月01日
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沿海州、そしてアルゴスからレムスの軍が出陣する。モンゴールからパロを取り戻すために!先週は感想をお休みしましたので二話まとめて。「紅の密使」あらすじは公式からです。今、一つの道が示されたそれは遠く、栄光へと導く茨の回廊赤き星は一陣の風となりて地を駆ける小さき花の花弁を散らして…。アグラーヤの首都ヴァーレン。沿海州六カ国代表はモンゴール討伐のため海軍出動を決議。だが全会一致の決議の裏には各国の思惑が隠されていた。そして開戦を祝賀する街の様子を、宿屋の窓から眺めていたのはイシュトヴァーンであった。この戦で自らの未来を掴むことを自らに言い聞かせる彼の目に人目を避け路地に消える男の姿がとまる。そして彼がその男から偶然預かった物は戦局を動かすほどの大切なものだった。*************************************沿海州、そしてレムスがついに出陣!戦乱こそ、イシュトが成り上がるチャンスです!宿屋のお姉さんにのんびりと世話になっている場合ではない!早速、モンゴールの密使を助けたように思わせて密書をゲットするイシュト!クリスタルではタイランに反抗的なカースロン。「ナリス様」すっかり骨抜きにされてます!誰か後ろ盾がいる。そうタイランに思わせるのもナリスは読んでいるんでしょうねえ。三ヶ所で上がった反乱軍を抑えるためにユノに援軍の伝令を飛ばしたいモンゴール。しかし!?出陣を明日に控えたレムスはまさかスカールが雪のウィレン山脈を越えているなんて全く知らない・・・というか誰も思いつかない!おかげでリーファ、ベックも散々な目に!?彼らを計算に入れないで出陣を考えるレムス。魔道師のヤルーに思いっきり当たってますねえ!「クリスタルを取り戻すのはこの僕だ!!!」イタタ!!!でも、まだ名も実力もパロではずっと小さなレムスのままなんですよねえ。焦らないで!と言いたいですが・・・。グインと会って、自分に力を貸して欲しいというレムス。うなづくグインだけどモンゴールに依頼されたキタイの刺客が!?翌日、出陣するレムス、リンダ。寂しさを隠せないリンダはスニを思い切り抱き締める。イシュトは密書をまずモンゴールに届けて取り立ててもらおうと考えるけど、良く考えたらマルス伯の一件で面が割れているかも!?逆にパロに売りつけようと考えるイシュト。宿のミリアが馬を手配してくれて出発したけれど、残されたミリアがモンゴール兵を排除しようとするアグラーヤ兵に斬られてしまった!!!王になるために・・・駆け上るイシュトの後には屍も残される。「ドールの申し子」、そう呼ばれるのも仕方ないのかな。「紅の傭兵」、まずは運命を手に走り出しました!*********************************続いて「クリスタルの反乱」内に潜(ひそ)めた激情が溢れ糸に繰(く)られた人形が狂乱の中で倒れふす掲(かか)げる剣(つるぎ)に想いを込めて今、反撃の狼煙(のろし)が上がるクリスタルの南ではパロの学生達が祖国をモンゴールから奪還するため蜂起。二万人の市民と共にアルカンドロス広場に集結した。しかしモンゴール黒騎士隊精鋭により次々と鎮圧される。その時、学生の一人ランが見たものは、日を受けて銀色にきらきらと輝く甲冑、兜を纏ったパロ聖騎士の騎馬隊千五百が颯爽と駆けて来る姿であった。そしてついに聖騎士のリーダーが兜を取る。静まる一同、中には涙を流す者も。その男の名は。************************************これ以上無い演出!!!「わが名はクリスタル公、アルド・ナリス!!!」生きていた!!!反乱の空気が高まるパロで、学問所の秀才・ランが求めていたのはイラナたるリギアの横に現れたルアー!まさに救世主!!!ということでレムス、危ういですねー!!!パロの市民たちがどう頑張っても戦闘では素人。押されたところに現れた聖騎士の一団!!!率いるのはナリスで、士気は最高潮に達する!逆にレムスはカウロスとの小競り合いで足止め。リンダに占いまでさせるほどに焦っております。それを慰めるグイン。グインがいて良かったですねえ。レムスは彼にだけは心を開いているので・・・。再び、クリスタルに入場したナリスは学生の先頭に立って煽動したランに魔道と科学の調査・・・古代機械のことを話す。「あの人は、いい人でした。」タイランに全て発覚して死んだカースロン。彼の死を悼むリギア。ナリスのために・・・ですよね。手駒となって死んだ人もいる。こうした人へ思いを向ける事はナリスには理解不能な事なんですねえ。リギアが悼んでくれてます。レムスはクリスタルをナリスが奪還したと知ってショック!!!さらに作戦まで提案されてプライドはズタズタですね。もちろん、手紙は破棄!それを見ているヤルー・・・。ということで、パロも新王と実質的な権力者のクリスタル公爵の確執に悩みそうです。今のところ人望、魔道師、聖騎士団と手にしているナリスに分があるとしか思えませんけどねえ。まだまだモンゴールとの戦は続く。ついに、復讐のイラナが立ち上がる!!!声優さん♪学生のランが櫻井クン!うむむ、原作を読んで私がイメージしていたのはもっと素朴な感じの声でしたけどねえ。櫻井さんを脇キャラで使うならリーナスあたりが良かったです。ジョウジさんじゃ貫禄あり過ぎなので。グイン・サーガ Vol.3(通常版)/アニメーション[DVD]イシュト、二の腕が眩しい!!!浅沼さんが大事にしているのは「背伸び感」!賢雄さんの「なのだぞ!」に注目!?グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年08月24日
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3年経ったら、きっとお前を。青いイリスに誓って! 「蜃気楼」あらすじは公式からです。新たな出会いと別れの中で変わりゆくのは人の心か遠く霞(かす)みし都(みやこ)の影が、誓いの言葉と共に溶けてゆく青白きイリスの腕に抱かれてて…。アグラーヤ王ボルゴに娘のアルミナ姫との婚約を迫られたレムスであったが、「国が治まった後」とその申し出を一旦断る。イシュトヴァーンは正装をまとったリンダの姿に息を呑むが、同時に王族である彼女と自分の間に埋めがたい溝を感じる。そして自らの思いを告白するしようと二人だけで丘の上に立った。そんな頃パロの首都クリスタルではサリアの塔で暗殺された「アルド・ナリスの亡霊」がでるとの噂が立ち上っていた。*************************************ラストのリンダとイシュトが月に誓う場面はとても綺麗でした。画集が出たら欲しくなってしまいそうです。今回は転機、でした。レムスが公の場に出、グインとイシュトは己の立場を思い知り、そしてリンダはずっと待つことを誓う。砂漠の旅はきっと夢のように思えたはず。☆アグラーヤで沿海州一の大国、アグラーヤ王のボルゴ・ヴァレンに保護されて王族らしい身なりに戻ったリンダとレムス。レムスはここでアグラーヤとかつてと同じように同盟を続行していくことを確認。アルミナ姫と婚約!保留にしてはいますけどね。未来のパロの聖王と釣りあうかどうか疑問に思ったところです。アルミナ姫はもう少し可愛くしてあげたほうが良かったと思うんだけど。リンダの側に仕えるのはフレイ@だいさく!!!モリモリじゃないけどNHKアニメには結構、登場頻度が高かったりして♪イシュトは劣等感を感じるけど、グインはそんな事は分かりきっていたよう。すでに豹頭ということで奇異の眼で見られていますものねえ。一行は叔母のエマ女王が待つアルゴスへ。☆アルゴスで「パロがパロの王の手に戻るまで 僕は決してこの髪を切らぬ!」レムス、スタック王の立会いのもと王位宣言!ワカメちゃんヘアーから髪を伸ばすレムスが楽しみです♪最終回までにどのくらい伸びるでしょう?先行するスカールとベック公。スカール、まさかのウィレン山脈越えに自信満々!!!ベック、苦労続きでご苦労様!☆クリスタルで女装したナリスは黒騎士隊長、カースロンを篭絡中!リギアが聖騎士公の娘と分かって、進退ままならなくなりましたね。ナリスの存在を訴えれば自分はパロの臣とつながっていたことが分かってしまう。このままでもタイランの上に行くことはできない。ナリスはそのまま仕えてくれればリギアを妻に娶り、パロの重臣に取り立てると約束!「私のセイントになっておくれ、カースロン。」ああ、ここに第二のアストリアスが誕生しそう!!!ナリス、自分の持ってるものを本当に良く分かってる!☆アルゴスで、月の誓いやっと2人の時間を作ったリンダとイシュトヴァーンは馬で遠乗りへ。リンダに見せたいもの・・・それが輝く蜃気楼だった。ここに来て身分の差を感じたと率直に話すイシュトに、それは最初から分かっていた。自分と身分がつりあわないというならパロで取り立てるというリンダ。でも・・・光の公女の預言は信じてる。でも、リンダに惚れたならそれをかなえるのは自分自身の力でかなえるべきだと言うイシュト。「オレはお前を王妃として迎えるために自分の力で王になる。王として自分の旗を立てお前を迎えにくる。」3年、待っていて欲しい。あの青い月・・・イリスに誓って。「オレはどこにいてもこの青いイリスを見る度にお前の事を想うよ。」くー!痺れる!腰まで届く髪の一房を切って渡すイシュト。同じように自分の髪も、というリンダを推し留める。リンダの銀の髪がとても好きだから。月の光の中で唇を重ねる2人。グインの行方を追ってきた奇妙な一団がアグラーヤに到着していた。行方を尋ねられた兵士を殺害!?一体、彼らは・・・!ということで怪しい女@皆純ちゃん、登場です。そろそろグインの格闘戦も見たいですからね。オリ・キャラだったかな?これから頑張るイシュトはさらに現実に直面してしまうのですがそれはこれからのお楽しみ♪こうして見ていると原作ではもっとスレた印象のイシュトだったんですけど(NHK的に削られた部分もあるので)本当に初心に感じます。本気の恋・・・特にリンダの気持ちに報いることができるといいです。グイン・サーガ 3(初回生産限定)植松伸夫氏によるミニサウンドトラックCD付です。グイン・サーガ 2(初回生産限定)
2009年08月11日
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サリアの名のもとに今、ナリスとアムネリスは結ばれる。しかし、2人には魔手が忍び寄って!?「さらば愛しきひとよ(後編)」あらすじは公式からです。うたかたの夢は露と消えゆき断ち切る想いに心が揺れる鈍く光りし刃の先は過去を映して虚ろに光る響き渡る旋律を悲しみの色に染めて…。モンゴール公子ミアイルは吟遊詩人マリウスの歌に自らの孤独を癒され、彼を実の兄のように慕い始めていた。またマリウスも彼に幼き自分の姿を見る。二人には敵国の間を超えた心の絆が生まれていた。しかしアルド・ナリスはマリウスにモンゴールの世継ぎミアイルを殺害せよ伝令する。マリウスはパロへの忠誠とミアイルとの友情の間で揺れ動く。そしてもう一人。殺害計画に取り込まれていく男、ナリスを狙うアストリアスであった。*********************************兄弟とはなかなか上手く行かないものですねえ。それが身分や地位のある者なら。「花咲ける」でも王子ルマティが兄との確執にお悩み中です。ついに結婚式の日がやってきた!パロの民はこの結婚に賛同していない。パレードの広場が危うくなりかけた時、鎮まるよう諭したのはナリス本人だった。「私を愛するなら信じるがいい!」「決してパロを、そなたたちを裏切らぬ!」広場に木霊する「聖王ナリス」の名。けれど、王の名を手にする事は無い。「パロの王か・・・。」つぶやくナリスが印象的です。ミアイルをキタラで慰めようとしたマリウス。部屋に戻ってみると・・・寝台にミアイルが死んでいる!!!手には血の付いた短剣が!!!全く、身に覚えがないのに!!!さらに部屋に駆けつけたユナス伯ともみ合いになって彼を殺してしまった!!!衛兵たちに囲まれるところを魔道師ロルカが援護する!結婚式が行なわれるサリアの塔にしっかりと入り込むアストリアス。目にしたのは花嫁姿のアムネリス!!!「まさに私だけの女神!!!」落ち着けー!ナリスには憎しみの瞳を向ける!ヴァレリウスの声が響く。「今だ、行け!」サリアの誓いの証書にサインをしようとするナリスに剣を突き立てるアストリアス!!!アムネリスの悲鳴が響き渡る!!!それを見届けたヴァレリウスだが、凶器の剣を怪しい魔道使いの女に持っていかれてしまった!?剣を調べられればマズイことに!!!焦るヴァレリウス。気付いたナリスはアムネリスを気遣う。拘束された犯人の兜を自ら取り去るアムネリス・・・アストリアス!!!「お救いに来たのですよ!?」イタタ!!!ナリスの傷を診ていたルナンだが、腕の傷には猛毒のダルブラが!?ナリスは死んだ・・・!金蠍宮を脱出したマリウスはロルカが自分に黒蓮の術をかけて操っていたことを知る。もう、クリスタルへは戻らない。ミアイルを追ってアル・ディーンも死んだのだと言うマリウス。マリウスにナリスの言葉を伝えるロルカ。「その時は捨てておけ。」心弱い王子など不要だと。ナリス、容赦ないですー!自室に戻って涙にくれるアムネリスにさらに悲しい知らせが届く。ミアイル公子が死んだ。悲痛な叫びを上げて泣き崩れるアムネリス!牢に閉じ込められたアストリアスを脱獄させる謎の女。美しい!!!アストリアスを始末しに来たヴァレリウスは先手を取られてアストリアスが脱獄してしまったことを知る。自分よりも10手、20手先を読む人物は誰だ!?その女・・・ナリス!!!ギャー!し、尻が!?着替え終わると首尾よく進んだ今日を祝して乾杯♪やはりナリスはアムネリスに心を許してなどいなかった!!!側近のルナンをも騙す名演技だったが、一つだけ手違いが?!リーナスの立てた”仮死状態にする”作戦に乗っただけなのに剣に付いていたのはティオべの眠り薬ではなく猛毒のダルブラだった!!!身代わりを立てて助かったが、一体誰が!?予想は付く、というナリス。これからは自分は幽霊、色々としておきたいことがある。「今こそ始まる復讐の一戦のために!」ナリスはやはり復讐を誓っていたのだ!!!そんな事も知らないアムネリスは喪に服しながらモンゴールへの帰路を急いでいた。「さらば、愛しき人よ。」マリウスもまたパロの王子アル・ディーンを捨ててナリスと決別しようとしていた。という事でかなりテンポが駆け足であっという間にナリスが復活!!!することになってしまいました。せめて次回にするとか引っ張ればよかったのにね。アムネリスを陥れる策略ははまったものの、剣の誤算が!?だいたい分かってはいますが、皆それなりにパロを愛しているんですよね。次にナリスが討って出る時が楽しみです。そしてマリウス。使えない弟とは決別する。兄の厳しい言葉ではありましたが、いまこそ呪縛から解かれて自由に羽ばたいて欲しいです。本当なら自首、なんでしょうけどそうしたら魔道師の皆さんの刃が待っていますからね。ここは出奔して何とか生きながらえて!!!【20%OFF!】グイン・サーガ (2) 【初回限定生産】(DVD) 【発売日お届け!2009年8月26日発売】グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年08月05日
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サリアの元で神聖な誓いを立てる日が目前に迫る。マリウスはナリスの命令に抗えるのか!? 「さらば愛しき人よ(前編)」あらすじは公式からです。彼(か)の寵愛(ちょうあい)を受けし者、彼(か)の導きを求めし者、彼(か)の威光(いこう)に溢れし者それは全ての愛と美を司(つかさど)る女神にしてあまねく喜びと憎しみを見守る者なり。モンゴール公子ミアイルは吟遊詩人マリウスの歌に自らの孤独を癒され、彼を実の兄のように慕い始めていた。またマリウスも彼に幼き自分の姿を見る。二人には敵国の間を超えた心の絆が生まれていた。しかしアルド・ナリスはマリウスにモンゴールの世継ぎミアイルを殺害せよ伝令する。マリウスはパロへの忠誠とミアイルとの友情の間で揺れ動く。そしてもう一人。殺害計画に取り込まれていく男、ナリスを狙うアストリアスであった。*************************************声優さん対談・・・リンダの中原さんとイシュトの浅沼さんでしたが対談の中身よりも浅沼さんの髪型とか脚本家としての実績・・・舞台「黒執事」とか、そういうほうが気になって見てしまいました!マリウスもアムネリスも手玉に取る・・・ナリス、何て悪い人なのおおおお!!!???と思いつつ、大好きなキャラでございます♪内田さんも”クサイ”台詞に笑ってたりして!?夕夜さんのブログでは収録はもう終わっているとのこと。ちょっぴり寂しいですね。「ナタール河の白鳥」、「ノスフェラスへ飛ぶ魂」・・・ミアイルは予感がするのでしょうか・・・。そしてそんな何気ない言葉がマリウスを苦しめる・・・!「故郷を失いし、吟遊詩人!」本当にそうだったらどんなに良かっただろうか?魔道師のロルカが現れてナリスの命令を伝える。「モンゴール公子ミアイルを暗殺しろ」と。14歳でもモンゴールの蠍には代わりは無い。出奔しても自分が自由になれるはずもなかった。自分の愚かさを嘲笑するマリウス!「何てお目出度いんだ、アル・ディーン!!!」涙するマリウスが切ない・・・。自分の居場所が無い。武の才が無く、跡継ぎとしては役不足と思われているミアイル。侍女の母を持ち、常にナリスと比較され、影のような存在だったマリウス。パロ王宮ではナリスの思惑とは別にヴァレリウスの主人、リーナスも動き始めていた。モンゴール公女の婿になど!!!が、ここで問題になったのはレムスが生存していること。レムスが生存していることを知らなければモンゴールの継承権とパロの継承権をナリスが手にすることができる?リーナス、ヴァレリウスが願う王とは・・・。ヴァレリウスは主人のリーナスに付いていくだけ、と言うけれど?不安になる夢を見たミアイルに自分と吟遊詩人になろうというマリウス。喜ぶミアイル・・・彼の心はすでに自分に向いている。暗殺などしないで、彼を傀儡の王にすれば良いというマリウスはそのためのヴラドの暗殺は引き受けるもののミアイルの暗殺任務は完全に拒否する!結婚の前日。サリアの塔に篭るナリスとアムネリス。アムネリス・・・顔つきがまたデレ・モードになりました!!!聖なる塔では2人は指一本触れてはいけない・・・のに「唇は別ですよ♪」何とでも言ってなさいー!!!です。誓いの儀式の前にサリアの水=カラム酒を勧められるアムネリス。この場所で一夜を過ごし心の真実を明かせば、結婚は成立する事は無い。そんな事は絶対に無いと断言するアムネリスは眠ってしまった!!!その隙に魔道師の皆さんと会うナリス!準備は万端?と思われたがナリスには何か気になることが?気付いたアムネリスはナリスの腕の中。始まりの朝がやってきた。結婚の喜びに打ち震えるアムネリス。が、ナリスの瞳には暗き光が灯される。「もう後戻りは出来ぬ。ヤーンよ、どんな運命にも受けて立つぞ。」婚礼衣装に身を包んだアムネリスは馬車に乗って出発する。待ち受けるのは歓迎するモンゴール兵、パロ市民。そしてヴァレリウスから魔道を練った剣を渡されたアストリアス!!!運命の時が近付いてきました。余裕を見せていたナリスですが気になることがあるようですね。それは同時進行しているミアイルの処遇だと思うのですがうまく事は運ぶのかどうか。非情になれないマリウスの苦悩。そしてパロ側の段取りは?リーナス、ヴァレリウス、そしてアストリアスが握る剣は予定通り振り下ろされるのか。結婚式がどうなるか、期待!グイン・サーガ 3(初回生産限定)グイン・サーガ 2(初回生産限定)
2009年07月28日
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たどりついた島で感じる不吉な予感。しかし、そこで思いがけない再会が?!先週は感想をお休みしましたので二話続けて。 「再会」あらすじは公式からです。交わす口付けは歓喜に溢れ、甘やじゃなひと時が静かに流れる煌(きらめ)く朝日に照らされて、寄り添う二人の影が重なる淫けき道はいつか交わると信じて…。グインを失った寂しさを消せないリンダ、そんなリンダにこれまでにない感情を覚えるイシュトヴァーン。そして一行は海賊たちと共にある島に辿り着く。そこでスニが山の頂上にある洞窟を見つけるがリンダは特別な何かを感じ行くことに反対する。一方パロで婚礼を控えるアムネリスは、アルド・ナリスとの出会いで、自分が女であることの喜びを感じていた。***********************************やっと気持ちが通じ合ったリンダとイシュトです♪一応、リンダにはナリスは許婚ということになっていますが自分で言ったとおり、状況は変わってしまったんですものね。でも、そういう事になったからイシュトに心が動いた、という事ではなくて、いつもふざけた感じがする彼から真摯な瞳で「必ずお前を守る」なんて言われたらクラクラ来てしまいますよね!で、またそれに思いっきり気付いているレムス!海賊から逃げてたどりついた島には大きな何かが!?リンダが感じる不安はその怪物の事なのでしょうか?それでも洞窟に逃げるしかない、と進むことになってしまいますが・・・。グインとの再会!豹頭の戦士は双子とは運命を供にすることが決まっているのでしょうか?相変わらず力の入る戦闘シーンです!敵が多勢とはいえ、もう少しイシュト、頑張りましょう♪ナリスのほうはルナンが演技なのだろう、と思って本心を聞いても「本当に愛してしまった」の一点張り!そりゃ泣けますよね、娘の身体まで張らせたんですから・・・。対して幸せ絶頂のアムネリス!「キスして、ナリス」ひえー!こんな台詞をアストリアスが聞いたらその場で憤死ですー!!!************************************続いて「胎動」光の子らが舞い踊り、眩(まばゆ)き生命(いのち)が溢(あふ)れだす奏でる音色(ねいろ)に調べを乗せて、無垢(むく)なる魂の枷(かせ)を解くその唄(うた)は赤く染まる空にとけて…。島の洞窟でグイン達が遭遇したものは、内部に様々な色の光をたたえる巨大な塊のような物体であった。初めて出会った謎の存在にリンダは何故か懐かしさと崇高さを感じ、グインにも以前似たものを見た記憶が甦る。一方アムネリスがナリスと本気の恋に落ちたことを知った大公ヴラドはモンゴールの支配を危ぶみナリスを婚儀の後殺害することを計画、またアムネリスの弟ミアイルをケイロニアの皇女シルヴィアと婚約させようと画策する。************************************マリウス@阿部君、歌を頑張ってー!!!アムネリスが使えなくなってしまったので別ルートで態勢を磐石にしたいヴラド大公はミアイルとケイロニアの皇女との縁組を決める。涙にくれるミアイルを慰めるために、あのトーラスのオロの実家の店で見つけた吟遊詩人がマリウス!!!「こうも易々と敵の懐に入れるとは!」マリウス、魔道師付きなのもうなづけますね。彼はやはりパロのために、ナリスのために働いていた。もちろん、アストリアスまで手駒にして!島で異様な雰囲気を感じたリンダの言葉通り、島の中央には怪しい光の玉が。でも、真実の姿を見ることができたのはリンダだけだったようです。自分達をノスフェラスに送った古代機械と同じ光。地響きがして洞窟から脱出した一行。祈りを捧げるリンダ。そう、あれは空飛ぶ円盤?レムスとグインが話す風景が多くなってきました。いつかは龍がその額に宿るグインはレムスの力の発現の性急さを心配しているけれどその瞳に宿る暗きモノに気付いて欲しいんですよー!!!古代機械でつながる不思議な力、それを手にしたものがこの世界を支配する。鍵はきっとグインにもあるとレムスは言う。もっと色々な話を・・・。船を奪って進むグインたちの前には沿海州の強国・アグラーヤの船が!ヴラドの命によって動き出す謀略。オリ・キャラですね。シド@宮田さんの黒い活躍に期待♪グイン・サーガ 3(初回生産限定)グイン・サーガ 2(初回生産限定)
2009年07月20日
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光の船は豹頭の戦士の姿を消し、光の公女は怪しき船とクリスタルに降臨する。「光の船、光の公女」あらすじは公式からです。荒ぶる海は慈悲もなく、全てを飲み込む闇となる寄る辺なき船上で剣を振るうは、儚(はかな)き望みを掴むため眩き光が帳を引き裂き、希望の光を灯すグイン達がアルゴスへ向けて乗船した船は海賊船「ガルムの首」だった。その夜、海賊たちは彼らの寝込みを襲い船上で争いが起きる。その最中、大きな光の船がどこからともなく現われ、海賊船めがけて突入して来る。衝突かと思われる光と衝撃。そして船は一瞬にして消え去りグインもその姿を消した。グインが衝突の前に発した「ランドック」という言葉を残して。*************************************先週も書きましたがレムス、怖すぎる!!!いい加減、誰か医者にでも診せよう!って考えないんですかねー?絶対、リンダに水を飲ませたイシュトの事だって見てましたよね!リンダが全幅の信頼を置く”神の使い”グインは海に転落してしまったよう。光の船との遭遇、あれはグインの出自やこの世界の不思議な力に通じているような気がします。その中心にあるクリスタル・・・アムネリス・・・すっかり乙女モード!!!言葉使いや立ち振る舞いは如何ともし難く・・・ですが見た目は十分、お姫様に変身しました!その色と強さを使い分ける人生の先輩(?)リギア、再登場です。ドレスも剣も使い分ける。クリスタル陥落前はそうでもなくナリスの乳兄弟なお嬢様だったと思われますが、ナリスをクリスタルに戻そうとした時からなりふり構わず彼のために働いてきたということで。「ご褒美をあげなくてはね。私の口付け?」ブッ!そう言い切ってしまうナルシーなナリス様!!!同性の嫉妬を山ほど買っていたんでしょうねえ。でも、それも武器の一つ。リギアには「ナリスも身体を張っている」、だから「モンゴール公女を愛してなどいない」と確信があるようですが、ナリスはさらに上を行ってレムスが生きていることを伝えない。リギアでさえも腹を割って話し合える相手ではないのだと感じました。そしてやってきたアムネリスには嫉妬と賞賛の使い分け!パロの男って・・・!小賢しい、立ち回りが上手い、といってもイシュトのほうが純朴に見える今日この頃です。船の上の剣と鞭のアクションがカッコ良かったのでもっと尺を取って欲しかったですねえ。楽しみにしていた藤原さんのヴァレリウスも登場!アストリアスは「マリウス」の名で暗示を掛けられているようですね。すっかり魔道師包囲網に!!!ヴァレリウスも中々楽しい立ち位置のキャラなので期待♪(原作を読んだ時は挿絵もあったけど勝手に美形妄想してただけにアニメ絵には・・・!!!)グイン・サーガ 2(初回生産限定)グイン・サーガ 2どちらも素敵なジャケです♪
2009年07月08日
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船を調達してアルゴスへ向う双子とグイン。クリスタルではナリスとアムネリスの距離が縮まって?「海へ」あらすじは公式からです。つかの間の夢は光に満ちて初めて知る蜜の味に心乱れる水面(みなも)に写りし互いの影は波に揺られて千千(ちぢ)と散りゆくグイン達はケス河を下りレント海の港町ロスに到着。ここでアルゴスに向かうため大海を渡る船を探す。片や政略結婚のためパロに乗り込んで来たアムネリスに婚約相手アルド・ナリスは「パロの秘密、古代機械を見せてあげる」と謎の部屋へ彼女を誘う。一人ヤヌスの塔へ向かうアムネリスがそこで出合うものは…。*********************************「一人の女として海のように深い私の愛を受け入れなさい。」ぷッ!!!すみません、原作を読んだ時はそんなに笑える台詞だと思わなかったんですけどつい吹き出してしまいました!ナリス以外のキャラが言っても全く似合わないですね!「光の公女」と呼び、飴と鞭を使い分けて篭絡するナリス。アムネリス、恋をしたこと無かったんだなあ・・・と実感・・・。☆グイン組レムス、黒すぎる!!!これも原作を読んだ時はそれほど感じなかったんですけど絵と声の威力ですねえ!目と代永クンの声が怖いよおおお!!!代永君と言えばつい、おおきく振りかぶって8 (完全生産限定版 CD付)とかBLEACHのオリジナル「天貝篇」でもヒロインのヘタレな許婚とかやっていたので強烈なインパクトがありますー!「どうもしない。僕は、僕だよ。」ロスの街についたらグインと離れる、とかナリスとアムネリスが結婚しても自分が王位を継げば継承権もたいしたことない。そう言うレムスに違和感を感じるリンダ。思わずグイン、気付け!と思ってしまいましたが彼にもあれこれ考える事があるようで。イシュトが頑張って工作してきますが、スニは荷物袋に入って、の場面・・・最近、スニに癒される~♪「ガルムの首」という船に何とか乗り込んで出港!!!スニが入った袋を担いだグインが旗を伝って乗り込むシーンはカッコ良かったです!!!☆マリウスアストリアスを薬で捕縛したマリウスはパロを出奔したとはいえ、異母兄ナリスのためにお仕事、お仕事。魔道師もくっついてきているので、関係を完全に断絶したいという事ではないのですよね。双子の事、ノスフェラスの事。追求するマリウスは魔道師が差し出したアストリアスの記憶の中のものを見て驚きを隠せなかった!豹の男!!!これは一体!?☆ナリス&アムネリス橋のところの背景が綺麗です♪このアニメでは背景&音楽も楽しみにしています。「私なら、貴女を違った名で呼ぶでしょう。そう、光の公女と」アムネリス、口説き文句が歯がゆくて自室でイラッとしていますー!ナリスはヤヌスの塔で古代機械のことを教えると言う。鎧姿で出かけるアムネリス!これも、まあ恋の戦と言えますが笑えるー!(合コンに甲冑姿で来た九ちゃん@銀魂みたいー!!!)ここからナリスの押してダメなら引いてみな!いや飴と鞭でお仕置きよ、または躾けです、とも言える恋の手ほどきがー!!!古代機械の中に突き飛ばして、自分がただの小娘であることをアムネリスに自覚させるナリス。自分にはパロ三千年の歴史が付いている。「怖いと認めなさい。」どこかの地に飛ばされる恐怖とナリスの思わぬ冷酷を知って認めるアムネリス。外に出されたアムネリスは脱力して部屋に帰ると言う。「ナリス、私はお前が嫌いだ。大嫌いだ!」アムネリス こっちをご覧。」抵抗するアムネリスに強引に口付けるナリス!!!くー!!!ここは先週もゲストさんがおっしゃっていたように花びら&クルクル、回る!でしょー!!!若林監督ったらNARUTOとか幽遊の人だからー。まあ、キャラとかシチュは十分美しかったですけどつい少女漫画を求めてしまうー!アムネリス、完全に堕ちましたー!!!ということで、ナリスの美貌と技が炸裂してアムネリス、簡単に陥落です。予告でも見たとおり、すっかり女子になってしまってますねえ。別に動くマリウスの情報もゲットして着々と計画を進めるナリス。クリスタルに入れたのがモンゴールの失敗の始まりでした。グイン・サーガ 2グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年07月01日
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モンゴール軍に捕らえられてしまったナリス。アムネリスを巻き込んで運命が動き出す。 「新たなる運命」あらすじは公式からです。退廃(たいはい)的な美、蠱惑(こわく)の瞳妖しき影は戸惑う心を絡めとる強気光に隠された王子を予兆を孕(はら)んだ闇が静かに覆う…パロ奪回のため首都クリスタルに潜んでいたアルド・ナリスは内通により捕らわれる。パロと友好関係にある草原の国アルゴスではスカールがアルド・ナリス救出の決意を固め、またアルゴスに向かうレムスは謎のドクロの怪人の声を聞く。アムネリスは花嫁としてクリスタルへ向かい、それをアストリアスが追う。それぞれが自らの運命に吹く激動の風をその身に感じていた。*******************************「世の中に・・・こんなに美しい・・・美しい・・・美しい男が・・・!」わはは!!!「美しい」三連発でアムネリス、見事にナリスに堕ちましたー!!!まー、悲劇の王子、とナリスを見ていると乙女心もとんだ火傷を負うということで「罪な男」モード全開!?アップが多くて私も目眩がッ!!!☆モンゴールの賓客にカースロンに捕らえられて拷問にかけられるナリス!ここはさすがに自粛ですかね。上半身、剥いて♪なんてヨコシマなことを考えてしまったのですが下心ありありのナリス様です。カースロンに「古代機械など使いこなせるものか!」。挑発、挑発♪そこへ反目する白騎士隊のタイラン司令長官が入ってきてナリスを救出!モンゴールの賓客として迎えると言う。一体何が!?☆アストリアス、暴走!!!クリスタルに向けて出発するアムネリスを見守るアストリアス。泣いてるーーー!!!悔しさに思わず突き出した拳・・・「痛い・・・!」見ているだけでも痛すぎる!!!髪の毛を取り出してすスーハー♪ちょっとおおお!!!で、「パロへ行こう!」☆草原の王子スカールお気に入りの少女・・・というよりも愛妾ですね、リー・ファ。スカールは一応、王子様ですからいずれ身分のある人を正妻に迎えることになるのでしょう。それでも二人の思いはお互いと草原にある。ベック公を応援するために出発するというスカール。情報では通過予定のカウロスがモンゴールに付くと?戦だ!!!☆レムスの闇パロが滅ぼされたのもグインと出会ったのも神の導きのなせる技。口喧嘩をしながらイシュトと進むリンダに孤独を感じるレムス。自分には何も無い。そう思った瞬間、何故か意識は飛ばされ髑髏の怪人がレムスを襲う!!!しかし、何か自分に言いたげだった?恐怖よりも興味を感じるレムス!ケス河について相変わらずセムを「猿」呼ばわりのイシュト、ラゴンに叩き込まれてます!☆モンゴールの罠落ち着いた環境に戻ったナリスは拷問の傷も癒えたよう。タイランの計らいで賓客としてクリスタルに戻ったナリスを歓迎する仮面舞踏会が開かれると言う。そこでモンゴール公女と会って欲しい。意図を把握するナリス!☆吟遊詩人マリウス何故か若い吟遊詩人に目を付けられたアストリアス。でも、引っ掛かったのはアストリアスのほうだった!!!アムネリスの婿候補は誰なのか、それを探るために吟遊詩人を部屋に呼んだのに。候補者の筆頭、ナリスに似た肖像を見せると顔先であけられたメダルから薬が!?吟遊詩人マリウスはナリスの腹違いの弟だった!!!出奔しているんですよねー。でも、この二人の関係も好きですわよ♪☆仮面舞踏会の夜思い思いの扮装で会場に入城するパロの貴族、そしてモンゴール軍の重鎮たち。カースロン、ブルク、聖騎士侯ルナン、そしてタイラン。人々は懐かしい光を感じる。「クリスタル公アルド・ナリス殿下!」歓声が飛ぶ中、ルナンと再会を果たしたナリス。この場でアムネリスを人質に取って宮殿を奪還するか?思案しているとアムネリスが入城してきた。ナリスの太陽神ルアーと対の戦女神イラナの装束で現れたアムネリスは飛んだ茶番とご機嫌斜め!タイランの挨拶に答えて早速、自分の良人は・・・?長い黒髪を垂らしたまるで女のよう!?ルアーの兜を促されて外したその下から現れたのは絶世の美貌を持つ王子だった!!!声も出ないアムネリス!!!「どうかされましたか?」分かってるくせにー!疲れている、とその場を外すアムネリスを見送りながら人質案はやめて別の趣向を考えたナリス。悪いことを考えてる!ってルナンも思ってるみたい!?☆黒レムス、発動!怪人の夢に誘われるレムス。巨大な空の柱、円盤が飛び交い、墜落する。それはカナン、パロの方角だったり・・・。自分にしか出来ない事がきっとある。自分がなすべきことが。暗き光を瞳に宿すレムス!「さあ、見せてくれ!夢の続きを!」いつもリンダの影でコンプレックスを持っていたレムスが付けいれられてしまいましたねえ。光には影が、そして闇が。グインの言葉にあった「お前はお前」を思い出して欲しかったですが・・・。光と闇を宿すナリスの謀略にはまっていくアムネリス、それを追うアストリアス。周りで立ち回るマリウス、と新章の役者が動き出して次回も楽しみです♪グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック音楽担当の植松氏のインタビューもありましたがアニメは初めて、にびっくりです!「アウェイ」は親密度と信頼を高めて!音楽の使い方のセンスや捕らえ方など新しい発見があるそうです。まだ使われていないBGMもあるそうなので楽しみです♪グイン・サーガ 2(初回生産限定)ジャケ絵は公式によるとリンダ!
2009年06月23日
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グインはノスフェラスに別れを告げる。そして占領されたパロでは新たな動きが?「戦士たち」あらすじは公式からです。策謀渦巻く世界の中で人の想いはそれぞれにベールで隠した面(おもて)の内(なか)で戦に備えて牙を研ぐ求むるものの代償に、頬を流れし一滴(ひとしずく)ノスフェラス制圧からの撤退を余儀なくされたモンゴール大公ヴラドは、娘のアムネリスに対し「パロへ嫁げ」と命じる。それは占領中のパロを完全に治めるための政略結婚であった。アムネリスはその相手がクリスタル公アルド・ナリスであることをまだ知らない。一方ラゴンとセムを統べる「ノスフェラスの王」となるよう懇願されるグインだったが、リンダとレムスをアルゴスまで送り届ける決意を語る。物語は陰謀渦巻く新章へ。********************************「行かせません!」「ナリス様、お慕いしておりますわ!!!」というような台詞をこの人は何回、聞いてきたんだろうと思ってしまいました!(一緒にいるルナンもね!)「私の身は私が自分で守る。」それは自分に対する絶対の自信とクリスタル公たる矜持!ですね!ホレボレ~♪冒頭から吟遊詩人のマリウス君、登場です。彼も結構、お気に入りのキャラです。今後が楽しみ♪阿部君、いきなり歌わされて頑張ってる!つい「イマジンブレイカー」なイメージが!!!とある魔術の禁書目録 第8巻(初回限定版)金蠍宮に帰還したアムネリスは目的を果たせなかったことを父のヴラド大公に詫びるが、それほど大公の不興は買うことはなかった。なぜなら、アムネリスには次の舞台が用意されていたから。「クリスタルへ赴き、婚礼を挙げよ。」ショック!!!なアストリアス!!!しかもまたノスフェラス行き、決定!?アムネリスも忠誠だけじゃない視線に気づけよ!と言いたいですが、ドレスやダンスと聞いてイラッときているようでは気付くわけもないですね。目指すのはルアーの妻イラナ。けれどその夫たる軍神ルアーのようなグインから「舞踏会で男の首を獲れ」と言われたことを思い出して、イライラ!弟のミアイルは病弱な自分のせいで、と責任を感じている。グインは自分のことを知るためにも、まず双子をパロへ送り届けることを優先する。ラゴン、セムと話をしているグインを見ながらイシュト、またリンダにプロポーズ!?クリスタル公爵にしてくれ!リンダが知るクリスタル公の上を行ってみせる!と豪語するイシュトだけれどリンダの脳裏に浮かぶクリスタル公アルド・ナリスは・・・。馬車でクリスタルに入ろうとするナリス、ルナン、娘のリギア。ナリスはもちろん女装で、フードを深く被っている。けれどモンゴールの黒騎士隊長カースロンの検閲にあってしまった!女に目が無さそうな男と見抜いてリギア、自分を囮にして馬車を行かせる!全てはナリスがクリスタルに還るために!献身的な親子の力で入城を果たすナリス!ルナンの涙が染みます・・・。その頃、パロと友好関係にあるアルゴスではパロから嫁いできたエマが占いの結果をベック公に教えていた。リンダもレムスも無事、そして情報としてナリスがクリスタルに入ったと知ったベックはモンゴール兵が待ち受けるパロに向うと言う!行かせる王太子のスカール。「戦わぬ男などクズさ!」ヘタレはダメなのね!グインは勇者ドードーの挑戦を受ける!肉弾戦再び!!!が、締め技に入ったドードーを逆に持ち上げるグイン!!!リンダが信じていたように勝利!!!宣言をする賢者カー。「必ず戻ってくる!砂漠の兄弟たちよ!」戻ってくる、セムとラゴンに誓うグイン。僧官長ギースの屋敷に潜んでいたナリスとルナンだが情報が漏れてギースを人質に取られてしまった!ナリスが出頭しなければギースを処刑するという。屋敷から撤収しようとするナリスを止めたのはギースの娘のサラ。「行かせません!!」で、冒頭の女難の場面に!ナイフを取り出してまでこの屋敷に止まって欲しいと懇願するサラ。でも、ナリスはどんな形であろうと人から指示されるのが一番、嫌なタイプなんですよねー。しかもナリスにしてみれば部下の娘程度で、ということで。そこは冷ややかな一瞥を落としてナイフを簡単に奪ってサラに席を外すように言うナリス。が、サラはとんでもない行動に出てしまった!!!モンゴール兵にナリスの居場所を漏らしてしまった!!!やって来たのは先ほどルナンの娘、リギアを美味しくゲットしてしまったカースロン!ナリス「いずこなりとも案内してもらおう。」ということでやっと贔屓のナリス様が動き出して嬉しい限りです♪何でも持っている若様なので常に上から目線、ご容赦ということで。グインVSドードーはもっとちゃんと見たかったので次回に回すべきだったのでは?もったいないですー。次回予告、原作や公式があるとはいえネタバレし過ぎですよねえ!ギャー、ナリス様に鞭がー!!そしてアムネリスが!!!レムスがーーー!!!新キャラがたくさん出ましたねえ。ナリスは夕夜さん、コルダ・イベントで数回お目にかかりました♪ルナンは大川さん、娘のリギアは甲斐田裕子さん。アムネリスの侍女二人のうちルシアの伊藤かな恵ちゃんも先日の「テイルズ」イベントにお出ましでした。小さくて可愛い方ですね!そして怪しい小姓だったシド=宮田さん!今回は台詞がなかったかな。ミアイル公子は明坂さん。「家庭教師ヒットマンREBORN!」のクロームちゃん!少年役が楽しみです!グイン・サーガ I(完全生産限定版)(DVD) ◆20%OFF!グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年06月17日
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週末のアニメ感想ですが、「鋼の錬金術師」は不定期にしたいと思います。時間がなかなか取れないのもありますが、声優さんの演技以外でも良いところを見つけて書きたいなあと思いますのでねえ。これからが前シリーズとの分岐点で、新キャラになるであろうアームストロング少将が大好きなので週末作品が夏期に調節できたら再開を考えたいと思います。では先週はお休みしましたので二話続けて感想でも♪ 「ラゴンの虜囚」あらすじは公式からです。それは幻の民と呼ばれし者大いなる力を携えしその者達は約束の地を求め、神よりの使者を待つかの地に導きしは御印(みしるし)を持つものなり巨人族ラゴンの村でグインは盗人と誤解され牢に入れられていた。彼らを説得しセムの村に連れて帰らなくてはいけないグインは、自らの使命を果たすため族長である賢者カーに対し勇者ドードーとの決闘を願い出、牢を出る。一方、グインの作戦でモンゴール青騎士隊に潜入していたイシュトヴァーンは、隊長マルスに近づいていた。そしてマルスはイシュトヴァーンに我が子の面影を重ねていた、、、。***********************************肉弾戦!!!グインVSドードーは画面が重量級!な闘いになりました!グインは途中で手に入れた「アクラ」・・・光の棒で窮地を脱しましたが原作もそうだったかな。(遙か忘却の彼方。)どちらにしても最後まで力と力の勝負で、グインが勝利を収めたほうがすっきり、という気はしましたがラゴンの神の使者であることを示さなければノスフェラスの危機と言っても付いてきてくれないですからね。ラゴンの勇者ドードーと賢者カーの許しを得て、ノスフェラスのために戦う宣言をしたグインに残された日数はわずか一日。イシュトヴァーンは寂しい結末を迎えることになりました。今までの彼だったら裏切り、謀略なんてお手のもの、だったはずですが初めて接する本当の武人、マルスに敬意と親しみを覚えていたことは自分でも否定できない感情になっていたはず。セムの罠に陥れ、炎に包まれるマルスの剣を耳に受けながら自分のせいではない、グインの作戦で呪いは彼が負うべき・・・ヘタレな台詞ですけど、マルスへの思いがあったからこそ憎しみを自分が受けたくないと思う気持ちが良く分かりました。表情がね・・・何とも・・・。********************************続いて10話。 「辺境の王者」比類なき勇猛さを誇るラゴンが砂漠に嵐を呼び起こすそれを従えるは豹頭の戦士勇者のごとく、英雄のごとく、そして王のごとく・・・かくしてノスフェラスをかけた最後の戦いの幕が上がる赤騎士アストリアスはセムの本拠地を発見。報せを受けたモンゴール軍はセム族一掃のため全軍総攻撃を仕掛ける。指揮官グイン不在のセム達にとって、この攻撃を阻む手立てはなく、次々と「赤きサソリ」の餌食となっていった。そして、この状況を不利と見切ったイシュトヴァーンは「未来の王」として生き延びるため、一人戦場から荒野に向けて馬を出す。リンダを残して、、、。*************************************イシュトは変わりましたよねえ!というか、レムスとスニだけだったら絶対逃げていたはず!このアニメではお笑い&痛い部分を一身に背負っているアストリアス。「美しい!!!私はアムネリス様の騎士になりたい!!!」ああー、トリップしていますー!!!運良く飛んできた髪の毛を愛おしそうに・・・思い込み、激しいー!セムの本拠地を必死で探し、ついにアムネリスは全軍を出発させる!で、逃げるイシュトでしたがアストリアスに捕まりそうになった双子の下に参上!!!リンダのくじけない誇りは良いですね!剣では一度、負けているイシュト、今度は太陽の光を利用して勝利!しかし、マントを投げつけてその場を逃れるアストリアス!イシュト「卑怯だぞ!」人のこと言えないですよ!!!さらにモンゴール兵は増えてきた!絶望しない、希望を持て、グインを信じるリンダの思いに応えてグイン&ラゴンが来たーーー!!!ここからのまた重量級のバトルの見せ方は素晴らしい!モンゴール兵が5,6人グインの突進にぶっ飛ばされるところは迫力!剣を抜いて構えてキラーン!!!まさに黒澤映画、ヒーローはカッコよくなきゃ!という監督さんの思いが伝わってきます!退却するモンゴール、そしてラゴンの突進で馬車が破壊されたカル=モルは霧散する。再会した双子、イシュト、グイン、そして救出されたスニ。これでノスフェラスは守られた。セムとラゴンが生きる世界を。「この砂漠が好きだ。」ノスフェラスの王になるのも悪くない、と思うグインでした。辺境の王者にふさわしい体躯と智略。ますます豹頭の戦士が本当は何者なのか、どこから来たのか知りたくなるシリーズでした。腰布1枚で戦うグインとマッチョなラゴンに肌色満腹ですわー!次回から陰謀編。華麗にして陰湿な宮廷絵巻を楽しみたいです。お亡くなりになった栗本先生のインタビューも少し放映されましたね。(公式でやはり抜粋を拝見できますけれども。)あの世界の住人になって新しい街へ行くのが楽しみだった。二、三ヶ月するとまた行きたくなる。先生がライフワーク、生活の一部として作品を見ていたならそうなりますよね。以前は原作読者だった私が挫折してしまったのは先生の寄り道、帰り道が多かったせいでもあるのですが(苦笑)そういう理由を拝見すると納得もできますね。今、先生は自由にグインの世界を飛び回ってらっしゃることと思います。改めてご冥福をお祈りいたします。グイン・サーガ 1(初版限定)グイン・サーガ 1(通常版)グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年06月09日
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ドッグヘッドを越えて、白き石と黒き山が交わるところに・・・グインの旅は続く。「狼王との出会い」あらすじは公式からです。呪われた土地ゆえか、己(おのれ)の宿命ゆえか。未(いま)だ見えぬ夢の終わりはどこにある覚めぬ悪夢の只中で孤高の王は歩き続ける。己(おの)が運命の導く先へと…グインの思いもよらぬ作戦により戦局を転換させたセム族であったが、モンゴール軍をノスフェラスから撤退させることはできず、敵も次の好機を窺っていた。グインは圧倒的な戦力差の先に待つものを感じ、セム達に問いかける。「俺を信じて四日だけ持ちこたえてみせるか?」。グインはセム族と同じノスフェラスの民でありその住処の知れない「幻の巨人族」ラゴンを捜し出し、彼らに味方になってもらうよう頼みに行くと告白する。*******************************世界観を構築する背景と音楽も素敵で毎回、見惚れて聞き惚れております♪まだ辺境編の大いなる戦いの準備、といったところですね。アムネリスがここで撤退すればモンゴール軍の被害もイドの戦いの分まで済んだものを・・・と思わずにはいられなかったですが、豹頭の戦士には負けない!ということで!☆マルス軍に侵入したイシュトヴァーン奪った鎧で、しっかり成りすまし作戦!!!しかも、マルスに気に入られて「どことなく私の息子に似ている」とまで言わせてしまったー!!!良い人物なだけに、裏切りが発覚したらさすがのイシュトも心が痛みそうですね。ううッ!☆アムネリスとリンダアムネリスは砂漠の行軍だというのにがっつり湯浴みしてがっつりシャンプー!!!こういう時は兵たちと同じ待遇をしていると心を掴みやすいものですよね。逆にノスフェラスのセムとの暮らしを満喫しているリンダ。深窓のお姫様だったにも関わらず、いわゆる下々の者以下!なグインやセムと打ち解けられるのは彼女の持つ未来をも見通す視野の広さなのかも。二人の姫の対比がますます面白いです!そうそう、レムス。「レムス、オ・シ・メ~!」と言われて赤くなるのが可愛い♪☆ナリス傷はまあまあ癒えて、気持ちはクリスタルへ!ですね。クリスタル公が還らなくて何とする!?入ってしまえばこっちのもの、ということで古代機械のこともリンダたち以上に把握しているようです。ズルズル衣装かと思ったらズボンとブーツをお召しでした♪☆グインイシュトの潜入が完了し、このまま数の不利を抱えながらの消耗戦になれば勝利は無いと読んだグインは一人、幻の巨人族ラゴンを味方につけようと旅立つ。まずは「死の風」・・・強風に見舞われる!グインを幻が包む。「三人の女がお前を導くだろう。」持っているコインは何を表しているのか。気付くと狼の群れがグインを取り巻く!!!窮地を救ってくれたのは狼の王!?自分を導くように歩いていく狼についていくとドッグヘッド、そして塩の峡谷=白い石。壁面から何か剣の柄のようなものをゲットしたけれど?自分の役目を終えたように狼が姿を消すと「止まれ。」背後に巨人の影が!!!セムに続いてノスフェラスに生きる巨人族ラゴンの登場でした。グインのルーツがここ、ノスフェラスにあるのは分かりましたが気になる未来を予言する謎の声、三人の女、の存在。一人はリンダ、でしょうか。手を触れそうになったら幻は消えてしまいましたが。グインが言う「女は舞踏会で男の首を獲れ!」豹頭の戦士のハートを射抜くのは誰?グイン・サーガ画集グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年05月26日
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人を寄せ付けぬ未踏の地。しかし、豹頭の戦士だけはここを知り尽くしていた!「ノスフェラスの戦い」あらすじは公式からです。地を埋め尽くす猛き蠍の兵士達圧倒的な戦力差は勝敗の行方を容易に決定づけるはずであったしかし彼等は知る。ここは魔の土地、ノーマンズランドなのだと。ノスフェラスの砂漠地帯を河のように移動するのは一万五千のモンゴール軍。対する五百のセム族は地の利を活かしながら決死の奇襲を仕掛けるが圧倒的な戦力差はいかんともし難かった。しかしグインの予想もしない作戦で戦況は一変した。誘き寄せられたモンゴール軍はノスフェラスの謎の生き物「イド」により壊滅的な大打撃を受け、グインとセム族は奇跡的な勝利をつかむ。グインの名がノスフェラスに轟いた瞬間であった。**********************************ノスフェラスの戦いの序盤戦でしたが、思ったよりも緊張感がなくまったりとしていたような・・・。それもこれも・・・痛いキャラ、アストリアスのせい!?と思っておきましょう!「アムネリス様が私の名を呼んでくれた!」トリップーーー!!!まさかNHKアニメで「戦国BASARA」のかすがちゃんにも負けない陶酔キャラに出会えるとは思ってもみませんでした!原作を読んでいるので一直線キャラだと分かっていてもこの描写には思わず吹き出してしまいました!対してマルスはカッコいいな!!!セムと作戦を仕掛けるグイン。イシュトにも青騎士の鎧を着せて何か作戦を授けてる。「いつだってオレ一人が貧乏くじだ!」スニに言わせるとイシュトは「ババーン」なのか!(爆笑です!)リンダが呼ばれるままに行ってみるとイシュトの尻がー!!!お着替え中でした!アムネリスはセムの接近を知って指示を飛ばす!手柄を立てる!と気合が入るアストリアス、そしてリーガン@日野君!セムの奇襲からグイン、突進!!!「あと20年したら出直して来い!」わはは!!!素手にやられてしまいましたー!!!二度目の直接対決も惨敗!マルスの変形する槍・斧がカッコいい!!!が、やはりグインの掌を喰らってうずくまる!マルスの槍を投げつけられてビビるアムネリス!「宮殿の舞踏会で男の首を取るがいい!」「許さんぞ、グイン!」屈辱!!!でも、この言葉の意味が分かる日が来るんですよねえ。燃えるアムネリスに戦の不自然さを感じるマルスは忠告するが聞く耳を持たないアムネリス。グインのほうはラク、ツヴァイのセムたちをまとめて砂漠の魔物イドの罠を張る。エンゼル・ヘアーが舞い、動き出すスライムっぽいイド!!狭い峡谷を進むモンゴール軍にイドが襲い掛かる!!!「ノスフェラスの裁きを受けるが良い!」グイン、完全にモンゴールを滅ぼすことに迷いがないですね!目の前で友人リーガンが飲み込まれていく!日野君キャラがーーー!!!火が弱いと聞いて反撃に転じるアムネリスだがイドの勢いは止まらない!安全な場所に避難したアムネリスは損害を確認。アストリアスにも厳しい言葉を投げつける!休みないイドとセムの奇襲に怒りに震えるアムネリス!夕陽の中に浮かび上がる豹頭の戦士!!!カッコいい!!!ということで、モンゴール軍の統制が取れた攻撃や布陣は昔のローマ軍を思い起こさせます。こだわって描いた部分に感じました。対して、イドの描写がクリーチャー得意な若林監督にしてはあっさりしていたような。NHKでもグロOKなアニメはありましたからね。イドによって恐怖を感じるモンゴール軍の描写をもっと丁寧にやってくれたらグインの作戦の大きさもさらに強調できたのでは♪次回は、戦いはセムだけでは勝てない!ラゴンとの遭遇ですね。ナリスの1カットが嬉しいです!【予約】 グイン・サーガ誕生30周年記念出版 豪華限定版『GUIN SAGA』グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年05月20日
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ノスフェラスの大地にモンゴール一万五千の兵が集結する!セムの民はどうなる?!「セム族の集結」あらすじは公式からです。小さき炎は風が吹けば消えるものしかしてそれを束ねれば、嵐をも退ける劫火となる。一万五千の蠍の群に牙を剥かんと、運命の朝が静かに明けゆくイシュトヴァーンの機知によりグイン達はアムネリスの陣を脱出するが、赤騎士隊に追い詰められる。グインはリンダ達をスニの村へ無事送るため単身追手を食い止める。その乱戦に参入したイシュトヴァーンは、赤騎士隊長アストリアスと対決するが、剣では遠く及ばず窮地をグインに助けられる。グイン達はスニの村に入るが、そこに待っていたのはモンゴール軍が一万五千の大軍勢を結集させたとの知らせであった。**********************************モンゴールとの前哨戦・・・ではありましたが少しずつグインの事が判明し、アムネリスの遠征の目的が明かになりました。絵は安定していますねー。アムネリスとリンダ、女の子組の美しさが眩しい!!!もしも王座を奪還できたら・・・「クリスタル公にしてくれるか!?」イシュトー!!!それ、高望み・・・というか王様の預言は身の丈に合った国を選びましょう♪後で、アムネリスも禁忌の力が目的と言っていましたがやはりパロは格が違うのですねえ。言い争う二人をグインはバッサリ斬り捨てていましたが。今回の話のポイントは二つ。☆ノスフェラスの王にふさわしいグイン!モンゴールの攻撃にも無敵ですね!イシュトが苦戦した「ゴーラの赤い獅子」アストリアスも一撃です!!!アストリアス、顔の形が保てて良かった!と思ってしまいました!(グインのグーは痛そう!)スニを救ったことと、その異形が逆に神の化身「リアード」=豹と思われて英雄視される!ここはスニを助けたことでセムに簡単に認められていましたがモンゴール一万五千では悩んでいる暇は無いですね。甲冑姿も凛々しく、リンダはホレボレ♪「すなわちノスフェラスだ。」勝つための合言葉!!!☆アムネリスの目的カル・モル、登場ですー。彼はノスフェラスの秘められた土地、グル・ヌー=瘴気の谷から生還した唯一の魔道師。骸骨のような風貌はその谷の不思議な力のせい・・・いきなり老いてしまった!!!その力とパロの双子をクリスタルからルードの森に送った装置を手に入れるために!中原に覇を唱えるために禁忌の力に手を出すアムネリス。「姫様はお若い・・・!」マルス伯の不安は的中する!?未知の土地、ノスフェラスを知り尽くしたグインとセム、対して数で押すモンゴール。リンダが確信したように、ここは地の利を生かしたほうが勝ちですね。次回、ついに開戦。★限定版特典:3大ブックレット付き!(DVD)グイン・サーガ I【完全生産限定版】 (グインサーガ)《送料無料》グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック(CD)
2009年05月11日
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最期までパロの王家の者として誇り高く!リンダの双眸が捉えるもう一人の公女!「宿命の出会い」あらすじは公式からです。夜明けの空気が音もなく奮え老獪な戦士の槍が風を裂く自由を掴まんと抗えど、運命からは逃れられぬ捉えられた蝶のごとくアムネリスの偵察隊がパロの双子達一行を発見。はやるアムネリスを制するように青騎士隊長マルス伯爵がグインの力試しを願い出る。マルスが剣を通じグインの底知れぬ力を感じていたその時、リンダとレムスが捕らえられ人質に。ついにパロの二粒の真珠は両親の仇、敵国モンゴール大公の娘アムネリスと宿命の出会いを果たそうとしていた。そしてアムネリスが出会うのはその二人だけではなかった。*********************************伝統と歴史を誇る国の王女と新興国の王女、滅ぼされた者、滅ぼした者の激突ですね!幼いながらも頭をそらすリンダの誇り高さ、逆に「死にたくない」と弱音を漏らすレムスの弱さ=優しさ。二つともちゃんと認めるグインは良いお父さんになれると思いました!?ケス河畔は予想通り、魔物が多く出現!足を止めるアムネリスの前にかつて爺やだったマルス伯、登場です。側に控えるのは胡散臭いリーガン。これからの道行きを相談するグインとリンダたち。皆に裏切り者扱いされているイシュトが笑えます。パロの真珠を必ず守る、騎士として。リンダのグインへの信頼は深まるばかりですね。魔物が現れて、咄嗟に「ランドック」という名前を口にするグイン。イシュトはそれをかつて見た女の胸像を付けた船の名前だと言うけれど?のんびりした夜営も束の間、気配に気付くグイン!双子を逃がすと現れたモンゴールの騎士と一対一で戦うことに!モンゴールのマルス伯!!!ここの剣の戦いはさすがにマルスがタイマンを申し出ただけあって重量感たっぷりの戦闘です!!!毎回のバトルが見ごたえがあって良いですね♪剣圧で地面が割れるのには笑ったけど。逃げた双子だけどリーガンにあっさりと捕まってしまったー!!!肉を求めて離れていたイシュトとスニは仕方なく様子を伺うことに。「お前たちがパロの双子か。」連れて行かれた天幕の主はモンゴールのヴラド大公の娘にして右府将軍たるアムネリス!彼女はグインにも目を向け、魔道師のガユスに占わせるがただ豹の姿が映るのみ。が、その様子を見て笑うグイン。「真の戦士の前では片腹痛いぞ。」アムネリスの本質・・・というか女性は女性らしく、とグインなりの嘲笑を浴びせて自分に注意を向けようとするけれどアルヴォン城までの道のりは双子にも辛い仕打ちに。馬を拒否して徒歩で歩くことを受け入れるリンダには王家の誇りが溢れている!逆に落ち込むレムス。「バカにしている」と文句を言うレムスに「お前はお前なのだぞ。」と励ますグイン。良いお父さんだ!様子を見ていたイシュトは移動するアムネリスたちを尾行していく。彼女ももしかして「光の公女」候補!?野営地・・・外で一夜を明かすことになりそうなグイン、リンダ、レムス。北極星に「ヤーンの目」を感じ、無数のエンゼル・ヘアーにパロの失われた魂を思う・・・美しい風景。サンドワームを使って野営地を襲撃するイシュトヴァーン!!!グインが重量級なのでとっても身軽に見えます!アムネリスを守るのは熱血騎士のアストリアス!!!「アムネリス様・・・私が守る!」裏切らずに自分たちを助けてくれたイシュトに初めて礼を言うリンダ。傭兵らしくないことをしたとぼやくイシュト。与えられた預言・・・「いつか光の公女が王国を、闇を与えてくれるだろう。」結局、パロの双子を見捨てられずに助けに来たイシュトはグッジョブです!でも、運命の「光の公女」はどっちだ!?という気持ちですねえ。リンダの信頼を勝ち取ったことは素直に喜んでいたようですけど。アムネリスを取り巻く皆さんが出て参りました。アストリアス・・・典型的な直情型熱血お兄さん!マルス伯も同様の武士ですねー。ポイントはグインが鎧をまとうアムネリスをちょっぴり嘲笑したことでしょうか。ガユスも自分の姫様を占ったほうが良いと思いました。★限定版特典:3大ブックレット付き!(DVD)グイン・サーガ I【完全生産限定版】 (グインサーガ)グイン・サーガ 2(初回生産限定)《送料無料》グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック(CD)
2009年05月05日
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「光の公女」を探すイシュトヴァーン。金髪の髪をなびかせて公女アムネリスが追う! 「死の河を越えて」あらすじは公式からです。河は静かに流れゆき、恐ろしき性(さが)を押し隠すしかして一度(ひとたび)牙剥けば全てを飲み込み食い尽くす世界を分(わ)かつ水の境界線人それをケス河と呼ぶ砦から決死の脱出をしたグイン達は一足先に逃げていたイシュトヴァーンの提案でモンゴール領を離れるべく河を下ることを決意。しかしその河は「死の河ケス」と呼ばれていた。またその様子をモンゴール大公の娘、右府将軍アムネリスは見逃さなかった。イシュトヴァーンは自分の運を開く「光の公女」を探していたが、それはリンダではと感じる。しかし或る夜リンダに突如何かが憑依し彼に不気味な予言をするのだった。*********************************ナリスーーー!!!冒頭だけのお出ましでしたが美人さんで大満足です!で、声優さんに爆笑してしまいました!ナリス・・・内田夕夜これは分かっていたけどルナン・・・大川 透!!!【20%OFF!】ソウルイーター SOUL.8(DVD)とコスパソウルイーター デスサイズ クッションカバーかつての先輩・後輩コンビですが、今度は主従関係ですね!楽しませていただきます♪あと声優さんネタではヴラド・モンゴール・・・菅生 隆之(斬月!)ヴロン・・・武 虎(ザーリッシュ!)リカード・・・中野 裕斗(ギンコ!)ガユス・・・納屋 六郎(大ベテラン!桑原本因坊!)というところですか。陥落したパロを救うために!「こんなことは天が許しはしない・・・!」気持ちは昂ぶるが、今は体を休める時とルナンに諭されるナリス。キャストが決まった時は大人っぽ過ぎかなあと思いましたが品の良い皇子様で良かったです!スタフォロス砦から脱出したグインたちはケス河に飛び込む!双子とスニを助けたのはグインとイシュト。気付いたリンダの反応がグインと大違いなのに爆笑です!自分の正体を知りたいグイン、河口の町ロスから商船に乗って逃げたいイシュト、アルゴスかケイロニアに行きたい双子・・・まずはロスからの商船ルートに決定!グインが船に乗れるかどうかは別にして。砦の筏を奪って、ケス河をくだりノスフェラスを通過してロスへのルートに出発する一行だが、ケスは魔物が住む河!早速、襲われそうになってグインに助けられるリンダ!グランドキャニオン風なCGが美しいです♪どうにもならない運命を感じてイラつくイシュト。彼の運命を左右するのは「光の公女」。リンダではない、もう一人の「公女」が現れた。モンゴールのヴラド大公の一人娘、アムネリス!金髪をなびかせ、白い甲冑に身を包んだその姿はまさに戦乙女!アルヴォン城に入ったアムネリスは道中、不思議な一行が乗る筏を見たと言う。なんとそれがパロの二粒の真珠だったとは!!!さらに豹頭の男・・・。河が静か過ぎると言うイシュト。彼の仇名は多いが「災いをもたらす男」でもあった。アムネリスの指示で先行していた一個小隊が河岸で待ち伏せしていた!逃げるグインたちだが筏がビッグマウスに襲われてしまった!!!グインの抵抗でリングワームと同士討ちさせて筏を進める一行!グインの格闘戦がカッコイイです!が、筏は木っ端微塵!!!またイシュトに助けられるリンダ!グインにはその他二人。取り逃がしたリカード伯を叱咤するアムネリス!(豊満な胸ですねえ!)お抱えの魔道師ガユスに星を見させながら、自らが出陣すると言うアムネリス。筏が無くなってしまったので夜営するグインたち。スニがしきりに何か言っているのを理解するグイン。ノスフェラス、ノーマンズランドのスニの村への歓迎を受けて欲しいと言われる。きっと力になると。喜ぶリンダ。集まった兵士たちに檄を飛ばすアムネリス!CG戦士がたくさんいますね。ノーマンズランド行きに気が進まないイシュト。スニのことを”猿”と言われて憤慨するリンダ!悪しき神ドールも恐れないイシュトは再び自分を「災いを呼び寄せる男」というが突然、リンダの預言が!?「獅子の星が勝利した時、安らぐだろう。」自分の星が落ちると憤慨するイシュト!空の星を見上げるグイン。ということでアムネリスの登場ターンでした!気位の高い公女様にも驚きべき運命が待っています。まずはノスフェラスに突撃!王女様同士の激突が楽しみかも♪★限定版特典:3大ブックレット付き!(DVD)グイン・サーガ I【完全生産限定版】 (グインサーガ)《送料無料》グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック(CD)
2009年04月29日
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豹頭の戦士と対峙するのは「紅の傭兵」。王となる運命を持って生まれた男!「紅の傭兵」あらすじは公式からです。瘴気に満ちた砦に異形の影が迫りくる彼(か)を引き寄せしは赤き星か、闇を纏(まと)いし砦の主か恐怖に怯える小さき真珠を昏き闇が包みこむスタフォロス砦で、リンダはグイン、レムスとは別の牢に入れられていたが、そこで猿人セム族の少女スニと出会う。一方グイン達が隣牢のイシュトヴァーンと言葉を交わしている最中、猿人カロイ族がスタフォロス砦を奇襲、砦は炎に包まれる。グイン達はモンゴール兵士オロに窮地を助けられ牢獄から脱出、黒伯爵ヴァーノンとの対決を迎える。そこで見たヴァーノンの正体とは、カロイ奇襲の真の理由とは、、、。**********************************毎度、思うのですが「花咲ける・・・」と連続して見ると予算の違い、技術の違いを痛感してばかりいます・・・。orzというか、「花咲ける・・・」のほうがプロのお仕事を見せて欲しいですよねえ。まあ、愚痴はこれくらいにしておいて。前回のラストで登場した「紅の傭兵」ことヴァラキアのイシュトヴァーンのターンでした。今回で彼の人となりがはっきりと分かったのではないでしょうか♪打算で動く傭兵のくせに甘い夢を持っているアンバランスなところが魅力です!戦って生き残ったほうは生かす。イシュトにも剣が投げ入れられて、これから勝負!というところでヴァーノンの様子がおかしい?試合は翌日に延期になってしまった。格闘場から引き上げてくると拘束されたトーラスのオロが。グインに剣を投げ入れたことは戦士としての誇りに賭けて。グインもオロの好意を忘れないと誓う。リンダだけ別の牢に連れて行かれることに!!!グインは自分が何とかする、と動揺するレムスを落ち着かせる。生まれてから離れたことは無かった・・・・我慢しろというグイン。レムス~!本当にこの頃はリンダがいないとダメなんだあああ!!!(ヨナ・ヴォイスは合い過ぎて怖い!?)一人になったリンダが入った牢には先客が!?蛮地ノスフェラスに住むセム族の少女だった!ネズミに襲われたところをリンダが助けて二人は友達に。リンダ、深窓のお姫様だったはずなのに怖れを知らないです!一方、グインとレムスは隣の壁に穴を開けたイシュトと再び見えることに。イシュトは自分はこんなところで終わる人間ではないと言う。生まれた時に玉を手にし、預言を授かった。「この者は王国を手にし、王国を支配するだろう。」実は預言を信じ、夢を見ている青年なんだなあ!もちろん、夢をかなえるのは自分!レムスたちの毛布をぶんどったイシュトは脱出の用意を始めるらしい。気分が落ち着いたのか食事を出されて素直に喜ぶレムス。(適応力早い!?)グインが唯一、覚えていた自分の名前を「アウラ」という言葉。イシュトは女の名前、と言うけれど?女といえば、リンダは別の牢に連れていかれたと聞いてイシュトはグインに助けるんだろうな、と何故か確認。「おしゃべりな奴だ。」ここまででグインは粗方、イシュトの人となりを把握した模様。城内にはセム族来襲の知らせが!?先に壁に穴を開け、縄梯子で脱出すイシュト!もちろんグインとレムスには自力で脱出しろと言ってさっさと出ていってしまう!!!自力で・・・と考えたグインだが、城の防衛に借り出されたオロが再び鍵を開けて助けてくれた!剣も渡すオロ。「アンタはこんなところで死ぬ人じゃない。」オロの眼に豹頭の戦士はどんなに眩しく感じられたことか・・・。逃げるグイン、レムス、オロ!!!セムを吹き飛ばし!!!が、さらに立ちはだかったのは剣豪のネム!オロが剣士の剣圧に斬られてしまったー!!!「許さんぞ、貴様!」殺陣はなかなかカッコ良かったです!が、ちょっと短いよねー!!!せっかくオリキャラで意味深に引っ張ってきたんだからもう少し出番を・・・。それともこのままでは終わらない?先に脱出したイシュトはムチで敵を突破していく!「人気者は辛いぜ!仕方ないか、未来の王たる俺だからな!」軽いーーー!!!オロは瀕死の息の中でリンダの居場所を教えてくれた。そして、トーラスに行った際に困ったことがあったら実家の「煙とパイプ亭」を尋ねろ、と。オロを勇者と認めるグイン。リンダはスニから襲撃してきているのが同族のセム族ではなくカロイ族と知って疑問に思う。なぜ、黒伯爵を?その理由はすぐに分かった。牢屋ごと引っ張り挙げられて伯爵の前に引き出されたリンダとスニ。ヴァーノンはその力の源にカロイ族の血をすすっていたのだった!!!見えざる力で牢を破壊するヴァーノン!狙うのはリンダの血!「王族の血を味わわせてもらおう。」お下劣よおおお!!!リンダの危機を感じるレムス。でも、決してリンダは誇りを失っていない。奪われた短剣を取り戻してスニを庇いながら立ち向かうリンダ!血を欲したヴァーノンの腕が伸びた時、現れたのはグインとレムス!グインの剣が抜かれ、黒伯爵を一閃する!!!黒伯爵の正体は死霊だった!!!斬撃が効かないと知ったグインはクリスタルを飛ばして対抗!怯むヴァーノンに剣にまとった布に火をつけて、それをヴァーノンに向って投げつけるグイン!!!炎は全てのものを浄化する・・・。カロイの火矢で城内には火の手があがる。閉じ込められてしまったリンダ、グイン。「子供達よ、俺は行く。付いてくるか?」眼下に流れるケス河に飛び込んだところで助かる保証はない。それでも!グインにしがみついて城から飛び降りるリンダ、レムス、スニ!それを見ているイシュト・・・。というところでグインのパーティーが出来ました、なお話でした。トーラスのオロが認めたグインの器。イシュトだけでなくグインにも持って生まれた英雄の器がありそうです。監督の若林さんが心がけているアクションのカッコよさ。NARUTOとは違うグインの重量級の剣戟アクションと肉弾戦は見ごたえがあって毎回の楽しみです。上にも書きましたが、今回は少し短めで不完全燃焼な気が・・・。オリ・キャラも意味深だったわりにはあっさりと、でしたし。まだ、実は出番があったりして?次回・・・ナリスーーー!!!待ってたわーーー!!!アムネリスも登場のようですね!役者がそろいつつあります!★限定版特典:3大ブックレット付き!(DVD)グイン・サーガ I【完全生産限定版】 (グインサーガ)(CD)(アニメーション)/グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年04月20日
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パロの真珠を連れては逃げのびることは出来ない。覚悟を決めた三人が連れていかれたのは瘴気うずまく黒の砦! 「黒伯爵の砦」あらすじは公式からです。全てはここから始まった。そう、黒竜戦役の日。そして全ての物語の始まりの日。かくて世界は激動へと投げ込まれてゆく光り輝く獅子の星へと・・・グインと双子は森で魔物達の襲来から辛くも逃げ切るが、モンゴール黒騎士隊に包囲されてしまう。隊長ルトは三人をスタフォロス砦に連行する。砦を預かり黒伯爵と恐れられるヴァーノンの座興でグインは巨大灰色猿と戦い危機一髪勝利する。収まらないヴァーノンは次に囚人イシュトヴァーンをグインと戦わせようとするが、これがグイン、双子とイシュトヴァーンとの運命的な出会いになるのであった。********************************監督の若林氏のインタビューがありましたが前回の感想で書いたとおり、NARUTOで有名な若林さんでした♪(キャラ顔崩壊もこの方の手から・・・と思わずしのび笑い・・・!?)アクションをカッコよく!背中に背負っているものが重いほどカッコよく見える!黒澤作品大好き、というのが何となく分かりましたねえ。この方から神・アクション作画が出来るのか、とじっくりお顔を拝見してしまいました!グインのアクションが楽しみになってきました。原作既読ですが何となくオリ・キャラも入ってこんな流れだったっけ?とすっかり忘れております。OP,EDも改めて見ましたが素敵ですねえ!とりあえず目玉はBoy meets Girl!!!「紅の傭兵」=イシュトヴァーンがラストに登場いたしました。モンゴールの奇襲に遭って、もう王家の生き残りは自分たちしかいない。救ってくれたのは「グイン」という名の豹頭の男だった。黒騎士第三隊長のルトに命じられるままにスタフォロス城の城主、ヴァーノン伯爵と対面を果たす三人。原作では訳有りな病のキャラでしたがアニメでは何故仮面なのかはあっさりめで。王家の誇りを前面に出して抵抗するリンダとは対照的なレムスに手を延ばそうとしたヴァーノン。リンダもその黒い瘴気に圧倒?!しかし、気合で吹き飛ばしたのはグインの咆哮!ヴァーノンは座興を思いつく。凶暴な巨大灰色猿との格闘をグインに強いる。優勢なグインの気をワインで逸らして、窮地に追い込むヴァーノンだがずっとグインの戦いを見て、感服した兵士オロから剣が闘技場に投げ入れられ、辛くも勝利する!次の余興は「紅の傭兵」と異名を取るヴァラキアのイシュトヴァーン!目に止まったリンダは彼の運命の「光の公女」?グインの重いアクションはさすがに見ごたえがありました。次は剣の勝負ですね。キャラの表情も柔らかくて、丁寧なお仕事だと感じました。グインの口ぱくが少し、気になったところもありましたが・・・。野性味溢れるイシュトヴァーン。彼の野望に満ちた旅も楽しみです!声優の浅沼さん・・・私には「ぼくらの」のキリエですが演出・脚本家さんでもあるんですね!舞台「黒執事」も・・・凄い!グイン・サーガ 1(CD)(アニメーション)/グイン・サーガ オリジナル サウンドトラック
2009年04月13日
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パロの二粒の真珠を救ったのは豹頭の戦士だった。記憶と滅ぼされた国を取り戻すために! 「豹頭の仮面」あらすじは公式からです。歴史ある皇国パロは、新興国モンゴールの前触れのない侵略により一夜にして陥落した。パロの王位継承者である双子のリンダとレムスは謎の空間転移装置により脱出を図るが、目標を誤り魔物の棲む森「ルード」に送られてしまう。その森で二人をモンゴールの追手から偶然救ったのは、なんと豹頭を持つ謎の戦士であった。そして彼は「グイン」「アウラ」という言葉以外、全ての記憶を失っていた。*******************************超大作のヒロイック・ファンタジー、ついにアニメ化ですね。原作はイラストを二代目の天野喜考さんがお描きになっていた頃、購入して読んでいました。多分、買わないまでも50巻あたりまでは読んでいるはず?というか完全にナリスの追っかけ!!!細かいところはすっかり忘れているかも。アニメ公式HPはこちら♪「花咲ける・・・」に続いてスタッフ語りから。連続して見ると、お金の掛け方が違いますねえ!アニメ制作は「マクロスF」のサテライトですからCG部分で差が付くのは仕方ないかも。監督の若林氏は「花咲ける・・・」のぴえろさんで「幽遊白書」、「NARUTO」のお仕事をした有名な方♪キャラ絵崩壊はするものの、動きが抜群に優れているアニメーターさんで神・回と呼ばれるお仕事をビシバシなさってます。「十二国記」ではクリエイチャー部分を担当されていたのでこれから出てくる魔物系はさらに得意の分野かもしれませんね。初回もバトル・シーンがなかなか良かったと思いました。キャラ・デザインの皇なつき氏は中華系のデザインがお得意の繊細な絵の方という印象です。初回は原作どおり、公式のあらすじどおりです。萌えた部分でも♪☆ナリスーーー!!!私の大好物、黒髪・長髪、切れる男です!でもこのお方、切れすぎて時に困ってしまうお方なのですよね。内田さんのお声は自分のイメージよりも大人っぽい?と思いましたが、まあまあ?もっとじっくりお話する場面を早く見たいです!EDのクリムト絵を彷彿とさせる絵は何て美人なんだーーー!!!☆ヘタレなレムス@ヨナ代永クン、こういう役はぴったりですね!三橋@大振り、再び!?みたいな発進ですがこのレムスが・・・ですね。できればもっと先まで見たいと思った今回でした。☆カノンさんの主題歌が素敵♪「金色のコルダ」で聞かせてくださった美声!です。劇伴もとても素敵だったので、OP/EDとも世界観に浸れそう。キャストは以下のとおり。グイン:堀内賢雄 リンダ:中原麻衣 レムス:代永翼 イシュトヴァーン:浅沼晋太郎 スニ:矢作紗友里 ナリス:内田夕夜 アムネリス:渡辺明乃 アストリアス:石井真 マリウス:阿部敦 スカール:岩崎征実 ヴァレリウス:藤原啓治 マリウスの阿部君・・・ぷッ、「とある魔術の・・・」の当麻君!個人的にはあとは藤原さんのヴァレリウス・・・ナリスとの絡みに期待です!グイン・サーガ 1 初回生産限定グイン・サーガ・ハンドブック(1)グイン・サーガ・ハンドブック(2)
2009年04月07日
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