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4月1日発売だった「彩雲国物語」の「蒼き迷宮の巫女」を読んでみました。2010年4月発売文庫 彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女あらすじはコミコミさんのアフィリから♪あの国民的人気シリーズ、 最終章はますます波乱の展開へ!!異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない。けれど彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最悪の大災害、蝗害に対し、重臣たちが協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと平行し、蝗害の対処法も探る秀麗は、劉輝の救いとなれるのか!?***********************************ずっと陽の目を見ない若者組に光が射してきた感じがしましたねえ。まず全体的な感想でも♪最終章突入、ということで気になっていた迅を操っていた黒幕、縹家を潰そうと画策しているもう一人の「朝廷の大官」、さらに「仙の正体」と少しずつ繋がってきたように思います。蝗害(バッタ)来襲のために門戸を開くことにした縹家ですが神器をぶち壊されてバッタどころではなかったのですよね。それを壊して回っているのは・・・とか、「王よりも血筋が良い」と言われたのが誰なのか、縹家をやはりぶち壊そうとしているのは誰なのか・・・まだ謎が謎を呼ぶ・・・で悪いけど秀麗の評価が置き去りになっていたり!?前にも書きましたが言葉だけで「いつでも官吏をあの子は選ぶ」とか言われても単純に「ああ、秀麗ってすごいな!」という初期の煌きを感じないんですよね。清雅でもいればまた別なんでしょうけど、清雅と張り合う秀麗が私にはあまり好ましく映らないのが致命的で。(汗)なので今巻でも瑠花と渡り合い、瑠花が納得した形で協力を申し出ていましたが、それまでの秀麗にもう一つ瑠花を押せる魅力を付けて欲しかったです。もちろん、縹家を開放したのは秀麗の力、とは思いますけどどちらかというとリオウ君の変化のほうが感動しましたね。(璃桜パパにも、です♪)では気になる部分語りでも♪☆縹家をかき回す”妖星”前回の感想でそれは龍蓮ではないか、と書きましたが、どうも縹家を邪魔だ、と思っている輩、ご神体をぶち壊し、英姫婆ちゃんを殺した事も含めてあの朔洵!ではないかと思うようになりました。ここで今まで出てきた仙をおさらいすると・・・(想像も含めて)紅仙・・・薔薇姫→秀麗 黄仙・・・葉先生 紫仙・・・霄太師 藍仙・・・龍蓮 白仙・・・陽月 茶仙・・・南老師 黒仙・・・朔洵 碧仙→?となるんですよね。黒幕は霄太師?王を守るために存在していると以前、言っていたのが気になるのですが。ここで劉輝よりもときめいている旺季のことについて語ってみましょう♪☆旺季の願いラストのほうで劉輝と琴を奏でながら彼の未熟さを諭す旺季・・・の場面は良かったです。決して簒奪者ではないのですよね。ただ、彼を大人物とするためにあの美しいセン華王がワンマンの虐殺者となっているのが惜しいところです。嫌いなものを失くすための政治。劉輝が今までやってきた好きなもののための政治とは相容れない。その甘さを王として認めないという旺季。迅を使っていたのも彼で縹家を本来の医療や災害対処に長けた家の姿に戻そうとしたようです。バッタ被害を食い止め、紅州を動かすために貴陽を離れることになりましたが、旺季の犠牲で劉輝が目覚める・・・なんてこともありかな。残るは彼子飼いの悠舜ですが、彼もまた旺季と同じく劉輝を「待っている」一人、と期待しています。彼が待っているのは蟄居中の黎深も?子飼いといえば気になる桃仙人、凌晏樹!彼は皇毅と同じく旺季に拾われた一人ですが、養子に出た先の家が必ず潰れている、旺季の事を実は狙ってる?なポジションから縹家潰しの黒幕・・・霄太師、朝廷での実働部隊が晏樹なのでは・・・。そうすると紫仙たる霄太師と朔洵の体に入ってる黒仙はつながっているのか?次巻を待つしかないですが、正体が分からない碧仙を含めて知りたいポイントです♪(碧仙は行方不明になっている碧州州牧の彗茄(けいな)かも?)☆劉輝よりも王にふさわしい者瑠花が秀麗に語った「血筋も」ふさわしい者。旺季には「譲らせる」レールが確定したように思うのでそれ以外の人物・・・静蘭は無い・・・母・鈴蘭の君が息子を追い落とすために縹家を使いましたからね。では?リオウ、百合姫、晏樹・・・そんなところでしょうか。☆愛に生きる男!!!重い展開になっているこのシリーズで楸瑛は清涼剤になりました♪あそこまで坊ちゃん、おバカなキャラになるとは思いませんでしたけどね!珠翠を救うために生身の普通の人間で「時の牢」に飛び込んでいく!!!けれど助け出した珠翠が瑠花に認められて能力を譲られ、大巫女になったらどうするのでしょう?大巫女を珠翠が例えば拒否したとして、彼女が帰るのは王のところ、それは邵可の望みでもありますから・・・。報われない楸瑛の思い!?劉輝には十三姫が来たので逆転ホームランが打てるよう応援しましょう♪(秀麗が後宮に戻る、は無いと思ってます。)そろそろ絳攸も浮上してきたので後は静蘭を何とかしてほしいです。今になって彼の扱いに苦労しているのかもしれないですね。>作者**********************************コミックス感想も。彩雲国物語(第5巻)原作を読んでいると懐かしいですー!風邪を引いた秀麗を看病する皆さんやら夜這いする(違)王様やら目の保養&ツッコミ満載のエピソードは楽しいです。その後は影月君登場で国試前の青巾党と花街の戦い、紅三兄弟が姪馬鹿を発揮するお話など気楽に読めました♪コミックでは美麗な黄奇人様が拝見できて嬉しいです!できれば茶州編までやって欲しいですね。
2010年06月23日
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12月1日発売だった、ついに最終章!な彩雲国物語の新刊を読んでみました♪彩雲国物語(暗き黄昏の宮)あらすじは以下のとおり。物語は最終章へ。監察御史・紅秀麗が、任務半ばで姿を消した!その報は瞬く間に朝廷を駆け巡り、国王の紫劉輝は心を痛める。秀麗の安否は気になるが、一官吏の彼女を特別扱いできない。そんな王の心を汲み、側近の藍楸瑛は、密かに秀麗を捜すことを決意する。一方、秀麗と同行していた榛蘇芳が帰還。彼が語った驚きの事実に劉輝は絶句する。秀麗の身に危険が、劉輝の治世には暗雲が立ち込める!?人気シリーズ第15弾、怒涛の最終章開始!!***********************************この巻が楽しかったー!という方には申し訳ない感想なので辛口ご注意くださいませ♪もちろん、最後にどうまとめるか期待しているから、という気持ちからなんですよ♪とにかく重い・・・。まだ冗官編から監察御史までの清雅とのライバル関係&危険な甘さがあった時のほうが数段、面白かったですね。主人公の秀麗が何よりも生き生きしていたし、清雅と自分は違う。自分なりのやり方で任務を全うしてみせる!という気概と向上心が感じられましたから。それが最近の秀麗ときたら、物語の最初の頃の頭の回転が良く、気さくで誰にでも愛されるキャラから紅仙の力で生きながらえているサイヤ人的ポジションになり(苦笑)、人の言葉の端々、態度で相手の出方や真意を読み取るようなあまり良ろしくない賢しさを身につけてしまったように思います。それを例えば物語の中で楸瑛は「官吏としての秀麗」と感嘆するわけですが、今までの御史の仕事も含めて紅家&若者組が「守られていた」と言われても到底、納得できないお仕事振りと思いました。作者がいかに「官吏の」秀麗をヨイショしようか、その結果が官吏万歳!な内容に突っ走ってしまい、そちらに重点を置きすぎた結果が若者組の凋落です。この官吏たちがいればなんで国が荒れたの?というほど有能で実力ある面子の上に若者組が立つことができれば、一巻最後にあった終着点、劉輝が賢王になり、その横に宰相の秀麗が並び立つ、風景になるのでしょうが旺季たちがこうなることを目指して、わざと今の体制を作っているなら感動ものですが・・・真実はどうでしょうか?相変わらず謎に対する伏線回収もはっきりとした文章ではないので読者にちゃんと届いているのか不安になるくらいの焦らし文章です。ライトノベルらしく若者にちゃんと届く言葉でお願いしたいと思います。今まで「才ある」と持ち上げられていた若者四人、それから紅家では黎深、同期の黄奇人と末は宰相か?と言われるキャラたちがことごとく株を落としています。初期の彩雲国が好きな私にとって劉輝ともども悲しい扱いになってしまいどうしたらこの窮地から脱出できるのか、そればかりに思いは飛んでしまいます。何よりも劉輝のダメっぷりが激しくて「女人国試」が秀麗のため、という後付設定までされてしまってなんてこった!!!ですよー。彩八家をバラして新しい秩序を作る。そこに風呂敷を広げすぎて、キャラを落とすところまで落とすやり方をしなくてももっと他に方法があったと思いますね。比較するのもなんですが若くても才ある者は花開く。「十二国記」、「銀河英雄伝説」の爽快さが欲しいと思いました。気になった部分でも♪☆瑠花と迅の目的迅は明かに楸瑛とは違う目的で縹家に乗り込んできたんですよね。瑠花はできるはずなのに秀麗の体を乗っ取ることをさっさとやらなかった。動かない璃桜、そして無能とはいえ王家に連なる血筋とはっきり分かったリオウ君はどう秀麗を助けて縹家から出るのでしょうか?☆動き出した”仙”今のところ分かっているのは霄大師、黄葉(葉医師)、影月君、そして黒仙=茶朔洵!!!いやー、死に際にもしや、と思っていたんですけど英姫婆ちゃんのところに現れました!祠を壊して回っているのは彼なんですかねー?さらに龍蓮!!!藍仙とは驚きました。怪しいやつだと思ってましたが。そして秀麗の中にいると思われる紅仙・薔薇姫。後は誰になるのか、はっきりしませんが(南老師、もしかすると悠舜も候補)人間に溶け込んで一体何をしようとしているのか。特に劉輝を放置プレイしている霄大師が気になります。☆旺季の力今回、問題になったのは来るべき蝗(飛蝗=バッタ)害。そのバッタが大発生していない場所はかつて旺季が赴任していた地域ばかり。貴族派が追いやられた後、自分が面倒を見た子供の中から優秀な者を選んで、重職に就けていた。それは誰もが認める配置で不正などないから劉輝も文句を言えないんですよね。現に悠舜は国試も通って配置されているわけですから。劉輝と旺季を見ていると徳川家康と豊臣秀頼の関係が浮かびます。兵馬の権まで旺季に渡して一発逆転はあるのでしょうか!?気になるのは権利を渡した後、悠舜が「笑った」ことですね。何となく劉輝がやっと「正しい答え」を出したから笑ったような気がしました。そうなると、全ては劉輝のために?旺季は年齢が上なので、どうしたって先に命を全うすることになる。自分の命も厳しい、そうなると劉輝に残せるものは・・・となったらすっごく悶え転がること間違いないのでだから文句を言いつつ読んでしまいます!と、暗~く語ってきましたが十三姫が唯一、救いだったですかね。秀麗が劉輝に嫁ぐのは晏樹にうまく言いくるめられてのことだったのでもしかしたら撤回もありかも?なんて思ったりして。そうしたら劉輝の本当の支えになってあげてくれたらいいなと思いました♪【予約】 彩雲国物語(5)彩雲国物語(第4巻)
2009年12月17日
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今夜からまたアニメの新番組が始まるので、その前にまた姉からレンタルしたものの感想など書きたいと思います♪「彩雲国物語」の外伝を読んでみました。彩雲国物語(黄粱の夢)あらすじは楽天ブックスから。静蘭と燕青。秀麗を支え続ける二人に秘められた、悲しい過去と運命の出会いとは…。(「鈴蘭の咲く頃に」、「空の青、風の呼ぶ声」)大反響を呼んだ中編の他に、書き下ろし番外編を収録した、豪華外伝集第4弾! 劉輝の父、覇王・セン華の時代。愛憎渦巻く朝廷で、必死に生き抜く第二公子・清苑を搦め捕った陰謀とは!?(「鈴蘭の咲く頃に」)秀麗を支える天下無敵の二人組、燕青と静蘭。交わるはずのなかった彼らの運命が交錯した夏を描く鮮烈な中編(「空の青、風の呼ぶ声」)ほか、秀麗の父・邵可と母・薔君の宿命の出会いと命がけの求婚を描く、著者渾身の書き下ろしを収録!!すべての物語が現在につながる、究極&珠玉の外伝集。 ということで読者が知りたい!と思う隙間話がほとんど埋められたのでは?と思う内容でしたねえ。個人的には満足しましたがツッコミどころが満載なのも事実で、一言で言ってしまうとツケを全部、劉輝が払っているようで劉輝ファンの私としては涙してしまうわけですが・・・。(偏った愛♪)では、簡単にそれぞれ感想でも。☆鈴蘭の咲く頃にセン華王の第二王子、清苑公子がどうして「静蘭」になったか。その発端の事件が描かれています。結果としてはセン華王がきっちり正妃や跡取りを決めないまま、亡くなってしまった事、カリスマ性&指導力&権力にものを言わせて構造改革を行なったことがその後の宮廷が6年(でしたっけ?)荒れた原因にもなってしまったわけですよね。その後、実はずっと王の後始末をしてきた旺季が権力を握るわけで種はこの頃から蒔かれていたことが良く分かります。清苑の母、鈴蘭の君はもちろん王を愛していた。愛していたからこそ、いつか王の治世を乱してしまうであろう自分の息子と自分の血筋を全部、排除しようとしたわけで報われない愛に対する破滅的な愛が描かれていました。王のことを酷評はしましたが、それを覆すほどの魅力・・・もちろんルックスも含めて(そこかー!)魅力的な人物なので困ってしまいます!一番、気に入っているのが母に捨てられてしまったお手玉を拾おうとして池に転落した劉輝を王が助けるところ。その場面に清苑が出くわして自分でも気付かなかった父への憧憬と愛情が深かったことを認識する場面。「おい、モチ!」とか良く伸びるほっぺたとか爆笑です!思わず反論してしまう清苑も可愛いし♪そして意外な事、というのは妻たちよりも子供の事をしっかり見ていた、ってことですかね。甘やかしは決してしなかったけど。清苑がダメだったのは人を信頼することがほとんど無かったこと。臣下になれると思ってやってきた楸瑛を斬り捨ててしまい、ヒンシュクを買ってしまいましたからね。そんな清苑を一度は救うために宝剣二振りを下賜し、チャンスを与えはしましたが。「自分を子供扱いにして欲しくない。」祖父が落としいれられたのと同時に母とともに投獄された清苑は王子としての誇りで死ぬつもりだった。多分、王を慕っていたなんて認めたくないから。けれど「流罪」。「お前が子供だからだ。」そうではなくて本当は清苑が受けた呪詛を自分が受けてしまいましたからね。身代わりをしてやるんだから、辛くても生きろ、幸せは自分でつかめ、側に邵可を置いてやるから。そんなところかな。清苑は事実を知っているのか、いつか父の事を語って欲しいです。先代黒狼・・・旺季の姉になるんですかね。お手玉の持ち主。そして王が密かに思いを寄せていた人物。このあたりももうはっきりと描いて欲しかったなと思いました。ってきりが無いですね。☆空の青、風の呼ぶ声清苑が茶州で放り出されてから「殺刃賊」で生き延びている間に燕青と出会い、別れるお話でした。「小旋風」、「小棍王」。殺刃賊に身を置きながら、茶州にやってきた茶鴛洵の粛清に合わせて殺刃賊を崩壊させようとした二人の少年の物語です。燕青は家族を瞑祥に殺された後、運良く南老師に拾われたのが良かったですね。それでも復讐を忘れることが出来ず、修羅の道に身を投じてしまうわけですが。いつも前向きな燕青、心を許さないけれど不思議とうまが合う”セイ”=清苑。二人が生き延びられたのは組織のNO.3智多星=燕青の実の兄がいたおかげだったのですね。そして兄が果たせなかった官吏への道を。燕青はその夢を持ってセイと一緒に逃げようと言いますが、清苑はそうはできなかった。理由はどうあれ、あまりにも自分の手は血に汚れてしまったから。ここでどうして一緒に行かなかったかな、と思いましたがきっちり拾ってくれた人が現れました。秀麗とその両親との出会い。清苑の新しい名前の付け方が爆笑です!大らかな二人と愛らしい娘に出会って。静蘭が生きていて良かった、と思うのはこれから。そしてその根底にはずっと弟・劉輝の「さ、寂しいのです。」という言葉があって涙。本編では意外と早く兄弟の再会!でしたが長い長い道のりでした。☆千一夜紅仙・薔薇姫を捉えて異常なほど力を持ってしまった縹家を押さえ込むために。先代・黒狼が出来なかったことを依頼されたのが当代・黒狼の紅 邵可。邵可も運が悪いですね。謀反を企てようとした叔母・玉環を殺して紅家を守るために当主の座を捨て、王に「風の狼」としてコキ使われるはめに!さらには清苑・劉輝の子守ですよ。先代縹家当主に異常な力を与えた存在、息子・璃桜の執着のために幽閉されていた薔薇姫まで何とかたどりついた。邵可は同じところまで先代が来ていたのに、殺さずに戻ったことをじっくり「考える」。そこが面白い男ですね。薔薇姫を外に出せば世界が崩壊する。でも、犠牲の上に成り立つ世界はおかしい。鎖を解き放った邵可。縹家の思惑・・・先代の息子の璃桜と瑠花のそれぞれの執着。そのおかげで助かったこの世界とは笑ってしまいますが。力を失った薔薇姫が回復するまで邵可と一緒に一年を過ごして。帰ると決めたのに帰れなくなってしまった薔薇姫。「大切な物を盗まれました。」「ルパン三世・カリオストロの城」のような結末でしたが二人は仲睦まじく暮らし、幸運なことに娘まで授かる。ということで今に至るわけで。秀麗が官吏として一人で立つ未来があるわけですが今の本編からはまだまだ時間が掛かりそうですね。”仙”と呼ばれる存在がチラホラ見え隠れしていますが、秀麗もまた然り、でその後どうなっていくのかが気になります。今は官吏メインの話に作者の興味が行ってしまっているようなのでどうなるかは分かりませんけどね。こうして外伝で人間関係がはっきりしてきましたのでそろそろ噛んで含んだような人間関係描写(言い方は悪いですが作者だけ分かっているような描き方)からはっきりと線で結んだ描写に切り替えた本編が読めるといいなあと思っています。叩き落した劉輝たちの奮起を待ちつつ、次巻も期待しています♪彩雲国物語(第4巻)
2009年10月02日
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久しぶりにマ王!の原作(今年1月発売ですが)感想でも♪ちなみにアニメ第三シリーズの感想はこちら♪他の巻のレビューはアニメ感想にくっつけてあるみたいです。(↑自分で書いておいて忘れてる!)前はマのつく鉄格子!あらすじはアフィリからコピペ。いろいろ大変だった聖砂国をあとにして、眞魔国へと帰る途中、船の上から投げ出されたおれ、渋谷有利(職業・魔王)と友人の村田健。海に落ち次元の狭間を漂って、これはもしかしたら地球に戻れるのか?…と思いきや、流れ着いた先は何故か見たこともない水上港湾都市で!?予想外に加わった漂流仲間のグウェンダルと一緒に、異国探索を始めたおれたちだったが…。大人気まるマシリーズ本編第16弾は、待ってましたの新章突入。 表紙のグウェンが美人さんで素敵ですー♪彼の場合、アニメ絵よりも松本先生絵のほうが好みです。前巻で「聖砂国」シリーズが終了して箱の一つ、「凍土の劫火」と自分を失ってしまったヨザックを連れて眞魔国に帰還しようとした有利・・・船から落ちてスタツア!?と思ったら、知らない国・・・眞魔国と正反対の位置=日本とブラジルのような位置にあるダルコという島国に来てしまった!ムラケンはともかくグウェンが一緒に!?びっくりですよー!「魔笛」以来の道中ですね。内容はこのダルコ組と船に残ったギュンター、ヴォルフラムの組に別れて話が進んでいきます。☆有利、ムラケン、グウェン組ダルコの風習に振り回される三人が楽しいです!萌えるべきところをちゃんと押さえてあって、久しぶりに楽しめたかな。こちらはまだコンラッドが有利と離れているのが寂しいんですよねえ。なのでグウェン有利萌えで!何もした覚えがないのに海で網に引っ掛かって捕まってしまった三人。捕縛しようとした人々に抵抗しようとすればできたのに、有利は抵抗しなかったし逃げもしなかった。それを「そうか」と言って有利の意志を尊重するグウェンにメロメロになりました!「魔笛」の時も捕まって、今回も!その事を思い出して思い出し笑いするグウェンに「グレタか小さいものにしか笑わない」とチェックする有利!でも自分が迷惑を掛けているから、と有利も思ってるんだよね。「もう諦めましたよ、陛下」ゴロゴロ!!!大塚ヴォイスでこんなに優しく言われちゃったらね!監獄で意外な人物に出会った!シュバリエ!!!ツェリ様付きの人ですよね!それが何故!?実は愛の狩人、ツェリ様がファンファンとクルーザーで旅行をしている時に領海侵犯して捕まってしまった!だけど彼はグレタが持っていた徽章とやらを持っている。ツェリ様の前の魔王だった!?びっくりデス!!!今は全てをツェリ様に捧げる覚悟!!!☆ギュンター、ヴォルフラム組グリ江・・・ギーゼラのせいでお雪ギュンターと同じような目に遭ってる!!!今回、彼女も一緒に乗船していて良かった!「凍土の劫火」にヴォルフラムが惹かれている?!それを止めたのがギーゼラ。箱の処分について有利は海に沈めると言ったけれどそれは間違った方法?ヴォルフラムがお守りとしてもらっておいたギュンターの髪の毛で編んだお守りから何と眞王が!!!魔力が足りなくて上半身だけ復活!?まるでカンガルーみたいですよ!!!ギュンターの髪で編んだ袋には魔力が宿っていたんですね。それと眞王の力を合わせて上半身だけ。カンガルーみたい!?ここで驚いたのは箱の鍵の話でした。ずっと鍵は鍵である人物の体の1パーツだと思っていたのが魂に組み込まれているものなのですね。(体でも多少は発動するけれど。)そして魔族三兄弟はいずれも鍵になる。グウェン、コンラッド、そしてヴォルフラム。死ねばその魂ごと次の持ち主の資格も移る。海に沈めようとする有利の案は却下!使い方なら作った眞王が一番良く分かっている。眞王が宿っていた異空間に飛ばすのが一番!そしてラストにコンラッド。ヴォルフラムを撃ったキーナンと道中一緒になり彼は戦火の中で見失った兄を探しているのだと言う。目的はダルコの監獄。また有利はコンラッドと再会するのでしょうか!?眞王が望む箱の処理は?グリ江は・・・?と久しぶりに明るいマ王!シリーズを呼んだ気がします。箱はこのシリーズ全体の負の遺産。眞王の言うとおり、処分できるのでしょうか!?第三章 今日から(マ)王! Final second2
2009年06月26日
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アニメではノスフェラス編が盛り上がってきた「グイン・サーガ」の栗本薫先生がお亡くなりになりました。ニュース記事はこちらとてもショックです・・・。先生の作品は「グイン・サーガ」でしか触れたことはありませんが(しかも途中挫折・・・。あと「ぼくらの時代」を読んだ覚えが・・・。)日本でも本格的なヒロイック・ファンタジーを、という志の下、構築されたグインの世界観は素晴らしいものでまたそれぞれのキャラに対する思いいれ、愛情もひとしおで後書きを拝見するたびに作品への愛が伝わってきたものでした。この作品をきっかけにカバー絵のイラストレーターさんを調べてみたり、他のハヤカワのファンタジー小説を読んでみたりとハヤカワへの興味を広げてくれた作家さんでもありました。アニメは素晴らしい出来できっと栗本先生も喜んでいたのでは、と思います。「グイン」が未完の大作になってしまったことを惜しみつつ、ご冥福をお祈りいたします。【予約】 グイン・サーガ誕生30周年記念出版 豪華限定版『GUIN SAGA』30年・・・素晴らしい金字塔です。
2009年05月27日
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昨年末に発行された「彩雲国物語」の新刊を読んでみました♪彩雲国物語(黒蝶は檻にとらわれる)あらすじは以下のとおり。(「BOOK」データベースより)吏部尚書・紅黎深解任の報で朝廷が騒然とする中、吏部侍郎・李絳攸の処分を検討するため、御史大獄が開かれることに!絳攸を護ろうと必死な秀麗だけど、紅家の名に泥を塗られたと怒る紅姓官吏が、なんと一斉に出仕を拒否!!しかも、紅家の力で経済封鎖が行われ、王都の物価も高騰寸前!!大変な事態に、犬猿の仲の同僚・陸清雅と対応に追われる秀麗は!?王の官吏・秀麗の活躍は止まらない!!人気シリーズ第14弾。 ************************************ということで御史台編になってから、ずっと辛口感想の彩雲国ですが相変わらず、構造改革話がメインで劉輝と花菖蒲の二人が這い上がる隙があるのか!?と心配になってしまいます!何度も言いますが、才能の片鱗を見せ始めた王と才能豊かな二人がただの坊ちゃんで、自分のために仕事をしていた、と断言されて、官吏がいかに有能かということばかりを描かれることに悲しくなってしまいます。ほんとなんで国が六年も乱れたんだろうと?「王の官吏」・・・そう呼ばれるのが秀麗だけとはあまりにも、ですよねえ。茶州州牧で一年、御史台で半年、それ以外にも冗官の時期もあったのに他の女性官吏は誕生しなかったのかとかツッコンでしまいます。こういう所がネオロマは上手いよね。ちゃんと共感できる女性キャラの選択肢を置いてくれるから。(十三姫はいるけれど容姿が秀麗と瓜二つでは・・・。)ただ、ライバルの旺季側の牙城がはっきりしたことでその行く末はとても楽しみになってきましたが。キャラ中心に感想でも。発行からだいぶ経っていますので完全ネタバレで参ります!!!☆来 俊臣この巻で登場したまた新たな「有能な官吏」です。たとえ牢の棺桶で寝ていても「悪夢の国試派」の一人で貴族の勢力圏も渡り歩いて研鑽を積んできた人物。黎深とも浅からぬ(?)仲のようで。秀麗のことを認め、御史大獄でも真っ当な判断を下す、職務においては清廉潔白な人のようです。皇毅が実は秀麗を買っていることも知って嬉しそうでしたねえ♪先代王に一歩も引かなかった胆力の持ち主でもあります。先代が残したツケを全部、劉輝が背負わされ、払わされるかと思うともう・・・。追放された静蘭のほうが楽なのでは・・・なんて思ってしまう。(彼ももちろん死ぬほどの苦労しているんだけど。)☆陸 清雅御史台編になってからの甘甘担当!!!ずっと言いたい放題でしたが燕青にはやられましたね!「嫌いな女でも守ったほうがカッコイイ!」馬車でまた秀麗、危うし!?そこはまた寸止めでしたが身体は正直で♪凶手から自分でも思いがけず、秀麗を身体を張って守ることになるなんて!!!お見舞いの葡萄イベントで萌えさせられた後は秀麗ごときの実験台になるもんかと。(爆笑!)腕輪、女嫌い・・・燕青の言うとおり、トラウマがあるようですねえ。官吏の秀麗には興味はあるけれど、王妃になる秀麗には全く興味が無い・・・秀麗が輝く瞬間を一番、知っていますからね。☆葵 皇毅一番、この巻で美味しかったキャラ!!!水色の瞳がどう、とか、芳しい衣とか、お姫様抱っことか!危機一髪の時に助けに来たとか美味し過ぎですー!!!脳内、成剣ヴォイスで!☆凌 晏樹胡蝶姐さんのところに通っている絵が素敵ですねえ!藍様よりもやり手!?色の面でも楸瑛が落とされてるー!!!まあ、晏樹も素敵なので何とも・・・。(勝手な自分!!!)劉輝の禁じ手、後宮入りを献策して劉輝も秀麗も甘やかさないです。皇毅は「愚かな選択」と言っていましたけど使えるものはもっと使う!ということかな。☆リオウ前巻で縹家からも王が輩出できると分かって、今回も旺季にかなり買われてましたねえ。適切な言葉、王に遠慮しない物言い。劉輝のライバルになるかも!?本人は全く考えていないようですけど・・・。☆旺季先代王に取り潰された貴族の子弟を匿って、官吏として重要なポストに配置しておく。周到でしたねえ。羽羽様の不調を琴の琴で治すことができる・・・血筋も王家に近いものがあるのですね。全ての面で劉輝の上を行っていて、どう立ち向かうんでしょう、劉輝・・・。☆紫 劉輝ううー・・・劉輝スキーとしては同じ針のムシロに座っている気分です!でも、「誰も分からない」ここまではないのでは・・・。後付設定と勝手に思い込んでますけどね・・・。庶民感覚を買われた以外は全部、後手後手で、ついに秀麗を後宮に召し上げることに!!!静蘭、絳攸、楸瑛がもっと上に来ないと味方がー!!!☆紅 邵可復活!!!カッコ良かったですー!!!”鳳麟”の登場で、紅家の主導権が誰にあるのか混乱状態でしたが罷免された黎深ではもう家が立ち行かない、百合さんも拘束状態ではね。劉輝の味方に付いてくれて良かったです!味方といえばヤクザな管 飛翔が付いてくれるとは!それも嬉しかったです♪☆鄭 悠舜まさかの”鳳麟”!紅門筆頭姫家の生き残りだったとは!!!で、旺季もやりますよね!悠舜、皇毅、晏樹を育てあげていた!!!復讐のため?劉輝には「最後まで付いていく」と言っているけど、気になるのが消えた金、紅家の鉄の精錬技術、戦の匂い・・・。彼の本当の主君は旺季と決まっているのでしょうか?黎深が何とかできるレベルはもう過ぎてしまったのかしらん?☆紅 秀麗薔薇姫にもらった命で生きながらえているけれど、肉体のほうが壊れてきているようですね。それを保つために霄太子、リオウ、羽羽様が苦労しています。ついに官吏を辞めることに。でも、リオウ君とどこに行ってしまったんでしょう!?璃桜パパに狙われてしまいましたかね!【予約】 『彩雲国物語』イラスト集目の保養になりそうです♪彩雲国物語 セカンドシリーズ 第13巻〈初回限定版〉(DVD) ◆20%OFF!
2009年03月11日
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年末にアニメ放映が終わった「伯爵と妖精」の原作第二巻を読んでみました♪オススメ文庫(た行)伯爵と妖精 プロポーズはお手やわらかにあらすじはアフィリから。妖精と話が出来るリディアは、伯爵に雇われる妖精博士。ある日、彼女の元に野の花の妖精が現れた。伯爵を妖精女王の花婿として迎えにきたのだが、花婿に渡すはずだった「月」を盗まれてしまったというのだ。**************************************ちなみに一巻はアニメ感想とセットで簡単に済ませてしまいました。「あいつは優雅な大悪党」の超・簡易感想はこちら♪アニメ先行だったので、やはり原作を後から読むとなるほどー!なことがとても多かったです!特に公爵家の若君だったはずのエドガーが何故、妖精伯爵または青騎士伯爵の血筋が無いのにその称号を得たいのか。ポールが「朱い月」のメンバーになっている理由と彼らが何故プリンスを敵視しているのか、そして青騎士伯爵家と彼らとどうつながっているのかとかですねえ。アニメも説明部分ばかりにしないで頑張っていたのは分かりますが、何故エドガーがアシェンバート伯爵家の当主に収まりたいのか、初歩的な疑問をずっと持っていたのでそこがクリアになったことだけでも気分はスッキリ!です。プリンスは何故か、その血を忌み嫌い排除してきた。敵対を始めたエドガーは逆にその称号で自分を守ろうとしているんですねえ。もちろん、プリンスへの当て付けもあるのでしょうけど。青騎士伯爵を名乗るなら「貴族の義務」を果たさなければ。もちろん人間にも、妖精にも。アニメでエドガーが口説き文句ばかりの中で守り通した筋がここにあるのですね。そのために必要なリディア。脳内、全部アニメ声優さん変換で楽しく最後まで読めました!ポールとケルピーは良いキャラだなあとしみじみ思います。特にケルピーは凶暴な馬のくせに、ちゃんとリディアとエドガーの気持ちを汲んでくれるんですよねえ。珍しい、と書かれていましたが、そこがケルピーの美味しいところです♪マズイのは馬の本能の部分!!!それから誠実なポール。リディアよりもエドガーのほうに心惹かれているところが面白い!絵描きになる運命をくれた人ですからね。エドガーがリディアに迫っていても、助けたのは理想の人エドガーであって欲しいから。そういう理由に笑ってしまいました!天然ボケのレイヴンはさらに面白かったです!ライノベをアニメにするのは、難しいなあと改めて思いましたが、せっかく素敵声優さんがそろっていることですし、二期を期待したいです!絵はさらに頑張って!!!伯爵と妖精 3(初回仕様)(DVD) ◆20%OFF!うう!萌える二人♪
2009年01月14日
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BS2でアニメ放映されている「タイタニア」の原作1巻を読んでみました。以下、アニメ派の方にはネタバレがありますのでご注意くださいませ!タイタニア(1(疾風篇))概略は以下のとおり。「BOOK」データベースより星暦229年。宇宙の命運は星間都市連盟を破ったタイタニア一族の手に握られ繁栄を築く。しかし、446年に強大なタイタニア一族のアリアバート卿が、単なる一都市・エウリヤ市に敗れてしまった。時代が再び動き始めたのだ。宇宙の覇者となるのはいったい誰…!?スターファンタジーの傑作ついに文庫化。 刊行に付いてはWikiよりコピペしました。『タイタニア』は田中芳樹の長編スペースオペラ。1988年に徳間書店から新書(トクマノベルズ)で第1巻を刊行、第3巻まで刊行されたところで中断し、現在もなお未完。後にスクウェア・エニックス社EXノベルズから再刊。さらに2008年9月からは後述するアニメ作品放送と連動して講談社文庫にて新装版が随時刊行予定。「月刊少年シリウス」2008年5月号より漫画版が連載される(画:ガンテツ)。2008年10月よりNHKBS2の衛星アニメ劇場にて放送中。全26回(BSデジタル番組情報から)1988年初刊刊行ということで未完のこの作品がアニメ化で表舞台に出るのは十何年振り!?という放置プレイの後なんですねえ!アニメ・スタッフとしては最近、多い「地球へ・・・」「花男」「花君」のように一世を風靡した作品を発掘して大人のファンを開拓しようという狙いなのでしょうが、この作品もかつて「銀英伝」で盛り上がったファンをもう一度、呼び戻そう!みたいな主旨で企画されたものなのでは・・・。田中氏は遅筆&原作放置が多い作家さんで、さらに版権元を変更して再発行というファンの懐を悩ませることも多いので、今回もアニメ絵のカバー表紙で再発売というのには困った方も多いと思います。巻末にアニメの石黒監督の談話が収録されています。アニメと比較しながらの感想ですが・・・「銀英伝」と同じく宇宙を二分する勢力の歴史を描く「タイタニア」。アニメでファンVSタイタニア一族とならないのがもどかしいのですが1巻ではやはりファンが反タイタニアとしてスタートラインに立つところまでなので仕方ない展開なのですね。タイタニアの勃興から入って、現在の5家族=アジュマーン、ジュスラン、アリアバート、ザーリッシュ、イドリスに至る流れが良く分かります。彼らは始祖は同じでも現在、実際に血のつながりがある、無いに関わらず近しい年齢の者は皆、従兄弟という間柄で呼ぶのですね。アジュマーンが後継を見据えて、それぞれの難局をどう4公爵がしのいでいくか、がメインなので「銀英伝」のラインハルトが上り詰めていく話とは違って、一族の守りに重きを置いた話になっています。なので、勝利とか地位の上昇とかいう高揚感というものはあまり感じられないです。四人の後継者について、アリアバート、ザーリッシュ、イドリスはかなり固定された人物評で表現されていますが、ジュスランはタイタニア側の主人公となるので、「事後処理者」と言われてもアジュマーンはかなり彼のことを他の三人よりも買っていることが分かります。アニメではその辺りを表現したいのでしょうが、逆に失敗させてしまいました。そこは原作を読んでもアジュマーンがジュスランを評価している理由が分かりにくいので補完してもらったほうが良かったと思いました。自分のことを「買いかぶり過ぎ」と思うジュスランの転機はアジュマーンの政敵と目された異母兄エストラードの息子バルアミーを副官に据えるのとエルビング王国のリディアを保護するところから動いていきます。バルアミーが起爆剤のようになって4公爵の間をかき回していくのは面白いです。内紛だらけのタイタニアですが、それぞれが、あの武闘派のザーリッシュも思慮をめぐらせて動いている様を見るとタイタニアはそうして生きていかなければならない宿命、それだけ強大な存在になってしまったことを感じます。一つの質疑応答だけでもわずかに香る棘の部分、を逃さないように。とても疲れますね!アリアバートの敗戦を機に星間連盟軍を煽り、さらには反タイタニアを焙り出す動きに流れていくタイタニア。そこに絡んでくるのがファンなのですが、ファンを拘束しようとしたアルセスが引鉄を引くことになるとは思いませんでした。アジュマーンが願う未来をジュスランが探りながら一つ一つ打って行く作戦にどう4公爵が動くかタイタニア側では楽しみたいと思います。一方のファンはエウリヤを追われ、ミランダに拾われて宇宙を流れていきますが、こちらの転機はエーメンタールで出会った少女、ミランダの部下のリラによってもたらされます。彼女が命を失うことで、ファンに戦う理由が出来てしまったのですねえ。ファンがその才覚を示すためにも手駒は必要で、1巻ではエウリヤでの元部下パジェスとワレンコフが合流、さらにドクター・リーとの出会いで盛り上がってきました!リーには智謀はあっても徳は無いという設定になっているので、そこはファン、そしてミランダがもっと魅力を発揮して人を集めることになるのでしょう。「銀英伝」に比べると、戦闘シーンは細かいシチュとか端折って書いてある感じもするので分かりにくいところもあるかな。(それは私の頭がついていけないだけなんでしょうけど。)互いに人材がそろってくれば、もっと戦術レベルでの動きが鮮明になってくる・・・と期待しています。萌える部分について♪ジュスランが好きなのですが、フランシアにはそれほど嫉妬心も今のところは無く・・・。リディアが「隠し子」とか言われて冗談で「蹴飛ばす」と言ったのは笑いました!今夜のアニメ・・・ジュスランとリディアが出会う場面が楽しみです!タイタニア(2(暴風篇))2009年01月30日発売TYTANIA-タイタニア- 1
2008年11月27日
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彩雲国あれこれを姉から仕入れてまいりました♪ううー、萌え潤う~!とはいえ、原作についてはちょっぴり辛口で参ります!「黎明に琥珀はきらめく」彩雲国物語(黎明に琥珀はきらめく)あら!アフィリはどこも売り切れですみません・・・!あらすじは以下のとおり。藍州から帰還した監察御史の秀麗に届いた、驚きの報せ。なんと、吏部侍郎の絳攸が投獄されたというのだ!罪状は、侍郎として、尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。そして絳攸を追い詰めたのは、秀麗の天敵である御史・陸清雅。このままでは絳攸が辞めさせられてしまう!!この危機に、彼を弁護するため、立ち上がった秀麗だけど!?いよいよ絳攸の過去も明らかに!?************************************ということで楸瑛の次にやり玉に上げられたのは絳攸でした!前巻の感想はこちら♪ううー、前巻の感想を読むとズタボロですねえ。でも、この巻は意外とザクザク読めました。事件性が薄かったことで謎解きを理解するのにそれほど苦労しなかったことが理由にあると思いますが・・・。気になった点をいくつか・・・☆絳攸を襲った縹家の罠九彩江の縹家の社に入った劉輝にはそんな仕掛けが施してあったのですね!絳攸が王に会うと術が発動する!!!それで絳攸は意識が過去の暗闇に飛ばされてしまうわけで。二羽の文鳥が頼り。羽羽様も縹家の一端を担う血筋の方だったのですね。でも今回はリオウがその役を引き受けた。縹家の・・・瑠花の暴走を止めるのは自分だと自覚したから。羽羽様とともに頑張るリオウ君、ファイト!でした!☆絳攸の罪、黎深の罪吏部尚書の怠慢を止めなかったから。清雅が狙ったのは絳攸→黎深だった!秀麗の眼を絳攸にひきつけておいて、黎深を糾弾することが清雅の狙い。でも、直前でそれは王と尚書令、秀麗によって止められてしまうわけですが。劉輝が王になってから多分、黎深はこうなる日が来るんだと予測していたのだと思います。先王が排除した貴族派の不満が頼りない王の下で旺季を筆頭に噴出し始める。でも旺季は老練な人物だから先を急いだりしない。地道に自分の基盤を作って、からめ手から王自ら退位することを望んでいるよう。それに対抗するためにも紅姓にとらわれない絳攸に自分を越えて欲しかったんだよね。でもそれをしなかった絳攸。絳攸がそれに気付くよう、捕まる1週間前から怠慢の限りを尽くしたのに・・・。回りくどい愛情だなあ!!!一言、言えばいいのに!!!でも、接触すればするほど二人が共謀していたとみなされるから離れざるを得なかった。それは秀麗も同じで、黎深が自分の叔父で絳攸が義理の従兄弟と分かってからも会うだけ、清雅に尻尾を踏まれてしまう状況だったから会うに会えなかった。そこまで追い込まれていた絳攸、そして秀麗。☆悠舜、奇人、黎深仲良し同期の三人だけど、黎深、奇人は彩八家のしがらみがある。黎深は家から離れていたけど、そんなの御史台には何の言い訳にもならない。事実、当主は黎深だったんですしね。そんな黎深の愚行を諌めに来た奇人様ですが、もう手遅れでした・・・。奇人様ですら黄家本家から官吏を辞めろ、なんて言われてね・・・。奇人様が涙するなんてーーー!!!誰も彼もが今の王に不満がある。でも、ここから皆が立ち上がる土台が出来てくる。「王の官吏」として。その第一の忠臣たるべく悠舜が考えていることは何!?晏樹はしきりに彼の過去を気にしているし、実は旺季とも会っている!?劉輝は自分が選んだ宰相だから信じようと思ったみたいだけど。「私を選べ、悠舜!」黎深がそう言ったのは劉輝=ハナタレ小僧の矢面に立たされるのは悠舜になるから、命も危ういと思ったから、と思っていたけど違うのかな。☆清雅、楊修吏部の密偵だった楊修がいきなりのクール系眼鏡キャラになってびっくりです!!!欧陽玉のセンスは笑えますけどね!彼は絳攸に期待していた。けれども、もう潮時と思ったのでしょうね。御史台の追求を黙ってスルーさせて一から吏部を立て直そうと考えたようです。もう一度、絳攸が上ってくることを願って!!!そして清雅。皇毅の意図をがっつり汲んで、紅藍両家追い落としに成功したようで。とにかく彩八家を優遇する政治に終わりを告げる!そのことに向って爆走しそうです!貴族派、国試派・・・この辺りの線引きに悩むんですけどこの二派が入り乱れての構造改革を作者は書きたい。その上に立つ事ができるか、劉輝、秀麗!!!なんですねえ。☆静蘭と楸瑛まさか上司と部下の関係になるなんてー!!!大爆笑ですよ!!!ということは尚書令付きのボディガードその1、その2!ってことで!!!いつか清苑公子の部下になりたい!そう思っていた楸瑛の望みはこんなところでかなった!いえ、公子の正体を知るまでは、ですね!「私の誇りは別のところにある。」そう言う楸瑛は確かに男前になりました!☆秀麗と燕青こちらも正式に部下と上司の関係になりました。皇毅が燕青のことをガッツリ買っていたようにばっちり秀麗のしたいことをサポートしてくれました。なので秀麗が成長できたかというとそうでもなかったのでそろそろ頭の回転が良いだけのお嬢様からもう一味くらい付けていただきたいです。劉輝を慰める十三姫のほうが可愛く思える今日この頃・・・。唯一、師弟愛を確認する秀麗と絳攸は美味しかったです!ということで秀麗には優しくない感想にまたなってしまいましたが次巻、百合さんも来たので気になる悠舜の過去と真の目的に迫って欲しいです!**************************************以下、彩雲国関連の冊子の感想を簡単に♪彩雲国物語(第3巻)「黄金の約束」=燕青との出会いから戸部でのアルバイトまでのお話でした。奇人様、素敵過ぎる!!!あと静蘭と燕青の楽しい関係とか♪絵が美麗で安心して読めます!眼の保養、保養!それからこのコミックスでは見られなかった奇人様の素顔・・・イケメンビーム!!!が見られたこちら!!!2008年6月発売雑誌ビーンズエースVOL.14ぜひ、コミックスではなくて大きな誌面で!!!美人過ぎるッ!!!付録CDが付いてます♪70分強ということなので、これから時間がある時に聞きます!彩雲国物語絵巻(2)見開き2Pのためだけに買っているファンも多いと思われ・・・。「逢瀬の相手は・・・」楸瑛が持ってきた大人気の甘味を何者かが食べてしまった!?犯人と疑われたのは絳攸!!!実は真犯人は・・・。二人が仲違いして困った劉輝は二人の関係を修復しようとある作戦を思いついて!?結果的に二人は怪しい仲!と世間に思われてしまって散々でした!喧嘩になってしまった黎深と百合さんを漫画で見てみたいものです♪
2008年07月03日
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アニメ雑誌は新番組チェックとこれだー!という絵が無ければ買わないことにしているのですが、今回は買ってしまいました!!!恐るべしREBORN!熱!!!PASH (パッシュ) ! 2008年 01月号 [雑誌]簡単に気になった記事の感想でも♪☆遥かなる時空の中で3表紙の将臣と義経、ピンナップにじゅるる!ですが3はあまり馴染んで無いんだなあ。キャラソンはそこそこ聞いてますが・・・。家に光とスカパーを入れることにしたんですが工事が混んでしまって年内無理!ううー!!!キッズステーション、間に合いませーん!!!DVD化を待つしかないか!?☆ネオアンジェリーク「恋アン」では思いっきり凹みましたが今度はゆめ太さんですからね!!!嬉しいです!さらに嬉しいのが新キャラ!!!入野君、中村さん、楠さん、来たーーー!!!あと木村良平さん・・・おお振りの西広と結界師の閃ちゃんかー!!!皆さん、ネオロマ声優さんですね!キャラソンも期待!!!☆BLEACH朴さんと森田さんのインタビュー。日番谷の「柔らかい心」を見て欲しい・・・分かるような気がしますね!ぷっ、久保先生、ファミレスで声優の皆さんにおごってくださったのね!!! ☆ガンダム00刹那とグラハムの相性92%!!!わはは!!!今のところ、一方的なような!?で、グラハムと刹那=ゆうきゃんとマモの対談♪刹那とグラハムの共通点は「ガンダムへの執着」だそうです。☆家庭教師ヒットマンREBORN!雲雀の近藤さんは単独で、ヴァリアーザン、スク、ルッスーリアで一緒のインタビュー♪近藤さん・・・雲雀の愛は学校にある!!!そうよねー!!!雲雀のアゴを見て声を作ってるそうです。ヴァリアーの三人池田さん・・・「ドカスが!!!」がお気に入り!?ぴろき・・・「う”おおおおい」の言い方に悩んだ!!!湯澤さん・・・「サンキュー・タコヘッド!」が良い発音!!!☆テニプリセミファイナルのVS四天宝寺戦OVAについて。いやーん!!!おっきー、また台詞が少ないのかー!!!「表現方法でカバー」!?☆Dグレ「おまけ劇場」だけの神田=櫻井さん。「神田を見られる数少ないチャンス」「頑張ります!」そうおっしゃるなら応援しますわー!!!☆ブレイク確実な男たち猫屋敷も晴嵐も諏訪部さんで応援しているんだけど話がーーー!!!一応、見ていますが感想はギブアップ!!!☆おお振り下野君と代永君のセレクト名場面♪下野君は桐青戦の田島の最後の打席。代永君はやはり桐青戦で皆が最後に声を掛けてくれたところ。どっちも良い場面よねー!!!☆新番組S.A、純情ロマンチカ、PERSONA、マ王!Holic、あまつき、我が家のお稲荷様、破天荒遊戯、モノクローム・ファクター、俗さよなら・絶望先生、図書館戦争あたりチェックですねえ。あとマクロスFもあるんだなあ!!!あとはテニミュとかの美少年!な皆さんの記事でした!来春は転がれるようなアニメがたくさんありそう!!!原作&先行ドラマCDとかほとんどお勉強していないのでアニメ・オンリーで楽しむことになりそうです。また新番組チェックをしなければ!!!気になったCD・・・マ王!のムラケン、勝利、ギュンターのキャラソンが出ることかな♪
2007年12月16日
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今日は再放送でしたので原作の番外編の感想でも♪彩雲国物語の世界「秀麗の本命は誰だ!?」感想はこちら♪**************************************作者様には悪いけど横道&風呂敷広げすぎの印象がある本編よりも面白かったです!彩雲国物語(隣の百合は白)番外編3つで「恋愛指南」と「お伽噺」はビーンズ掲載、最後の「地獄の沙汰」が書き下ろしで、表紙は秀麗、劉輝、黎深ですが紅三兄弟、特に黎深のことがよーっく分かる一冊でした!内容は以下のとおり♪年末武術大会の賞品は、アノお方の恋愛指南!?秀麗を振り向かせるため、国王・劉輝が男を見せる!?(「恋愛指南争奪戦!」)それは、少年・邵可が修羅の道を行く理由となった、たった一つのお伽噺。(「お伽噺のはじまりは」)他、悪鬼巣窟の吏部尚書にして、天つ才を持つ男・紅黎深が、大ボリューム書き下ろしで登場。妻・百合姫との数奇なる物語、絳攸との運命の出会い、そして悪夢の青春時代が今ここに。超豪華外伝集。 恋愛指南争奪戦!/お伽噺のはじまりは/地獄の沙汰も君次第 以下、ネタバレ全開で参ります!!!「恋愛指南争奪戦!」ビーンズで読んだ時もその熱意を向ける方向が無駄に可笑しくて(先日、見た「もやしもん」の媚薬争奪戦みたいです!!!)大笑いのお話です。あのダンディ老人・現茶州州牧の櫂瑜の恋愛指南書をゲットするために朝廷をあげての争奪戦!!!新年前に元気が無くなる若い衆を元気付けるためとはいえ、半日かけて!白黒大将軍までが参加してのバトルが楽しいです。引いたくじの「指令」が達成できなければダメ!例えば楸瑛は魯官吏(今は尚書)を笑わせるとか、静蘭は欧侍郎からお洒落及第をもらうとか。後の黄尚書の仮面を取る!とか、黎深に「お前の兄ちゃん、でーべーそぉおおお!!!」が当たった官吏はもう死ぬしか・・・!!!最後は劉輝が櫂瑜を信頼している感動の場面で締めでした。「お伽噺のはじまりは」今の紅家は黎深が当主ですが、実質的には玖琅オジサマが取り仕切っているのですよね。どうしてそうなったのか。長子で後継者だった邵可がどうして紅家本筋から離れることになったのかその経緯が語られています。ポイントの人物は先王・セン華王の先代の寵妃だった紅家の実力者で邵可の大叔母だった玉環。セン華王。そして、先代・黒狼だった鬼姫。邵可は玉環の野望にいち早く気付き、そしてそれが紅家のためにならない。王に対抗しては滅ぼされると読んだのですね。だから玉環を殺し、先代の後を継いで黒狼になった。邵可の父が亡くなり、跡目で紛糾する紅家をまとめるためには。黎深が当主となり、玖琅が補佐をする。それが紅家のためになる。黒狼となった邵可は罪を背負ったまま、当主にはなれない。黎深が追い出した、というのは表向きで邵可は紅家を救いそして離れ府庫にいるようになったのですね。兄が黒狼にならざるを得なかったことで黎深は官吏になったものの朝廷を憎んでもいる複雑な心境です。「お伽噺」・・・それは「兄弟三人は仲良く暮らしました。」そういう夢物語。でも、きっといつか。邵可が玉環を手に掛けた日から封印している琵琶を三人で楽しむ日が来ると良いと思いました。「地獄の沙汰も君次第」タイトル通り、側にいれば地獄のような不幸を味わう黎深の側に必ず控えていた女の子であり、男の子・・・百合姫のお話です。驚いたことに現・黎深の奥さんで黄尚書が振られたという百合姫は玉環の縁者で邵可の婚約者だったのですね!でも、あっという間に婚約を解消してしまった邵可は自分の立場を考えて百合を弟二人の守り役として側に置いた・・・ということで黎深とは幼馴染。邵可が当主の座を追われ、貴陽に行ってしまうと国試に受かれば、という条件で邵可の側にいることを許されたんですね。で、貴陽にやってきて初めて友人が出来た!それが奇人様と悠舜。身の回りの世話で一緒に貴陽に来た百合姫は黎深に振り回されながら彼のお嫁さん候補を探すためにコウ蛾楼に!!!さらにその間に黎深が拾ったコウ=絳攸の世話まですることに!!!絳攸は幼いながらも黎深と百合の間を頑張って取り持とうとするのですね!でも肝心の二人は悪友以外の何者でもなくて・・・。そこでハプニング!!!奇人様が百合に人目惚れ!!!さらに黎深の薄情な態度に悠舜が平手を黎深に食らわせたり!?黎深は自分の髪を切ってくれるのは幼馴染の百合だけ。及第が決まって、百合が自分の居場所に悩んだ時、頼ったのはまさかのセン華王!!!異母兄だったんですね!!!それでも百合は自分の側にいるべき!黎深が見せた行動力に超・分かりにくい彼なりの愛情を感じたのでした♪百合の意図はどうでも良くて、勝手に奇人様に顔のことが原因と手紙を書き、勝手に婚姻届まで出してしまう黎深!!!やる時はやる!!!けど・・・この男に持ちこたえられる百合のほうがやはり母性本能の塊なんだなあと思わずにはいられないのでした。幼い頃の劉輝、絳攸、そしてちょっぴり静蘭も絡めて黎深と百合の不思議な夫婦の出来上がり!なお話でした!奇人様にも良い人が現れますように!奇人様と百合の仮面のデートが楽しかったです♪(オマケの仮面の二人組もね!!!)彩雲国物語 セカンドシリーズ4 初回限定生産画像は売り切れですがアフィリはOKです♪
2007年12月08日
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本屋で気付いたらまたしても手にとってレジに並んでおりました!発売前から気にしてはいたんですけどね。増刊アニメージュ プリンスアニメージュ ビジュアルコレクション(雑誌)《在庫切れ》すみません!画像アフィリは売り切れです!楽天ブックスさんも売り切れてますねえ。中は全部、「アニメージュ」に掲載された美麗イラストばかりなので、真面目にメージュを買っている方は「何だーーー!!!」な内容ですけど、たまにしか買わない私には目の保養でございました!特に付録!「金色のコルダ下敷き」!!!美しいーーー!!!れんれん!!!ハアハア!!!ああー、やっぱりキラキラは良いです!!!一見したところ「おお振り」「最遊記」率が高めなのでファンの方にはお勧めですね♪項目分けされているので簡単感想で♪☆青春王子「おお振り」・・・皆の笑顔が眩しい!!!こりゃー、後から修行するしかないですね!「鋼鉄三国志」の犠牲にしてしまいましたから!できればOVA展開作品も出ていたので「テニプリ」も入れて欲しかったです。1Pも無いよ!!!☆戦闘王子「鋼鉄」「DTB」「SEED」「SEED運命」「ハガレン」「最遊記」ううー!やっぱり先日、お亡くなりになった逢坂さんの黒が超・カッコイイです!!!「最遊記」・・・三蔵がとても優遇されてます。☆眼鏡王子「ホスト部」「Holic」「学ヘヴ」「ハチクロ」「遥か」「血+」「ハガレン」学ヘヴ・・・中嶋&先生に瞬殺!!!もうー!中山さんの美麗イラストにKOですわ!!!後は眼鏡・百目鬼くん、ハチクロ・野宮さんがいたのが嬉しい♪ハジはカードにもなったやつですね。☆スペシャルギアスのダイジェスト・ページが付いてます。黒皇子VS白騎士がメイン♪ギルフォードを眼鏡皇子で出して欲しかったですわ!「イエス、ユア・ハイネス!!!」☆和装王子「少年陰陽師」「遥か」「遥か舞一夜」つなきさんの泰明に鼻血ーーー!!!少年陰陽師は若・晴明はいいけどあり?十二神将は紅蓮しかいないよ???ちいっ!!!☆学園王子「ホスト部」「コルダ」「プリンセス×2」「コルダ」絵にじゅるる・・・!!!☆絆王子ここはちょっと懐かしいアニメが多いです。「スパイラル」「D.N.ANGEL」「奪還屋」「ピスメ」「巌窟王」「LOVELESS」DN、懐かしい!!!今から思うと珍しく軽めのおっきーヴォイスが堪能できたアニメだったんですよねー!見てたけど録画を消しちゃったし、日渡くん@石田さんが好きだったからあんまり真剣じゃなくて・・・後悔ーーー!!!☆異世界王子「マ王!」うーん。工藤さん絵でもう少し良いイラストはあったのではー?特にコンラッド・・・。☆新作王子「獣神」「ラビリンス」「ef―a」「最遊記」OVAも含めての新作。「ef―a」が綺麗なカットだったけど美少女ゲームなんだよねえ。一度、見て考えようかな。「ガンダム00」はこれからってことで本誌までお預けみたいです。また、王子が増えたら出るのかしらん???下敷きばかり増えたりして!?
2007年09月30日
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姉から借りてきまして・・・第一シリーズ「茶州編」までの回想になど浸っておりました。が!!!恐るべき海外スタッフ率を誇るアニメなので、これは神・作画ー!というところがなかなか見つからない・・・。でも、設定集付きなのでお絵描きをするには良いですかね。それから2ページの書き下ろし!!!彩雲国物語絵巻リンク先の皆さんの感想で2Pとは知っていましたが内容も簡単なものでしたねえ。ガクリ・・・。秀麗が後宮に入ってからまだ王に会えずにいた頃の話でまだ劉輝は「藍 楸瑛」と名乗っている頃。「天女の羽衣」伝説を引用したお話で、なぜ天女は子供も置いてさっさと帰ってしまったのか?という話を偽物・藍 楸瑛と秀麗が語り合うお話。中身云々ではなくて秀麗に手を出しそうになる劉輝を楽しめ!ってことですね。イラストもさすが角川で真面目にニュータイプ、ニュータイプロマンスをお買いになった方に目新しいものは無かったのではないかと・・・。せめて描き下ろし一枚くらいは入れて欲しいですよね。秀麗と劉輝シチュでは鈴蘭バックのチッス・シーンに悶えましたがどっちかというと男組!のほうが目の保養になって良かったです♪「人物関係図」アニメなので出来映えはこんなものでしょう!(投げやりーーー!)できれば玖琅オジサマと秀麗の間にも→を入れて「初恋の人」と「可愛い姪」と解説を入れて下さい!!!邵可から静蘭の「君も自由に生きなさい」は笑えました!「人物紹介」影月とかもっと良いカットがあるのでは?若様の上半身脱ぎには鼻血が飛びそうになりましたが!!!「彩雲国国家史」「気になるあの人の年齢は?」静蘭の年齢詐称!!!これに尽きます!!!「自称22歳!!!」楸瑛に言わせれば「若作り~」ですねえ。「彩雲国物語集」あらすじとサブタイトルになっていることわざの意味がご親切に出ています。受験生必読!?チビ劉輝、チビ静蘭には癒されましたわ!「彩雲国雑学集」「彩雲国詳細画」七不思議のコーナーはツッコミ満載!後は家系図やら設定資料とか。設定集のキャラ絵はまあまあ良いのですが影やハイライトの入れ方がいまいちで、まるで塗り絵のようなアニメになってるんですよー。最近、改善されてきたとは思いますけど「コルダ」のレベルには遠く及ばないです。マッドハウス!!!日本テレばかりに力を入れないように!!!目が皆、「つり目」と書いてあって「タレ目」は悠舜だけー!?子供時代の絳攸が可愛いっす!!!後、若い頃の黎深に萌え♪「彩雲国大辞典」用語集です。ああ、こういうキャラもいたな、なんてしみじみ。お値段の割にはちょっとね、と思う「絵巻」。新刊と全サ連動させて角川、稼ぎ捲くり!です!「冗官編」さらにアニメが終わったら、またアニメ本が出るのでしょうね。彩雲国物語(白虹は天をめざす)二冊連動全サ・図書カードは10月31日締め切り!まだ間に合いますー!
2007年09月24日
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姉に頼まれて買って先に読んでしまいましたー。まず一言・・・そんなに大官と言われる官吏たちは優秀なのかい!?だったら前王が死んだ後、国が荒れることも無かったでしょ!?最初からの登場人物を叩きなおす意図があったとしてもここまでの暴落振りはちょっとやり過ぎではないかと。秀麗の魅力も「現実感」の一言では主人公としては物足りなさを感じる「監察御史」編・・・。彩雲国物語(白虹は天をめざす)アフィリの楽天ブックスは売り切れです!あらすじは以下のとおり。監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗。一方国王の劉輝は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことに!案内役として、後宮に入った藍家の十三姫を連れ、ひっそりと旅立った劉輝。そして、その後を追うのは秀麗のシゴトで…!?迷える将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑なキモチの秀麗の、それぞれの旅はどうなる!?***********************************ということで、先に読んだ方々の感想を巡って拝見させていただきましたが「カッコイイ!」か「盛り込み過ぎ!」のどちらかに分かれる様で・・・。私が思ったことはanocheさんが美しくまとめてくださったのと、ほぼ同じで辛口評価です。気になったポイントだけ挙げてみました♪☆秀麗の身体「血が止まらない」こと、葉先生に自分の身体のことを聞いたこと、茶州の洞窟で感じた身体の違和感。そして羽羽様が王に言った「あの方だけは・・・」という妃候補否定の言葉。つまりはそういう事なんですよね。でも、秀麗を頑張る官吏!として身近な主人公にしておくためには秀麗がスーパーサイヤ人になってはマズイのではないかと思うのです。☆絳攸と楸瑛御史台編では秀麗の成長よりも彩雲国の構造改革のほうが作者には大切なようで、この二人も吊るし上げにあうはめになります。先に被害にあったのは楸瑛。しかし、楸瑛が劉輝の元を離れたのは藍家とけじめをつけるためでそれはそれで良かったのですが、前巻の衝撃を考えるとショボい・・・ですねえ。何よりも絳攸が秀麗や劉輝の家庭教師を務め、状元及第したエリートと描かれているのに対し、楸瑛はどこが有能なのか見えにくい。他のキャラを描く時間があったら楸瑛にもう少し、力を注いでも良いのでは、と思いました。次の標的は絳攸&オジサマになるようですが、紅家優先の仕事の仕方が気に入らないから糾弾する!内輪の揚げ足取りのようなお話よりも秀麗をどうするか考えたほうが良いのでは?☆新キャラのインパクト。監察=公安みたいなもので内部査察の部署の仕事はそういうものだ、と思うのですが、これだけ有能なら以前、出た蔡尚書とかあっという間に捕まっていたのではないかと・・・。セーガ・インパクトに収まらず御史台の皇毅、門下省の旺季、晏樹、兵部の孫尚書、とやり手の官吏&政治家の前では「悪夢の国試組」もただのハナタレ小僧に格下げですよ。悠舜の出自すら伏線張りまくりでもしかしたらご落胤なの?と思ってしまいました。あれだけ魅力的な国試組三人をここまでこき下ろし、ついには紅藍両家との戦いが勃発しそうで描きたいのはどこなのか、もう一度作者様には考えていただきたいです。極めつけは劉輝!!!女人国試も政務に戻ったのも「女のため」とバッサリ斬り捨てられ、王としてやる気になった二年間も仲良し組との王様ごっこ!!!しかも、劉輝を引きづり降ろした後の候補のことまで出しています。名君と誉れ高かった劉輝&静蘭父がその権力を使って国をまとめ上げていたのはビーンズの静蘭・過去話でも分かりますが、王への忠誠心が薄い官吏と貴族ばかりがいる彩雲国ってどんな国なの?と考えてしまいました。コメさせていただきましたが、これだけ有能で民第一の官吏ばかりだったら王位争いごときで秀麗たちがひもじい思いをすることもなかったのではないかと・・・。王も秀麗もその器量を試されているばかりで、暖かく見守るキャラも激減してしまい、残ったのは燕青だけになってしまいました。皇毅が認めるような官吏になる。だから皇毅や他の官吏を出来た人物に描くというのは分かりますがそのために今までのキャラをこき降ろすのはどうかと思いますねえ。余談ですがNARUTOも同じ状態で「絶対主人公の道標になる!」キャラがバシバシ、格下げになっていて読んでいて悲しくなってきます。まあ、キャラを楽しむライト・ノベルと思うほうが気楽ですかね。(ギャー!言っちゃった!!!)と、いまいち感想になってしまいましたが劉輝がこれから名君になるかどうか心配なのでこれからも見守っていきたいと思っています。十三姫とのこともありますしね。王として立つなら秀麗とのことは諦めなければ・・・。そう決意した劉輝の成長のほうが秀麗よりも心配な私です。
2007年09月09日
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茶州州牧解任から前巻で平官吏整理の憂き目に遭い、さらには手柄を横取りされどん底の秀麗・・・。ライトノベルにありがちな上昇志向話どころか厳しい現実を突きつけられたのは秀麗だけではなく劉輝、そして楸瑛だった!!!(ネタバレ、たくさんあります!!!)彩雲国物語(青嵐にゆれる月草)あらすじはアフィリのデータから。新たな職場・御史台で働き始めた紅秀麗。新米の監察御史として、天才で天敵の美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に、大きな仕事が舞い込んだ!!それは、王・劉輝の妃候補として命を狙われている、藍家の十三姫の「身代わり」に、後宮に入ることで!?劉輝のお妃問題に、揺れる秀麗の乙女ゴコロ、そして妹を後宮に入れる事になった藍楸瑛の苦悩の行方は!?清雅とのライバル関係も過熱気味!目が離せない第11弾。*********************************セーガインパクト!!!と後書きにもありましたが、まさに前巻から登場した、秀麗のライバルの陸清雅 の独壇場だったような・・・。秀麗が御史台という新しい職場の官吏としての成長が垣間見れたのは嬉しいですが私には「セーガインパクト」のおかげで物語当初からの登場人物・・・特に楸瑛がヘタレ・キャラになってしまったのが一番悲しかったです・・・。ちょっと気になった部分を挙げて感想でも・・・辛口ご容赦!☆秀麗と十三姫今回のヒロイン十三姫。彼女は藍家の深窓のお姫様かと思いきや、藍家では色々な境遇に子供を置くのだそうな。それで馬が好きな闊達で聡い子設定なのですが胸以外は秀麗にそっくり!!!燕青とか楸瑛はそこで見分けてましたね。(ヲイ!)秀麗マンセーで前にもどこかの感想で書きましたが「同年代の女友達がいないの?秀麗!?」をやっとクリアできるキャラがきたと思ったら、そっくりキャラなんですもの。これがまず残念です。それが見かけだけでも結局、秀麗しかいないみたいな設定ですからねえ。劉輝と会って、お互いに好きな人がいるって分かって。納得したうえでの結婚でも劉輝にはイタイだろうなあ、と。毎日、思い人と同じ顔を眺めるというのも・・・。劉輝スキーな私は悲しくなってしまった・・・。☆離れてしまった双花菖蒲絳攸には仕事をしない吏部尚書のせい、という理由が付いていて、ちゃんと管飛翔が酒を劉輝にくれてフォローしています。そこはとても嬉しい場面でした。しかし、楸瑛がここで悩むとは思ってもみなかったよー!!!ショックだったのは十三姫の言葉。「ちょっとイイ感じのこと言われて、カッコイイかもとか思って受け取っちゃったんでしょ」確かに劉輝にはあの時、準備もできてなければちゃんとした手順も踏んでなかった!でも、「上出来」って思って絳攸と花を受け取ったんだよね。それが・・・今さら藍家を取る!?そういった家のしがらみなんて自分で吹っ切る楸瑛だと思ってた!!!ところが、出仕しただけでも楸瑛は藍家では変わり種なんだそうな。かなわぬ思い、別の女人に自分のそれを見て本当の思いを確認する。そういう男だったのよね・・・。双璧・・・楸瑛と絳攸には劉輝も含めて「銀河英雄伝説」のロイエンタールとミッターマイヤーみたいな確固たるものをすでに持っていると自分で勝手に思っていたのでちょっとこの行き先不明状態には「あらあら!?」と思ってしまいました。最後は結局、劉輝が行くみたいですがそれはそれで楽しませていただきましょう♪☆セーガインパクト!!!強力なキャラ立ちの清雅。馬車の中の髪結いのシーンは悶えましたが・・・チッス寸止めだったですが、できれば手つき!位で止めて欲しかったんです!(←つくづく勝手な思い込みの人!!!)だって皆、秀麗の唇を奪いにきたらオカシイじゃないですか!女を嫌悪している、女が持っているもの全部叩き落したい。それを秀麗でやってみる・・・という清雅の心境でしたけどね。黒・柚木的に「冗談だよ!」って言ってくれたほうが好みでしたわ♪☆孤独な劉輝今は試練の時なのね・・・。昏君がいきなり仕事をし出したからってみんなの信頼はまだ勝ち取っていない。尚書然り、貴族達然り・・・。ここは悠舜に任せましょうね♪燕青が来たことだし、静蘭が将軍でお嬢様が宰相!!!という思いを現実にしてくれれば。で、本編。(やっと!!!)十三姫暗殺を目論むなら都の貴族、官吏とそれで御史台が動くんだけど伏線を張っている割にはそれの種明かしをなかなかしないものだから、後でバーっと種明かしされても理解に苦しんでしまいました!(それは私がバカだからか!?)「今はまだ・・・」とか「まだ何かあるはずよ!」みたいな言葉ではよく分からんのですよん。一応、上司の皇毅には認められたようで秀麗の終わり方は良かったですけど・・・。悠舜と静蘭が出るとなんだか安心してしまった・・・。しかし、驚いたね!十三姫・・・「静蘭の嫁でもOK」!?藍家の三つ子は劉輝を見限ったら静蘭でも担ぐつもりなのかな。
2007年05月10日
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前巻とセットで、ヒラ官吏になってしまった秀麗の去就エピソードです。彩雲国物語(緑風は刃のごとく)あらすじはアフィリからコピペします。謹慎が解け、ヒラ官吏(冗官)として王城に復帰することになった紅秀麗。しかし彼女を待っていたのは、「一ヶ月以内にどこかの部署で使われなければクビ」という、冗官たちへのキツイ解雇宣言だった!!「官吏でありたい!」と頑張る秀麗だったけど、他のダメダメ冗官たちの面倒まで見るハメになり!?期限付きの難題に、秀麗の底力が炸裂!? ということで、面倒までみることに・・・というか自分から「就職対策本部」を作って他のヒラ官吏のお世話をしちゃうんですね。今回のキーワード「甘い」。それは紅家という名前に実はがっちり守られていたことに気付かなかった秀麗が実感する現実。彩雲国の官僚は実力主義でもあるけれど、現実にはその家柄・出自が出世には大きく影響される階級社会で、その恩恵に預かれない者は他人を容赦なく蹴落とさなければならない。女人国試、初めての役職が州牧、おまけに前例・慣例・手順を無視したことが、上層部&たたき上げの猛烈なひんしゅくを買っていたわけで・・・。そのしっぺ返しが謹慎中に秀麗が手出しした贋作事件から繋がった偽金問題。監査機関・御史台が動いていたのに秀麗が贋作を追い回したせいで滅茶苦茶になりそうになったところを先回りして解決してしまった!秀麗にしてみれば「鳶に油揚げ」なんだけど実は横入りをしていたんですね。ここで秀麗の手柄を御史台の仕事として片付けてしまったのが新キャラ・陸 清雅。ヒラ官吏として秀麗の側にいながら、偽金事件・塩・銅の値上げと繋がっている陰謀をかぎつける秀麗を見張っていたわけで。もう一人、秀麗を見張っていたのが前巻から登場のタンタン=榛 蘇芳。ユル・キャラで秀麗の頑張りにため息を付きながらも力になってくれていたタンタン。しかし、彼が元いた部署も実は御史台。御史台のメンバーはNARUTOの暗部と同じく素性を明らかにしない。だからタンタンの間抜けさに清雅もボロを出してしまう。さらに・・・!官僚整理のために吏部からも覆面監察が入り込んでいた!楊修・・・!刃物のようなキレ者だらけの官吏社会。「叩き落してあげるよ。」あから様な挑戦。秀麗が本当に乗り越えなければならないのはここから。で、黄尚書以上に鬼畜&極悪な上司になるのが御史台長官の葵皇毅。彼の前では尚書令に就いた悠舜&同期も青く感じる威圧感!!!「自分の理想を語りたいなら官僚を辞めろ!」「理想を実現したいなら力を手にしろ!」秀麗の就職先は黎深の吏部、奇人の戸部、その他とあったけれど秀麗はあえて蘇芳と一緒なら、という条件つきで彼の元へ乗り込んでいくことになります。「内偵のためなら男とも寝ろ!」吏部のオジサンが聞いたら扇子投げまくりだよ!でも、今度は全部かわされそうな相手!さらにそのご友人、凌アン樹。朔洵と雰囲気が似ているこの人物は皇毅の鉄壁から秀麗を救うキャラになるかな?でも、職場は門下省次官・・・門下省長官の旺季が今度の人員整理を言い出した張本人だから決して味方ではないキャラ。静蘭、楸瑛、絳攸がハナタレ小僧にしか見えない巻でした。楸瑛は藍家での自分の立場と劉輝への思い、絳攸はまず吏部での自分ありきで劉輝から少しずつ距離を置いたポジション。いずれ、二人はもう一度、劉輝への思いを再確認して戻ってくるとは思っています。その劉輝は新しい仙洞省長官にリオウを迎え、ついに王妃を娶る決意をする。藍家から姫がやってくる・・・!劉輝の気持ちはどうなっちゃうんでしょうねえ。全体的に・・・官吏社会のドツボに叩き落され這い上がる秀麗を描きたいのは分かるんだけど、回りの男共に対して秀麗の魅力があまり見えてこない・・・。というか、タンタンがヨイショしなければ秀麗の良いところが見えないんですよ。そのヨイショもいい加減、目に余る・・・。それを和らげるのが同性のキャラの存在です。「彩雲国」がネオロマと同じシチュエーションで違うところはサポートする女子キャラが誰もいないこと。初めての女人国試で朝廷には女子が他にいないのは分かるんだけど、市井に出ても同じ目線で語り合える同性の友人が誰もいない。いくら、紅家の姫でも秀麗って女友達がいないの!? という不自然さが際立ってきています。そこにいい男ばっかり群がっては嫉妬しないわけにはいかないですねえ。(個人的感情!)香鈴、珠翠、胡蝶、柴凛といるけれど秀麗とは全く立場が違うし。だから秀麗が息抜きできるところが少なくて、とても疲れてしまいました。「マ王!」ほど行き先不明とは思いませんが、最近、王様を中心にした官僚物語のほうが面白いのでは、と考えてしまいました。雪乃先生、力の入れ所を一考して、女の子が惚れる秀麗にしていただきたいですわ♪うわー、固い感想よおお!最後に萌えところでも♪王様を守る悠舜とその仲間達(黎深&奇人様)!!!これに尽きます!!!
2006年11月30日
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今日はアニメが進まないので、読んだ原作の感想でも♪彩雲国物語(紅梅は夜に香る)前巻、茶州州牧として奇病大発生を見事、鎮圧した秀麗だったが、数々の越権行為で州牧を解任され貴陽の自宅で謹慎処分になってしまった・・・!!!そこへ求婚者二人・・・。一人は幼馴染の三太(慶張)、もう一人は新登場の榛 蘇芳。蘇芳の巻物が贋作、胡蝶の宿で偽金が見つかったことから秀麗は贋作の持ち主を探し出すことに!一方、王も探し出そうとしていた人物がいた。人間国宝級の腕前を持つ絵師、碧 幽谷。碧家の重鎮ということで秀麗の同期、碧 伯明から情報を得ようとするが碧家の宝に等しい人物の情報を簡単に流すわけにはいかない!!!幽谷が貴陽に来ていると情報を得て、街中を自力で奔走する劉輝。巻物と偽金、この二つのつながりは?幽谷の正体は?謹慎中の秀麗はこれからどうなる?**********************************貴陽に帰ってきて王様、花コンビの出番が増える!と思ったら新キャラ蘇芳=タンタンが大プッシュされた巻でした。かったるい系の新しい魅力のある人物ですが、そのかったるい言動と裏腹に秀麗に厳しい現実を突きつけることになるわけで。官吏として正しいと思って、助けようと思って頑張ってきたことが一方で人を苦しめる。秀麗の頑張りが無駄に思えて仕方ない蘇芳とそんな頑張りを見ていられない三太の気持ちがミックスされて秀麗に官吏としての自分を再確認させられるわけです。そんな秀麗を支えるのはただ、ひとつ。茶州で言われた「秀麗みたいな官吏になりたい」という少女の言葉。自分が辞めたら、その道は閉ざされる。そして自分の夢も。官吏になったらその中で上手く立ち回らなければならない。絳攸が言ったとおり「一人」なんですね。今回も上申書で分を守って上に進言しようとした秀麗ですが、その手柄を攫われて夢へ向かう階段の先に簡単には進めないことを実感させられてしまいました。次巻、すでに発行されていますが少しは先に進めるのかな。萌えところ♪☆宰相・悠舜!!!黎深よりも奇人様よりも先に頂点に昇り詰めた悠舜!で、それを嫉妬する方向が全く違う黎深が最高ですよ!!!普通なら自分より先に出世した同期をうらやむのでしょうが悠舜が劉輝の盾になったことが一番、気に食わない!!!「私を選べ!!!」なーんて奥さんに言う台詞ですよ!!!でも、そんな風に悠舜を愛する(?)黎深が好き♪悠舜も羽扇を持って気分は諸葛孔明♪☆タンタンと静蘭お嬢様に求婚するなんて!!!超ユルイキャラが実は世間を良く見ているお坊ちゃまと分かって、結構気を許す静蘭が面白いです。タケノコ飛ばし!!!タンタンの声優さんを妄想したりして・・・。森久保さんとかどうですかね。三太はすでに登場、杉山さんですね♪☆駆け回る王様主従。悠舜にすっかり良いようにこき使われる王様主従。一気に花コンビも「鼻垂れ小僧」の仲間入りの雰囲気です。でも、また最後に出た!ストライク・ゾーン、劉輝!!!「・・・私は王を良く知っている。言いたいことがあるなら、伝えてやる」1巻の興奮、再び!!!☆皇毅とアン樹官吏をも拘束する力を持つ監察機関、御史台。そこの有能な人物と目される二人の登場で秀麗の前途、さらには悠舜の目指す体制にも暗雲が!?どうする劉輝&悠舜!です!
2006年11月04日
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昨日、買う!と宣言していた小説版BLEACH!朽木兄妹ファンなら買わずにはいられない!?あらすじだったので早速、読んでみました♪ Bleach(2)以下ネタバレがありますのでこれからお読みになる方はご注意くださいね♪(あらすじ)惣様が虚圏に去ってから、一護たちが現世に戻るまでのインターバルのお話です。怪我を負った兄様のために白玉団子を作るというルキアのために花太郎、一護達が奔走する。恋次の「隊長は辛いものが好き」というアドバイスを聞いてカレーライスに変更するも材料が無い!それを調達するために一護が奔走!しかし、病み上がりの兄様にカレーは・・・という卯ノ花隊長のアドバイスでまたまた変更!作ってしまった白玉団子&カレーライス(両方とも寸胴鍋サイズ!)の行方は!?ってことで、その周りで起こった出来事を十三隊全てに上手く振り分けて・・・メインは十番隊、十一番隊、十三番隊だったかな、楽しい話に仕上がっていたと思います。大体、予想の範疇・・・ジャンプ読者が読める内容ですから言葉も描写も優しくてザクザク読めました。イラスト・ポスターが付いていて表は夏コミ!2005の一護+死神の皆さんの集合絵ですね。(NARUTOと両面下敷きだった奴です。)その裏が・・・ギャボー!!!ここに兄様カミングアウト話の時の表紙を付けるんですか!!!だけど、ジャンプ掲載時に比べると発色が薄い???緋真ちゃんを見ている兄様まで病人かと思っちゃいましたよ!!!描き下ろしが3点くらいとコミックスでもある端っこの簡単イラストが入っています。思いつくままの感想でも♪・苦労人シロちゃん。とにかく仕事ができる男!設定なので乱菊が遊び放題です!ああ、眉間のシワが増える・・・。・朽木家セバスチャン兄様付きの爺やは清家 信恒というお名前なんですか♪他に出てましたかねー?自分が辛いものスキーと分かっているので味付けにも気を使う兄様♪でも、緋真・ルキアは「甘め」というよりも「薄味」というイメージ・・・とツッコマずにはいられなーい!!!まあ、ルキアが甘いものOKってところからでしょうけどね。・忙しい雨竜。現世服は人気があるらしいです。で、型紙を作ってあげるんだけど、採寸から型紙までお疲れちゃんですよ!!!皆、密かに着ているのね♪・お父さん浮竹♪織姫と一緒にいるところはほのぼのとしていてこの後、本誌でやってくるツライ事件を考えると寝込まないでーーー!!!と思わずにはいられないです!!!・悩む修兵・・・シロちゃんがパフパフされているのをウラヤマシそうに見る修兵!でも、その心の奥底はちょっち寂しい・・・。皆、もっとかまって上げなよー!!!・切ないイヅル・・・ただ切ないですー!恋次みたいな同期がいてくれて良かった!!!・兄妹の時間♪もう、このイラストだけで満腹です!!!こちら♪ううー!!!お顔がなんて優しいの!!!声は先日の柊様並の優しさでお願いします!!!おっきー!!!兄様には団子でもカレーライスでもお粥でもなくルキアがいればそれでいいのよ!!!個室なんだし食べてちゃって・・・ゲフッ!!!(以下略)ハアハア!!!落ち着いて!!!ドラマCDになったら分かりやすくて楽しい内容だな、と思いました。大人のお姉様達には少し物足りないかも。(個人的見解)心理描写とか経緯、過程とかね。それを補完してくれるのが巨匠、暴S&みーさんのSS♪遊びに行って倒れましょう!
2006年10月31日
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姉からレンタルしている○マシリーズですがストーリーと同じくどん底ですよ・・・。作者さんが体調を崩されて・・・とありましたが聖砂国編に入って・・・というかコンラッドがシマロンに行ってしまってからは真っ暗ですね。まだ、紆余曲折しながら眞王とムラケン大賢者によって眞魔国の安泰と四つの箱の決着をつけたアニメのほうが明るい有利のままで良かったと思ってしまう○マです。四つの箱との関わり・・・家系図&年表でも出してくれないと私のアホな頭では理解不能に陥ってきました!!!もうちょっと文章と流れをすっきりさせてくれないかなあ・・・。で、コンラッドと有利のところばかり優先させて読んでしまいました。箱はマのつく水の底!聖砂国の双子ジェイソンとフレディ救出のため、地下通路に入った有利とサラレギー。しかし、サラの裏切りによってヨザックを失ったことで精神的にも肉体的にも弱ってしまう有利。有利を追いかけるコンラッドとヘイゼル・グレイプス。そして地上で「凍土の劫火」の破片を使って一人で眞魔国に戻ろうとしているムラケン。スイスで「鏡の水底」を探すボブと勝利。といくつかの班に分かれた描写の連続でした。家系の話になると前巻と「お嬢様とは仮の姿!」が無いので誰が誰の子孫でどう箱に関わっていたのか忘れてしまって悪戦苦闘!それでもメインの有利だけ追いかけるとサラのS炸裂で痛い話でした。しかーし!!!コンラッドと再会してからは挿絵も文章もコン・ユ炸裂!!!特に挿絵にはこっちがドキドキ!!!こんなに思っているんだったら、何でコンラッドは眞魔国に戻らないんだろうと(まだ戻っていないよね!?)考えてしまいます・・・。最後はヴォルフラムまで!?ここまでやるか!と思ってしまったのですが・・・。悪役にはいつも惹かれるものがありますが、たとえこれから出るゲームのサラの声が石田さんでもあまり萌えないなあ・・・。この風呂敷をどうたたむのか、ヨザックという重石的貴重なキャラを殺してしまったオチをどうきちんとつけるのか作者さんの手腕に不安を感じてしまいます・・・。どうなることやら・・・。【PS2】今日からマ王!はじマりの旅(プレミアムBOX) 7月27日発売予定 予約お嬢様とは仮の姿!
2006年06月18日
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ジャンルは全く違いますが「エウレカセブン」の最終回を一発で理解できなかったアホな私の頭はこの物語も1回では理解不能に陥ってしまいました!彩雲国物語(光降る碧の大地)世界観に仙人が入っていてそりゃー不老不死が当たり前なキャラもいるわけですが、さらに他人の身体を乗っ取るとか死んだと思ったキャラが幻のように出てくれば混乱しないわけには参りません。前作を読み返していないので、勉強不足ということもあるんですけどね。とにかく、可愛い子には旅をさせろ!獅子はわが子を谷底へ突き落とす!じゃないですが、3巻あたりまでの明るい展開が「彩雲国」の良いところでもあったし、秀麗のキャラを良く引き立てていたと思うのですがこの「影月」編の暗さはどうよ・・・。ま、この巻で終わりなので少し安心(?)しましたが・・・。簡単にあらすじ。茶州の州牧となった秀麗ですが、茶家の騒動が終わったと思ったら次の問題は奇病と「邪仙教」なる怪しげな宗教の広がりでした。その「邪仙教」が病気の原因が女として初の官吏になった秀麗のせいだと噂を広めたため、その収拾と病の原因を突き止めた同僚の影月を探しに行くために茶州に向かう事に。医学を持って病を治そうとする秀麗は連れて来た医師団と薬の調達、燕青&静蘭の協力を得て次第に「邪仙教」の教えに帰依していた人々の気持ちをほぐしていきます。一方、先に一人で「邪仙教」の本拠に乗り込んでいた影月は拘束され磔にされてしまいます。教主と思しき「千夜」の目的は影月の身体に巣食うもう一人の人格「陽月」となぜか秀麗。「千夜」の影には占いや妖術を操り、この国を動かしてきた「ヒョウ家」(漢字が出なくてごめんなさいー!)の存在が。「邪仙教」の人々を制止することに成功した秀麗は燕青とともに影月を救出するために本拠に乗り込む!「陽月」に魂を全て飲み込まれて死ぬはずだった影月に変化が起きて・・・。とハッピーエンドで終わるには終わるのですがなぜ秀麗と「陽月」が狙われたのか、とか「千夜」が言う「お母様」の目的やらが伏せられたまま終わってしまいました。さらに死んだと思われた茶朔洵がやはり生きていたことがこれから静蘭を悩ませるものと思われます。今回で秀麗は数々の越権行為で州牧の地位を自ら返上し、劉輝の沙汰で謹慎・降格になってしまいます。単純に考えると国策にも等しい病の平定に奔走するのがいけないことなのかしらん、なんて考えてみたりして・・・。結果的には私が希望する都での話に戻りそうなので良しとしましょう。今回の萌えポイントでも。☆楸瑛と二人乗り秀麗!茶州に送ってもらう!ということで警護のために付いてきた楸瑛と二人乗り!!!うらやましーーーー!!!卒倒して落馬しそう!☆劉輝に優しい絳攸。秀麗の先のことを思って我慢し続ける劉輝の気持ちを思って一緒に蜜柑を食べてあげる絳攸。結婚するなら絳攸が一番かも♪でも、私が好きなのは犬っころ劉輝・・・。☆大活躍、燕青!ヒゲも剃って秀麗の護衛を努める燕青!静蘭には万が一の時、秀麗を斬ることはできない、でも燕青ならできる。そう託されて引き受ける燕青の男前!!!ああー、結婚するなら燕青もいいかも。(浮気者~!)☆影月を助けに来た龍蓮!普段は頭にマツボックリやら蜜柑やらをくっつけている風流人が普段着で駆けつけるほど影月のことを思っていたなんて!!!さらに「陽月」のことも分かっていたのですね。さすが兄をも凌ぐ天才児!いづれ藍家を継ぐのもこいつか!?と思われているようなので楽しみなキャラです!その龍蓮メインの新刊が出ましたね~。軽いノリの作品を期待してます。また実家から回ってくるのを待ちましょう♪4月文庫彩雲国物語 藍より出でて青**********************************今回はちょっとしか出なくて寂しかったわ、楸瑛。その穴を埋めるべく素敵なイラストをまた貰ってしまいました!鈴音さん、太っ腹!!!ありがとうございます!ああ、この顔であのモリモリの声で何を語っていただこうかしらー!!!「遠乗りでもどうですか、おぼろさん♪」なんてー!グハアッ!(また放置しておいてください・・・。)最近、頂き物ばかりで嬉しい限りです!そうねー、10万打の時も頂くばかりで何も皆さんに御礼していませんね。切りの良いところで何かいたしましょうかねー。頑張りますー。
2006年04月04日
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R.O.Mシリーズの時と同じく小説ですがアニメ・漫画にもなっていますので、「漫画」テーマにしました。ということで、修行完了です!イヤッタァ!トリニティ・ブラッドトリニティ・ブラッド読み終わった、という満足感とともにやはり吉田先生には全ての作品を書き上げて欲しかった、と思わずにはいられませんでした。内容に聖書、歴史が盛り込まれているのと同様、この物語自体が人間と吸血鬼の”歴史”となるはずだったのに!その「歴史」を語ったのが長編R.O.Mと位置づけられていますが、こちらのシリーズもカテリーナとAxの「歴史」ですね。短編を重ねつつ、Axメンバーと薔薇十字騎士団との戦いの流れが描かれています。ヴァチカンや騎士団内部の抗争もあって、単純な人間対吸血鬼という構図ではないことが、とても物語に重厚さを出していました。と、固い語りはこれくらいにして萌えどころでも♪R.O.Mシリーズはエステルのサクセス・ストーリーと前回の日記で書きましたが、こちらは好きなAxメンバーは誰ですか!?シリーズですね!もう、色とりどりで困っちゃいましたよ!それにしても、アベルがとても影が薄かったような気がします・・・。というか、周りが濃ゆい!!!最後まで読み終わって数々の誘惑はありましたが、前回叫んだ言葉は変わりませんわ!イザーク!!!カッコ良い~!!!いやー、彼は美形ではなく怪人系ですよねー。(^^ゞ)それでも、彼の一挙一動が気になっちゃうんですよ!特にディードと一緒のところは中々楽しいです♪彼がメインの「サイレント・ノイズ」「ラジオ・ヘッド」は何回も読んでしまいました♪物語では騎士団内部の抗争も途中で終わってしまっているので大全にあったように彼がどう後始末をするのか、そこまで見たかったです。彼はカインと一緒に動いていますが、もしも命を共にすることがあっても一人生き残って過去から未来へと歴史を見守って欲しいと思いました。あの細葉巻を口にしながらね♪あとはキャラ一人ずつコメントでも。アベル・・・最後の「アポカリプス・ナウ」でイザークと心ならずも一緒に行動してくれて嬉しかったですわ♪イザークとのコンビも楽しかったですけど、アントニオ!この人とのコンビも楽しかったです!トレス君・・・良い味がありますね。カテリーナの「所有物」として生きる。でも、それを決断したのは自分自身。時に見せる本人には理解不能な「優しさ」がピカイチです!ユーグ・・・何度か転びそうになっちゃいましたよ♪(^^)”ソードダンサー”のコードネーム通り、素敵な剣士ですね。美丈夫、と定義付けられていますし♪かなり熱血が入ってトレス君に追いかけられたりしてましたが、最後は復帰できて良かったです。”教授”と師弟関係なのもツボ♪その”教授”ワーズワース博士。今で言うロンドン紳士ですね。まさか、負傷してしまうとは思いませんでしたが。ユーグの義手をお作りになったということで、ロケットパンチ!なんて古いネタを想像してしまいました。(^^ゞ)レオン。良いキャラですよね!ドラマCD版では大塚さんがお声でイメージどおり脳内変換しました!BLEACHの京楽がもっと熱血しているそのままだと感じました♪ハヴェル・・・自分の思い描く平和と道がずれた時、信じるものに向かって進んだつもりだった・・・。それが・・・。彼が流した血の涙。アレッサンドロもカテリーナも心の中にそれぞれの「神」を思い描いたことでしょう。カテリーナさん。異端審問にかけられたり、謹慎させられたりで大変なシリーズでした。(^^ゞ)でも、今の権威を持つためにはやはり手を汚さないではいられなかったのですね。それでも、Axメンバーは彼女に付いて行くのですから、彼女の目指すものを見届けたかったと思います。R.O.Mで彼女が帝国とつながりを持ち、騎士団こそ「世界の敵」と認識していく様を、さらに「大全」に出ていた病気を患いながらも騎士団を中から崩していくその手腕を見守りたかったです。御礼・・・「トリニティ・ブラッド」に興味がある!と言ったら、あっという間に漫画、小説、ドラマCD,アニメ(途中までね♪)と楽天お友だち様より援助の手を差し伸べていただき、自分では全く購入することなくクリアすることができました!皆様の「トリ・ブラ」への愛をおすそ分けしていただき、感謝感激です!本当にありがとうございました!トリニティ・ブラッド(第6巻)「Trinity Blood R.A.M.」第1章(FLIGHT NIGHT)【DVD】トリニティ・ブラッド Chapter.2 コレクターズエディション
2006年02月28日
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テーマは「漫画」なのですが、先日、コミック版をクリアして今は小説版にアタックしている「トリ・ブラ」であります。瑠架さん、ありがとうございます!トリニティ・ブラッドトリニティ・ブラッドReborn on the Mars・・・コミック版と連動した長編シリーズから着手いたしました。ちょうど2巻まで読んでコミックス版と同じあたりに進みました。小説を読んでまず一言感想・・・漫画でもアニメでも長さ&作業が大変そう・・・!キャラ設定よりも世界観ですよねー。建物、衣装、小道具・・・これの挿絵を描いたTHORES柴本氏を尊敬~!!!(お正月にやっていたコスプレさんを思い出しました。^^)1巻目はキャラご紹介要素が強いですが、2巻目から俄然面白くなってきました!ブラザー・ペテロのせい?(^^;)でも萌えキャラではない!とはっきり言っておきましょう。早く私の王子様を探さないと!永遠に相容れぬ吸血鬼と人間の壁。それを乗り越えるべく和平に向けてやってきた吸血鬼イオンと人間であるエステルの交流、エステルを心配しているのに意思疎通が図れなくて戸惑うアベルと早く先が読みたいです!来週は娘の病院にビシバシ行くことになったので、待ち&移動時間にガイーンと読みましょう♪コミックス版感想はこちら♪
2006年01月20日
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「藍」という漢字を出すと、ついヨン様似の別の漫画キャラを思い出してしまいます。(^^)「彩雲国」シリーズも外伝含めて8冊目になりました。この作品は本編7冊目。彩雲国物語(心は藍よりも深く)官吏になった主人公・紅 秀麗が今回は折衝折衝のお話で萌えが足りない!と思いました。(^^ゞ)相手が美声のおじいちゃんだったりやり手のナイス・ミドルばかりで青臭い小僧どもの出番はあまりありませんでした。それでも、ちょこちょこっと良い場面はありましたが。簡単にあらすじ・・・。秀麗の同期で官職も一緒の影月。彼の故郷は謎の奇病で全滅し、彼はその謎を解き明かしたい師匠と別れて一人国試及第の道を歩んできたのでした。しかし、彼の中にはもう一人の分身「陽月」の存在があり、その命を渡す期限が近づいていました。そんな時、再び奇病が故郷に流行り始め医術の心得がある影月は茶州州牧の仕事を投げ出して故郷を救うべく帰ることに!奇病発生の連絡を受けて、都・貴陽にいた秀麗は医師団の結成と派遣のために奔走する。しかし、その影で「邪仙教」という宗教がはびこり始め女だてらに秀麗が官吏になったせいという悪評が撒かれて・・・というのが今回のお話。テーマは重苦しいものがありますが、あちこちのオジサマ達の援助を受けて奔走する秀麗の頑張りが見所ですね。個人的にはもう少し小さい話のほうが好きなんですけど、秀麗の独断専行で茶州州牧更迭の話がでましたから、次のステップへの第一段階・・・ゆくゆくは王の宰相ですかねー。そこへたどり着くまでの話になるのかもしれません。萌えな場面でもあげましょうか。(^^)☆アホ・バージョンの劉輝とマジ・バージョンの差秀麗や楸瑛の前で見せる軟弱者!な劉輝と次第に王としての器量と自覚が出てきたカッチョ良い劉輝。特にP189のイラストにメロメロ~♪☆神出鬼没な龍蓮。天才肌の変人ですが、いつ真剣な姿を見せてくれるか楽しみです。それまでは頭にマツボックリだろうが蜜柑だろうが乗せていても構わないです。(^^)☆漂家(本当は糸編^^;)の謎の当主と父・邵可の関係また美形が出てきてしまいました!なにやら血の匂いがします。☆秀麗の手を拭いてやる絳攸怒りっぽいけどダンナにするなら絳攸かなー。道に迷ったら案内してあげるのがミソ♪何気に優しいところが良いです。真面目だし。(^^)☆静蘭と楸瑛の地味な戦い楸瑛ったら根に持っているのよねーきっと。静蘭に子供の頃ケチョンケチョンに腕前をけなされた事を。(^^ゞ)それをとりなす劉輝もいいわ!梅干でだけど。☆絳攸と黎深の会話「蜜柑が一緒に食べられる関係」・・・控えめね~、絳攸。そして本気になれば半日で仕事が片付く黎深の不器用なところ。みんな秀麗LOVEだから、ここまで来られたんですよねー。これからも皆で支えてやってください♪*********************************ドラマCD第2弾の「黄金の約束」は発売延期になってしまいました。残念~。【発売日変更10/21→12/22】●彩雲国物語 第二巻 ~黄金の約束~●キャストにホレボレです!秀麗:桑島法子、劉輝:関智一静蘭:緑川光、絳攸:檜山修之楸瑛:森川智之、邵可:池田秀一今回からの登場人物浪燕青:藤原啓治黄寄人:速水奨紅黎深:井上和彦この3人には瞬殺!されそうです!特に奇人様♪あまり早く12月になって欲しくないですが、これは待ち遠しいです!小説を読んでいて頭の中はすでにこのキャストで脳内変換!あ、劉輝は別ね!(ギャー、言っちゃったよ!)**********************************漫画もあります!ビーンズエースvol2連載第二回で、劉輝が秀麗と出会って、王として立つところですね!胸キュン&赤面場面満載でオバサンには恥ずかしいのですが美麗な絵を楽しみたいと思います。早く「黄金の約束」が読みたいです!
2005年10月27日
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今日はライトノベル、もう一つ。「彩雲国物語」のシリーズ7冊目ですねー。何か乙女ゲーの攻略キャラがますます増えてきた感じ・・・。(^^;)秀麗が官吏として凱旋すると共に、今度は縁談・仕事と本人が知らないところで頭を悩ませそうな展開になってきました!酒豪の秀麗が工部を落とすところが主人公のお嬢ちゃんの見せ場なのでしょうが、そんなことはどうでもいいんです!今までちょっとしかお目見えしなかったシュウエイの弟、藍 龍連!頭にマツボックリやらキノコを飾る変人ですがこの手の早さ(^^;)というか無意識(?)にツボを押さえる攻撃には脱帽です!兄よりも大物らしいという設定にもグラグラきてしまいます。(^^)それから、思いがけず秀麗の婚約者候補になったコウユウ!あああ、本人も叔父さんに言われてみれば思い当たる節がある!というところで終わってしまったのが悔しい!早く出ろ!次巻!他にもタイトルに当たるであろうキャラの影月君、もしかしたら生きている茶○○の噂もありましたが、劉輝も静蘭も吹き飛ぶ縁談話に一点集中です!CDになったらコウユウの檜山さんの慌てっぷりが面白いだろうなー。龍連・・・劉輝が例えば千葉さんで、龍連が関 智さんというのが私のイメージぴったりなんだけどなー。関さん劉輝はしつこいけど違うのよねー。10月に出る「黄金の約束」も楽しみです♪彩雲国物語(欠けゆく白銀の砂時計)**********************************今週のジャンプNARUTO・・・ゲッ、サクラちゃんが!!!BLEACH・・・「藍染」の名前が出ましたね!織姫のピンチに来たー!イッチー!!!で、もう卍解!?テニプリ・・・一番、萌えてしまいました!手塚VS樺地!S2かー!!!うーん、手塚には本当は跡部にリベンジして欲しかったけど、コノミンの中では完結していそう。で、王子が跡部を倒しちゃったらツマラナイ(王子ファンの方、すまん!)ですよー。真田にも勝って、跡部にも勝ってじゃねー。ああー、コミックス29巻からもう一度買おうかなー。おまけに実写映画にイラスト集に、OVAですて!何かまたテニプリ熱が上がってきてしまいました・・・。
2005年08月29日
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風邪を悪化させてしまいました。(;;)ダンナには「風呂入って、遅くまでパソコンやってるからだよ!」と厳しいお達し・・・。うちのパソコンは家中で一番、寒い部屋にあります。早く暖かくなって~。で、家事休業をいいことに姉から借りた本を読んでいます。「彩雲国物語」(角川ビーンズ文庫、雪乃 紗衣)姉は美形がぞろぞろ出ている小説や漫画を探し当てるのが得意のようです。(^^)ライト・ノベルでは表題作と「今日からマ王!」シリーズ、そしてライト・ノベルとは思えない中国風ファンタジーの金字塔「十二国記」をお勧めされて、ハマリました。「マ王!」のシリーズはアニメのほうが分かりやすいと思いましたね。で、「彩雲国」ですが、「十二国記」+「後宮小説」+「銀河英雄伝説」÷3と感じました。(最近、式にする癖があります^^;)3作品より重厚ではないので気楽に読めます。中国風が好きな方はきっと入りやすいと思います。角川ビーンズで注目はカバー絵が半分以上を占めている、と言っても過言ではないかも。この作品には恋愛ゲーム「アンジェリーク」の巨匠、由羅 カイリ先生がカバー、挿し絵を担当されています。麗しい~!多分、作者のところには「絵が綺麗ですね」というレターがたくさん、舞い込んでいるものと思われます。(^^;)で、4巻発行のうち3巻途中までしかまだ読んでいないのですが、家柄は良いくせに貧乏なお姫様、秀麗がたくましく育っていたのが、国王の側に上がって教育係したり、一人前の官吏になるために頑張るお話しです。上記の数式で、始めの二つは分かるとしても「なぜ銀英伝?」という疑問。それは王や主人公の周りにいる人々です。双璧!双璧!ミッちゃん、ロイ様コンビに比較するにはキャラ立ちしてなくて、まだまだこれからですが大いに期待ですぜ、シュウエイ&コウユウ!(漢字変換が大変;;)。それから黄 尚書。マイスター霧崎ですよ、仮面の美形。今度、CDでるそうですが声は速水さんでお願いします。それから、国王の劉輝。ちょっと私のタイプ外でしたが、ツボにきました!たまに熱血にやられるんですよー。本人の成長と主人公とどうなるのか楽しみ~。劉輝の実の兄で秀麗の護衛役、静蘭。このキャラも美形だし、不言実行タイプでかなり策士なのが美味しい♪いいんだけど、なぜかイメージにイタチが出てきちゃう・・・なぜだ?まだ、隠された美形や30代美形も発掘できそうなこの作品。キャラ萌えするにはお勧めです。まだキャラのバリエーションに欠けているような気もしますが、これから、これから。CDで声優さんが誰になるのか、楽しみです♪。
2005年03月27日
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