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20、21日のボエーム本番もどうにか終了。ゲネプロを入れて3日間プッチーニの音楽にどっぷりと浸ることが出来て、幸せな時を過ごせた。本日はオペラが終わった脱力感の中、知人が所属している合唱団のコンサートを聴きに横浜みなとみらいへ。丁度、「ヨコハマ大道芸2007」が行われており、昔からの野毛地区だけでなく、みなとみらい地区や関内、伊勢佐木町にも会場が広がっており、そこかしこで人集りが出来、観客の笑い声が聞こえてきた。この合唱団の演奏会はかれこれ10年程度聴いているが、アマチュア団体の宿命で各々の年によりメンバーの増減や入れ替わりがあり、音楽的レベルもその都度変化する。その中で必ず新規に作られる台本を元に演劇的要素を入れたステージが組まれており、毎回楽しめる。今年は誰でも知っている日本唱歌や日本歌曲を取り上げているが、ただ歌うのでなく、台詞や効果音を入れ、伴奏にはピアノにバイオリンを加え、合唱も混声、男声、女声、ヴォーカルアンサンブル等バラエティーのある演奏で観客とも一緒になって十分に楽しめた。上記の大道芸もそうだが、先日のオペラ公演と異なり、まずは自分たちが楽しんで観客達も楽しませることが出来れば更に良いのが、アマチュアであることの意義(特権)なのでしょう。End
2007.04.22
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本日は子供の関係で女子校の吹奏楽部の演奏会を聞きに出かけた。50名弱の人数だが2時間半の演奏にもかかわらず、最後まで良く吹けていた。演奏曲もオッフェンバック「美しきエレーヌ」序曲、ラデッキ行進曲のクラシックから映画音楽、ポップス、J-POPまでバリエーションが多彩で、その中で各々の曲の良さが出ていて、退屈せずに楽しめた。ブラスバンド用の新曲や編曲物も多くあり、シエナ等の影響で盛んなのでしょうね。特に色々な楽器を使ったパーカッションが旨く、指導者の力でしょう。この恵まれた音楽環境にいる子供達が大人になると、日本の音楽事情ももっと変わって来るのだろか。End
2007.04.08
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鑑賞日:2007年03月31日(土)16:00開演入場料:C席3000円 3F R2列45番主催:シュナイト・バッハ合唱団シュナイト・バッハ合唱団10周年記念特別演奏会J.S.バッハ作曲「マタイ受難曲」BWV 244会場:東京オペラシティ・コンサートホール指揮、チェンバロ :ハンス=マルティン・シュナイトコンサートマスター :荒井英治エヴァンゲリスト :畑儀文(T)イエス :戸山俊樹(B)ソプラノ :平松英子メゾ・ソプラノ :寺谷千枝子テノール :田中 誠バリトン/ピラト :福島明也 児童合唱:東京少年少女合唱隊 合唱:シュナイト・バッハ合唱団管弦楽:シュナイト・バッハ管弦楽団感想 あっと言う間の3時間45分だった。合唱を歌っておきながら、バッハは若干退屈な印象がありこれまで積極的に聴いてこなかったのだが、今日の演奏は、管弦楽、ソリスト、合唱、児童合唱のどれもが素晴らしく、演奏者全員の気持ちが伝わってくる演奏で、バッハの曲がこんなにドラマチックでメッセージ性があったことを認識できた。合唱団だけで約150名、管弦楽が約60名、児童合唱が約30名の大人数でも全くずれたり乱れたりすることがなく、全てはシュナイト氏の音楽を表現している。今回シュナイト氏は指揮をしながらチェンバロも演奏するのだが、立っても座っても、チェンバロを演奏していても、その体の動きだけで全体を統率しており、正しく体全体からオーラが出ているよう。といっても全てはそれまでの練習、指導の積み重ねでしかなく、厳しい練習と演奏者皆様の努力の結果だろうけど。第1部はシュナイト氏の指揮に見とれて終わってしまったが、第2部はプログラムの歌詞をじっくりと眺めながら聴いていると、その音楽の必然性が理解できた気がした。特に後半イエスの処刑に向かって進んで行く部分での民衆である合唱の言葉に人間の愚かさ、現世の罪を感じ、最後は「安らかに憩え」となり正しく祈りで終わる。第2部だけで約2時間かかったが30分位に感じる演奏だったソリストは皆さん素晴らしかったが、前回ドイツレクイエムで歌って頂いた平松英子が押さえた声量の中で十分に表現され素晴らしかった。パンフレットに書かれていたが、ドイツ留学中にシュナイト氏に師事されたとのことで正しくシュナイト氏の表現者なのでしょう。来年シュナイト氏の指揮でブルックナーを歌う機会があり今から楽しみ!End
2007.04.01
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