KUROうさぎの『コンサートを聴いて』
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鑑賞日:2007年8月5日(日)15:00開演入場料:¥1,000 全自由席主催:ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団)フェスタサマーミューザKAWASAKI 2007洗足学園音楽大学&昭和音楽大学会場:ミューザ川崎シンフォニーホール出演吹奏楽:洗足学園音楽大学Sウィンドオーケストラ 昭和音楽大学ウィンド・シンフォニー 指 揮:増井信貴、福本信太郎ピアノ:山田武彦マリンバ:海野 茜曲目<第1部>・J.ヴァン=デル=ロースト作曲 「リクディム」(洗足)・ガーシュウィン作曲 「ラプソディ・イン・ブルー」(洗足)・広瀬勇人作曲 「マーチング・ブルース」(洗足)・リード作曲 「エル・カミーノ・レアル」(合同演奏)<第2部>・バーンスタイン作曲 「キャンディード」序曲(昭和) ・クレストン作曲 「マリンバ小協奏曲」(昭和)・ガーシュウィン作曲 「クレイジーフォーユー」メドレー(昭和)・ジョン・ウィリアムス作曲 「スターウォーズ」(合同演奏) 感想 「フェスタサマーミューザKAWASAKI」は7月下旬~8月上旬の約3週間で首都圏のオーケストラを日替わりで1時間程度の演奏を低価格の料金で聴かせてくれるもの。昨年はヴェルレク合唱で舞台に立ったが、今年は出番なく吹奏楽を始めた子供と一緒に本公演を聴きに出かけた。 昨年は洗足学園の管弦楽が出演だったが、今年昭和音楽大学が川崎市(新百合ヶ丘)へ引っ越してきたこともあり、洗足学園と昭和音楽大学の吹奏楽の合同演奏となったもの。なお、昭和音大の新キャンパスには馬蹄形のオペラ劇場「テアトロ ジーリオ ショウワ」が出来たとのことでぜひ一度行ってみたい(11月に藤原歌劇団「蝶々婦人」有り)。 学生と言っても両大学とも管や打楽器専攻学生からの選抜メンバーなのでなかなか上手い。 洗足学園は人気音楽ドラマ「のだめカンタービレ」の撮影場所として使われたこともあり、テーマ曲のひとつ「ラプソディ・イン・ブルー」が演奏させたが、同大学の助教授でもある山田武彦のピアノも素晴らしく結構楽しめた。 昭和音大の方も同大4年生の海野茜のマリンバ演奏が良かった。個々の楽器演奏としては、洗足学園の方が上手かった。(全く同じ環境での演奏なのでどうしても差が聞こえてしまう) 合同演奏の2曲は100名を超えての大人数演奏となった。何とトランペット12本、トロンボーン10本等すごい数。ラストの「スターウォーズ」は若さ一杯で大迫力だった。 但し、このホールは円形で中央の底部分にステージがあるため残響が異常に多く、フォルテの部分では音がぶつかって判らなくなる印象あり。少人数の合唱は奥の席でも良く聞こえた覚えもあり、大音量の演奏には向かないのかも。 観客はステージ後部の座席は空きが多かったが、後方席側は4階まで席が埋まっており8割程度は入っていた模様(昨年のヴェルレクは半分程度)。 昨年9月に西口の東芝跡地に巨大ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」が開店したことで、ミューザ川崎のある西口側への人通りが増えたことも影響しているか。 一緒に行った子供も楽しんでいたようであり、チケット料金分は十分に楽しめたコンサートだった。End
2007.08.05
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