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寒い季節になってくると、具沢山のお味噌汁が本当に美味しくなってきますよね。我が家はもう10年以上、母の手作り味噌を使っています。とある地方都市のお味噌やさんで始めた「味噌づくり教室」に目をとめた母は、思い切ってそちらに行き、最初の生徒になりました。そのお店で作って、熟成させて、完成したら家に持って帰ってそれを頂く・・ということを、以来ずっと続けています。ですから、私は長年そのお味噌をずっと送ってもらっているのです。なんでも今年は、大豆の出来がずいぶんと良いらしくて「きっと美味しいお味噌が出来るわよ。」って、先日電話をしてきました。長年続けている母は、もうちゃんと大豆の良し悪しがわかるほどになっていたんですね。最近入ってこられた生徒さんには、先生役の真似事さえしている様子でした。お味噌はお味噌汁だけではなくて、いろんな応用が利いて楽しい食材です。夏はきゅうりスティックに付けても美味しいですし、これからの季節はふろふき大根の上に甘辛味をとろ~りと・・。みなさんはどんなお味噌汁がお好きなのかしら。お豆腐と長ネギ。小松菜と油揚げ。お大根と里芋。組み合わせは無数にあって、適当に入れてしまってもそれなりに美味しく頂けてしまいます。こんなこと書いていたら、今日はたっぷりと具の入った豚汁が食べたくなってきました。我が家でつくるものは、お野菜をぶつぶつと大きめに切って使います。そのほうが素朴な感じがして、美味しそうに見えますし実際に好評~。大きめのお碗に熱々を入れて、ちょっと七味を振りかけて・・ああ、美味しそう~。=今日の写真・銀座和光のショーウィンドーのディスプレー=真ん中に写っているゴールドのパーティーバッグが素敵でした。どこもみんなクリスマスの飾り付けになりましたね。
2005.11.30
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「明日、銀座の高橋さんの所に行こうかな。」ゆうべの夫の言葉に「ではでは私も一緒に~。」銀ブラです。以前8月に「銀座百点」のタイトルで日記を書いたときに、銀座の高橋洋服店さんのことに少し触れましたが、今日はそちらの三代目社長の高橋純さんの“おしゃれ”について書くことにしましょう。いつお目にかかっても高橋さんは素敵です。髪もお髭も、もちろんスーツもすべて手入れが行き届いていて、全然スキがありません。それなのに、ちっとも窮屈感がなくてさりげなさが身についていらっしゃいます。長年のおしゃれに対するこだわりが、今の高橋さんの雰囲気を作っているのでしょうね。俳優さんも女優さんも、人に見られる緊張感がその人を磨き上げていく・・と以前何かのインタビューに答えていらっしゃったのを思い出しました。そしてご自身も、一日のうちに何度も鏡を見るのだとか。「目の前に鏡があるからですよ・・。」とは今日のご本人の弁。高橋洋服店さんは、銀座で一番古い100年以上も続く、老舗の注文紳士洋服店です。「おみえになられたお客様に対して、失礼な格好は出来ません。職人である自分も従業員もきちんとしたスタイルでお迎えするのが礼儀です。」 高橋さんインタビュー記事より。私は思いました。人に対する心遣いと、自分への誇りが「おしゃれ」の基本なんでしょうね。=今日の写真・高橋洋服店さんの店内=イギリスやイタリアから集められた高品質のものが並べられています。
2005.11.29
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またまたテーマは大河ドラマ「義経」からです。ゆうべの“安宅の関”ご覧になりました?有名な勧進帳の場面です。弁慶のエピソードとして真っ先に浮かぶのがこの場面。今回の出演者たち、いったいどんな風に演じてくれるのかしら~と、ちょっと期待して観ていました。TVなのに、歌舞伎座で観たまばゆいばかりの舞台などを思い出しながら・・・。松平健さんの弁慶、よかったですね。富樫がすべてを悟って、義経を打ち続けている弁慶に止めるよう命じたとき、弁慶の目から一筋の涙が頬をつたわりました。泣いちゃいましたよ~単純な私は。大河ドラマにほとんど興味のなかった私も、今度の義経にはちょっとはまり気味です。特に有名なエピソードを扱った回の内容はやはり面白く、「壇ノ浦」、先週の「しずやしず・・」、そして今回の「勧進帳」。本当に良かったです。以前この日記のなかで、中井貴一さんの頼朝がいいと書きましたが、義経も弁慶も静も、私のイメージを壊していません。そして今回は映像も好きです。時々はさむ四季の風景や、ドラマを効果的に演出するための工夫がとても美しいですね。五条の橋の桜吹雪、壇ノ浦の船上ではキラキラと金が舞い、先週の鎌倉では静の舞う舞台の上に無数の紅葉の葉が散っていました。来週はついに平泉に入ります。もうクライマックスも近いです。数年前の秋に平泉を訪れたとき、中尊寺から北上川を見下ろしながら「この風景を義経はどんな気持ちで見ていたのかしら・・。」と、しみじみとしたことを思い出します。そういえばあの時も、紅葉の葉が見事なまでに綺麗でしたっけ・・・。=今日の写真・私の弁慶=携帯にいつも付けています。私を多分守ってくれているはず。
2005.11.28
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きのうの午後、景光ママが主催する「午後の芸術サロン」の受付のお手伝いのため、ちょっとお洒落をしてお出かけしました。今回は、年に2度ほどしかやらない景光ママの歴史講座があって(・・というよりは、ラフで分かりやすい歴史のおしゃべりのようなもの)、そのテーマは「吉原」を中心としたさまざまな江戸の文化についてでした。今日はそこで聞いた「廓ことば」についてお話しましょうね。今では吉原と聞くと、なんとなく怪しい場所というイメージを浮かべてしまいますが、かつては幕府公認の歓楽街でした。そのなかの遊郭には、地方から集められた美しい女性達がたくさんいて、そしてそこで共通語として使われたのが「廓ことば」です。自分のことを「わちき」・・・ですを「ありんす」お聞きになったことおありでしょ。さまざまな地方から集められた女性たちにはそれぞれのお国言葉(つまりナマリ)があって、それを隠すために使われたそうです。もしそんな風にでもしなければ、美しい太夫が「オラァ~・・・だっぺ。」なんてことを言いかねなかったのでしょうね。吉原というところは、芸能を中心としたとても粋で華やかな「江戸文化」があふれた魅力的な街だったようです。今でいう標準語も、日本人すべての人に共通する言葉という意味では、この「廓ことば」のような役割をしているのかもしれません。東京には東京弁というものがあって、しっかりとナマッています。夫は「潮干狩り」のことを「ひよしがり、ひよしがり」と言い、今では私もどちらが正しいのか分からなくなっています。そういえば亡くなった祖母も「遊び人」のことを「あすびにん、あすびにん」と言っていました。なんだかそちらのほうが雰囲気が出ていて好きでしたね。=今日の写真・広重「月の岬」-名所江戸百景より=吉原ではありませんが、かんざしを挿した遊女が障子越しに描かれていて、粋な江戸の感じが伝わってくるお気に入りの絵です。
2005.11.27
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今日は何となく今の自分の心の中を書いてみたくなっています。Yahoo文学賞のノミネート作品、きのう発表がありましたね。5つの小説が公開されていました。以前このブログで、締め切日ギリギリに応募してみました・・なんて、今となってはとても恥ずかしいことを書いてしまったわけですが、結果は当然落っこち~。夕べそれを改めて読んでみたところ、ちっとも面白くも何ともなかった!選ばれていた作品の中にはなかなかいいものがあって、今回楽しい体験をさせて頂いたお礼として、ちゃんと投票してあげようと思っています。でも、実はあの時から、私は小説を書く楽しみみたいなものを覚えましたよ~。夜中に冷たいベランダに出て星空を眺めていると、いろんなイメージがわいてきます。パソコンの前に座って、心の中に思い描いたストーリーを綴っている時が、今一番楽しいかしら。ここ数年間、病気を経験したりして、元気をなくしていた日々もありました。でも日記にいろんなことを書いたり、稚拙ながら小説に挑戦したりしているうちに、自分が再生されていっているような気分になることがあるのです。生まれて初めての不思議な感情・・・。夏にこのブログを始めてから、もうあっという間にコートの季節になりました。でも記入率は、今のところ100パーセント!三日坊主の私がこんなに続けられるのも、ここに集まって来てくれるお友達達のおかげです。ありがとう。ここは私にとってサロンのようなもの。もともと群れることが苦手だったけど、ここは何だかすごくリラックスできるのです。みんな、笑わせたり、愚痴を言ったり、自慢したり、感心したり、悩ませたり・・。いろんな刺激を受けていますよ~。そしてまた私は、ここからちょっとしたヒントを得て、なにかをまた書きたくなるのでしょうね。「絆」なんて言えばちょっと照れるけれど、近頃そんなものを感じています。=今日のおやつ・最近のハマりもの=ロッテのラミーチョコレートアイスいとこのりんちゃんお勧めなのですが、食べ終えると寒くなってしまうため、目下お風呂のおやつになっています~。
2005.11.26
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世田谷の上野毛駅に程近い閑静な住宅街に、五島美術館はあります。今こちらでは「やまとうた一千年」という特別展が開催されています。最近筆で書かれた文字がとても気になっている私は、ちょっと風雅な気分に浸りたくて、今日電車を乗り継いでお出かけしてきました。ここでちょっとお勉強です。平安時代905年に醍醐天皇の勅命で編さんされたのが「古今和歌集」鎌倉時代1205年に後鳥羽上皇の勅命で編さんされたのが「新古今和歌集」です。つまり、今年がちょうどそれらが生まれてから、1100年、800年の年になるわけです。・・なんて、実は私も今日それを正確に知ったのですけどね。和歌のことはよく知らなくても、紀貫之や小野小町の名前はご存知でしょ。今日見てきた「写本」「切」「色紙」は、やはりお見事でした。美しい料紙に描かれた流れるような文字。筆の太さ細さを巧みに生かして情景まで演出してしまうほどの、先人達の美的センスは、1000年の時を越えても驚くほど生き生きとしているのです。こんなオリジナルを生み出せる日本人って、やっぱり優れた民族なんだな・・・って思えて改めて嬉しくなりました。世界に誇れる“かな文字”の美しさです。それにしても日本人である私が、解説なくしてこのかな文字が読めないなんて、ちょっと情けなくなりました。こういった文化にふれる機会が少なくなってしまったのでしょうか。=ちょっと思い出したこと=2代目の五島昇さんのエピソードをかつて何かで読みました。彼はとても粋な遊び人だったようです。ある日銀座の屋台のおでんやさんを一晩買い取ってしまいました。そして、知人や通行人に彼自ら「おでんやのおやじ」になってふるまったそうです。こんなことしてサマになってしまう人なんて、もう今時いませんよね~。ちょっとかっこいいなぁ。=今日の写真・展示品のなかの一点=「薄に月図」・本阿弥光悦書、伝俵屋宗達下絵先日根図美術館で買った吸出碗にも銀色の半月が描かれていて嬉しくなりました。この二人のコラボレーションは、かなり好きです。*右下に写っているのは、五島美術館のお庭で拾ったドングリ~。
2005.11.25
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1957年に初めて日本に公開されたこの作品。私のコレクションの中では、トップ3に入ろうかというくらいのお気に入りです。もう何度観たか分からないくらいなのに、いつ観ても新鮮でお洒落な気持ちにさせてくれるこの古い映画を今日はご紹介しましょうね。名うてのプレイボーイの大富豪にゲーリー・クーパー。そんな手ごわい年上の男性に、初めて恋をしてしまう音楽学校の学生にオードリー・ヘップバーン。パリのホテル・リッツで繰り広げられるのは、思いっきり甘くて、お洒落なシーンが満載のラブコメディーなのです。精一杯背伸びをしながら、プレイボーイをとりこにさせていくオードリーはとても魅力的で、折れそうに細い肩やウエストは、虚勢を張っている未熟な役にぴったりです。名前も明かさず、まだ学生の身分なのでデートは昼下がりだけ。全編に流れる「魅惑のワルツ」の調べに乗って、物語はだんだんドラマティックになってくるのですが・・・。最後はもちろん感動的なハピーエンドです。二人の恋と、父親の深い愛情に、あ~~、何度観ても切なくなってきて泣いてしまうのです。そしてこの映画には、お洒落な小道具があちこちに使われているのですが、なかでもルイ・ヴィトン!ゲーリー・クーパーが滞在するホテルリッツの部屋の前には、いくつものルイ・ヴィトンのトランクケースが置かれています。1950年代の映画って、こんなところが心憎いんですよね。ちょっと嬉しくなるシーンでした。=今日の写真=「昼下がりの情事」のゲーリー・クーパーとオードリー・ヘップバーン一度は観て欲しい究極のロマンティックコメディーです。
2005.11.24
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ここのところ、昔の曲ばかりを聴いています。ずっと眠っていたコレクションの中には、今でも充分に楽しめるものがたくさんあって、今日は高中正義さんのことが書きたくなりました。もう20年くらい前のものですが「トラマティック極東探偵団」というタイトルのアルバムを今聴いているのですが、これもなかなかいいのです。楽器を弾ける男性は文句なしにかっこいいと思ってしまう私ですが、そのなかでもギターはやはりポイントが高い~。テクニックについては全然分からなくても、彼の音は優しげで暖かい感じがします。いい人なのかしら・・って思います。高中さんが好きなのは多分そこなのかも。このなかでお気に入りの曲は「渚・モデラート」何となくサンタナを思い出しましたね。真っ青な空と海、そして白い砂浜を思い描いて、この初冬に聴く高中さんのギターもなかなか素敵でした!=冷えにご用心~=高中さんとは全く関係のない話題ではありますが、大切なことですので・・。きのう行きつけの鍼灸院で「腰がいつもよりも(脇に近いところ)はっていますよ。これは原因は冷えからです。」と言われました。真冬よりも今くらいの季節のほうが、身体を冷やしてしまいがちなのだとか。身体の冷えは免疫力の低下を招き、病気のタネを蒔いてしまうような感じがします。女性のみなさんはもちろんのこと、男性だってお気をつけあそばせ!=今日の写真=高中正義さん・トラマティック極東探偵団よりこ~んなにお若い高中さん。そしてこ~んなにお洒落している高中さん。懐かしいなぁ・・・。
2005.11.23
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ブログの友人、Dr.Jのきのうのお題は「愚痴とカサブランカ」昔のハリウッド映画の話題となれば、コメントだけでは終わらすことなんて出来ません。ここのページで続けさせていただきます。ストーリー的にはなんの魅力もないこの映画。何故これ程までに有名なのでしょうか。それはひとえに、ボギーことハンフリー・ボガードの魅力でしょうね。全然色男ではないルックスなのに、何故か素敵に見えてしまうその雰囲気。今生きていれば、もうとうに80を越えている夫の伯父は若いとき、ボギーの真似をしたスタイルでブロマイド写真もどきを作り、サインまで残していました。昔の人も憧れる人だったのでしょうね。昨年亡くなった囲碁の上村邦夫九段と、夫とのエピソードです。(まだ五段か六段の頃)まだ二人が若い頃、同年代の映画好きということで、よく昔のハリウッド作品について語り合ったのだとか。この映画には有名な台詞が幾つかあって、その一つについて。霧の空港で、愛する女(イングリット・バーグマン)とその夫を見送る別れのラストシーン。「君と幸せだったパリの思い出があるさ。」と言って涙ぐんでうつむく彼女のあごをちょっと上げて「君の瞳に乾杯」トレンチコートの襟を立て、タバコを吸いながら飛行機を見つめるボギー。男の究極のカッコよさだ!と強く意見が一致したそうです。男性のほうが女性なんかよりもずっとロマンチストなんですね。この映画のテーマソングである「アズ タイム ゴーズ バイ」も素敵ですよね。この曲が流れているお店の片隅で、シャンパングラスをかたむけて「君の瞳に乾杯」だなんて、ボギーじゃないと言えませんよね~。=今日の写真=「カサブランカ」の二人。トレンチコートのボギーも映っています。
2005.11.22
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朝食前に採血と検尿ということで、(あっ、夫のことです!)今日は定期検査の日です。一緒に歩いて行って外でモーニングセットでも食べようと言うので、用もないのにご同行~。ロビーで待っていても、全然夫は戻って来ません。どうしちゃったのかしら・・・。「いやいや、おしっこが出ないんだよ。さっきしちゃったから。」「えーー!!じゃぁお茶を飲んで頑張ってよ。」小さなペットボトルのお茶を2本飲ませても、全然その気にならない夫は「別のものなら出そうなんだけど、だめかな・・(笑)。」「当たり前でしょ!。」あー、やだやだ、一緒に来るんじゃなかった~。待っている間に、こちらの病院で毎月出している小冊子を読んでいました。医療に関するさまざまなテーマがなかなか面白いのです。そのなかに<膝痛予防ストレッチ>というのがありました。ひざが痛くなるような年齢ではないのですが、でも近頃自分の筋力は確かに弱くなっていることを実感しています。友人に運動不足を指摘され、日々4キロのウォーキングだけでは不十分かもしれないと、彼女に言われるまま、腕立て伏せと腹筋にチャレンジしてみました。腕立て伏せは2回が限界。腹筋は上体を起こそうとすると足が上がってしまいます。病気予防の大切さは良くわかっているつもりでも、筋力の低下もやはり血行不良の原因となり、思わぬ病気や怪我になってしまうかもしれないと、素直に反省したのでありました!=今日の写真=・・・ということでダンベル。以前その気になって東急ハンズで買ったものを思い出し、今日から開始~。お水を入れて重さを調整して、上腕を鍛えるつもりです。ついでにバストも大きくなるかも~。…と言うか夫の今日の検査の結果、血糖値が上がっていました。HbA1cが6.9になっています。運動しなくてはならないのは、むしろ夫のほうでした~。
2005.11.21
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今日は日記の更新、どうしようかしら・・と思っています。でも愚痴っぽくなることを覚悟して、書いてしまいましょう。ですから今日はごめんあそばせ・・です。お米など、重いものを買うために車でちょっと先のスーパーまで買出しに行きました。そこは新しいマンション群が立ち並ぶなかにあって、品揃えがいいのでちょくちょく利用していました。でも今日は日曜日の夕方。選択を間違えてしまったようです。パーキングが満車というくらい混雑していました。ま、それはいいとして・・。でもでも。買い物カートを平気で人にぶつけてくるお母さんたち。奇声を発して走り回る子供たち。人を押しのけて手を伸ばすなんて普通の光景。とどめは混雑しているエレベーターに無理やりにカートごと乗り込む人。そしてそのなかに片手に一人づつ靴を履いたままの子供を抱えているお父さん。人の洋服に靴が当たっていますよ~。そんな人たちのために、エレベーターの<開>ボタンを押し続けている夫はもう完全にキレ顔です。そして気がついたこと。それはみんな小さな子供を連れた若いファミリーたち。いつからこんなことになってきたのかしら・・。ちょっとのんびりやな私なんて、もう追いやられてしまいますね。世の中の荒廃ぶりにちょっと疲れました。「あいつら、みんなどっかに追いやってしまおうぜ」なんて過激なことを言う夫に「そうだ、そうだ」と強く相槌を打ったとさ。=唐突に静御前~=今日の静、迫力ありました。「しずやしず・・」です。来週は勧進帳ですね。=今日の写真=お散歩コースの並木道ここを歩いて一服お茶をしている時まではご機嫌だったのになぁ~。
2005.11.20
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昔のカセットを聴きたくてプレーヤーを修理して以来、ちょっといろいろと懐メロに嵌っています。今日はそのなかの一つ、寺尾聡さんの「Reflections」のこと。(全10曲)「ルビーの指輪」って曲、このページを読んでくださる方ならご存知かしら。誕生石がルビーでもないのに、ルビーの指輪を彼におねだりした女性も多いのでは?私のコレクションのなかにも、ちゃんと古~いリングが眠っています。(ちなみに夫からのプレゼント)寺尾聡さんといえば、最近は「半落ち」や「雨あがる」などで、いい俳優さんぶりをよく目にしていますが、彼はなかなかのミュージシャンでした。今このなかに収録されている曲全てが、とても心地よく耳に馴染んできます。ルビーの指輪の他の曲のほうがなんだか凄くいいのです。携帯電話などまだなくて、恋愛もその不便さゆえにコクがあった時代の、ちょっと大人ごころにワクワクしますよ。=今日のお散歩=土曜日はいつも早くからお友達と遊びに行ってしまう夫も、今日は体調不良のためにちょっと休養することに。でも夕食をかねてお散歩に出ることにしました。日中風が強かったのですが、夕方にはおさまっていました。ニット帽と手袋の重装備で出かけたため、早歩きは汗ばむほどです。=今日の写真・お散歩スタイル=今年はじめてジーンズをブーツイン。ターコイズカラーのコートにはタンカラーのブーツが相性よし!リングもトルコ石にゴールドのものを選びます。この配色、私にとってはNo.1のお気に入りです。
2005.11.19
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「今日、役萬振り込んだ~」と夫が2夜連続、そういいながら麻雀から帰ってきました。さぞや大負けしてきたと思いきや、2日とも勝ち。「役萬振り込んだあと、急に牌が良くなってきた」そうです。・・ということで、今日は運についてのお話を。将棋の谷川浩司九段のエピソード。もう20年も前のことです。ある大きな対局に雪のために遅刻しそうになったものの、何とか間に合い大失態を免れたのですが、肝心の対局には逆転負けを喫したと。つまりその日間に合ったために運を使ってしまったのが敗因だと、彼はその後気づいたそうです。夫の麻雀と、谷川九段の決勝戦をいっしょに話すのも気がひけますが・・。結論「人の運の量は皆同じではないか」谷川九段の言葉に同感です。麻雀放浪記で有名な阿佐田哲也氏も、著書のなかで似たようなことを書いています。長い人生のなかではいろいろなことがあって「何かを得たが、かわりに何かを失った」「Aでは恵まれなかったが、Bでは幸せだ」ということがありますよね。私たちはプロの勝負師ではありませんので、自分で運の配分をすることは出来ませんが、こんなことを考えていたら、あることに気がつきました。何となく気分や体調がすぐれなくて、どうも事の回りがチグハグしているような時宝くじを買ってみようと!当たるかもしれない!!なんて・・・。こんな結論で、どうもすみません。=今日のおやつ=千疋屋のいちごパフェいちごの種類はあまおう \683ナリいちごはさすがに美味しい。下はいちごムース、ミルクプリン、いちごのジュレの三層です。
2005.11.18
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今髪を伸ばしている途中です。目標まではあと10センチ位でしょうか。ホットカーラーで毎日巻いているため、クルンと髪がカールしている分、理想までにはもうちょっと長さが必要になってきますね。でも明日からは、ドライヤーだけで済みそうです。楽々・・。萬田久子さんの髪に憧れているのですが~。=太ったかも=ダイエットに成功して、よしよし・・までは良いとして、お洋服のサイズが合わなくなって困ったため、もう少し太ろうかしらと気を緩めたのがいけませんでした。ビミョーに変なところにお肉が戻ってきているような気がします。欲しいところは、全然膨らまないというのに・・。(涙)←もう無理ね。お友達と「やつれた中年っていやよね。少しはふっくらとしているほうがいいわよね~」と、お互いを甘やかしてしまったことを反省し、今日からお夜食はやめにします。=・・・といいながら今日のおやつ=アップルタルトとカフェオレ(フレッシュネスバーガーのセット\500ナリ)秋になるとアップルパイが食べたくなってきます。私のお気に入りは、軽井沢の万平ホテルのものと、六本木のシャリオのもの。あ~、食べたい・・。
2005.11.17
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あまりの美しいデザインに、つい目を奪われてしまいました。日経新聞11月14日、文化欄の「伝統あしらった椅子職人」という記事です。自ら椅子職人として会社を経営する一方で、明治から昭和にかけての古い椅子の修復も続けているという、宮本茂紀さん(ミネルバ社長)の文章も興味深いものでした。注)ミネルバとは、「職人の神様」というギリシャ語私は、明治時代から昭和初期にデザインされたものがとても好きです。それは西洋から入ってきたものを意識しながらも、日本人の独特の感性と丁寧な技術で作りあげたと思える名品がとても多いからです。なかには、ちょっと頑張りすぎてしまったようなものもあるのですが、それはそれで、「自分たちは西洋には負けないぞ」という職人さんの強い気概も感じられて、悪い気はしません。今それらを見てもちっとも古臭い印象などなく、むしろ気品に満ちた落ち着きがあって、そこがきっと私にとってのお気に入りの雰囲気なのでしょうね。夫が持っていた古い本なのですが、「職人衆昔ばなし」(斎藤隆介・著)には多くの明治生まれの職人さんたちのことが書かれています。独特のこだわりと、ものの見方もそうですが、とにかく自分たちの仕事にプライドを持っていて、なかなか人間として素敵なのです。でも、今その頃の作品も、技術を受け継いでいく人材も失われているということは残念なこと。その価値を認める人も少なくなっていると思えば、仕方ないのかも・・・。ステンドグラス越しの柔らかな陽のなかで、こんな美しい椅子にすわって、午後のお茶など飲みたいものですね。=今日の写真=日経新聞からのためモノクロ明治中期から大正時代にかけて作られたと思われる黒竹の椅子
2005.11.16
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紀宮さま。今日はどのチャンネルもこのおめでたい話題でしたね。紀宮さまのお顔を思い浮かべると、お口もとがとても印象的です。こんなに口角が上がったお口もとの女性って、あまりいないような気もします。きっといつも笑みを絶やさないように、心がけていらっしゃるのでしょね。久々に透明感のある美しい女性を見ました。では真似をして、にっこりと微笑んで口角を上げてみましょう~。そういえば、皇太子殿下が雅子さまとご結婚されたとき、あのパレードの時間帯、我々家族は祖母のお葬式でした。皇居周りを喪服姿であちこちと移動したのを思い出しました。=予防注射=インフルエンザの注射の予約をしてましたが、今日ようやくその気になって接種してきました。痛かった。。。でも体温、35.8度・・。そんなに低いのかしら・・・。=塩鮭のこと= お題が皇室なのに、一転、平民風~。おむすび用に辛口の塩鮭を買いましたが、夫がそれを炊きたての白いご飯で食べたいというので、結局焼き魚として食卓に。商店街の乾物屋さんで売っている鮭がお気に入りです。こちらのお店のご主人は、慶応高校野球部OBで、キャッチャーで甲子園出場経験ありです。いつもニコニコしていて、勧めてくれるものはみんな美味しいのです。江戸っ子は、塩辛~い鮭にお醤油をかけて食べます。そうすると、塩辛さがまろやかになるのだとか。品がないと言いましたら、乾物屋さんも夫の親族全員もその食べ方でした~。そうなると、副菜は薄味でお野菜中心にまとめなくてはなりませんね。なかなかヘルシーな食卓になりました。=今日の一品=さつまいもの甘露煮。・・とはいえ、甘さ控えめのあっさり味です。
2005.11.15
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主治医に勧められた、夏目漱石の「私の個人主義」を読みました。これは大正3年11月に、学習院大学の学生達にむけて行われた講演のことです。私は、彼が多くの講演をしていて、しかもこういった講演集があることなど全く知りませんでした。今日のお話は、ちょっと観念的~。この講演内容については、ここで語ることもないので省きますが、「私の講演が、・・・今日になっても、・・・読者の役に立つだろうという自信を、私は十分有っているのである。」と、彼自身が「自序」で述べているように、私は今の年齢でこれを読んでよかったと思っています。この講演内容がちょうど偶然にも、権力やお金をもつ人たちがそれを使うときの人格についてもふれられていて、最近いろいろな方面で見られるちょっといやな感じのことを、バッサリと切ってくれていました。その両方を持っていない私ですが、心に刻み込まれたような気がします。主治医のH先生は、私が心の奥深いところで何を求めているのかをちゃんと解っていてくれたようです。ご専門は婦人科ですのに・・。私の近しいところに、良き理解者がいてくれたこと。今日の喜びでした。仕事から離れ、病気も経験して、一度なにもかも人生をリセットした自分にとって、これからの「ミチシルベ」を見つけたような、心の拠りどころとなるかもしれませんね。=今日のおやつ=パンケーキとレモネード。でもパンケーキはいまいちでした~。
2005.11.14
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朝寝坊。夫もまだ起きてきません。一人でCDを聴いていると、おばからTELがあってしばしおしゃべり・・。ブランチの後、夫とお散歩に出かけました。お互いに本を片手に片道2キロほどのウォーキングです。きのうのこがらし1号のせいで、並木路にはおびただしい落ち葉が山のようになっています。でもまだ木々にはたくさん葉が残っていて、これから全部落ちてくるわけですね。日曜日の住宅街のお店は、犬のお散歩をかねてお茶を楽しんでいる夫婦や、デート中のような若いカップルがいて、何となくのどかです。お店のBGMはビートルズでした。ビートルズ世代ではありませんが、ずっと昔から聴いていた曲ばかりで、それなのに妙に新鮮な感じもして「ビートルズもたまにはいいかな・・」なんて思います。この季節の空気に合っていたのでしょうか。・・・・・・・ちょっと練習・・・・・・・最近頂いたお手紙はみな筆で書かれたものでした。綺麗な和紙にさらさらとすべるように描かれた文字がとても美しいのです。いかにも・・という気恥ずかしさのないさりげなさに好感を持ち、送り主にそれを伝えました。「筆はね、力を入れなくていいから楽なのよ。」なんていう余裕の返事が返ってきました。急に私も真似をしたくなってきて、以前、鳩居堂で買った万年筆のような筆ペンを取り出し試し書き。でも全然、ヘタッピ~。慣れることから・・と思い、今日から少しずつ筆の練習を始めます。きのうから覚えた携帯メールに、筆書きのお手紙。両方使いこなせる女性になりたいものです。=今日のマニキュア=スワロフスキーのピンクストーンとパールのリボンリボンのモチーフは子供の頃からずっと大好きです。
2005.11.13
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いまどきありえない~?!ブログまでやっているというのに、私は携帯メールが出来ません。メールアドレスは一応もっている・・でも誰にも教えていない・・だからメールも入らない・・。第一携帯が鳴っているのにも気がつかなくて、ヒンシュクを買うこともかなりあるのです。そんな人間がわりと周りに多かったため、さほど気にもせずに今まできてしまいました。でも先日、携帯さえ持つのを嫌がっていた私よりも年上のいとこが、いきなりメールをしている姿に少なからずショックを受けた私。今更人に聞くのもちょっと恥ずかしいですし、あの分厚い取説なんて読む気もしません。でもね~、そろそろ覚えてもいいかしら・・と、遅ればせながら。ちょうど一人の土曜日の今日、夫のいとこの景光が家に来てくれました。覚えるなら、今彼に聞くしかありません。優しいなぁ・・景光は。苦笑しながらも、根気よく教えてくれましたよ。これっきりにしては、彼のコーチとしての努力も水の泡です。これからは練習相手を見つけて、変な日本語のメールでもいいからちょっとやってみようかしらね、なんてね。=焼きいものこと=景光と歩いている途中で、焼きいもを売っているお店がありました。「景光、焼きいも好き?」「うん。」アツアツを買って帰り、二人でさっそくほほばりました。なかなか美味しいです。そういえば昔、都心あたりでは、焼きいもが一本2000円くらいしていた記憶がお互いにあり、景光は未だに焼きいもって高い食べ物だと思っていたらしいのです。今日のは一本150円~。何故あれ程高かったのかしら。焼きいもやさんもバブルだったってことでしょうかね~。=いとこ景光盗撮=盗撮というよりは堂々と。
2005.11.12
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郷ひろみさん、もう50才だとか。しみじみ・・・(笑)。夕べNHKの番組に出演されていました。NYに暮らしていたせいなのか、彼のそのファッションセンスの良さはかなりハイレベルでした。ジャケット、シャツ、ジーンズ、スーツに靴。完璧です。最近男性雑誌で、チョイモテとかチョイ悪とかいう表現で、お洒落を演出するのが流行っているようですが、きのうの郷ひろみさんにはかなわない?!でもね、男の人はやっぱり中身かしら。雑誌のようなスタイルで現われてもね、ちょっとはずかしい~。実は正直私は郷ひろみさんのファンではありません。でもきのうの彼の着こなしと「Careless Whisper」にはちょっと心動かされてしまいました。WHAM!のこの曲、覚えていますか。この曲が流行った頃、ちょうどお年頃だった女性なら、甘く切ないこのメロディーはきっとお好きだったはず。デートな感じが蘇ってきます。*カセット修理昔のテープがたくさんあるというのに、プレーヤーが動かなくなってしまい、聴くことが出来ませんでした。修理に出したところ、SONYの人気の機種だったそうで、使わないともったいないですよと言われました。そして今私は、WHAM!の「Careless Whisper」をリピートして聴いているところ。なかなかロマンティックなバラードですね。修理してよかった。でもBESTシリーズはすっかりと消えています←数年前に車上荒らしにあったため~。=今日から飲むお酒=「亀泉」です。高知のお酒。酒屋さんのお兄さんがとても親切で、自分が全て仕入れをしているから信用して!と言って勧めてくれたもの。純米吟醸酒で、酵母CEL-24・・って何?お酒のトレーニングももう1ヶ月くらい経ったのかしら。タイミングはずばり寝酒!おやすみ3秒、間違いなし!
2005.11.11
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朝早くに電話で起こされました。でも快晴!父は母を連れて日光にドライブのようです。目が覚めたときに、少し喉が痛いかしら・・と思うほど、湿度の低い季節になってきました。こんな日のお洗濯は本当に気持ちがいいものです。今日は主婦らし~い一日を過ごすことにしましょうね。* エンジョイ~TVから。重い心臓病を患っているある男性が、移植のために渡米した時のエピソードを観ました。いったいいつドナーが現れるのか分からないまま、発作を繰り返す毎日。不安に駆られる彼をなにかと支えたのは、一人のアメリカ人の女性スタッフでした。そして彼女がいつも彼に言っていた言葉。「エンジョイ~」こんな苦しい状況で、いったい何を「楽しめ」というのだ・・と、英語を話せない彼は不信感さえ持ったそうです。でも移植に成功して帰国した後、その意味を知ることになります。言葉にはいろんな意味が込められているのですね。「楽にしてね」「くつろいでね」彼女が伝えたかったのは、本当はこういうことだったのでした。その後彼は英語を習って、お世話になったアメリカの人に会いにいったそうです。先日の「ドンマ~イン~」と同じように、ちょっといい感じだなって思いました。晴れ渡った空を見ながら、お買い物に出かけます。本とメガネも忘れずに、暖かいレモネードを飲んでちょっと一息。「後でまた来ますから置いておいてくださいね」と、あちこちに寄ってしまったため、帰りは両手にどっさりの荷物でへばった~。でも何気なく見上げると、白い昼間の月が出ていて、そこに小さく光る飛行機が重なって・・そしてゆっくりと離れていく光景を見ました。美しい景色でした。=今日のおやつ=かなり私はレモネードが好き!
2005.11.10
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今日は11月で一番最初の酉の日です。つまり一の酉。毎年行っている神社にお参りに行ってきました。いつも買っているおかめさんのお面付きの小さな「かっこめ」(熊手のこと)と、買った人が参加できるボール投げで、運よく的に当たっていただいた守護矢もちゃんとお返しして・・。一年間、どうもありがとうございました。そしてまた新たなおかめさん、よろしくお願いしますね。そして今日、またまたボール投げで、ど真ん中のストライク!我ながらいい肩をしています。子供の頃、男の子たちと野球ばかりしていた経験が、こんなところでお役立ち~。こういった季節の行事が好きです。でも、最初に行った頃は私も若かったのに・・なんて思い出したりもして。* 本屋さんに予約主治医に先日勧められた、夏目漱石の「私の個人主義」を今日予約してきました。実家の漱石全集の中に入っているとは思うのですが、当分帰る予定もなく、こちらで文庫本を買ったほうが早そうです。何故か今秋、文豪系ものに惹かれます。スタイルから入りたいため、プリーツスカートにニットのアンサンブル。そしてめがねをプラス。お~。文学少女のようです。・・失礼。少女だなんて不適切な表現でしたっ!=今日の写真=お酉様で買ったおかめさんのお面付きの「かっこめ」と、ストライクでGETした「開運除災招福」の守護矢です。
2005.11.09
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今、東京国立博物館で開催されています。500点にも及ぶ作品が展示されているとの前評判からか、混雑、混雑・・。団体さんまで(笑)特別展はこれが苦手です。・・とはいえ、富嶽三十六景のうちの名品くらいはちゃんと見られるかしらと思ったところ、なぜかそのあたりは空いていました。最も状態がいいとされるものを集めたということですが、それらはみな海外の美術館所蔵になっていましたね。その他に印象に残ったもの。「酔余美人図」芸姑さんがお三味線箱にもたれかかり「もうちょっと酔いすぎてしまったわ・・」状態の絵がありました。艶っぽさと崩れない品格があり、美しかったですね。そこそこに出てきましたが、本館の太刀でも見て“邪気払い”をしようかしら・・と足を運ぶと、なんとそこには、国宝「号 小龍景光」が展示されているではありませんか。ラッキ~!* 再びしつこくJAZZのこと日曜日のBIG BAND以来、今日もG・ミラーを聴いています。映画「グレンミラー物語」のなかで、一番好きなシーン。それは「セントルイス・ブルース・マーチ」で兵士を送る場面なのですが、曲と彼のエピソードが絡み合うために、一層好きなのかもしれませんね。我が家のVTRでまた映画鑑賞してしまいそうです~。* 今日の出来事夕方、夫が流れ星を見たと言っていました。都内では珍しいことです。お願い事をしたよとのことですが・・・。=今日のデジカメ練習=東京国立博物館の前庭のユリノキも、そろそろ色づき始めました。
2005.11.08
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紀宮さまのご結婚が近づいてきたということで、今までのエピソードなどが伝わってきます。お母様の美智子皇后がちょっと元気をなくされているとき、そっと優しくそばに行って背中を撫でながら、そう言ってさしあげるのだとか・・・。「ドンマ~イン~」我々の体育会系の「ドンマイ!!」とは、ちょっと別物。暖かくて穏やかなこの感じが、今とてもいいな・・と思っています。何故か今日は朝目が覚めた途端に、この言葉が頭のなかを回っている~。今日は秋には珍しく南よりの風が吹いて暖かです。友人がきのう行ったというフレッシュネスバーガーでランチをすることにしました。一応ここはオープンカフェですし、今日なら気持ちも良さそう。S区役所前のこのけやき通りは、もう落葉が始まっています。神宮あたりと違って、ひとが生活するこういった通りが落ち葉だらけになってしまうのも、ちょっと困りもの・・・。お掃除が大変そうです~。でもお店のBGMが70年代のバラード中心でした。そのなかで、とてつもなく懐かしかった一曲。バン・マッコイの「ハッスル」この日記を読んでくださる方なら、多分ご存知?!ディスコなんてものを久々に思い出しました。防衛庁前の「EST」の近くにあったディスコの名前、どうしても思い出せません。(「EST」もかなり懐かしい)どなたか思い出させて下さらないでしょうか・・・。それにしても私にとっての70年代・・懐メロを思い出すような年代なのですね~。=今日の写真=私の手のひらにいっぱいのせたこのお菓子、知っています?コンビニのレジの所においてある「きなこもち」チョコです。なんと一箱45個入りを買ってしまいました~。太ること間違いなし!(笑)
2005.11.07
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ボランティアとして参加させていただきました。実行委員会の副会長、奥貴江子さんからのお誘いです。聖路加病院のすぐお隣のあかつき公園では、野外ステージが作られて、集まった方たちのために、さまざまな演奏、踊り、マジックなどが行われています。出演者のお一人で、すべての障害者の方たちに踊ることの楽しさを知っていただきたいというコンセプトをもつ、日本障害者ダンス推進会代表の、安藤高子さんとお話させていただくことができました。もう11年もこういったボランティア活動を続けていらっしゃるとか・・。ちょっぴり恥ずかしかったのですが、みなさんと一緒にミッキーマウスの踊りを踊ってしまいました。しかもちょっとブリッコで~。世の中には、まだまだ自分の知らないことがたくさんありますね。ボランティアへの参加は、私にとっては沢山の何かを頂くお勉強の場にもなっているようです。そして今日の嬉しかった事!BIG BANDの演奏を聴くことができたのです。築地サウンドマーケットの演奏、楽しかったです。 http://www.geocities.jp/tsukiji_ sound_ market/このバンドは築地市場で働く方たちを中心に、ジャズ好きな人が集まったバンドだそうです。演奏前に、ドラムスとサックスの方と、ちょっとだけ雑談させていただきました。まだ結成して1年ちょっとだそうですが、皆さんとてもお上手で、しかも楽しそう~。演奏した曲のなかに、G・ミラーの「ムーンライト・セレナーデ」がありました。もうこれは私にとってのツボ中のツボ!始まったとたんに、もうウルウル・・です。本当に、本当に涙腺がゆるくていつも困ってしまいますね~。=今日の写真=築地サウンドマーケットの方たち。一番右が雑談してくださったお兄さんです。がっちりしていて、イキがよくて、まぁるいお腹がチャームポイント。お体に合わせて(?)、デカサックスを吹いていらっしゃいました。お兄さん、男っぽくてかっこよかったですよ~。今度聴きにいきますからね~。
2005.11.06
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亀梨和也君が作詞したこの曲が、青春アミーゴのなかに入っていました。以前のドラマ「ごくせん」の挿入歌にもなっていて、ちょっといいな・・とは思っていたのですが、全部聴いてみて・・やっぱりいい。本格的な野球少年だった彼の、硬派的でありつつナイーブな心情がよく表されています。人間なんていうものは、成長していくようで本質はそう変わるものではありませんよね。以前はそうできなかったことが、経験を重ねることでそれに慣れてうまく対処できるようになるとか、そういった変化はあるものの、物事に対して感じる印象とかいうものは、ずっと以前から同じのような気がします。だって、自分の心の中にある芯の部分は変わらないから・・・。ただその途中でさまざまな人たちと出会って、愛される喜びを知ったり、また悲しい別れに涙したり、夢をもったり、何かに夢中になったり、苦悩したり、過ちを犯してしまったりしていくわけです。 一歩づづでいいさ この手を離さずに 共に歩んだ日々が 生きつづけているから ・ ・ ・ あの時のあの場所 消えないこの絆華やかに遊ぶことが好きなため、自分自身が人に持たれる印象と実像とに温度差を感じたりします。本当は静けさを求め、ゆっくりとした時間が好きなちょっと泣き虫の感激やさん。自分の心を裸にされてしまったようなこの曲がお気に入りです。木々が色づくこの季節、穏やかな秋の陽のなかオープンカフェで、文豪の本などを読んで、ちょっと哲学してみたくなってきました。=携帯の待受け画面変更~=あきれられても仕方がない。こういったやせっぽっちで、クールでナイーブで野球が出来て歌がうたえる、という理想のツボに嵌った亀梨和也クンでした~。
2005.11.05
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神田駿河台にある、この古いホテル。以前からドクターや、作家がよく利用するホテルとして知られています。今日、所要があって3ヶ月ぶりくらいに訪れました。このあたりは、明治大学が変貌を遂げたり、ずいぶんと変わってしまいましたが、山ノ上ホテルだけはずっと昔のまま・・・。まるでそこだけが、時間が止まったかのような感じさえします。ロビーの黒い皮のソファーも、テーブルクロスもどこか懐かしい雰囲気があります。周辺に出版社が多いことや、神保町の古本屋街にも近いことから、作家が物を書くために滞在するホテル・・といったイメージがありますが、今はどうなのでしょうね。私もここはかつてよく訪れました。何故なら天ぷらがすごく美味しかったから。銀座の近藤、京橋の深町。お二人とも天ぷら山ノ上の料理長だった方たちです。池波正太郎さんの本には、近藤さんがよく登場しますよね。分厚く切ったさつまいもの天ぷら、すごく好きです~。=今日の不思議=夫のスーツのポケットから、ブースカのちっこいキーホルダーが出てきました。いったいいつ、どこで、誰が入れたのか不明~。=今日の写真=山ノ上ホテルの灰皿。このホテルを利用する方ならよくご存知のはず。夫がまだ喫煙者だった頃、ホテルの方にこの灰皿のことをお聞きしたら「創業者のデザインです」との答えが返ってきました。赤と白の可愛いデザインです。
2005.11.04
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最近、文字がにじんでよく読めないのは何故か・・・。もともと視力がとても良かったため、めがねを持ち歩く習慣がありません。つい本を手に外出してしまった時、それを読もうとして「あっ、めがね忘れた・・」と思うくらいなのですから、もはや必需品になってきたのでしょうか。今日ずっとめがねをかけて本を読んで過ごしたため、はずした後どうもピントが合わないのです。自分の年齢のことなど普段考えもしないのですが、こういったところで何気に実感させられてしまうものなのですね。元に戻らないものなのでしょうか~。=今日のお土産(多分)=いつものメンバーと麻雀に行った夫から何故か途中でTelが。「きのう売り切れていたCDがあったから、買っておいてあげたよ」あ、あ、ありがとうございます~。はやく麻雀なんか切り上げて帰って来てくれないかしら。でもこういった時、いつも忘れて帰って来るんですけど。心配。=今日のデジカメ練習=浅草・助六で買った十二支の置物。全部木彫りの手作りです。(ほぼ実物大)置き台はツゲ製です。
2005.11.03
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御坂峠の天下茶屋で、せっかく太宰治の「富岳百景」のさわりに触れたのであれば、この際短編でもあることですし、読んでみることにしました。・・で、結局あれ程批判めいた印象で富士を語ったとはいえ、太宰も富士の美しさを充分に感じていたようです。でもそれをストレートに認めたがらないところに、彼の視点の難解さがあるようですね。素直になればもっと楽に生きられるのに~。=そして再び「青春アミーゴ」のこと=今日CDが発売されました。亀梨クンのファンとはいえ、ちょっと今更この年で買いに行くのは恥ずかしい・・と思っていましたら、今日、中3の女の子(景光の姪っ子)と夕食を一緒にすることになりました。「代わりに買ってきて」と頼んだのはいいのですが、なんと売り切れ~。明日の入荷も未定なのだとか。あ~あ、今日これを聴きたかったのに・・恐るべしジャニーズ~。そしてその女の子、とっても囲碁が強いのです。アマチュア3段の腕前(本人は絶対に4段の実力・・と不満げ)なのですよ。こういったことに強いというだけで、密かに尊敬をしてしまう私なのですが、これもまた恐るべしでしょうか~。将来は、メチャメチャ囲碁の強い、女医さんにでもなってくれればいいな~と思っているのですが・・。=今日のデジカメ練習=きのう御坂峠から見た富士山と河口湖
2005.11.02
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中央道の集中工事に入る前、秋晴れの日にちょっと富士山が見たいな・・と思っていました。今日がちょうどそんな感じの日です。「では、行こうか・・。」と。河口湖は東京からあっという間に着いてしまいます。富士山はまだ雪も浅く、冬の入り口というところでしょうか。あまりの秋晴れに、今日は御坂峠の天下茶屋にでも行こうということになりました。=ここでちょっと文学のこと=この天下茶屋から見た富士山は、富士三景の一つと言われたそうです。太宰治が長く滞在し、今はちょっとした記念館のようにもなっていました。太宰治が敬慕していた井伏鱒二の勧めによって、かれはこの天下茶屋に訪れたことなどが記されています。ちなみに、「富士には月見草がよく似合う」という太宰の有名な言葉(富岳百景より)は、こちらから見た富士山とそれに相対峙する月見草の印象を語ったものだとか。但し彼はこの富士を“註文どおりで恥ずかしい”と表現しているのですが、私の印象は全く反対です。秋色に染まった木々のむこうに、キラキラと光る河口湖と雄大な富士。註文どおりで綺麗でしたけど。やっぱり太宰は複雑ですね。明日の都合で日帰りとなりましたが、このまま帰ると渋滞の時間なので、温泉に入りたいと夫が言い出しました。日帰り入浴初体験です。富士山しか見えない貸し切り風呂で、ちょっとリラックス~。=今日の写真=河口湖畔にて。水鳥たちが寄ってきました。逃げないの~。
2005.11.01
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