でもハプスブルグ展には行っておきたい・・・
私に残された日はたった1日、28日をどう過ごすか。
人はあと1日と言う状況に追い詰められると、自分のしたいことがはっきり見えてくるものだ。
久兵衛でランチをし、駆け足でハプスブルグ展に行く!
人は目的があると、信じられないパワーを発揮するものだ。
今までぐずぐずしてた引越、27日にはほぼ完了させた。
じゃーん。

ああ、ここが久兵衛なのね~。
「いらっしゃいませ」
(1人なんですけど)
「5階にご案内させて頂きます」
初めてなのに1人。
「いらっしゃいませ~」
カウンターに座る。←ちょっとドキドキ。
menuを見て、織部にする。
只今創業感謝で7500円→5500円。
隣はすごーいお金持そうな60代の奥様二人連れ。
もう片方はお母さんと娘+息子。
魯山人の四角いお皿におしぼり、あともう1つ御手拭きみたいのがセットされる。
お茶もちょうどいいタイミングで出て来た。
私の目の前の板さんはまだ30代前半くらいなのに元気もいいけど、凄く細かいことまで気を配ってる。
タダモノじゃないな。

うおーっ、これが久兵衛の中トロか。
お上品だな~。
中トロの甘みも程よく、ご飯の大きさ、炊き加減、酢の具合、完璧だ~。
多分、瞳孔開いてたと思うけど、そこはおすまし、おすまし。
「ご飯の量はこれくらいで宜しいですか?」
(はい、ちょうどいい大きさです)
次のあおりいかは写真撮るの忘れた。
気をとりなおして、

真鯛。
さささっとたれを塗ってくれるので自分では何もつけなくていい。
おいしいな~。
じゃーん、husがおいしいと言ってた雲丹~。

私はこう見えても雲丹にはうるさい。
満足だ~、ほんとにおいしい~! ! !
ちょっと口に入りきらなくて苦労してたら、
「申し訳ございません、大きすぎましたか?」
雲丹なんだから大き目でもいいの、いいの~。
*ちなみに軍艦巻きはここ久兵衛の初代店主が考案したもの*
志野を選んだお隣の奥様はこの時いくらだった。
「お次はくるま海老ですが、そのまま召しあがりますか?
少し炙りますか?」
このあとハプスブルグ行くからなぁ、くるま海老って大好きだけど、後で口の中が生生した感じになるからなぁ。
くるま海老にもうるさい私は東京で生で食べて超満足なくるま海老ないんじゃないかとも思った。
(少し、炙っていただけます?)
「へい、承知しました!」

おおっ、いい色。
思ったより立派なくるま海老だなー。
おいしい、おいしい。
「お次はあわびなんですが、如何しましょうか?」
(そのままだと硬いあわびですか?)
「いえ、そのままでも大丈夫なようにしてございますので」
(じゃ、そのままで)

後でわかったけど、この方、三代目のもよう。
二代目のご主人とは全然似てない。
髪はまいにち剃ってるそうです。

ほんとにそのまま食べられる硬さ、でもコリコリ。
鮑って高いとわかってるから食べるけれど、イカと同じくらいの値段なら食べなくてもいいかもって思ってるのは私だけでしょうか。
あ、ぁぁぁあっ、おいしいんですよ、ごめんなさい。
隣の高校生くらいの「僕」はどうやら好き嫌いがある模様。
いくらがだめだと言ったら、何か違うお魚を出してくれた。
「他に好き嫌いは?」
〇〇もだめ、△△もだめとか言ってる。
でもベテランそうに見える板さんは嫌いな物を避けて違うmenuで出していた。
お母さんが大変恐縮していたけれど、板さんたちは慣れてる様子。
こういうところが、高級店であっても敷居の高くない、また来たくなる所以なのだろう。
小さな小皿にいくらの醤油つけを乗せて、「ちょっとだけなめてみてください」
「そんなに嫌じゃない」
「きっと10年後には食べられるようになってますよ」
ほんとにそうかもしれないと思った。
続きは大トロから始めます。
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