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「皆さん、もう少しでトイレ休憩です。15分。でもこの車列の人はみんな一斉に入りますから、とても混む。」(お金かかります?)「あ、お金かかりますよ。2人で1ポンド」←1ポンドは20yenくらい。バスはショールやカーペットがはためいている露天のようなテントのようなお店の前で止まった。お店と繋がってるようだし、一応行っておこうかな。「日本人はトイレが近い」え?「日本人はいつもトイレの心配をしている」そうかな・・・ワイロさんは喫煙者で、バスを降りるとささーっと私たちより先に歩きだし、歩きながらとにかく1本を吸うわけである。っと、煙草の箱に変な写真がついてるので、見せてもらった。(ひゃー、すごい写真ですね)「そうです。煙草をたくさん吸わないように政府が考えた」(煙草は1ついくら?)「いろんな値段がありますが、80yenくらいです」(安いんだー) ←うっかり。「高いですよ」あ、そうか。じゃ、お金持しか煙草は吸えないってこと?お店の前にはガラベーヤ男性が10人くらいショールを片手に待ち構えている。いかにも元締めみたいなおじさんがお金を集めていて、欧米人は50ピアストル払っているのに、日本人には倍の1ポンドを要求。*1ポンドは前に載せたツタンカーメンのコイン1個。持って帰りたくて使いたくなかった。日本人先頭の方が文句を言ってるが全く聞く気配なし。 嫌なら列から離れろってスタンスらしい。20yenでトイレを使えるならいいと思うけど、欧米人は10yenなのにどうして日本人は20yen払わなければならないのか。そして、ホテル、レストラン以外のトイレは原則流れない、全く。これでお金とるのか。 あのー、5ポンドにしてもいいから、キレイにしてもらえませんか?毎日コンボイがここに止まって、どれだけ儲かってると思ってんだー!トイレから出てくると待ち構えていた男たちがショールはどうだ、カーペットはどうだとしつこい。無視してると、肩をとんとんやったり、手をつかんでショールを触らせる。それもパシュミナでもカシミアでも、シルクでもない綿のごわごわしたショールが$100とか言ってるし。っもう、買わないってば。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
January 5, 2009
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6:40a.m メルキュールを出発。本来なら空路でアスワンへ向かう筈がスペシャルコンボイで陸路4時間30分の道のり。飛行機代+大幅なスケジュール変更の迷惑料として約22000yenが返金された。 豪華なホテル発見。「皆さん、ムバラク大統領はここに泊まる。ウィンターパレス」「ぉぉぉおおー、豪華ね」 寝ぼけながらも一同溜息。コンボイって? 護衛されるの? 朝からドキドキしている。 「皆さん、集合場所に着きました。今日の日本人ツアーは私たち、旅物語、H.I.S、Look JTB,阪急」「ここは撮影禁止ですから、カメラご遠慮ください」とワイロさんはパスを降りる。何だ、何だとバスから見ていたが、知りあいらしいガイドと楽しそうに話しながら煙草を吸ってるだけだった。バスは乗り換えない、そのままのバス。先頭と最後尾に軍か警察の車両が着く。ツーリストポリスの制服と似ているか、殆ど同じ。ライフルって言ってもソ連製って感じで古めかしい。 目つきはするどいんだけど、全体的にゆるい感じがしている。テロリストが襲ってきたら本当に戦ってくれるの?H.I.Sのバッジつけた若い女の子たちがトイレを探して走り回っている。列をなしてこれから走り続けるのだ。途中でトイレに行きたいなんて言えっこない。「それでは、皆さん、出発します」バスが走り出した。窓から見えるのはやっぱり牛、ロバ、山羊、こども、ガラベーヤの男たち。「エジプトは学校が少ないですから、2部制です。昼の部と夜の部がある」「どっちに行ってもいいけど、夏は暑くて脳みそが溶けるから、休み」(休みの間は、何するんですか?)「働きますよ」え? (ワイロさんみたいなお金持ちの子は何するんですか?)「働きますよ。8歳から働いてますから」8歳??(なんのお仕事?)「父が宝飾品の商売をしてましたから、大きい商売ですが、成功していました。私も8歳から商売を手伝いました」そりゃね、コネ使って兵役中カイロ市内にいたんだからお金持に決まってる。でもお金持の子も8歳から働くのかー。で、大人になったら観光シーズンだけ働くのかー。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
January 4, 2009
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モーニングコール5:30a.m.6:00には荷物を出さねばならないので、4:30起床、5:30には朝食へ。よく見ると素敵なんだけど、随分暗い。5:30の割には次々と料理が並べられていてエジプト人、頑張ってるぞって感じがした。しかし、ウェイターは4人も立ってるのに誰一人、飲み物のオーダーに来やしない。仕方なくこちらから(紅茶が欲しいんだけど)と言うと肩に手をまわして「why not?」と言う。あのー、始めから持って来て欲しいんですけどねー。パンは相変わらずおいしい。特にまん中のが気に入って2つ食べた。↓ あれ、誰の手?ああ、野菜が食べたい・・果物も食べたい・・・あんなに、あんなに、たくさん、おいしそうにいろんな物が並んでるのに・・ハムとチーズの種類は結構あったけれど、ちょっと朝には重いかなって感じの物が多かったので無難そうな物を持って来る。 若いカップルが来たので(昨夜のカルナック神殿どうでした?)と聞く。「いやー、ライトアップは綺麗でしたけど、ショーが退屈で長くて爆睡しちゃいました」そっか、やっぱり。次に田中さん+後輩現る。「昨日のショー、行かなくて正解ですよー、ショボくて、ショボくて。」「光の種類も少ないし、音楽がまた光と合ってるわけでもないんです」結局すぐに寝てしまったらしい。 それにしても皆、すごく疲れた顔だ。↑ 多分自分も。ハイビスカスティーのtea bagも試してみたい。肌がガビカビになって来てるのでビタミンC補給とお土産にするのに品質check.またさっきのおっさんウェイターのところにお湯をもらいに行く。 「はっはっはっー、it's my pleasure」お湯を注いでくれる間もずっと仲間同士話している。そして、男性同士でも抱き合い、右、左と頬を交互につけて挨拶する。彼らの太り方はスペイン人ともオーストラリア人とも違う。朝の5:30からこんなに楽しそうにハイテンションで何話してるの? よくしゃべる男の国だ。私の中で、スペイン、トルコ、エジプトはよくしゃべる男三大国である。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
January 3, 2009
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メルキュールにもアーケードがあるので一応、見てみる?カワイちゃんが大袈裟に「私もお伴します」と言う。(ホテルの中だし、私たちだけで大丈夫ですからー、早くお部屋で休んでください)「いえいえ」カワイちゃんは27歳の日本旅行の社員だ。(このツアーは苦情の嵐になりそうだから、派遣さんじゃなくて社員のカワイさんがいらしたの?)「い、いえ、そんなことは」↑ と言いつつちょっと困ってる。(あのー、買う物がないんですけど、何かお勧めのお菓子とか食べ物類あります?)「あ・・食べ物は・・お勧めしません。衛生状態が日本と違うので、ムシが湧いたり。。」ムシが湧く???お菓子からムシ??「made in Egyptは避けられた方が・・ピラミッドの絵なんかがついてて、外国産の物を探された方が・・」メルキュールのアーケードはヒルトンよりも・・・ 敢え無く部屋に戻ることに。「おやすみなさい」(おやすみなさい)部屋に入るなり、(お土産困ったね)「食べモノがダメって・・」「ピラミッドで思い出したんだけど、ピラミッドパワーってあるって」(ああ、地球の歩き方にも書いてあったね)「昨日の夜、お父さんと夢の中で話した。お父さんがいなくなって、初めて」↑ ジョウハツしたのではありません。(今まで1回も夢に出てきたことなかったの?)「私がお父さんを探してるのはあったけど、本人が出てきたのは初めて」(それってピラミッドパワーなの!??)「そうかも」(なんか言ってた?) 「いや、普通に一緒に座ってテレビ見てただけ」(えー、じゃ、クフ王のだけじゃなくて、もう1つも入ればもっとしゃべったかもしれないね)「そんなことしたら、疲れ過ぎて夢なんて見ないでしょ」そっかー、初めて、しかもエジプトで、ピラミッドパワーで父とあったのかー。熱いし、食べ物も制限して不自由してるけど、来てよかったじゃーん。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
January 2, 2009
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「御希望の方はカルナック神殿の音と光のショーへご案内します。 料金はツアーに含まれていますよ。行かれる方?」私と母以外全員挙手。「あれ、行きませんか?」(はい、ちょっと休みたいので、すみません)カルナック神殿の音と光のショーは事前の下調べで非常に退屈で寝てしまったとか、翌日のダメージがひどかったと散々読んでいたので元からキャンセルするつもりだった。ルクソール神殿、アブ.シンベル神殿でも音と光のショーはやってるらしくて、アブ.シンベルはかなり力を入れてるらしい。←でも行けるのはあの辺に泊まる人だけ。カルナック神殿のショーはショボイらしい。ショボイと書いてあるショーに行って戻るのが12時近く。2時間以上拘束される。皆様、良い方ばかりなので「えー、行かれないの? 行きましょうよ」と言ってくださったが、体力が心配なのでと辞退した。どこからかワイロさんの助手と言うエジプト人が現れ、ヨロシクオネガイシマスと言っている。暗くなった神殿で1人で全員を引率するのは危険なのだろう。きっと前後にワイロさんと助手さんが歩いて全員を確認しながら歩くのだ。レストランから出て、繁華街をバスまで歩く。ワイロさんの後すぐを歩いていた。角でツタンカーメンのマスクをウィンドウ越しに二人で一瞬見て、振り返ったらワイロさんがいなかった。ええええ!?後ろにも誰もいない。えええ!?珍しく母の顔色が変わり、暗くなった繁華街、クラクションが鳴り響く道端で私たちは途方に暮れた。こんなとこで迷子?? それも夜!?一瞬だったのだ。ほんの一瞬。日本に帰れなくなった? ←今から思えば大袈裟な。っと、道端でアクセサリーを売ってるお兄ちゃんがトントンと私の肩をたたき、右側の方を指さす。こんな状況で肩をたたかれた私はあまりにギョッとしてfreeze。ワイロさんが煙草屋さんから携帯で話しながら出てきたところだった。 (ぅうゅーぅ゛ぅ、ワ゛イ゛ロ゛さーん)もう半べそ。思わず、ワイロさんに駆け寄り、(振り返ったらいないんだもん、どうしようかと思ったー)←涙声。「そこで煙草を買いました」煙草を買いましたじゃないよー。←言えないけど。御一行様はコンビニみたいな店でお水を買ってたので、瞬間的に皆様はコンビニの中、ワイロさんは煙草屋さんの中、私と母だけ通りに取り残されただけだったんだけど・・アクセサリー売りのお兄ちゃんに何度も会釈をしてバスに乗った。海外であんなに動揺したことはない。私と母、カワイちゃんだけホテルで降りて皆様を見送る。「楽しんできてくださいねー」★新年、明けましておめでとうございます。昨年中はこんな拙いブログを読んで頂いてありがとうございました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。★Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
January 1, 2009
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「皆さん、今日は日本食。楽しみですねー」一同、心なしか、顔が綻ぶ。だって昨日の晩も油っぽかったし、お昼はギトギトだもの。期待してなくても、嬉しい。 数名はやっぱりno makeだった。↑ 今、お風呂から上がりましたって感じ。だって、もうpower残ってない。 着いたところはレストランって言うよりは誰かのお宅って感じもしないではない。小奇麗にしてあって、大きなテーブル、他に客はなく個室のお誕生会みたい。なんか暗いと思ったらサングラスしてるんだった。ま、いっか、このままで。「はぁー、今日は流石に疲れましたね」「ビール! ビール!」苺を凍らせたまま、ジュースにしたのがあると言われて女性数名はそれをorderした。聞くだけでおいしそうだったが、熱い紅茶を貫く。多くの人々は3日目でエジプトの洗礼が始まる。明日は4時間以上コンボイに揺られるのだ。ここで油断するわけにはいかない。「さて、皆さん、これは何でしょう?」(多分、肉じゃが!)そりゃ、ちょっと見てくれが違うけど、火の通った野菜、それもお醤油ベースだ!ぁぁぁあー、嬉しい。すっごくおいしく感じる。続いて白いご飯がお茶碗に盛られて出てきた。あああー、嬉しい、油のついてないお米ー。意外とおいしく、ふっくら炊きあがっていた。タイ米みたいな長いお米じゃないな。カリフォルニア米かな。お味噌汁登場!! 油の浮いてない飲み物だー。嬉しすぎるー。「あ、これ"あさげ"の味」え?そうなの?↑ この際、「あさげ」でも「ゆうげ」でもいいです! !ぉ゛お゛ー、こ、これはなんちゅうお魚・・・。す、すごすぎる・・でもお魚はどうせ食べられないからいいや。皆様はおいしい、おいしいと頭から食べておられた。ホウレンソウもキュウリのお漬け物もトマトも食べたいけど止めておく。 玉子焼き。一切れの玉子焼きがこんなに燦然と輝いているのを初めて見た気がする。ぁー、可もなく不可もなくか。あー、できることなら、台所に行って自分で焼きたい! ぁぁ、自分で焼けたら!「皆さん、おいしいですか?」「おいしー」 「満足ですー」 「癒されるー」ワイロさんの顔から笑みが思いっきりこぼれていた。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 31, 2008
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「皆さん、ルクソールの観光はこれで終わりです」おー、やっと終わった。もう終わってくれないと死ぬー。「これからカルトューシュの店に行きます。ホテルで休みたい方はカワイさんと降りていいですよ」「私、降りるから、ピアス見てきなさい」(えー、大丈夫?)カワイちゃんが「私がご一緒しますのでどうぞ」と言ってくれたので私はパスに残った。珍しいな、疲れてるのか。お店に着くと・・・そこは・・・ 宝飾店と言うよりは・・・骨董 ?皆様はカルトゥーシュが目的なので自分の名前を書いて、ヒエログリフにしてもらっている。なかなかイメージと違うらしく、ラムセスにするとかネフェルティティにするとかハトシェプストにする人も。(両方でも可)金なら2-3万で銀なら8千円-12000円くらいらしい。私は元々アンクのピアスを探すつもりだったので、1人怪しく店内を物色。 アンクとは、命の鍵らしい。 ←これ。命に執着してないけど、形が可愛い。あまりエジプトちっくじゃないのがいいな。アンクなんだけど、人からみたら普通の金のピアスみたいな控えめなの。あ、これがいいかなー。2万円だと言う。2万でもいいんだけど、バーが微妙に曲がってるし、もっと安くしてよ。18000yenそれ以上は安くしないと言う。またー、そんなこと言っちゃって。(ワイロさん、私このピアス買おうと思うんですけど、もっと安くしてください) 奥の方にいる怖い顔をした店主らしきおじさんのところに持って行って何か話している。「16000yenが限界です。」ま、ちょっと不満は残るけれども、とりあえず、エジプト記念のピアスだから。ヒルトンショッピングセンターがああだったのだ、もう選択肢はあるまい。それにツアーで連れてかれるお店で買えば保証がつく。(偽物だった場合の)とっとと、決めてお茶を飲む。疲れてるのかお砂糖をたくさん入れてしまった。今日の宿はメルキュール ルクソール。ツアー中唯一の4つ★だ。ロビーに着くとカワイちゃんが待っててくれた。「お母様、大丈夫ですので。お部屋こちらです」とkeyをくれる。部屋に入ると、綺麗さっぱりお風呂に入った母が化粧水をパシャパシャやっていた。(あれ、大丈夫だったの?)「カワイさん、私が初めての海外旅行だと思ったらしくて、スーツケース押して部屋までついてきてくれて。そしたら、ダブルベッドの部屋でね。すぐ替えてくれた」ひゃー、それはよかった。(で、どうして初めてと思われたの? 何かしたの?)「何も。きっとパスポート更新したばかりでまっさらだからでしょ」夕食に出るまで2時間近くある。「お風呂に入ってしまいなさい」普通ではあり得ないけど・・・お風呂に入って、no make+サングラスでロビーに降りた。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 30, 2008
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マリー.アントワネットが処刑されたコンコルド広場。そこに聳え立つ、オベリスクを見る時、誰しも、「どうやって運んだ?」と思うに違いない。てっきり略奪だと思っていた。パリで見た頃は。「皆さん、オベリスクをフランスに寄贈した人は誰でしょう?」(モハメド.アリ!)「そう、モハメド.アリ。1819年、彼は時計が欲しくてオベリスクをフランスにあげてしまいました。」(価値がわかってなかったんですか?)「彼はアラブ人ですから、古代エジプトには興味がない。時計が欲しかった」 右におわしますは、またもラムセス2世。ファラオだけが使用できるカルトューシュで読むことができる。反対側は、コンコルド広場にあるよりも、ここで対になってた方が絶対よかったのに。 1819年頃なら時計は珍しかったかもしれない。でも交換するなら、時計ならエカテリーナのからくり時計クラスじゃないと納得できない。(その時計はカイロ観光で。埃をかぶった「こんなもん」って感じ) ルクソール神殿は意外にも街の中心部にある。もうそんなに暑くはないけれど、とにかく疲れた。ワイロさんの説明が全然頭に入ってこない。ぼーっ。全員も虚ろな面持ちでルクソール神殿にいる。↑ 限界、越えてる。こちらの列柱室はパピルス型。パピルスってこんなんなんだ。植物には見えん・・・。 それにしたって、ラムセス2世の像が多すぎ。民はどう感じていただろう・・・・しつこい・・・よね?Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 29, 2008
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一旦、スカラベの前で解散し、20分後に門の日陰で集合。やっぱり列柱室をもう一度見る。人通りの多いところから陰になるので、ちょっと怖い。(カルナック神殿は歴代の王が増設、改築してできた複合体)列柱のレリーフを見ながら、門に向かって進んで行く。ターバンにガラベーヤのエジプト人が「Hey!」と手をあげ、「guide!」と言う。どうせ、後でお金請求してくるんでしょ。↑ 上部のレリーフに色が残ってる。また少しいくと違う男。なんと崩れた柱の上に座っている。「オベリスク!」と言って後の方を指さすので振り返ると、列柱の間からオベリスクが見えた。 ほう、パシャ。走り寄ってきて「money!」と言う。あなたを撮ったわけでもないのにお金なの? 無視して歩きだすとずっとついてくる。こ、怖い・・・・「money!」腕をつかまれた。振りほどいて歩き続ける。かなりついて来られたが、人がたくさんいたので無視できた。こ、怖かった・・・。ああ、素晴らしい~♪ちょっと何か起きそうな気もしないでもない。門の日陰にまた1番のりでついた。ラムセス2世。この後のファラオがちゃっかりラムセス2世の名を削って自分の名前をつけたけど、今ではラムセス2世だと断定されている。足元の小さな石像は妻ネフェルタリ。最愛の妻を足元に・・・・・・。子供200人って言うのも・・。今度は羊の頭のスフィンクスを立ち止まって見ることができる。羊の顎の下に小さなラムセス2世が見える?自分だらけって。。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 28, 2008
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オベリスクとはギリシャ語で焼き串を意味すると言う。遺跡だけど、こんなに崩れたまんまにしておかなくても。列柱室だけでもあんなに広いのに、更にこんなに広がっている。これだけの神殿作るの、ほんとに凄い。「皆さん、ハトシェプスト女王のオベリスクは地震で倒れてしまいましたが、いいこともある。オベリスクのてっぺんを見ることができます。これがハトシェプスト女王です」 女王の存在を消そうとしたけど、てっぺんには手が届かなかったのか。誰がどれくらいかけて彫ったんだろう。絵のない▲の部分は金や銅で飾られ、太陽光を浴びてピカピカ光っていたと言う。エジプトの日差しは「日光」なんて生易しいもんじゃない。あぢー。他にも倒れている物、崩れている物がいっぱい。「次は聖なる池です」ほー、聖なる池とは。普通過ぎ。向こう岸には何故か山羊がたくさん歩いている。「夜の「音と光のショーではここに席をつくります。みんな熟睡します。誰も起きていられない」「皆さん、これはスカラベ、ふんころがしです。ふんころがしは朝早く起きてせっせと働きますから、太陽のイメージでした。聖虫です。」聖虫・・・。ふんころがしが太陽のイメージなの?「このふんころがしの周りを7周すると願い事が叶います。でもちょっと待って。ガイドは暑い時は3周と言うし、お客さんをからかいたい時は10周と言います。願い事が叶うなんて嘘です」「えええー! 絶対ここで願い事するって決めて来たのに!!」↑ え? そうなの?「だって、私はここで何回もまわってますけど、願い事はまだ叶わない」願い事、何? Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 27, 2008
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もう、脇目もふらず、次の日陰をもくもくと目指す。し、しんどい・・・門の日陰まで着くと、ほっとしたのと同時に列柱室が現れた。ほうーっ。レリーフが凄い。柱って思ってたよりもずっと太くて高い。こんなに太い柱が102mx52mの空間に134本!なんかみんな柱に触っちゃってる。(ワイロさん、柱に触ってもいいんですか?)「ちょっとならいいですよ。」↑ 太っ腹なエジプト。日陰の石柱はひんやりしていた。ナイル殺人事件で、こんな上から、石が落ちて来たんだった。あの映画は世界中の人々をエジプトに行かせる気にさせたろう。ずーっと、ずーっとこんな柱が続いて本当に荘厳な感じがする。 これだけのものを古代に作ったなんて信じ難い。ファラオ、恐るべし。え? 死んじゃった?エジプトの犬にだって過酷なんだ・・・・・。↑ ぐったり寝てるだけだと思うけど。当時は天井があって、もっと居心地がよかった筈。列柱室は日陰が点々と続くので、じりっ、ほー、じりっ、ほーと見て行く。日陰さえあれば正気は保てる。「皆さん、オベリスクに向かいます。日陰がないから頑張って!」 あそこまで日陰がない・・・・。ワイロさん、もう私だめかもしれない。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 26, 2008
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ルクソール西岸は「死者の街」だったのに対し、東岸は「生ける者の街」。バスから一歩踏み出すと、カーッと熱く、「生ける者」の受難を味わうこととなる。「皆さん、日陰、日陰」「羊の顔、ライオンの体のスフィンクスです。羊は太陽神アメンの聖獣ですから」羊って太陽を連想させない。「このスフィンクスの参道はルクソール神殿まで3kmも続いていた。荘大でしたね。でも全て破壊されました」勿体ないなー。残っているスフィンクスの両手の間(顎の下)にはそれぞれミニチュアのラムセス2世が。大きな立像だってあって、至る所、名前も彫ってあるのに、まだ足りなかったの?ファラオの自己顕示欲に恐れ入る。「さて、皆さん、次の日陰まで急いで歩きましょう。」遮光日傘をさしてても、もうどうにもならないくらい熱い。ちょっとだけ出ている、手頸、足首がじりじりしてきた。「皆さん、これは綺麗に残っているカルトューシュです」と言いながら、ワイロさんも小走りなので、こちらも一応パシャっとだけ。じりじりしすぎだー。熱いー。露出多しの欧米人の肌~!痛々しく、真赤に腫れている・・・・。気の毒すぎ。これは何?と思ったけれど、次の日陰まで質問はやめておこう。喉もカラカラでしゃべる気力もない。長いスカートで良かった・・・。膝や脹脛が出てたら、どうなっていたかわからない。肌は出さないに限る。次の日陰とはスフィンクスたちの間を通って門のとこなんだけど、辛くて、永遠に感じた。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 25, 2008
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「皆さん、今日の晩御飯、何がいい?」えー、選べるの?バス内のあちこちから「日本食!」「ご飯とみそ汁!」それは不可能では・・・「みんな、日本食食べたい?」(食べたい! !)「じゃ、今晩は、おいしい日本食にしましょう」おいしいかどうかは別として ←始めからアテにしてないすごく嬉しい。 それにしても、パンフレットには日本食が出ると書いてなかったのに、ワイロさんは気がまわるし、実力派だ。「皆さん、ムバラク大統領が明日、ルクソールに来るかもしれない」へー、でもみんな関心なしって感じ。 「1つ困ったことがあります。大統領が来る時、通行禁止になる。」えー、それは困る。 「来るかどうかまだわからない。警備上の理由で直前までわかりませんから」むむっ。「次はカルナック神殿に行きます。カルナック神殿では映画が撮影されました。知ってる?」ナイル殺人事件!アガサ.クリスティーがナイル殺人事件を書いたのは再婚してから。 36歳:アーチボルト.クリスティー大佐が愛人と結婚したいからと離婚を迫り、この年、有名な10日間の失踪事件が起きる。38歳:離婚成立:どれほど辛い2年だったろう。40歳:考古学者マックス.マローワン(ナイト)と再婚。夫がナイトだから、「レディー.マローワン」ってことはヴィクトリア.ベッカムも「レディー.ベッカム」か。へぇー。←色んな意味の。 「皆さん、そろそろ着きます。帽子と水を忘れないで」さて、皆様、カワイイ、優しいけど、心配りが足りない等、話題のワイロさんですが、何歳でしょう? イワンより髪はフサフサ。女性、たくさんいる感じする?初日の自己紹介の時に「ワッちゃんでいいです!」と言われたものの、どう見ても年上のこの人に「ワッちゃん!」とは言えなかった。 (ワイロさん、おいくつ?)「え、年齢ですか? 髭はないものとして考えてください」いや、髭は関係ないと思う・・・。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 24, 2008
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ナイルビューと言えば、ナイルビューである。ふぅっ、ちょっとだけ吹いている風と日陰が心地いい。皆は口ぐちに「ビール!」 「ビール!」ゴクゴク、「はーっ」と喉を潤しておいでだ。 掟通り、熱い紅茶をふうふう言いながら飲むストイックな母娘。「皆さん、今日のお昼は魚のフライです」魚は食べられませんね、母と私は。(母と私のエジプトでの掟) 「皆さん、ワイロさんのお力でデザート食べ放題になりましたので、あとで2階のテラスへどうぞ」ほう、ワイロさんはそんな力もあるのか。パンは焼き立てのナンみたいのでおいしかった。やっぱりこのゴマペースト(タヒーナ)にひよこ豆や焼きナスなんかのトッピングをして頂くスタイル。タヒーナはアラブ料理にはかかせないものなのだとか。名前を変えて、イスラエルやトルコにもあると思う。こ、これ? 魚のフライ?(縮小してるのでギトギトの照り感は消えてるけれど、よっぽど低い温度で揚げたか、揚げ終わってから油をかけたか、その両方か)ギトギトのチャーハン、ギトギトのフライドポテト。 どれも食べられない・・デザートにかけるしかない・・・ 皆も衣を全部はいで召し上がっていた。パンしか食べてない私たちはとっとと2階へ上がる。エジプト版、パティシェ。ファラオの長い冠が似合いそうな顔立ち。結構な種類がある。なんか虫が飛んでるけど・・・。エジプト人は、顔に虫が止まっても気にならない様だ。かなり甘いだろうから、クリームのついた物は避け、(乳製品だし)しっかりと焼きあがってるbaked cake数種類をもらう。 「これ」と指さしたら大盤振る舞いでその周辺にあるcakeをどんどん盛ってくれちゃう。そんなに食べられませんー。bossらしきパティシェがアイスクリームを勧めてくれたけど、止めておく。皆様はアイスクリーム数種類、cake数種類と両手にお皿を持って戻られた。「ワイロさんって、絶対各都市にオンナいる感じよね」 「うん、絶対いるいる」へぇ、ガイドさんの女性問題なんて考えたことなかった。へぇ、興味なさすぎた。 「いつも携帯で電話してるでしょ、打ち合わせしてるのよ」へぇ。っと、彼女の食べてるミントのアイスクリームの中に小さい虫が。ああ、言った方がいいよね、言わないとだめだよね。あー、でももう殆ど食べちゃってるし、今、言ったら気持悪くさせてしまうかも。どうしよう、どうしよう・・・迷っているうちに最後の一口は彼女の喉を通り過ぎた。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 23, 2008
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ワイロさんと母と皆を待っている間、ラクダとお兄ちゃんが傍まで寄って来た。お兄ちゃんは瓶のコカ.コーラを持っている。アメリカ、嫌いなんじゃ・・・。っと、彼はその瓶をラクダの口に持って行った。慣れてるらしく、瓶を半分だけ口に入れ、一気にコーラを飲みほす。なんたる大失態、ブロガーなのにこの光景をぼーっと見てたとは。(えー! えー! ワイロさん、ラクダがコーラ飲んでるんですけど)「飲みますよ。ラクダにも糖分が必要ですから」そんなこと言って、大昔はコーラなんてなかったじゃん!すごいもの、見ちゃった。 じりじりに熱かったせいか、12:30a.mから起きているせいか、ふらふらする。バスに戻ってくる皆の顔は上気し、熱いお風呂でのぼせたみたい。ラムセスヒルトンで集合した時、夜中だと言うのに皆パリッとされてたのに。「これから東岸に船で渡ります。昼食を食べたら向こうでバスが待ってます」 ぁぁあー、朦朧としてるけど、外を走るバス、ドアなくなっちゃってるんですけどぉー。もう1年は洗車してないんですか? 元の色がわからない・・・ああ、でもそんなことどうでもいい・・・桟橋に着いた。船はよくある漁船くらいのサイズで豪華ではないけど、汚くはない。母なるナイルを渡る。トルコのカトさんや運転手さんのイケメンJr.は先に乗ってあちらから手を引いてくれたけど、ワイロさんは振り返らずにとっとと、行く。 ナイル河に落ちたらただではすむまい・・泳げない・・「皆さん、あれがレストランです」「まー、素敵じゃない?」「おしゃれねぇ」と言って入った先は下のテラスだった。(boat peopleのおうちみたい)Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 22, 2008
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「さて、皆さん、それでは頑張って」このオープンみたいな道をあそこまで歩いていくのか・・・じりじりと焼かれていくようだ・・↑ 熱すぎてちゃんと座れない。階段部分は照り照りなので、本能の赴くまま、葬祭殿の下の部分の日陰に入る。 壁には剥がれてはいるものの、エジプトらしい壁画が残っている。綺麗な状態で残っているところもあり。牛の耳を持つハトホル神。子供を教育したり、守ったりする神。ここはハトホル神の礼拝所だったらしい。子供+教育=牛乳 だから耳が牛なんだろうか?ロープが張ってあって、日陰には入れない。 すごく、すごく、辛いけど、素晴らしいなー。ハトシェプスト女王は165cm、太り気味で歯肉炎、骨粗鬆症、糖尿病だったことがミイラから確認された。歯肉炎の化膿が原因で50歳で亡くなったそうだ。亡くなるまでにもどれだけ歯に苦しんだろう。死んでから「太り気味だった」なんて言われたくないものだ。肩出し、太もも出しの金髪の女の子が両側から支えられて来た。目は虚ろで露出している部分は真赤。野球帽はかぶっている。意識を失っているようだった。トラムから降りると日陰でワイロさんが待っている。 「もう、帰って来た? お母さん、大丈夫ですか? こちらへどうぞ」自分の持っていた新聞を日陰に敷いてくれて、座らせてくれた。「あなたもどうぞ」アラビア文字、お尻についたら、目立ちすぎる・・・。↑ 言えないけど。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 21, 2008
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王家の谷でぐったりしたものの、次のハトシェプスト女王葬祭殿はすぐ裏。ちょっと、休みたかった・・・。 「皆さん、王家の谷、如何でしたか? 暑かった」エジプト人が暑いと言ってるんだもの、日本人は口もきけない。 「ラマダンの時のガイドが一番辛い。」(えっ、ラマダン、するの?)「勿論。6歳の息子もちゃんと断食します」トルコのカトさんは「私はガイドの仕事ですから、断食しません」って言ってた。 「ラマダンでは水も飲んではいけませんから、ずっとしゃべり続けるのはとても辛い。だから、もうラマダンの間、仕事は絶対しない。決めました」あの時はそう言ってたけど・・株・・・ ハトシェプスト女王葬祭殿に着いた。ひゃー、熱いー。流石にルクソールはあ゛づい゛ー。Mt. Rushmore みたいな切り立った山肌に寄りかかるように葬祭殿は建っていた。またまたトラムがお出迎え。誰しもがここを訪れる時1997年の悲しい出来事を想像する。運転席まで日よけがあればいいのに。ここで銃撃されたら逃げ場がなかったのわかる・・・・。ここでトラムを降り、ワイロさんの説明を聞く。↑ こうしてみると離れたところに降ろされている。「皆さん、ハトシェプストとは最も高貴な女性と言う意味です。でも付け髭をつけてた」え?「夫のトトメス2世が妾腹のトトメス3世を世継にと遺言したのに、彼女は自分がファラオになった。女性がファラオになるのは初めてで、抵抗もあったから男装をしていました」「トトメス3世はハトシェプスト女王が死んだ後、女性がファラオだった事実を歴史から消す為に、彼女の名を削除し、彼女の建てた物は壊しましたが、何故かここは残った」 なぜ?「それはわかりません」「皆さん、私はさっき、温度計を置きました。天気予報では今日のルクソールは40C.でも実際には46Cです」46Cと聞いただけで頑張れなくなるー。だめだー。だんだんと力なくなっていくワタクシ。「天気予報の気温は涼しい日陰の温度。実際のエジプト人はもっと熱い中で生活している」体に緊張感がなくなってきた。聞きたくなかった、46C.Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 20, 2008
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(ちょっと、お母さん、先に見てー、気持悪かったら私見ないから) 「何言ってんの、ここまで来て見ないの?」あくまで母は鉄の女。 「あ、何かに入ってるから」ガイドブックの写真より。ぉおおー、でもちょっと小さいな。19歳没で165cmだから割と小柄か。 一般公開されたのは2007年5月。エジプトで奇跡的にセクハラに合わなかった、家族で眼鏡さんの行かれた時は壁画だけでした?湿度、温度を一定に保つケースに移し替えられている。 こんな角度でそれも背の高くない私がこれを覗き込んでもそんなによく見えるもんじゃない。←返ってよかったけど。若くして亡くなった王だからか活き活きと初々しく書かれている。私はじーっと壁画を母はじーっと棺を見ている。何故、1面は猿だらけ? 後でワイロさんに聞くと「猿が好きだったから」。↑ ほんとなの? フランスの研究チームがCG復元したツタンカーメン。後頭部の発達すごい。ツタンカーメンの妃、アンケセナーメンは不遇の人である。彼女の父、アメンヘテプ4世(40歳くらい)は王妃ネフェルティティと3人の娘を追い出し、実娘であるアンケセナーメン(当時12歳)と結婚した。↑ ネフェルティティはエジプト三大美女の1人↑ そういうの結婚って言っていいの?程なく、年下の伯父ツタンカーメンと結婚。 ↑ おしどり夫婦だとは言うけれども。 ツタンカーメンが19歳で死去。この時アンケセナーメン20歳。当時大神官の要職にあったアイ(祖父)と結婚。アイはその時60歳を超えていた。 実父が彼女を選んだのは6人の娘のうち、姿形が一番美しかった為と言われる。美しく生まれるのも考えもの・・・・前を行く人々の背中にも疲労の様子が現れている。王家の谷、終了。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 19, 2008
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外に出るとますます太陽はじりじりと輝いていた。あ、あづずぎる゛ー。日陰のガイドブースで説明を聞いてから中に。「皆さん、ツタンカーメンは何もしてない。お墓が綺麗な状態で見つかったから有名になった」そんな元も子もない。ロマンがないなー。「皆さん、ツタンカーメンの呪いは知ってますか?でもあれは嘘。みんなたまたま死んだ。呪いではありません」ハワード.カーターと言う人は考古学の専門教育を受けた人ではなくて、元々絵描きとしてエジプトに渡り、発掘品のスケッチやカルトューシュの記録をしていたそうだ。気難しく、頑固で社交的な人ではなかった。カーナボン卿はアルフレッド.ロスチャイルドの孫だから潤沢な資金で、競馬や遺跡発掘に莫大な投資をした人である。 エリザベス2世の親しい友人!蚊にさされて菌血症にかかり、ウィンターパレスホテルで急死した。この時刻にルクソール市内が停電したこと、卿の愛犬が遠吠えしたかと思えば、コロッと息絶えたことから「呪い」説は広まる。その上、心霊主義に傾倒していたコナン.ドイルがそれを煽動したものだから、大騒ぎに。「それでは行きましょう」何故か門番のおじさんと一緒にパチっ。*黄色の看板には"ツタンカーメンの墓"*ここでカメラ、ビデオはカワイちゃんに預ける。 「皆さん、ちょっと辛いけど頑張ってきてください」また辛いのか・・でもツタンカーメンは見とかないとね。階段を下って行くと旅物語の御一行さまとすれ違った。例のおじさんがヨロヨロとあっち行き、こっち行き歩いているので旅物語はすぐわかる。その千鳥足でピラミッドとツタンカーメンを制覇したのはあなたしかいまい。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 18, 2008
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ラムセス6世の墓を出ると、太陽がピカーッと輝いていた。あ、あづい・・・さっきだって太陽は出ていたのに、この差はなんだ。タンクトップの欧米人女性の肩が痛々しい。あんな裸みたいな出で立ち・・・。イスラム圏的にも、本人的にも良くないんじゃ・・・。↑ ラムセス2世の息子だと部屋数がこんなに!あちこちで、まだ発掘作業。次はラムセス1世のお墓だけど、並んでる。頭がじりじりしてきたので100%遮光傘を出す。ふうっ。(ワイロさん、頭、熱くないんですか?)「熱い、気持悪いです。ターパン、スーツケースに忘れてきた」 ラムセス1世のミイラは1870年代に行方不明になって、2000年にアトランタで発見された。売ったのか、盗んだのか知らないけど、なんでも持ち帰っちゃだめだってばー。 2002年にエジプトに返還された際にはパスポートが発給され「人」として入国したという。エジプト人が「ファラオを返して欲しいと願ったのが推察できるが、ワイロさんを見ている限り、古代エジプトへの畏敬とかは個人的にはないように見える。説明は緻密でわかりやすいのだけれど、本人はさして興味がない感じ。 特にファラオと神々については淡々と講義のようにこなしていく。イスラムは一神教だから、太陽の神、闘いの神なんて多神教の逸話は受け入れがたいのか。アラブ.エジプト共和国であって、古代エジプトから続くエジプトではないのだなぁ。 ラムセス1世の墓内部の壁画。左側の人たちの足が包帯巻きなのは死後の世界から来たから。古代エジプトの壁画を見る時、不思議なのは、横向きの顔なのに目は正面風、肩が正面向きなのに、脚は横向き。結構不自然なポーズの人々がズラーッと並んでいる。ずーっと古代の人が書いたからなのかと思っていたら、それぞれのパーツをより活き活きとさせる画法なんだそうだ。へーっ、本当かな。天空の神ホルスと冥界の神アヌビスにはさまれてるラムセス1世。*エジプト航空のマークはホルス神*冥界の神の方を向いているのがお墓っぽい。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 17, 2008
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トラムは日陰で止まった。もっと先まで行ってくれればいいのに。 ワイロさんはよさこいで使う「鳴子」を持っている。「お客さんにもらった」とご満悦なんだけど・・・。エジプト人へのお土産に「鳴子」は不思議。 ピキピキピキっと言う音の方向にタラーッと付いて行く。こんなとこではぐれたら大変。王家の谷では日によって開けられてるお墓が違って、その中から3つ好きなところに入って良い。勿論、ツアーなので、ワイロさんの好みで3つ。ラムセス6世のお墓から。ピラミッド内部のようには暑くない。白地の壁に色とりどりの絵やヒエログリフがいっぱい。ところどころ剥げてはいるものの、すごく綺麗だ。今までずっとピラミッド色の物ばかり見てきたので、新鮮だー。なんか、エジプトって感じでいいでしょ。天井の妙な模様をご覧ください。これがラムセス6世の玄室と言えば、ヌトの天井画と言われる部分。「皆さん、これは何かわかりますか?」(へび!)「違います。天空の女神ヌト」この「違います」が結構憎たらしかったりする。「まん中の太い線2本とまわりを囲んでる線は天空の神ヌトの体。夜には太陽神ラーを含め、人も何もかも飲み込んで昼にはまた全てを産み落とします」いくら神とは言え、毎日産むのとは難儀な発想。古代の方々の発想は生命力に充ち溢れている。ラムセス6世の墓の発掘小屋がツタンカーメンの墓の真上に造られた為、長い間ツタンカーメンの墓は見つけられず、盗掘にもあわなかった。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 16, 2008
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王家の谷。この響きがなんとも歴史愛好家の心を擽る。 チケット売り場周辺はすごい人で「新春初売」みたい。王家の谷の模型。こんなにくぼんでいて、更にこんなに掘り進めているとは。ワイロさんがチケットを買いに走っている間、日陰に入り、ぼーっと。 眠い・・・。こんな乗り物で入口まで連れてってくれる。結構な距離がありそうなので、これだけでなんだかとても嬉しい。ふと、気付くと10代(仏)の僕たちがじーっと私を見て何か言っている。確かにこのサンバイザー、アニメちっく・・・。そっちから見てわかんなくても、こっちからも見えてるぞー。色んな方向からパチパチ写真を撮り始める彼ら。勝手に撮るなー。お父さんに言うぞ~!チケットに書いてある番号のトラムに乗る。乗れないわけはないのに、殺気立つフランス人たち。「乗ってく?」いえいえ、結構です~。フランス人の乗ったトラムが出発し、私たちの乗るトラムが着いた。涼しくて、いい感じ。死者の街とは言え、静かだなぁ。シートが固くてお尻が痛いけど、テクテク歩くよりずっといい。(ワイロさん、あの人たちは何?)「物売り。とてもしつこい。後から気をつけて」 (就職できないから、ここで働いてるの?)「公務員が1年で稼ぐ給料をここで物を売れば半年で稼げる」えええー!(じゃ、公務員の2倍の収入なの?)「観光シーズンは半年だけ。だから公務員と同じくらい」そりゃ、しつこくもするよなぁ・・・「観光の仕事は儲かる」(ワイロさんは公務員の何倍ももらってるの?)「勿論」 ←涼しい顔で即答。(でも半年しか働かないでしょ、オフシーズンは何するの?)「株とか、家族で過ごしたりとか。たまに仕事もする。滅多にしない」(株って。。)「友達は会計士になったけど、ガイドの方が儲かるからガイドになった」(日本語の?)「そう」日本語ガイドはそんなに儲かるんだ。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 15, 2008
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カイロ→ルクソールのフライトは1時間。小さめの飛行機にびっしり日本人御一行様が。フライトアテンドは2名の女性だった。ドメスティックでは女性OKなんだ。ザワザワと紙パックのジュースを配る準備がされ、バタバタと回収され、1時間寝ておこうと言う思惑はぶち壊された。 5:30ルクソール到着。「皆さん、眠いですか?」ワイロさんの問いにも殆ど答えず、皆、ボーッとしている。 「それでは、皆さん、エジプトの初代大統領は誰でしょう?」(ナセル!) ← 自信満々。ここでワイロさんはどいつが答えてるんだって感じで振り向いた。「違います」 ←木端微塵(サダト!) ← ナセルの次だけど、とりあえず。不敵な笑みで「違います」 ← やっぱりか。(ムバラク!) ←現大統領だとわかってても、他を知らない。「わからない? ナジーブ大統領」 聞いたことありませんて。メムノンの巨象遺跡に着いた。こちらはナイルの西側。アメンホテプ3世が葬祭殿を作ったのに、何代か後のファラオが自分の葬祭殿を造るのに壊してリサイクルしちゃった。入口にあった2つの巨像だけが残っている。 これは紀元前27年の大地震で崩れたらしい。 夜明けに像にこもってる水分と温度差でうめき声のような叫び声のような音がしてたらしく、かなり恐れられていたそうだ。水分と温度差でそんな音するんだー。ルクソールは欧米人に人気らしく、各国からの観光客がいた。相変わらず、肩出し、鎖骨出し、太もも出し、なんでもあり。このあたりは鄙びていて、売店もこんな感じ。早朝なら帽子も売れそうもない。ワイロさんが寄ってきて、「すごい、よく勉強してきましたね」(キャンセル待ちで来られると思ってなかったので勉強不足で)「エジプトの4人の大統領のうち3人言える人は今までいなかった」(あ・・そうなんですか)「どこで勉強しましたか? 大学?」い、言えない・・・「モサドその真実」と「スパイのためのハンドブック」読んだなんて。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 14, 2008
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無情にもあまりに呆気なく起床時間の12:30a.mとなった。お風呂に入って、ガーガーとドライヤーをかけ、ピラミッドでパンパンになった足を見たら、くるぶしがなくなっている。←象みたい慌てて、湿布を探しだして足の裏に貼って寝た。ぐずくずしてる暇はない。 5つ★ホテルに2連泊と言っても、こんなの1.5連泊じゃん。 ロビーに降りるとカワイちゃんが、「あちらでお弁当を受け取ってください。かさばりますので、箱から出してお持ち頂いて、バス、空港、飛行機の中でお召し上がりください」バスの中と言ってもねぇ、2:00a.mに食べられない。ホテルのname入りでラップトップpcくらいの大きさ。さて、中はと言うと、チーズサンドを含むパン4つ、ゆで卵、りんご、バナナ、ジュース。(パンは朝のビュッフェの中から数種類。コッペパンじゃなくてよかったー)皆様、次々と受け取っては箱から出して手提げに入れていくので、ロビーは箱だらけになっていた。2:30 なんなく全員揃って出発。空港に着いて搭乗ゲートの付近に行ったらそこは成田よりも日本人ばかりだった。お、旅物語発見。お初のH.I.SやMapツアーもいる。↑ 学生さんみたいな若い人ばっかり。それぞれにホテル名の入ったお弁当を持ってるから、どこに泊まったか一目瞭然。ここが5つ★かーなんて言ってたけど、お弁当の豪華さから言ってやっぱり5つ★だ。コッペパンのみ持ってる子たちもいるー。私のバナナが青すぎる・・・。バナナと言えば、この国で唯一、私が食べていい果物だ。 見渡すと皆様のバナナは黄色。スルスルーっと普通に召し上がっている。青すぎるバナナの皮は全然剥けない。固いアボカドの皮みたいに手は汚れていくのに皮はいっこうになくならない。やっと出てきた部分をかじってみたら・・・大根だった。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 13, 2008
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「明日、王家の谷でツタンカーメンの墓に入りたい方はお一人100エジプトポンドお願いします」100エジプトポンドと言えば、2000円くらい。↑ 思いっきり観光立国。とりあえず、両替しておくか。ラムセスヒルトン内の銀行にまた向かう。昨夜は午前零時を回っていたのでサッと入れたが、今日は7-8人いる。アラブ系、アフリカ系、フランス系、スペイン系、イギリス(アメリカ?)系と人種も様々。中国人同様、こんな時アラブ系、アフリカ系の方々は並ばない。こっちが並んでるのに、横から普通に入ってくる。 私の前のフランス人男性が文句を言うと、横入りのアラブ、アフリカ系の男性はくってかかった。↑ フランス人以外は大きいのでかなりの迫力。フランス人はむったりして列からはずれ、ソファに腰かけた。この小さな諍いを見ていた警備員が整理番号を配り始める。↑ 始めから配ればいいものを。警備員が私に紙切れを渡そうとした時に後ろのソファからフランス人が「こっちが先だろ」みたいな感じで手を上げる。警備員はあなたは今ソファにいる、列からはずれたみたいなことを言ってフランス人を飛ばすと更に険悪な雰囲気に。フランス人は座ったまま「F〇〇K!」←列から離れたあなたが悪いと思いますが。アラブ系の男性はレートが気に入らないのか、ずっとずーっと文句を言ってて、なかなか終わらない。レートが出てるのにそれに文句言うって発想すごい。 横入りされたスペインの老夫婦は黙っているものの、目は怒っている。その間にも他のアラブ、アフリカ系が次々とやって来て・・・・。窓口にいる人を押しのけ・・・。警備員が寄ってきて番号を渡す→なかなか引き下がらないというのが何回も繰り返された。 やっと自分の番が来た時、昨夜と同じお兄ちゃん行員だったが、彼も私もひどく疲れきっていて、笑顔、会話なし。みんなちゃんと並ぼうよー。私はやっぱりこの国では生きて行けない。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 12, 2008
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ホテルに着いたのは6時ちょっと過ぎか。ラムセスヒルトンの隣(と言うか向い)には180店舗が入るヒルトンショッピングセンターがある。そもそもは5.6日目にラムセスヒルトンに宿泊予定だったのが、1.2日目になってるので、ここで、ヒルトンショッピングセンターを逃したら2度とチャンスはない。←って、何を買うつもりなのか、自分でも不明。バス降りたら、すぐ渡って行っちゃおう。ヒルトンショッピングセンターと言うからには、シンガポールのヒルトンショッピングアーケードくらいの物は想像するでしょ? ヒルトンなんだから。そこは・・・地元の方々が買い物にいらっしゃるショッピングセンターで・・衣料品やアクセサリーなんかを売っているんだけど、「普通の物」はない。 長くて大きなスカーフやドレスなのかツーピースなのか・・・。体の線の見えないあれ、あれ。近頃おしゃれづいているお孫さまたち(小学生)に母は何か買いたいのだが、そのアクセサリーたるや、ベリーダンス用かってくらい派手でエキゾチックすぎる。いくら小学生でもこれは無理。2-3軒探しに探してやっと「普通」っぽいブレスレットを2つ買った。姪たちよ、おばちゃんは毎回お土産選び、どれだけ苦労してるかわかってるー?私たちが入れそうなお店があるのは2-3階まで。その上はフードコートがあるらしく、アラビア風の音楽がなってざわざわしている。ヒルトンって・・これでいいのか。シンガポールで言うところのラッキープラザ、そんな感じだ。(昔の話だけど)もう帰るよー。1階に降りるとお土産屋さんっぽいお店があったのでとりあえず、入る。 あれ、今、準備中なの?商品が床に散乱していて、棚もぐちゃぐちゃだし。石鹸はパッケージが破れてむきだしだし、妙なエジプトグッズも埃かぶってるしなー。で、店員さんはレジにどっかり座って何か食べてるしぃ。勿体ない話だ。このお店はラムセスヒルトン側にある1階なのに~、日本のガイドブックにも出てるし~、時間のない日本人には好立地なのに。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 11, 2008
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長い1日目の観光が終わった。暑いことは暑いが、これくらいならなんとか凌げそうだし、観光menu的にもちょうどいいくらいか。今晩はナイル河viewのレストランで。ワイロさんはとっとと帰り、レストラン担当の係がアテンド。ナイル河の上に浮かぶ、綺麗なレストランなので真っ白になった靴や埃っぽい髪、服でドカドカと入るのは気がひける。「あー、もう足が痛くて、痛くて。お尻の筋肉まで笑ってるわ」そりゃ、そうでしょう。ピラミッド2個はきつすぎる。窓から豪華客船やディナークルーズの船がいきかってるのが見える。静かだ。ウェイターさんたちは黒のベスト、パンツ、白のシャツでパリっとしている。遠くーくにLook JTBの6人様が見える。私と母以外はビールをorderし、「たまらない」「くーっ、きくー」と言いながらご満悦。パスタのスープ。コンソメ風であっさりメなんだけど、浮いてる油を見るとあまり食べてはいけないような。それでも日中カンカラカンの乾燥地帯を歩きまわって、喉もかわいているので1/3くらいは飲んだ。左はタジン。野菜たっぷりのトマトベース。ちとまろやかさに欠け、酸っぱい。右は炒飯with pasta.The炭水化物って組み合わせか。皆様、完食。私は温まったトマト系、油っぽい炭水化物が苦手なので味見程度にしておく。横に置かれた生野菜のサラダと苺が私を誘惑するが、1日目で大罪を犯すわけにはいかない。我慢、我慢。天からの贈り物。モソモソしていて甘いけど、嬉しい。「皆さん、明日は早いのでこの場をおかりして、ご案内をさせていただきます」ガサガサと皆様、メモの用意。↑ レストラン。「明日、モーニングコール1:30a.m スーツケースは2:00a.mまでに廊下にお願いします。出発は2:30を予定しています」4:30a.mの飛行機に乗るのはわかってたが・・・モーニングコール1:30って・・それはmorningなのか?皆様のほろ酔い気分も吹っ飛んで、みんな深刻な面持ちになっていた。早く帰って寝なくては。「ちょっとぉ、だからワイロさん、とっとと帰ったのね。今頃寝てるわね」ワイロさんの心配より、何時間眠れるかだ。皆様目の前にあるビールをカーッと飲みほし、「check! check please !」Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 10, 2008
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ピラミッド+スフィンクスと言えばエジプトの象徴だ。さらっと来てもう帰るのは後ろ髪ひかれる感じだな。バスに向かって歩いていると、たくさんの物売りが寄ってくる。アジアの国々でも「1000yen 1000yen」なんて結構集まってくるけど、エジプト人は肩や腕をつかむので、ぎょっとしてしまう。あちらの挨拶は男性同士でも抱き合って、両頬をすりすり交互にしたりするから、体に触れることになんの抵抗もないのかもしれない。でも海外で、小さな日本人が屈強なエジプト男性にぐいっと掴まれるとびっくりするし、気持のいいものではない。←これからずっとこんなことが続く。 「クリスタル、クリスタル 3個で1000yen」無視して歩いていると腕をつかまれて「3個$5」ピラミッド型のペーパーウェイト。集合場所でバスを待っていると急にざわざわし始めて警官が集まってきた。喧嘩らしい。暑い国の人の血は熱いのか。警官が間に入ってもまだ揉めていた。ふと目の前のパンに警官数人と7-8歳の白いガラベーヤを着たなかなかhandsomeな男の子が乗っているのに気づいた。写真を撮ろうとすると、「no picture!」と言う。ま、ツーリストポリスを写真で撮るのはよくないのかもしれないなと思ってカメラを下ろすと、テケテケっとやってきて、「Take picture.Together.$1 !」こんな子供がこんなこと言うのか!「逞しすぎる」と母は噴き出している。子供だからって甘い顔しないぞ!「No thank you」!遠くのピラミッドやスフィンクスを写していたらそれも「$1 ! $1 !」と言う。こりゃ、すごいな。。。私の近くで御一行様だって風景を写してるのに、ずっと私の周りをまわって「$1! $1!」いくら可愛い顔してるからっておばちゃんはそんなに甘やかしませんよー!傍にいるツーリストポリスすら笑っていた。ナメラレテル私。やっとバスが来た。「皆さん、スフィンクスが何を見てるかわかった? ケンタッキーフライドチキン」えー! !でも確かにスフィンクスの視線のどまんなかに当たるのはケンタッキーだった。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 9, 2008
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ラクダ乗り場(三大ピラミッドが見渡せるパノラマ)からスフィンクスまではまたバスで移動。セクハラすれすれのお兄ちゃんがバスを見送る。フランス人みたいに投げkissしてる。←私はあなたが怖い。馬車でやってくる方々も。馬たちは鞭でピシッピシッとやられてるけど、この暑さじゃ、休みたいだろうな。ぉおおおー、これが世界最古、最大のライオンbodyにファラオの顔を持つスフィンクス。すごい砂埃が舞ってるけど、頑張るぞ!おかっぱみたいな髪型は王である印の「ネメス」という頭巾。トトメス4世が王子の頃、このあたりで昼寝をしてると、夢にスフィンクスが現れて掘り出してくれたらおまえを王にすると言い、トトメス4世は砂に埋もれたスフィンクスを見つけたのだった。皆様、アラブが、フランスが、イギリスがスフィンクスに何をしたのかご存知か。アラブ人は鼻を削った。←何の為? フランス人は砲撃の的に使った。←歴史的価値がわかってないのか?イギリス人はひげを持ち帰り、大英博物館で展示している。大英博物館にあるスフィンクスのひげはそれを見ただけで「スフィンクス」のそれとはわからない。崩れた柱の一部くらいにしか見えないのに、イギリスは返還要求をずっと拒否している。返しなさいよー。メドベージェフさんもびっくりのバランスの悪さ。体が妙に長い。(空洞があって何かあるかもしれないそうだ)メンフィスのアラバスターのスフィンクスの方が綺麗ではある。背後のカフラー王のピラミッド、そしてこの大きさは圧巻だ。世界中からの観光客がスフィンクスと記念撮影。 kissしてるように撮ったり、頭を手にのせてるように撮ったり皆様大変熱心なご様子。ここは崖になっていて、柵も手摺もないので、非常に怖い。ワイロさんが「kissしてるように写真撮りたい方こちらにどうぞー」と言ってるが、shyなワタクシは遠慮しておく。ツアーの御一行様はなかなかchallengerであった。傍らに「世界ふしぎ発見」でよく出る「太陽の船」の展示室があった。 王が天空を旅する為の船。実際には水にもちゃんと浮かぶらしい。↑ 一瞬、何かの襲撃かと思った。ふぅ、それにしてもこの辺りの砂埃はすごい。息がしづらいんですけど。「皆さんー、このスフィンクスが何を見つめているか、バスに着くまでに考えておいてください」スフィンクスが見ている先? Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 8, 2008
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大興奮のラクダ体験を終え、私はツアーの皆様を待っていた。 こんなにたくさんのラクダ、見たことないぞ!あまりの興奮の為か、ピラミッド探検のせいか、鎖骨が見えない筈の服もはだけてる。ラクダ達もゆるい感じでリラックス。 1人、2人と戻ってくると「ちょっとぉ、胸触られたんだけどぉ」「あ、やっぱり? 私もぉ」「あれ、やっぱりわざとよねぇ」んー、確かに、持ち上げられる時に腋の下に両手が入るので、全く触らないで乗せるのは難しいよなぁ。(あ、触ったな)とは思ったけれど、自力で乗れないんだから、じゃ、どうするんだって感じもするし。←弱気なワタクシ「ちょっとぉ、触ったんだから、$2返して欲しいわ」私たちの胸って$2の価値か・・降りる時には後ろから腋の下に手を入れるので、お兄ちゃんの屈強な手で「手ブラ」状態だった。しかし、「気付かなかった」かもしれないし、そんなもんかもしれないし。$2と言えば、貨幣価値からすれば、私たちの20000yenくらいじゃーん。20000yenとる程、ご立派かと言うとそうでもないよな。←あくまで弱腰なワタクシ全員が集まりバスに向った。お兄ちゃんがつかつかつかっとやってきて、私に写真を撮ろうと言う。またー、一緒に写ったからmoney!とか言うんじゃないでしょうね。(結局バスまでついてきたのだった)ぎょっとしてると、"no money かわいい"それはお兄ちゃんが可愛いってことか?*皆様、セクハラor not のjudgeはいかに?*Freezeしていると勝手に私の腕をとって、母にカメラを渡した。サンバイザーも勝手に頭から取り上げた。っもう!!なんだかこんな流れで写真撮ってるけど、なんだかなー。顔をお見せできないのが残念だが、非常にむったりしているワタクシ。お兄ちゃんの腕から出てる私の手がいかにも嫌そう。husはこの写真見て、「こりゃ、そうとうご機嫌斜めだね」と大笑いしていた。ヴェルデさん、私はこのお兄ちゃん、懇願されても承諾しませんよっ。世界のゲルギエフと比べるのもなんですが。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 7, 2008
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「皆さん、次はピラミッドが綺麗に見渡せるパノラマに行きます」車中、皆、ぐったりしていて誰も答えられない。「皆さん、脚、笑ってますか? 明日には泣けてくる」えー! そんなこと言わないでよっ。「ラクダに乗れます。乗りたい人いますか?」(はーい!)「ど、どうしたの? 乗るの?」(乗らないの?)「じゃ、乗っておこうかな」母はまさか超怖がりの私がラクダに乗るなんて予想してなかったようだ。 おそらく、この機会を逃したら、私は一生ラクダに乗るまい。そもそもいつも膝上スカートなのでそんな選択肢はなかった。(トルコのラクダは汚すぎたし)ラクダについてはブログで散々怖い目にあったのを読んでいたけれど、ワイロさんが一緒なんだから、なんとかなるだろう。乗るぞ!皆様、これがギザの三大ピラミッドでございます。ヒエログリフでもピラミッドは△ピラミッドの向こうがビル郡って言うのも、ちょっと味気ないけど。まんなかのピラミッドの内部探検を果たした身としては感慨深い。ラクダは1人$2(←家族で眼鏡さんの時は$1だったそうな)ワイロさんがたくさんいるラクダの中から知り合いらしいお兄ちゃんのところに行ってお金を払った。「皆さん、お金は払いましたから、チップをくれと言っても払わないでください」きたきた、やっぱりあるのね、そーゆーこと。私は一番先に呼ばれた。ラクダは座っているんだけど、鞍は高くて私の顔近くまでの高さがある。の、登れない・・と思った瞬間、お兄ちゃんの屈強なかったい手で荷物のように持ち上げられ、あっと言う間に私は鞍にまたがっていた。ほう。鞍の前のまんなかに直径15cmくらいの木の根みたいなつかまるところがある。お兄ちゃんはすぐに棒のようなムチみたいな物でラクダをペシペシっ。 ラクダはそれが普通なのか、つんのめるように、ガバーっと立った。(ぎゃーーーー! ! 落ちるぅーーー!)乗ってる方からすると、いきなり地面の上に投げ出されそうなくらい前のめった後、急にすっごい高さまで持ち上がる感じで怖いったらない。一歩一歩のたびにすごーくカクンカクンするので、落ちちゃいそう・・(ぅうゅーぅ゛ぅ゛うー)←私が本当に恐怖を感じてる時の叫び声はこう聞こえるらしい。で、一歩、また一歩と(ぅうゅーぅ゛ぅ゛うー)の声にワイロさんがびっくりして「大丈夫ですから、お母さんももう乗りましたよ」振り返ると鉄人の母は顔色ひとつ変えず、にこやかにラクダにまたがっていた。恐くないのか?また一歩、一歩と進んで行く。(ぅうゅーぅ゛ぅ゛うー)どんどんワイロさんから離れて行くじゃないのー、遠くまで連れてかれて古館伊知郎みたいに「金出さないと、ラクダ走らせるぞ」なんて脅されたらどうするの?(きゃー、ワイロさんー、遠くに行きたくないって言ってくださいー。私遠くに行きたくないー)ワイロさんはアラビア語で何かお兄ちゃんに叫んでくれた。ラクダは止まった。「カメラ、カメラ」お兄ちゃんの弟子が撮ってくれた写真。すると予想通りお兄ちゃんが「バクシーシ」と言う。(ワイロさーん、チップよこせって言ってるんですけどー)←告げ口ワイロさんはまた何か叫ぶとラクダは元の位置に戻って座った。これがまた、すごい勢い(乗ってる身には)で座るもんだから、怖い、怖い。で、また、降りられない、自分では・・・今度は背後からお兄ちゃんがまたガバッと持ち上げてくれて、ラクダ体験は終わった。あー、怖かったけど、満足したー。私の人生の中でこんな大冒険今までなかったな!Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 6, 2008
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ピラミッド入口では3-4人のセキュリティが立っていて、鞄の中をチェック。 内部は暗そうだが、懐中電灯が必要なほどでもない。初めは思ったより緩やかな坂を下る。傾斜自体はそんなんでもないのに、天井が低いので中腰スタイルのまま進まなくてはならない。小さく生まれて、これだもの、大きな人は難儀そう。早くも太ももがワナワナしだした時、行き止まりとなった。(←私の目からみると)行き止まりは壊れた手摺が両側にある、階段とも壁ともつかない妙な感じだ。私たちはツアーで先頭に入ったので、迷ったか?とふうふう言いながら立っていた。頭上からかすかに声が聞こえて、欧米人が真赤な顔でびしょびしょになって降りてくる。こんな道が切れてる、探検みたいなとこ、登るんだ!それはちょっと私にはジャングルジムを登るような感覚でこんな動作何十年ぶりだって感じだった。そこを上がるとこんどはずーっと、ずーっと長い階段を登って行く。(←中腰で)暑くはないんだけど、湿気で具合が悪くなりそう。頭をこすりそうなので、振り向かず(お母さん、来てる?)健脚自慢の母は「いますよ! 」だんだん足が上がらなくなってきた。 両側にある手摺を思いっきりつかんで、腕の力で惰性で登って行く。もう体中痛い!(大丈夫?)「大丈夫ですよ!」天井はカッパドキアの地下都市のようにたまにいきなりもっと低くなったりする。辛いからと言って下だけ見てたら激突しそうだ。はぁ、まだ?通路はここだけなので、戻ってくる方々とたまにすれ違う。男女ともバケツで水かぶったんですかってくらいベチョベチョ。皆様辛そうでニコリともしない。やっと着いた! !そこは天井は高いけれど、暗めでコンクリートよりももっと濃いグレーのリビングくらいの部屋だった。こ、これか?湿度が通路よりひどくて息苦しい。聞いてはいたけれど、なーんにもなくて、バスタブのような石の箱があるだけだった。全て濃いグレーの単色。なーんにもなし。ツアーメンバーの方々が1人、2人と到着。はぁ、はぁ、はぁ。(←全員無言)これからまた来た道を戻るのか・・・とっとと出発しよう。階段の進むと、薄い暗がりの前方に怪しく蠢く物体が。震えながら進んでいる。あまりに異様なので暫し母とじっと観察。それは、白人男性で、襟のあるシャツにコットンパンツ、ライトをくわえている。パンツを汚したくないのか、膝はつけず、でも四つん這いなので昆虫みたい。小さく生まれてよかったなとこの時ほど思ったことはなかった。この人はこうしないと、ここから出られないのだ。ぐったりしてた筈なのに興味深くてすっかり疲れていたのを忘れてずっと見ながら下りて行く。少し行くと、もう限界に達したのか、膝をつき始めた。ちらっと顔が見えたけれど、シャワー中ですかってくらい濡れている。大変だな・・止まった。「ちょっと、止まりなさいよ。悪いから」その人の休憩を邪魔しないように背後で待つ。 またライトを口にくわえて始動。まだまだ先は長い。茶系のような髪はどんどんひっついて顔と一体化してる。パンツの前面は真っ白だな。グループでワイワイ言いながら、この格好で進むのは楽しいかもしれない。でも、たった1人で・・どうしてあなたはここに。外に出て、立ち上がったその人を見ると、180cmどころか190cmは絶対ありそうな長身だった。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 5, 2008
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アラブ人にイスラエルはどこか聞くと、「そんな国は存在しない」と答えるそうだ。本当?ワイロさんに(イスラエルはどっちですか?)「北東ですから、あっちです」サラッと答えられて拍子抜けした。(あのー、ごめんなさい、イスラエルはないと答えると聞いたんですが) 「イスラエルはない。多くのエジプト人はイスラエルが嫌い。でもあなたは日本人だからちゃんと答えました」「皆さん、10月6日はエジプトにとって重要な日です」 これは第4次中東戦争を点す。「10月6日という、町もあるし、記念碑、建物がたくさんあります」 イスラエルに勝って、シナイ半島を取り戻した日らしい。エジプト人は「勝った」と言うし、イスラエル人は「負けた」と言わない。この停戦合意はアラブ諸国への裏切りとされた筈。「辛い兵役の間、兵士は砂漠で何日も過ごさなければならない。 食糧も水も少しだけ。自由はない」んー、コネでカイロ市内にいたことを知ってしまった今、実感湧かない。その上、大卒は兵役が短いそうだ。結構大きいし、混んでるなー。 駐車場はこんな感じ。チケット売り場。私たちはサラっとスルー。クフ王のピラミッド内部に入れるのは1日300人と制限されてるので、時間前には着いていないとならないって書いてあったな。午後やってきて、間に合うのかー。コネ?「それでは、皆さん、頑張って来てください」「写真撮影は一切禁止ですので、カワイさんにカメラを全員預けて」ピラミッドの入口。急じゃないけど、結構あるなー。ピラミッドの石って1つ1つがすごく大きい。石は最も美しいとされる1:1.618 (黄金比) 「あ゛ー、もうだめ、また登るの?」本日2つ目のピラミッドの皆様、胸中お察し申し上げます。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 4, 2008
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ちょっとお腹もすいてきた、お昼、お昼。「お昼はピザです、エジプト風ピザ」んー・・・・ほんとかな。 お煎餅もきんつばもあるからいいけど。 「日本には兵役がない。エジプトには兵役があります」「大卒は月給4000yen.大卒じゃない人は2000yen.だから兵役の前にアルバイトをする」兵役の前にバイトしてかないとなんないのかー。「兵役はとても辛い。家が見えてても、家には帰れない」? え ? 家が見えてても !?(カイロ市内の兵役なんですか?)「日本語学科の学生は軍本部にあるエレクトロニクスのマニュアルの為にカイロに残されます。軍は日本製の物を使うから」(じゃ、全然辛くない兵役?)「辛い、とても辛い。殆ど土嚢を背負って兵舎の建築現場で働いた」(でも危ない任務じゃない)「あ。。。正直に言うと、コネを使いました。安全な場所にいられるように」(えええ?)「前線に行けば、死ぬかもしれないから」さて、レストランに着いた。飲み物は紅茶。皆様、マンゴージュースやビールをorderしている。ぁぁあー、マンゴージュース、冷たそうでおいしそうだ・・・ サラダには手をつけないでおこう。 ここのモロヘイヤスープは油がラーメンスープの様に浮いていて、にんにくが効いている。きっと元気にはよさそうだ。油が心配なので2-3口にしておく。大皿に来たのを食べる分だけとった。ご飯はチャーハンよりもずっと油っぽい。こちらの平たいパンは焼き立てでおいしかった。↑ これがピザらしい。 ひよこ豆+ごまペーストをつけて食べるらしいんだけれど、どこかでひよこ豆のこれが危ないと書いてあったので、母をつついてパンだけ食べる。多分、気妙な親子に見えてるに違いない。「旅物語のー、」「あー、あの酔っぱらいのおじさん!」「詩吟のおじさんでしょ?」やっぱりみんな知っている。笑「あの人、一人参加じゃないのよ、隣に座ってたの奥さんなのよ。」ぇええ゛ぇぇ!「奥さんは大物よねー」レストランの入口で石窯でピザを焼いている。「旅物語」のメンバーが「money!」とすごまれてる横をささっと通って写しちゃった。↑ 写真を撮るとお金を要求される。お金がからむと凄い迫力だ・・・・。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 3, 2008
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4300年前のピラミッドが発見されたサッカラへ向かう。車中も陽射しが入ってきて焼けそうなので、xxレンジャーのサンバイザーはがっちりつけたまま。ワイロさんがびっくりしてないところを見ると、既にこれでエジプト入りした日本人がいるものと思われる。ラムセス2世にはたくさんの愛妾がいたという話をうけてか、「ワイロさんー! 奥さん何人いますか?」との質問が。ワイロさんはぎょっとして振り返り「奥さんは1人しかいない。子供が2人」「どうして4人いないんですか?」ますますギョッとして「お金がかかります。大変です」男性の皆様、4人の妻がいるのは羨ましい? サッカラ遺跡に着いた。ここも他の国からの観光客でいっぱい。陽射しが強くて頭が熱いので、100%日傘を出す。こんな装備をしてるのは日本人だけ。肌も露出してるし、帽子すらかぶってない人がたくさん。柱は古典ギリシャ時代のドーリア様式。アレクサンダー大王がエジプトを征服して、部下がプトレマイオス朝をつくったのは紀元前300年くらいなのに、紀元前2600年のピラミッドの周りにギリシャ様式なのか・・後から作った?やせこけて、幸せそうじゃない野良犬が何かもらえないかと寄ってくる。日陰で死んじゃってるの?というくらいぐったり寝ている犬も。「皆さん、犬には触らないで。狂犬病です」えーっ。ワイロさん。 私は中指こんな風には曲がらない。ジョセル王の階段ピラミッド。↓このような過程を経てギザの三大ピラミッド建築に至る。この反対側には運動会の時のようなテントが張ってあって、天井からスプリンクラーみたいので水を出していた。帽子を被ってない欧米人はこぞって、そこに立ち、頭から水をかぶってる。男性なら問題ないと思うけど、女性もやってて、お化粧大丈夫か?と人のことながら気になる。(←大きなお世話)おじさんはどうしてここに?階段を登り切ると、こんな風になっていて、発掘が続いていた。このあたりから更に古いピラミッドが発見されたのかな。エジプトでは手摺や囲いがないので、ボーッとしてると帰国できないような大怪我をしそうで怖い。エジプトと呼んでるけど、正式名称はエジプト.アラブ共和国だし、20年近く、「エジプト」を含まない「アラブ連合共和国」って時代もあった。日本人が国内で「Japan」を使わないのと同様、エジプト人はエジプトという言葉を使わない。エジプト.アラブ共和国=ジュムフーリーヤ・ミスル・アル=アラビーヤ(アラビア語)日本人が日本と言うように、エジプト人はミスルと言うのだそうだ。ピラミッドを建てた人たちはアラブ系の人々ではない。古代エジプト人はどんな顔の人たちだったんだろう。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 2, 2008
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「次は子供たちの絨毯学校に行きます」えー、エジプトでも絨毯見るのか。綿の絨毯とか?店内に入るとそこには既に日本人グループが。「旅物語」かな。よそ見をしていると、日本語ガイドに「お嬢さん、よそ見しないでこっちを見て」と言われる。エジプトでは8歳からこうして絨毯織りを習いつつ、お給料をもらっている子供たちがいる。10歳とは思えない、妖艶さ。勿論、イスラム世界では女性にカメラを向ける時は必ず、本人の許可を得てから。「皆さん、子供の小さい手じゃないとこの作業はできない」そっかなー、私の手でもできそうだけど。「手が大きくなったら、もう絨毯は織れないから卒業」じゃ、なんの為の学校なの・・・?あれ、階段から降りてきたのは、「旅物語」のおじさんに間違いない。(それぞれ別の日本語ガイドがついていて、順に回っていく)私たちが機織り機の説明を聞いていたら、つつつーっと「旅物語」からはずれてこちらに入った。あちらの添乗員が気づいて、肩をトントンとして連れて行く・・酔っぱらってる?ゆるい雰囲気の店内。トルコの絨毯屋の方が、見るのも聞くのも楽しかったなー。トルコ男性は一応、レディファースト風だけど、エジプト男性は上から目線だもんなー。お、どれどれ、絵みたいな絨毯。こっちを見ていたら、「お嬢さん、今は説明してます。こっちを向いてください」2度目だー。トルコの絨毯は本当に綺麗だったなー、細かいし、シルクだし、手触りも縫製も芸術品だったもんなー。(←買えないけど)ここの絨毯はウールなのに玄関マットくらいの大きさで50000yenとか言ってる。私が「カデシュの戦い」のマットを見ていたら「いくらなら買いますか?」(んー、5000yenかな)しかめ面をして「貴女も私と同じ。貧乏ですね」び、貧乏?? (← まあ、そうなんですが)「貴女の手、小さい。ここで働ける。」勝手に手をとって撫で撫でしてる。↑ ちょっとぉ、図々しいんですけどぉー。怒「お茶をどうぞ。砂糖をたくさん、入れて。エジプトの砂糖は太らないから大丈夫」 って言ってる本人は、 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
December 1, 2008
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さて、メンフィスの遺跡についた。 ダハシュールと違って、世界各国からの観光客がいっぱい。ラムセス2世の立像 ↓とんがった帽子は上エジプトの王を表す冠。左足が前に出ているのは、生きている間に造られた像だから。ラムセス2世と言えば、映画「十戒」はユル.ブリンナーだったな。(彼はスイス、モンゴル、ロシア系ユダヤ人の血を引き、幼少時代はフランス、中国で育ったそうだ。なんかすごい国際的)実際のラムセス2世は180cmと背が高く、(当時の男性は160-165cm)平均寿命が35-40歳であったのに90歳過ぎまで生きた。(カイロの考古学博物館にミイラが保存されてるから間違いない)自らを神であると言っちゃった彼はすごい。500人もの女性を持ち、100人の子供がいたと言う話もあるけど、ホントかな。こうして見るとなかなかhandsomeに見えるのは、石像が美しい為か。こっちの帽子は下エジプトの王の冠。足が折れちゃってるのでこうして寝かせてある。右手には印鑑を持ち、あごの下の板状のものは「つけひげ」。「つけひげ」にはまっすぐなのと、先がカールしてるのがあって、まっすぐは「正」の象徴、カールは「死」の象徴。ラムセス2世は長寿だったからか、殆ど、まっすぐなひげ。ちっちゃい雪花石膏(アラバスター)のスフィンクス。ワイロさんの指示でみんなこのポーズ。頭、体のバランスが自然で美しいスフィンクスだと思う。顔もひげも綺麗に残っている。アラバスターってこんな感じなので、白っぽいスフィンクス。一枚岩だったらしい。お土産屋さんはこんな感じ。ちょっと暑くなってきたなー。おじさんたちも警察もゆるい感じに。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 30, 2008
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バスは紀元前3000年前の上下エジプトの首都、メンフィスに向かう。メンフィスと言えば、テネシーにもテキサスにも同名の都市があるが、関係あるのかな。うわわっ、お肉屋さん?(すみませーん、ワイロさん、あのお肉は何?)普通の顔で、「ラクダです」バス中「え゛ぇぇぇ、ラクダ食べるのーーーー!!」たった今、ラクダに触って来た私としては、つ、つらい・・・「ラクダ、食べますよ。豚を食べないし、牛は高い。オーストラリア人がカンガルーを食べるのと同じ」 飄々とおっしゃいますね・・・ずーっと、ずーっと田園地帯が続く。綿花、バナナ、さとうきび。(二期作らしい)「私は、ガイドを15年やっています。カイロ大学日本語学科卒業です。」カイロ大学って〇池 百合子さんも出てるな。「日本語学科は毎年20人しか学生をとりません」ほう、難しいのか。「毎年1人だけ日本政府の招待で日本に留学できる。渡航費も滞在費もかからない留学。拓殖大学に。みんなライバルだから仲が悪い。新しい言葉を覚えても絶対秘密」車内、ざわざわと「政府交流なのにどうして国公立大学じゃなくて拓殖大?」(←誰も聞かない)で、ワイロさんは日本に来たわけ? (←誰も聞けない)「皆さん、エジプトに来る前になんの本を読みましたか?」ぱらぱらと「地球の歩き方 !」「あれは嘘ばっかりです。地球の迷い方です。」ふと、すごい列車が並行して走っている。これはどこかのブログで見た寝台列車じゃないのか?母「あんなゴミの中から出てきたような汽車のわけないでしょ? 一等なんだから」窓も車体も泥だらけでかなりレトロなかたち・・・屋根、ボロボロだし。(聞こえたらしく)「皆さん、あれがエジプトの特急列車。まんなかが寝台列車です。ご飯がすごくまずい。エジプト人も食べたくない。とても揺れる。とても疲れて辛いから私は乗らない。辛抱列車」ってことは、仕事選べるのか?!「旅物語」のおじさんは数日後、これに揺られてカイロ入り。大変そうだな。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 29, 2008
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「さて、皆さん、頑張りましょう。とっても、とってもキツイですけど」ワイロさんはガッツポーズで言うけれど、貴方も、カワイちゃんも入らないのでしょう?今日は午後から三大ピラミッドのひとつの内部にも入るのだ。同じ入口、出口が一緒で皆と合流できるなら、赤のピラミッド内部はパスするつもり。だって、中にはなーんにもなくて、謎のアンモニアの匂いが立ち込めていると言う。1日2つのピラミッド制覇はそれはそれは足腰にダメージを与えるらしく、翌日動けなくなる方もいるとか。鉄人の母は健脚自慢だけれど、私は1日目で倒れるわけにはいかない。体力温存、温存。皆様は素直にささーっと赤のピラミッドに挑まれた。傾斜がきついので、この間の円覚寺の階段より凄まじい。(手摺なしだし)背後に見える白い制服はツーリストポリスの方々。(勿論、銃携帯)皆様の姿が消えた後、ツーリストポリスがラクダと写真を撮ってあげると言う。お言葉に甘えて。ラクダは綺麗に手入れされていて、思ったよりも毛が柔らかかった。黒眼が大きくて、まつ毛もあって可愛い。ポリス3人が私にラクダに乗れ、乗れと言う。ちょっと、興味あるけど、自分の頭よりかなり高いし、ポリスと相乗りだと思いっきり抱きかかえられる格好になるから、ちょっとなぁ。迷ったけれど、英語がわからなさそうなので、「戻ってほしい」「降ろしてほしい」が通じなければ怖いから止めておく。なんで乗らない? みたいな不満気なご様子。ちょっと居づらい感じになったので、階段をちょっと登りだした。母は入口まで行って覗いて来ると言う。よくあんなとこまで登ろうと思うなー。私は半分くらいで止めて、待っていた。この風景にラクダはよく似合う。ワイロさんがやってきて、「行かなかった?」(はい、後からクフ王のピラミッドもあるから)「みんな、バテて出てくる。ここはとてもキツイから。でも日本人はせっかく来たからってお年寄りでも行く」(あ、カップルの子、出てきたんじゃない?)一番先に姿を現したのは大学生のカップルだったが、体格のいい彼でさえ、朝とはまるで別人のようになって戻ってきた。「きつかったー、はあはあ」地面に倒れこんで、水をガバーっと飲んでいた。それから皆様、パラパラと戻ってこられたわけだけれど、ここはマラソンのゴール地点ですかって光景ですごかった。「あなた、行かなくて正解よー。中は何もなくて臭いのよ」 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 28, 2008
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そろそろピラミッドに着こうかと言う時、バスが止まった。白い建物の中からスーツ姿の男性がティーカップ片手にバスに乗り込んできた。ちょっとぉ、お友達をどこまでか乗せてあげるとか? 車内が一瞬ざわめいた時、すかさずワイロさんが「警備の人です。ピラミッドを見ている間、皆さんを守ってくれます」 通路をはさんで、私の横に座ったので、不躾ながら観察させて頂く。横顔はアンディ.ガルシアっぽい。お腹は出てないので、多分まだ若い人なのだろう。ふうふうしながら紅茶を飲んでいる。ホテル内で見たエジプト人と違うのはこの人のスーツ、ワイシャツ、ネクタイがパリっと皺ひとつないことだった。このあたりは舗装されていないのに、靴もまだピカピカしている。 バスが止まった地点はピラミッド以外、何も、なーんにもなく、私たちしかいない場所だった。 ★エジプト版アンディ.ガルシア★*サングラスをとった顔はやっぱりエジプトの壁画っぽい顔だった*まだ9時前なので全然暑くないし、風も心地よい。 ★赤いピラミッド★元々は白の化粧石が使われていたものが、どんどん持ち去られて裸の状態に。他のピラミッドより赤茶っぽい色をしている。(言われなければ、同じにしか見えないけど)ワイロさんがポイント、ポイントで写真を撮ってくれるので助かった。 ★屈折ピラミッド★赤のピラミッド同様、クフ王の父、スネフェル王が建てたとされているが、どちらのピラミッドにもスネフェル王は眠っていない。屈折になったのは、そのまま作り続けたら、とんでもない高さになる為建設中に予定変更したからだとか。こっちはグレーがかった茶色。ここに来るのは日本人しかいないらしい。日本人は「せっかく来たんだから」とたくさんの物を見たがる。欧米人はここまで来ないそうだ。次は赤のピラミッドの反対側にまわる。白い建物の前でアンディは降りて行った。降りる時にジャケットがピラーっとめくれて見えたのはごつい銃。イマドキの007ではあんなごついの見たことない。「ロシアより愛をこめて」(ショーン.コネリー時代)のソ連の軍人が持ってたようなのだった。あんなの隠してたのかー。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 27, 2008
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玄関を出るとピカピカの大型バスと運転手さんが私たちを待っていた。昨夜の小さいバンじゃなくてよかったなー。あれじゃ、心もとないし。ここで、今回のガイドさん、ワイロさん登場。昨日のジャージ着てた人、ガイドさんだったのか。口髭のある、浅黒いアラブの顔だ。カイロ市内の渋滞を避ける為、三大ピラミッド→メンフィス→サッカラ→ダハシュールの予定を逆回りにすると言う。ま、そもそも三大ピラミッドはギザにあるわけで、ギザの宿泊予定がカイロから出発するんだから、効率的に回らないとね。朝まだ早いと言うのに、車でびっしり。どうも信号がないのではないかと思う。ラムセスヒルトンの周りは近代的なビルが建ち並んでいるが、ちょっと行くともう住宅しか見えない。窓にガラスがはいってない・・・・?カーテンのかわりか、壁に空いた四角の窓に布が垂れ下がっていて、ひらひらしてるけれど、窓わくがない。エアコンの室外機もないところを見ると、窓はあの四角い穴で風を通してしのいでいるのかもしれない。もう少し行くと田園地帯に入る。眠くて、寝た方がいいのだと思いつつ、窓の外があまりに刺激的で見逃せない。もう舗装道路はとっくに終わっている。バスの窓の下を水牛みたいな牛が通ったり、羊が大群で歩いてきたり、ロバが荷物を苦しそうに運んでいる。こんな近くで牛見るの初めてだ。羊は泥だらけであまり可愛くないな。ロバが運んでいる荷物は半端な量じゃないし、何度もロバが通り過ぎて行くけれど、どのロバも痩せこけていて、汚れていて、もうヘトヘト、ボロボロって感じがする。スペインのミハスで見るロバは、ぬいぐるみのようなグレーの毛なみにクリクリっとした愛らしい瞳、そして背中には綺麗な花を桶で運んでいて、適度にふっくらしている。エジプトの御者は小学校低学年くらいの子供たちだ。動物愛護団体やユニセフが見たら黙っちゃいないぞって光景だった。アラブ世界で「おまえはロバだ」って言うと、殺されちゃうくらいの侮辱にあたるらしい。のろまで頭が良くないと言うイメージだそうだが、こんなに働いてるのに。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 26, 2008
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カフェテリアを後にして、ちょっとだけホテル内のアーケード(と言っても数店舗)をのぞく。どこも閉まっていて、ひとつだけ開いている香水瓶のお店に入った。 これがアラブ諸国でお土産になる香水瓶かー。確かにフランス製よりエキゾチックな感じがする。でも、霧になって出てくるプシュプシュタイプはなくて、ちょっとつくりの粗いふたがしてあるだけ。もしひっくり返したら、中身が全部出そう。店主があれもこれもとたくさん持ってくる。(もう集合時間なの。行かないと)「今晩ここにいるから。忘れないで。ガイドの連れてく店はガイドがマージンをとるから損だよ。ここは私とあなただけ」ま、そうなんだけどね。考えてみれば、エジプトでこのお店の店主が一番、まともで紳士的だった。雑貨のお店の店員が店を開け始めていて、ハイビスカスティーを持って近づいてきた。ビニール袋にがさがさっと乾燥させたハイビスカスが入っている。(もう時間がないのであとでね)と言って立ち去ろうとすると、「Japanese cake ! I miss Japanese cake」ジャパニーズケーキって?「Round shape,sandwich,sweet」丸くて、サンドで甘い?母がすかさず「どら焼きじゃない?」わかった! 飛行機で食べなかったら、どら焼きを持ってること知ってるんだ! あー、でも2人とも食べちゃいましたから。どら焼きくれって・・・ここラムセスヒルトン内なんですけど。さて、部屋に戻ってカーテンを開けると本日は晴天なり。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 25, 2008
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5時半起床。(外はまだ暗い) 昨夜遅かったので、眠い。6時半にはカフェテリアに降りた。 結構、野菜、果物、フレッシュジュースなどが豊富。部屋番号を言って、席に案内される。≪私と母の掟≫ 1.生野菜、生果物は食べない。(カットしてなくて、皮もついてるバナナはok)(洗った水分や、鮮度の為にかけてある水道水がだめらしい)2.生ジュース、ビール、牛乳、冷たい物は飲まない。(生ジュースは水や氷と混ぜるからX 牛乳は殺菌方法が違う。暑いからと言って、冷たいビールを飲むと胃腸が急激に冷えて危険)3.魚介類(特に海老)は火が通ってても食べない。(身にナイル河の菌が入ってて、火を通しても日本人にはだめらしい)4.飲料用には日本から持ち込みの水。歯磨き用には現地で買った水。(同じ硬水でもヨーロッパの硬水とは成分が違うらしい)5.アルコール含のウェットティッシュで必ず、手、食器を拭く。6.胃散、整腸剤はなんでもなくても飲んでおく。7.飛行機、バス、レストラン等では体を冷やさないようにする。ってことで、私たちがこのたくさんの物が並ぶヒルトンで食べられるのは、これくらい。あとは、玉子をスクランブルエッグや目玉焼きにしてもらえるんだけど、並んでいて時間がかかりそうなので、ゆで玉子にした。 ハムとチーズはちょっとずつ持って来て味見程度に。紅茶かcoffeeが欲しいなー。(勿論、ミルクなしで)屈強なエジプト人ウェイターがたくさん立ってるものの、みーんなおしゃべりに夢中で全然来てくれない。早朝からよくこんなテンションで楽しそうにしゃべれるもんだなー。おしゃべりの輪のところまで行き、(紅茶が欲しい)と言うと、にこにこして「why not?」と肩に手を置いてくる。あのー、ここまで来なくても、席に着いたら、来て欲しいんですけどねー。パンは色んな種類があって、目移りしたけれど、デニッシュ系にした。文句なしにおいしい。ま、野菜や果物を食べられないのは辛いけれど、全行程無事にまわるには我慢しないとねー。ヨーグルトも怖くて食べられないなー。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 24, 2008
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無事に両替を終えて、母がお風呂に入っているだろうからと出来心でロビーの化粧室に入った。 広々としてて、綺麗じゃないのー。ホテルのトイレでも凄いことになってるって言うのは違うなー。2人スカーフ+ロングドレスの出で立ちの方々がいた。鏡越しに視線が合う。ギロっ。個室に入ろうとすると、汚くはないんだけど、便座にタオルペーパーが何枚も便座カバーのようにかかっていて、ぎょっとして出た。(こうなってたのは一か所だけ。とっとと、他の個室に入ればいいものを)何気に鏡の方に目をやると・・・1人はお化粧したまま、鼻の下を剃ってる!もう1人はスカーフをたくしあげて高々と腕をあげ、T字かみそりで腋を・・ えっ、ええ?立ち止まって見てしまったので鏡の中で目が合ってる!Freezeしてしまった私。何もなかったように腋の手入れを続ける彼女。鼻の下のお手入れの彼女はそそくさと出て行った。エジプトの女性は私たちより背が高いし、幅もあって、恰幅がいい。腕もご立派。眉やまつ毛の感じからして、日本人よりは毛深いと推察される。パーティの直前にお手入れしないと、はえてきちゃうとか?それとも、女性じゃない?女性じゃないかもしれないな。肌も見せない彼女たちが人前でこんなこと・・朦朧としてる中でのこの状況、それ以上、そこにはいられなくて、そのまま出てきてしまった。すごいもの見ちゃったなー。部屋に戻ると母はもうお風呂をすませていたので、(すごいもの、見ちゃった、トイレでね。。)「お湯、もう張ったから、早く入って寝なさい」撃沈。*着圧ソックスのおかけで、脚はむくまないですみました。ヴェルデさん、ぶるーはわいさん、アドバイスありがとうございました*Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 23, 2008
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ここでホテル担当のミッシェルさん登場。アンワルさんは眉尻の長い壁画に出てくるような顔つきだったが、ミッシェルさんはトルシェ監督をゆるくした顔立ち。check inの担当らしい。(細かく仕事担当が分かれてる) それぞれの部屋に向かう。荷物を解く前にお湯をはって。「栓がないんだけどー、お湯がためられない!」え? この時間なら部屋のチェンジも嫌だな。もう寝たいし。ここのバスタブの栓は所謂ゴム製のコロンとした物ではなく、レバーをひねるタイプだった。どれどれ「ナイル河の見えるお部屋」ですからね、バルコニーに出てみる。 プー、ブー、ブルブル、ピーポー、ピーポー。「ちょっとぉ?何??」浴室で栓と格闘してる母がびっくりして叫ぶ。(ナイル河見えるよ)一緒にバルコニーに出て、「あー、もう、うるさい、閉めなさい、早く両替してきなさい」ロビーの横に24時間営業の銀行がある。カワイちゃんはジャージ+ジーンズのエジプト人と話している。運転手さん?銀行に入るとメンバーのおじさんがいて(定年退職したばかり)「いやぁ、まいっちゃったなぁ」とニコニコして言う。え?両替で何かトラブルでも?「今回のツアー、12人で男は僕とカップルの子2人だけなんだよ。弱っちゃってさ」あのー、誰もそんなこと気にしてないと思いますが(言えないけど)私はもう疲れてるんですよー、とっとと両替して部屋に戻りたいんですけど(言えないけど)銀行の窓口はすいていて「ハーイ、ハーマー」と言われた。ハーマーってなんだ? 挨拶?黙って5000円を渡すと、「ワンサウザント、ツーサウザント」と数えていく。エジプトには硬貨がないと聞いていたけど、かっこいいツタンカーメンの硬貨をもらった。紙幣も汚いということはない。ハーマーってhow muchだったのか!Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 21, 2008
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カイロ国際空港に着いた。ピッカピカではないけれど、意外と近代的だな。入国審査をなんなく通り過ぎ、12人揃ってvisaをもらう。$15のビザに$25払う。(日本、エジプト、どちらのagentに差額が入るのかは不明) visaと言っても現地スタッフのアンワルさんがパスポートにシールを貼ってくれるだけ。で、このアンワルさんは空港内のお世話係で、ポーターさんを使ってbaggage claimからスーツケースをpick upしてくれ、バスまでの案内がお仕事。カイロの人口の半分はこうして観光に関わる仕事に就いている。日本や他国ではスタッフ1人でする仕事をこうやってシェアしているんだな。バスは・・・超小型のマイクロバスで私たちが乗り込んだら、スーツケースはのらない。慣れた手つきでスーツケースは1つ1つ屋根に上げられ、紐で括られた。ここからホテルまで小1時間と言うのに、せっかく無事に出てきたスーツケースは剥き出しで屋根の上か・・外から見る空港ビルは新しくて近代的で後進国のイメージはない。道行く人はわりとガラベーヤを着ていて、ターバン姿の人も多く、とにかくおしゃべりしている。(ここもしゃべる男の国か)ラムセスヒルトンに到着。入口にはツーリストポリス(銃を携帯)数人とX線の機械がある。日本人はフリーパスだが、現地の人たちはかなり入念にcheck。ラムセスヒルトンのロビー。母「あら、意外と狭いし、ここが本当に5つ★なの?」どうしてか混沌としている。夜中だと言うのに、エジプト人らしき男性が待ち合わせなのかたくさん座っていた。喫煙率すごいな。ロビー中がモクモクしている。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 20, 2008
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スーツケースには持てるだけの水を入れ、19.9kgに収めた。成田まではhusが車で送ってくれる。とにかく具合が悪くて、口もきけない。カウンターで添乗員、カワイちゃん(仮名)と会う。 「また変更がございまして・・」いよいよ、アブシンベル→カイロが寝台特急になるのか?アスワン→アブシンベルのフライトが確保できたので、コンボイはルクソール→アスワンまでとなった。もう、どうにでもしてー。14時間のロングフライトが始まる。 座席シートのポケットなんかは破れてたり~。映画は字幕がアラビア語だし、知らない映画ばっかり。CAは日本人スタッフをのぞくとみんな屈強なエジプト男性で通路が異常に狭く感じる。 トルコ人には眉毛が繋がってる人が多いけれど、エジプト人は眉尻がぐんぐん伸びて殆ど眼尻にまで達しているのが特徴。機内食は普通だし、軽食に何故かおにぎり+どら焼きが出た。*いつもデザートとサラダしか食べないので普通かどうかは自信なし*エジプト航空はアルコールの提供はしない。イスラムはお酒×トルコ航空は出してた。さっきから詩吟のような演歌みたいな声が聞こえてるけど、何? 初めに見た時彼は「いいちこ」を飲んでいた。次に見た時にはワンカップ大関を3つテーブルに並べて「チョウか、ハンか」とやってる。少しして千鳥足で徘徊し始めた。次から、次とお酒出すけど、いったいどこに持ってるの? 今回のツアーは12人。 あの千鳥足のおじさん、ツアーのメンバーかな・・モニターを見てると、ヨーロッパ行きの飛行ルートと違い、今まで通ったこともないような都市の上を飛んでいてびっくりする。予備知識ゼロなので、地球の歩き方を熟読。到着1時間前にそれぞれのツアーの添乗員が動き出した。あのおじさんは「旅物語」だ! ! !セーフ~。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 19, 2008
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旅行社からなかなか日程表が来ない。2連泊のギザ、カイロは元々5つ★指定だし、Free timeも殆どないから、ま、いいか。出発5日前に「国内線のフライトが確定できませんので、空白の日程表ですが、とり急ぎお送りさせていただきます」と電話が来た。全行程の移動が飛行機だから、このツアーにしたのに、国内線がとれない?そして、暫定の予定変更についてFAXが来た。 まずホテルの変更。1.2日目はギザのモーベンピックの筈がカイロのラムセスヒルトン。(ピラミッド見るのに)6.7日目がカイロ観光なのにギザ宿泊。車で1時間くらい余計にかかる。と言うことはつまり、観光→夕食までホテルで休憩→夕食が全て不可に。(さりげなく書いてるけど)一度ホテルを出たら夜までホテルには戻れない。4日目 ルクソール→アスワン コンボイで移動(3時間)*コンボイは軍(警察?)の先導で走るバスのこと*(飛行機、とれなかった?)5日目 アブシンベル→アスワン コンボイで移動(3時間) アスワン→カイロ (午前1:40カイロ着のフライト)*アスワンでフライトまでの時間はホテルにてお休みいただけます*4日目の飛行機がコンボイになるくらいなら我慢できるが、元々午後にカイロ入りする筈の予定が、夜中、それも1:40にカイロ到着って、そんな・・。そりゃ、車中泊よりはましかもしれないけど、その分、割高なツアーに申し込んでる。出発前に夕飯→お風呂をすませて、仮眠できるならして、機内で寝るしかないのだが、ただでさえ、過酷と言われるエジプトツアーでこんな日程で最後までもつのか?JTBの担当者に同行者は高齢の母であるし、この日程ならこのツアーにはしなかった、非常に不安ですと言った。「ちょっと考えられないですよね、うちからもクレームを出して、今後このようなことがないように致しますので」今後気をつけられても、私たちはこの日程で行かねばならない。(言えないけど)そして、3日前にJTBから「日本旅行さんの方で、今回このような事態になり、お客様がご不安ということであれば、キャンセルしていただいても、キャンセル料なしで承りますと連絡が入っています」と電話が来た。あと3日。荷物も詰めているし、会社に休みの申請もしている。今更、キャンセルなんてできない!あー、もうだめだー、具合が悪い・・・Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 18, 2008
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人様のブログを読めば、読むほど、「エジプトの洗礼」としてお腹のことが出てくる。途中帰国せざるをえなかったとか、1-2日観光をキャンセルしてホテルで休んだとか。移動中に異変が起こり、生きた心地がしなかったとか。世界各国の空港、飛行機でthrow upしている私は不安でたまらない。かの地では正露丸は効果なしと言う。調べに、調べて、ロペラミドを含む薬を楽天で購入した。それでも不安はおさまらず、アメリカ兵もあちらで服用している、ペプト・ビズモルと言う、まっピンクの錠剤をネットでアメリカに注文。(旅行に間に合うかどうか)抗生物質もあった方がいいと言うので、ピーリングに行った時agelessを具現化してくれる名医に聞いてみる。(先生、私、来週エジプト行くんですけど、)「えええ!! エジプトですか? ぁぁああ、日に焼ける。。。どうしてエジプトなんですか」(あ、すみません。抗生物質を持って行った方がいいと聞いたんですが、処方してもらえますか?」「処方はしますけど、抗生物質と言ってもね、たくさんの種類があって、何に対するものかによって違うんですよ。何って書いてありましたか?」(書いてありませんでした)「それではね、交通会館のパスポートとるところの近くにそういうクリニックがありますから、そこに問い合わせるかネットで見てね、わかったら、来てください。すぐ出しますから」先生は何故かカルテに11日からエジプトと記入していた。「日焼け対策、しっかりして行ってください。とにかく日焼けしないこと。」ネットでそのクリニックは探せたものの、診療時間が都合と合わない。こんなことをしているうちにどんどん気持悪くなってきて、本当に具合が悪くなって近くのクリニックへ行った。(風邪をひいたのか、熱っぽいし、胃が痛くてむかむかするし、クラクラするんです)「風邪はひいてませんね、熱もないです」(今週末からエジプトなので、その前になんとかしたいのと、あちらでお腹が痛くなった時の為の抗生物質が欲しいんです)「ああいう、後進国ではね、様々なことが起きますからね」こ、後進国!!「お腹が痛くなって、診察して初めて何が必要かわかるんです」 撃沈。Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 14, 2008
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エジプトがイスラムであっても、イラクやイランよりゆるいだろうと思っていた私は「着る物探し」だけでほとほと疲れていた。 しかもあと2週間きっている。 ピタッとした服じゃなくても、胸が見えない服なんてあるのか。どう考えても、チュニックしかない。でもチュニックは結構襟ぐりが開く。ふわぁっとしていて、胸がどこにあるのかわからず、襟ぐりが開いてなくて、しかも限りなく長袖に近い物を探すのは至難の業だった。だって、腕が短いから、「長袖」だと絶対手のひらが隠れる。旅行中、手に袖がかかってるのはイライラこのうえない。とりあえず、2枚買ったけれど、あとはもうあるもので間に合わせよう。こんなことばっかりやってられないぞ。飛行機対策に着圧ソックスを買った。バッグは砂埃で汚れると言う。(←砂漠横断でもないのに?)なんかお金を入れられる物 (紙幣が汚さ過ぎて、お財布が臭くなるという)スニーカーはボロボロになると言う。(←どんなとこを歩くの?)日焼け対策は例の大活躍サンバイザーと100%遮光傘。UVクリームはまるごと1本。熱中症対策に冷えぴたを日数分。ピラミッドの階段対策に湿布。乾燥対策にスクワランオイル。虫さされ対策に虫よけスプレーと軟膏。こりゃ、どうみてもサバイバルツアーなんですけど。 Pepsiをclick!Pepsiをclick!★ブログランキングに参戦中↑子犬をclickして頂けると頑張れます
November 13, 2008
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