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「おい雅、やつれているぞ?・・・気つけに酒を呑ませてやる」今日会った社長さんのはからいで、おやつの時間から呑みに行くことになった。バーで話しているときに、その社長さんが言った。「人間、いつも頑張りすぎるとガタが来るもんだ。普段は川の流れにのってただ楽をしていればいい。けれどもその流れが分岐するときに、しっかり踏ん張って、いい流れになりそうな方を選ぶ。そこだけが肝心なんだ。そうすれば、人生なんてうまく流れていくもんだ」あまりにもその人らしい言い草に、思わずほほが緩んだ。今日呑んだウィスキーはいつもよりも苦い感じがしたけれど、呑む前に少しだけトレーナーに体をほぐしてもらったから、ゆるりと血液にアルコールが染み渡っていく。あー、気持ちいいな、って思った。トレーナーには「胃に負担が来ていて、そこから背中~臀部の筋肉が硬直していますね」と言われた。それをほぐしたおかげなのか、少し食欲も湧いてきた。体をほぐしてもらってから、社長さんと別れるまで、小一時間の出来事だったのだけれど、おかげで元気になったみたい。今日ははからずも、体と心を両方ほぐしてもらった感じ。社長さんに強引に拉致されなかったら、多分ずーっと仕事に没頭していただろう。あの小一時間が、いい心のリセットになった気がする。こうして大変なときに手を差し伸べてくれる人がいることに、とても感謝するとともに、また頑張ろうという気持ちになった。もちろん今は会社だけれど(笑)、今日は日付が変わる前までには仕事を区切って、帰ろう。・・・何事もメリハリが肝心也。<お酒メモ>生ビール(サッポロ)グラスで1つマッカラン 18Y ストレートで。
2005年06月30日
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仕事がかなり立て込んでいて、自分の時間がなかなか自由に持てない今日この頃。いくつもの仕事の納期が、細かい刻みとなって、毎日のように襲い掛かってくる。自分にしかできない仕事だから、と引き受けてこつこつやってきてはいる。多少の負荷は私を高める「人生のクスリ」だと思っているから。生来の負けん気の強さから、ちょっとつらくても歯をくいしばってがんばっている。素敵な友人とともにお酒やご飯でそのプレッシャーをはねのけているうちは元気だったのだけれど。ここ最近は、正直言ってご飯も無理して食べる生活。禁酒宣言どころか、お酒もまったく欲しくない。ずっと頭の中でアドレナリンが出ているせいか、2~3時間横になる時間があっても、眠りにつけない。そんな自分を客観的に見て「自律神経がいっちゃってるんだな」って苦笑する。人と会話していて、言おうと思ったことがすぐ口から出ない。文章を書いていても同じ。言葉が紡げない。ほほの筋肉が硬直して、鏡を見なくても顔つきが変わっているのが感覚でわかる状態。こんな状態に陥るのは、とっても久しぶり。そして、愛すべき友人たちにとても見せられない状態(笑)でも、そんなときに私のかけがえのない薬になるのは、友人たちからのメール。ちょっと凹んだときに、メールボックスを開いて眺めていると、少しほっとする。メールをもらうたびに、何だか友達とつながっているような気がするし、励ましてもらっているような気がするから。また頑張れる。あと3週間もすれば、いったんこの忙しさから抜けられる(予定)。今はそのときのことを夢想して、深呼吸するのも楽しみ。でも、なんかこの状態って、中間テスト直前みたい。「あと○日経ったら試験が終わって、開放されている」って、学生時代にいつも数えていた。まわりの友人たちは「雅、呑気だなぁ。とりあえずそんなくだらないこと考えないで勉強しろよ」と言っていたけれど、私なりのリラックス方法なのだ。
2005年06月29日
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昔の日記でも書いたのですが、私はゆくゆくは配当で生活できるようになりたい。だから銘柄選択において、バリューでかつ高配当な銘柄を志向しています。もちろん適正価格になったら容赦なく売却しますが、値上がりしてかつ配当も高いのは嬉しいものです。「でも、配当を出さない分、自社株買いをしている企業のほうが、無駄がなくていいじゃないか」という声はもっともだと思います。確かに配当に対する税金や配当を支払うために生じてくるコストを考えると、「無配・自社株買い」のほうが企業としては合理的な選択だと思います。ここから私の言うことは異論のある方のほうが多いと思います。でも、永遠にきれいな右肩上がりをする会社なんてありません。短期や中期で見れば、いろんなノイズの影響から騰がったり、下がったり、でこぼこを繰り返す。そのときに「もういいや」と言って、損切りするのも選択肢としてはありだと思いますが、(長期でのんびりやりたい私のような投資家にとっては)「配当がたくさんあるから、もうちょっと長い眼でみてみよう」というよいブレーキのような存在になるのです。いくら心が強い投資家だとしても、人間ですもの。時々心がゆれて、感情的に売ってしまうことだってあるはずです。で、あとで騰がったら「あー売らなければよかった」って後悔する。ならば、ことさら私のように心が弱い人間は「馬にニンジンぶらさげて」ではないけれど、常に、「エサ」(配当)があったほうが、長く持ち、実を結ぶまでの期間を耐え続けられるのです。もちろん高配当銘柄の中には、業績や利益の勘案をしていない企業もちらほら散見されます。しかし、ファンダメンタルをきちんと分析して、割安で安全域のある会社だとわかれば、倒産とか減配、株価急落の心配は要りません(根拠のない急落しなら買い増せばいいですし)。高配当銘柄を買っていると、利点もあります。私は結構いつもキャッシュポジションがゼロに近く、フルインベスト状態。しかし、高配当銘柄を中心に買っているので、配当金が入るとそのお金で再投資ができます。現在保有している銘柄を売らずして、次の株を買う。多分、配当金は自分のポートフォリオにおける、「部分的に利益確定したキャッシュ」(部分利確)のような存在として(私は)認知しているようです。階段を降りるべきか否か(=株を売却するか否か)悩みがちな投資家には、こうしてある一定の金額の配当を吐き出してくれる銘柄はおすすめだと思います。高配当銘柄たちは、悩むくせにヤマッ気のある私を支えてくれるような、心強い存在です。雅の保有銘柄は現在20銘柄。投資金額に対する平均配当利回り2.3%。多分、他の投資家さんたちよりも平均利回りは高いのではないでしょうか。キャピタルゲインはあんまり狙えませんが、ゆっくり投資するにはいいです。でも、今日郵便局に行って配当金を受け取ったら、受付したおにーさんが金額を間違えたらしく、1万円少なくお金を渡された。ぼーっとしていたら気づかずに帰っていたと思う・・・やっぱり配当金支払い証明とかレシートとか明細とか、そういうものを出すべきなんじゃないのかと思う今日この頃。1万円は雅にとって大金なんだから!!配当を稼ぎたい人は、窓口で交換するときにも気をつけてくださいね。
2005年06月28日
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近々健康診断があるので、昨日Gさんと呑んだのを最後に数日間の禁酒生活をしようと思っています。ところが、今日街頭でモニターを探しているおばさんに出会った。「ねぇ、あなたくらいの子のリサーチが不足しているの!お願い!」炎天下の中、一所懸命に勧誘しているおばさんが少し気の毒だったので「いいですよ」と引き受けた。雑居ビルの中をエレベーターで上がり、指定の場所へついた瞬間・・・凍りついた。そのモニターとは、ビールのモニター。「酒じゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっ!!!!!!」私は心の中で叫んだ。でも、ここで「やっぱ辞めます」って言うのも・・・と思い。結局、ひとくちだけで、モニターをすることにした。もともと、日本酒の試飲会に参加するときにも、私は舌で酒を転がしてすぐに吐く。日本酒だと苦味、渋み、コク、甘さ、華やかさ・・・基本として31の味の表現があるけれど、味を判定(表現)するのは、ひとくちで十分足りるのです。「じゃ、はじめます」おばさんにが持ってきたビールは、国内で一番売れているブランドのビールだった。缶のプルトップを開けて一口、呑む。アルミの堅い味が感じられて、なかなかビールの味を確認するのは難しい。それに昨日堪能したギネスの味が口と心に残っていて、なかなか厳しかった。残念だったのは、お水を出してくれなかったこと。試飲をする際は、口の中を湿らせて、かつ舌をニュートラルな状態へ持っていくために、水はかかせないものなのです。せめて水を出してくれたら、もっときちんとテイスティングできたような気がします。味の評価は5分くらいでささっと終えて、モニター終了。帰りの電車の中で、肝臓をなでながら「一口しか飲んでいないから、肝臓さん、休めるよね?大丈夫だよね?」と聞いてみた。・・・物言わぬ臓器といわれる肝臓だから、もちろん何にもリアクションは返ってきませんでした。
2005年06月27日
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季節はもう夏の匂いだけれど、昨晩は月がとっても綺麗だった。月が少し泣いているようで、かすんだ朧月夜だった。昔読んだ『源氏物語』の「朧月夜の君」(尚侍)のことを少し考えつつ、物想いに耽りながら月を眺めていた。気が付くと空が次第に白んできた。久しぶりに夜明けの紫に出会った。というわけで、明け方眠ったのだけれど。今日は朝から電話がじゃんじゃん鳴って起こされる。私は自宅の電話と、携帯×2を持っているのですが、朝から鳴りまくり。1発目、10時。私がポートフォリオのアドバイスをしているおじさまから。自宅電話はB&Oのべオコム。機械音のせいで、目覚ましにはぴったり。5コールめでようやく電話をとる。そのおじさまは、株暦24年、バリュー投資暦4ヶ月。240円台のダイエーで勝負して、数百万すっとばしてから、私が株の相談を聞くようになった(で、儲けさせているのだが、お金はとっていない)。で、最近はちゃんと財務諸表とか四季報とか読むようになってきた。おじさま「医療関係なんだが・・・××はどうかなぁ」雅「うーん、いい線いってますけれど、翌年の利益の伸びを考えると、PER14倍超っていうのは結構きついかも。医療系だったら、△△なんてどうですか?これなら来期以降の収益もある程度算定できるし、ファンダメンタルもこなれているからいいかもしれないですよ。おじさま、おしい!ではまたー」この辺は寝ぼけ眼。まだお布団の世界に帰れるくらいボーっとしていたので、お布団に滑り込んでぬくぬく。2発目、10時半。名古屋の投資家Fさんより。最初知らない電話番号だな、と思ってとったんだけれど、声を聴いてすぐにわかった。ピンクコールキタ━━━━( ゜∀゜)━━━━何回かお会いして泊めていただいた恩もあるのに、携帯の番号を教えていなかったので、Fさんにはこの間番号を教えていたのです。それでFさんからは「ピンクコールするよ」(冗談)って言われていたのだけれど。今来るとは・・・Fさんはもちろん「ピンク」なことは言わず「鞘」のお話とか、ためになることをきちんと話しているのだけれど、逆に寝起の私のほうが「頭の中・桃色状態」。はじめてお電話をいただいたので妙にハイだったので、相手にとってわけわからないことをボケボケと喋っていたかもしれない。でも、ゆっくり話を聞いてくれて、モーニングコールには最適だった。ありがとう。Fさんと至極話していた間にも、3発目。自宅の電話が鳴り、妹の旦那からだった。妹の旦那は「2ヶ月前に株を始める」と言っていた。そのときに☆浜先生の名前とか、有名な予想屋さんの名前をいい「当たるんだよねー」と知った風に口走っていたので、心配だった。だから「一番当たる人はバフェットというおじさんです。まずバフェットおじさんの本を読みなさい」と諭して勉強させていた。で、いよいよ100万円を元手に株をはじめるらしい。妹旦那「あの、バフェット読みました。で、この間雅さんが言っていた流通の会社なんですが」雅「あ、%☆?!ね。在庫の回転早い会社だよね。どうしたの?」妹旦那「なるほど、%☆?!がいいんですね。実はまだバフェット読んでもよくわからないので、銘柄を聞こうと思って・・・とりあえす、それを買っておきます」なにー?だったら銘柄いうんじゃなかった・・・(またまた仕込んでない秘密銘柄を口走ってしまった雅)。彼にはまだ勉強が必要そうだから・・・もっと解りやすい株を例題にすべきだった!自分の失態をきっかけに、ようやく頭がしゃきっとしてきました。未熟者の私が人に投資のことを語るときには、ちゃんとした状態のときに話をしないといけないなぁと反省。一時儲かってしまうと、それがラック(幸運)だと気づかず自分の実力と勘違いしてしまう。謙虚と検証は投資において必要なこと。それをまず伝えなきゃいけないと思う。あとで、ちゃんと説明の電話をいれようと思った。そうして、ようやく目覚めたあと、いつものように週末の朝の紅茶をゆっくりと入れて、体を起こす。今日はお気に入りのトワイニング・ブレックファストティ。<雅めも>雅は最低血圧40。最高血圧80。ほぼ死人です。朝は弱いので、電話されるとボケーとしています。暇な土日の午前中は爆睡しています。番号をご存知のかたはモーニングコールをする際にはご注意くださいね。電話するとかなり面白いそうです(友人談)。ちなみに、電話で起こされても、おこったりはしません。<今日の予定メモ>今日はこれからお仕事をして→マッサージ行って→Gさんとギネス呑んできます。お酒メモは夜に追記します(多分ぜったい必ずギネスパイント○つ、となるのだろうけれど)。楽しみー♪
2005年06月26日
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今日はセールに行ってきました。バリュー投資家さんのブログを拝見するとよく書いてある「インパクト21」がたーくさん取り扱いされていたホールセールです。(ちなみに私はインパクト21も持っていない^^)私はあんまりお洋服に興味は無いのですが、オンナにとって洋服とは戦闘服。ビジネスにもプライベートにも大切な役割を果たすものです。だから恥ずかしくない程度のものは(仕事では)着ないと・・・と思い、半年に一回開催されるホールセールの入場券をいただくたびに、服をごっそり買ってきます。まぁ、セールだからそこそこ安いし。といっても、今まで使った金額はトータルで100万円をとうに超えています(笑)いいのかー(汗)いつもは10万円×2回(年間)くらい買うのですが、今回は5万円くらい。ここ7年くらい通っていて、一番少ない金額でした。理由は「商品のラインが少なくなったこと」「割高感がでてきたこと」。ブランドの取り扱い種類は年々増えているものの、ひとつのブランドで置いてある商品の種類がとても少なくなりました。例えばキャミソールひとつとっても、服自体の成型は同じで、色の種類も売れ筋の定番(黒とかベージュ系とか、とりあえずの一品、みたいなものです)のバリエーションで変化をつけているにすぎない。また、かざり(人工石とかブローチとか)に関していくつか種類をつくり、ポイントになるべきところにつけて、たくさんの種類があるように見せています。そういった商品の中に、前回ワゴンで売っていた商品の売れ残りがちらほら散見・・・。女性はちゃーんと見ています。「あれ、これこの間もあったよねー。ずいぶん安くなったけれど、ここに置くべきじゃない」なんて声が聞こえてきます。あと、割高感も出てきました。店側が強気なのでしょうが。昔は5割引かれているのが当たり前でしたが、最近は3割くらいから。値引きしない商品もあります。値引き幅がだんだん小さくなっています。「これじゃぁ、デパートのサマーセールで買ったほうがいいよね」また、声が聞こえてきます。いやー女性って怖いなぁ。自分が使うときの金銭感覚の鋭さを投資に生かせばいいのに(笑)というわけで、お買い物熱もすっか失せて、今回はいつもの半分しか使いませんでした。成型をある程度絞って原価を安くし、割引を減らすのは、利益率を高めるのに大事なことですが、やりすぎてお客さんを減らしたら、元も子もありません。要は「バランス」が大切なのです。周りにいたお客さんも、パンパンの買い物袋を複数持つ人は全くいませんでした。2年前はそりゃものすごく買っていたんですけれど。もしかして、このブランド自体が売れなくなってきているか、個人の懐具合が厳しくなっているのかしら、というような懸念が出てきました。でも、「思いつきで投資」は怖いので、有報でもみながら、じっくりと検討することとします。でも、「現地視察で錯覚してはいけない。ピーター・リンチの言うことを鵜呑みにすれば馬鹿を見る」なんて言って、「有報」ですべてが見えると錯覚しているかたも世の中にはいるかもしれませんが、数字は数字、pastとしての要素としてとらえ、数字のすべてを過信するなというのが、私なりの考え方です。現場と数字の両方もバランスよく見てこそ、明日の成長株を自分の手で掘り当てられるのではないかと思います。あ、ちなみにこのホールセールでは「マタニティ」が早々に売り切れていました。子供服は、女性服に比べればお客さんの動きが良かったです。今日もお酒の誘いを2軒丁重にお断りして、大分、元気になりました。さぁ、これから一仕事します♪
2005年06月25日
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「今日呑みにいきませんか?」とお誘いを受けたものの、丁重にお断りして(仕事も持ち帰りで)早めに帰宅。金曜日の夜は大切な時間。気分的に普段の夜より少し時間がたくさんあるような気がするから、気のあった人と呑んでいることが多い。でも、今日は少し体(肝臓?)を休めたかったので、今は自宅。大切な時間を自分のためだけに割くというのも、たまには贅沢でいいかも。black teaを飲みたかったけれど、紅茶を入れている棚を開けたら、botanical teaの香りがふうわり漂っていたので、前にイギリスで買ったDr.StuartsのTranquillityを飲むことにした。やわらかな陶器のポットとカップを温めてから、高いところからゆっくりとお湯を落とす。美味しいお茶を飲むために、ここは手を抜かない。慎重に、時間をかけてお茶を入れる。この瞬間は私にとって、儀式みたいなもの。周りに誰かがいたら、あまりにも生真面目に入れる私を見て、きっと笑うだろう。帰りがけにスーパーへ寄り、お野菜たちをたくさん買いこんできた。有機の小松菜をおひたしにしようと思っているが、茹でる前に文鳥に1つだけおすそわけ。昨晩いただいたダックのおもちゃが鳴く音におびえて巣からでてきてくれないから、大好物で気を引く作戦だ(笑)文鳥の機嫌が直ったら、今日は野菜尽くしの夕餉のしたくをはじめようと思う。不思議なのだが家にいるとアルコールもお肉も食べたい気がおこらない。野菜だけの献立を作って食べるのはやっぱり好き。今日は少し眠い。最近神経が経っていて不眠症気味だったから、眠るのが楽しみだ。枕を抱いて、ゆっくり眠ろう。
2005年06月24日
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保有銘柄急騰のお祝いに、地方からいらっしゃったHさんからお夕飯を奢っていただいた。美味しい中華のフルコース。グラスビールを呑んで、紹興酒をふたりで1本空けた。で、2軒目のバーに入ったのだが、これまたHさんお薦めの素敵なお店で、ウィスキーをショットで呑んでも呑んでも悪酔いしない。バルヴェニーのダブルウッド12Y、バリーブリュ13Y、ラガヴーリン14Y、リンクウッド12Yに、ローズバンク、マールと立て続けに呑んで話していたら、朝になってしまった(笑)これだけ呑めば眠くなったり、気分が悪くなってもおかしくないのだが、とても清清しい。いい気持ち。いいお店のバーマンがすすめてくれるお酒は、悪酔いしないから不思議だ。このお店(許可をいただけるのであれば)これから巡回ルートに加えようと思う。NYが大変なことになっているので、指値注文を変えようと思ったがなぜか変更できない。ちょっと小一時間眠って、会社に行く前に指し直そうか。
2005年06月23日
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「雅詣でしたいんですけれど・・・いいですか?」「へっ?・・・あ、お酒の誘いですね。いいですよ~」私はよく知らないのですが、商品先物の世界では、相関性というものがあって、原油とガソリンが同じ動きをするとか、ゴムが下げているときには○○が上がるときが多いとか、そういうことがあるらしい。で、雅は先物商品ではないのですが、周囲曰く「タイガースが強いときに雅と会うと、手持ちの株が跳ね上がる(らしい)」だからお酒の誘いがぐっと増える。本当かー!?何故かは解らないのだけれど、「タイガースが強いときには私のところにめちゃくちゃたくさんの仕事が降ってきて忙しくなる」傾向があるというのは、自分でもうすうす感じているのだが・・・。というわけで、その相関性を検証してみることにした。このジンクスを知らない投資家さんと会う約束をし、かつ賭けをしたのだ。「言った銘柄が、会うときまでに大きく騰がったら、ご馳走をする」という賭けを。タイガースは昨日中日と戦って勝利を収め、ペナンストレース1位をひた走っている。今日はYさん、明日は地方からやってくるHさんと約束がある。Yさんはファースト住建(彼とは、ちゃんとした賭け自体をしていない)、Hさんはメガチップスを保有。先週からずーっと波穏やかな銘柄だ。「雅、メガチップスが騰がらなかったら安いメシだぞー」先週末、Hさんからそんな連絡が入っていた。んで、今日・・・ファースト住建 +220 +11.76%メガチップス +136 +11.58%わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪わが目を疑いましたが・・・んー事実だよなー。ご飯奢ってくれるのは嬉しいですが、実はこの銘柄、両方持っていない(笑)先ほど、Hさんからメールが来ました。「雅さんが女神に思えて来ました。(^.^)」・・・私の手持ち株も騰がんないかなー。ツキのある人と会うと、自分のツキもあがるから、今日明日はとりあえず騒ぐこととします(笑)みんなで騒ぐことで儲かるのなら、いいことじゃないですか♪雅詣で、ただいま受付中です(笑)<お酒メモ>1軒目ギネス生をパイントで1つ2軒目美味しい鳥屋さんで禁断の果実(瓶)2つ。Yさんの奢り。ありがと♪
2005年06月22日
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私の知り合いにはいろんな職業の人がいる。そのなかで、変り種かもしれないのが「占い師」。でも、「占ってください」とお願いしてやってもらったことは一度もない。(勝手に占われることはあるが…)そういえば、私も昔人を占った経験がある。よく「当たる」と占った人には言われた。何回か死にそうにはなったが、変な「勘」が働いて助かってきた。だからピンときた時には、素直に従うことにしている。運命に抗って、上手に生きられるとは思わないから。話は戻ります。で、私は昔から「勘」が強かったせいか、(友人曰く)何かが起こる前にまるでみてきたかのように話をすることがあったらしい。それで、小学生のころは気味悪く思われたこともあった。だからだんだんと、みんなに気味悪く思われるようなことは話さないようにしていった。ただ、中高生になると、女の子は神秘的なことに興味を持ち出す。だからその時期にはタロットカードを使ってよく友達を占っていた。タロットカードは全部で78枚(大アルカナ22枚 小アルカナ56枚)あって、いろんなパターンで占うことができる。アルフォンヌ・マリア・ミュシャのようなアールヌーボーの色彩が好きだったから、絵柄のきれいなタロットカードは、私にとって「持ち歩ける画集」のようなものだった。でも、自分で自分のことを占うことは一度もなかった。また、夜にタロットを開くことはなかった。その2つだけは「やってはいけない」ような気がしていたから。でも、高校時代にあるトラブルがあって、それはどうにも解決できない事項だった。誰にも相談ができなくて、暗い部屋の中で一人で考え込んでいたときに、本棚においてあったタロットカードと目が合った。占っちゃいけないなーと思いつつ、縋るものが何もなくて、カードを捲り始めた。そうしたら、出てきたカードは「無」のカード。それは「カードは回答を出さない。自分で考えなさい」という印だった。同じことを2度続けて占ってはいけないのに、私は再びタロットを捲りなおした。すると、また「無」のカードが出てくる。不思議なことなんだけれど、そのあと数回やっても、必ず結論は「無」のカードしかでてこなくて、私は占うことをあきらめた。そして、何度やっても同じカードが出てくることに気味悪さを覚えた。というわけで、その後私はそのカードに触っていない。というより、数年たってカードを眺めようかと思ったときに、しまってあったはずの場所からカードが消えて失くなっていたのだ。多分、「占いなんかに頼らず、自分のことは自分で判断しなさい」ということをカードは言いたかったんだと思う。だから探しても見つからないんだ、と考えるのだ。だから、私は占いはほとんど信じない(トヨタの売買注文を間違えた一件ででてきた六本木の占いオババですら話半分に聞いている)。また、カードで占うこともしていない。銀座を歩いているとよく「占いはいかがですか?あなたってものすごく珍しい」と声をかけられる。でも私は「ごめんなさい」と言ってその場を立ち去っている。自分自身の心も身体も、充実していて迷いがないから。占い師が声をかけてくれるくらい元気な顔してるんだな、と思って、私はまっすぐ歩くのだ。<お酒メモ>銀座のいつものバーで。ウィスキー呑みたくて(^^;ローズバンク 14Y(もう生産が切れているのであと何回呑めるか・・・)ペドロヒメネスカリラ13Y(シェリー樽・フランスからきました)いずれもショットで。美味しゅうございました^^
2005年06月21日
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他部署のかたで、株をたしなんでいる人がいる。仮にAさんとしておく。憎からず思う人なので、時々「いい銘柄ありますか?」とAさんに聞かれると、バリュエーションで悪くないが売られている銘柄を教えることがある。そのときには、「Aさん、○○○円で買ったら、○○○円まで持つのよ」と必ず付け加えておく。この間ある銘柄についてAさんと話をした。「今が買いタイミングだよ」と伝えて、Aさんはその株を購入。しかしその後ずるずると売られた。私はそのときに押し目を拾っていたが、Aさんは狼狽していた。で、しばらくしてその株も大底を脱し、反転してきた。足の速い株なので、みるみる騰がっていく。他人に教えた銘柄だから、やはり騰がらないと自分の中で責任を感じる。だから少しほっとしていた。「Aさんもにんまりしているだろうな」なんて思っていた。その日、エレベータの中でAさんに久しぶりに会った。「雅さん、今日、売れましたよ。ちょっと儲かりました。ありがとう」え、えっ・・・。ええええええっ??私の考えでは、あと5割弱は騰がる計算。今は上昇トレンドに入ったから、しばらく短期でホールドするだけでも10~20%は利益がとれそうなのに・・・。売ったって、なにー?で、私はAさんに言おうとした。「あの、今売るのはすごくもったいないから、買い戻してみたら?」と。でも黙っていた。売買は自己責任だから。その後もその株は連騰を続けている。今日、またAさんにばったり会った。「雅さん、やっぱり売らなきゃよかった・・・」とAさんは言った。でも、私は「利益がでて、ここでいいと思って売ったんだからそれでいいんですよ」と答えた。株の売買において、誰かの言うとおりに売ったり買ったりするというのはとても難しい。自分のルールに従って売買することだって、難しいのに。他人が己のルールにしたがっているのか感情的に投げて売っているのかなんてわからない。だから他人のやり方に従うというのは自分で考えて売買するよりもっと大変だと思う。いくら当たり屋といわれている人がいい銘柄だといったからって、それを素直に買って、その人が「売りですよ~」と言ったときに売るということは私にはできない。できる人はとても偉大だと思う。一見簡単に見えるかもしれないが、投資においては自律的に売買するより、他律的に売買することのほうが、よほどタフでないとできないのだ。なぜならそういう人は「他人を信じるということを頑なに守るというルールを曲げていない」からだ。よく銘柄をパクる人はいるが、そのタイミングまで頑なにパクる人はほとんどいないだろう。私はただの銘柄パクリは好きじゃないけれど、投資手法や売買タイミングまでコピーしてしまう人は尊敬する。それは鉄の意志がなければできないことなのだから。そういうことを続けられる人がいるのなら、その人はある意味、もっとも相場師らしい人なのかもしれない。<お酒メモ>日曜日ギネス・パイントで3つ フィッシュ&チップス、コルカノン、ムール貝と一緒に。
2005年06月20日
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木曜日に四季報が出てから、少しずつぺらぺらめくっている。木~金曜まで仕事がとても忙しくて、久しぶりに50時間一睡もできなかった。いつもだったら1日に2000番ずつ読んでいくんだけれど、今回はあんまり進んでいない。まだ3000番台。私の知り合いの投資家さんたちはコンピュータにも数字にも強いので、スクリーニングでばっちり!という人が多いのだけれど、私はもっぱら鉛筆と四季報シート(お手製。自分が重視している指標だけを書き込んでいくシート)&四季報を手にしながら、机の上でせこせこ研究をしています。で、いつも自分で四季報を読み込んでいて気づくことがある。それは、ぺらぺらめくって「いい会社だ」と思った銘柄は、自分でスクリーニングをかけてヒットしないことがある。ということ。そして、そういう会社はなぜか知人&友人が見落としている「割安銘柄」であることが多いのです。思うに、人間がする仕事には「裁量の範囲」という、コンピューターにはできない「あそび」の部分がある。この「あそび」の部分にいる銘柄が「皆に知られていない割安株」なのではないでしょうか。ということで、私は1)四季報をぺらぺらめくって銘柄を抽出2)自分が持っている機械的条件でスクリーニングをかけて銘柄を抽出3)最後に1)-2)で出てきた会社の有報をくまなくチェック4)テクニカルで買い付けという手順を踏みます。この手順を友人のUに教えたら、四季報をぺらぺら読むようになりました。閑話休題・・・(昨日、「テクニカルの買付の方法、忘れちゃったから教えてくれ!」という連絡がきたので、彼はもう準備万端なんだろうなー。←教えたんだからもう「呑んだくれ」とサイトに書かないで欲しい^^;)・・・脱線おしまい。ということで本論に戻ります。コレの利点は・多少時間はかかるが、スクリーニングにひっかからないので、出遅れている→四季報が出た後、割安株は急に上げることは多いが、こういった株はゆっくり探しても、値上がりしていることが少ないので、安心して検討ができる・サイトをフォローしている投資家さんたちが買っていない→有名個人投資家さんが「○○を買い付けた」と書くと、追随する人が出てきます。また、その有名投資家さんたちのファンである投資家さんたちもその銘柄の分析をはじめて自分のサイトやブログで自己の分析を書くので、口コミ式に「よい銘柄」として刷り込みがなされ、一時的にかなり騰がってしまう(=ノイズの発生)。それを避けることができる。つまり、自分のペースで(次の四季報がでるまで)ゆっくり仕込むことができる。だから、バリュー系銘柄が多い私のポートフォリオは、他のバリュー投資家さんの銘柄とかぶらないことが多い。私のポートフォリオ見て、そう思いませんか? ねぇ?・・・ホッホッホ(▼ー▼)♪ ということで、私は「四季報ぺらぺら」が大好きです。電車の中でも読んでいるときがあるので、もしうらぶれた女子が車内で四季報を読んでいたら「あなたは雅ですか?」と声をかけてやってください(笑)もし私だったら、それはご縁ですから、酒を片手に一緒に銘柄の話でもしましょう!・・・朝まで帰しませんよ(笑)
2005年06月19日
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ここ数年、親から「いい年なんだから結婚しなさい」と言われる。既に子どもがいる妹も「おねーちゃん、行き遅れるよ」と、いつのまにか小姑になる始末。正直言って、「この人だ」と思った人がいたら多分私はもう結婚していると思う。私の知り合いに何人か「結婚していないいい年の人」がいる。背景はさまざま。・好きだった人と何かの縁で結婚できずに生涯独身を貫こうと決めた人。・結婚願望はあるが、これは、という人がいなくて結婚していない人。・結婚制度そのもの(戸籍や苗字云々)に反対して、シングルマザーで産もうとしている人。・ボーイフレンドと共同名義でマンションを買って一緒に住んでいるが、結婚する意志がない人(内縁関係、ということになるのでしょうが)最後のケースはフランスの「パックス」(準婚姻)みたいなケースで解決できるのだけれど、日本ではそんな柔軟な制度はない。「両性の合意のみに基づいて結婚」という憲法のもとに、婚姻法があるのに、その婚姻法では「片方の戸籍に入らなければならない。どちらか一方の姓を名乗らなければいけない」と書いてある。憲法>各法と学生時代に習ったはずなのに、実質は「憲法<各法」。日本の法律は、憲法は理想で、現実は各法が憲法よりも強い権限を持っている。みんなもそれに気づいているのに、変えるのが面倒だから「解釈」という理由をつけてやりすごす。パックスがあれば、もっとみんな早く子どもを産む気になると思う。戸籍とか、家同士の関係とか、苗字とか。そんなちょっとしたことがオンナの決心を曲げさせる。でも、翻って自分を省みると、自分が結婚したいと思わないのは多分「非婚体質」だから。法律云々のせいではないと思う。今まで酔狂な人たちが何度か「結婚して」と言ってくれたけれど、私はその人との生活が考えられなかった。自分も相手も、少しずつ変わっていく中で、いつも同じ距離を保って、何十年も一緒にいられることが想像できなかった。よっぽどの人でないと、私は踏み切れないんだろう。結婚に限らず、責任の持てない契約は、私にはできない。だから今は結婚する気になれない。でも過去にひとりだけ、出会ったときに「風」が吹いた人がいた。多分その人だったら結婚できたのだろうけれど、彼とはタイミングがあわなかった。距離も、年齢も離れていて。国籍も違ったから、いろんな障害があった。結婚にはタイミングも重要。私は株の売買のタイミングはそう悪くないようだけれど、こと恋愛に関してはタイミングが悪い。だから結婚できないのかもしれない。彼と最後に会ったとき、「出会ったときに携帯とかメールのある時代だったら一緒になれたんだろうけれど」とお互いに笑って話した。
2005年06月18日
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ネパールの首都、カトマンドゥには生き神信仰が今でも強く残っている。その生き神を「クマリ」と呼ぶ。クマリは幼女のなかから選ばれ、生き神として崇められる。クマリを見たものは幸福が訪れるという。1年に1回か、あるいは数年に1回に行われるパレードでは、クマリを見に、国民をはじめ、諸外国の人が集まる。昔、ネパールにしばらく滞在していたときに、私はその「クマリ」と出会った。砂ぼこり舞う炎天下のなかで、日射病のようになってしまった私は、たまたま近くの木陰で休もうと思い、道路のわき道の小さな入り口を入っていった。木陰に座り、さっき口をつけたミネラルウォータの残りを飲みながら、今自分がどこにいるのかを確認しようとしていた。すると、4階建てくらいの建物の最上階の窓から、頭の上に大きな飾り帽子を載せた少女がこちらを覗いているのに気がついた。そこがたまたまクマリの家だったのだ。私が彼女に気がつくと、彼女は急に顔つきを変え、家の中に引っ込んでいった。クマリは残酷なシステム。神であるが故に、大地の穢れに触れてはならない。だから外を自分で歩くということができない。パレードのときだけ唯一、神輿に座って街を眺めることができる。自分の足で歩けるのはクマリの家の中だけなのだ。そして、入浴と眠る以外は、常に神様の召し物を着ていなければならない。赤い豪奢な着物と、数キロもある飾り帽子をずっと身にまとう。飾り帽子は髪に編みこむ形でかぶるので、地肌がすごく荒れる。また、全知全能だからこそ、教育を受ける必要がない。誰から何を教わらなくても、神様だからみんなお見通しだというロジックだからだ。クマリになった少女はみなにちやほやされて育つ。だから気位が高く、わがままになることが多い。でも、クマリでいられるのは初潮がやってくるまで。初潮を迎えたあとは、神の魂が他の幼女に入り込んだと見做されて、今までのクマリは「クマリの館」から家族ともども追い出される。そして「元クマリ」は「穢れたただの人間」と見做される。そして、一度神が宿った「元クマリ」は、男を呪い殺すという伝説を多くの人が今も信じている。「元クマリ」は神でいた間、学校に通えない。神は学校に通う必要がないからだ。だから、初潮を迎えた後「人間となった元クマリ」は、小さい子に混じって、文字や計算を覚えなくてはならない。ひとりだけ体が大きく、教育水準が同年代に比べて低いからいじめられてしまう。だいたいクマリは3歳未満の子から選ばれる。選ばれた後はずっと外を歩くことがないから、足腰は非常に弱ってしまう。髪の毛も10年くらい重い帽子を被りっぱなしだったから、禿げ上がってしまうことが多い。神様と崇められ、幼少期から思春期をすごし、ある日突然忌まわしい人間としてのレッテルを背負われれる元クマリたち。気が触れてしまう「元クマリ」も多いという。かわいそうなシステムだ。まるでハッピーエンドになれなかった「シンデレラ」のよう。でも、親族は自分の親戚がクマリに選ばれると喜ぶという。ネパールは、世界最貧国の部類に入る貧しい国。働き口もそうないから、インドに売春をしに出かけ、仕送りをする若い女性があとをたたない。エイズにかかる女性も少なくない。そんな中、自分の一族からクマリが選ばれれば、豪華な館に住み、いろいろな寄付を受けられる。初潮が来るまでクマリとして過ごす間に、親族はクマリを利用して寄付を要求したり、グッズを売りつけたりして稼ぎまくるのだ。だから、通常は観光客がクマリの館を訪れたとき、お金を払わなければクマリは窓から顔を出さない。なのに、たまたま私はクマリを見てしまったのだ。多分クマリはお金を払わない人に、自分の姿を見せないよう、親族に言われていたのだろう。・・・あとで知ったことだけれど。熱狂の間を過ごしているときは、それが浮かれている「ハレ」の状態だと気づかない。それが夢のような時で、永遠に続くのかもしれないと思っていても、いつかは終わる。つまらない言い方だけれど、市場も同じ。祭りの後、大地に踏ん張って生きていこうとする元クマリの姿を思い浮かべつつ、私は覚悟をもって今を過ごしている。
2005年06月17日
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「縁」(えにし)が起こると書いて「縁起」。語源は「因縁生起」の略で、仏教では「因縁によって万物が生じ起こる」という意を持ちます。私は縁起を担いだり、占いを信じたり、ということはほとんどしません。でも、投資を始めて、投資家さんにお会いすると、結構「縁起」をかついだり、ツキの法則を信じているなぁという印象を受けます。「お財布に『ふんどし』をしめるとお金が貯まる」「貴金属を身につけているとお金が増える」「おでこを出しておくと対人関係がよくなる」「金魚の絵を玄関に飾って、きれいにしておくと金運がアップする」(でしたっけ?)などなど、いろんなことをやっていらっしゃるようです。。個人的には、「これは信じたい」と思うインスピレーションが湧くときだけ、縁起を担いだり、ツキの法則を信じたりします。(つまりは自分勝手なんですね^^;)ところで、先日、3億円の宝くじを何度も当てたという方が、インスピレーションを受けて作った「開運シンボル」なるものをいただきました。これを身に着けていると、とにかくお金が貯まるんだそうです。せっかくご好意でいただいたので、ご利益があるかないかはともかく、まぁ身に着けようか、と思い、とりあえず言われたようにしてみました。そうしたら、翌日からなんだか手持ち銘柄の動きがよくなってきた・・・。今日も、いい感じで数%はねた銘柄が複数出てきた・・・。四季報が出て、改めてスクリーニングをして割安銘柄に飛びつく人が多いからなのでしょうが、うーん。この火の噴き方は、なんだかエネルギッシュで怖いです。・・・意図せざるとも、縁起を担いだ効果があったのかしら。このシンボルをいただいたのも、何かのご縁の起こりと考えて、大切にしようと思います。今日はまだまだお仕事。3日前からギネスのことばかり考えているので、これから少し呑んで、また仕事に励みたいと思います(徹夜かな?お肌に悪いな・・・)。
2005年06月16日
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私はここ数年白い文鳥を1羽飼っています。最初に文鳥を飼ったのは20年前(=タイガースが日本一になった年)。それから、時々文鳥を飼っています。いつも雛のときから飼うので、オスかメスかわからないのだけれど、今まで飼ってきた文鳥はほとんどメスだった。でも、いまの文鳥はオス。私のかわいい同居人(オスだからボーイフレンド?)です(笑)。メスはただ「ぴっ」と鳴くだけだけれど、オスは求愛のダンスをしたり歌ったりするのでとても感情表現が豊か。全身で気持ちを表す。私は仕事で(酒で?)帰りが遅いことが多いので、帰宅するといつもさびしそうにしている。たいてい籠の外に出してやり、私の後ろをちょこちょことついてくる。ただ、数ヵ月前からとても忙しくなって、帰宅後、籠から出してやらないことが増えた。文鳥もストレスが溜まったようで、しばらくは不満げな声を上げていたが、先日から様子が変わった。籠の入り口である扉をくちばしで咥えて、自分で開けようと試み始めたのです。でも、もちろん自力でこじ開けることはできない。数日間、同じことを繰り返して、やっぱり人間の動作がないと扉は開かないことがわかったらしい。そうしたら、今度は扉をゆらして「がたがたっ」と大きな音を立て始めるようになった。そう、工事現場のドリルのような音。最初に聞いたときには、私は眠っていたのだが、何事かと思ってびっくりして跳ね起きた。私がそういうリアクションをとって、たまらず文鳥を外に出すので、文鳥は味を占めたらしく、毎朝大きな音を立てるようになった。「んもぅ、うるさいなー」と思いながら毎朝布団から出て鳥籠へ行って、文鳥を出してやる。それをやっているうちに気づいたことは、「文鳥は目覚ましをかけている5分前に必ず扉をゆらす」ということ。正確に、同じ時間に音を立てるのです。もしかしたら、低血圧の朝、私を起こすのを手伝ってくれているのかな?と最近思うようになりました。そう思うと愛しくて、帰宅するたび籠の扉をそっと開けて置くようになりました。今は自分で空いている戸口から出てきます。私がPCに向かっていると、ディスプレイの上にちょこんと止まってこちらを見て歌を歌うので、とても可愛いです。そうして私の家に、可愛い目覚ましがひとつ増えました。
2005年06月15日
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雑誌やテレビの見出しを見ていると「勝ち組」という言葉が毎日のように踊っています。新興市場の一部で賑わっている若社長たちに翻弄され、カネが権力とステイタス、そして幸せの象徴として崇められているような風潮になっているのではないかと感じることもあります。メディアの見出しはたとえていえばこんな感じです。「年収1000万円だから自分は勝ち組」「六本木や白金、二子玉川や新浦安のおしゃれなエリアで暮らす自分は勝ち組」「×億円持っていて、好きなだけお金が使えるから勝ち組」その人たちは何に対して「勝ち」といっているのかと言うと、金銭や時価に置き換えた時の自分の持分が他人よりも高ければ「勝ち」という算定をするのだと思います。他人よりも時価総額が大きい。だから幸せだ、勝ち組だ、というわけです。でも、それはとても精神が貧困で、気の毒なことだと思います。この前、友達の家に遊びに行きました。自給自足をメインにして生計をたてており、パート収入を合わせても年収で200万いかない暮らし。でも、自分で作った作物を料理し、つつましく暮らしており、とてもいい表情をしていました。すごく彼らが幸せそうで、私も幸せな気分になりました。自己にとっての幸せという「価値」は相対的なものではありません。ましてや金銭に置き換えて判断できるものではありません。自分が幸せだと思えばそれは「勝ち」だし、そうでないのならば「負け」と置き換えられるのかもしれません。隣の人を見て「その人よりも自分が豊かな収入、暮らし向きをしているかどうか比較し、自分が上でないと豊かだと思えない人」に私は同情します。自分が「幸せ」かどうか、勝ちかどうかを判断するのは、まさに自分自身の絶対的な感覚でしか算定できない。デカルトが「われ思う 故に我あり」(cogito, ergo sum)といったように、己の幸せに他人の判断や共感性は必要ないのです。人間、手段である「お金」に飲み込まれて、お金の奴隷になってはお終いです。お金が潤沢にあって経済的自由を手に入れたとき、自分が幸せだと思う要素(人間関係や趣味、価値観)を失っていることのないようにしたいものです。
2005年06月14日
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今朝、10日ぶりに体重計に乗ったら、4キロ減っていた。もうすぐ健康診断があるので、ちょっと困っています。私は仕事が忙しくなると、一段落するまで水分以外一切とらない。甘いものが苦手だから、清涼飲料水も飲まない。エネルギーは消費一辺倒になるので、急激にやせてしまう。朝食も昼食も、夕食も、仕事がある程度整理されるまでは無視してしまうので、気がつくと思いっきり体重が減ってしまうのです。だから体重計に乗るたび、「あー、今はわりと余裕があるんだな」(=太った)「すごーく忙しいみたい。まずい」(=やせた)と驚いたりします。私にとって体重計は、仕事のバロメータも兼ねているのです。忙しいときの精神的なエネルギー源は呑んだくれといわれようが「酒」です(苦笑)本日も朝昼を抜いて外商3件を駆け回り。ある会社の社長に電話で呼ばれ、指定の場所に到着すると「何のウィスキーを呑んで話しましょうか」とにっこり微笑まれました。で、「ええい、ままよ!」とすきっ腹の最初に口にしたのはスコッチのストレート。これでぐんぐんテンションがあがりました。疲れたときにはグラッパやスコッチを入れると、どうして元気になっちゃうんだろう…。で、またまた元気に仕事をしています。<投資メモ>一方、投資は朝夕の株価チェックだけで、最近板は見られないです。今日見たら、買い付けようと思っていた株が1週間で10%上がっていました(><)この銘柄は昔付き合えずに逃げていった男(するする株価が上がって変えなかった銘柄)です。またもや逃げられそうです(泣)<お酒メモ>・タリスカー10Y ひとつ・マッカラン18Y ひとつショットでいただきました。
2005年06月13日
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※お断り 今日は日記風で、かつ話が散漫になっています。お赦しください。昨日、出張で名古屋へ行きました。仕事が一段楽した夕方から、名古屋の投資家さん4人と、その他の地域から来た投資家さん2人と雅の7人で、オフ会をしました。愉しかったなー。その後、名古屋の近辺に在住の投資家さん宅に泊めていただきました。突然のお願いにもかかわらず、非常にあたたかいもてなしをしていただき、感謝、です。で、午前中に畑いじりを少ーしだけお手伝いさせてもらった後、名古屋へと戻りました。私は名古屋の食べ物が大好き。だから帰る前に、やはり一番好きな「うなぎのひつまぶし」を食べなくてはと思い、栄駅へ。投資家Gさんの推奨するひつまぶし屋「いば昇」で堪能するためです。・・・ところが、栄駅の改札を出たところでGさんから電話が。「雅さーん、いば昇は今日、休みです」え?え?・・・今、なんて言いました? や・す・み?陽光降り注ぐテレビ塔の前で、私の目の前は真っ暗になりました。好きだった人に、振られた感じ。結局、いつも食べている「稲生」へ足を運びました。ここの鰻は、毎日仕入れて捌くので、とても新鮮なのです^^帰りの新幹線の中で、またショックなことに気づきました。8年前に、アイルランドで購入した、アンティークのブレスレットをどこかに落としたらしいです(><)シルバーのハンドメイドで、とても精巧なつくりで気に入っていたものです。購入した日から、8年間ずっと身につけていたものでした。好きな人が、私の元から去ってしまったような、焦燥感に襲われました。さらに、帰宅後、保有銘柄の株主総会のお知らせが届いていたので中を開いてみると「ストックオプション大量発行」(発行済み株式数の約1割)「役員報酬を3倍にする」「増資における発行株数を、最大で現状の約3倍にする」ことが提案として書かれていました。私は、ストックオプション(SO)に関して(従業員のモチベーションを上げるためにいくらか与えることは)悪いことだとは思っていません。しかし、SO乱発する場合は悪いことだと認識します。SOの行使価格が抵抗線になるものの、それ以上の上値に関しては潜在的な売り圧力となります。さらに1株利益の希薄化にもつながります。上記の銘柄のSOに関しては、モチベーションとして許容できる私の範囲を超えたものだと認識しました。経営者の姿勢が好きで、かつ将来の成長のストーリーがよいものだったので、ロングで仕込んでいた銘柄でした。なんだか、裏切られた思いです。好きな人が、豹変してしまったような感じです。この銘柄とも、お別れする日が来ました。テンバガーにならず、スリーバガーで終わってしまった・・・。今日は3つの愛が喪われて、少し残念な気持ちです。
2005年06月12日
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お仕事で名古屋へ行くことになりました。名古屋にいる投資家さんが夜、オフ会を開いてくださるというので、とても楽しみです。早く夜にならないかな~。以前、「世界の山ちゃん」のことを書いたように、私は名古屋グルメが結構好きです。・ひつまぶし(名古屋へいったら絶対食べる!)・名古屋コーチン(家の鶏肉はすべてコレ!)・手羽先(蒸したのが好きー)・小倉トースト(最初罰ゲームで食べたらハマッってしまった)・どてめし(どんぶりでどんどんいけちゃう♪)・ういろう(「しろ」が一番すき。夕飯後のお茶受けに必須)・きしめん(もちもちしたあの歯ごたえがたまらない!)・天むす(おしんこが2人前欲しくなる)・八丁味噌(丸大豆味噌と1:1で割って使ったり、もろきゅうなどによい)・・・ん~本当にすきなんですよね。でも、味噌煮込みうどんと、あんかけスパはどうもだめでした。そういえば、名古屋出身の人って意外とお酒が飲める人が多い印象があるんですが、結構ビールをメインでやっている気がします。ウィスキーとか、日本酒が好きな人は、ビール人口よりもすくないのかしら?名古屋には、意外といい日本酒があって、私なんかは「醸し人九平次」をお店で見つけるとつい頼んでしまいます。(特に大吟醸か無濾過)刺身のあるお店においてあることが多いのですが、これだけすっきりしながらも芳香高く、芯のある味わいを出す日本酒ですから、焼き魚か豚の角煮などの肉とあわせたほうがよい気がします。白身系の淡い味の魚では、魚が負けてしまいます。(でももう少し山田錦の精米歩合を落としたら、魚にあうだろうか・・・)どこでお夕飯食べるのかしら~楽しみ楽しみ♪・・・と、その前に仕事があるんだった(汗)。しかも、もう朝ですか・・・こりゃ徹夜で行く感じですね。。
2005年06月11日
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成長しそうな会社、改善がなされそうな会社を経営者から判断しようとすると、どうしてもおのおのの立場から限界があると思います。・HPのメッセージからしか経営者の考えが伺えない場合・有料でのデータベースにアクセスして詳細な記事を入手できる場合・株主総会に出席できる立場の場合・直接会える立場にある場合(自身がアナリストや、雇用されている会社に所属している場合)上の順で言えば上→下の順に、その難易度は高くなります。でも、ある程度簡単に見当をつける方法があります。それが、正しいものか、私個人の思い込みなのかはわかりませんが。それは、経営者の経歴を洗うことです。営業畑出身なのか、技術畑出身なのか、あるいは財務畑出身なのか、その人の会社や前歴の部署を調べるのです。なぜなら、経営者は己の歩んできた経験と知識を元に、経営判断をするからです。経営者になったとたん思考が変わるなんてことはない。なぜなら、積み重ねがその人をそこまで育ててきたからです。これは私の経験からの話ですが……IRや財務経験者で経営者を勤めている会社は、たいてい決算で慎重な見通しを出すことが多い。しかしその見通しは、低目か、数字どおりになるきらいがあります。IRや財務畑といって私がすぐに思い出すのはシチエとか、SHOEIの経営者です(SHOEIは管財人だったけれど)。企業の価値(ファンダメンタル)を把握したうえで、経営判断ができる人はやはり強いです。こちらが聞きたいことが、よどみなく返ってくる。将来の見通しを持っている。近視眼的ではない。会社にどれくらいの資金があって、それをどう使うか、何の事業に人と金と時間を多く裂くべきなのかが見えている人が多いな~という気がします。保有している銘柄の経営者の経歴を、株価の推移と比較しながら、いちど眺めてみてください。
2005年06月10日
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先日、お酒のお誘いをいただいた知人から再度打診があったので、今日は呑みに行きました。テーマは「密造酒」。ということで、生ギネスをすきっ腹に1パイント流し込んで、都心のとある場所へと向かいました。到着し、サッポロの生ビールをしばらく呑んでから、いよいよメインの密造酒へ。「おじさーん、マッコリ頂戴」マッコリとは、漢字で「農酒」と書きます。白濁色の(甘酒のような)韓国のお酒です。「あいよ」おじさんはテーブルに瓶をドン、と置きます。見たら口が既にあいたビール瓶が一本。「おじさーん、これビールだよー」と私が言うと、「よく見てみぃ」とおじさんは答えます。見ると、ビール瓶の中に乳白色の液体が・・・。コップに注いで見ると、普通のマッコリよりもトロトロした感じ。でも、味はあっさりして、酸味が強い。でもこれが、豚耳や子袋の刺身によく合うのです。気が付いたら、あっという間に一本空けてしまいました。変に甘くなくて、悪酔いしなかったのでよかったです。その後、ゴールデン街のジャズバーでバーボン(IWハーパー)をロックで。今日は面白いお酒を呑んで喜んでいたせいか、悪酔いしていません。密造酒で、どんな結果になるかはらはらしていましたが、どうやらぐっすり健康的に眠れそうです。
2005年06月09日
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今日は、仕事で出張しました。昼時に、出張先に住んでいる投資家さんを呼び出して、一緒にブランチをしました。ホッホッホ(▼ー▼)♪(←あれ?どっかで見たような>笑)私は長期保有を前提としたポートフォリオを組んではいるのですが、毎日保有銘柄の寄り付きと終値、高値と安値、出来高のチェックをすべての銘柄において行います。「長期投資だから板も、チャートも見なくてもOK」という方もいらっしゃるでしょうが、私は毎日見ないと気がすまない。だって、株は毎日ノイズやレミング、イベント・・・数々の圧力によって機嫌がよくなったり(=価格があがったり)、悪くなったり(=価格が下がったり)する「生き物」なんです。株を持つと言うことは、その会社の部分的なオーナーであることです。有価証券報告書、適時情報(ニュース)、大量保有報告書以外にも、適宜、その会社の体調(株価の値動き)をある程度把握しておくことは、取引する・しないは別として大切なことだと思っています。常に手持ちの株の体調を把握しなければ、売り・押し目の絶好のタイミングを逃してしまうからです。しかし、今日は寄り付き前に電車に乗らなければならず、板の状態を把握せずに出張先へと向かいました。11:30に携帯が鳴ります。電話に出ると友人投資家からでした。「あのさー、今日オレ機嫌悪いんだよね~。ロスカットしまくりでさ~」と、友人はまくしたてます。友人の話から察するに、今日は場の状況が悪いのかな?と思っていました。でも、帰宅してTOPIX、日経、JQ指数、先物・・・見てみると終わりはよさそうです。手持ち株を確認すると、なんだか今日はすごい上げ相場で終わっていました。振り返ってみると、友人の飼っている「生き物」(銘柄)と、私の飼っている「生き物」は別物なのです。同じ種類(銘柄・セクター)でも購入時の単価や保有数は全く違う。人の生き物の状況を聞いただけで、自分の飼っている生き物と同値で見てはいけないな~と改めて考えさせられました。<メモ>今日言った出張先では、呑まないで帰ったことがなかったんですが、今日は素面で帰ってきました。復路の新幹線で、ビールが呑みたくなりました(でも我慢)。あ~おっさん化しているかも。女一人で車内でビール煽ってたら、まずいですよねぇ(笑)ということで六条麦茶を飲みながら、マッキンゼーの『バリュエーション』を読み進め、途中で熟睡・・・。
2005年06月08日
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今日は投資のお話を書こうとおもっていた夕刻、一通のメールが入りました。そのメールは、メールのやり取りでしかお話したことがない投資家さんからのものでした。そして今度上京すると言う連絡を貰ったので会う約束をしていたのです。しかし、今週出張先で、その人と偶然会えるはこびとなりました。でも、その敬愛する投資家さんのメールに、「あの、Uさんにも言ったんですけれど、雅さんが男でも構いませんから」ってひとこと書いてあった・・・。・・・。・・・。??…悪友のUが、また余計なことを人に言っているらしい・・・。…断っておきますが、私、ネカマじゃないです...うーん..._| ̄|○きっと男だと思われているので、会うとき難儀しそうです・・・。<お酒メモ>・純米酒オリジナルブランド<静岡> →利益率のためのアルコールを添加していて、純米とはよべないつくり 1合・キリン生ビール中ジョッキ ひとつ
2005年06月07日
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冥府の果実と呼ばれる「柘榴(ざくろ)」。私はこの果物が大好きです。でも、近所の八百屋の札には、いつも柘榴の商品コピーに「人間の味!」と書かれています。だから、お買い得な値段なのに、ちっとも売れていません。さて、黄泉、すなわち「あの世」の世界の食べ物を口にしたら、生の世界に戻れないという神話が、世界各地でみられます。代表的なのが、日本神話のイザナギとイザナミ、そしてギリシア神話です。ギリシア神話のデメテル賛歌の一説に、ざくろにまつわるこんな話があります。~花咲き誇る野原で水仙が鮮やかだった。それに心を奪われたペルセポネ(穀物の種子の象徴)が手を伸ばそうとしたとき、ガイア(大地)が裂けて、死神ハデスが冥界へ連れ去った。ペルセポネの母であるデメテル母神は悲しみ、老女に身を変え、世界中を駆け巡って行方を探した。真相を知ったデメテルはエウレシスの神殿に閉じこもり、豊穣の代わりに飢饉を送りつづけた。人々は飢え、ゼウスなど神々への供物も減った。困ったゼウスはヘルメスを送り、冥府の女王となったペルセポネを母の元に返した。しかし、ペルセポネはハデスの策略により、既に冥府の食べ物(ざくろ)を口にしていた。それゆえ、1年の3分の1をハデスの元で過ごさねばならなかった。デメテルは悲しんだが、それでも娘が帰ってくることは嬉しく、豊穣女神としての職分に復帰することにした。ペルセポネ(穀物の種子)は必ず、1年に1度、ハデス(死)に結ばれて地に落ち、デメテル(大地)が喜ぶ季節の訪れとともによみがえる~ちなみに、ペルセポネは手に麦穂を持つ、乙女座の姿となって、現在に伝わっています。<お酒メモ>モルツ<生>中ひとつ十割(蕎麦焼酎)お湯割ひとつ
2005年06月06日
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今日入っていた予定が突然キャンセルになったので、たまたま居た駅の近くに住んでいる親友Iに会った。彼とはもう10年来の付き合い。生年月日も出生時間も血液型もみんな一緒という縁がある。学生時代には彼の家に悪友たちと集まり、よく徹夜で卓を囲んだり、ゲームをして遊んだ仲。たまたま少し時間があるというので(半年以上会っていなかったということもあった)、待ち合わせをして喫茶店に入った。Iは株を嗜んで1年ちょっとくらいだろうか。最近の近況を話しながらも、投資の話題が出てきた。I「(投資金額がある程度あるから)1日に10万円くらい上下することがあるんだ。最初はすごく動揺したけれど、最近はよくあることだからそんなに気にしない」雅「そうだよねー。私も、毎日もうちょっと動くかな。これがリアルなお金だったら、すごく気になるんだけれど、投資額が額だから、もうそんなに気にならない」I「でも、時々会社の人と話をしていて、うっかり『今日だけで10万円くらい損した得した』って話をするととても驚かれる」雅「うん、わかるわかる」思うに、投資をやっていると、次第に普段の経済活動と投資で運用するお金との乖離が起きてきます。これは運用額の増加とともに、誰もが通る道なのではないでしょうか。たとえば、日経平均が12000円から120円下げたら1%のマイナスになります。よくある話です。この場合、12000円に対しての1%は、JRの初乗りくらいだから「たいしたこと無い」って誰もが感じると思います。でも、運用額100万円の1%は1万円、1000万円だったら10万円、5000万円だったら50万円、1億円だったら100万円が、1日で動くわけです。資金が大きくなればなるほど、その割合に応じて、普段の経済活動と別の金銭感覚を持たなければならない。かつそれでも、平生でいなければならない。これは、投資をする人が持たねばならない、最低限の意識です。多くの人は、何千万、何億も投資につぎ込まなから、多額のお金を運用する人が何気なく言った「1日に10万円増えた減った」という話は、多くの人にとって「こいつはまずいお金の使い方をしている」と懸念される事項になるのです。だって、彼らにとって見れば、投資の10万円だろうが、給与として受け取る10万円だろうが、すべて等しい感覚で捉えるからです。投資をこつこつやっていると、お金の付き合い方、考え方が少しずつ変わってきて、世間とずれがでてきます。だから周りの人とはお金の話ができず、孤独を強いられることが多いです。孤独に耐えられる人はいるかもしれませんが、正直いって孤独でいるよりは仲間がいたほうが嬉しい人のほうが多いはずです。だから投資家さんたちは、いろいろなツールを使ってコミュニティを作るんだと思います。
2005年06月05日
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私が10代のとき。私がデートに応じる最強の誘い文句が「雅、阪神戦のチケットがあるんだけれど、一緒に行かない?」という言葉でした(笑)私はふたつ返事で「うん、いくいく、絶対行く!!」と言っていました。でも、いざ試合を観戦していると、殿方をほったらかしで「いけー!和田!ここでセンター返しせいやー」「マース!ここで打たなあかんで!」と叫んでおりました^^;サヨナラの試合を見たときは、隣にいた虎ファンのおじさんと抱き合う始末。相手の殿方は(あきらかに)呆れた調子で試合を見ていました・・・。そして、そのあと殿方は2度と電話すらくださらなかった。こんなことが、4回ほどありました(爆)普段のイメージと、野球観戦とそんなにイメージが違うのだろうか。10代の頃は必死に悩みました。でも、今は全然気になりません。年をとったのか、阪神ファンが増えて、私みたいな人が珍しくなくなったのか、定かではありません。<お酒メモ>今日はお友達(呑み友達?)の投資家さんたちと4人で、名古屋コーチンを食べに行きました(うまかと・・・嗚呼幸せ^^)花(長野)2合くろさわ(長野) 1合ヱビスビール生 グラス 1つ
2005年06月04日
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「わびさび」とひと括りにされることが多い言葉ですが、私はこの「わび」の心が大好きです。「わび」は茶の湯の「美」のエトスを表します。はかない、寂しげな美をイメージされるかたが多いかもしれませんが、「わび」とはもともと無一物(悟り)の心を表す言葉です。生命力が充実した「無」の美、つまり、のほほんとした温かさと冷厳さの両面を併せ持った状態を指すのです。お会いして「素敵だな」と思う年上のかたは、このような「わび」の心を持ち合わせていらっしゃる方が多いです。私も「わび」の心を持つような、大人になりたいものです。なんてことを書きながら、今日は阪神×ロッテ戦を観ています。先ほど誠の救世主・今岡(打点王)と、ひーやんが連続ホームランを打ったので、すごく興奮。次の打者・矢野がHRを打ったら、3連発だ~と期待してみていました。またロッテに押し出し四球を与えてしまったので、試合はどう転ぶのかなー。(個人的には球児→ウィリアムス→久保田の継投は順序が間違っていると思います)岡田はん、雅がオーナーになったら、許さんで(笑)・・・「わび」の心にはまだまだ遠いようで。追記:わが猛虎軍、勝ちました~。楽天、ヤクルトを撃破してくれぇぇぇぇっっっっ!!(阪神のことになると、性格が変わってしまいます。ごめんなさい)
2005年06月03日
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売買する銘柄を考えるとき、私はいつもその会社が紡ぎだすストーリーを考えます。会社の事業性や収益性、成長へのストーリーを多方面から描き出すのです。たとえば、四季報や財務諸表をみているときに、・潤沢なキャッシュを持つ会社はこのお金をこれからどうやって使うのか・この増資は何のために行ったのか・毎年利益の伸びが20%前後で推移しているけれど、来期はこれを維持するために何をするのか・慎重な見通しを出しているのはどうしてなんだろうこんなことをふと思ったら、店舗とか商品、HPの社長コメントや、はたまた本社まで出向いて様子をこっそり調べます。もちろん、マクロな面からその業界がどう動くのか、法律改正などでその会社に追い風が吹くのか逆風が吹くのか、を考えながら。四半期ベースの決算で腑に落ちないことがでてきたら、時としてIRにお電話をします。IRさんにたらいまわしされたり、冷たくあしらわれても、「私、御社の××の部分にすごく惹かれて、株を買ったんです。まだよくわかっていないので、拙い質問ばかりしてごめんなさい」と伝えたうえで、何度か電話をします。3回くらい電話すると、IRさんも解けてくれます。よく株主だから、って偉そうに言う人がいますが、尊大に振る舞っても、何の得にもなりません。こうしていろんなところから情報収集して、最後にその会社の成長ストーリーを考えます。でも、その物語はいつもハッピーエンドで終わらせてはいけません。時として、分析した後、バッドエンドになることもあります。そうしたら、その会社とはしばらくお別れです。投資において会社の成長の軌跡を描くことは大切ですが、自分の都合のいいように夢想してはいけないのです。私がもしストーリーテラーだったら、好きなお話を描けばいいけれど、投資は「フィクション」ではない。だから自分の紡いだストーリーに、その会社が都合よくついてくることはまずない(その会社の経営者か、大株主だったら別ですが)。だから、いろんな分析をしたうえで、こうなるんじゃないのかな、というリアルなお話を組み立てた上で、そのお話がとても素晴らしいものだったら、投資することにしています。でも、私は神様じゃない。だから時々、自分の描いたお話が壊れてしなう事態に遭遇します。その時は、ショックをうけている場合ではありません。毅然とその銘柄とサヨナラする時なのです。「株に惚れてはいけない」という人がいますが、私は株に惚れてもいいと思います。惚れたからIRに電話したり、懸命に市場調査ができるんです。それは恋愛と同じです。でも、自分の描いたストーリーにだけは惚れ込んではいけません。夢の世界に入って、現実の業績やファンダメンタルを見ることができず、いつまでも成長を思い込んでいたら、いずれ破滅を招いてしまいます。歩みは遅くとも、自分の紡いだ物語が順調に進んでいるとき、そして株価もそれに伴って、じりじり昇っているとき、この上ない長期投資の喜びを、私は味わうことができます。そんな時、とても幸せだな、って思うのです。
2005年06月02日
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「雅は、お酒の神様に愛されている。だから酔わずに愉しく酒をいつも呑んでいるんだよ」昔、こういわれたことがあります。自分でも不思議とたくさんお酒を呑んでも平気だったので、言われた言葉がとても気に入っていました。でも、どうもダメですね。昨日調子に乗って呑んでいたら、帰りの車に揺られた後、ちゃんと歩けなくなってしまいました。気のおけない人と呑むと、やはり酔いが回るのが早いですね。潰れちゃいました^^;)「酒は呑むもの。自分が呑まれたらお終い」これも、酒の師匠に言われたことですが、今は耳がいたいです^^年相応に飲む量を調整しなくてはいけませんね。これも勉強のひとつです。昨晩はバッカスに、少し嫌われたみたいです。Kさん、本当にご迷惑をおかけしました。またありがとうございました。(次のお手合わせ、よろしくお願いします)<お酒メモ>1軒目和食のお店。黒龍2合弱東一 1合翠露 1合2軒目カリラ12Yをシングルのショットで1つギネス 1パイントちょっと。途中で酔ってしまったため、残してしまいました。。。残念です。
2005年06月01日
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