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2019.11.24
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第54話「皇子か公主か」

うっすら雪化粧した紫禁城の朝、翊坤(ヨクコン)宮で新しく入宮した3人の妃のお披露目があった。
炩(レイ)妃・衛嬿婉(エイエンエン)は上位風を吹かせ、恪貴人(カクキジン)・拝爾果斯(バイルガス)氏に上等な龍井(ロンジン)茶だと勧める。
すると愉(ユ)妃・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が、蒙古(モウコ)出身では南方の茶が飲み慣れないのではと気遣った。
恪貴人は確かに普段は乳茶を飲んでいると答え、嬿婉は恥をかいてしまう。
「気が利かなくてごめんなさい…」
「恪貴人妹妹、許してやってね~炩妃は皇上しか気遣えない、他の者は眼中にないの~」
嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)の含みある言葉は、新人3人への最初の洗礼となった。


3人は礼儀正しく上品で、身の程をわきまえているという。
皇太后は皇帝が後宮の争いに懲りて控えめな女子を選んだのだと納得し、皇后も懐妊したのでもう心配ないと言った。
皇帝も自分を遠ざけてはいるが、還暦の祝いに木蘭囲場(モクランイジョウ)で仕留めた熊の毛皮で作った膝掛けを贈り体面は守ってくれている。
また皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は愉妃と一緒に縫った外套を届けていた。

その日、乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は咸福(カンフク)宮の中庭で雪だるまを作る恪貴人を目を細めて見守っていた。
そこへ炩妃が訪ねてきたと報告が…。
恪貴人は皇帝には知らせず、肉が焼けるまで殿内で待つよう勧めて門へ向かった。
すると冷遇されている衛嬿婉が差し入れの雉(キジ)を口実に自分も仲間に入れて欲しいという。
しかし恪貴人は鹿血酒の件を持ち出し、門前払いした。


翊坤宮に承恩(ショウオン)公夫人がやって来た。
しきたりでは母親の参内は妊娠8ヶ月で認められるが、弘暦が6ヶ月で許してくれたという。

しかし如懿は侍医から女の子だと言われたと教え、優秀な侍医なので間違いないという。
母は落胆したが、公主を生んだ後に皇子を産むのもいいと笑った。

宮中での話題はもっぱら皇后のお腹の子の性別だった。
弘暦も江与彬(コウヨヒン)に性別が分かったか確認したが、江侍医は脈が強い時と弱い時があるため、何とも言えないと言葉を濁す。
如懿の前では公主でも構わないと笑う弘暦、しかし如懿はもちろん弘暦の希望を重々、承知していた。


いきなり銀子を渡された田氏は何か頼まれるのかと身構えたが、炩妃はただ自分のことをずっと気にかけていたという。
すると嬿婉はそれとなく揺さぶりをかけて様子を見た。
「皇后のお産の時はあなたが呼ばれるはずね…無事に生まれると思う?」
驚いた田氏はその場にひざまずき、流石に皇后には手出しできないと訴える。
「ご容赦ください、相手は他でもない皇后ですよ?国母である皇后の初めてのお産です
 皇上も太后も心配なさっており、過ちは許されません」
「…ではしっかり仕えなさい」
嬿婉は何も強制せず、田氏を下げた。
侍女・春嬋(シュンセン)は仕送りにも事欠く主人がなぜ見返りも求めず銀子を渡したのかいぶかしむ。
しかし嬿婉は田氏が役に立つと考え、取り込んでおきたいと言った。
「必要になったら動いてもらう」

惢心(ズイシン)のお産が近づいていた。
皇后の脈診に来た江侍医は女の子のようだと報告したが、皇帝の望みは叶いそうだと教える。
「本当に皇子なら用心しないとね…」
如懿は周りの者を失望させたくないと説明した。
江侍医は事情を察し、民間の言い伝えを教えることにする。
するとその日から如懿は四川の料理人に頼んで辛い料理ばかりを所望した。

ある日、嘉貴妃の侍女・麗心が主人の好物だという酢杏(スアンズ)のお裾分けにやって来た。
しかし侍女・容珮(ヨウハイ)は皇后が酸っぱい物を嫌いになったと教える。
如懿はいらないと断ったが、母の勧めでとりあえず受け取っておくことにした。

金玉妍は皇后が酢杏に興味を示さず、辛い物を好んでいると聞いて安堵した。
皇帝は嫡子の皇子を何より重んじるため、公主なら息子の脅威とはならない。
しかし第4皇子・永珹(エイセイ)はもし公主でも嫡母が再び懐妊したらどうするのかと呆れていた。
それからしばらくして金玉妍は無事に第11皇子・永瑆(エイセイ)を出産、あとは皇后が公主を産むのを待つだけだったが…。

雪解けの季節になり、如懿は安産祈願を済ませた。
内務府からはお産の準備で20名の女官が遣わされ、産婆の中には田氏もいる。
容珮は念には念を入れ、皇后が口にする菓子やお産に使う道具など、何度も検査していた。
夜になれば本当は酸っぱい物が食べたい皇后のため、寝所を暗くして就寝したと見せかけてから酸の物を準備する。
すると如懿は布団をかぶり、小さな明かりだけで食べたいだけ酸っぱい物を頬張った。

いよいよ如懿のお産が始まった。
弘暦は奉先(ホウセン)殿にこもり、ひたすら先祖に無事な出産を祈る。
しかし初産の如懿は難産で、丸一日たってもまだ産まれなかった。
誰もが気を揉んでいたが、ついにその時が訪れる。
太監・李玉(リギョク)は一目散に奉先殿に駆けつけ、皇后が無事に出産したと知らせた。
「皇上(ゼエゼエ)皇上、ご報告です(ゼエゼエ)」
「どうだ?」
「生まれました!」
「…公主か?」
「皇子です、皇子です、皇上!」

金玉妍は皇后が皇子を産んだと知り、ようやくまんんまと騙されたと気づいた。
皇子だと知っていたら…知っていたら…。
金玉妍は無能な母だと自分を責めたが、永珹は心配せずとも赤子に負けるはずないと安心させる。
確かに皇帝が一番、期待をかけているのは誰でもない優秀な永珹だ。
金玉妍はあきらめるのはまだ早いと気づき、皇后の嫡子より第4皇子のほうが優秀だと朝臣に知らしめればいいと奮起する。
「命を投げ出す覚悟で賭けに出られる?」
「はい、母上の期待を裏切りません」

一方、翊坤宮は幸せに包まれていた。
弘暦は念願の嫡子に恵まれ、第12皇子に永璂(エイキ)と名付ける。
海蘭は永琪(エイキ)が生まれた時、皇帝が″穆天子伝(ボクテンシデン)″の″璂と琪は玉属なり″から名付けてくれたことを思い出し、2人が良い兄弟になれると喜んだ。


この秋、第3皇子・永璋(エイショウ)と第4皇子・永珹、第5皇子・永琪は父と一緒に狩りに出かけることになった。
3兄弟は訓練場で弓の稽古をしていたが、永璋は暑いと言って早々に帰ってしまう。
永珹はそんな3兄を冷ややかに見送ると、5弟に自分たちは気を抜かずに続けようと気を引き締めた。
「お前の騎射は評判だ、披露してみろ」
「はお!」
しかし永琪は的を外し、やはり4兄には及ばないと言った。

金玉妍は養心殿で献身的に皇帝に仕え、探りを入れた。
「皇上?木蘭囲場へは皇后娘娘も同行するのですか?」
「回復が早いゆえ秋頃なら問題なかろう」
当てが外れた金玉妍は思わず、皇后と片時も離れたくないのかとぼやいてしまう。
弘暦は怪訝そうな顔をすると、永珹の騎射は上達したかと話を変えた。
「永璋には期待できぬゆえ永珹を長子と思って育てている」←結構ひどいw
「ええ(^ꇴ^)!永珹も己の責任の重さを自覚しています」
「そうか、朕も将来は永珹に支えて欲しい」
金玉妍は皇帝の言葉にすっかり気を良くし、永珹の将来に期待した。

永琪は延禧(エンキ)宮へ戻ると、改めて弓術の腕を磨いた。
そこへ海蘭がお茶を差し入れにやって来る。
延禧宮は辺ぴな場所にあるため誰も住みたがらず、そのお陰で親子水入らず、こうしてこっそり弓の練習もできた。
永琪はすでに目隠しで射られるほど上達していたが、母から才能を隠しておくよう命じられている。
確かに4兄は心が狭い、今は力を蓄える時期だと心得ていた。←これもひどいw
しかし12皇子の話になると、永琪は急に不安そうになる。
「母上、義理母上はもう私を可愛がってはくれませんね…」
「何を言うの?あなたは長子でも嫡子でもなく、即位後、初めて誕生した皇子でもない
 義理母上のおかげで今があるのよ?勝手な憶測はやめなさい」
「二度としません」

すると永琪は4兄が馬術と弓術の稽古に今までにないほど精を出していると教えた。
どうやら木蘭囲場で皇帝の歓心を買うつもりらしい。
海蘭は知らないふりをするよう指示し、木蘭囲場では第4皇子のそばを離れないよう命じた。

秋は狩りの季節、皇帝一行は木蘭囲場に天幕を構えた。
ただし草原では風邪を引きやすいため、皇帝の命で幼い皇子たちは擷芳殿(ケツホウデン)で留守番となる。
如懿も永璂を預けて来たが、舒妃(ジョヒ)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)と婉嬪(エンヒン)・陳婉茵(チンエンイン)が残っているので安心していた。
凌雲徹(リョウウンテツ)が木蘭囲場に移って2年、一体どうしているだろうか。

弘暦の狩りにお供しているのは蒙古出身だけあった馬術が得意な恪嬪だった。←いつの間にか嬪
しかしここ2日で獲れた獲物は数匹のうさぎと鹿、山羊だけ…。
弘暦はかつて熊を射止めたこともあったと不満を漏らし、これでは楽しめないと言った。
官吏たちは野生の馬が侵入したので警護を配したため、獲物が近づかないのだと説明する。
すると弘暦は暴れ馬なら自分が手懐けると告げ、午後は皇子と回るので獣を放っておくよう命じた。

金玉妍はそろそろ皇帝が戻る頃だと気づき、永珹を連れて挨拶に向かうことにした。
するとその途中、馬を連れた凌雲徹と出会い頭にぶつかりそうになってしまう。
↓嘉貴妃の頭がデカすぎw

金玉妍は激怒し、永珹に自分を辱めた罪人だと教えて打ちのめすよう命じた。
しかし思いがけず邪魔が入る。
ちょうど天幕に帰るところだった如懿が海蘭と一緒に通りかかり、永珹をたしなめたのだ。
「永珹、奴婢のしつけは他の者にやらせなさい、皇子が手を出すなどはしたないわ」
「承知いたしました」
金玉妍は仕方なく引き下がり、苛立ちながら去って行った。

如懿はようやく凌雲徹と再会を果たし、歩きながら近況を尋ねた。
凌雲徹の話では狩りの時期以外は誰も来ないため、毎日、馬の餌やりや小屋の掃除をしているという。
「痩せたわね?目つきも変わった…」
「毎晩、月を見ると行宮でのことを思い出します
 打たれるのは構いません、ただ濡れ衣で追い払われたことが悔しいのです」
「今は耐えなさい、何のために耐えるかよく考えて」
「堂々と戻れとの言付け、覚えています」
すると凌雲徹は皇后に感謝を伝え、改まって頭を下げた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)5阿哥も12阿哥も『えいき』になっちゃう〜
あそうか、日本語読みだもんね〜と思ったら
ぴんいんでも『よんちー』だった件…何が違うのかな?





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最終更新日  2019.11.24 23:52:51
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