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2019.12.08
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第57話「絶望の果てに」

第10皇子が急逝した。
その夜、乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は傷心の舒妃(ジョヒ)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)を見舞うため春雨舒和(シュンウジョワ)館へむかう。
すると寝所から懐かしい詩が聞こえてきた。

意歓が書き写していたのは、かつて弘暦が孝賢(コウケン)皇后を偲び詠んだ詩だった。
「いつか私が逝っても偲んでくださるかしら…」
「主儿、不吉なことを言わないでください」
侍女・荷惜(カセキ)が諌めていると、ちょうどそこへ皇帝が入ってくる。

「若いゆえ、また身ごもれる」
「(フルフル)私は身体が弱く懐妊しにくい…薬を飲み続けやっと授かったのです」
意歓は皇帝の子を守れず、恩情に報いることもできず、自分にできるのは皇帝の詩を書き写すことだけだと涙する。
弘暦はそんな舒妃をなだめ、神経が休まる薬を自分で飲ませてやることにした。
やがて皇帝の腕の中で眠りに落ちた意歓…。
弘暦は安らかな舒妃の寝顔を眺めながら、回復したらもう一度やり直そうと決意するのだった。

鹿血酒の一件以来、冷遇されていた炩(レイ)妃・衛嬿婉(エイエンエン)は、暇に任せて皇帝の好きな崑曲の稽古に勤しんでいた。
そんなある日、侍女・瀾翠(ランスイ)が養心殿の太監・進忠(シンチュウ)から皇帝が散策に来るというお気に入りの場所を吹き込まれ、主人を園中苑へ案内する。
嬿婉は歌声で皇帝の気を引くつもりだったが、実は付近を散歩していたのは皇后だった。

歌声を耳にした烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)はすぐ炩妃だと分かった。
太監・三宝(サンポウ)の話では炩妃が最近、崑曲の師匠を見つけて歌を習っているという。

そこで容珮(ヨウハイ)はすぐ園中苑へ向かい、炩妃に皇后からの罰を言い渡した。


皇后に処罰され機嫌が悪い嬿婉、すると回廊に進忠が歌いながら現れた。
そこでようやく嬿婉は進忠がわざと瀾翠に嘘を教えたのだと気づく。
進忠は炩妃が凌雲徹(リョウウンテツ)が戻ってからというもの、自分を無視しているとひがんでいた。
しかし嬿婉は凌雲徹など忘れたと誓い、進忠だけが頼りだと猫撫で声を出す。

「もちろん助けますが、私は奴婢でしかない、自力で這い上がらねば…」
進忠は周りの情勢を見極めるよう進言し、第10皇子を失って皇帝から同情され、皇后とも仲が良い舒妃が立ち直れば厄介だと指摘した。
「舒妃は心身共に弱っている、ひと押しで倒れます」
進忠は馴れ馴れしく嬿婉の手を握りしめ、今まで張り巡らせた策を無駄にしないよう助言した。

衛嬿婉は仏堂で舒妃を待ち伏せした。
そこであらかじめ準備していた薬湯を差し出し、実は舒妃と同じ子宝の薬を飲んでいたと告白する。
薬の匂いを嗅いだ意歓は確かに自分の薬だと気づき、なぜ炩妃が処方を知っているのか訝しんだ。
すると嬿婉は子供欲しさに舒妃の薬の出し殻を調べたと白状する。
「でも飲む量を増やしたのに効果はなし、姐姐、あなたは薬をやめて身ごもった…
 おかしいと思わない?子宝の薬なのに懐妊しなかったのよ?
 それで宮外の医者に処方を見せたわ、ひと目で分かったそうよ?」
嬿婉は皇后から何も聞いていないのか確認した。
意歓の話ではただ薬を飲み過ぎるなとしか言われていないという。
「そう、なら教えてあげる、私たちが飲んでいたのは子宝の薬ではない、避妊薬なの」

「…嘘よ」
意歓は到底、信じられなかったが、嬿婉が処方箋を見せた。
そこには都でも屈指の名医の見立てで、確かに″妊娠を回避する薬″と書いてある。
激しく動揺した意歓は逃げるように仏堂から出て行くと、嬿婉は証拠となる処方箋を燃やしておいた。

弘暦は信頼を寄せる第4皇子・永珹(エイセイ)を呼び、頼んだ仕事をうまく処理できたと褒めていた。
その時、李玉(リギョク)が制止するのも聞かず、舒妃が入ってくる。
「尋ねたいことが…」
思いつめた様子の舒妃を見た弘暦は永珹と李玉を下げ、話を聞くことにした。

意歓は長年、皇帝から飲まされていた子宝の薬が実は避妊薬だったと知っていた。
仕方なく弘暦は、この世には追求しない方が良いこともあると言葉を濁す。
しかし意歓は追及されるのが怖いのかと迫り、自分を身ごもらせたくなかったのは皇太后に推挙された者だからだと指摘した。
「私の真心は皇上に全く伝わっていなかったのですか?」
「…数年かけてやっと分かりかけたところだ、そこへ追及を受けている
 舒妃よ、そなたと朕の縁はこれまでなのか?修復の余地はないと?」
意歓は皇帝を困らせるのが嫌で皇太后の口添えを断って来た。
純粋にも愛する人と添い遂げられると信じて来た意歓、結局、母子の駆け引きの駒にしか過ぎなかったとは…。
すると弘暦は自分も苦渋の決断だったと声を荒げた。
「朕の真心や苦しい立場を理解している者がどれだけいると思う!」
「私が愚かでした…心を尽くしてお仕えしていれば応えてくれると思っていたのに…
 若い娘の夢など、絵空事に過ぎないのですね」
意歓は急に身体の力が抜けてへたり込んだ。
「舒妃、子は失ったがそなたとはやり直すつもりだった、だが朕はもうそなたに見限られたようだ…」
弘暦はそう言い残し、政務に戻ることにする。
「ええ、全て私が間違っていました
 寺院でお見かけした皇上にひと目惚れしたことも…
 ご存知ですか?先ほど私がここへ入って来た時、皇上は威風堂々としてご立派でした
 初めてお会いした時とまるで同じ…私が生涯、目にした中で最も美しいお姿です」
すると意歓は叩頭して別れの挨拶とした。

春雨舒和館に戻った意歓は1人になりたいと頼んだ。
そこで侍女たちに第10皇子の三十五日忌なので仏堂で供養するよう命じる。
寝所に入った意歓は扉のかんぬきを通すと、写しておいた詩を燃やし始めた。
すると皇帝の詩にも自分の過ちに気づいた一節がある。
「″ようやく分かりし過ちに 心 寂しく戸惑う″…
 ″紅涙(コウルイ)ひそかに垂(シズ)る″…
 ″満眼(マンガン)の春風 百事 非なり″…
 ″ようやく分かりし過ち″…全ては過ちね」
日が暮れる頃、荷惜たちが仏堂から戻ると春雨舒和館は火に包まれていた。

如懿は春雨舒和館が火事だと報告を受け、慌てて駆けつけた。
しかし火の勢いは激しく、どうやら舒妃が自ら火を放ったようで、建物は全焼だという。
衝撃を受けた如懿は急に腹痛に襲われ、そのままお産が始まってしまう。

弘暦は純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)と一緒に天地一家春(テンチイッカシュン)に駆けつけた。
李玉の話では舒妃を火事から救えず、衝撃を受けて早産になったという。
蘇緑筠は身重の皇后に衝撃を与えるとは何事かと激怒したが、その時、殿内から産声が聞こえた。

如懿は女児を出産した。
和嘉(ワカ)公主が生まれて以来、8年ぶりの公主となる。
弘暦は美しい顔立ちの公主に目を細め、時宜を得た誕生のため″万事良い″の意で和宜(ワギ)公主、犀(サイ)のようにたくましく育つよう璟兕(ケイジ)と名付けた。
産後間もない如懿だったが、弘暦の姿を見ると真っ先に心配していた舒妃の様子を尋ねる。
弘暦は思わずうつむき、舒妃の葬儀は内務府に任せるとだけ伝えた。

そんな中、生まれたばかりの和宜公主を診察していた江与彬(コウヨヒン)が慌てて戻って来る。
実は公主に心疾患が見つかったというのだ。
乳児に見られる病で乳があまり飲めず、汗をかき、顔が紫色になるという。
成長しても体力がつかず、治療法も確立されていないため、注意して養育するしかない。
驚いた弘暦はすぐ侍医を全員、集めるよう命じた。
「何という日だ…舒妃が亡くなると同時に第5公主が生まれたが…
 舒妃が災いをもたらしたのか?」←もういい加減にしろw
「10阿哥も5公主も生まれつき身体が弱いだけです」
如懿は舒妃に罪はないと訴え、責めないで欲しいと言った。

皇后の出産が終わったが、舒妃の急逝や南方の水害、その上、誕生した第5公主が病気ということもあり、侍医と産婆の報酬は減額された。
娘の薬代で銀子が必要だった田氏は落胆し、思わず涙が出てしまう。
するとちょうど庭園にいた嬿婉が気落ちする田氏を見かけた。
事情を聞いた嬿婉は銀子を渡し、いずれ世話になると告げる。
さすがに田氏は遠慮したが、侍女・春嬋(シュンセン)から誰に親切にされたか覚えておいてくれればいいと言われた。

その夜、容珮は皇帝から第5公主に安眠効果がある枕が届いたと報告した。
実はその時、李玉から舒妃が皇帝と会う前、仏堂で炩妃と一緒だったと聞いたという。
如懿は明日、炩妃から話を聞くと言ったが、翌日、先に炩妃を呼びつけたのは皇太后だった。

皇太后は舒妃が自害したと知るとすぐ、侍女・福珈(フクカ)に調査させていた。
炩妃の企みだったと知った皇太后はしばらく炩妃をひざまずかせ、やがて舒妃と第10皇子の命を奪った件で追求を始める。
衛嬿婉は否定したが、皇太后は舒妃が自害する前に子宝の薬に言及したと教えた。
「あの薬の真相を知るのは皇帝と斉汝(セイジョ)、そしてあいじゃも少しは知っていた
 だが舒妃に真相を教えたのはあいじゃでも皇帝でもない…」
꒰⌯͒ ・᷄ὢ・᷅)oO(あれ?皇后も…@嬿婉
同じ子宝の薬を飲んでいた炩妃が突然やめたのは、おかしいと気づいたせいだろう。
舒妃は皇帝の部屋に行く前、仏堂で炩妃と会っていた。
真相を教えたのは炩妃しかいない。
「我が子を失い悲しみに暮れているところへ、薬の真相を明かし追い打ちをかけた…違うか?」
すると皇太后は福珈にある物を炩妃に見せてやれと命じた。
福珈が持って来た化粧箱には薬が何包も入っている。
「その薬はそなたが懐妊中の舒妃に飲ませようとした物だ
 毎日、ひと袋ずつ飲むのならば、こたびの件は不問に付す」

つづく

(^ꇴ^)ようやく「李玉ーっ!」で如懿の声がはっきり聞こえたw
意歓って嫁いでからどれくらいなのかな?
今回ばかりはあいじゃと同じだな〜愚かなことを…





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最終更新日  2019.12.08 12:03:05
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