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2020.01.12
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第65話「悲しみの雪」

皇后が産気づいたのはちょうど陽が傾いた頃だった。
知らせを聞いた婉嬪(エンヒン)・陳婉茵(チンエンイン)はどうにも落ち着かず、鍾粋(ショウスイ)宮を訪ねて純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)と一緒に経を読むことにする。
その頃、翊坤(ヨクコン)宮では烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)の苦しそうなうめき声が聞こえていた。
侍医・江与彬(コウヨヒン)の言った通り予定より2ヶ月も早く、逆子のために難産が予想される。
偏殿で待機していた乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)と愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は気が気でないが、必ず無事に生まれると太鼓判を押す欽天監を信じて待った。
「公主なら固倫(コリン)の称号を授けよう
 皇子なら名前は…″永璟(エイケイ)″だ、″玉の輝き″の意だ」


明け方になってもまだ子供は生まれなかった。
永寿(エイジュ)宮では炩妃(レイヒ)・衛嬿婉(エイエンエン)が侍女・春嬋(シュンセン)に事が済んだら産婆の田(デン)氏に約束通り包(ホウ)侍医の処方を渡すよう命じておく。
娘を溺愛する田氏は病が治ると信じているようだが、遺伝による難病では完治するはずがなかった。
実は包侍医の処方はあくまで苦痛を緩和するだけに過ぎない。
春嬋は田氏に処方が無用だとバレるのではと心配したが、嬿婉は気にしていなかった。
「…皇后のお産で失敗して無事でいられると思う?」

陽が高くなる頃、如懿は苦しみ抜いた末に皇子を出産、そのまま気を失った。
江与彬は偏殿で待つ皇帝の元へ産婆を連れて駆けつけたが、田氏の思わぬ報告に弘暦は立ちくらみを起こす。
皇后は確かに皇子を産んだが、実は生まれた時にすでに息がなかった。
「皇后娘娘はご高齢で身体の機能も衰えています、お腹の子も胎位が異常だったうえ、
 早産という不運が重なったためです」

恐れおののいた田氏は、民間では母親の運が強すぎると死産になるという言い伝えがあると訴える。
その話を聞いた欽天監は自らの保身のため、どさくさに紛れて便乗した。
「皇上!皇后娘娘は戊戌(ボジュツ)の年、2月10日、酉3刻の生まれ、強運の持ち主です
 紫微星と合わされば吉祥の子が誕生します、ですが皇后娘娘の強運が紫微星をはねのけたのです
 つまり夫の運を妨げ、子を害する不吉な相なのです!」

驚いた欽天監は生母が克死させたのだと責任逃れ、第5公主が幼くして亡くなったのも皇后の命運が影響していたと畳み掛けた。
しかし結局、産婆たち全員が罷免となり、皇后を侮辱した欽天監も職を解かれ追放されてしまう。
皇子への期待が高かっただけに弘暦の失望は大きかった。
如懿の様子を見には来たものの、第13皇子の亡骸とは対面せず、如懿が目を覚ますのを待たずに帰ってしまう。

…乾隆20年、皇13子・永璟逝去、悼瑞(トウスイ)皇子に追贈され端慧(タンケイ)皇太子の陵墓に埋葬…

如懿はなかなか目を覚まさなかった。
海蘭は如懿が再び子を失ったと知った時の悲しみを思うと胸が痛い。

外はまた雪が降り出した。
「寒さは人を苦しめるわ…」
そこへ皇后を心配した蘇緑筠と穎(エイ)妃・巴林(バリン)湄若(ビジャク)が駆けつけた。

如懿が目を覚ますと海蘭たちの心配そうな顔が見えた。
「?赤ん坊は?会いたいわ」
「姐姐…13阿哥は姐姐と縁がなく、先に逝ってしまったの…」
海蘭は隠してもいずれ分かることだと覚悟し、実は難産でお産に時間がかかり子供を守れなかったと伝えた。
まだ意識が戻ったばかりの如懿は何とか事情を飲み込もうとしながら、子供はどこなのか尋ねる。
しかし皇子は皇帝の計らいですでに送り出されていた。
「…欽天監は吉祥の子と言ってなかった?その子がなぜ?なぜ生まれてすぐ亡くなるの?」
「口から出まかせです…ある時は吉祥の子と言い、ある時は皇后娘娘が克死させたと…」
湄若はうっかり口を滑らせ、海蘭と蘇緑筠に止められた。
咄嗟に海蘭は欽天監なら罷免されたと安心させ、皇帝が第13皇子に永璟と名付けたと教える。
「…皇上は?」
「皇上は朝議に行ったわ、あとでお越しになる」
「永…?」
如懿は名前を聞き直した。
「永璟…」
海蘭が改めて名前を教えると、如懿は堰を切ったように泣き出した。
。゚(∩ω∩`)゚。

その夜、欽天監が荷物をまとめていると、春嬋が口止め料を持って来た。
指をなめては銀票の枚数を数える欽天監、すると銀票に仕込まれた毒で暗殺されてしまう。
すると春嬋はお茶にも同じ毒を入れ、欽天監が自害したと偽装して出て行った。

如懿は意識が戻ったものの、今度は眠れなくなった。
江与彬は滋養のつく眠り薬を届けたが、如懿はどうしても納得がいかない。
「江与彬?この7ヶ月あなたは毎日、私の脈を診ていたけど問題なかったでしょう?」
「確かに安定していました」
しかし侍医は出産には立ち会えず、離れて見守ることしかできなかったという。
するとこれまで黙っていた容珮(ヨウハイ)が我慢できず本音を漏らした。
「田氏はひと月かけても胎位を直せませんでした
 分娩時は一晩中さすって皇后娘娘に苦痛を与えるも…結局、死産でした
 娘娘、私は何か裏があると思います」
「…逆子のことは田氏にしか分からない、産婆たちを尋問するよう皇上にお願いして」

弘暦は如懿の希望ならと産婆の尋問を認めた。
「少しは心が慰められるだろう…」
乾隆帝の侍女・毓瑚(イクコ)は拝命し、実は欽天監が自害したと報告する。
弘暦は自業自得だとしながらも、歴代の君主が重視してきた天象を完全に否定できなかった。
「皇后娘娘にお会いにならないのですか?
 皇后娘娘が皇子を克死させたと本気で信じていらっしゃると?」
「信じたくはない、だが皇后は…まあいい、やめよう」

産婆たちは収監され、慎刑司で尋問が始まった。
一方、容珮は衰弱した主人を心配して薬湯を勧めていたが、如懿は飲もうとしない。
「眠れないの…目を閉じると………お腹に永璟がいるようで…」
。゚(∩ω∩`)゚。
容珮は涙があふれそうになるのを必死でこらえ、何とか平静を装った。
しかしやはり如懿は薬湯を拒否、ただ一点だけを見つめ、大粒の涙をこぼしている…。
容珮はこんな時に皇帝がそばにいてくれたらと恨めしいが、主人には皇帝も多忙なだけで皇后を忘れたわけではないと励ますしかなかった。

尋問の末、田氏は誰かの指示ではなく、個人的な恨みで皇后のお産をわざと長引かせたと白状した。
すると事の顛末を聞いた弘暦がようやく翊坤宮に現れる。
「悪辣な田氏は自ら命を絶った…もう忘れて養生に努めよ」
しかし如懿は合点がいかず、動機は何かと聞いた。
報告によれば第5公主の出産の時、産婆の褒美を半分に減らしたことへの恨みだという。
当時、田氏はちょうど金に困っており、手当の減額に怒っていたらしい。
如懿はそんな理由で皇子を殺めるなど到底、考えられないと憤った。
すると弘暦は思わず本音が出てしまう。
「田氏だけが悪いわけではない、朕は永璟の誕生を待ち望んでいた
 だが紫微星はそなたの命運と合わず、子も死んだ…」

「皇上はつまり私が克死させたと?欽天監は正しかったとおっしゃりたいのですか?」
「…もうやめよ、永璟の話題は耐えられぬ、もう忘れたい
 互いに傷が癒えたらまた会おう」
弘暦は如懿の目をまともに見れないまま、翊坤宮を出て行った。
弘暦の態度にただ唖然となる如懿…。
そんな如懿を慰めてくれたのは、まだ幼い第12皇子・永璂(エイキ) だった。
「額娘~弟弟が死んで妹妹も死んでしまいましたが、額娘には私がいます」
。゚(∩ω∩`)゚。

その頃、田氏の亡骸が密かに城外へ運び出されていた。
その様子を衛嬿婉と春嬋が楼閣からながめている。
「抜かりはないわね?」
「はい、そばに進忠(シンチュウ)太監がいたので余計なことは言えなかったようです」
「息子や娘を盾に脅されたら逆らえないわ」
「…息子は私たちと接点がありませんが、娘は包侍医の処方を持っています」
そこで嬿婉は春嬋が城外へ出た折に娘を訪ねるよう命じた。

宮中では皇后が娘も息子も克死させた強運の持ち主で、占い師によると天涯孤独の命運、子供の次は夫を死なせるとまことしやかに囁かれていた。
翊坤宮では巴林湄若が嫌な噂ばかりだと嘆き、皇帝に舌を切ってもらおうと訴える。
しかし如懿はバリン部が功績を立てて寵愛されている穎妃に関わらないよう忠告した。
「感情に任せて台無しにしてはだめよ」
根も葉もない噂は宮中ではありふれたことだ。
如懿も割り切ってはいたが、疑いの目は鋭利な刃物より心に刺さるとこぼす。
すると海蘭が容珮に第12皇子を養心殿へ連れて行かせたと教えた。
「皇上も12阿哥の顔を見れば心が慰められるかも…」
子はかすがい、海蘭は疎遠となった2人の関係を修復させようと思ったが…。

永璂が養心殿を訪ねるとちょうど炩妃が来ていた。
(๑ •·̫•)<兒臣請皇阿瑪っあ〜、炩娘娘ぁ
弘暦は永璂を近くに呼び、父に会いたい時はいつでも来るよう告げる。
「では母上が父上に会いたい時は?」
「…母上は父上に会いたくないのだ」
弘暦は永璂の言葉に胸が痛み、李玉(リギョク)と凌雲徹(リョウウンテツ)に永璂を送っていくよう命じた。
「父上、御花園で母上の好きな梅の花を摘みたいのです」
「では寄って行くといい、李玉、頼んだぞ」

永璂は李玉と凌雲徹と手を繋いでまだ雪が残る御花園にやって来た。
「母上は梅の花が大好きなんだ
 毎年、冬になると父上から梅の花が届くのに今年は届かない…」
李玉は咄嗟にそのうち届くと伝え、幼い皇子の不安を和らげた。
「母上は何色の花が好きか知っているか?」
「12阿哥、私が当ててみましょう…緑色と白です、咲いていなければ紅梅でも良い」
凌雲徹の返答に永璂は感心すると、背の高い凌雲徹に抱き上げてもらい自分で梅の枝を折った。

如懿は床を離れてから写経に没頭していた。
この数日ですでに99巻も書き写している。
そこへ元気な声で永璂が帰って来た。
<額娘~っ!我回来啦~!(((๑ •·̫•)<請額娘あ~

永璂は母に梅の花を贈ると活けて欲しいと頼み、容珮が着替えに連れて行った。
すると如懿は凌雲徹を引き止め、話したいことがあるという。

つづく

(꒦ິ⌑꒦ີ)如懿に泣かされた~でも新年にはちょっと重過ぎるw
それにしても12阿哥が可愛過ぎる〜( ๑≧ꇴ≦)





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最終更新日  2020.01.12 16:07:17
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