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2021.02.26
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第8話「宮廷の秘薬」

茗薇(メイビ)は十三皇子のおかげで小魚(ショウギョ)の無念を晴らし、笑顔が戻った。
そんなある日、儲秀(チョシュウ)宮に納蘭(ノーラン)貴妃と徳(トク)妃が視察にやって来る。
蓉月(ヨウゲツ)は真っ先に叔母に挨拶すると、徳妃がすかさず納蘭家の令嬢とあって資質も美しさも格別だと絶賛した。
すると納蘭貴妃が茗薇に目を留める。
「どこの家の娘?」
「貴妃娘娘(ニャンニャン)にお答えします、父は鑲黄旗(ジョウコウキ)の英禄(エイロク)です」
「雅拉爾塔(ヤラルタ)家ね」

納蘭貴妃も確かに容姿も悪くないと言ったが、ただ度胸も人一倍だと聞いているという。
|ω・`).oO(まさか私の噂が広まってるの?これは警告?それとも…
茗薇が困惑していると、徳妃が助け舟を出した。
「阿哥(アーグァ)たちが話していました、率直な性格で、勇敢で情義に厚い秀女がいると…
 度胸と見識を備えた姑娘(グゥニャン)とはなかなか珍しい」
「…阿哥たちが注目するのだからよほどのことね~」
「姐姐(ジェジェ)、ごらんください、この目元、私の若い頃に似ています」
徳妃はうまく話をそらすと、そこで貴妃は帰ることにした。
茗薇が褒められる様子を不満気に見ていた蓉月、すると足元に徳妃のかんざしが落ちていることに気づく。
蓉月は人知れずかんざしを拾うと、生意気な茗薇を懲らしめることにした。



その夜、秀女たちは突然、叩き起こされ、中庭に集められた。

宦官たちは一斉に房間の捜索を始めると、驚いたことに茗薇の部屋からかんざしが見つかった。
身に覚えのない茗薇は誰かに陥れられたと訴えたが、嬷嬷(モーモー)から認めないならひざまずけと命じられてしまう。
小春(ショウシュン)は茗薇とずっと一緒にいたと証言し、濡れ衣だとかばったが、勝気な茗薇はひるまなかった。
「大丈夫、今夜は暑いし涼むのにちょうどいいわ」

やがて宮中は雷雨になった。

「小薇!罪を認めれば戻っていいそうよ?」
「嫌よ、私は盗んでいないのに…」
茗薇は意地でも動こうとしなかった。

翌朝、四皇子は長春(チョウシュン)宮で母と朝食を取っていた。
そこへ侍女が駆けつけ、徳妃に昨日、紛失したかんざしを届ける。
かんざしは儲秀宮のある秀女の部屋で見つかったが、秀女は罪を認めず一晩中ひざまずいていた。
徳妃はその秀女があの茗薇という娘だと知り、すぐ濡れ衣だと気づく。
自分が褒めたその日に罰を受けるとは…。
徳妃は長年の宮中暮らしでこんな小細工をよく見て来たという。
しかし弱者は淘汰されるのが後宮、徳妃は同情しながらも手を差し伸べるつもりはなかった。
すると四皇子は茗薇が嫉妬で陥れられたのは十三弟のせいもあると説明する。
「十三弟が彼女を見初めたからだと…」
「…救済金の一件ね?噂は聞いているわ、恨みを買うと危険も多くなる」
四皇子は十三弟が言うには機転の利く娘だと褒め、茗薇に情けをかけてもらえないかと頼んだ。
そこで徳妃は茗薇にこのかんざしを褒美として与えたことにして事を収めることにする。
四皇子はこの機に2度と厄介ごとが起きないよう、自ら儲秀宮に行くことにした。

その頃、儲秀宮では嬷嬷が改めて茗薇に罪を認めるよう迫っていた。
しかし茗薇は頑なに否定し、掟通り杖刑を命じられてしまう。
その時、突然、四皇子が現れた。
四皇子は髪飾りを差し出すと、これは徳妃が茗薇に下賜した品だと説明する。
すると蓉月は思わず不満を漏らした。
「そんなはずは…」
「納蘭蓉月よ、私の調べに何か不満でも?」
「いいえ」
「一件落着だな、今後、汚い小細工で他人を陥れる者がいれば、私が厳しく処罰する、良いな?」
茗薇は朦朧としながら四皇子に拝礼したが、そのまま意識を失って四皇子の胸の中に倒れてしまう。

一晩、雨に打たれていた茗薇は風邪を引いた。
激しく咳き込み苦しむ中、茗薇はおぼろげな記憶の中で、誰かに焼きみかんの作り方を教えてもらった事を思い出す。
すると外から焼きみかんの匂いが漂って来た。
茗薇が房間から出てみると、中庭で四皇子が自らみかんを焼いている。
…彼だわ!あの雰囲気こそ私が探していた人よ!彼に会うために私はここに来たのね!…
その時、茗薇に気づいた四皇子がみかんをくれた。
四皇子はこれを食べると咳が止まって風邪も治るという。
「四爺?これは誰もがご存知の方法ですか?」
「私の乳母が教えてくれた、他の者は知らぬだろう」
「…他の方に作って差し上げたことは?」
「ある、1人だけだが」
「どなたに?!私も忘れていたんですが、このみかんを見て思い出して…
 四爺、以前、お会いしませんでしたか?」
「ぁ…何の話か分からないが…あとで侍医を呼んでおく」
四皇子は茗薇の話に困惑し、帰って行った。



茗薇は四皇子こそタイムスリップしてまで探し求めていた相手だと勘違いした。
そこで風邪が治ると早速、四皇子を探しに向かう。
「ドラマだと阿哥や王爺は毎日、挨拶に来るのよね…長春宮をずっと見張ってるのに来ないな~」
しかし運悪く十三皇子に見つかった。
「私に会いに来たのか?」
「お花畑かっつーの」
「…長春宮を見てるってことは…(はっ)十四弟へ仕返しに?」
茗薇は全く耳を貸さず、長春宮を見つめている。
「まさか…四哥か?!」
「ちっ違うわ、道に迷って通りかかっただけよ!」
十三皇子は焦った茗薇を見て図星だと分かった。
驚いた十三皇子は冷静沈着な四兄に近づきたいなら、まず自分に近づけと気を引く。
「マジでムカつく(欠)!」
「″欠″?」
しかし茗薇は十三皇子から四皇子の情報を聞き出せばいいと思いついた。
すると十三皇子は明日、卯の刻に西南の門へ来いと言って帰ってしまう。

四皇子のことが知りたい茗薇、かと言ってそのために十三皇子に会うのは憂鬱だった。
そこで小春を誘って待ち合わせ場所に行ってみると、十三皇子と一緒に皇太子がいる。
「太子爺…先日は疑ってすみませんでした…」
「過ぎたことだ」
皇太子は笑って許すと、美しくしとやかな小春を一目で気に入ったようだった。
実は茗薇が小春も連れてくると踏み、十三皇子も皇太子を誘って来たという。
「どこへ行くの?」
「四哥について知りたければついて来い」
こうして皇太子は小春を、十三皇子は茗薇を馬に乗せ、遠乗りに出かけた。

皇太子は小春が馬酔いしたと気づき、十三弟を先に行かせて休むことにした。
そこで小春を馬から下ろし、倒木に手巾を引いて座らせる。
「宮中へ戻ったら甘草を届けよう、めまいを治すツボがある」
皇太子は思わず小春の手を取ると、驚いた小春が慌てて手を引っ込めた。
「太子爺、いけません、自分で押します」
小春は気分が楽になったが、何不自由ない身分の皇太子がなぜ薬草やツボに詳しいのか不思議だった。
すると皇太子は実際は違うと吐露する。
大清の祖先は馬を駆り天下を取ったため、皇帝は満洲人の伝統を重んじて皇子たちに騎射を学ばせた。
特に皇太子には厳しく、甘えなど許されなかったという。
十三弟や十四弟のような天賦の才もなく、地道に努力していた皇太子は怪我も日常茶飯事、しかし誰にも迷惑をかけないよう自分で手当てを覚えたのだった。
「太子爺はあの湖中の木のようですね…流れの中でも根を張り、自分らしさを失わない」
小春は皇太子の人柄をそう例えた。



一方、十三皇子と茗薇は一足先に湖に到着していた。
茗薇は絶景に感激すると、十三皇子はそんなに珍しいのかと笑う。
「この世にはもう1つ世界があるの、そこで人々はただ黙々と働き、ひたすらお金を稼ぐ
 ある日、ふと思い出して夜空を見上げても星が1つも見えない」
「そんな世界が?…気の毒だな」
十三皇子は夢で現代にワープしたことなどすっかり忘れていた。
「古文で読んだわ、″大人物はさっぱりと思慮を捨て 天を幌に 地を車に(※)″
 つまりあなたの志は皇宮六院ではなく、この山水の中にある
 朝堂の生活より自由な生活の方が好きなのね?」
「おお?なぜ分かった?」
「当たったならご褒美をちょうだい!」

茗薇は早速、四皇子について質問責めにした。
四皇子の散歩の場所は練武場、くつろげる場所は十三皇子の寝宮、好物は梅の花餅・冬瓜の餃子・七巧点心…。
すると十三皇子は自分の好物まで教え始めた。
「私は茉莉花(マツリカ)茶が好きで、お茶請けには栗餅が絶品だ!」
「…聞いてないでしょう?」
茗薇はあきれて質問をやめたが、その時、大空を舞う鷹を見つけた。
十三皇子は指笛で自分の鷹を呼ぶと、茗薇も真似をしたが上手く音が鳴らない。
そこで十三皇子が吹き方を伝授し、茗薇はすぐコツをつかんで指笛を会得した。

儲秀宮での秀女教育が終わった。
明日はいよいよ本選だが、茗薇は皇帝にも皇子にも嫁ぎたくない。
(´ ・ω・)<300年の時を超えて来たのに、私は忘れられてるなんて…
(* ˙꒳​˙)?<何を言っているのか全然、分からない〜@春

その夜、茗薇は床に入っても眠れなかった。
…どうしよう、康煕(コウキ)帝はもちろん、阿哥に選ばれるのも嫌よ、どうしたらいいの?…
その時、房間の窓紗に辮髪の人影が映る。
茗薇はこんな夜更けに曲者かと気になり、そっと戸を開けて回廊を見た。
すると敷居に小さな紙切れがある。
中には″仮病″と書かれていた。

つづく

※淮南子の道応訓から「是故大丈夫恬然無思 澹然無慮 以天為蓋 以地為輿~」

( °ㅅ° )・・・・・・( °◊° )え?
これでいいのかってほど雑だけどw四皇子の質問責めは若㬢へのオマージュでしょうか(^ꇴ^)





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最終更新日  2021.04.05 21:07:33
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