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2021.02.25
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第7話「皇太子の危機」

殺された小魚(ショウギョ)の無念を何とか晴らしたい茗薇(メイビ)。
しかし皇太子派の十三皇子と八皇子派の十四皇子、どちらが信用できるか決めかねる。
茗薇は居所に戻ってひとり悶々としていたが、そこへ小春(ショウシュン)が差し入れを持ってやって来た。
「ねえ?小春だったら十三爺と十四爺、どちらを信用する?」
「話したこともないのに分からないわ、ただ噂によれば十三爺は若き英雄、十四爺は知恵者
 どちらも立派な方だとか?」
「褒めなくていいの~」

「誰が太子派で誰が八皇子派なんて、どうして知っているの?」
「もちろん本で読んだのよ」
「本?朝廷内部の噂が何の本に載ってるの?」
「歴史書よ~(はっ)つまり姓が″歴″で名が″史書″っていう作家の本(汗)
 とにかく二派が皇位を争っているって話」
驚いた小春は声をひそめるよう警告し、誰かに聞かれたら首が飛ぶと焦った。
しかし茗薇は皇位争いなど興味がなく、問題は十三皇子と十四皇子のどちらを信じるかだという。

翌朝、茗薇は十三皇子を訪ねた。
そこで実は小魚から災害救済金着服事件の証拠を託されていると告白したが、十三皇子はすでに見抜いていたらしい。
ともかく茗薇は小魚の家族の潔白を証明するため、皇帝に証拠を渡したいと訴えた。
例え皇子だろうと自分の行いの責任を取るべきだという。

「君の力で何ができる?」
「無力は承知だけど、このままでは小魚が浮かばれない、私も責任を感じているの
 小魚を励ますべきではなかったのかも…でも今さら知らないふりはできないわ」
茗薇は皇帝に証拠を渡し、皇太子と九皇子を罰して欲しいと願ったが、十三皇子に断られてしまう。
「これは皇室の名誉の問題だ、皇子の醜聞は皇室に対する非難を招く、皇阿瑪には言えない

十三皇子はそのために裏取引すると教えた。
茗薇の正義感と勇気には心から敬服するが、証拠を皇帝に渡しても結果は同じことだという。
「信じてくれ」
「そうね…分かったわ」
茗薇は十三皇子に失望し、帰ってしまう。

茗薇は道すがら誰かに狙われている気がした。
早足で御花園を通り抜けようとする茗薇、すると突然、十四皇子が現れる。
十四皇子は九兄もしくは皇太子の配下に狙われていると教え、こんな時に宮中を歩き回れる肝の太さに感心した。
「君が″持つもの″は命綱にもなるが、命取りにもなるんだぞ?」
「…私はお二人に助けられたけれど、小魚は何もできずに死んでしまった…」
すると十四皇子は証拠を皇帝に直接、渡すか、あるいは誰かを信じて託すしかないと助言した。
九皇子とは同じ八皇子派だが、無実の者を陥れて娘を殺した九皇子はあまりに卑劣、十四皇子は懲らしめてやりたいという。
「信じられないか?…それが正しい、宮中で信じられるのは自分だけだ、小薇、よく考えるんだな」
十四皇子は帰ろうとしたが、茗薇はもはや頼れるのは十四皇子だけしかいないと焦った。
「十四爺、失礼を承知でお願いします」
「見返りは?」
十四皇子は茗薇にじりじり迫り、急に顔を近づける。
驚いた茗薇は思わず顔を背けると、十四皇子は失笑して後ろへ下がった。
「明日、御花園の菊花鑑賞会へ来い、私が手引きしよう」
そんな2人の取引を築山の上から十三皇子が見ていた。



十三皇子は八皇子派の行動を四兄に報告した。
しかし四皇子は動いているのが十四弟ならむしろ茗薇は安全だという。
何より小魚の事件は今や宮中の噂、また死人が出れば皇帝が黙っていないだろう。
すると十三皇子はしみじみ面白い秀女だと言った。
「彼女は宮中の怖さを知りせん
 ですがたとえ皇阿瑪に証拠が渡っても、九哥が命まで取られることはないと分かっている
 ただ小魚姑娘のために訴えたいのです」
「厚い情と責任感でか弱い娘が皇子の罪を暴こうとするとは…
 小薇姑娘は確かに他とは違うな、見所がある」
四皇子は″命知らずの十三爺″が一目置く茗薇という娘に興味が湧いた。
ただ宮中では人を見極める目が必要だと考え、後々のために挫折を経験させるのも一計だという。

十三皇子は儲秀宮に茗薇を訪ねた。
そこで十四皇子が証拠欲しさに茗薇を騙していると教えたが、茗薇は聞く耳を持たない。
「皇室の体面を気にするあなたとは大違いよ!」
するとその時、茗薇の脳裏に急に灯籠の記憶が蘇った。
灯籠のそばには背の高い男の影が…。
「…灯籠?」
「灯籠が何だ?」
十三皇子は茗薇の説得をあきらめ、ともかくお手並み拝見と決め込んだ。

その夜、四皇子と十三皇子は皇太子のために策を練った。
十三皇子は茗薇が自分ではなく十四弟を信じたことに傷ついていたが、ある妙案を思いつく。
「太子はすでに罪を悔いている、敵の裏をかくんだ、これなら小薇が何をしても大丈夫です」

翌日、茗薇は太監に変装し、こっそり房間を出た。
するとちょうど茗薇に会いに来た小春と回廊で出くわす。
「さっき内務府で小耳に挟んだの、小魚の家族に沙汰が…明日、全員斬首よ」
小春は助けられるのは茗薇しかいないと励まし、見送った。

十四皇子は茗薇を連れて御花園にやって来た。
しかし警備が厳重な上、八皇子まで現れ警戒している。
十四皇子は慌てて茗薇を物陰に隠し、早く逃げるよう助言した。
仕方なく茗薇は証拠を十四皇子に託し、皇帝に渡してほしいと懇願する。
「今はあなたしか信じられない…」
「…私など信じるな」
「でも小魚の家族の無実を証明しないと、小魚は無駄死にになる」
すると十四皇子は了承し、証拠を受け取って庭園に入った。

待ち伏せしていた十三皇子が引き返して来た茗薇の前に現れた。
「そう簡単に事が運ぶとでも?」
「何よ、負け惜しみ?幼稚ね!」
「どっちが幼稚だ、小娘め」
十三皇子はいきなり茗薇の手をつかみ、御花園の入り口へ戻った。
するとさっきまで大勢いた侍衛が1人もいない。
「欲しい物が手に入れば警備は必要ないからな」
「十四爺が嘘を?」
十三皇子は自分の目で真実を確かめるよう、茗薇を鑑賞会の会場が見える涼亭へ連れて行った。

茗薇は八皇子が皇帝に証拠を献上する様子を目の当たりにした。
八皇子一派は皇太子ひとりに罪をなすりつけるため、十四皇子が茗薇から証拠を手に入れ、九皇子の名前を消した偽物の証拠を渡したのだろう。
すると十四皇子も窓から涼亭に立つ茗薇の姿に気づいた。
十四皇子は茗薇の冷たい視線に耐えられず、思わずうつむいてしまう。
しかしこの証拠が仇になった。
皇帝は九皇子が救済金を着服した上、証拠を奪うために人を殺めたことまで知っていたが、さらにそれを隠して皇太子に罪を押し付けようとしたと激怒する。
こうして九皇子は俸禄2年分の没収と蟄居(チッキョ)謹慎となり、また関わった役人たちも厳罰に処されることになった。

茗薇は十四皇子を信じた自分の馬鹿さ加減に腹を立てていた。
十三皇子はこれも宮中で生き延びるための勉強だと励ましたが、茗薇の失望は大きい。
皇子ともあろう者が民の命を虫けら以下に扱い、人を騙すのも平気とは…。
「…阿哥は誰も信じられない!」
「騙していないのに私まで悪人扱いか?君には誠実に接している、そうだろう?」
茗薇は確かにその通りだと納得し、急に照れ臭くなって帰って行った。

皇太子は四弟と十三弟の助言で事前に罪を申し出ていた。
自ら過ちを認めた皇太子は着服した全額の返還と俸禄1年分を救済金に回すことで廃位を逃れる。
すると皇帝は老四に皇太子を補佐するよう命じた。

十四皇子が茗薇を待ち伏せしていた。
確かに十四皇子は自分を含め誰も信じるなと警告していたが、茗薇は怒りがおさまらない。
「あなたに良心はあるの?!小魚は九爺の指図で殺されたのよ?
 家族を救おうとした小魚の無念を想像できない?どうして人殺しをかばおうとするの?」
「宮中で生きるためには手段など選べない」
「聞きたくない、宮中に善人はいないのね…十四爺、恥ずかしいと思わないの?!
 …もういいわ」
茗薇は話しても無駄だと諦めたが、十四皇子に急に腕をつかまれ、連れて行かれてしまう。

十四皇子は庭園の木に九兄を縛り付けていた。
そこで短刀を茗薇に渡し、小魚の敵を討てという。
茗薇は短刀を構えて九皇子に迫ったが、結局、刺さずに十四皇子に返した。
「もう騙されない、こんなの茶番だわ、どうせ殺させる気などないくせに…
 良い人ぶって罪滅ぼしのつもり?」
「他意はない、君のためにと…」
「私のため?十四爺の思い違いよ、私の要求は暴力で暴力を制すことじゃない(以暴制暴)
 あなたたち皇子の良心よ!」

茗薇が帰ると十四皇子は九兄を解放した。
九皇子は兄を侮辱したとつかみかかり、たかが秀女など何人、死のうが構わないと暴言を吐く。
激怒した十四皇子は思わず九兄を蹴り飛ばすと、九皇子は池に落下した。
「過ちさえ認めない恥さらしめっ!」
そこへわざとらしく十三皇子が通りかかったが、九兄を助けずに行ってしまう。

茗薇はひとり小魚を弔った。
結局、小魚の家族を助けられず、自分の無力さを痛感する。
「この宮中では正義は通らないの?良心のかけらもなく、あるのは策略だけ?」
茗薇は何ともむなしくなり、最後に小魚がくれた香袋も燃やしてしまう。



意気消沈した茗薇はぼんやり池を眺めていた。
そこへ十三皇子が現れ、林檎を差し出す。
茗薇は林檎を食べる気分ではなかったが、十三皇子は小魚の家族からだと教えた。
実は小魚の遺体を引き取りに来た家族から″恩人に渡してくれ″と頼まれたという。
潔白が証明された小魚の父と兄はすでに釈放され、皇帝の命で復職も許されていた。
茗薇は小魚の願いが叶ったと知って喜び、ようやく笑顔が戻る。
「君が十四に証拠を渡すずっと前から 四哥はこの案件の再調査を命じていたのさ
 …確かに宮中には不公平なことも多い、だが信頼できる者もいる
 善人と悪人の見極め方を今後じっくり学ぶといい」
「…宮中に善人はいないわ」
「そうか?そうだ、誰かが言ってたな~私の要求は皇子の良心だって…
 宮中にいるのは冷酷な者だけとは限らないぞ?」
「見てたのね?」
「いいや、そんなことを言う者がいただけだ」
十三皇子は自分が守ってやると言い寄ったが、茗薇から自分たちの相性は最悪だと軽くあしらわれてしまう。

つづく


(^ꇴ^)小薇の旗袍の刺繍が素敵~
相変わらず雑な感じですが、細かいことは気にせず突き進みます(๑•̀ㅂ•́)و✧





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最終更新日  2021.02.25 21:10:24
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