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第3話「霊灯の在りか」

妖魔を封印することができる法器・霊灯(レイトウ)は香取(コウシュ)山にあった。
山主は洞窟にこもって灯火修行をしていたが、その夜、ふらりと傅九雲(フキュウウン)が現れる。
「九雲、次の灯火修行の時は外で守っていなくてもよい、霊力の吸収は節度を守っている
 お前の師父のように行き過ぎることはない」
「だが今は慎重になったほうが良い…まもなく白河(ハクガ)龍王が訪ねて来る」
霊灯のお陰で霊力が増した山主は白河龍王など歯牙にも掛けていなかったが、確かに来訪する真の目的によっては厄介なことになる。
ともかく山主は九雲の身体に霊力を注いでやった。

「九雲よ、お前の霊灯は素晴らしい
 私が霊灯の霊力を吸収するのは、お前の体内の2つのものを封印するためだ」
「山主は仙界でも屈指の封印大師、山主の封印がなければ私はとうに死んでいる」
その時、山主は誰かが結界を破ったと分かった。
九雲は恐らくあの覃川(タンセン)だと気づき、すぐ飛び出して行く。
まさか向こうから飛び込んで来るとは好都合だ。



覃川の正体は驪(リ)国の帝女・燕燕(エンエン)だった。
あの夜、亡国の恨みを晴らすと決意した燕燕は師匠から法術を授かり、霊灯の在りかを記した香取山の地図を受け取る。
しかし香取山で本当の姿を見せてはならなかった。
すると師匠が燕燕を座らせ、髪を梳きながら新しい名を授けてくれる。
実は今年が燕燕の笄礼(ケイレイ)の年、驪国の女子はかんざしを挿す年に年長者から本当の名前をもらうしきたりだ。

老先生は最後にかんざしを挿すと、燕燕の顔を阿満(アマン)に変えた。

こうして新しく生まれ変わった覃川はついに雑用係として香取山へ潜り込むことに成功、早速、地図を頼りに岩山へやって来た。
しかし結界に阻まれ、入ることができない。
そこで覃川は白紙術で白虎を招喚、無事に岩山へ入った。
↓猫猫(マオマオ)



身の危険を感じた覃川はこっそり腰巾着から針を取り出すと、振り向きざまに九雲の肩に突き刺してしまう。
「そなたがどこにいても…見つけてみせ…る…ゥッ」
九雲はそこでばったり倒れた。

翌日から覃川の行く先々に九雲が現れるようになった。
九雲に翻弄されながらも機転を利かせてあしらう覃川、すると偶然、桂花が仙人たちの嫌いな匂いだと知る。
そこでその朝、覃川はわざと髪に桂花油を塗りたくり、仕事へ出かけた。

仕事場の花畑で九雲が待っていた。
しかし九雲は桂花油に全く反応を見せず、涼しい顔で覃川の髪に花を挿す。
覃川は軽薄な九雲を牽制するため、実は愛する幼なじみがいると言った。
香取山の雑用係になったのも、16歳の時に仙人になる修行に出たまま行方知れずになった幼なじみを探すためだという。
(^ꇴ^)b<彼は…姓は豆(トウ)、名も豆(トウ)、豆豆哥です
( ತ _ತ)<幼なじみ?で、何だって?
( 」゚ロ゚)」<だから~″どーどーぐぁー″です!
「私の名は豆豆じゃないぞーっ!」
その声は覃川の許嫁・二萌(ジホウ)だった。



二萌は覃川が自分の名前を間違えたと気づいて走って来た。
しかし動揺した覃川が帰れと命じると、素直に仕事に戻ってくれる。
まさか九雲が自分の正体を知っているとは思わず、覃川は本当に愛する人は豆豆だけだと言い張った。
するとさすがに痺れを切らした九雲が覃川に刺された針を返す。
驚いた覃川は咄嗟にその場にひざまずき、命乞いした。
実は父から武術を少し学んでおり、針と針に塗った麻酔薬は護身用だという。
「やむを得ず使ったのです、九雲大人(ダーレン)を痴漢と勘違いして…これも純潔を守るためです!
 それに大人は身体がお強いでしょう?あの麻酔は普通の人なら耐えられないけど~
 お元気そうで~オホホホ~」
「なら本当に豆豆哥のためのようだな?
 …立ちなさい、小川よ、桂花油を塗りたくっても美女にはなれないぞ?ん?」
すると九雲は小賢しい覃川のほおをつねって帰って行った。

覃川は九雲から解放され、再び霊灯探しに戻った。
すると偶然、弟子たちが九雲の指示で裏山の結界を増やしていると小耳に挟む。
覃川は弟子たちに見つからないよう気をつけたが、知らず知らずのうちに禁地に入っていた。

覃川は山の奥で巨大な鏡を発見した。
そこへ偶然、見知らぬ侍女が通りかかり、気まずい2人は互いに道に迷ったと取り繕う。
しかし鏡に2人の正体、燕燕とタツノオトシゴが映し出された。
2人は互いの正体に気づいて対峙したが、侵入者に気づいたツルが2人に襲いかかる。
すると覃川はタツノオトシゴなら白河龍王の間者だと気づき、自分も龍王の弟子だと嘘をついた。
「とにかくこの鏡を割らないと!」
侍女は咄嗟に短剣を投げて鏡にヒビを入れたが、その隙に覃川が腕をつかみ、侍女を思い切り鏡に投げ飛ばしてしまう。

裏山の騒ぎに気付いて弟子たちが集まって来た。
覃川は道に迷い、侍女を見かけて道を聞こうとしたところ、鏡に真の姿が映ったと涙ながらに訴える。
確かに覃川のそばにはタツノオトシゴが倒れていた。
弟子たちは白河龍王の間者だと警戒したが、そこへ九雲がやって来る。
すると九雲は山主が閉関しているため自分に任せるよう伝え、弟子たちを解散させた。
そこで覃川もどさくさに紛れて帰ろうとしたが、九雲に止められてしまう。
|ω・`)oO(oops!ヤバい…
(  ̄꒳ ̄)<何がヤバいんだ?

覃川は何も知らないと訴え、タツノオトシゴがひとりで鏡を割ったと嘘をついた。
しかしどちらか1人の力でこの鏡陣を破れるはずもなく、九雲は侍女と協力して鏡を壊した後、覃川が背後から侍女を襲ったのだと気づく。
そこで不意を突いて覃川を抱き寄せ、全て見透かすように耳元でささやいた。
「嘘つきめ、言い訳はできぬぞ…このツルは万宝(バンホウ)閣に侵入する者に絡みつく」
九雲は短刀で切り落とされたツルから桂花油の匂いがすると確認し、かすめ取った折り紙を見せた。
「白紙仙術だな?これで何をするつもりだ?…自分で出すか?それとも私が探そうか?」
追い詰められた覃川は仕方なく外衣を脱ぐと、懐に隠していた折り紙が転がり落ちた。
「折り紙もしてはいけないんですか?!うさぎは娘(ニャン)からもらったんです!」
九雲は知らぬ存ぜぬを貫く覃川に実力行使、万宝閣に入れず残念だろうと言いながら覃川の頬に手を伸ばした。
驚いた覃川は咄嗟に短剣を自分の首に突きつけ、想い人がいると抵抗する。
「そなたの話は嘘ばかりだな、この山に豆豆などいない」
「罪を着せられ、貞操も守れないなら死にます!」
しかし嘘だと知っている九雲は止めてくれない。
覃川は何度も腹を刺そうとしたが、無駄だった。
「私への嫌がらせなのか?その三文芝居は…」
すると九雲は急に馬鹿馬鹿しくなって帰って行った。

九雲は居所に戻ると湯殿を準備した。
「お前はついてなかったな…」
九雲は湯殿に″白月星雲鏡(ハクゲツセイウンキョウ)″の破片を浸けると、しばらくして鏡は人形(ヒトガタ)になった。
すると鏡はきれいな娘を見たという。

翌朝、覃川が天上池で水をくんでいると、偶然、青青(セイセイ)と九雲が通りかかった。
すると青青が昨日の裏山の娘だと気づき、わざわざ声をかけて覃川の証言など信じていないと迫る。
九雲は自分の調べで問題はなかったと助け船を出したが、青青いわくこれは戒めだという。
「使用人の身で勝手なまねをしたら、3日間、死体をさらしてやるわよ」
青青はどうやら禁地に入った覃川を警戒しているようだった。

覃川は梯子に登り、中庭の大木の葉を選別していた。
すると後ろの涼亭に陣取った九雲が急に声をかける。
「言ってみろ?ここに来た目的を…」
「目的なんてありませんよ~もう勘弁してください」
「狼少年(小騙子)?もはや疑っているのは私だけではないぞ?」
「なら放っておいてください、どうせ死体をさらされるだけですから…」
「ふん、目的を聞き出すまで手を引かないぞ?」
|ω-`)oO(チッ!狗屁(クソ)仙人め…妖魔の退治もせず山に隠れてるだけで崇められちゃって、世間では隠者なんて言われてるけど、鏡でその顔を良く見てみろっつーの
すると覃川はイライラして木の葉に八つ当たりした。
「切ってやる!(チョキン!)こっちも!」

九雲が急に静かになった。
そこで覃川は振り返って後ろの涼亭を確認したが、九雲の姿はない。
その時、うっかり腰巾着から銅鏡を落とし、ちょうど梯子の真下にいた九雲が拾った。
「この銅鏡は?」
「はっ!私のーっ!」
不意打ちされた覃川は下をのぞき込んだ拍子に足を踏み外し、落下してしまう。
しかし九雲が見事に覃川を抱き留め、難を逃れた。

「九雲大人は人を抱くのが本当に好きですね(棒)」
すると九雲は急に手を離し、覃川はそのまま地面に落ちてしまう。
「顔に擦り傷があるぞ?ほら?」
九雲は銅鏡で頬の傷を見せると、鏡が気に入ったので助けた礼にもらうと言った。
驚いた覃川は母からもらったので返してくれと頼んだが、九雲はまた母かと呆れる。
「なぜかこの銅鏡は…まるで…」
そこへ二萌が現れ、話は途中で終わった。
「ご亭主が来たなら私は失礼しよう」
九雲は覃川の手に薬瓶を握らせて帰って行った。

九雲がくれた薬は″芝草玉露膏(シソウギョクロコウ)″だった。
小瓶に巻きついていた紙片には、4刻のうちに塗れば傷が消えるとある。
ただし注意書きがあった。
実は仙術を施した妙薬のため、下記の護符を患部に書かねばならないという。
それは…。

つづく





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最終更新日  2021.04.18 22:14:13
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